JPH1117641A - 多重化装置及び通信システム - Google Patents

多重化装置及び通信システム

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JPH1117641A
JPH1117641A JP16888597A JP16888597A JPH1117641A JP H1117641 A JPH1117641 A JP H1117641A JP 16888597 A JP16888597 A JP 16888597A JP 16888597 A JP16888597 A JP 16888597A JP H1117641 A JPH1117641 A JP H1117641A
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JP
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signal
data
input
time
division multiplexing
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JP16888597A
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Inventor
Kiyoshi Shimokasa
清 下笠
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的小容量の伝送路を利用する場合に有効
な時分割多重化方式に関し、音声信号が無効な場合は、
データの速度を音声信号のタイムスロットを使用し増大
させ、音声信号が有効な場合は、データの速度を減ずる
ことができる時分割多重化方式を得る。 【解決手段】 音声信号2とデータ信号3を時分割多重
化装置1で回線TS指定部12の指示に基づき伝送路上
に多重化通信する場合、回線上にTSnの伝送内容を規定
するSnビットを設け、音声信号2は音声処理部5で帯域
圧縮され無音検出された情報を基にTS制御部13でデ
ータの有効・無効を判断し、データ信号3はデータ信号
処理部4で有効データを抽出され、速度変換バッファ6
に蓄えられているデータを、TS制御部13の制御によ
りセレクタ処理部で音声が無効である場合はデータ伝送
帯域を増加させ、音声データが無効である場合はデータ
伝送帯域を減少させ伝送できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力された音声
信号や音声信号以外のデータ信号を時分割多重し、伝送
路に出力し、伝送路より入力した時分割多重信号を多重
分離化処理を行う多重化装置に関するものである。特に
データ端末やPBXなどのデータ信号、音声信号、画像信
号などのディジタル化された低速から高速のマルチメデ
ィアをまとめてNTT等が提供する高速ディジタル専用線
あるいはISDN等の伝送路を介して時分割多重伝送する多
重化装置において、音声信号とデータ伝送を回線上の伝
送帯域を可変し高効率、高品質に伝送する時分割多重化
装置と、その制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来の時分割多重化装置の利
用形態例を説明するための図である。図において、10
1は構内交換機(PBX)、102はルータなどのデー
タ端末、1は時分割化多重、14はNTTなどから提供さ
れる高速ディジタル専用線などの伝送路であり、a,b
はおのおのの装置が設置されている場所を示している。
図14における時分割多重化装置1は、接続されるPBX1
01、データ端末102などの様々なデータを時分割多重化
し、回線効率良く伝送させる。また、伝送の効率化のた
めに音声信号は、回線上では、32kb/s、16kb/s、8kb/s
に音声圧縮され、伝送する機能を有する。
【0003】図15は、時分割多重化装置により音声信
号、データ信号が多重化されている伝送フォーマット例
を示す。この伝送フォーマットは、64kb/sの伝送路を利
用して時分割多重されている場合を示している。このう
ち、音声データが8kb/sに音声圧縮され、4チャネル分
伝送され、各々、音声データ1がTS(タイムスロッ
ト)2に、音声データ2がTS3に、音声データ3がT
S4に、音声データ4がTS5に割り当てられている。
音声データ以外のデータは3チャネル分伝送され、デー
タ1がTS6及びTS7に割り当てられ、データ2及び
データ3がTS8に割り当てられている。一方、先頭タ
イムスロット(TS1)は、20マルチフレーム(フレー
ム位置1〜20)より構成されている。このマルチフレ
ームのうち、フレーム位置が1、6、11、16は、接続双
方で認識するためのMUX同期ビットに使用されている。
また、フレーム位置が2、7、12、17は、時分割多
重化装置が障害情報、構成情報を通信するためのTDM間
通信ビットに利用されている。
【0004】従来の時分割多重化装置は、上記のように
構成されており、実際のPBXからの音声データやデータ
端末からのデータが無意味な場合でも、回線上に固定的
に伝送タイムスロット(帯域)を割り当てている。
【0005】一方で、近年ATM(Asynchronous Transfer
Mode)方式やフレームリレー方式などの統計多重技術
が進歩し、音声信号やデータ端末信号をそれらの技術で
有効なデータのみ伝送できるようになり、回線の有効利
用が図れるようになった。しかしながら、ATM方式の場
合は、比較的少量のトラヒックを多重化し伝送路の帯域
が小さい場合、ATM方式のセルヘッダー情報のオーバヘ
ッドを付する必要があるため、時分割多重化方式より多
重化効率は悪くなるという欠点を有する。またATM方式
あるいはフレームリレー方式で音声信号を伝送する場
合、無音時などの無効時の伝送効率向上効果には適する
ものの、圧縮したデータをそれらのセルあるいはフレー
ム化する場合の処理遅延時間が原理的に大きくなり、時
分割多重化方式よりも伝送される音声品質が良くない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の時分割多重化装
置は以上のように構成されているので、音声信号、デー
タ信号が無効であるにも関わらず伝送路上の帯域を占有
してしまい、通信ニーズ増大に応じて有効に伝送路を使
用できないという問題点があった。また近年のATM方
式、フレームリレー方式などの統計多重化方式では、比
較的小容量の伝送路では時分割多重化方式と比べて多重
化効率が良くなく、また音声伝送遅延が大きくなるとい
う問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、データ伝送のスループットを向
上させることができ、特にダイナミックにデータ伝送速
度を可変させることがきる多重化装置及び通信システム
を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る多重化
装置は、音声信号及び音声信号以外のデータ信号が入力
され、当該入力された信号を時分割多重化し伝送路に出
力する時分割多重化部と、伝送路より入力した信号を分
離し出力する時分割多重分離部とを備えた多重化装置に
おいて、前記時分割多重化部は、入力された音声信号が
有音か無音かを検出する入力音声検出手段と、前記入力
音声検出手段が入力された音声信号が有音であると検出
した場合には当該入力された音声信号を選択し、入力さ
れた音声信号が無音であると検出した場合には入力され
た前記データ信号を選択する第1の選択手段と、前記入
力音声検出手段における検出結果を示す情報を発生させ
る検出情報発生手段と、前記選択手段により選択した信
号とともに前記検出情報発生手段により発生した検出情
報を時分割多重化し、伝送路に出力する多重化手段とを
有し、前記時分割多重分離部は、前記伝送路より入力さ
れた信号を時分割多重分離する多重分離化手段と、前記
多重分離化手段により分離された信号における前記検出
情報に基づき、前記音声信号か前記データ信号かを判別
し当該判別結果に対応した処理を行うよう出力する第2
の選択手段を備えたものである。
【0009】第2の発明に係る多重化装置は、第1の発
明における多重化手段を前記第1の選択手段により選択
した信号と前記検出情報発生手段により発生した検出情
報とを伝送する第1の伝送領域と、入力された信号を予
め定められたタイミングで伝送する固定帯域の第2の伝
送領域とを有する信号に時分割多重化し、伝送路に出力
するようにしたものである。
【0010】第3の発明に係る多重化装置は、第1又は
第2の発明に係る時分割多重化部を複数のチャネルのデ
ータ信号が入力され、第1の選択手段は、入力された音
声信号が無音であると検出した場合には入力された複数
チャネルのデータ信号より選択するようにしたものであ
る。
【0011】第4の発明に係る多重化装置は、第1、第
2又は第3の発明に係る入力音声検出手段は、音声信号
の呼接続のための制御信号に基づいて音声呼の有無を検
出するものである。
【0012】第5の発明に係る多重化装置は、複数チャ
ネルのデータ信号が入力され、当該入力された信号を時
分割多重化し伝送路に出力する時分割多重化部と、伝送
路より入力した信号を分離し出力する時分割多重分離部
とを備えた多重化装置において、前記時分割多重化部
は、入力されたデータ信号を一時的に蓄積する速度変換
バッファと、前記速度変換バッファに蓄積された各デー
タ信号の蓄積量に応じて各チャネルの伝送帯域を制御
し、時分割多重化し、伝送路に出力する多重化手段と、
前記時分割多重分離部は、前記伝送路より入力された信
号を時分割多重分離する多重分離化手段を備えたもので
ある。
【0013】第6の発明に係る通信システムは、音声信
号及び音声信号以外のデータ信号が入力され、当該入力
された信号を時分割多重化し伝送路に出力する時分割多
重化部と、伝送路より入力した信号を分離し出力する時
分割多重分離部とを備えた通信システムにおいて、前記
時分割多重化部は、入力された音声信号が有音か無音か
を検出する入力音声検出手段と、前記入力音声検出手段
が入力された音声信号が有音であると検出した場合には
当該入力された音声信号を選択し、入力された音声信号
が無音であると検出した場合には入力された前記データ
信号を選択する第1の選択手段と、前記入力音声検出手
段における検出結果を示す情報を発生させる検出情報発
生手段と、前記選択手段により選択した信号とともに前
記検出情報発生手段により発生した検出情報を時分割多
重化し、伝送路に出力する多重化手段とを有し、前記時
分割多重分離部は、前記伝送路より入力された信号を時
分割多重分離する多重分離化手段と、前記多重分離化手
段により分離された信号における前記検出情報に基づ
き、前記音声信号か前記データ信号かを判別し当該判別
結果に対応した処理を行うよう出力する第2の選択手段
を備えたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の一実施の形態を図につ
いて説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係る時
分割多重化装置のブロック図を示している。図におい
て、1は時分割多重化装置、2は時分割多重化される音
声信号、3はHDLC(ハイレベルデータリンク制御手
順)、FR等のプロトコルを有するデータ端末からのデ
ータ信号、4はデータ信号3の有意なデータを抽出する
データ信号処理部、5は音声圧縮(8kb/sに圧縮)、無
効なデータである無音信号を検出する音声信号処理部で
ある。
【0015】6はデータ信号処理部で抽出された有意な
データを一時的に記憶し、回線送出速度に変換する速度
変換バッファ、7は伝送路とのインタフェース部、8は
様々なデータを時分割多重化する多重化処理部、9は音
声信号、データ信号を選択するセレクタ処理部、10は
時分割多重化処理のためにマルチフレームを構成するマ
ルチフレーム同期ビットを挿入するMUX同期ビット挿入
部、11は音声に割り当てられたタイムスロットが音声
またはデータとして使用しているかを示すSnビットを
挿入するSnビット挿入部である。
【0016】12は伝送路上のタイムスロット使用方法
を指示する回線TS指定部、13は音声信号処理部5の
有効/無効情報を基に制御するTS制御部、52は時分
割多重化装置1から出力する音声信号、53は同様に出
力するデータ信号、54は有効なデータを送出するデー
タ信号処理部、55は伝送路から受信した有効圧縮デー
タを復調し、無効データ時は無音信号を付与する音声信
号処理部、56は伝送路から受信したデータを一時格納
しデータ処理部へ入力するための速度変換バッファ、5
7は回線ラインインタフェース部である。
【0017】58は伝送路からのデータを多重分離する
多重分離化処理部、59は音声データから有効、無効情
報にしたがい音声信号処理部55またはデータ信号処理
部54に選択するセレクタ処理部、60は接続先時分割
多重化装置からのマルチフレーム位置を検出するための
MUX同期ビット検出部、61は接続先からのSnビットを
検出するSnビット検出部、62は検出されたSnビットに
より音声伝送帯域が音声信号またはデータ信号どちらに
使用されていたかを判断し、制御するTS制御部であ
る。
【0018】図2はこの発明の実施の形態に係る時分割
多重化装置の利用形態を示す図であり、従来例と同様で
ある。また、図3はこの発明の実施の形態に係る時分割
多重化装置が適用される伝送路上の伝送フォーマットを
示す図である。この発明の実施の形態に係る時分割多重
装置が適用される伝送路は、64kb/sの伝送速度を有し、
音声圧縮が8kb/sの場合について示されている。
【0019】図において、伝送フォーマットはタイムス
ロット1(TS1)、TS2、TS3、TS4、TS
5、TS6、TS7、TS8より構成されている。TS
1は制御用のタイムスロットであり、20マルチフレー
ム(フレーム位置1〜20)より構成されている。この
マルチフレームのうち、フレーム位置が1、6、11、16
には、MUX同期ビットが挿入され伝送されている。ま
た、フレーム位置が2、7、12、17は、接続先TDMと通
信を図るためのチャネルに使用されている。
【0020】また、TS1のマルチフレームにおいて、
フレーム位置3、5、8、10、13、15をSnビット
(S1、S2、S3、S4、S5、S6)とする。具体的
には、フレーム位置3がS1に、フレーム位置5がS2
に、フレーム位置8がS3に、フレーム位置10がS4
に、フレーム位置13がS5に、フレーム位置15がS
6に各々相当する。ここで、S1はTS2に、S2はT
S3に、S3はTS4に、S4はTS5に、S5はTS
6に、S6はTS7に関連づけられている。このSnビッ
トの論理により、該当TSn(n=2〜7)が圧縮された音声デ
ータとして伝送しているかまたは音声データ以外のデー
タとして伝送しているかの識別を行う。例えば、TS2
が音声データである場合にS1ビットが「1」と、TS
3が音声以外のデータである場合にS2ビットが「2」
とされる。この発明の実施の形態では、TS2〜7は6
チャネル分の音声伝送チャネルに割り付けられており、
TS8はデータ伝送チャネルに割り付けられている。
【0021】まず、この発明の実施の形態に係る時分割
多重化装置1の基本動作を説明する。図1において、時
分割多重化装置1は、回線ラインインタフェース部7、
57により伝送路103に接続され、回線TS指定部1
2の指示に従い、音声信号2やデータ信号3を多重化処
理部8により時分割多重化され伝送路に送出する。この
時マルチフレーム同期を接続先に伝達するためのMUX同
期ビットがMUX同期ビット挿入部10により挿入され
る。
【0022】また、伝送路103から受信した時分割多
重化されたデータ列は、多重分離化処理部58により、
MUX同期ビット検出部60で検出されたMUX同期位置、回
線TS指定部からの情報に基づき、多重分離され、音声
信号52やデータ信号53として送出される。伝送路1
03で伝送されるデータは音声信号については、音声信
号処理部5で音声圧縮(8kb/s)に圧縮され、音声信号
処理部55で圧縮されたデータが復調される。
【0023】尚、この発明の実施の形態では、図3に示
す通り、伝送路103上のタイムスロットに関しては、
圧縮された音声データを例えばTS2〜TS7に、デー
タ伝送帯域をTS8に各々割り当て、回線TS指定部1
2により、接続先双方の時分割多重化装置1にこのタイ
ムスロットの割当てを設定しておく。
【0024】各種データが時分割多重化装置1に入力さ
れ、接続先へ分離送出されるまでの本方式の時分割多重
化装置1の動作は以下の通りである。時分割多重化装置
1に入力された複数の音声信号2は、音声信号処理部5
において音声圧縮(8kb/s)され、セレクタ処理部9に
出力される。同時に当該音声信号処理部5では、その無
音検出機能により、入力された音声信号2が有効なデー
タか無効なデータかを検出し、その検出結果をTS制御
部13に通達する。一方で、入力された音声信号以外の
データ信号3は、データ信号処理部4により有効データ
が抽出され、速度変換バッファ6に蓄積される。この有
効データとは、データ端末のプロトコルにより決定さ
れ、例えばHDLCやフレームリレーの場合、フラグに囲ま
れた情報が有効データとなる。
【0025】TS制御部13は音声信号処理部5の無音
検出結果情報が入力され、その情報を基にセレクタ処理
部9及びSnビット挿入部11を制御する。すなわち、T
S制御部13は、音声信号2が有音で有効データである
場合、セレクタ処理部9を圧縮された音声信号を多重化
処理部8に出力させるとともに、該当するチャネルのS
nビットを音声側に設定するよう制御する。音声信号が
無音で無効データである場合、セレクタ処理部9をデー
タ側とし、速度変換バッファに蓄積されている有効デー
タを音声伝送帯域まで使用して伝送させるよう制御する
とともに、該当するチャネルのSnビットをデータ側に設
定するよう制御する。
【0026】一方、伝送路103より受信したデータ
は、回線ラインインターフェース部57に入力される。
回線ラインインターフェース部57に入力された信号は
さらに多重分離化処理部58に入力される。Snビット検
出部61はこの多重分離化処理部58に入力されたデー
タよりSnビットを検出し、その結果情報をTS制御部6
2に通達する。TS制御部62はこの情報を基にセレク
タ処理部59を制御し、Snビットが音声側を示す場合、
圧縮された音声データとして該当TSのデータを音声信
号処理部55に出力し、Snビットがデータ側を示す場
合、該当TSはデータ受信として、TS8のデータとと
もに速度変換バッファ56に蓄える。
【0027】音声処信号理部55は、TS制御部62の
指示により、受信データが音声信号の場合は圧縮された
データを復調し、音声信号52として接続先端末(PBX)
に出力し、また受信データがデータの場合は無音データ
もしくはあるレベルのノイズデータを生成し、接続先端
末に出力する。データ信号処理部54は、速度変換バッ
ファ56からデータを受信し、有効データを抽出しデー
タ信号53として接続先端末に出力し、速度変換バッフ
ァ56に有効データが無い場合は、例えばフラグなどの
無効データを出力する。以上のような機能を有する速度
可変時分割多重化方式を提供することにより、音声信号
が無効データとなった場合、伝送路上のデータ信号の帯
域を増加させ、また音声信号が有効データの場合、デー
タ信号の伝送帯域を減少させることが可能となり、伝送
路を有効なデータのみの伝送に利用でき、特にデータ伝
送のスループットを向上させることができる。
【0028】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、Snビットを1つのTS(8kb/s)に対応させ、データ
伝送帯域を可変させる例を示したが、可変速度(帯域)
の単位を変えても良く、例えば図4に示す通り、Snビッ
ト1ビットに対して2つのTS(16kb/s)を対応づけるこ
ともできる。この場合音声圧縮レートが16kb/sの場合に
適用可能となる。同様にSnビット1ビットに対して3
つのTS(24kb/s)、4つのTS(32kb/s)を対応付けることも
同様に可能であり、そのSnビット1ビットに対応する
タイムスロットに数は限定されない。
【0029】実施の形態3.また、上記実施の形態1で
は、図3のような多重化フォーマットでの例を示した
が、このような多重化フォーマットに限定されない。例
えば図5に示すような多重化フォーマットであってもこ
の発明は適用可能である。即ち、時分割多重化方式であ
り、伝送路上のある帯域の使用方法をSnビットで示して
いる限り、Snビットの論理により対応するTSnを音声ま
たはデータ信号用伝送帯域が識別され、データ伝送帯域
を可変することが可能となる。図5に示す多重化フォー
マットでは、FR1からFR24の24のマルチフレー
ムから構成されている。そしてFR1が同期ビットに、
FR2がSnビットに、FR3〜FR20がTS1〜T
S6の音声又は音声以外のデータに、FR21〜FR2
4が音声以外のデータ専用に各々割り当てられている。
【0030】実施の形態4.図6は、この発明の実施の
形態4に係る時分割多重化装置の構成を示すブロック図
である。図6において、図1と同じ符号を付した構成は
図1の構成と同一又は相当部分を示す。ここで、データ
伝送には、一般に伝送遅延時間の変動が許されるメディ
アと、許されないメディアとがある。前者は,ルータ間
接続やパケット通信など,データがパケットやフレーム
単位で伝送している形態であり,後者は音声や画像など
END−ENDで時間的にも同期をとり,伝送している
形態である。実施の形態1〜3では、伝送遅延時間の変
動が許されるメディアに対して、時分割多重化処理を行
っていたが、この実施の形態4では、さらに伝送遅延時
間の変動が許されないメディアについてもさらに時分割
多重化処理を行うようにしたものである。図6におい
て、14、16は各々伝送遅延時間の変動が許されない
メディアのデータを示している。従って、図6では、図
1と異なり、データ信号14がデータ信号処理部4等を
介さずに直接多重化処理部8に入力され、かつデータ信
号63がデータ信号処理部54等を介さずに多重分離化
処理部58より直接出力されている。
【0031】図7は、この発明の実施の形態に係る伝送
路103上の伝送フォーマット例を示している。この伝
送フォーマットの伝送路速度128kb/sであり、TS1〜
TS16のタイムスロットより構成されている。TS1
は、MUXビット、TDM間通信ビット、Snビットが割り当て
られている。TS2〜TS7を音声またはデータ伝送に利用で
きる帯域、TS8,9を可変速度対応データ伝送帯域、TS10
〜TS16を従来の時分割多重化方式で利用できる多重化領
域としている。この場合でも、帯域を可変できるデータ
伝送はTS1〜TS9を用いて実施の形態1〜3に示さ
れるようにして行われる。同時に可変できないデータ伝
送に関しては、従来の時分割多重化方式と同様にして、
予め定められたタイミングでデータが伝送される。即
ち、時分割多重化装置1に入力されたデータ14は多重
化処理部8によりTS10〜TS16の何れかのタイム
スロットに挿入され、時分割多重され、伝送路へ出力さ
れる。伝送路より出力されたデータ信号は、多重分離化
処理部58に入力され、時分割多重分離化処理され、デ
ータ信号63として出力される。この発明の実施の形態
に記載された発明によれば、ユーザへのきめ細かなデー
タ伝送サービスを提供できる効果がある。
【0032】実施の形態5.この実施の形態5では、特
に帯域を変化して伝送できるデータ伝送が複数ある場合
に関するものである。図8はこの実施の形態5に係る時
分割多重化装置の構成を示すブロック図でる。図におい
て、図1と同じ符号を付した構成は図1のものと同一又
は相当部を示す。15、64は、音声以外のデータ信号
であり、帯域を変化させることが可能なデータを示して
いる。
【0033】図9は、この実施の形態5に係る伝送フォ
ーマットを示す図である。この伝送フォーマットは、T
S1〜TS16より構成され、S1のフレーム位置1、
16、11、16がMUX同期ビットに、フレーム位置
2、7、12、17がTDM間通信ビットに、フレーム
位置20がユーザビットに割り当てられている。また、
フレーム位置3がS11に、フレーム位置5がS12
に、フレーム位置8がS13に、フレーム位置10がS
14に、フレーム位置13がS15に割り当てられてい
る。ここで、S11がTS2に、S12がTS3に、S
13がTS4に、S14がTS5に、S15がTS6に
各々関連付けられている。さらに、フレーム位置4がS
21に、フレーム位置9がS22に、フレーム位置14
がS23に、フレーム位置18がS24に、フレーム位
置19がS25に割り当てられている。ここで、S21
がTS7に、S22がTS8に、S23がTS9に、S
24がTS10に、S25がTS11に各々関連付けら
れている。TS2〜TS6が音声信号又はデータ信号A
に関するタイムスロット、TS7〜TS11が音声信号
又はデータ信号Bに関するタイムスロット、TS12、
TS13がデータ信号Aに関するタイムスロット、TS
14〜TS16がデータ信号Bに関するタイムスロット
である。
【0034】次に動作について説明する。基本的な動作
は実施の形態1で示した例と同様であるが、データ信号
3のみならずデータ信号15が入力されている。そして
セレクタ処理部9にはデータ信号15も入力され、音声
信号が無音である場合には、データ信号3又はデータ信
号15が選択されることになる。一方伝送路より入力さ
れたデータ信号は多重分離化処理部58で分離化され、
TS1の所定のフレーム位置に含まれるSnビット情報
に基づき音声信号、データ信号3、データ15の各々に
対応する信号かどうかが判別される。そして、その判別
結果に基づいて、音声信号処理部55、データ信号処理
部54において各々処理され、音声信号52、データ信
号53又はデータ信号64として出力される。このよう
に、データ信号15もデータ信号処理部4に入力され、
Snビットを複数データ伝送へのTS音声/データ識別ビ
ットとして使用することで、本発明の効果を得ることが
できる。
【0035】実施の形態6.さらに、図10に示す通
り、音声信号2が個別線信号方式の場合、個別線信号分
析部16を設け、この分析結果を基に音声呼有無を検出
できる音声呼有無部17を設けても良い。この個別線信
号分析部16は、PBXからの信号(SS/SR線)の
状態を検出し、オンであれば音声ありと検出し、オフで
あれば音声なしと検出する。
【0036】この実施の形態は、実施の形態1〜5まで
が音声の無音検出による音声データ無効/有効判断であ
ったが、音声呼の有無により判断でき、データ伝送帯域
の可変が可能となる。
【0037】実施の形態7.また、図11に示す通り、
音声信号2の処理として共通線信号処理部18、及び音
声圧縮を行う音声処理部19を設け、例えば、PBXと本
装置1が共通線信号(例えばISDN)で接続されている時、
共通線信号処理部18で音声呼有無検出のための処理を
しても良い。共通線信号処理部18は、共通線信号方式
(ISDN、No.7)をモニター或は終端し、例えば
ISDNの場合、レイヤ3の信号にて、コネクションが
実際に接続した場合に、音声ありと判断する。
【0038】本例においては、音声信号2が共通線信号
方式の場合であっても、音声呼の有無に応じたデータ伝
送速度を可変させることが可能となる。
【0039】実施の形態8.実施の形態1〜7では、時
分割多重化装置に音声信号とデータ信号が入力されてい
たが、この実施の形態8では、音声信号でなく、複数の
データ信号が入力されている。図12は、この実施の形
態8に係る時分割多重化装置の構成を示す図である。図
において、図1と同一の符号を付した構成は、図1のも
のと同一又は相当部を示す。図において、107は音声
以外のデータ信号、104は別の速度可変データ伝送を
制御するデータ信号処理部、106はデータ信号107
に対応する速度変換バッファ、156はデータ信号10
7に対応する速度変換バッファ、154はデータ信号1
07に対応するデータ信号処理部、107はデータ信号
処理部154より出力されるデータ信号である。
【0040】次に動作について説明する。データ信号1
07、データ信号3は各々、データ信号処理部104、
データ信号処理部4に入力され有意なデータが抽出され
る等の処理がなされる。データ信号処理部104、4で
処理されたデータ信号は速度変換バッファ106、8に
て速度変換される。この速度変換バッファ106、6に
蓄積された有効データ数(長)により伝送路103上の
速度を可変させる。
【0041】本例では、複数のデータ伝送でそれぞれの
速度をダイナミックに可変させることができ、伝送路の
有効利用が図れる。
【0042】
【発明の効果】第1の発明に係る多重化装置は、音声信
号及び音声信号以外のデータ信号が入力され、当該入力
された信号を時分割多重化し伝送路に出力する時分割多
重化部と、伝送路より入力した信号を分離し出力する時
分割多重分離部とを備えた多重化装置において、前記時
分割多重化部は、入力された音声信号が有音か無音かを
検出する入力音声検出手段と、前記入力音声検出手段が
入力された音声信号が有音であると検出した場合には当
該入力された音声信号を選択し、入力された音声信号が
無音であると検出した場合には入力された前記データ信
号を選択する第1の選択手段と、前記入力音声検出手段
における検出結果を示す情報を発生させる検出情報発生
手段と、前記選択手段により選択した信号とともに前記
検出情報発生手段により発生した検出情報を時分割多重
化し、伝送路に出力する多重化手段とを有し、前記時分
割多重分離部は、前記伝送路より入力された信号を時分
割多重分離する多重分離化手段と、前記多重分離化手段
により分離された信号における前記検出情報に基づき、
前記音声信号か前記データ信号かを判別し当該判別結果
に対応した処理を行うよう出力する第2の選択手段を備
えたものなので、データ伝送のスループットを向上させ
ることができ、特にダイナミックにデータ伝送速度を可
変させることがきるため、時分割多重方式であるにもか
かわらず、統計多重的な効果を生じさせることができ
る。
【0043】第2の発明に係る多重化装置は、第1の発
明における多重化手段を前記第1の選択手段により選択
した信号と前記検出情報発生手段により発生した検出情
報とを伝送する第1の伝送領域と、入力された信号を予
め定められたタイミングで伝送する固定帯域の第2の伝
送領域とを有する信号に時分割多重化し、伝送路に出力
するようにしたものなので、ユーザへのきめ細かなデー
タ伝送サービスを提供できる効果がある。
【0044】第3の発明に係る多重化装置は、第1又は
第2の発明に係る時分割多重化部を複数のチャネルのデ
ータ信号が入力され、第1の選択手段は、入力された音
声信号が無音であると検出した場合には入力された複数
チャネルのデータ信号より選択するようにしたものなの
で、データ伝送のスループットを向上させることがで
き、特にダイナミックにデータ伝送速度を可変させるこ
とがきるため、時分割多重方式であるにもかかわらず、
統計多重的な効果を生じさせることができる。
【0045】第4の発明に係る多重化装置は、第1、第
2又は第3の発明に係る入力音声検出手段は、音声信号
の呼接続のための制御信号に基づいて音声呼の有無を検
出するものなので、音声呼の有無により判断でき、デー
タ伝送帯域の可変が可能となる。
【0046】第5の発明に係る多重化装置は、複数チャ
ネルのデータ信号が入力され、当該入力された信号を時
分割多重化し伝送路に出力する時分割多重化部と、伝送
路より入力した信号を分離し出力する時分割多重分離部
とを備えた多重化装置において、前記時分割多重化部
は、入力されたデータ信号を一時的に蓄積する速度変換
バッファと、前記速度変換バッファに蓄積された各デー
タ信号の蓄積量に応じて各チャネルの伝送帯域を制御
し、時分割多重化し、伝送路に出力する多重化手段と、
前記時分割多重分離部は、前記伝送路より入力された信
号を時分割多重分離する多重分離化手段を備えているの
で、複数のデータ伝送でそれぞれの速度をダイナミック
に可変させることができ、伝送路の有効利用が図れる。
【0047】第6の発明に係る通信システムは、音声信
号及び音声信号以外のデータ信号が入力され、当該入力
された信号を時分割多重化し伝送路に出力する時分割多
重化部と、伝送路より入力した信号を分離し出力する時
分割多重分離部とを備えた通信システムにおいて、前記
時分割多重化部は、入力された音声信号が有音か無音か
を検出する入力音声検出手段と、前記入力音声検出手段
が入力された音声信号が有音であると検出した場合には
当該入力された音声信号を選択し、入力された音声信号
が無音であると検出した場合には入力された前記データ
信号を選択する第1の選択手段と、前記入力音声検出手
段における検出結果を示す情報を発生させる検出情報発
生手段と、前記選択手段により選択した信号とともに前
記検出情報発生手段により発生した検出情報を時分割多
重化し、伝送路に出力する多重化手段とを有し、前記時
分割多重分離部は、前記伝送路より入力された信号を時
分割多重分離する多重分離化手段と、前記多重分離化手
段により分離された信号における前記検出情報に基づ
き、前記音声信号か前記データ信号かを判別し当該判別
結果に対応した処理を行うよう出力する第2の選択手段
を備えているので、データ伝送のスループットを向上さ
せることができ、特にダイナミックにデータ伝送速度を
可変させることがきるため、時分割多重方式であるにも
かかわらず、統計多重的な効果を生じさせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の実施の形態1に係る時分割多重化装置
を示すブロック図である。
【図2】 発明の実施の形態1に係る時分割多重化装置
の利用形態を示す図である。
【図3】 発明の実施の形態1に係る伝送フォーマット
を示す図である。
【図4】 発明の実施の形態2に係る伝送フォーマット
を示す図である。
【図5】 発明の実施の形態3に係る伝送フォーマット
を示す図である。
【図6】 発明の実施の形態4に係る時分割多重化装置
を示すブロック図である。
【図7】 発明の実施の形態4に係る伝送フォーマット
を示す図である。
【図8】 発明の実施の形態5に係る時分割多重化装置
の利用形態を示す図である。
【図9】 発明の実施の形態5に係る伝送フォーマット
を示す図である。
【図10】 発明の実施の形態6に係る時分割多重化装
置を示すブロック図である。
【図11】 発明の実施の形態7に係る時分割多重化装
置を示すブロック図である。
【図12】 発明の実施の形態8に係る時分割多重化装
置を示すブロック図である。
【図13】 発明の実施の形態9に係る伝送フォーマッ
トを示す図である。
【図14】 従来の時分割多重化装置の利用形態を示す
図である。
【図15】 従来の時分割多重方式における伝送フォー
マットを示す図である。
【符号の説明】
1 時分割多重化装置、11 Snビット挿入部、2 音声
信号、12 回線TS指定部、3 データ信号、13 TS制御
部、4 データ信号処理部、14 データ信号、5 音
声信号処理部、15 データ信号、6 速度変換バッフ
ァ、16 個別線信号分析部、7 回線ラインインタフェース部、17
音声呼検出部、8 多重化処理部、18共通線信号分析
部、9 セレクタ処理部、19 音声処理部、10 MUX同
期ビット挿入部、61 Snビット検出部、52 音声信号、
62 TS制御部、53 データ信号、63 データ信号、54
データ信号処理部、64 データ信号、55 音声信号処理
部、56 速度変換バッファ、101 PBX、57 回線ラインインタ
フェース部、102 データ端末、58 多重分離化処理部、103
伝送路、59 セレクタ処理部、104 データ信号処理
部、60 MUX同期ビット検出部、106 速度変換ブッフ
ァ、107 データ信号、153 データ信号、154 データ
処理部、156 速度変換バッファ、159 セレクタ処理
部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号及び音声信号以外のデータ信号
    が入力され、当該入力された信号を時分割多重化し伝送
    路に出力する時分割多重化部と、伝送路より入力した信
    号を分離し出力する時分割多重分離部とを備えた多重化
    装置において、 前記時分割多重化部は、 入力された音声信号が有音か無音かを検出する入力音声
    検出手段と、 前記入力音声検出手段が入力された音声信号が有音であ
    ると検出した場合には当該入力された音声信号を選択
    し、入力された音声信号が無音であると検出した場合に
    は入力された前記データ信号を選択する第1の選択手段
    と、 前記入力音声検出手段における検出結果を示す情報を発
    生させる検出情報発生手段と、 前記選択手段により選択した信号とともに前記検出情報
    発生手段により発生した検出情報を時分割多重化し、伝
    送路に出力する多重化手段とを有し、 前記時分割多重分離部は、 前記伝送路より入力された信号を時分割多重分離する多
    重分離化手段と、 前記多重分離化手段により分離された信号における前記
    検出情報に基づき、前記音声信号か前記データ信号かを
    判別し当該判別結果に対応した処理を行うよう出力する
    第2の選択手段を備えた多重化装置。
  2. 【請求項2】 前記多重化手段は、前記第1の選択手段
    により選択した信号と前記検出情報発生手段により発生
    した検出情報とを伝送する第1の伝送領域と、入力され
    た信号を予め定められたタイミングで伝送する固定帯域
    の第2の伝送領域とを有する信号に時分割多重化し、伝
    送路に出力することを特徴とする請求項1記載の多重化
    装置。
  3. 【請求項3】 前記時分割多重化部は、複数のチャネル
    のデータ信号が入力され、第1の選択手段は、入力され
    た音声信号が無音であると検出した場合には入力された
    複数チャネルのデータ信号より選択することを特徴とす
    る請求項1又は2記載の多重化装置。
  4. 【請求項4】 前記入力音声検出手段は、音声信号の呼
    接続のための制御信号に基づいて音声呼の有無を検出す
    ることを特徴とする請求項1、2又は3記載の多重化装
    置。
  5. 【請求項5】 複数チャネルのデータ信号が入力され、
    当該入力された信号を時分割多重化し伝送路に出力する
    時分割多重化部と、伝送路より入力した信号を分離し出
    力する時分割多重分離部とを備えた多重化装置におい
    て、 前記時分割多重化部は、 入力されたデータ信号を一時的に蓄積する速度変換バッ
    ファと、 前記速度変換バッファに蓄積された各データ信号の蓄積
    量に応じて各チャネルの伝送帯域を制御し、時分割多重
    化し、伝送路に出力する多重化手段と、 前記時分割多重分離部は、 前記伝送路より入力された信号を時分割多重分離する多
    重分離化手段を備えた多重化装置。
  6. 【請求項6】 音声信号及び音声信号以外のデータ信号
    が入力され、当該入力された信号を時分割多重化し伝送
    路に出力する時分割多重化部と、伝送路より入力した信
    号を分離し出力する時分割多重分離部とを備えた通信シ
    ステムにおいて、 前記時分割多重化部は、 入力された音声信号が有音か無音かを検出する入力音声
    検出手段と、 前記入力音声検出手段が入力された音声信号が有音であ
    ると検出した場合には当該入力された音声信号を選択
    し、入力された音声信号が無音であると検出した場合に
    は入力された前記データ信号を選択する第1の選択手段
    と、 前記入力音声検出手段における検出結果を示す情報を発
    生させる検出情報発生手段と、 前記選択手段により選択した信号とともに前記検出情報
    発生手段により発生した検出情報を時分割多重化し、伝
    送路に出力する多重化手段とを有し、 前記時分割多重分離部は、 前記伝送路より入力された信号を時分割多重分離する多
    重分離化手段と、 前記多重分離化手段により分離された信号における前記
    検出情報に基づき、前記音声信号か前記データ信号かを
    判別し当該判別結果に対応した処理を行うよう出力する
    第2の選択手段を備えた通信システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003079658A1 (fr) * 2002-03-20 2003-09-25 Fujitsu Limited Procede de transmission de donnees et dispositif de transmission
JP2012222690A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Fujitsu Telecom Networks Ltd 伝送システムおよび伝送帯域制御方法
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