JPH0712994Y2 - 写真焼付装置におけるフィルター機構 - Google Patents

写真焼付装置におけるフィルター機構

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JPH0712994Y2
JPH0712994Y2 JP1988052866U JP5286688U JPH0712994Y2 JP H0712994 Y2 JPH0712994 Y2 JP H0712994Y2 JP 1988052866 U JP1988052866 U JP 1988052866U JP 5286688 U JP5286688 U JP 5286688U JP H0712994 Y2 JPH0712994 Y2 JP H0712994Y2
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真二 福島
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Noritsu Koki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は写真焼付装置におけるフィルター機構に関し、
焼付作業に先だって行なう焼付条件の設定作業におい
て、撮影時の露出に過不足のあるフィルムに対して自動
補正を行なうために必要なデータを入力,設定する際に
用いるコントロールフィルター機構に関する。
(従来の技術) 写真焼付装置によって焼付作業を行なう際、あらかじめ
焼付条件の設定を行なっておく事により、焼付時に色の
偏りや露出の偏り等を持つフィルムに対して自動的に焼
付条件の補正を行なっている。
この焼付条件のうち、露出の偏り、即ち撮影時の露出に
過不足のあるフィルムに対して自動的に補正を行なう為
に、適正な露出で撮影されたネガと同等の条件を持つノ
ーマルフィルター、このノーマルフィルターに対して露
出不足な条件を持つアンダーフィルター、また、これと
は逆に露出過度な条件を持つオーバーフィルターの3枚
のコントロールフィルターを、写真焼付装置の焼付用光
軸上に順次配して露光し、ノーマル,アンダー,オーバ
ーの各コントロールフィルターを透過した焼付光を測光
する。BGRセンサーによって測光する事により、露出の
過不足の傾向を、調光フィルターやカットフィルター等
の焼付条件の調節部材を制御するコンピュータに入力,
設定している。
このコントロールフィルター機構としては、第5図およ
び第6図に示すように、1対のガイドレール(21)(2
1)と該ガイドレールに内向きに相対的に設けられた複
数本の多段のガイド溝(22a)(22b)(22c)には、そ
れぞれノーマルフィルター(23a)、アンダーフィルタ
ー(23b)およびオーバーフィルター(23c)を一端部寄
りに敷設したスライドプレート(24a)(24b)(24c)
が各ガイド溝(22)毎に嵌挿される。各スライドプレー
ト(24)はその内部寄りに形成したプレートの切欠き形
ラック部(25)に対応して、1対のガイドレール(21)
(21)間に設置され、かつそれぞれ独立したモータ(26
a)(26b)(26c)に連結されたピニオン(27a)(27
b)(27c)と噛合し、各スライドプレート(24)はガイ
ドレール(21)(21)に沿って移動し、プレートのそれ
ぞれのコントロールフィルターを順次焼付用光軸上にセ
ットする。
(考案が解決しようとする課題) 従来の、ガイドレールを案内としてスライドプレートを
走行せしめ、所定位置にプレートを停止せしめてコント
ロールフィルターを焼付用光軸上にセットせしめるフィ
ルター機構にあっては、プレートのガイドレールとの長
い接触により、抵抗も大きく、スムースなプレートの移
動、延いては、コントロールフィルターのセッテング作
業の阻げとなるものであった。
また、焼付用光軸付近に設置された一対のガイドレール
の崇高な存在は、測光に必要なBGRセンサーの設置上に
大きな制約が起り、また、コントロールフィルターは多
段に設置されているためBGRセンサーから各フィルター
までの距離に差が生じて、BGRセンサーの測光範囲がフ
ィルター毎に異なり、均衝の保たれた測光作業の大きな
阻げとなっていた。
本考案はコントロールフィルターを敷設したプレートを
所定角度旋回動せしめて、フィルターを所定位置にスム
ースに移動セットせしめて作業能率を向上せしめること
を目的とし、さらに各コントロールフィルターとBGRセ
ンサーとの距離の差を、可能な限り縮めることにより、
各フィルターに対するBGRセンサーの測光範囲の均衝性
を高め、センサーの測光の精度を向上せしめるための焼
付用光軸の周辺部にBGRセンサー設置用の大きい空間領
域を確保し得るフィルター機構を提供することを目的と
している。
(課題を解決するための手段) この目的を達成させるために、本考案はつぎのような構
成としている。すなわち、本考案に係るフィルター機構
は、コントロールフィルターをその一部分に敷設せしめ
たプレートは支持軸をもって支承され、このプレートは
該支持軸を中心して回転可能であり、又このプレートの
縁部をもって構成される円弧状の周縁部には歯形が刻設
されており、この歯形部には焼付用光軸より大きく離れ
た位置に設置されたモータに連結された駆動ギアが噛合
した構成からなっている。
そして、このプレートとしては歯形部を刻設した円形基
板と、該基板部より外方にのびるコントロールフィルタ
ーを敷設した腕部から構成され、以上の構成より成るプ
レートが複数枚その円形基板の中心部にて支持軸によ
り、該支持軸を中心に回転可能に支承され、各独立した
プレートは同じく独立したモータに連結された駆動ギア
毎に噛合した構成からなり、又はプレートは一枚ものの
大形円盤をもって構成され、該円盤はその中心部を支持
軸にて支承されると共に、放射状に一つの開口窓が穿設
され、また複数のコントロールフィルターが敷設されて
いる。そして大形円盤の周縁部に刻設された歯形部には
モータに連結した駆動ギアが噛合した構成からなる。
(作用) モータの駆動により、駆動ギアと噛合状態にある歯形部
の移動に伴い、プレートは支持軸を中心に平面上に旋回
回動し、プレートの移動に伴いプレートに敷設されたコ
ントロールフィルターのうち、適宜の一つは、焼付用光
軸上に停止し、このコントロールフィルターを透過した
焼付光をBGRセンサーで測光した後、光軸上のプレート
は逆方向に旋回回動し、元の位置に復帰する。この動作
を各フィルター毎に順次行なう事により、露出の偏りの
傾向を入力,設定する。
(実施例) つぎに本考案に係る写真焼付装置におけるフィルター機
構の具体的実施例を図面を用いて説明する。
実施例:1 第1図は本フィルター機構の平面図で、特にコントロー
ルフィルター中一つが焼付用光軸上にセットされた状態
時の平面図、第2図は各フィルターが重なり合った状態
時の正面図である。
本フィルター機構(1)は、複数枚のプレート(2)を
もって構成されている。即ちプレート(2)は円形基板
部(3)とこの基板部より外方にのびた腕部(4)から
なり、該腕部には、コントロールフィルター(5)、即
ちノーマルフィルター(5a),アンダーフィルター(5
b),オーバーフィルター(5c)が敷設されている。
この多段に積み重ね合された各プレート(2)の円形基
板部(3)は下側に位置する基板(3)程その径を順次
心持ち小さく設定され、又各円形基板(3)の中心部に
は基板と一体にスリーブ状の軸受(6)が一体に形成さ
れており、そしてこのスリーブ状の軸受(6)は上側に
位置するプレート(2)の基板部のもの程、背高に、か
つ大径に大形化しており、各ブレート(2)の円形基板
部(3)を重ね合せた折、上方のスリーブ状軸受(6)
は直接下側に位置する軸受を抱き込む形となり、この重
ね合された多段のスリーブ状軸受(6)群には支持軸
(7)が挿通し、枢着された各プレート(2)の各スリ
ーブ状の軸受(6)部は支持軸(7)と幅広く接触し、
各プレート(2)の支持軸(7)を中心としての回転
時、各プレート(2)の、より具体的には各腕部の振れ
の発生を極力抑制し、又各プレート(2)のスリーブ状
の軸受(6)は上位の軸受(6)をもって下位の軸受
(6)を抱持する形態を採用することにより、プレート
(2)のうち各腕部が焼付用光軸(L)上に旋回した
折、プレートの腕部(4)に敷設された各コントロール
フィルター(5)間の距離差、即ちBGRセンサー(S)
と各コントロールフィルター(5)との距離差の発生を
極力抑制せしめている。
又、各プレート(2)の一部を構成する円形基板部
(3)の周縁部には歯形(8)が刻設され、各プレート
の該歯形(8)部には、焼付用光軸(L)より可能な限
り最大限離れた位置に設置されたそれぞれ独立したモー
タ(9)に連結した駆動ギア(10)が噛合している。
実施例:2 第3図はフィルター機構の他の実施例を示す平面図、第
4図は同正面図である。
本フィルター機構(11)は大形の円盤形プレート(12)
をもって構成され、この円盤形プレート(12)には、そ
の周縁寄りに位置して、複数のコントロールフィルター
(15)が、即ちノーマルフィルター(15a),アンダー
フィルター(15b)およびオーバーフィルター(15c)が
略等しい中心角を保って放射状に敷設されており、円盤
形プレート(12)の中心部は支持軸(17)にて支承され
て、該支持軸(17)を中心に回転可能に構成されてい
る。尚、(16)はフィルター(15)と相対的位置にて、
プレート(12)上に開口した窓であり、焼付作業時に
は、この開口窓(16)が焼付用光軸(L)上にセットさ
れる。そして、円盤形プレートの周縁部には歯形(18)
が刻設され、円盤形プレート(12)の該歯形(18)部に
は、焼付用軸(L)より可能な限り離れた位置に設置さ
たモータ(19)に連結した駆動ギア(20)が噛合してい
る。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように構成したので、定置した
焼付用光軸上に所定のコントロールフィルターの一つを
セットする折、フィルターを敷設せしめたプレートを支
持軸を中心として旋回せしめることにより、所望のフィ
ルターを供給することができるので、フィルターの選択
供給作業が極めてスムースに実施でき、又フィルターを
敷設したプレートは支持軸をもって局部的に支承されて
おり、また本考案はプレートを回転せしめる一構成材料
としてのモータを焼付用光軸から大きく離れた位置に設
置せしめることにより、光軸上に順次移動したフィルタ
ー上に大きな空間を残しうるので、コントロールフィル
ターと共同して作動するBGRセンサーの設置位置を何ら
制約をうけることなく選定でき、BGRセンサーの測光範
囲を広く設定することができ、この分センサーの測光の
精度を向上せしめることができる。又、各プレート毎に
スリーブ状の軸受を設けたフィルター機構においては、
独立せるプレートはそれぞれスリーブ状軸受を介して支
持軸に幅広く接触して支承されているため、プレートの
ガタつき,振れおよび傾きが抑制され、安定した作動が
可能となる。
又、各プレートのスリーブ状の軸受を一部嵌合せしめて
プレートを重ね合せることにより、フィルターを敷設せ
しめたプレートの腕部は垂直方向には比較的近接して旋
回しうるので、各フィルターとネガフィルムとの間隔差
の拡大を抑制でき、BGRセンサーによる各フィルターを
透過した焼付光の測光精度の精度低下を極力抑えること
ができる。
又、一枚ものの大形円盤をもってプレートを構成し、該
プレート上に各フィルターを同一平面上に敷設せしめた
フィルター機構においては、BGRセンサーの測光範囲が
各フィルター共最大限となるので測光精度を高めること
ができ、又、この大形円盤をもってプレートを構成した
折、このプレートと噛合して、プレートを回転せしめる
モータは一個のみにてその目的を達しうるのでコスト面
では安価なものとなり、機構的にはこの分簡易なものと
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るコントロールフィルター機構の平
面図で、特にコントロールフィルター中一つが焼付用光
軸上にセット状態時の平面図、第2図は各フィルターが
重なり合った状態時の正面図、第3図はコントロールフ
ィルター機構の他の実施例を示す平面図、第4図は同正
面図、第5図は従来のコントロールフィルター機構の分
解斜視図、第6図は組立てられた従来のフィルター機構
の正面図である。 (1)(11)……フィルター機構、(2)(12)……プ
レート、(3)……円形基板部、(4)……腕部、
(5)(15)……コントロールフィルター、(6)……
スリーブ状の軸受、(7)(17)……支持軸、(8)
(18)……歯形部、(9)(19)……モータ、(10)
(20)……駆動ギア。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コントロールフィルターを敷設したプレー
    トは、支持軸を中心に回転可能に支承され、該支持軸を
    支点とするプレートの縁部をもって構成される円弧状周
    縁部に刻設された歯形部には、焼付用光軸より大きく離
    れた位置に設置さたモーターに連結さた駆動ギアが噛合
    している写真焼付装置におけるフィルター機構。
  2. 【請求項2】プレートは円形基板部と、該基板部より外
    方にのびる腕部にコントールフィルターを敷設した構成
    よりなり、複数枚のこのプレートは重ね合された該円形
    基板部の中心部を支持軸にて、該支持軸を支点として回
    転可能に支承され、前期円形基板部の中心部には、スリ
    ーブ状の軸受けが基板部と一体に形成されており、各プ
    レートの重ね合せ時、上下方向に位置する各軸受けは、
    その一部を嵌合せしめて組立てられており、各円形基板
    部の周縁に刻設された歯形部には、各プレート毎に配さ
    れ、焼付用光軸より可能な限り最大限離れた位置に設置
    されたモータに連結された駆動ギアが噛合している請求
    項1記載の写真焼付装置におけるフィルター機構。
  3. 【請求項3】プレートはその中心部を支持軸にて、該軸
    を中心として回転可能に支承された大形円盤をもって構
    成され、該円盤には一つの開口窓が穿設され、かつ複数
    のコントロールフィルターが放射状に敷設されると共
    に、円盤プレートの外周部に刻された歯形部には、焼付
    用光軸より可能な限り離れた位置に設置されたモータに
    連結した駆動ギアが噛合している請求項1記載に写真焼
    付装置におけるフィルター機構。
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JPS61150102U (ja) * 1985-03-08 1986-09-17
JPS61198942U (ja) * 1985-05-30 1986-12-12
JPS62280834A (ja) * 1986-05-30 1987-12-05 Asanuma Camera Mech Lab:Kk カラ−撮影又はプリントにおける色分解方法及び三色分解フイルタ

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