JPH09139723A - 時分割多重化装置 - Google Patents

時分割多重化装置

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Publication number
JPH09139723A
JPH09139723A JP29426195A JP29426195A JPH09139723A JP H09139723 A JPH09139723 A JP H09139723A JP 29426195 A JP29426195 A JP 29426195A JP 29426195 A JP29426195 A JP 29426195A JP H09139723 A JPH09139723 A JP H09139723A
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JP
Japan
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card
terminal station
time division
multiplexing
data
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Application number
JP29426195A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanao Yano
孝尚 矢野
Osamu Oikawa
修 及川
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Oi Electric Co Ltd
Original Assignee
Oi Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09139723A publication Critical patent/JPH09139723A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多重化数より少ない個数の端局インタフェー
スカード及びカードスロットを有しつつ、多重化信号に
含まれる全てのTS(タイムスロット)を各カードに任
意に設定することが可能な時分割多重化装置を提供す
る。 【解決手段】 多重化・多重分離化を行うマルチプレク
サ156を含む多重化カードと、多重化数24より少な
い8枚の端局インタフェースカード152a〜152h
が、バスを介して接続されている。各端局インタフェー
スカード152a〜152hには、それぞれのカードが
受け持つべきHG及びTSを設定する手段が備えられて
いる。これによって、各端局インタフェースカード15
2a〜152hは、24個あるTSのうち所望のTSに
対応させるべくHG及びTSを設定することが可能であ
る。そのため、低コスト化を図りつつ、任意のTSを各
カードに設定することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時分割多重化装置
に関する。特に、多重化できる最大のチャネル数より少
ないチャネルのデータを多重化するのに適した時分割多
重化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信ネットワークは、社会生活上なくて
はならないものとして、古くから広く用いられている。
近年、通信のデータ量の増大にともない、例えば電話回
線等においては通信路の光ファイバー化が強力に押し進
められており、従来から用いられてきたいわゆるメタル
配線は加入者の端末付近の接続にのみ用いらているよう
になっている。
【0003】このような光ファイバーは、従来のメタル
配線より、そのデータ伝送容量が大きいため、一本の光
ファイバーに複数の電話回線を載せることが可能であ
る。
【0004】図4には、古典的なメタル回線を用いたユ
ーザと局設備との接続の様子を表す図が示されている。
この図4に示されているように、ユーザ側においては、
モデム10などの端末はDSU12を介して外部のメタ
ル回線14に接続されている。一方、局設備において
は、このメタル回線14に接続するものとしてPCMM
UX16などが備えられている。このPCMMUX16
にはメタル回線が直接接続されるOCU18と、ディジ
タルデータを取り扱うDCH20とが備えられている。
【0005】図4に示されているような古典的なメタル
回線を用いた構成を、光ケーブル22に置き換えた場合
の構成が図5に示されている。図5に示されている例
は、1.5Mbpsの光ケーブル22を用いた構成であ
り、ユーザ側においては、この光ケーブル22に時分割
多重化装置24が設けられている。この時分割多重化装
置24は、光信号と、電気信号との変換を行う1.5M
OPT26と、音声信号を取り扱うVCHや、データ端
末を取り扱うDCHなどを含むインターフェース部28
とを含んでいる。また、局設備側には、光ケーブル22
とのインタフェースを行う1.5MOPT30と、2M
HW32とを含む装置が設けられている。また、2MH
W32と接続する2MHW34及び6MHW36とを備
えた装置も設けられている。
【0006】図5において用いられている光ケーブル2
2は、その伝送容量が1.5Mbpsであるため、通常
の電話回線を24回線収容することが可能である。した
がって、図5に示されているように、時分割多重化装置
24には、24個のDSU38a〜38xが接続されて
いる。そして、それぞれのDSU38a〜38xにはそ
れぞれモデム40a〜40xが接続されている。
【0007】この図5に示されている光ケーブル22
は、一般に標準仕様と呼ばれる多重化フォーマットで用
いられることが多い。この多重化フォーマットのフレー
ム構成図が図6に示されている。まず、光ケーブル22
上における時分割多重においては、24個のフレームを
含むマルチフレームを単位として、通信が行われる。こ
の1マルチフレーム(24フレーム)は、時間にして3
m秒の時間を使う。この1マルチフレームには、24フ
レームが含まれているが、1フレームは193ビットか
ら構成されている。この1フレームは、3m秒を24分
割した125μsを使用している。この1フレームに
は、フレームの頭であることを表すF1ビット2と、2
4個のタイムスロット(1タイムスロットは8ビット)
とが含まれている。タイムスロットは、6個のタイムス
ロット(以下、TS)毎に、ハンドリンググループにグ
ループ分けされている。このハンドリンググループ(以
下、HG)は、データを伝送する行き先が共通なものを
まとめたものである。図6に示されているように、TS
は6個づつHGにまとめられ、4つのHG1〜HG4が
構成されている。すなわち、それぞれのHG(1〜4)
は、それぞれTS1〜TS6を含んでいる。それぞれの
TS(1〜6)は、符号の場合には、1ビットのFビッ
トと、6ビットのデータビットD1〜D6と、1ビット
のSビットとを含んでいる。また、TS(1〜6)は、
音声の場合には、8ビットのデータD1〜D8を含んで
いる。ここで、1ビットは、時間にすると647nsで
ある。
【0008】図7には、図5に示されている時分割多重
化装置24の構成ブロック図が示されている。図7に示
されているように、時分割多重化装置は、光ケーブル2
2と接続されている多重化カード50と、この多重化カ
ード50にバスを介して接続されている24枚の端局イ
ンタフェースカード52a〜52xとを含んでいる。
【0009】図7に示されているように、多重化カード
50は、光電気変換部54と、多重化・多重分離化を行
うマルチプレクサ56と、同期をとる同期部58とを含
んでいる。その他、多重化カード50は、保守点検のた
めのループ60や、所定のクロック信号を発生する1.
5Mオシレータ62や、4.6Mオシレータ64等が備
えられている。
【0010】端局インタフェースカード52a〜52x
は、いわゆる電話装置に接続するためのVCHと、デー
タ端末に対応するDCHとの2種類が備えられている。
図7に示されている例においては、端局インタフェース
カード52aとして、VCHが示されており、端局イン
タフェースカード52xとして、DCHが示されてい
る。DCHである端局インタフェースカード52aに
は、コーデック70と、保守点検用のループ72と、制
御部74とが備えられている。端局インタフェースカー
ド52aは、電話回線に対するものであるので、通常の
4WS、4WRの信号線が出ている。一方、DCHであ
る端局インタフェースカード52xはデータ端末に対す
るものであるので、S−LINEとR−LINEとの2
種の信号線が出されている。
【0011】図7に示されているように、多重化カード
50には、受信したデータを出力するマルチプレクサ5
6などが備えられているが、その他に制御信号を出力す
るパルスジェネレータ66も備えられている。多重化カ
ード50からのデータ出力信号であるTxDには所定時
間毎にデータが次々と出力されていく。そして、このパ
ルスジェネレータ66は、現在出力されているデータが
どのHGのどのTSに属しているのかを各カード52a
〜52xに知らせている。端局インタフェースカード5
2a〜52xには、それぞれ対応するHG及びTSがそ
れぞれ割り当てられている。どのカードにどのHG及び
TSが割り当てられているかは、その端局インタフェー
スカード52a〜52xが実装されているカードスロッ
トの位置によって定まる。すなわち、カードスロットの
エッジコネクターには所定の回路が設けられており、そ
のカードスロットに挿入された端局インタフェースカー
ド52a〜52xに対し、割り当てられているHG及び
TSを知らせるのである。各端局インタフェースカード
52a〜52xは、知らされたHG及びTSと、多重化
カード50のパルスジェネレータ66から出力される制
御信号とを比較することにより、現在出力されているデ
ータが自分が受け取るべきデータであるか否かを判断す
ることが可能である。この判断は、制御部74a〜74
xにおいて行われる。そして、多重化カード50から出
力されるデータが自分が受け取るべきデータであると判
断される場合には、各制御部74a〜74xは対応する
コーデック70a〜70xを起動して、受信作業に入る
のである。
【0012】データが受信される場合には、以上述べた
ように動作が行われるが、データを光ケーブル22に送
出する場合にも同様の制御方式が用いられる。すなわ
ち、パルスジェネレータ66は、常に現在送出・受信す
るべきHG及びTSの情報を外部に出力している。端局
インタフェースカード52a〜52xは、パルスジェネ
レータ66が出力するHG及びTSが自分に割り当てら
れているHG及びTSと一致している場合には、コーデ
ック70a〜70xを起動し、図7に示されているよう
に、TxDを通じて多重化カード50に対しデータを出
力する。マルチプレクサ56は、順番にTxDから入力
されるデータを取り込むことにより、いわゆる時分割多
重化をおこなって多重化信号を生成するのである。この
ように生成された多重化信号は、光電気変換部54を介
して光ケーブル22にデータが送出される。
【0013】以上述べたように、従来の時分割多重化装
置においては、多重化カード50から出力される制御信
号に基づいて、端局インタフェースカード52a〜52
xが順にデータを送出することにより時分割多重化が行
われていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の時分割多重化装置においては、1フレームに含まれ
るTSの個数だけ端局インタフェースカード52a〜5
2xを用意し、それらのカードに順番にデータを出力さ
せることにより、多重化カード50において、時分割多
重化された多重化信号を生成することができた。
【0015】しかしながら、ユーザによっては、24個
のTSの全てを必要としない場合も多い。このような場
合には、例えば端局インタフェースカード52として、
8枚だけ装備されている簡易型の時分割多重化装置を使
用することが考えられる。この場合、端局インタフェー
スカード52の枚数を減らすだけでなく、このカードを
挿入するためのカードスロットの個数も減少させなけれ
ば、装置の小型化、低コスト化は図れない。そのため、
8枚の端局インタフェースカード52を有する時分割多
重化装置においては、カードスロットもまた8個しか装
備されないことが多い。
【0016】8個しかカードスロットが装備されていな
い装置においても、上述した従来の装置と同様にカード
スロット毎にHG及びTSを割り当てる回路が設けられ
ていた。したがって、8個のカードスロットがどのHG
及びTSを受け持つかは、変更することはできず、固定
の値であった。通常は、行き先のアドレスをなるべく自
由に設定できるようにするため、HG1から、2つのT
Sを選択し、HG2からも2つのTSを選択する。この
ようにして、HG3、HG4についても、同様にそれぞ
れTSを2個づつ選択する。このように設定することに
より、端局インタフェースカード52の行き先を変更す
る場合には、変更したい箇所に対応するカードスロット
に挿入されている端局インタフェースカード52を、変
更したい端局インタフェースカード52と交換すること
によりHG及びTSの変更を行うことが可能である。
【0017】しかしながら、このように各HG1〜HG
4から2個づつTSを選ぶと、1つのHGからは3個以
上のTSを選ぶことができなくなる。実際の使用におい
ては、8枚の端局インタフェースカード52を、24個
あるTSに自由に割り当てられることが望ましい。
【0018】このような自由な割り当てを実現するため
には、多重化カード50や、端局インタフェースカード
52の他に、1フレームのデータを全て保持することが
できるバッファカード等が一般に必要となる。このバッ
ファカードは、1フレームのデータを全て保持し、その
カードに備えられているCPU等でTS毎にデータを入
れ替えるものである。そして、入れ替えたデータを外部
に出力するのである。このように、1フレームのデータ
をまるごと保持できるような手段を用いることができれ
ば、自由にTSのデータを入れ替えることが可能となる
ため、端局インタフェースカード52と、24個あるT
Sとの割り当てが完全に自由に行える。
【0019】しかしながら、このようなバッファカード
のような構成を採用すれば、1フレームのデータを高速
に保持する必要があるため、装置の値段が高価なものと
なってしまう。これでは、せっかく、端局インタフェー
スカード52の枚数を減らし、低コスト化を図った意味
がなくなってしまう。更に、このようなバッファカード
を用いることによりデータの通信において確実に1フレ
ーム分の時間遅れが生じてしまう。
【0020】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は端局インタフェースカード
の枚数を減らした簡易型の時分割多重化装置であって、
端局インタフェースカードと、TSとを完全に自由に割
り当てることが可能な時分割多重化装置を低コストに提
供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、上記課
題を解決するために、複数の端局からのデータ信号を受
信し、時分割多重化し、多重化信号を生成する時分割多
重化装置において、前記各端局毎に設けられた端局イン
タフェースカードであって、対応する前記端局からのデ
ータ信号を受信し、前記データ信号を出力する複数の端
局インタフェースカードと、前記複数の端局インタフェ
ースカードが出力するデータ信号を順次取り込み、順次
出力することにより、時分割多重化信号を生成する多重
化カードと、を含み、前記各端局インタフェースカード
は、時分割多重化される順番を設定する設定手段を備え
ることを特徴とする時分割多重化装置である。
【0022】第2の本発明は、上記課題を解決するため
に、時分割多重化された多重化信号を、多重分離し、得
られた複数のデータ信号を各端局に送出する時分割多重
化装置において、時分割多重化された多重化信号を、多
重分離し、得られた複数のデータ信号を時分割多重され
ていた順番で出力する多重分離カードと、前記各端局毎
に設けられた端局インタフェースカードであって、前記
多重分離カードからの複数のデータのうち、前記対応す
る端局に送出すべきデータ信号のみを受信し、前記対応
する端局に出力する端局インタフェースカードと、を含
み、前記端局インタフェースカードは、多重化信号中に
おける多重化される順番を設定する設定手段を含むこと
を特徴とする時分割多重分離化変換装置である。
【0023】第3の本発明は、上記課題を解決するため
に、第1の本発明の時分割多重化装置において、前記端
局インタフェースカードを実装するカードスロットの個
数は前記多重化信号の最大の多重化数より少ないことを
特徴とする時分割多重化装置である。
【0024】第4の本発明は、上記課題を解決するため
に、第2の本発明の時分割多重化装置において、前記端
局インタフェースカードを実装するカードスロットの個
数は前記多重化信号の最大の多重化数より少ないことを
特徴とする時分割多重分離化変換装置である。
【0025】第1の本発明における端局インタフェース
カードは、自分が出力するデータが時分割多重化される
順番を設定する設定手段を有しているため、任意の位置
において多重化を行うことが可能である。
【0026】第2の本発明における端局インタフェース
カードも、多重化信号中における多重化される順番を設
定する設定手段を含んでいるので、任意の位置に含まれ
ているデータを受信することが可能となる。
【0027】第3の本発明によれば、多重化信号の最大
の多重化数より少ないカードスロットを有しているの
で、各カードが受け持つ多重化信号中の位置を任意に設
定することが可能としつつ、装置の小型化を図ることが
可能である。
【0028】第4の本発明においても、カードスロット
の個数を多重化信号の最大の多重化数より少なく設定さ
れているため、上記第3の本発明と同様に各端局インタ
フェースカードが受け持つ多重化信号中の位置を自由に
設定することを可能としつつ、装置の低コスト化を図る
ことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面を基づいて説明する。
【0030】図1には、本発明の好適な実施の形態であ
る時分割多重化装置の構成ブロック図が示されている。
【0031】図1に示されているように、本実施の形態
に係る時分割多重化装置は、その構成は図7に示されて
いる従来の時分割多重化装置とほぼ同様である。すなわ
ち、光ケーブル22との送受信を行う光電気変換部15
4を有する多重化カード150を有している。更に、図
7に示されている構成と同様にこの多重化カード150
とバスを介して接続されている端局インタフェースカー
ド152a〜152hが備えられている。本実施の形態
において特徴的なことは、図7に示されている構成とは
異なり、端局インタフェースカード152は、8枚のみ
備えられていることである。ユーザによっては、データ
端末の個数などから24枚の端局インタフェースカード
の全てを必要としない場合も多い。本実施の形態はこの
ような場合に簡易な構成で安価な時分割多重化装置を提
供するものである。
【0032】本実施の形態に係る時分割多重化装置に
は、端局インタフェースカード152a〜152hの枚
数と同様に8個のカードスロットが設けられているが、
上記従来例とは異なり、このカードスロットには、HG
及びTSを指定するための回路は設けられていない。す
なわち、図1に示されているように本実施の形態に係る
端局インタフェースカード152a〜152hには、そ
れぞれ割り当てられるHG及びTSを設定するためのデ
ィップスイッチがカード上にそれぞれ設けられているの
である。これによって、差し込まれるカードスロットの
位置とは独立に、そのカードが受け持つべきHG及びT
Sを設定することが可能となる。したがって、本実施の
形態によればカードスロットは8個しか設けられていな
いが、そこに挿入される端局インタフェースカード15
2a〜152hには24個のTSのうち任意のTSに割
り振られるようにHG及びTSを設定することが可能で
ある。
【0033】本実施の形態において特徴的なことは、こ
のように端局インタフェースカード152にHG及びT
Sを設定するためのディップスイッチを設けたことであ
る。このディップスイッチは、小型の、また極めて安価
な部品であるためほとんどコストの増加を招くことな
く、各カードに割り当てられるHG及びTSの設定を行
うことが可能である。
【0034】このように、本実施の形態における時分割
多重化装置においては、各端局インタフェースカード1
52a〜152hがHG及びTSを設定するための手段
をそれぞれ有しており、かつ端局インタフェースカード
が8枚に設定されていることを除けば、他の構成は図7
に示されている従来の時分割多重化装置と同様である。
すなわち、多重化カード150には光電気変換部154
と、同期部158と、マルチプレクサ156と、ループ
160とを含んでいる。更に、端局インタフェースカー
ド152a〜152hに供給する制御信号を生成するた
めのパルスジェネレータ166と、1.5Mオシレータ
162と、4.6Mオシレータ164とも備えられてい
る。図1には、端局インタフェースカード152aと1
52hとが示されているが、図1においては、両方とも
VCHの役割を果たすように構成されている。すなわ
ち、これらのカードの出力は、4WSと4WRである。
この端局インタフェースカード152a〜152hは、
HG及びTSを設定するディップスイッチが設けられて
いること以外は、図7に示されているVCHとしての端
局インタフェースカード52aと同様の構成を有してい
る。すなわち、入・出力するデータの符号化復号化を行
うコーデック170aと、保守点検をするためのループ
172aと、制御部174aとが、端局インタフェース
カード152aに備えられている。
【0035】図1に示されている構成によれば、端局イ
ンタフェースカード152としてVCHのみが示されて
いるが、図2に示されている時分割多重化装置には、D
CHとしての端局インタフェースカード252hが示さ
れている。この端局インタフェースカード252hは上
述した従来例の図7に示されている端局インタフェース
カード52xと同様にコーデック270hと、ループ2
72hと、制御部274hとを有している。図2に示さ
れている端局インタフェースカード252hにおいて特
徴的なことは、図7に示されている端局インタフェース
カード52xと異なり、HG及びTSを設定する手段を
有していることである。このように、HG及びTSを設
定する手段を有しているため、そのカードが受け持つべ
きTSを24個ある候補の中から任意に選択することが
可能となる。
【0036】図3には、端局インタフェースカードとし
て、全てのカードがDCHである場合の構成ブロック図
が示されている。ここに示されているように、端局イン
タフェースカード352a〜352hは、いずれもDC
Hである。ここにおいて特徴的なことも、上述した従来
例の図7における端局インタフェースカード52xとは
異なりそれぞれのカードが受け持つべきHG及びTSと
を任意に設定する手段を各端局インタフェースカード3
52a〜352hが有していることである。これによっ
て、カードスロットの数を低減し、低コスト化を図りつ
つ、各カードが受け持つべきTSを自由に設定すること
が可能な時分割多重化装置が提供可能である。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように第1の本発明よれば各
端局インタフェースカードは、時分割多重化される順番
を設定する手段を有しているため、各カードに対しその
挿入位置にかかわらず自由に順番を設定することが可能
な時分割多重化装置が提供可能である。
【0038】第2の本発明によれば、上記第1の本発明
と同様にして各カードに対し多重化される順番を自由に
設定することが可能な時分割多重化装置が提供可能であ
る。
【0039】第3の本発明によれば、上記第1の本発明
において、更にカードスロットの個数が最大の多重化数
より少ないため、装置の低コスト化を図りつつも、各カ
ードに対し、多重化される順番を自由に設定可能な時分
割多重化装置が提供可能である。
【0040】第4の本発明においては、上記第2の本発
明において更にカードスロットの個数を多重化信号の最
大の多重化数より少なく設定しているので、各カードに
対して多重化される順番を自由に設定することを可能と
しつつ、装置の低コスト化を図ることが可能な時分割多
重化装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施の形態である時分割多重
化装置の構成ブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る時分割多重化装置
の構成ブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る時分割多重化装置
の構成ブロック図である。
【図4】 従来のメタル回線を用いたユーザと局設備と
の間の接続を表す説明図である。
【図5】 光ケーブルを用いた従来の時分割多重化装置
を含む構成ブロック図である。
【図6】 光ケーブルで送出されるデータのフレーム構
成を表すフレーム構成図である。
【図7】 従来の時分割多重化装置の構成を表す構成ブ
ロック図である。
【符号の説明】
150 多重化カード、152 端局インタフェースカ
ード、154 光電気変換部、156 マルチプレク
サ、158 同期部、160 ループ、1621.5M
オシレータ、164 4.6Mオシレータ、166 パ
ルスジェネレータ、170 コーデック、172 ルー
プ、174 制御部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端局からのデータ信号を受信し、時
    分割多重化し、多重化信号を生成する時分割多重化装置
    において、 前記各端局毎に設けられた端局インタフェースカードで
    あって、対応する前記端局からのデータ信号を受信し、
    前記データ信号を出力する複数の端局インタフェースカ
    ードと、 前記複数の端局インタフェースカードが出力するデータ
    信号を順次取り込み、順次出力することにより、時分割
    多重化信号を生成する多重化カードと、 を含み、 前記各端局インタフェースカードは、時分割多重化され
    る順番を設定する設定手段を備えることを特徴とする時
    分割多重化装置。
  2. 【請求項2】時分割多重化された多重化信号を、多重分
    離し、得られた複数のデータ信号を各端局に送出する時
    分割多重化装置において、 時分割多重化された多重化信号を、多重分離し、得られ
    た複数のデータ信号を時分割多重されていた順番で出力
    する多重分離カードと、 前記各端局毎に設けられた端局インタフェースカードで
    あって、前記多重分離カードからの複数のデータのう
    ち、前記対応する端局に送出すべきデータ信号のみを受
    信し、前記対応する端局に出力する端局インタフェース
    カードと、 を含み、前記端局インタフェースカードは、多重化信号
    中における多重化される順番を設定する設定手段を含む
    ことを特徴とする時分割多重化装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の時分割多重化装置におい
    て、 前記端局インタフェースカードを実装するカードスロッ
    トの個数は前記多重化信号の最大の多重化数より少ない
    ことを特徴とする時分割多重化装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の時分割多重化装置におい
    て、 前記端局インタフェースカードを実装するカードスロッ
    トの個数は前記多重化信号の最大の多重化数より少ない
    ことを特徴とする時分割多重化装置。
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