JPH07132112A - 風呂ユニット - Google Patents

風呂ユニット

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JPH07132112A
JPH07132112A JP5280820A JP28082093A JPH07132112A JP H07132112 A JPH07132112 A JP H07132112A JP 5280820 A JP5280820 A JP 5280820A JP 28082093 A JP28082093 A JP 28082093A JP H07132112 A JPH07132112 A JP H07132112A
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hot water
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whirlpool
automatic hot
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Takayoshi Shimizu
孝悦 清水
Kotetsu Kanazawa
光哲 金沢
Hideaki Nagase
秀明 長瀬
Shinichi Ueda
信一 上田
Mutsufumi Takatsuka
睦文 高塚
Hisashi Miyawaki
久始 宮脇
Yoshihiro Zushi
良広 図子
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動給湯風呂装置とワールプール装置とを並
設して風呂ユニットを構成する場合にも、両装置の既存
の制御部分の構成をそのまま利用できるようにして、風
呂ユニットを構成する場合のコストダウンを図る。 【構成】 自動給湯風呂装置3とワールプール装置5の
各リモコン部72,76からの指令をそれぞれ入力し、
各指令の優先度に応じて自動給湯風呂制御部70とワー
ルプール制御部74の各制御動作を調整するインターフ
ェイス78を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽やカランへの給湯
や浴槽中の湯水の追い焚き等を行う自動給湯風呂装置
と、浴槽内の湯水を引き込んで気泡混じりのジェット流
として浴槽内に還流噴出させるワールプール装置とが並
設されてなる風呂ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】自動給湯風呂装置は、浴槽やカランへの
給湯や浴槽中の湯水の追い焚き等を行うことができ、ま
た、ワールプール装置は、浴槽内の湯水を引き込んで気
泡混じりのジェット流として再度浴槽内に還流噴出させ
ることで快適な入浴が楽しめるので、従来より、両者を
並設した構成の風呂ユニットが提供されている(たとえ
ば特開平4−190047号参照)。
【0003】この種の従来の風呂ユニットでは、自動給
湯風呂装置の追焚回路を、ワールプール装置の循環回路
の途中に接続し、さらに、この循環回路を浴槽に直結し
た構成が採られている。その理由は、各装置の回路を浴
槽にそれぞれ独立して取り付けたのでは、浴槽に多数の
配管接続口を形成する必要が生じて見栄えが悪くなるば
かりでなく、接続作業等の施工性も悪くなるためであ
る。
【0004】そして、この構成においては、風呂給湯を
行うために自動給湯風呂装置からワールプール装置の循
環回路を経由して浴槽中に湯水を落とし込む際に、ワー
ルプール装置の循環ポンプが稼働されたままであると、
循環ポンプで吐き出された湯水が自動給湯風呂装置の追
焚回路に流入して、この追焚回路に設けられた浴槽水位
検出用のセンサに加わるために、正確な浴槽水位を検出
することができなくなる。したがって、ワールプール装
置と自動給湯風呂装置とを使用する場合には、相互の動
作が競合するのを避ける上で、両装置を連係して制御す
ることが必要となる。
【0005】そのため、上記の風呂ユニットでは、図3
に示すように、自動給湯風呂装置とワールプール装置の
各本体部a,bに対して、単一のリモコン部cと制御部dと
をそれぞれ設け、リモコン部cから与えられる指令に基
づいて制御部dが自動給湯風呂装置とワールプール装置
の各本体部a,bの運転動作を相互に連係して制御するよ
うにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3に示した従来構成
のものでは、単一のリモコン部cで両装置の本体部a,b
を統括して制御できるので、風呂ユニットの制御部分
c,dの構成を簡略化できる利点がある。
【0007】しかしながら、このようなリモコン部cや
制御部dは、自動給湯風呂装置とワールプール装置を並
設した風呂ユニット専用のものとなるため、たとえば、
自動給湯風呂装置に対してワールプール装置をオプショ
ンとして後付けするような場合には、既存の自動給湯風
呂装置やワールプール装置のリモコン部や制御部を、図
3の構成の仕様に適合したものに取り換えるか、制御部
dの制御プログラムを全面的に変更する必要があり、自
動給湯風呂装置やワールプール装置の既存のリモコン部
や制御部をそのまま利用するかたち風呂ユニットを構成
することが困難である。つまり、装置の組み合わせに応
じた各専用のリモコン部や制御部を揃えて置く必要があ
り、余分なコストアップを強いられる。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、自動給湯風呂装置とワールプール装置とをそ
れぞれ独立した製品として取り扱えるとともに、両装置
を並設して風呂ユニットを構成する場合にも、両装置の
制御部分の構成をそのまま利用できるようにして、コス
トダウンを図るとともに装置の組み合わの自由度を高め
るようにすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
達成するために、自動給湯風呂装置とワールプール装置
とからなり、自動給湯風呂装置は、浴槽やカラン等への
給湯と浴槽内の湯水の追い焚きを行う本体部と、この本
体部の運転動作を制御する自動給湯風呂制御部と、この
自動給湯風呂制御部に各種の指令を与えるリモコン部と
を備え、ワールプール装置は、浴槽の湯水を引き込んで
気泡混じりのジェット流として再度浴槽に噴出する本体
部と、この本体部の運転動作を制御するワールプール制
御部と、このワールプール制御部に各種の指令を与える
リモコン部とを有している風呂ユニットにおいて、次の
構成を採る。
【0010】すなわち、本発明に係る風呂ユニットで
は、自動給湯風呂装置とワールプール装置の各リモコン
部からの指令をそれぞれ入力し、各指令の優先度に応じ
て自動給湯風呂制御部とワールプール制御部の各制御動
作を調整するインターフェイスを設けたことに特徴を有
する。
【0011】
【作用】上記構成において、自動給湯風呂装置とワール
プール装置の各リモコン部からは、各装置を運転動作す
るための指令がそれぞれ発せられるが、これらの指令は
インターフェイスに入力される。
【0012】インターフェイスは、両装置の各リモコン
部から与えられる指令の優先度に応じて自動給湯風呂制
御部とワールプール制御部の各制御動作を調整する。
【0013】このため、両装置を並設して風呂ユニット
を構成する場合にも、両装置の運転動作が競合して、制
御動作が不統一となるといった不具合が確実に防止され
る。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の実施例に係る風呂ユニット
の概略構成を示している。
【0015】同図において、符号1は風呂ユニットの全
体を示し、2は浴槽、3は自動給湯風呂装置、4は同装
置3の本体部、5はワールプール装置、6は同装置5の
本体部である。
【0016】自動給湯風呂装置3の本体部4は、浴槽2
やカラン8等へ給湯する給湯回路10と、浴槽2内の湯
水の追い焚きを行う追焚回路12と、両回路10,12
を連結する落とし込み回路14を備える。そして、給湯
回路10は、ガスバーナ16、熱交換器18、入水量検
出用の水量センサ20、入水温と出湯温の各検出用の温
度センサ22,24、および出湯温調節用のバイパス弁
26を備えて構成されている。また、追焚回路12は、
ガスバーナ28、熱交換器30、入水温検出用の温度セ
ンサ32、浴槽2の水位を検出する水圧センサ35、追
い焚きと風呂給湯の切り換え用の三方弁36、および循
環ポンプ37を備えて構成されている。さらに、落とし
込み回路14の途中には開閉弁38と上下水縁切用のホ
ッパ39とが設けられている。
【0017】一方、ワールプール装置5の本体部6は、
浴槽2の湯水を引き込んで再度浴槽2に噴出する循環回
路40を備え、この循環回路40の吐出口と吸込口には
噴気ノズル42とヘアキャッチャ44がそれぞれ取り付
けられている。また、循環回路40の途中には、循環ポ
ンプ46とこの循環回路40の湯水の一部を濾過する濾
過装置48とが設けられ、さらに、前記自動給湯風呂装
置3の追焚回路12が接続されている。また、噴気ノズ
ル42には、外気を吸入する空気配管50が接続され、
この空気配管50の途中には吸入空気量調節用の電磁弁
52と消音器54が接続されている。
【0018】なお、濾過装置48は、濾過器56、気水
分離タンク58、三方弁60,62等を備えて構成され
ている。
【0019】図2は、風呂ユニット1の制御システムの
構成を示すブロック図である。
【0020】自動給湯風呂装置3は、図1に示す本体部
4のガスバーナ16,28、弁26,36,38、循環
ポンプ37の各動作を制御する自動給湯風呂制御部70
と、この自動給湯風呂制御部70に各種の指令を与える
リモコン部72とを備え、また、ワールプール装置5
は、本体部6の循環ポンプ46、弁52,60,62の
動作を制御するワールプール制御部74と、このワール
プール制御部74に各種の指令を与えるリモコン部76
とを有する。
【0021】さらに、本例では、自動給湯風呂装置3側
に、自動給湯風呂装置3とワールプール装置5の各リモ
コン部72,76からの指令をそれぞれ入力し、各指令
の優先度に応じて自動給湯風呂制御部70とワールプー
ル制御部74の各制御動作を調整するインターフェイス
78が設けられている。
【0022】ここで、たとえば、浴槽2に湯張りを行う
風呂給湯モードでは、自動給湯風呂装置3の落とし込み
回路14の開閉弁38が開かれるるとともに、給湯回路
10のガスバーナ16が点火され、給湯回路10で加熱
された湯が、図1の破線矢印で示すように、落とし込み
回路14から追焚回路12の途中の三方弁36を経由し
てワールプール装置5の循環回路40に至り、その噴気
ノズル42から浴槽2内に吐出される。
【0023】また、浴槽2の湯水を追い焚きする風呂追
焚モードでは、自動給湯風呂装置3の追焚回路12の三
方弁36切り換えられるとともに、ガスバーナ28が点
火され、さらに循環ポンプ37が起動されることによ
り、図1の実線矢印で示すように、浴槽2から循環回路
40を経由して追焚回路12内に引き込まれた湯水が三
方弁36、循環ポンプ37を経由して熱交換器30で追
い焚きされた後、再びワールプール装置5の循環回路4
0に至り、その噴気ノズル42から浴槽2内に吐出され
る。
【0024】また、浴槽2の湯水を引き込んで気泡混じ
りのジェット流として再度浴槽2に噴出するジェット運
転モードでは、循環ポンプ46が起動されることによ
り、図1の実線矢印で示すように、浴槽1内の湯水が循
環回路40内に引き込まれ、その湯水の一部は濾過装置
48に分岐して濾過される一方、残りの湯水は、噴気ノ
ズル42から浴槽1へ還流される。この還流水によって
空気配管50内が負圧状態とされるため、空気配管50
を通じて吸入された空気が噴気ノズル42に供給され、
ここで還流水と空気とが混合されて泡沫状となり、浴槽
1内へジェット流として噴出される。
【0025】ところで、いま、たとえばワールプール装
置5のリモコン部76によって、ジェット運転モードの
指令が出されて上述したジェット運転が行われている場
合、このジェット運転の指令はワールプール制御部74
を経由して、インターフェイス78にも入力されて登録
される。
【0026】この状態で、次に、自動給湯風呂装置3の
リモコン部72から浴槽2に湯張りを行う風呂給湯モー
ドの指令が発せられた場合、その指令は、同様にインタ
ーフェイス78に入力される。
【0027】インターフェイス78は、先のジェット運
転モードの指令と今回の風呂給湯モードの指令とのいず
れの優先度が高いかを判定する。本例では、両モードの
場合は、後からの指令の優先度が高いと決めているの
で、インターフェイス78は、風呂給湯モードの指令を
自動給湯風呂制御部70に転送する一方、ワールプール
装置5のワールプール制御部74に対しては、運転停止
の指令を与える。
【0028】これにより、自動給湯風呂装置3の制御部
70は、風呂給湯モードの指令に基づいて本体部4を制
御して上述した風呂給湯運転を行う一方、ワールプール
装置5の制御部74は、先のジェット運転動作を停止す
る。そして、追焚回路12の水圧センサ35によって、
浴槽2中の湯水の水位が正確に検出され、その水位が予
め設定した水位に達したならば、風呂給湯が停止され
る。
【0029】逆に、自動給湯風呂装置3のリモコン部7
2から先に風呂給湯モードの指令が発せられて風呂給湯
が実行されている状態で、次に、ワールプール装置5の
リモコン部76からジェット運転モードの指令が発せら
れた場合、インターフェイス78は、先の風呂給湯モー
ドの指令と今回のジェット運転モードの指令とのいずれ
の優先度が高いかを判定する。本例では、両モードの場
合は、後からの指令の優先度が高いと決めているので、
インターフェイス78は、ジェット運転モードの指令を
ワールプール制御部74に転送する一方、自動給湯風呂
装置3の制御部70に対しては、運転停止の指令を与え
る。
【0030】これにより、ワールプール装置5の制御部
74は、ジェット運転モードの指令に基づいて本体部6
を制御して上述したジェット運転を行う一方、自動給湯
風呂装置3の制御部70は、先の風呂給湯動作を停止す
る。
【0031】また、たとえばワールプール装置5のリモ
コン部76によって、既にジェット運転モードの指令が
出されて上記のジェット運転が行われている状態で、次
に、自動給湯風呂装置3のリモコン部72から風呂追焚
モードの指令が発せられた場合、インターフェイス78
は、既に発せられているジェット運転モードの指令と今
回の風呂追焚モードの指令とのいずれの優先度が高いか
を判定する。その場合、本例では、予め両指令に関して
は優先度の高低がないようにしているので、両モードの
同時運転となる。すなわち、既にワールプール装置5で
行われているジェット運転を継続した状態で、自動給湯
風呂装置3が風呂の追い焚きを実行する。これは、先に
風呂追焚モードの指令が出された状態で、次にジェット
運転モードの指令が出された場合も同様である。そし
て、浴槽2の水温が設定温度に達したことが温度センサ
32で検出されたならば、風呂の追焚が停止される。
【0032】このように、インターフェイス78によっ
て各装置3,5のリモコン部72,76からの指令が調
整されるので、両装置3,5の運転動作が競合して、制
御動作が不統一となるといった不具合が確実に防止され
ることになる。
【0033】なお、上記の実施例では、インターフェイ
ス78を自動給湯風呂装置3側に設けた構成としたが、
ワールプール装置5側に設けてもよく、両装置3,5と
別個に独立して設けた構成とすることも可能である。ま
た、自動給湯風呂装置3の給湯回路10のみを使用して
カラン8等に給湯する一般給湯の場合には、ワールプー
ル装置5との直接の関連性がないので、インターフェイ
ス78は、両装置3,5間の調整は何等行わない。
【0034】
【発明の効果】本発明では、自動給湯風呂装置とワール
プール装置とを並設して風呂ユニットを構成する場合に
は、両装置の制御部分の構成をそのまま利用し、インタ
ーフェイス部を別途付加するだけで済むため、風呂ユニ
ットを構成する場合のコストダウンを図ることができ
る。また、インターフェイスを設けない場合には、自動
給湯風呂装置とワールプール装置とをそれぞれ独立した
製品として取り扱うことができるので、装置の組み合わ
の自由度が高まり、多様な要求に応える製品を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る風呂ユニットを構成する
自動給湯風呂装置とワールプール装置の本体部分の概略
を示す回路図である。
【図2】風呂ユニットの制御システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図3】従来の風呂ユニットの制御システムの構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1…風呂ユニット、2…浴槽、3…自動給湯風呂装置、
4…本体部、5…ワールプール装置、6…本体部、70
…自動給湯風呂制御部、72…リモコン部、74…ワー
ルプール制御部、76…リモコン部、78…インターフ
ェイス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 信一 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 高塚 睦文 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 宮脇 久始 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 図子 良広 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動給湯風呂装置とワールプール装置と
    からなり、自動給湯風呂装置は、浴槽やカラン等への給
    湯と浴槽内の湯水の追い焚きを行う本体部と、この本体
    部の運転動作を制御する自動給湯風呂制御部と、この自
    動給湯風呂制御部に各種の指令を与えるリモコン部とを
    備え、ワールプール装置は、浴槽の湯水を引き込んで気
    泡混じりのジェット流として再度浴槽に噴出する本体部
    と、この本体部の運転動作を制御するワールプール制御
    部と、このワールプール制御部に各種の指令を与えるリ
    モコン部とを有している風呂ユニットにおいて、 前記自動給湯風呂装置とワールプール装置の各リモコン
    部からの指令をそれぞれ入力し、各指令の優先度に応じ
    て自動給湯風呂制御部とワールプール制御部の各制御動
    作を調整するインターフェイスを設けたことを特徴とす
    る風呂ユニット。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01104286U (ja) * 1987-12-28 1989-07-13
JP3087156U (ja) * 2002-01-08 2002-07-19 アブドル ケリム アブドル ラザク 包装用ラップ

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