JPH07131874A - 通信端末用交換処理装置 - Google Patents

通信端末用交換処理装置

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JPH07131874A
JPH07131874A JP5274474A JP27447493A JPH07131874A JP H07131874 A JPH07131874 A JP H07131874A JP 5274474 A JP5274474 A JP 5274474A JP 27447493 A JP27447493 A JP 27447493A JP H07131874 A JPH07131874 A JP H07131874A
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kbps
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highway
bits
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JP5274474A
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Mikiko Ise
美紀子 伊勢
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Original Assignee
Sharp Corp
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 公衆網に接続されるディジタル通信端末にお
いて、デ−タ速度の異なるディジタル・デ−タを時分割
交換方式で交換する場合に、ハイウェイ上に構成ビット
数の異なるタイムスロットを設定して無駄のないデ−タ
交換を可能にしハイウェイを有効に利用し得る通信端末
用交換処理装置を提供することである。 【構成】 伝送速度が相互に異なる複数のディジタルデ
−タを受け取って受け取ったディジタルデ−タに応じた
デ−タビットを抽出し抽出したデ−タビットに基づいて
タイムスロットを生成するとともに生成したタイムスロ
ットを多重化して送出する多重化手段(2,4,6,
7,10,14,16)と、多重化手段(2,4,6,
7,10,14,16)から送出されたタイムスロット
を供給されるアドレス信号に応じて入れ換えて送出する
スイッチ手段(4、1,5,12)と、スイッチ手段
(4、1,5,12)から送出されたタイムスロットを
伝送速度別に多重分離して送出する多重分離手段(5、
3,8,9,11,15,17)とを含むことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信端末用交換処理装置
に係り、詳細には公衆網に接続されるディジタル通信端
末においてディジタル・デ−タを時分割交換方式で交換
する機能を有する通信端末用交換処理装置に係る。
【0002】
【従来の技術】図に基づいて従来の通信端末用交換処理
装置を説明する。
【0003】図4は従来の通信端末用交換処理装置を示
す構成図、図5は従来の他の通信端末用交換処理装置を
示す構成図、図6は32kbpsデ−タ×4チャネルと
64kbpsデ−タ×4チャネルとを8ビット構成のタ
イムスロットに多重化した場合の例を示す図である。
【0004】図4において、25はスイッチ、26は多
重化部、27は多重分離部、28は入力PCMハイウェ
イ、29は出力PCMハイウェイ、30はnチャネルの
64kbps入力デ−タ線、31はnチャネルの64k
bps出力デ−タ線、32はアドレス信号線、33は交
換処理装置である。
【0005】交換処理装置33は入力PCMハイウェイ
28上のタイムスロットを入れ換えて出力PCMハイウ
ェイ29に送出するスイッチ25と、そのスイッチ25
に入力PCMハイウェイ28上のタイムスロットを出力
PCMハイウェイ29上のどのタイムスロットに出力す
るかという宛先(アドレス)を示すアドレス信号線32
と、64kbps入力デ−タ線30から入力されるデ−
タを多重化して入力PCMハイウェイ28に送出する多
重化部26と、出力PCMハイウェイ29のデ−タを多
重分離しして出力デ−タ線31に送出する多重分離部2
7を含み、入力PCMハイウェイ28と出力PCMハイ
ウェイ29とは1フレ−ムが125μsでそれぞれ8ビ
ットからなるn個のタイムスロットから構成されてい
る。
【0006】ディジタル通信端末における64kbps
デ−タの交換処理は以下のように行われる。64kbp
s入力デ−タ線30からn(n≧2)チャネルの64k
bpsのデ−タが交換処理装置33の多重化部26に入
力され、n多重化されて入力PCMハイウェイ28に送
出される。スイッチ25は入力された入力PCMハイウ
ェイ28のタイムスロットを、アドレス信号線32より
与えられるアドレスにしたがって入れ換え、出力PCM
ハイウェイ29に送出する。出力PCMハイウェイ29
のデ−タは多重分離部27に入力され、nチャネルの6
4kbpsデ−タに多重分離されたのち、nチャネルの
64kbps出力デ−タ線31へ送出される。
【0007】ここで入出力されるデ−タに64kbps
以外のデ−タ速度のものが混在する場合を考える。例え
ば、32kbpsのデ−タを入出力する場合は、一度6
4kbpsに速度変換して速度を合わせてから本来8ビ
ット用意されているタイムスロットに半分の4ビットを
のせて交換したのち、必要なデ−タだけを取り出して再
び32kbpsに速度変換するという手順を踏まなけれ
ばならない。
【0008】n1 チャネルの32kbpsとn2 チャネ
ルの64kbpsのデ−タの交換処理を行う場合(n=
1 +n2 )を図5に基づいて説明する。
【0009】図5中、図4と共通の番号は図4の構成と
同じ機能を有する構成を示し、34は64kbps(8
ビット)デ−タから実際のデ−タ(4ビット)を抽出す
るデ−タ抽出部、35は32kbpsデ−タを64kb
psの速度に合わせる32kbps/64kbps速度
変換部、36は64kbpsデ−タから32kbpsデ
−タに変換する64kbps/32kbps速度変換
部、37はn1 チャネルの32kbps入力デ−タ線、
38はn1 チャネルの32kbps出力デ−タ線であ
る。
【0010】32kbps入力デ−タ線37から32k
bps/64kbps速度変換部35にn1 (2≦n1
≦n)チャネルの32kbpsのデ−タが入力され、6
4kbpsに速度を合わせて64kbps入力デ−タ線
30に送出される。n1 チャネルの4ビットデ−タとn
2 チャネルの8ビットデ−タとを合わせたnチャネルの
64kbps入力デ−タ線30のデ−タは交換処理装置
33の多重化部26に入力される。多重化部26は入力
されたデ−タをn多重化し、入力PCMハイウェイ28
に送出する。このとき、入力PCMハイウェイ28上の
タイムスロットは8ビット構成である。スイッチ25は
入力された入力PCMハイウェイ28のタイムスロット
を、アドレス信号線32より与えられるアドレスにした
がって入れ換え、出力PCMハイウェイ29に送出す
る。出力PCMハイウェイ29のデ−タは多重分離部2
7に入力され、nチャネルの64kbpsデ−タに多重
分離されてのち、nチャネルの64kbps出力デ−タ
線31へ送出される。このうち、4ビットデ−タである
1 チャネルの各デ−タから、デ−タ抽出部34によっ
て必要な4ビットデ−タが抽出され、64kbps/3
2kbps速度変換部36で変換されて後、n1 チャネ
ルの32kbps出力デ−タ線38に送出される。
【0011】図6(a)にはn1 =4(8ビットデ−タ
部のTS0〜TS3はそれぞれ8ビットデ−タ)、n2
=4(4ビットデ−タ部のTS4〜TS7はそれぞれ4
ビットデ−タ)の場合のPCMハイウェイのタイムスロ
ット構成の1例(TS0〜TS3は64kbps、TS
4〜TS7は32kbpsの場合)が示されている。1
フレ−ムは125μs、64ビットからなり、8ビット
×8タイムスロット構成である(PCMハイウェイのク
ロック周波数は512KHz)。図6(b)は8ビット
デ−タ(1タイムスロットは8ビット)を示し、図6
(c)は4ビットデ−タ(1タイムスロットは8ビッ
ト)を示している。なお、図6(b)、図6(c)中、
DB(縦線部)はデ−タビット、BB(空白部)は未使
用ビットを示す。
【0012】32kbpsの場合1デ−タは4ビットで
あるため、TS4〜TS7では8ビットのうち実際のデ
−タは4ビットであり、各タイムスロットのうち未使用
の4ビット分は利用されない。したがって、上記のよう
に8ビット未満のデ−タを8ビットデ−タとして交換処
理を行う方法では、64kbps以外のデ−タ速度が混
在する場合、PCMハイウェイを有効に利用することが
できず、また交換処理を行った後、必要なデ−タと不要
なデ−タとを分離しなければならなかった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述のように従来のデ
ィジタル通信端末の交換処理回路の入出力は64kbp
s(125μs当り8ビット)のデ−タであるので、デ
−タ速度の異なるデ−タ、例えば32kbpsのデ−タ
が混在している場合の交換処理を行うためには、32k
bpsデ−タは速度変換されて64kbpsのデ−タと
同様に扱われる。しかし、交換処理回路が扱う125μ
s当り8ビットのうち実際のデ−タはその半分の4ビッ
トだけで残りの4ビット分は無駄となりハイウェイを有
効に利用できないという問題があった。
【0014】例えば外線にISDN回線を有するディジ
タルコ−ドレス電話の場合、内線は32kbps、外線
は64kbpsというように速度が異なる。従来の回路
では32kbpsを速度変換し、64kbpsのデ−タ
のように扱って交換処理するがこのデ−タを多重化した
ハイウェイにおいては、本来8ビット構成のタイムスロ
ットに8ビット未満のデ−タをのせるため、実際のデ−
タビット数は少ないのに全てのデ−タが64kbpsの
場合と同じ多重度しか得られず、ハイウェイの有効利用
ができなかった。また、交換処理の後、必要なデ−タビ
ットと不必要なデ−タビットとを分離する回路が必要で
あった。
【0015】32kbps×4チャネルと64kbps
×4チャネルのデ−タを従来の8ビット構成×8タイム
スロットのハイウェイにのせた場合のフレ−ム構成の1
例を示した図6(a)、図6(c)に示されるように図
6(a)のTS4〜TS7の4つのタイムスロットでは
半分の4ビット分しか使用せず、残りの4ビット×4チ
ャネル、すなわち1フレ−ム当たり16ビットが無駄に
なっている。
【0016】本発明の目的は、公衆網に接続されるディ
ジタル通信端末において、デ−タ速度の異なるディジタ
ル・デ−タを時分割交換方式で交換する場合に、ハイウ
ェイ上に構成ビット数の異なるタイムスロットを設定し
て無駄のないデ−タ交換を可能にしハイウェイを有効に
利用し得る通信端末用交換処理装置を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】伝送速度が相互に異なる
複数のディジタルデ−タ群を受け取って受け取ったディ
ジタルデ−タに応じたデ−タビットを抽出し抽出したデ
−タビットに基づいてタイムスロットを生成するととも
に生成したタイムスロットを多重化して送出する多重化
手段と、多重化手段から送出されたタイムスロットを供
給されるアドレス信号に応じて入れ換えて送出するスイ
ッチ手段と、スイッチ手段から送出されたタイムスロッ
トを伝送速度別に多重分離して送出する多重分離手段と
を含むことを特徴とする。
【0018】
【作用】多重化手段は伝送速度が相互に異なる複数のデ
ィジタルデ−タ群を受け取って受け取ったディジタルデ
−タに応じたデ−タビットを抽出し抽出したデ−タビッ
トに基づいてタイムスロットを生成するとともに生成し
たタイムスロットを多重化して送出し、スイッチ手段は
多重化手段から送出されたタイムスロットを供給される
アドレス信号に応じて入れ換えて送出し、多重分離手段
はスイッチ手段から送出されたタイムスロットを伝送速
度別に多重分離して送出するので、異なる速度のディジ
タルデ−タの交換処理を行うときに扱うデ−タビットに
適したタイムスロットを任意に構成できるため、ハイウ
ェイを有効に利用し得、また扱うデ−タはすべて実際の
ディジタルデ−タであるため、多重分離するときに必要
なディジタルデ−タだけを抽出するという手間を不要に
し得る。
【0019】
【実施例】本発明の通信端末用交換処理装置の実施例を
図を参照して説明する。
【0020】本発明の実施例は、ディジタル通信端末に
おいて、複数のデ−タ入力線とそのデ−タを多重化して
入力ハイウェイへ送出する多重化部と、入力ハイウェイ
と、アドレス信号線より与えられたアドレスにしたがっ
て入力ハイウェイ上のタイムスロットを入れ換えて出力
ハイウェイ上に送出するスイッチと、出力ハイウェイ
と、出力ハイウェイのデ−タを多重分離して複数の出力
デ−タとして送出する多重分離部と、複数の出力デ−タ
線と、多重化部が多重化を行うときにハイウェイ上に適
切なビット構成のタイムスロットを生成するために必要
な入力TS構成信号線と、多重分離部が多重分離を行う
ときにハイウェイ上のタイムスロットのビット構成を確
認するために必要な出力TS構成信号線とを含むことを
特徴とする。
【0021】すなわち、ディジタル通信端末において、
複数のデ−タ入力線と、そのデ−タを多重化して入力ハ
イウェイへ送出する多重化部と、入力ハイウェイと、ア
ドレス信号線より与えられたアドレスにしたがって入力
ハイウェイ上のタイムスロットを入れ換えて出力ハイウ
ェイ上に送出するスイッチと、出力ハイウェイと、出力
ハイウェイのデ−タを多重分離して複数の出力デ−タと
して送出する多重分離部と、複数の出力デ−タ線とを含
み、特に多重化部は入力TS構成信号にしたがってハイ
ウェイ上に任意のビット数のタイムスロットを生成し、
また多重分離部は出力TS構成信号にしたがってそれぞ
れのタイムスロットのビット数を認識する機能を有する
ことを特徴とするものである。
【0022】以下実施例を詳細に説明する。
【0023】図1は本発明の通信端末用交換処理装置の
実施例を示す構成図、図2は本発明の通信端末用交換処
理装置の実施例において32kbpsデ−タ×4チャネ
ルと64kbpsデ−タ×4チャネルとをそれぞれのデ
−タビット数に適したタイムスロットにのせた場合の例
を示す図、図3は本発明の通信端末用交換処理装置の他
の実施例を示す構成図である。
【0024】図1において、1はスイッチ、2は多重化
部、3は多重分離部、4は入力ハイウェイ、5は出力ハ
イウェイ、6はm1 チャネルのJ1 ビット入力デ−タ
線、7はm2 チャネルのK2 kbps(J2 ビット)入
力デ−タ線、8はJ1 ビット出力デ−タ線、9はK2
bps(J2 ビット)出力デ−タ線、10は入力TS構
成信号線、11は出力TS構成信号線、12はアドレス
信号線、13は交換処理装置、14はK1 kbps/K
2 kbps速度変換部、15はK2 kbps/K1 kb
ps速度変換部、16はK1 kbps入力デ−タ線、1
7はK1 kbps出力デ−タ線である。多重化手段は多
重化部2、入力ハイウェイ4、m1 チャネルのJ1 ビッ
ト入力デ−タ線6、m2 チャネルのK2 kbps(J2
ビット)入力デ−タ線7、入力TS構成信号線10、K
1 kbps/K2 kbps速度変換部14、およびK1
kbps入力デ−タ線16により構成され、スイッチ手
段は入力ハイウェイ4、スイッチ1、出力ハイウェイ
5、およびアドレス信号線12から構成され、多重分離
手段は出力ハイウェイ5、多重分離部3、J1 ビット出
力デ−タ線8、K2 kbps(J2 ビット)出力デ−タ
線9、出力TS構成信号線11、K2 kbps/K1
bps速度変換部15、およびK1 kbps出力デ−タ
線17から構成されている。
【0025】入力ハイウェイ4と出力ハイウェイ5との
1フレ−ムは125μsで、任意のビット数を有するm
個のタイムスロットから構成される(m=m1 +m
2 )。また、J1,2 はそれぞれデ−タ速度K1,2 の1フ
レ−ム当たりのビット数(J=K/8)である。
【0026】速度の異なるデ−タが混在するとき、図1
に示される実施例による交換処理について以下の条件に
おいて説明する。
【0027】(1)入出力デ−タ線(各8チャネル) 32kbps×4チャネル+64kbps×4チャネル m1 =4、m2 =4、m=8、K1 =32(kbp
s)、K2 =64(kbps)、J1 =4(ビット)、
2 =8(ビット)とする。
【0028】(2)交換処理装置13の多重化部2にデ
−タを読み込むためのクロックを統一するため、32k
bpsのデ−タを64kbpsに速度変換(デ−タのク
ロック周波数を32kHzから64kHzに)してから
多重化する。
【0029】入出力ハイウェイのクロックは512kH
zとする。
【0030】まず32kbpsと64kbpsとのデ−
タの多重化について説明する。
【0031】4チャネルの32kbps入力デ−タ線1
6のデ−タは32kbps/64kbps速度変換部1
4により速度を64kbpsに変換され、J1 ビット入
力デ−タ線6を介して入力デ−タ線7の4チャネルの6
4kbps入力デ−タとともに多重化部2へ入力され
る。多重化部2はタイムスロットのビット構成を指定す
る入力TS構成部10の信号にしたがって、必要なデ−
タビットだけを抽出し、それぞれのデ−タに適したビッ
ト数のタイムスロットを生成して、多重化したデ−タを
入力ハイウェイ4に送出する。したがって、本実施例で
は入力ハイウェイ4は、4ビットのタイムスロットが4
個、8ビットのタイムスロットが4個になる。このとき
のハイウェイのタイムスロット構成例は図2に示される
通りである。 図2(a)はm1 =4(4ビットデ−タ
部のTS4〜TS7はそれぞれJ1=4ビットデ−
タ)、m2 =4(8ビットデ−タ部のTS0〜TS3は
それぞれJ2 =8ビットデ−タ)のPCMハイウェイの
タイムスロット構成の1例(TS0〜TS3の速度k2
=64kbps、TS4〜TS7の速度k1 =32kb
ps、16ビットデ−タ部のTS8は16ビット)の場
合が示されている。1フレ−ムは125μs、64ビッ
トである。図2(b)は8ビットデ−タ(1タイムスロ
ットが8ビット)、図2(c)は4ビットデ−タ(1タ
イムスロットが4ビット)、図2(d)は使用可能な1
6ビット(TS8)を示している。なお、図2(b)、
図2(c)、図2(d)中、DB(縦線部)はデ−タビ
ット、BB(空白部)は未使用ビットを示す。
【0032】従来の方法では、図6に示されたように3
2kbps×4チャネルと64kbps×4チャネルで
1フレ−ムがいっぱいになったが、本実施例によれば図
2(a)、図2(d)に示されるように1フレ−ムにま
だ16ビット分の空きがあり、更にデ−タを多重化する
ことができる。
【0033】次に多重化されたデ−タの交換と多重分離
について説明する。
【0034】スイッチ1は入力ハイウェイ4上のタイム
スロットを、アドレス信号線12より与えられたアドレ
スにしたがって交換し、出力ハイウェイ5に送出する。
多重分離部3は出力TS構成信号線11の信号により出
力ハイウェイ5上の信号により出力ハイウェイ5上の各
タイムスロットのビット構成を認識して多重分離し、J
1 ビット出力線8に4チャネルの4ビットデ−タを、J
2 ビット出力デ−タ線9に4チャネルの8ビットデ−タ
(64kbps)を送出する。4チャネルの4ビットデ
−タは64kbps/32kbps速度変換部15によ
り32kbpsに変換されて、4チャネルの32kbp
s出力デ−タ線17に送出される。
【0035】図1に示される本実施例の特徴は、交換処
理装置13の多重化部2、多重分離部3が多重化または
多重分離を行うときに、適切なビット構成のタイムスロ
ットを生成または認識するために必要なTS構成信号線
10、11を有する点にある。
【0036】図6と図2との比較により、従来例と本実
施例の違いについて説明する。
【0037】図6の従来例は1フレ−ムが64ビット構
成で1タイムスロットは8ビット、すなわち8ビット×
8タイムスロットに固定されているため、32kbps
デ−タであっても、タイムスロットの構成ビット数は変
わらず、8ビット分のタイムスロットに対して4ビット
のデ−タをのせることになる。64kbpsのデ−タ×
8タイムスロットのハイウェイであれば、デ−タ速度が
32kbpsや16kbpsであっても64kbpsに
変換し、8ビットのデ−タと同様に扱うため8多重まで
しかできない。図6において使用可能なビット数は1フ
レ−ム当たり64ビットであるのに、8ビットより少な
い(4ビット)デ−タがあるために実際は64ビット以
下のデ−タしか伝送できないという現象が起こる。32
kbps×4チャネル+64kbps×4チャネルの場
合、使用デ−タビット数は48ビットである。
【0038】図2のタイムスロット数の構成ビット数を
任意に設定可能な本実施例では32kbps×4チャネ
ル、64kbps×4チャネルというハイウェイを構成
した上に、16ビットの使用可能なビットが存在する。
この16ビットに他のデ−タを割り当てることができ、
1フレ−ム64ビットを有効に利用して従来例よりも多
重度を上げることが可能である。
【0039】次に他の実施例を図3を参照して説明す
る。
【0040】図3において、1はスイッチ、4は入力ハ
イウェイ、5は出力ハイウェイ、10は入力TS構成信
号線、11は出力TS構成信号線、12はアドレス信号
線、18は多重化部、19は多重分離部、20はデ−タ
入力線、21は出力デ−タ線、22は入力クロック指定
信号線、23は出力クロック指定信号線、24は交換処
理装置である。多重化手段は入力ハイウェイ4、入力T
S構成信号線10、多重化部18、デ−タ入力線20、
および入力クロック指定信号線22から構成され、スイ
ッチ手段は入力ハイウェイ4、スイッチ1、出力ハイウ
ェイ5、およびアドレス信号線12から構成され、多重
分離手段は出力ハイウェイ5、出力TS構成信号線1
1、多重分離部19、出力デ−タ線21、および出力ク
ロック指定信号線23から構成されている。なお、図1
と同一の番号を有する構成は図1の構成と同一の機能を
有している。
【0041】図3に示した他の実施例による交換処理に
ついて、前述の実施例と同様に4チャネルの32kbp
sデ−タと4チャネルの64kbpsデ−タを扱う場合
を例にして説明する。
【0042】前述の実施例と異なるのは、前述の実施例
が交換処理装置に入出力されるデ−タの速度は64kb
psであり、32kbpsのデ−タは交換処理装置13
に入力される前、あるいは出力された後に速度変換され
ているのに対し、他の実施例では32kbpsデ−タと
64kbpsデ−タは速度変換されることなく交換処理
装置24の多重化部18に直接入力され、また多重化部
18から出力されるデ−タはすでに32kbpsと64
kbpsであるので、交換処理装置24の外に速度変換
部を必要としないという点である。
【0043】交換処理装置24の多重化部18は、入力
クロック指定信号線22の信号にしたがって、入力デ−
タ線20から入力される4チャネルの32kbpsデ−
タと4チャネルの64kbpsデ−タをそれぞれの速度
に適したクロックで読み込み、入力TS構成信号線10
の信号にしたがって適したビット数のタイムスロットを
生成して多重化を行い、入力ハイウェイ4に送出する
(このときの入力ハイウェイの構成例は図2と同様であ
り、4ビットのタイムスロット4個と8ビットのタイム
スロット4個、さらに16ビット分の空きがある)。ス
イッチ1は入力ハイウェイ4上のタイムスロットを、ア
ドレス信号線12より与えられたアドレスにしたがって
交換し、出力ハイウェイ5に出力する。多重分離部19
は出力TS構成信号線11の信号により出力ハイウェイ
5上の各タイムスロットのビット構成を認識して多重分
離し、出力クロック指定信号線23の信号にしたがって
それぞれのデ−タ速度に適したクロックで32kbps
と64kbpsとのデ−タを出力デ−タ線21に送出す
る。
【0044】以上述べた2つの実施例について32kb
psと64kbpsとのデ−タの交換処理に関し例をあ
げて説明したが、これら2つの実施例は32kbpsと
64kbpsとの混在に限らず、時分割交換方式を用い
た速度の異なるデ−タが混在する場合のディジタル・デ
−タの交換処理に適用可能である。また上記の2つの実
施例では入出力デ−タ1本につき1チャネルのデ−タを
のせているが、複数チャネル分のデ−タがのっている場
合でも同様に適用可能である。入出力ハイウェイはそれ
ぞれ1本ずつだが、入出力ハイウェイがそれぞれ2本以
上のときでも同様に適用可能である。
【0045】
【発明の効果】多重化手段は伝送速度が相互に異なる複
数のディジタルデ−タ群を受け取って受け取ったディジ
タルデ−タに応じたデ−タビットを抽出し抽出したデ−
タビットに基づいてタイムスロットを生成するとともに
生成したタイムスロットを多重化して送出し、スイッチ
手段は多重化手段から送出されたタイムスロットを供給
されるアドレス信号に応じて入れ換えて送出し、多重分
離手段はスイッチ手段から送出されたタイムスロットを
伝送速度別に多重分離して送出するので、異なる速度の
ディジタルデ−タの交換処理を行うときに扱うデ−タビ
ットに適したタイムスロットを任意に構成できるため、
ハイウェイを有効に利用し得、また扱うデ−タはすべて
実際のディジタルデ−タであるため、多重分離するとき
に必要なディジタルデ−タだけを抽出するという手間を
不要にし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信端末用交換処理装置の実施例を示
す構成図である。
【図2】本発明の通信端末用交換処理装置の実施例にお
いて32kbpsデ−タ×4チャネルと64kbpsデ
−タ×4チャネルとをそれぞれのデ−タビット数に適し
たタイムスロットにのせた場合の例を示す図である。
【図3】本発明の通信端末用交換処理装置の他の実施例
を示す構成図である。
【図4】従来の通信端末用交換処理装置を示す構成図で
ある。
【図5】従来の他の通信端末用交換処理装置を示す構成
図である。
【図6】32kbpsデ−タ×4チャネルと64kbp
sデ−タ×4チャネルとを8ビット構成のタイムスロッ
トに多重化した場合の例を示す図である。
【符号の説明】
1、25 スイッチ 2、18、26 多重化部 3、19、27 多重分離部 4 入力ハイウェイ 5 出力ハイウェイ 6 J1 ビット入力デ−タ線 7 K2 kbps入力デ−タ線 8 J1 ビット出力デ−タ線 9 K2 kbps出力デ−タ線 10 入力TS構成信号線 11 出力TS構成信号線 12、32 アドレス信号線 13、24、33 交換処理装置 14 K1 kbps/K2 kbps速度変換部 15 K2 kbps/K1 kbps速度変換部 16 K1 kbps入力デ−タ線 17 K1 kbps出力デ−タ線 20 データ入力線 21 出力データ線 22 入力クロック指定信号線 23 出力クロック指定信号線 28 入力PCMハイウェイ 29 出力PCMハイウェイ 30 64kbps入力デ−タ線 31 64kbps出力デ−タ線 34 データ抽出部 35 32kbps/64kbps速度変換部 36 64kbps/32kbps速度変換部 37 32kbps入力データ線 38 32kbps出力データ線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送速度が相互に異なる複数のディジタ
    ルデ−タ群を受け取って受け取ったディジタルデ−タに
    応じたデ−タビットを抽出し抽出したデ−タビットに基
    づいてタイムスロットを生成するとともに生成したタイ
    ムスロットを多重化して送出する多重化手段と、 前記多重化手段から送出されたタイムスロットを供給さ
    れるアドレス信号に応じて入れ換えて送出するスイッチ
    手段と、 前記スイッチ手段から送出されたタイムスロットを伝送
    速度別に多重分離して送出する多重分離手段とを具備し
    てなることを特徴とする通信端末用交換処理装置。
JP5274474A 1993-11-02 1993-11-02 通信端末用交換処理装置 Pending JPH07131874A (ja)

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