JP2680249B2 - 画像投影機の焦点調節装置 - Google Patents
画像投影機の焦点調節装置Info
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- JP2680249B2 JP2680249B2 JP5249426A JP24942693A JP2680249B2 JP 2680249 B2 JP2680249 B2 JP 2680249B2 JP 5249426 A JP5249426 A JP 5249426A JP 24942693 A JP24942693 A JP 24942693A JP 2680249 B2 JP2680249 B2 JP 2680249B2
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- Japan
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- lens
- mounting frame
- screw
- frame
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムと引伸レンズ
との距離を調整する画像投影機の焦点調節装置に関す
る。
との距離を調整する画像投影機の焦点調節装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像投影機として例えば写真引伸機にお
いては、1台の引伸機で小型から大型寸法までのフィル
ム原板を使用可能にするために、焦点距離の異なる多数
本の引伸レンズを交換使用可能に備えたものがある。例
えば、図5に示すように、複数本の引伸レンズ2をター
レット枠3に円形配置し、このターレット枠3をレンズ
取り付け枠4に縦軸5回り回転自在に取り付け、レンズ
取り付け枠4をフィルム保持枠6用載置部7を有する本
体8に昇降自在に取り付け、この本体8を昇降支柱14
に昇降自在に取り付けると共に、この本体8にランプハ
ウスを装備して構成されている。
いては、1台の引伸機で小型から大型寸法までのフィル
ム原板を使用可能にするために、焦点距離の異なる多数
本の引伸レンズを交換使用可能に備えたものがある。例
えば、図5に示すように、複数本の引伸レンズ2をター
レット枠3に円形配置し、このターレット枠3をレンズ
取り付け枠4に縦軸5回り回転自在に取り付け、レンズ
取り付け枠4をフィルム保持枠6用載置部7を有する本
体8に昇降自在に取り付け、この本体8を昇降支柱14
に昇降自在に取り付けると共に、この本体8にランプハ
ウスを装備して構成されている。
【0003】前記本体8は1側部にラック軸44を縦軸
状に設け、このラック軸44によってレンズ取り付け枠
4を昇降可能に案内すると共に、レンズ取り付け枠4に
設けたピニオン45をラック軸44に対して回動するこ
とにより昇降動作(焦点調節)させるようになってい
る。
状に設け、このラック軸44によってレンズ取り付け枠
4を昇降可能に案内すると共に、レンズ取り付け枠4に
設けたピニオン45をラック軸44に対して回動するこ
とにより昇降動作(焦点調節)させるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、レ
ンズ取り付け枠4は1本のラック軸44で案内・駆動可
能に支持されているだけで、本体の1側部で支持する片
持ち支持となっており、多数本の引伸レンズ2を装着し
て大重量になっているため、フィルム及び台板に対する
引伸レンズ2の平行精度を高くすることが困難であり、
片ボケ等の原因になると共に、レンズ取り付け枠の支持
強度が低くかつ円滑な昇降が望み難くなっている。
ンズ取り付け枠4は1本のラック軸44で案内・駆動可
能に支持されているだけで、本体の1側部で支持する片
持ち支持となっており、多数本の引伸レンズ2を装着し
て大重量になっているため、フィルム及び台板に対する
引伸レンズ2の平行精度を高くすることが困難であり、
片ボケ等の原因になると共に、レンズ取り付け枠の支持
強度が低くかつ円滑な昇降が望み難くなっている。
【0005】本発明は、本体の少なくとも2側部に設け
た少なくとも計3本のスクリュウ軸でレンズ取り付け枠
を画像投影方向移動自在にし、この全スクリュウ軸を同
期回転させ、かつ複数本のスクリュウ軸のそれぞれに対
するレンズ取り付け枠の位置を調整する平行調整手段を
設けるようにすることにより、引伸レンズの平行精度を
高くすると共に、レンズ取り付け枠の支持強度を高くし
かつ円滑な移動ができ、かつフィルムに対する引伸レン
ズの平行を正確かつ容易に調整できるようにした画像投
影機の焦点調節装置を提供することを目的とする。
た少なくとも計3本のスクリュウ軸でレンズ取り付け枠
を画像投影方向移動自在にし、この全スクリュウ軸を同
期回転させ、かつ複数本のスクリュウ軸のそれぞれに対
するレンズ取り付け枠の位置を調整する平行調整手段を
設けるようにすることにより、引伸レンズの平行精度を
高くすると共に、レンズ取り付け枠の支持強度を高くし
かつ円滑な移動ができ、かつフィルムに対する引伸レン
ズの平行を正確かつ容易に調整できるようにした画像投
影機の焦点調節装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、フィルム保持枠6用載置
部7を有する本体8の少なくとも2側部に少なくとも計
3本のスクリュウ軸9を画像投影方向に沿って設け、引
伸レンズ2を取り付けたレンズ取り付け枠4に各スクリ
ュウ軸9と螺合するナット10を設け、1本のスクリュ
ウ軸9を駆動する駆動手段11とそのスクリュウ軸9か
ら他スクリュウ軸9を同期回転させる同期手段12とを
設けて、前記レンズ取り付け枠4を本体8に対して画像
投影方向に移動自在にした画像投影機の焦点調節装置で
あって、前記各スクリュウ軸9と同期手段12又はレン
ズ取り付け枠4との間に、各スクリュウ軸9に対するレ
ンズ取り付け枠4の位置を調整する平行調整手段を設け
ていることである。
のための第1の具体的手段は、フィルム保持枠6用載置
部7を有する本体8の少なくとも2側部に少なくとも計
3本のスクリュウ軸9を画像投影方向に沿って設け、引
伸レンズ2を取り付けたレンズ取り付け枠4に各スクリ
ュウ軸9と螺合するナット10を設け、1本のスクリュ
ウ軸9を駆動する駆動手段11とそのスクリュウ軸9か
ら他スクリュウ軸9を同期回転させる同期手段12とを
設けて、前記レンズ取り付け枠4を本体8に対して画像
投影方向に移動自在にした画像投影機の焦点調節装置で
あって、前記各スクリュウ軸9と同期手段12又はレン
ズ取り付け枠4との間に、各スクリュウ軸9に対するレ
ンズ取り付け枠4の位置を調整する平行調整手段を設け
ていることである。
【0007】本発明における課題解決のための第2の具
体的手段は、第1の具体的手段に加えて、前記平行調整
手段はナット10をレンズ取り付け枠4に対して周方向
位置調整自在にしていることである。本発明における課
題解決のための第3の具体的手段は、第1の具体的手段
に加えて、前記同期手段12は駆動側スクリュウ軸9か
ら他スクリュウ軸9へ動力を伝達するプーリ35及びタ
イミングベルト36を有し、前記平行調整手段はプーリ
35に対してスクリュウ軸9を進角調整可能にしている
ことである。
体的手段は、第1の具体的手段に加えて、前記平行調整
手段はナット10をレンズ取り付け枠4に対して周方向
位置調整自在にしていることである。本発明における課
題解決のための第3の具体的手段は、第1の具体的手段
に加えて、前記同期手段12は駆動側スクリュウ軸9か
ら他スクリュウ軸9へ動力を伝達するプーリ35及びタ
イミングベルト36を有し、前記平行調整手段はプーリ
35に対してスクリュウ軸9を進角調整可能にしている
ことである。
【0008】
【作用】駆動手段11を作動して1本のスクリュウ軸9
を駆動すると、同期手段12を介してその他のスクリュ
ウ軸9も同期回転し、全スクリュウ軸9が一度にナット
10を介してレンズ取り付け枠4を昇降(画像投影方向
移動)し、本体8の載置部7に載置されたフィルム保持
枠6に対して、レンズ取り付け枠4に取り付けた引伸レ
ンズ2を昇降する。
を駆動すると、同期手段12を介してその他のスクリュ
ウ軸9も同期回転し、全スクリュウ軸9が一度にナット
10を介してレンズ取り付け枠4を昇降(画像投影方向
移動)し、本体8の載置部7に載置されたフィルム保持
枠6に対して、レンズ取り付け枠4に取り付けた引伸レ
ンズ2を昇降する。
【0009】前記スクリュウ軸9は本体8の1側部だけ
でなく他側部にも計3本配置されているため、レンズ取
り付け枠4は傾斜を防止しながら略両持ち支持となり、
引伸レンズ2の光軸は傾斜することが殆どなく、引伸レ
ンズ2はフィルム保持枠6のフィルム31に対して平行
に維持されたまま焦点調節される。レンズ取り付け枠4
は同期手段12のプーリ35に対してスクリュウ軸9を
回動するか、又はスクリュウ軸9に対してナット10を
回動することにより、スクリュウ軸9の進角が調整さ
れ、フィルム31に対する引伸レンズ2の平行を調整す
ることができる。
でなく他側部にも計3本配置されているため、レンズ取
り付け枠4は傾斜を防止しながら略両持ち支持となり、
引伸レンズ2の光軸は傾斜することが殆どなく、引伸レ
ンズ2はフィルム保持枠6のフィルム31に対して平行
に維持されたまま焦点調節される。レンズ取り付け枠4
は同期手段12のプーリ35に対してスクリュウ軸9を
回動するか、又はスクリュウ軸9に対してナット10を
回動することにより、スクリュウ軸9の進角が調整さ
れ、フィルム31に対する引伸レンズ2の平行を調整す
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜4において、17は画像投影機の1例とし
ての写真引伸機であり、機フレーム18から立設された
昇降支柱14に焦点調節装置1の本体8が昇降装置(図
示せず)を介して昇降自在に支持され、この本体8の上
部にランプハウス19が設けられ、焦点調節装置1内部
は蛇腹20によって包囲されている。
する。図1〜4において、17は画像投影機の1例とし
ての写真引伸機であり、機フレーム18から立設された
昇降支柱14に焦点調節装置1の本体8が昇降装置(図
示せず)を介して昇降自在に支持され、この本体8の上
部にランプハウス19が設けられ、焦点調節装置1内部
は蛇腹20によって包囲されている。
【0011】機フレーム18内には印画紙21を載置す
る載置部22と、この載置部22に印画紙21を供給す
る印画紙供給部23と、焼き付け後の印画紙21を現像
する現像部24とが設けられており、更に、ランプハウ
ス19の真下の載置部22に穴22Aが形成され、この
穴22Aを透過する光をミラー25を介して受光するモ
ニタカメラ26が設けられている。
る載置部22と、この載置部22に印画紙21を供給す
る印画紙供給部23と、焼き付け後の印画紙21を現像
する現像部24とが設けられており、更に、ランプハウ
ス19の真下の載置部22に穴22Aが形成され、この
穴22Aを透過する光をミラー25を介して受光するモ
ニタカメラ26が設けられている。
【0012】前記焦点調節装置1の本体8は、昇降支柱
14のレール部にコロ等を介して支持される水平部材8
Aと、この水平部材8Aの1側部から下方に延びる背部
材8Bと、背部材8Bの下部から水平に突出した略L字
状の下部材8Cとを有し、水平部材8Aには窓30が形
成されていて、その周囲がフィルム保持枠6を載置する
載置部7となっている。31はフィルム保持枠6に挿入
されたフィルムの原板を示している。
14のレール部にコロ等を介して支持される水平部材8
Aと、この水平部材8Aの1側部から下方に延びる背部
材8Bと、背部材8Bの下部から水平に突出した略L字
状の下部材8Cとを有し、水平部材8Aには窓30が形
成されていて、その周囲がフィルム保持枠6を載置する
載置部7となっている。31はフィルム保持枠6に挿入
されたフィルムの原板を示している。
【0013】本体8には昇降支柱14側の側部に2本の
スクリュウ軸9と1本の案内杆13とが配置され、昇降
支柱14から離れた側部にはスクリュウ軸9と案内杆1
3とが1本づつ配置され、全スクリュウ軸9は同一ピッ
チであり、上下部が水平部材8Aと下部材8Cとに軸受
32を介して回転自在に支持され、全案内杆13は上下
端が水平部材8Aと下部材8Cとに固定されている。
スクリュウ軸9と1本の案内杆13とが配置され、昇降
支柱14から離れた側部にはスクリュウ軸9と案内杆1
3とが1本づつ配置され、全スクリュウ軸9は同一ピッ
チであり、上下部が水平部材8Aと下部材8Cとに軸受
32を介して回転自在に支持され、全案内杆13は上下
端が水平部材8Aと下部材8Cとに固定されている。
【0014】3本のスクリュウ軸9の内の1本は本体8
の上部に取り付けたステッピングモータ33からタイミ
ングベルト34を介して動力が伝達可能になっており、
これらモータ33及びタイミングベルト34等の伝動部
材で駆動手段11が構成されている。前記下部材8Cよ
り下方へ突出した3本のスクリュウ軸9の各下端には同
一径のプーリ35が設けられ、全プーリ35に1本のタ
イミングベルト36が巻き掛けられ、駆動手段11によ
って駆動されるスクリュウ軸9からその他のスクリュウ
軸9へ駆動力が伝達可能になっている。これらとアイド
ラプーリ37とは、全スクリュウ軸9を同時にかつ同一
回転数で回転させる同期手段12を構成している。
の上部に取り付けたステッピングモータ33からタイミ
ングベルト34を介して動力が伝達可能になっており、
これらモータ33及びタイミングベルト34等の伝動部
材で駆動手段11が構成されている。前記下部材8Cよ
り下方へ突出した3本のスクリュウ軸9の各下端には同
一径のプーリ35が設けられ、全プーリ35に1本のタ
イミングベルト36が巻き掛けられ、駆動手段11によ
って駆動されるスクリュウ軸9からその他のスクリュウ
軸9へ駆動力が伝達可能になっている。これらとアイド
ラプーリ37とは、全スクリュウ軸9を同時にかつ同一
回転数で回転させる同期手段12を構成している。
【0015】4はレンズ取り付け枠で、縦軸5を介して
ターレット枠3を回転自在に支持しており、このレンズ
取り付け枠4に前記スクリュウ軸9と案内杆13とが貫
通し、スクリュウ軸9が貫通した穴にはスクリュウ軸9
と螺合するナット10が設けられ、案内杆13を貫通し
た穴にはブッシュが設けられる。従って、スクリュウ軸
9の回転により、レンズ取り付け枠4は案内杆13に回
り止め状態で案内されながら昇降する。即ち、レンズ取
り付け枠4は画像投影方向に移動自在であり、スクリュ
ウ軸9はレンズ取り付け枠4を移動するために画像投影
方向に沿って配置されている。前記ナット10はボール
ネジを使用することにより、正確かつ静粛な動作をさせ
ることができる。
ターレット枠3を回転自在に支持しており、このレンズ
取り付け枠4に前記スクリュウ軸9と案内杆13とが貫
通し、スクリュウ軸9が貫通した穴にはスクリュウ軸9
と螺合するナット10が設けられ、案内杆13を貫通し
た穴にはブッシュが設けられる。従って、スクリュウ軸
9の回転により、レンズ取り付け枠4は案内杆13に回
り止め状態で案内されながら昇降する。即ち、レンズ取
り付け枠4は画像投影方向に移動自在であり、スクリュ
ウ軸9はレンズ取り付け枠4を移動するために画像投影
方向に沿って配置されている。前記ナット10はボール
ネジを使用することにより、正確かつ静粛な動作をさせ
ることができる。
【0016】前記レンズ取り付け枠4には窓30に対応
した位置に開口4Aが形成され、またターレット枠3に
は複数の開口3Aが縦軸5を中心に円形配置されてお
り、一つを除く開口3Aには、それぞれ焦点距離の異な
る引伸レンズ2が着脱自在に取り付けられており、ター
レット枠3を回動することにより窓30及び開口4Aの
真下へ移動可能になっている。
した位置に開口4Aが形成され、またターレット枠3に
は複数の開口3Aが縦軸5を中心に円形配置されてお
り、一つを除く開口3Aには、それぞれ焦点距離の異な
る引伸レンズ2が着脱自在に取り付けられており、ター
レット枠3を回動することにより窓30及び開口4Aの
真下へ移動可能になっている。
【0017】一つの開口3Aはモニタ用であり、これを
透過する光をモニタカメラ26で捕らえてモニタディス
プレイに写し出し、フィルム31の位置、露出の検出等
を行えるようになっている。ターレット枠3の外周には
ギヤ部3Bが形成され、レンズ取り付け枠4に取り付け
たステッピングモータ38のピニオン39と噛合してお
り、ステッピングモータ38の駆動によりターレット枠
3を回動して、使用する引伸レンズ2を選択可能にして
いる。
透過する光をモニタカメラ26で捕らえてモニタディス
プレイに写し出し、フィルム31の位置、露出の検出等
を行えるようになっている。ターレット枠3の外周には
ギヤ部3Bが形成され、レンズ取り付け枠4に取り付け
たステッピングモータ38のピニオン39と噛合してお
り、ステッピングモータ38の駆動によりターレット枠
3を回動して、使用する引伸レンズ2を選択可能にして
いる。
【0018】また、レンズ取り付け枠4の側部と本体8
との間には、レンズ取り付け枠4の高さ検出センサ40
が設けられ、図4に示すように、レンズ取り付け枠4と
本体8との間には蛇腹41が設けられている。前記同期
手段12のプーリ35はスクリュウ軸9に対してネジ4
2止めされており、このネジ42を緩めてスクリュウ軸
9の進角を調整することにより、フィルム31に対する
ターレット枠3及びレンズ取り付け枠4の平行を調整す
ることができる。このスクリュウ軸9をプーリ35に対
して進角調整可能にする構成により平行調整手段が形成
されている。
との間には、レンズ取り付け枠4の高さ検出センサ40
が設けられ、図4に示すように、レンズ取り付け枠4と
本体8との間には蛇腹41が設けられている。前記同期
手段12のプーリ35はスクリュウ軸9に対してネジ4
2止めされており、このネジ42を緩めてスクリュウ軸
9の進角を調整することにより、フィルム31に対する
ターレット枠3及びレンズ取り付け枠4の平行を調整す
ることができる。このスクリュウ軸9をプーリ35に対
して進角調整可能にする構成により平行調整手段が形成
されている。
【0019】前記平行調整手段は、ナット10をレンズ
取り付け枠4に対して周方向位置調整可能に取り付けて
おいて、このナット10を回すことによりレンズ取り付
け枠4の平行調整をするように構成しても良い。尚、本
発明は前記実施例に限定されるものではなく、種々変形
することができる。例えば、複写機及び複写カメラ等の
他の画像投影機にも適用でき、画像投影方向は横向きで
も良く、引伸レンズ2の取り付けはターレット枠3に限
らず左右又は前後にスライドするスライド枠でも良く、
スクリュウ軸9は4本以上でも良い。
取り付け枠4に対して周方向位置調整可能に取り付けて
おいて、このナット10を回すことによりレンズ取り付
け枠4の平行調整をするように構成しても良い。尚、本
発明は前記実施例に限定されるものではなく、種々変形
することができる。例えば、複写機及び複写カメラ等の
他の画像投影機にも適用でき、画像投影方向は横向きで
も良く、引伸レンズ2の取り付けはターレット枠3に限
らず左右又は前後にスライドするスライド枠でも良く、
スクリュウ軸9は4本以上でも良い。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、フィルム
保持枠6用載置部7を有する本体8の少なくとも2側部
に少なくとも計3本のスクリュウ軸9を画像投影方向に
沿って設け、引伸レンズ2を取り付けたレンズ取り付け
枠4に各スクリュウ軸9と螺合するナット10を設け、
1本のスクリュウ軸9を駆動する駆動手段11とそのス
クリュウ軸9から他スクリュウ軸9を同期回転させる同
期手段12とを設けて、前記レンズ取り付け枠4を本体
8に対して画像投影方向に移動自在にしているので、フ
ィルム31に対する引伸レンズ2の平行精度を向上で
き、レンズ取り付け枠4の支持強度を高くしかつ円滑な
移動ができ、その上に、前記各スクリュウ軸9と同期手
段12又はレンズ取り付け枠4との間に、各スクリュウ
軸9に対するレンズ取り付け枠4の位置を調整する平行
調整手段を設けているので、フィルム31に対する引伸
レンズ2の平行を出し易くかつ高精度に調整することが
できる。
保持枠6用載置部7を有する本体8の少なくとも2側部
に少なくとも計3本のスクリュウ軸9を画像投影方向に
沿って設け、引伸レンズ2を取り付けたレンズ取り付け
枠4に各スクリュウ軸9と螺合するナット10を設け、
1本のスクリュウ軸9を駆動する駆動手段11とそのス
クリュウ軸9から他スクリュウ軸9を同期回転させる同
期手段12とを設けて、前記レンズ取り付け枠4を本体
8に対して画像投影方向に移動自在にしているので、フ
ィルム31に対する引伸レンズ2の平行精度を向上で
き、レンズ取り付け枠4の支持強度を高くしかつ円滑な
移動ができ、その上に、前記各スクリュウ軸9と同期手
段12又はレンズ取り付け枠4との間に、各スクリュウ
軸9に対するレンズ取り付け枠4の位置を調整する平行
調整手段を設けているので、フィルム31に対する引伸
レンズ2の平行を出し易くかつ高精度に調整することが
できる。
【0021】第2に、特別な調整部材を設けることなく
ナット10を利用して、引伸レンズ2の平行を極めて簡
単な構成で容易にかつ高精度に調整することができる。
第3に、特別な調整部材を設けることなくプーリ35を
利用して、引伸レンズ2の平行を極めて簡単な構成で容
易にかつ高精度に調整することができまた、平行調整手
段はナット10をレンズ取り付け枠4に対して周方向位
置調整自在にしているので、特別な調整部材を設けるこ
となくナット10を利用して、引伸レンズ2の平行を極
めて簡単な構成で容易にかつ高精度に調整することがで
きる。
ナット10を利用して、引伸レンズ2の平行を極めて簡
単な構成で容易にかつ高精度に調整することができる。
第3に、特別な調整部材を設けることなくプーリ35を
利用して、引伸レンズ2の平行を極めて簡単な構成で容
易にかつ高精度に調整することができまた、平行調整手
段はナット10をレンズ取り付け枠4に対して周方向位
置調整自在にしているので、特別な調整部材を設けるこ
となくナット10を利用して、引伸レンズ2の平行を極
めて簡単な構成で容易にかつ高精度に調整することがで
きる。
【0022】更に、前記同期手段12は駆動側スクリュ
ウ軸9から他スクリュウ軸9へ動力を伝達するプーリ3
5及びタイミングベルト36を有し、前記平行調整手段
はプーリ35に対してスクリュウ軸9を進角調整可能に
しているので、特別な調整部材を設けることなくプーリ
35を利用して、引伸レンズ2の平行を極めて簡単な構
成で容易にかつ高精度に調整することができる。
ウ軸9から他スクリュウ軸9へ動力を伝達するプーリ3
5及びタイミングベルト36を有し、前記平行調整手段
はプーリ35に対してスクリュウ軸9を進角調整可能に
しているので、特別な調整部材を設けることなくプーリ
35を利用して、引伸レンズ2の平行を極めて簡単な構
成で容易にかつ高精度に調整することができる。
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】同断面平面図である。
【図3】同断面側面図である。
【図4】写真引伸機の全体概略正面図である。
【図5】従来技術を示す説明図である。
1 焦点調節装置 2 引伸レンズ 3 ターレット枠 4 レンズ取り付け枠 5 縦軸 6 フィルム保持枠 7 載置部 8 本体 9 スクリュウ軸 10 ナット 11 駆動手段 12 同期手段 13 案内杆 14 昇降支柱
Claims (3)
- 【請求項1】 フィルム保持枠(6)用載置部(7)を
有する本体(8)の少なくとも2側部に少なくとも計3
本のスクリュウ軸(9)を画像投影方向に沿って設け、
引伸レンズ(2)を取り付けたレンズ取り付け枠(4)
に各スクリュウ軸(9)と螺合するナット(10)を設
け、1本のスクリュウ軸(9)を駆動する駆動手段(1
1)とそのスクリュウ軸(9)から他スクリュウ軸
(9)を同期回転させる同期手段(12)とを設けて、
前記レンズ取り付け枠(4)を本体(8)に対して画像
投影方向に移動自在にした画像投影機の焦点調節装置で
あって、 前記各スクリュウ軸(9)と同期手段(12)又はレン
ズ取り付け枠(4)との間に、各スクリュウ軸(9)に
対するレンズ取り付け枠(4)の位置を調整する平行調
整手段を 設けていることを特徴とする画像投影機の焦点
調節装置。 - 【請求項2】 前記平行調整手段はナット(10)をレ
ンズ取り付け枠(4)に対して周方向位置調整自在にし
ていることを特徴とする請求項1に記載の画像投影機の
焦点調節装置。 - 【請求項3】 前記同期手段(12)は駆動側スクリュ
ウ軸(9)から他スクリュウ軸(9)へ動力を伝達する
プーリ(35)及びタイミングベルト(36)を有し、
前記平行調整手段はプーリ(35)に対してスクリュウ
軸(9)を進角調整可能にしていることを特徴とする請
求項1に記載の画像投影機の焦点調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5249426A JP2680249B2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 画像投影機の焦点調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5249426A JP2680249B2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 画像投影機の焦点調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07104389A JPH07104389A (ja) | 1995-04-21 |
JP2680249B2 true JP2680249B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=17192802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5249426A Expired - Fee Related JP2680249B2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 画像投影機の焦点調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2680249B2 (ja) |
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JP2888433B2 (ja) * | 1988-01-27 | 1999-05-10 | 富士写真フイルム株式会社 | 写真引伸機のフオーカス位置補正方法 |
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1993
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