JP2913994B2 - ディジタル電子交換機における音声圧縮伸長装置 - Google Patents

ディジタル電子交換機における音声圧縮伸長装置

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JP2913994B2 JP9888192A JP9888192A JP2913994B2 JP 2913994 B2 JP2913994 B2 JP 2913994B2 JP 9888192 A JP9888192 A JP 9888192A JP 9888192 A JP9888192 A JP 9888192A JP 2913994 B2 JP2913994 B2 JP 2913994B2
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雅人 藤岡
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は音声圧縮伸長装置に関し、特にデ
ィジタル電子交換機における音声圧縮伸長装置に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】図6はこの種の音声圧縮伸長装置とディジ
タル電子交換機との関係を示す概略システムブロック図
である。ディジタル電子交換機2は加入者電話機1と専
用線網8との間の交換機能を有している。この専用線網
8と交換機2との間は専用線インタフェース装置(標準
2Mbps インタフェース)3により相互接続されてい
る。
【0003】そして、交換機2と音声圧縮伸長装置(以
下、単に音声圧縮装置と称す)6との間は、2つのイン
タフェース装置4,5により相互接続されている。イン
タフェース装置4は標準2Mbps のインタフェースであ
り、インタフェース装置5は多重回路内蔵の2Mbps の
インタフェースである。
【0004】音声圧縮装置6は図3に示す構成となって
おり、2Mbps インタフェース受信部61a,61b
と、2Mbps インタフェース送信部62a,62bとの
2組の2Mbps インタフェースを含んでいる。インタフ
ェース受信部61aとインタフェース送信部62aとの
間には、複数の音声圧縮回路63が設けられ、インタフ
ェース受信部61bとインタフェース送信部62bとの
間には、複数の音声伸長回路64が設けられている。
【0005】この場合のインタフェースの信号フォーマ
ットを図4に示しており、125 μsec の1フレームが3
2タイムスロット(TS)からなり、TS0にはフレーム同
期信号が挿入され、TS1〜TS15の各タイムスロットに
は、64Kbps PCM音声チャネルデータが15チャネ
ル夫々挿入されている。そして、後半のTS17〜TS31
の各タイムスロットにも同じく64Kbps の音声チャネ
ルデータがこれまた15チャネル夫々挿入されており、
TS16は未使用となっている。以上のフォーマットが図
4(A)に示されている。
【0006】64Kbps の音声チャネルデータは図4
(B)に示す如く1タイムスロットの8ビット全てを使
用するが、32Kbps の圧縮音声チャネルデータの場合
は(C)に示す如く1タイムスロットの1/2である4
ビットを使用し、16Kbps の圧縮音声チャネルデータ
の場合は(D)に示す如く1タイムスロットの1/4で
ある2ビットを使用する様になっている。
【0007】従って、図4のフォーマットの例では、デ
ィジタル電子交換機からの圧縮されていない64Kbps
の音声チャネルデータは2Mbps インタフェース受信部
61aで受信され、30チャネル分の音声チャネルデー
タを夫々圧縮する30個の圧縮回路63により、各チャ
ネル毎に32Kbps または16Kbps に圧縮される。こ
の圧縮結果は図4(C)または(D)の様になってい
る。
【0008】これ等圧縮データは2Mbps インタフェー
ス送信部62aを介して図6に示す音声圧縮装置インタ
フェース5へ入力され、このインタフェース5内におい
て、各圧縮チャネルが図4(A)に示すフレームフォー
マットの各タイムスロット内に夫々時分割多重されて、
ディジタル電子交換機2へ送出されるのである。
【0009】一方、圧縮音声チャネルデータは2Mbps
インタフェース受信部61bにて受信され、チャネル対
応の30個の伸長回路64で夫々チャネル毎に伸長され
て64Kbps の音声チャネルデータとされる。これ等音
声チャネルデータは2Mbpsインタフェース送信部62
bを介して交換機へ送出されるのである。
【0010】この様な従来の音声圧縮装置6では、ディ
ジタル電子交換機2に対して、2組の2Mbps インタフ
ェース(61a,61b,62a,62b)を用いて接
続をなす必要があり、更に圧縮音声チャネルデータの多
重処理を行うために、ディジタル電子交換機2側の音声
圧縮装置インタフェース5内にその多重機能を有する多
重回路を設ける必要がある。
【0011】よって、ディジタル電子交換機2側のイン
タフェース装置として2種類準備しなければならず、ま
た音声圧縮装置6側でも2対のインタフェース回路が必
要となって、システムを構成する上でコスト高になると
いう欠点がある。また、保守運用面でも煩雑になるとい
う欠点がある。
【0012】
【発明の目的】そこで、本発明は掛かる従来のものの欠
点を除去すべくなされたものであって、その目的とする
ところは、ディジタル電子交換機とのインタフェースの
種類及び数の削減を図って、コスト低下及び保守運用の
容易さを可能としたディジタル電子交換機における音声
圧縮装置を提供することにある。
【0013】
【発明の構成】本発明による音声圧縮装置は、1フレー
ム内に所定速度の音声チャネルデータとこの速度の1/
n の速度(nは自然数)の圧縮音声チャネルデータと
が時分割多重化されたデータをディジタル電子交換機よ
り受信する受信手段と、この受信データのうち前記音声
チャネルデータを1/2n の速度の圧縮音声チャネルデ
ータに圧縮する音声圧縮手段と、前記受信データのうち
前記圧縮音声チャネルデータを分離して前記所定速度の
音声チャネルデータに伸長する伸長手段と、前記音声圧
縮手段により圧縮された圧縮音声データと前記伸長手段
により伸長された音声チャネルデータとを前記1フレー
ム内に時分割多重化して前記ディジタル電子交換機へ送
信する送信手段とを含むことを特徴とする。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例につ
いて詳述する。
【0015】先ず、図2を参照すると、本発明の実施例
に用いられるフレームフォーマットを示しており、
(A)及び(B)は標準2Mbps 上のある1フレームの
タイムスロットの割当て例であり、(A)は64Kbps
/32Kbps のときの例であって、(B)は64Kbps
/16Kbps のときの例である。
【0016】図(A)において、TS0はフレーム同期用
タイムスロット、TS1〜TS15及びTS17〜TS21は6
4Kbps 音声チャネルデータであり、20チャネルが各
タイムスロットに夫々挿入される。尚、TS16は未使用
である。そして、後半部のTS22〜TS31の各タイムス
ロットに32Kbps 圧縮音声チャネルデータが10チャ
ネル分夫々挿入される。
【0017】この場合、64Kbps の音声チャネルデー
タは、図2(C)に示す如く、1タイムスロットの全8
ビットを使用し、32Kbps の圧縮音声チャネルデータ
は、図2(D)に示す如く、1タイムスロットの1/2
である4ビットを使用し、かつ1タイムスロット内に2
チャネル夫々挿入される。
【0018】図2(B)において、TS1〜TS15及びTS
17〜TS25は64Kbps 音声チャネルデータであり、
24チャネルが各タイムスロットに夫々挿入される。そ
して、後半部のTS26〜TS31の各タイムスロットに1
6Kbps 圧縮音声チャネルデータが6チャネル分夫々挿
入される。
【0019】この場合、16Kbps の圧縮音声チャネル
データは、図2(E)に示す如く、1タイムスロットの
1/4である2ビットを使用しかつ1タイムスロット内
に4チャネル夫々挿入される。
【0020】この様なフレームフォーマットの音声チャ
ネルデータを用いて、図1に示す音声圧縮装置7が実現
される。すなわち、交換機側からの図2(A)または
(B)で示すフレームフォーマットの2Mbps 信号はイ
ンタフェース受信部71で受信され、1フレームの前半
部分の64Kbps 音声チャネルデータは、各チャネル対
応の圧縮回路73(本例では、20チャネルまたは24
チャネルに相当する数の圧縮回路が設けられているもの
とする)により、夫々圧縮される。
【0021】圧縮データが32Kbps の場合は、ADP
CM信号(適応差分PCM信号)方式を用い、よって圧
縮回路73もそれに応じてADPCM音声圧縮方式を採
用する。また、圧縮データが16Kbps の場合は、MP
C信号(マルチパルス駆動線形予測符号化信号)方式を
用いるものとする。これ等圧縮音声チャネルデータは多
重回路75にて多重され、2Mbps 信号の1フレームの
後半部分の各タイムスロットに挿入される。
【0022】また、2Mbps 信号の1フレームの後半部
分の多重化された圧縮音声チャネルデータは分離回路7
6で各チャネル毎に分離され、チャネル対応に設けられ
ている伸長回路74(本例では、20チャネルまたは2
4チャネルに相当する数の伸長回路が設けられているも
のとする)により、夫々伸長される。これ等伸長回路7
4も、圧縮データのADPCM信号やMPC信号に応じ
た伸長方式が採用される。
【0023】これ等伸長回路74により64Kbps 信号
に戻された各チャネルデータは、2Mbps 信号の1フレ
ームの前半部分の各タイムスロットに夫々乗せ替えられ
て、先の後半部分の圧縮データと共に、インタフェース
送信部72を介してディジタル電子交換機へ送信される
ことになる。
【0024】ディジタル電子交換機でネットワークを構
成してディジタル回線で専用線網を構築する場合、専用
線を有効利用するという目的から、音声信号を従来の6
4Kbps PCM信号ではなく圧縮された32Kbps AD
PCM信号や16Kbps MPC信号にて専用線を通すよ
うになってきている。
【0025】そこで、ディジタル電子交換機の外部に音
声圧縮装置を設置する場合、図5に示す如く、標準(例
えばTTC標準)2Mbps インタフェース1本(送受信
一対)でディジタル電子交換機2と音声圧縮装置7(図
1で示した本発明の実施例による装置)とをインタフェ
ースすることができる。
【0026】こうすると、ディジタル電子交換機2から
この標準2Mbps インタフェース装置のチャネルは、6
4Kbps 音声チャネルや64Kbps 圧縮音声チャネル等
に見えることになる。例えば、64Kbps 圧縮音声チャ
ネルを、図5の様に専用線網8に出力するインタフェー
ス装置3のチャネルと時分割スイッチ(交換機)上で固
定的に接続すると、ディジタル電子交換機は音声圧縮を
意識することなく通常の64Kbps 音声の専用線として
制御することができる。
【0027】また、他の例として、前述の固定接続され
ているチャネルを64Kbps の中の全ての通話が終了す
ることにより解除すれば、圧縮音声用に使用していた専
用線チャネルが64Kbps データチャネルとして使用で
きる。
【0028】尚、上記実施例における各数値例は、あく
まで一例を示すものであって、当該数値例に限定される
ものではなく、圧縮音声チャネルのデータ速度は、音声
チャネルデータの速度Nに対して、N/2n (nは自然
数)とすることができるものである。
【0029】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、圧縮
音声の分離及び多重機能を音声圧縮装置内に設けたの
で、ディジタル電子交換機と音声圧縮装置とのインタフ
ェースを一対の標準2Mbps インタフェースとすること
ができ、システムのコスト低減及び保守運用の簡便化を
図ることが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の音声圧縮装置のブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施例に用いるデータフレームのフォ
ーマットを示し、(A)は圧縮音声チャネルデータが3
2Kbps の場合のフォーマット、(B)は圧縮音声チャ
ネルデータが16Kbps の場合のフォーマット、(C)
は64Kbps 音声チャネルデータと1タイムスロットと
の関係を示す図、(D)は32Kbps 圧縮音声チャネル
データと1タイムスロットとの関係を示す図、(E)は
16Kbps 圧縮音声チャネルデータと1タイムスロット
との関係を示す図である。
【図3】従来の音声圧縮装置のブロック図である。
【図4】(A)は従来のデータフレームのフォーマット
を示す図、(B)は64Kbps音声チャネルデータと1
タイムスロットとの関係を示す図、(C)は32Kbps
圧縮音声チャネルデータと1タイムスロットとの関係を
示す図、(D)は16Kbps 圧縮音声チャネルデータと
1タイムスロットとの関係を示す図である。
【図5】本発明の実施例が適用される交換システムのブ
ロック図である。
【図6】従来の交換システムのブロック図である。
【符号の説明】 1 電話機 2 ディジタル電子交換機(時分割スイッチ) 3 専用線インタフェース 4,5 音声圧縮装置インタフェース装置 6,7 音声圧縮装置 8 専用線網 71 2Mbps インタフェース受信部 72 2Mbps インタフェース送信部 73 圧縮回路 74 伸長回路 75 多重回路 76 分離回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1フレーム内に所定速度の音声チャネル
    データとこの速度の1/2n の速度(nは自然数)の圧
    縮音声チャネルデータとが時分割多重化されたデータを
    ディジタル電子交換機より受信する受信手段と、この受
    信データのうち前記音声チャネルデータを1/2n の速
    度の圧縮音声チャネルデータに圧縮する音声圧縮手段
    と、前記受信データのうち前記圧縮音声チャネルデータ
    を分離して前記所定速度の音声チャネルデータに伸長す
    る伸長手段と、前記音声圧縮手段により圧縮された圧縮
    音声データと前記伸長手段により伸長された音声チャネ
    ルデータとを前記1フレーム内に時分割多重化して前記
    ディジタル電子交換機へ送信する送信手段とを含むこと
    を特徴とする音声圧縮伸長装置。
  2. 【請求項2】 前記音声チャネルデータは各チャネル毎
    に1フレーム内の1タイムスロットに夫々挿入されてお
    り、前記圧縮音声チャネルデータは各チャネル毎に、前
    記1タイムスロットを1/2n に分割した1/2n タイ
    ムスロットに夫々挿入されており、前記1タイムスロッ
    トには2n チャネルの圧縮データが挿入されていること
    を特徴とする請求項1記載の音声圧縮伸長装置。
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