JPH0964812A - フレーム構造データ通信方法及び装置 - Google Patents

フレーム構造データ通信方法及び装置

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JPH0964812A
JPH0964812A JP7220035A JP22003595A JPH0964812A JP H0964812 A JPH0964812 A JP H0964812A JP 7220035 A JP7220035 A JP 7220035A JP 22003595 A JP22003595 A JP 22003595A JP H0964812 A JPH0964812 A JP H0964812A
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JP
Japan
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frame
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Application number
JP7220035A
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English (en)
Inventor
Hirohisa Ozaki
浩久 尾崎
Masayori Matsuoka
雅順 松岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 Iインタフェースを介して接続される移動局
間で、フレーム構造データを遅延することなく送受信
し、かつ伝送区間でのデータ誤り検出を簡素かつ安価に
可能とするフレーム構造データ通信方法及び装置を提供
する。 【構成】 フレーム位置検出部1とデータフレーム位置
符号とスロット種別情報からなる制御情報を生成する符
号生成部2と制御情報を送信データに付与する機能を有
するデータ送信部3と、受信データをデータと制御情報
とに分離する機能を有するデータ受信部5と制御情報を
分離した受信データを一時的に蓄えるデータバッファ6
と受信データから分離した制御情報を解読し受信データ
フレーム位置符号を検出する符号解読部7とフレーム位
置タイミングと符号解読手段が検出した受信データフレ
ーム位置符号からデータフレーム構造を再生する機能を
有する受信データフレーム再生部9とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Iインタフェースを介
してTDMA/TDD方式のフレーム構造データを送受
信するフレーム構造データ通信方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話などの移動体通信が急速
に普及しつつある。その中でも平成7年よりサービスが
開始されるPHS(Personal Handyphone System:パ
ーソナルハンディフォンシステム)は簡易かつ安価であ
ることから大きな需要が見込まれている。
【0003】またPHSは通信区間がすべてデジタル信
号で処理されるため通信品質が良好で、情報チャネル速
度が32kbpsと従来の移動体通信端末よりも高速な
のでデジタルデータ伝送にも適している。
【0004】PHS通信で使われるTDMA/TDD
(Time Division Multiple Access/Time Division
Duplex:時分割多元アクセス/時分割復信)方式につ
いて説明する。
【0005】図3にTDMA/TDD方式の概念図を示
す。PHSでは情報チャネルに使用する周波数帯を5ミ
リ秒単位に時分割している。これをフレームという。フ
レームはさらに8つに時分割されており、これをスロッ
トという。時間軸で先行する側から4つのスロットはP
HS基地局からPHS移動局への送信に使用し、残り4
つのスロットはPHS移動局からPHS基地局への送信
に使用する。各スロットのデータ容量は240ビットで
あり、このうち制御信号用に用いる80ビットを除く1
60ビットが音声やデータなどの情報用に使用できる。
従ってPHSの1情報チャネルの回線速度は160ビッ
ト/5ミリ秒であるから32kbpsとなる。
【0006】このように往信と復信の送出区間を時間軸
で区切って使用する方法をTDD方式という。
【0007】PHS基地局からPHS移動局への送信ス
ロット1つとPHS移動局からPHS基地局への送信ス
ロット1つを1セットとして1つのPHS移動局が使用
する。このようにしてPHS移動局に1セットを割り当
てていくと1フレームあたり4セット使用することがで
きる。言い換えればPHS基地局1台あたり4台のPH
S移動局を同時に使用することができる。
【0008】このように短い区間に時分割されたスロッ
トごとにPHS移動局を割り当てることにより複数のP
HS移動局が見かけ上同時に通信する方法をTDMA方
式という。
【0009】以下、図4を参照しながら1つのPHS基
地局に収容されるPHS移動局間の通信動作についてP
HS移動局12からPHS移動局13へ電話をかける場
合を例に説明する。
【0010】まずPHS移動局12はPHS基地局11
へスロット割り当てを要求する。PHS基地局11はス
ロット割り当て要求を受けるとフレーム中の未使用スロ
ットをPHS移動局12に割り当てる。PHS移動局1
2は割り当てられたスロットを使用してPHS移動局1
3との通話を行う旨の呼設定要求を送る。
【0011】図4のTDMAスロット14では2番目の
スロットがPHS移動局12に割り当てられている。
【0012】同様にPHS基地局11はPHS移動局1
3へ着呼通知を行い、PHS移動局13が応答したと
き、フレーム中の未使用スロットをPHS移動局13に
割り当てる。
【0013】以上の手順でPHS移動局12とPHS移
動局13の情報チャネルが回線接続され、割り当てられ
たスロットを使って通話を行うことができる。
【0014】PHS移動局12からPHS移動局13へ
の送話はTDMAスロット14の左下がりの斜線で示す
PHS移動局12に割り当てられた2番目のスロットを
使っていったんPHS基地局11に入り、TDMAスロ
ット15の左下がり斜線で示すPHS移動局13に割り
当てられた3番目のスロットを使用して、PHS基地局
11からPHS移動局13に届く。
【0015】PHS移動局13からPHS移動局12へ
の送話も右下がりの斜線で示すTDMAスロット14の
2番目のスロットとTDMAスロット15の3番目のス
ロットを使用して同様に行う。
【0016】次にPHSのデータ通信について説明す
る。PHSの標準規格であるRCR STD−28では
現在は音声サービスのみが規定されており、データ通信
については標準がない。従って現在PHSデータ通信を
行うには何らかの方法をユーザ独自に用意しなければな
らない。
【0017】PHSデータ通信の方法として、大別して
2つの方法が考えられる。1つは旧来のアナログ回線で
のモデム通信を適用し、アナログ信号をPHSの伝送区
間ではアナログ/デジタル変換を行い、見かけ上音声と
して通信する方法である。見かけ上音声として通信する
方法の通信動作を図5に示す。図5の方法は現在のPH
S標準規格の範囲で実現できるというメリットがある。
しかしモデム部分でデジタルデータをアナログ信号に変
換し、更にPHS区間へ送信する際にアナログ信号をデ
ジタル化する必要があるため、処理の煩雑化や通信品質
の劣化、ひいては回路量の増大によるコスト増加という
デメリットが考えられる。
【0018】もう1つの方法は、独自に通信手順を決め
てデジタルデータのままで通信するという方法である。
デジタルデータ伝送の通信手順としては一般的であり、
データの信頼性も高く高速であるため、HDLC(High
level Data Link Control procedure)などに代表され
るフレーム単位で通信するBOP(Bit Oriented Proto
col)などがある。
【0019】HDLCではフレームの前後に特定ビット
パターンのフラグを設けてフレームとフレームの区切り
を検出できるようにしている。しかしフラグ付与/検出
には一般に専用のハードウェアや処理が必要となる。そ
こで前述の図3を参照すると、TDMAスロットを固定
長のデジタルデータフレームとして利用すれば、5ミリ
秒フレーム毎にTDMAスロットが存在し、1つのPH
S移動局に1つのTDMAスロットが割り当てられるた
めフラグによるフレーム区切りは不要であることがわか
る。従って前述した専用のハードウェアや処理は不要と
なる。
【0020】このように1つのTDMAスロットを1つ
の固定長フレームとしてデジタルデータをフレーム単位
で伝送することによって高速で通信品質のよいPHSデ
ータ通信が実現できる。
【0021】ここで遠隔地間のPHS基地局に収容され
るPHS移動局間でのデータ通信について考える。図6
に遠隔地間のPHS基地局間接続のイメージを示す。P
HS基地局の接続インタフェースは、PHSの特徴であ
るデジタル伝送による良好な通信品質を生かすために、
やはりデジタル回線であるISDN網52を使用する。
PHS基地局11、17をISDN網52に収容するた
めにはPHSの情報チャネル速度32kbpsとISD
N基本インタフェースの情報チャネル速度64kbps
の速度整合を行う必要がある。これはISDN基本イン
タフェースの情報チャネル速度がPHS情報チャネル速
度の2倍であるからISDN情報チャネルの伝送単位8
ビット中の4ビットにPHS情報チャネルのデータをマ
ッピングし、残りの4ビットは未使用とすることで実現
できる。この速度整合を行うために速度整合手段51、
53が必要となる。
【0022】図5の構成でPHS基地局11に収容され
るPHS移動局12、13間でのデータ通信と同様に、
ISDN網52を介して接続されるPHS基地局54に
収容されるPHS移動局55とPHS移動局2または1
3間でデータ通信を可能としたい。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図6のIS
DN網52を介したPHS基地局11とPHS基地局5
4では5ミリ秒のフレームタイミングが同期していな
い。またISDN網52は5ミリ秒のフレームタイミン
グを伝送する機能は提供していない。そのため受信した
データのTDMA/TDD方式のフレーム構造を再現で
きず、フレームの区切りが検出できないという問題点が
ある。HDLCなどの標準的な通信プロトコルを利用す
ればこの問題点は回避できるが、前述したように専用の
ハードウェアや処理が必要となるため装置が複雑化し高
価になる。
【0024】また上述したPHSとISDNの速度整合
方法ではISDN伝送区間で発生したデータ誤りを検出
できないという点も問題である。
【0025】本発明は上記のような問題点を考慮し、通
信速度の異なるインタフェースを介して接続されるPH
S移動局間で、TDMA/TDD方式のフレーム構造デ
ータを遅延することなく送受信し、かつISDN伝送区
間でのデータ誤り検出を可能とする簡素で安価なフレー
ム構造データ通信方法及び装置を提供することを目的と
するものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明のフレーム構造デ
ータ通信方法は、送信データへの制御情報の付与と受信
データからの制御情報の分離により通信速度の異なるイ
ンタフェース間の速度整合を行い前記制御情報がTDM
A/TDD方式のフレーム位置符号とスロット種別情報
から構成され、これによりTDMA/TDD方式のフレ
ーム構造を保存しまた制御情報がデータ誤り検出符号を
兼ねることを特徴とする。
【0027】また、本発明のフレーム構造データ通信装
置は、TDMA/TDD方式によるフレーム構造データ
をIインタフェースを介して送受信するフレーム構造デ
ータ通信装置であって、フレーム位置検出手段とデータ
フレーム位置符号とスロット種別情報からなる制御情報
を生成する符号生成手段と制御情報を送信データに付与
する機能を有するデータ送信部と、受信データをデータ
と制御情報とに分離する機能を有するデータ受信部と制
御情報を分離した受信データを一時的に蓄えるデータ記
憶手段と受信データから分離した制御情報を解読し受信
データフレーム位置符号を検出する符号解読手段とフレ
ーム位置タイミングと符号解読手段が検出した受信デー
タフレーム位置符号からデータフレーム構造を再生する
機能を有する受信データフレーム再生手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0028】
【作用】本発明のフレーム構造データ通信方法において
は、データ送信部で送信データに制御情報を付与するこ
とで見かけ上の送信データ長を増やし、データ受信部で
は受信データから制御情報を分離することで本来のデー
タ長に戻すことで速度整合を行い、制御情報をTDMA
/TDD方式のフレーム位置符号とスロット種別情報か
ら構成し、制御情報はさらに誤り検出符号を兼ねる。
【0029】一方、本発明のフレーム構造データ通信装
置においては、データ送信時にフレーム位置タイミング
に基づいて符号生成部でフレーム位置符号を含む制御情
報を生成し、生成した制御情報をデータ送信部で対応す
る送信データに付与して送信し、データ受信時に受信デ
ータをデータ受信部でデータと制御情報に分離し、デー
タはデータ記憶手段に保持し、制御情報は符号解読部で
解読することにより受信したデータのフレーム位置符号
を検出し、データフレーム位置検出手段により検出した
フレーム位置タイミングと受信したデータのフレーム位
置が一致したときに、受信データフレーム再生手段によ
り、データ記憶手段に保持したデータのフレーム構造を
再生する。
【0030】
【実施例】以下に、本発明をその実施例を示す図面に基
づいて説明する。
【0031】図1は、本発明にかかる一実施例のフレー
ム構造データ通信装置のブロック図である。
【0032】図1において、データフレーム位置検出部
1はPHS基地局から入力されるタイミング信号により
フレーム位置タイミング信号を生成する機能を持つ。符
号生成部2は上記フレーム位置タイミング信号により生
成するフレーム位置符号と、PHS基地局から入力され
るスロット種別情報を制御情報としてデータ送信部3に
供給する機能を持つ。
【0033】スロット種別情報は対応するTDMAスロ
ットの属性を示すものである。データ送信部3はPHS
基地局から入力される4ビット送信データに、符号生成
部2から供給する前記制御情報を前記4ビット送信デー
タに付与し8ビット送信データとしてISDN基本イン
タフェース回路4へ送出する機能を持つ。図2に4ビッ
トデータに制御情報を付与した8ビットデータの構造を
示す。
【0034】再度図1に戻り、データ受信部5はISD
N基本インタフェース回路4から受信した8ビットデー
タを図2のデータ構造に従って上位側4ビットを受信デ
ータ、下位側4ビットを制御情報に分離する機能を持
つ。データバッファ6はデータ受信部5が分離した4ビ
ット受信データを一時的に記憶する。
【0035】符号解読部7はデータ受信部5が分離した
制御情報を解読し、対応する4ビット受信データのフレ
ーム位置を特定し、受信データフレーム位置信号を出力
する機能を持つ。誤り検出部8はデータ受信部5が分離
した制御情報を解読し、予め定められたビットパターン
以外のビットパターンを検出したとき受信データ誤り信
号を出力する。受信データフレーム再生部9はデータフ
レーム位置検出部1から供給するフレーム位置タイミン
グ信号と符号解読部7が供給する受信データフレーム位
置信号を監視し、受信データをデータバッファ6から読
み出してPHS基地局のフレームタイミングに同期した
フレーム構造データとして再生し、PHS基地局へ送出
する機能を持つ。
【0036】次に、上記実施例のフレーム構造データ通
信装置の動作について説明する。データフレーム位置検
出部1は、PHS基地局から供給するタイミング信号に
よりPHS基地局のフレームタイミングがどのPHS情
報チャネルに対応するかまた時分割多重された40個の
スロットの何番目を伝送するタイミングであるかを検出
し、符号生成部2と受信データフレーム再生部9にフレ
ーム位置タイミング信号を供給する。
【0037】符号生成部2は上記フレーム位置タイミン
グ信号により、データ送信部3が送信する送信データの
フレーム位置を検出し、前記送信データがフレーム先頭
スロットである場合はフレーム先頭を表すフレーム位置
符号を、また前記送信データがフレーム先頭から2番目
のスロットである場合はスロット種別情報を、また前記
送信データがフレーム先頭またはフレーム先頭から2番
目以外のスロットである場合は固定ビットパターンのフ
レーム中間位置符号を生成し、データ送信部3へ供給す
る。
【0038】データ送信部3はPHS基地局の予め指定
したPHS情報チャネルのスロットから4ビットの送信
データを受信し、符号生成部2から供給する前記制御情
報を前記送信データに付与して8ビットデータとしてI
SDN基本インタフェース回路4へ送出する。
【0039】データ受信部5はISDN基本インタフェ
ース回路4から8ビットデータを受信すると図6のデー
タ構造に従って上位側4ビットを受信データ、下位側4
ビットを制御情報として4ビットずつに分離し、制御情
報を誤り検出部8と符号解読部7へ送り、上位側4ビッ
トの前記受信データをデータバッファ6へ格納する。
【0040】符号解読部7ではデータ受信部5から受け
取った制御情報からフレーム位置信号を検出解読し、前
記受信データのフレーム位置信号を受信データフレーム
再生部9へ送る。またフレーム先頭を示す制御情報の次
に受信する制御情報をスロット種別情報を出力する。
【0041】また誤り検出部8ではデータ受信部5から
受け取った制御情報を解読し、その内容がフレーム先頭
を表すフレーム位置符号またはスロット種別情報または
フレーム中間位置符号のいずれでも無かったとき、デー
タ受信誤りと判定し受信データ誤り信号を出力する。
【0042】受信データフレーム再生部9では符号解読
部7から供給する受信データフレーム位置信号によりデ
ータバッファ7の4ビットデータをフレーム先頭データ
から順番に読み出し、データフレーム位置検出部1から
供給するフレーム位置タイミング信号に同期して、読み
出したデータをフレーム先頭スロットから順番に送出す
る。
【0043】以上のように、データ送信時にデータのフ
レーム位置符号を制御情報として付与し、データ受信時
に前記フレーム位置符号を解読することで速度の異なる
インタフェースを介した遠隔地のPHS移動局間通信に
おいても送信側のTDMA/TDD方式のフレーム構造
が受信側で再生可能となる。また、4ビットの制御情報
を付与、分離することでPHS情報チャネルの伝送速度
を低下させることなくPHSの情報チャネル速度32k
bpsとISDNの情報チャネル速度64kbpsの速
度整合を行い、かつISDN伝送区間でのデータ誤りを
検出することが可能である。
【0044】なお、上記実施例ではフレーム位置符号を
フレーム先頭とスロット種別、フレーム中間位置符号の
3種類としたが、制御情報の種類数はこれに限定されな
いことは言うまでもない。
【0045】また、上記実施例ではPHSとISDN基
本インタフェースの接続を例に説明したが、これに限ら
ず、例えばPHSとISDN一次群インタフェース、P
HSとデジタル専用線インタフェースなど他のインタフ
ェースとの接続にも適用可能である。
【0046】また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の主旨に基づいて主種の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0047】また上記実施例では各部を専用のハードウ
ェアで構成したが、これに限らず、同様の機能をコンピ
ュータを用いてソフトウェア的に実現しても勿論よい。
【0048】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、フレーム位置検出手段と、その検出したフレー
ム位置タイミングから送信データフレーム位置符号を生
成する符号生成手段と、その生成した送信データフレー
ム位置符号を送信データに付与する機能を有するデータ
送信部と、受信データをデータと受信データフレーム位
置符号に分離する機能を有するデータ受信部と、その受
信データから分離した受信データフレーム位置符号を解
読し受信データフレーム先頭を検出する符号解読手段
と、その符号解読手段により検出した受信データフレー
ム先頭から受信データを前記データフレーム先頭タイミ
ングに同期してフレーム構造データに再生する機能を有
する受信データフレーム再生手段とを備えているので、
通信速度の異なるインタフェースを介して接続されるP
HS移動局間で、TDMA/TDD方式のフレーム構造
データを遅延することなく送受信し、かつISDN伝送
区間でのデータ誤り検出を簡素かつ安価な構成で可能に
するという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるフレーム構造データ
通信装置のブロック図
【図2】4ビットデータに制御情報を付与した8ビット
データの構造を示す概念図
【図3】TDMA/TDD方式を示す概念図
【図4】同一のPHS基地局に収容されるPHS移動局
間の通信動作を示す概念図
【図5】見かけ上音声としてPHSデータ通信を行う概
念図
【図6】遠隔地のPHS基地局間のISDN網による接
続を示す概念図
【符号の説明】
1 データフレーム位置検出部 2 符号生成部 3 データ送信部 4 ISDN基本インタフェース回路 5 データ受信部 6 データバッファ 7 符号解読部 8 誤り検出部 9 受信データフレーム再生部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信データへの制御情報の付与と、受信デ
    ータからの制御情報の分離により通信速度の異なるイン
    タフェース間の速度整合を行い、前記制御情報がTDM
    A/TDD方式のフレーム位置符号とスロット種別情報
    から構成され誤り検出符号を兼ねることを特徴とするフ
    レーム構造データ通信方法。
  2. 【請求項2】TDMA/TDD方式によるフレーム構造
    データをIインタフェースを介して送受信するフレーム
    構造データ通信装置であって、フレーム位置検出手段
    と、前記フレーム位置検出手段により検出したフレーム
    位置タイミングをデータフレーム位置符号に符号化する
    符号生成手段と、前記データフレーム位置符号とスロッ
    ト種別情報からなる制御情報を送信データに付与するこ
    とにより32kbpsから64kbpsへの速度整合を
    行う機能を有するデータ送信部と、受信データをデータ
    と前記制御情報とに分離することにより64kbpsか
    ら32kbpsへの速度整合を行う機能を有するデータ
    受信部と、前記制御情報を分離した受信データを一時的
    に蓄えるデータ記憶手段と、受信データから分離した前
    記制御情報を解読し予め定めたビットパターンと一致し
    ない場合に受信データ誤りとみなし受信データ誤り信号
    を生成する受信データ誤り検出手段と、受信データから
    分離した前記制御情報を解読して得た受信データフレー
    ム位置符号から受信データフレーム位置信号を生成しま
    た前記制御情報からスロット種別情報を抽出する符号解
    読手段と、前記フレーム位置検出手段により検出したフ
    レーム位置タイミングと前記符号解読手段が生成した受
    信データフレーム位置信号から受信データのデータフレ
    ーム構造を再生する機能を有する受信データフレーム再
    生手段とを備えたことを特徴とするフレーム構造データ
    通信装置。
JP7220035A 1995-08-29 1995-08-29 フレーム構造データ通信方法及び装置 Pending JPH0964812A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6463077B1 (en) 1997-10-21 2002-10-08 Nec Corp. PHS data communication terminal adapter
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