JPH10243484A - 音声圧縮伸張装置 - Google Patents

音声圧縮伸張装置

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JPH10243484A
JPH10243484A JP4432697A JP4432697A JPH10243484A JP H10243484 A JPH10243484 A JP H10243484A JP 4432697 A JP4432697 A JP 4432697A JP 4432697 A JP4432697 A JP 4432697A JP H10243484 A JPH10243484 A JP H10243484A
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JP
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signal
exchange
audio
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compression
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JP4432697A
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Kazuhiro Nojima
和廣 野島
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Publication date
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 規模の縮小化及び機能の簡素化を図り、交換
機の汎用性を保つことが可能な音声圧縮伸張装置を提供
する。 【解決手段】 音声圧縮伸長部1−1のデコーダ12−
1は多重化装置3からのデータからダイヤル情報を抽出
する。パススルー認識部13−1はダイヤル情報とダイ
ヤルテーブル14−1の内容とを比較し、パススルー中
継を行うかどうかを識別する。デコーダ12−1はパス
スルー中継を行うと識別されたデータをユニバーサルデ
ータに変換し、ダイヤル情報を付加してPBX2に送出
する。PBX2はダイヤル情報を基に交換動作を行う。
音声圧縮伸長部1−2のデコーダ12−2はPBX2か
らのデータのダイヤル情報を抽出し、パススルー認識部
13−2でそのダイヤル情報とダイヤルテーブル14−
2の内容とを比較し、パススルー中継されてきたと識別
したデータをそのまま多重化装置3に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声圧縮伸張装置に
関し、特に音声中継を実現するマルチメディア時分割多
重化装置またはフレームリレー多重化装置において音声
信号の圧縮及び伸張を行う音声圧縮伸張装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチメディア時分割多重化装置
またはフレームリレー多重化装置においては、データ系
端末及び音声系端末の信号の時分割あるいはフレームリ
レー化を行い、高速ディジタル回線を多重データの伝送
路として利用するとともに、伝送された多重化データを
元のデータ系端末あるいは音声系端末の信号に復元して
いる。
【0003】上述したように、音声データのディジタル
伝送を行う際にネットワークが中継局を経由するような
場合、中継局では音声データを一旦アナログ信号に戻し
てから再度ディジタル化することで音声データの中継を
行っている。その際に、アナログ信号に戻して再度ディ
ジタル化することで音声データの品質が劣化するのを防
ぐために、音声データが中継局をそのまま通過するよう
にしたパススルー機能が用いられている。
【0004】すなわち、このネットワークシステムにお
いては、図4に示すように、一般の電話機10a,10
bからの音声信号が交換機8,9及び音声圧縮伸張装置
23,24を通って多重化装置4,5に送られ、多重化
装置4,5から高速ディジタル回線100を通って多重
化装置3に送られる。
【0005】多重化装置3に送られてきた音声信号は高
速ディジタル回線100を通って音声圧縮伸張装置21
に送られ、音声圧縮伸張装置21で圧縮伸張されてPB
X(Private Branch eXchang
e)(交換機)22との間でやりとりされる。この場
合、音声信号はPBX22によってパススルー中継され
る。尚、音声圧縮伸張装置21には伝送路に対応して音
声圧縮伸張部21−1,21−2が設けられており、音
声圧縮伸張部21−1,21−2にはコーダ(CODE
R)21a−1,21b−2と、デコーダ(DECOD
ER)21b−1,21b−2とが配設されている。
【0006】交換機8,9は電話機10a,10bから
のダイヤル信号によって制御される。音声圧縮伸長装置
23,24は電話機10a、10bからの音声信号に対
してディジタル化及び特定のアルゴリズムを用いた圧縮
を行って多重化装置4,5に送る機能と、多重化装置
4,5の圧縮された信号をディジタル信号に伸長させて
音声信号に復元する機能とを備えている。
【0007】多重化装置3〜5は音声圧縮伸長装置2
1,23,24からのデータを一般回線業者が提供する
ディジタル専用線100に時分割多重化方式や統計多重
化方式等を用いて伝送する。音声圧縮伸長装置21は音
声圧縮伸長装置23,24と同様の機能の他に、PBX
22からのパススルー中継要求を受けてそれを実現する
ための機能をも備えている。
【0008】音声パススルーは、図5に示すようにして
行われる。すなわち、上述した通り、多重化装置3から
送られてくる圧縮された音声データのうち電話機10a
が電話機10bに接続するためのダイヤル信号は音声圧
縮伸長装置21のデコーダ21b−1で通常のダイヤル
信号に変換されてPBX22に送られる。この場合、ダ
イヤル信号はPB(Push Button)あるいは
パルス信号である。
【0009】PBX22では音声圧縮伸長装置21から
送られてくるダイヤル信号から、パススルー中継を行う
か、PBX22に接続される電話機(図示せず)に接続
するかを判断する。
【0010】通常、PBX22と音声圧縮伸長装置21
との間はTTC(電信電話技術委員会)標準の2Mbp
sマルチフレーム構成が用いられている。このTTC標
準の2Mpbsマルチフレーム構成の一例を図6(a)
に示す。
【0011】このマルチフレームは多重化されたディジ
タル音声30チャネルを64Kbpsの各タイムスロッ
トA2に時分割多重化して伝送する構成となっている。
その中で、タイムスロットA3はタイムスロットTS0
といい、音声30チャンネル分のダイヤルシグナルを伝
送するために割り付けられている。タイムスロットA2
はPBX22と音声圧縮伸長装置21との間でディジタ
ル音声信号を、通常は8ビットの信号A4[図6(b)
参照]に示すような64Kbpsのディジタル信号を8
ビット信号に割り付けて伝送するためのものである。
【0012】PBX22にて指定のチャンネルにパスス
ルーを行うためには、まず、PBX22が音声圧縮伸長
装置21からのダイヤルシグナル信号を受け、マルチフ
レーム信号のタイムスロットTS17に信号A7の定義
[図6(d)参照]に示す通り、パススルーの要求を音
声圧縮伸長装置21へ与える。信号A6の構成[図6
(c)参照]が指定チャンネルの割付け例である。
【0013】パススルーの要求を受けた音声圧縮伸長装
置21はPBX22に対してパススルー動作中の信号A
8[図6(e)参照]を送る。以後、PBX22におい
ては音声信号がパススルーされる。
【0014】図6において、信号A5はユニバーサルデ
ータといい、パススルー実行中に音声圧縮伸長装置21
のデコーダ21b−1がPBX22へ送るデータであ
る。信号A5では16Kbpsに圧縮されたデータにお
けるユニバーサルデータの代表例を示しており、信号
m,(m+1)の2ビットが一体となってその対の同じ
ものが4対で8ビットを構成してる。ユニバーサルデー
タを受けたコーダ21a−2側は信号A5の任意の2ビ
ットを受け、処理等は全く行わずに多重化装置3へ渡
す。
【0015】パススルー機能を用いた方法としては、特
開平3−270424号公報に開示された技術がある。
この技術では、音声端末を接続するディジタルネットワ
ークのうち圧縮された音声データの品質を落とさずに中
継する手段として、PBX(Private Bran
ch eXchange)−ネットワーク装置[フレー
ムリレーやTDM(Time Division Mu
ltiplexer)等]間でのパススルー機能が用い
られている。この場合、その多くがPBXとの直接的な
インタフェースを必要とし、構成が複雑になる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマルチ
メディア時分割多重化装置またはフレームリレー多重化
装置では、音声データの品質が劣化するのを防ぐため
に、音声データが中継局をそのまま通過するようにした
パススルー機能が用いられている。その場合、パススル
ー機能の多くはPBXとの直接的なインタフェースを必
要とし、構成が複雑になってしまう。
【0017】すなわち、パススルー機能には中継交換機
と音声圧縮伸長部との間でパススルーを行うための情報
を必ず必要とし、そのために中継交換機側に汎用の交換
機能のほかにパススルーを認識するための機能を搭載す
る必要が生ずるので、中継交換機の汎用性がなくなって
しまう。
【0018】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、規模の縮小化及び機能の簡素化を図ることがで
き、交換機の汎用性を保つことができる音声圧縮伸張装
置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明による音声圧縮伸
張装置は、交換機から出力された音声信号を圧縮して多
重化装置に送出しかつ前記多重化装置で多重化された音
声信号を伸張して前記交換機に送出する圧縮伸張手段を
複数の伝送路各々に対応して有する音声圧縮伸張装置で
あって、前記多重化装置で多重化された音声信号が前記
交換機をそのまま通過させる信号か否かを判定する第1
の判定手段と、前記第1の判定手段で前記交換機をその
まま通過させると判定された音声信号を圧縮された状態
のままで前記交換機内で用いられる伝送速度の信号に変
換する第1の変換手段と、前記交換機から出力された音
声信号が前記交換機をそのまま通過してきた信号か否か
を判定する第2の判定手段と、前記02の判定手段で前
記交換機をそのまま通過してきたと判定された前記交換
機からの信号から前記圧縮された状態のままの音声信号
を取出す第2の変換手段とを前記圧縮伸張手段各々に対
応して備えている。
【0020】本発明による他の音声圧縮伸張装置は、音
声信号をディジタル伝送するシステムにおいて交換機か
ら出力された前記音声信号を圧縮して多重化装置に送出
しかつ前記多重化装置で多重化された前記音声信号を伸
張して前記交換機に送出する圧縮伸張手段を複数の伝送
路各々に対応して有する音声圧縮伸張装置であって、前
記多重化装置で多重化された音声信号が前記交換機をそ
のまま通過させる信号か否かを判定する第1の判定手段
と、前記第1の判定手段で前記交換機をそのまま通過さ
せると判定された音声信号を圧縮された状態のままで前
記交換機内で用いられる伝送速度の信号に変換する第1
の変換手段と、前記交換機から出力された音声信号が前
記交換機をそのまま通過してきた信号か否かを判定する
第2の判定手段と、前記第2の判定手段で前記交換機を
そのまま通過してきたと判定された前記交換機からの信
号から前記圧縮された状態のままの音声信号を取出す第
2の変換手段とを前記圧縮伸張手段各々に対応して備え
ている。
【0021】本発明による別の音声圧縮伸張装置は、音
声信号に付された宛先情報を基に当該音声信号の電話機
への接続と当該音声信号をそのまま通過させる他の交換
機への中継とを切換える機能を備えた交換機を含む伝送
システムにおいて、前記交換機から出力された音声信号
を圧縮して多重化装置に送出しかつ前記多重化装置で多
重化された音声信号を伸張して前記交換機に送出する圧
縮伸張手段を複数の伝送路各々に対応して有する音声圧
縮伸張装置であって、前記多重化装置で多重化された音
声信号から前記宛先情報を抽出する第1の抽出手段と、
前記第1の抽出手段で抽出された前記宛先情報を基に当
該音声信号が前記交換機をそのまま通過させる信号か否
かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段で
前記交換機をそのまま通過させると判定された音声信号
を圧縮された状態のままで前記交換機内で用いられる伝
送速度の信号に変換しかつその信号に前記第1の抽出手
段で抽出された前記宛先情報を付して前記交換機に送出
する第1の変換手段と、前記交換機から出力された音声
信号から前記宛先情報を抽出する第2の抽出手段と、前
記第2の抽出手段で抽出された前記宛先情報を基に当該
音声信号が前記交換機をそのまま通過してきた信号か否
かを判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段で
前記交換機をそのまま通過してきたと判定された信号か
ら前記圧縮された状態のままの音声信号を取出す第2の
変換手段とを前記圧縮伸張手段各々に対応して備えてい
る。
【0022】本発明によるさらに別の音声圧縮伸張装置
は、音声信号に付された宛先情報を基に当該音声信号の
電話機への接続と当該音声信号をそのまま通過させる他
の交換機への中継とを切換える機能を備えた交換機を含
みかつ前記音声信号をディジタル伝送する伝送システム
において、前記交換機から出力された前記音声信号を圧
縮して多重化装置に送出しかつ前記多重化装置で多重化
された前記音声信号を伸張して前記交換機に送出する圧
縮伸張手段を複数の伝送路各々に対応して有する音声圧
縮伸張装置であって、前記多重化装置で多重化された音
声信号から前記宛先情報を抽出する第1の抽出手段と、
前記第1の抽出手段で抽出された前記宛先情報を基に当
該音声信号が前記交換機をそのまま通過させる信号か否
かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段で
前記交換機をそのまま通過させると判定された音声信号
を圧縮された状態のままで前記交換機内で用いられる伝
送速度の信号に変換しかつその信号に前記第1の抽出手
段で抽出された前記宛先情報を付して前記交換機に送出
する第1の変換手段と、前記交換機から出力された音声
信号から前記宛先情報を抽出する第2の抽出手段と、前
記第2の抽出手段で抽出された前記宛先情報を基に当該
音声信号が前記交換機をそのまま通過してきた信号か否
かを判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段で
前記交換機をそのまま通過してきたと判定された信号か
ら前記圧縮された状態のままの音声信号を取出す第2の
変換手段とを前記圧縮伸張手段各々に対応して備えてい
る。
【0023】すなわち、本発明の音声圧縮伸張装置は、
呼制御用ダイヤルトーンあるいはパルス信号から交換機
をそのまま通過するパススルーか否かを判定する判定手
段と、パススルーと判定した時に多重化装置からの音声
データを圧縮した状態のままでユニバーサルデータに変
換して交換機に送出する手段とを音声圧縮伸長部内部に
設けている。
【0024】また、音声圧縮伸張装置は、呼制御用ダイ
ヤルトーンあるいはパルス信号から交換機をそのまま通
過してきた信号か否かを判定する判定手段と、交換機を
そのまま通過してきた信号と判定した時に交換機からの
信号から圧縮されたままの音声データを取出して多重化
装置に送出する手段とを音声圧縮伸長部内部に設けてい
る。
【0025】これらの手段を音声圧縮伸長部内部に設け
ることによって、交換機と音声圧縮伸長部との接続の簡
素化を図ることが可能となり、パススルー機能を意識し
ないという交換機の汎用性を保つことが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
るネットワークシステムの構成を示すブロック図であ
る。図において、本発明の一実施例によるネットワーク
システムは音声圧縮伸張装置1,6,7と、PBX(P
rivate Branch eXchange)(交
換機)2と、多重化装置3〜5と、加入者交換機8,9
と、電話機10a,10bとから構成されている。
【0027】音声圧縮伸張装置1,6,7には伝送路に
対応して音声圧縮伸長部1−1,1−2,6−1,7−
1が設けられており、音声圧縮伸長部1−1,1−2,
6−1,7−1はコーダ(CODER)11−1,11
−2,61−1,71−1と、デコーダ(DECODE
R)12−1,12−2,62−1,72−1と、パス
スルー認識部13−1,13−2と、ダイヤルテーブル
14−1,14−2とを備えている。尚、図示していな
いが、音声圧縮伸長部6−1,7−1もパススルー認識
部及びダイヤルテーブルを備えている。
【0028】また、音声圧縮伸張装置1,6,7はPB
X2と、加入者交換機8,9と、多重化装置3〜5とに
夫々ディジタル回線100を介して接続されている。
【0029】電話機10a,10b間の音声信号(FA
X信号を含む)は音声圧縮伸長部1−1,1−2内のパ
ススルー認識部13−1,13−2及びダイヤルテーブ
ル14−1,14−2によってパススルーデータである
かどうかが認識され、64kbps音声データから16
kbpsあるいは8kbpsのユニバーサルデータへの
変換を行い、パススルーを実現する。
【0030】この図1を用いて本発明の一実施例の動作
について説明する。尚、図1において、電話機10a,
10bはFAXを含む端末装置であり、図示していない
が、システムには複数台の電話機が接続されている。し
かしながら、本実施例では説明の都合上、上記の電話機
10a,10bのように1台ずつの接続で説明する。
【0031】図1に示す通信ネットワークは電話機10
a,10bをディジタル回線を用いかつPBX2を経由
して接続されている。電話機10aに接続された加入者
交換機8には電話機10aから電話機10bへの接続用
呼制御のためのダイヤルパルスまたはトーン信号を基
に、その呼を電話機10bへ交換する機能を有してい
る。また、電話機10aから送られてくる64kbps
音声データを音声圧縮伸長装置6に送る機能を有してい
る。
【0032】音声圧縮伸長装置6では加人者交換機8か
ら送られてくる音声データを16kbpsあるいは8k
bpsの指定されたアルゴリズムで圧縮して多重化装置
4に送出する機能と、または多重化装置4から送られて
くる圧縮されたデータを伸長して加人者交換機8に送出
する機能とを有している。
【0033】多重化装置3,4は音声圧縮伸長装置6,
7から送られてくる16kbpsあるいは8kbpsの
圧縮されたデータをディジタル回線100へ送り出すた
めの多重化処理[例えば,TDM(Time Divi
sion Multiplexer)やフレームリレー
ATM(Asynchronous Transfer
Mode)等の処理]を行う。
【0034】多重化装置4から送られてくるデータは多
重化装置3で受け、さらに音声圧縮伸長装置1において
16kbpsあるいは8kbpsで圧縮された音声デー
タが以下の2つの機能で処理される。
【0035】まず、第一にPBX2に接続されている端
末がある場合には64kbps音声データに伸長され、
その伸張されたデータはPBX2に渡される。
【0036】電話機10aが電話機10bに接続される
ための音声呼の場合、音声圧縮伸長装置1の音声圧縮伸
長部1−1では多重化装置3から送られてくるデータ
を、PBX2でパススルーされるようにするためのユニ
バーサル化を行う。つまり、音声圧縮伸長部1−1では
16kbpsあるいは8kbpsで圧縮された音声デー
タを64kbpsのデータにしてPBX2に送出する。
【0037】ユニバーサルデータはPBX2をそのまま
通過して音声圧縮伸長装置1の音声圧縮伸長部1−2に
送られ、音声圧縮伸長部1−2ではユニバーサルデータ
を16kbpsの圧縮データに復元して多重化装置3に
送出する。多重化装置3では圧縮された音声データをデ
ィジタル回線100に送出するために多重化を行い、デ
ィジタル回線100及び多重化装置5を経由して音声圧
縮伸長装置7に送出される。音声圧縮伸長装置7は多重
化されたデータを64kbps音声信号に伸長して加入
者交換機9に送出する。
【0038】ここで、音声圧縮伸長部1−1,1−2に
は音声信号を64Kbpsのディジタル信号に変換し、
さらに16Kbpsないしは8Kbpsに圧縮して多重
化装置3に伝送する機能を有するコーダ11−1,11
−2と、多重化装置3から送られてくる16Kbpsな
いし8Kbpsの圧縮されたデータを64Kbpsのデ
ィジタル信号に伸長し、更に音声信号に復元するための
デコーダ12−1,12−2とを備えている。
【0039】デコーダ12−1,12−2ではさらに復
元された信号のうちダイヤルシグナル信号を抽出し、そ
のダイヤルシグナル信号とダイヤルテーブル14−1,
14−2の内容との比較によってパススルー中継を行う
かどうかを識別するパススルー認識部13−1,13−
2からの要求によってユニバーサルデータに変換する機
能を有し、上述したように、図6に示すタイムスロット
TS17で定義したパススルーの状態のビット指定を行
う。
【0040】ユニバーサル信号をPBX2から受けたコ
ーダ11−1,11−2はタイムスロットTS17から
パススルー状態を認識し、ユニバーサルデータを圧縮せ
ずに多重化装置3に伝送する。従って、PBX2ではパ
ススルーの機能を有していない交換機でもパススルー機
能を実現することができる。
【0041】加入者交換機9では加入者交換機8から送
られてくるダイヤルパルスまたはトーン信号によって交
換動作が行われ、電話機10bに音声圧縮伸長装置7で
伸長された音声データを送出する。
【0042】図2は図1の音声圧縮伸張装置1の構成を
示すブロック図である。図において、音声圧縮伸張装置
1は複数の伝送路(図示せず)各々に対応する音声圧縮
伸張部1−1〜1−nと、ユニバーサル部1aと、PC
M制御部1bとから構成されている。
【0043】音声圧縮伸張部1−1〜1−n各々はコー
ダ(CODER)11−1〜11−n[コーダ11−2
〜11−(n−1)は図示せず]と、デコーダ(DEC
ODER)12−1〜12−n[デコーダ12−2〜1
2−(n−1)は図示せず]と、パススルー認識部13
−1〜13−n[パススルー認識部13−2〜13−
(n−1)は図示せず]と、ダイヤルテーブル14−1
〜14−n[ダイヤルテーブル14−2〜14−(n−
1)は図示せず]とを備えている。
【0044】ユニバーサル部1aは多重化化装置3との
間で2M−CMI(Coded Mark Inver
sion)信号111の送受信を行い、また音声圧縮伸
張部1−1〜1−n各々のコーダ11−1〜11−nと
の信号の送受信を行う。PCM制御部1bはPBX2と
の間で2M−CMI信号112の送受信と、音声圧縮伸
張部1−1〜1−n各々のコーダ11−1〜11−nと
の信号の送受信とを行う。
【0045】コーダ11−1〜11−nはTTC(電信
電話技術委員会)標準の2M−CMI信号111,11
2内で伝送が可能な音声30チャンネル分が独立して設
けられている。
【0046】この図2を用いて本発明の一実施例による
パススルーのための処理動作について説明する。まず、
多重化装置3から送られてくる2M−CMI信号111
はユニバーサル部1aへ入力される。
【0047】ユニバーサル部1aでは図6に示すタイム
スロットA3(TS0)を抽出してフレーム同期をと
り、また16Kbpsあるいは8Kbpsの音声ディジ
タル信号SDとダイヤル信号SSとを分離する。これら
の信号はいずれも音声圧縮伸張部1−1〜1−nに出力
される。
【0048】音声圧縮伸張部1−1〜1−n内のデコー
ダ12−1〜12−nは16Kbpsあるいは8Kbp
s音声ディジタル信号を64KPCM(Pulse C
ode Modulation)音声ディジタル信号P
CMRDに変換し、その音声ディジタル信号PCMRD
をPCM制御部1bに出力する。
【0049】PCM制御部1bでは音声ディジタル信号
PCMRDをPBX2に出力するための2M−CMI信
号112に多重変換を行い、さらにダイヤル信号PCM
SSやタイムスロットTS0のフレーム同期信号を付加
してPBX2に出力する。
【0050】音声圧縮伸張部1−1〜1−n内のパスス
ルー認識部13−1〜13−nは入力されたダイヤル信
号SSとダイヤルテーブル14−1〜14−nに予め格
納されたダイヤル信号とを照合してパススルーの判定を
行い、パススルーの場合にデコーダ12−1〜12−n
に対してパススルー要求を行ってパススルー動作を開始
する。具体的には音声ディジタル信号PCMRDのユニ
バーサル化である。
【0051】ここで、ユニバーサル化を行わない場合に
は図6の信号A4に示すように、タイムスロットTSn
の8ビット全てに64Kbpsデータを割り付ける。ま
た、パススルーを行う場合には圧縮方式によってユニバ
ーサルデータの割り付け方が異なる。例えば、16Kb
psのデータの場合には信号A5に示すような16Kb
psのデータ(同じデータ)を4回割り付ける。他の圧
縮方式(32Kbpsのデータや8Kbpsのデータ)
の場合にも、16Kbpsのデータの場合と同様に、そ
れらのデータが64Kbpsとなるようにビット割り付
けが行われる。
【0052】PBX2ではPCM制御部1bからの2M
−CMI信号112に付加されたダイヤル信号PCMS
SやタイムスロットTS0のフレーム同期信号を基に自
局に接続された電話機(図示せず)への出力か否かを判
定する。PBX2は自局に接続された電話機への出力で
はないと、つまりパススルーであると判定すると、音声
ディジタル信号PCMRDをそのまま音声圧縮伸張装置
1に出力する。上記のPBX2における判定や出力の機
能は汎用の交換機能をそのまま用いることができる。
【0053】一方、PBX2から入力された2M−CM
I信号112はPCM制御部1bでタイムスロットTS
0のフレーム同期の確立、ダイヤル信号PCMSRの分
離、64KPCM音声信号PCMSDの抽出、及び図6
に示すタイムスロットTS17からのパススルー要求の
検出を行う。
【0054】いずれの信号も音声圧縮伸張部1−1〜1
−n内のコーダ11−1〜11−nに出力される。コー
ダ11−1〜11−nではパススルー要求信号PASS
がない場合、64KbpsPCM音声信号が16Kbp
sあるいは8Kbpsのディジタル信号に圧縮される。
また、コーダ11−1〜11−nではパススルー要求信
号PASSがある場合、64KbpsPCM音声信号の
圧縮動作を行わずにユニバーサル部1aに出力される。
【0055】ユニバーサル部1aではコーダ11−1〜
11−nから出力された圧縮されたディジタル信号ある
いはユニバーサル信号RDとダイヤル信号SRを多重化
したタイムスロットTS0,TS6の付加を行い、2M
−CMI信号111として多重化装置3に出力する。
【0056】図3は図1の音声圧縮伸長部1−1におけ
るパススルー機能を説明するための図である。図におい
ては、音声圧縮伸長部1−1のパススルー認識部13−
1及びダイヤルテーブル14−1を示している。この図
1を用いて音声圧縮伸長部1−1におけるパススルー機
能について説明する。
【0057】まず、ネットワーク設計の際に音声通信用
のダイヤル番号aを予め以下のように取り決めておく。
ダイヤル番号aのうち宛先コードa2は桁数及びパスス
ルーを行うための識別子を定義しておく。
【0058】また、ダイヤルテーブル14−1には宛先
コードa2のうちパススルーを行うための宛先コードが
予め設定されて蓄積されている。この場合、ダイヤルテ
ーブル14−1は読み書き可能なメモリにて実現されて
いる。加入者番号a1には電話機10a,10bを識別
するための信号が定義されている。
【0059】パススルー認識部13−1においては多重
化装置3から送られてくるダイヤル番号をダイヤルテー
ブル14−1に蓄積された宛先コードと比較し、その比
較結果を基に多重化装置3から送られてくる音声データ
に対してパススルーを行うか否かを識別する。
【0060】パススルー認識部13−1がパススルーを
行うと判定すると、音声圧縮伸長部1−1は音声データ
のユニバーサル化を行う。パススルー認識部13−1が
パススルー以外と認識すると、音声圧縮伸長部1−1は
音声データの伸長を行う。尚、図示していないが、他の
パススルー認識部13−2〜13−nにおいても、上記
のパススルー認識部13−1の処理動作と同様の処理動
作が行われる。
【0061】このように、音声圧縮伸長部1−1〜1−
nのパススルー認識部13−1〜13−nで多重化装置
3から送られてくるダイヤル番号をダイヤルテーブル1
4−1〜14−nに蓄積された宛先コードと比較し、多
重化装置3から送られてくる音声データに対してパスス
ルーを行うと判定した時に音声圧縮伸長部1−1〜1−
nで音声データのユニバーサル化を行うことによって、
PBX2と音声圧縮伸長1−1〜1−nとの接続の簡素
化を図ることができるので、規模の縮小化及び機能の簡
素化を図ることができる。
【0062】その際、呼制御用ダイヤルトーンあるいは
パルス信号からパススルーを認識するという従来の中継
交換機が備えている認識機能が不要となるので、パスス
ルー機能を意識しないというPBX2の汎用性を保つこ
とができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、交
換機から出力された音声信号を圧縮して多重化装置に送
出しかつ多重化装置で多重化された音声信号を伸張して
交換機に送出する圧縮伸張手段を複数の伝送路に対応し
て有する音声圧縮伸張装置において、多重化装置で多重
化された音声信号が交換機をそのまま通過させる信号と
判定された音声信号を圧縮された状態のままで交換機内
で用いられる伝送速度の信号に変換するとともに、交換
機をそのまま通過してきた信号と判定された信号から圧
縮された状態のままの音声信号を取出して多重化装置に
出力することによって、規模の縮小化及び機能の簡素化
を図ることができ、交換機の汎用性を保つことができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるネットワークシステム
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の音声圧縮伸張装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】図1の音声圧縮伸長部におけるパススルー機能
を説明するための図である。
【図4】従来例によるネットワークシステムの構成を示
すブロック図である。
【図5】従来の音声パススルーを説明するための図であ
る。
【図6】(a)はTTC標準フレームの一例を示す図、
(b)は符号化音声のビットアサインを示す図、(c)
は(a)のタイムスロットTS17の構成を示す図、
(d)は交換機から音声圧縮伸張装置への信号定義を示
す図、(e)は音声圧縮伸張装置から交換機への信号定
義を示す図である。
【符号の説明】
1,6,7 音声圧縮伸張装置 1−1〜1−n,6−1,7−1 音声圧縮伸長部 1a ユニバーサル部 1b PCM制御部 2 PBX 3〜5 多重化装置 8,9 加入者交換機 10a,10b 電話機 11−1〜11−n,61−1, 71−1 コーダ 12−1,12−2,62−1, 72−1 デコーダ 13−1〜13−n パススルー認識部 14−1,14−2 ダイヤルテーブル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機から出力された音声信号を圧縮し
    て多重化装置に送出しかつ前記多重化装置で多重化され
    た音声信号を伸張して前記交換機に送出する圧縮伸張手
    段を複数の伝送路各々に対応して有する音声圧縮伸張装
    置であって、前記多重化装置で多重化された音声信号が
    前記交換機をそのまま通過させる信号か否かを判定する
    第1の判定手段と、前記第1の判定手段で前記交換機を
    そのまま通過させると判定された音声信号を圧縮された
    状態のままで前記交換機内で用いられる伝送速度の信号
    に変換する第1の変換手段と、前記交換機から出力され
    た音声信号が前記交換機をそのまま通過してきた信号か
    否かを判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段
    で前記交換機をそのまま通過してきたと判定された前記
    交換機からの信号から前記圧縮された状態のままの音声
    信号を取出す第2の変換手段とを前記圧縮伸張手段各々
    に対応して有することを特徴とする音声圧縮伸張装置。
  2. 【請求項2】 前記交換機をそのまま通過させる信号の
    宛先情報を予め格納する格納手段を含み、 前記第1の判定手段は前記格納手段の内容と前記多重化
    装置で多重化された音声信号に付された宛先情報とを比
    較して前記交換機をそのまま通過させる信号か否かを判
    定し、 前記第2の判定手段は前記格納手段の内容と前記交換機
    から出力された音声信号に付された宛先情報とを比較し
    て前記交換機をそのまま通過してきた信号か否かを判定
    するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の音声
    圧縮伸張装置。
  3. 【請求項3】 音声信号をディジタル伝送するシステム
    において交換機から出力された前記音声信号を圧縮して
    多重化装置に送出しかつ前記多重化装置で多重化された
    前記音声信号を伸張して前記交換機に送出する圧縮伸張
    手段を複数の伝送路各々に対応して有する音声圧縮伸張
    装置であって、前記多重化装置で多重化された音声信号
    が前記交換機をそのまま通過させる信号か否かを判定す
    る第1の判定手段と、前記第1の判定手段で前記交換機
    をそのまま通過させると判定された音声信号を圧縮され
    た状態のままで前記交換機内で用いられる伝送速度の信
    号に変換する第1の変換手段と、前記交換機から出力さ
    れた音声信号が前記交換機をそのまま通過してきた信号
    か否かを判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手
    段で前記交換機をそのまま通過してきたと判定された前
    記交換機からの信号から前記圧縮された状態のままの音
    声信号を取出す第2の変換手段とを前記圧縮伸張手段各
    々に対応して有することを特徴とする音声圧縮伸張装
    置。
  4. 【請求項4】 前記交換機をそのまま通過させる信号の
    宛先情報を予め格納する格納手段を含み、 前記第1の判定手段は前記格納手段の内容と前記多重化
    装置で多重化された音声信号に付された宛先情報とを比
    較して前記交換機をそのまま通過させる信号か否かを判
    定し、 前記第2の判定手段は前記格納手段の内容と前記交換機
    から出力された音声信号に付された宛先情報とを比較し
    て前記交換機をそのまま通過してきた信号か否かを判定
    するよう構成したことを特徴とする請求項3記載の音声
    圧縮伸張装置。
  5. 【請求項5】 音声信号に付された宛先情報を基に当該
    音声信号の電話機への接続と当該音声信号をそのまま通
    過させる他の交換機への中継とを切換える機能を備えた
    交換機を含む伝送システムにおいて、前記交換機から出
    力された音声信号を圧縮して多重化装置に送出しかつ前
    記多重化装置で多重化された音声信号を伸張して前記交
    換機に送出する圧縮伸張手段を複数の伝送路各々に対応
    して有する音声圧縮伸張装置であって、前記多重化装置
    で多重化された音声信号から前記宛先情報を抽出する第
    1の抽出手段と、前記第1の抽出手段で抽出された前記
    宛先情報を基に当該音声信号が前記交換機をそのまま通
    過させる信号か否かを判定する第1の判定手段と、前記
    第1の判定手段で前記交換機をそのまま通過させると判
    定された音声信号を圧縮された状態のままで前記交換機
    内で用いられる伝送速度の信号に変換しかつその信号に
    前記第1の抽出手段で抽出された前記宛先情報を付して
    前記交換機に送出する第1の変換手段と、前記交換機か
    ら出力された音声信号から前記宛先情報を抽出する第2
    の抽出手段と、前記第2の抽出手段で抽出された前記宛
    先情報を基に当該音声信号が前記交換機をそのまま通過
    してきた信号か否かを判定する第2の判定手段と、前記
    第2の判定手段で前記交換機をそのまま通過してきたと
    判定された信号から前記圧縮された状態のままの音声信
    号を取出す第2の変換手段とを前記圧縮伸張手段各々に
    対応して有することを特徴とする音声圧縮伸張装置。
  6. 【請求項6】 前記交換機をそのまま通過させる信号の
    宛先情報を予め格納する格納手段を含み、 前記第1の判定手段は前記格納手段の内容と前記第1の
    抽出手段で抽出された宛先情報とを比較して前記交換機
    をそのまま通過させる信号か否かを判定し、 前記第2の判定手段は前記格納手段の内容と前記第2の
    抽出手段で抽出された宛先情報とを比較して前記交換機
    をそのまま通過してきた信号か否かを判定するよう構成
    したことを特徴とする請求項5記載の音声圧縮伸張装
    置。
  7. 【請求項7】 音声信号に付された宛先情報を基に当該
    音声信号の電話機への接続と当該音声信号をそのまま通
    過させる他の交換機への中継とを切換える機能を備えた
    交換機を含みかつ前記音声信号をディジタル伝送する伝
    送システムにおいて、前記交換機から出力された前記音
    声信号を圧縮して多重化装置に送出しかつ前記多重化装
    置で多重化された前記音声信号を伸張して前記交換機に
    送出する圧縮伸張手段を複数の伝送路各々に対応して有
    する音声圧縮伸張装置であって、前記多重化装置で多重
    化された音声信号から前記宛先情報を抽出する第1の抽
    出手段と、前記第1の抽出手段で抽出された前記宛先情
    報を基に当該音声信号が前記交換機をそのまま通過させ
    る信号か否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の
    判定手段で前記交換機をそのまま通過させると判定され
    た音声信号を圧縮された状態のままで前記交換機内で用
    いられる伝送速度の信号に変換しかつその信号に前記第
    1の抽出手段で抽出された前記宛先情報を付して前記交
    換機に送出する第1の変換手段と、前記交換機から出力
    された音声信号から前記宛先情報を抽出する第2の抽出
    手段と、前記第2の抽出手段で抽出された前記宛先情報
    を基に当該音声信号が前記交換機をそのまま通過してき
    た信号か否かを判定する第2の判定手段と、前記第2の
    判定手段で前記交換機をそのまま通過してきたと判定さ
    れた信号から前記圧縮された状態のままの音声信号を取
    出す第2の変換手段とを前記圧縮伸張手段各々に対応し
    て有することを特徴とする音声圧縮伸張装置。
  8. 【請求項8】 前記交換機をそのまま通過させる信号の
    宛先情報を予め格納する格納手段を含み、 前記第1の判定手段は前記格納手段の内容と前記第1の
    抽出手段で抽出された宛先情報とを比較して前記交換機
    をそのまま通過させる信号か否かを判定し、 前記第2の判定手段は前記格納手段の内容と前記第2の
    抽出手段で抽出された宛先情報とを比較して前記交換機
    をそのまま通過してきた信号か否かを判定するよう構成
    したことを特徴とする請求項7記載の音声圧縮伸張装
    置。
JP4432697A 1997-02-27 1997-02-27 音声圧縮伸張装置 Withdrawn JPH10243484A (ja)

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