JPH07320501A - カッタースポットライト - Google Patents

カッタースポットライト

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Publication number
JPH07320501A
JPH07320501A JP11315594A JP11315594A JPH07320501A JP H07320501 A JPH07320501 A JP H07320501A JP 11315594 A JP11315594 A JP 11315594A JP 11315594 A JP11315594 A JP 11315594A JP H07320501 A JPH07320501 A JP H07320501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
cutter blade
blades
opening
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11315594A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Sakurai
幹雄 桜井
Masaru Nagane
優 長根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP11315594A priority Critical patent/JPH07320501A/ja
Publication of JPH07320501A publication Critical patent/JPH07320501A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所要形状のスポットビームの形成の再現を簡
便に行う。 【構成】 マスク10の開口11を通る光の遮断を行う
複数枚のカッター羽根12,13を光源と投光用レンズ
との間に配置して、カッター羽根で囲んだ開口の形状の
スポットビームを形成するカッタースポットライトにお
いて、開口の形状を変化させるための各カッター羽根の
移動を個別に行う電動駆動手段61,62,63,64
を備える。各カッター羽根を電動によって個別に移動さ
せるために、各カッター羽根を所定位置に移動させるこ
とで所要形状のスポットビームの再現を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は舞台や宴会場、店舗にお
けるショーウインドウの照明などに用いられるスポット
ライト、特に任意形状のスポットビームを形成すること
ができるカッター羽根を備えたカッタースポットライト
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】円形の開口部を有するマスクとこのマス
クの開口部を通る光の遮断を行う複数枚(一般には4
枚)のカッター羽根とを光源と投光用レンズとの間に配
置したカッタースポットライトでは、カッター羽根で囲
んだ開口の形状のスポットビームを形成することができ
るが、従来のカッタースポットライトでは、各カッター
羽根に付設したレバーをスポットライトの筐体の外面に
突出させて、これらレバーを操作することによって、カ
ッター羽根で囲む開口の形状を変化させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、所要の形状
のスポットビームを形成するにあたっては、使用者が各
カッター羽根を個別に動かさなくてはならないととも
に、その操作に熟練が必要であり、殊に同一形状のスポ
ットビームを再現することが困難である。本発明はこの
ような点に鑑み為されたものであり、その目的とすると
ころは所要形状のスポットビームの形成の再現を簡便に
行うことができるカッタースポットライトを提供するに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、円形
の開口を有するマスクとこのマスクの開口を通る光の遮
断を行う複数枚のカッター羽根とを光源と投光用レンズ
との間に配置して、カッター羽根で囲んだ開口の形状の
スポットビームを形成するカッタースポットライトにお
いて、開口の形状を変化させるための各カッター羽根の
移動を個別に行う電動駆動手段を備えていることに特徴
を有している。
【0005】
【作用】本発明によれば、各カッター羽根を電動によっ
て個別に移動させるために、各カッター羽根を所定位置
に移動させることで所要形状のスポットビームの再現を
行うことができる。この時、カッター羽根として、対向
位置にあって同方向にスライド駆動される2枚のカッタ
ー羽根と、この2枚のカッター羽根のスライド方向と光
軸方向とに直交する方向にスライド駆動されるとともに
光軸と平行な軸の回りに回転駆動される2枚のカッター
羽根の4枚を用いれば、各種形状のスポットビームを得
ることができると同時にカッター羽根をコンパクトにま
とめることができ、複数枚のカッター羽根が取り付けら
れている基板を光軸の回りに回転させる電動駆動手段を
備えたものとすれば、任意形状で且つ任意の向きのスポ
ットビームを得ることができ、電動駆動手段を、カッタ
ー羽根よりも投光方向側に配して、電動駆動手段と光源
との間にカッター羽根を位置させた時には、電動駆動手
段に及ぶ光源の熱の影響を小さくすることができ、更に
カッター羽根の位置検出手段と、この位置検出手段から
フィードバックされるカッター羽根位置情報を参照して
カッター羽根の電動駆動手段を制御する制御手段を備え
ておれば、スポットビーム形状の制御がより簡便とな
る。
【0006】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、このカッタースポットライトは、図2に示すよう
に、カッターブロック1を内蔵する本体2の背面側に、
光源30と反射鏡31とを内蔵する光源部3を設けると
ともに、本体2の前面側に鏡胴4を設けたもので、本体
2内と鏡胴4内とに投光用レンズ40,41を配置し、
更に本体2の両側面には図3に示すように、逆U字形の
アーム50の両端を回転軸によって連結し、アーム50
の上端には水平に設置されるバー55に対してその軸方
向にスライド自在に装着されるハンガー52を垂直軸回
りに回転自在に設けたものとなっている。
【0007】本体2内に配されたカッターブロック1
は、図1に示すように、中央に円形の開口11を有する
円板状マスク10に、都合4枚のカッター羽根12,1
2,13,13を取り付けたもので、対向配置されてい
る一対のカッター羽根12,12は、対向方向において
共にスライド自在とされており、他の一対のカッター羽
根13,13は、カッター羽根12のスライド方向と直
交する方向にスライド自在とされた一対のスライダー1
4,14上に軸15,15によって取り付けられたもの
となっている。
【0008】そして上記円板状マスク10は、その外周
縁が複数個のローラ19によって支持されることで軸回
りに回転自在とされるとともに、モータギア61が外周
縁に噛合することで、軸回りの回転駆動が自在とされて
おり、また、カッター羽根12,12はその側縁のラッ
クにモータギア62が噛合し、スライダー14,14は
その側縁のラックにモータギア63が噛合しており、更
に各スライダー14にカッター羽根13を取り付けてい
る軸15には半円ギア65とギア66とを介してモータ
64が連結されている。なお、これらモータギア61,
62,63やモータ64は、マスク10及びカッター羽
根12,13よりも投光レンズ40,41側に配置され
ることで、マスク10が光源30との間に介在し、光源
30の発する熱の影響を受けにくくされている。
【0009】図4はマスク10の開口11を全開状態と
した時を示しており、図5はカッター羽根12,12に
よって開口11を全閉状態とした時を、図6は一方のカ
ッター羽根12で開口11の半分を閉じることで半円形
のスポットビームを形成することができる状態とした時
を、図7はカッター羽根12,12で縦長のスポットビ
ームを形成することができる状態とした時を示してお
り、更に図8は4枚のカッター羽根12,13で四角形
を、図9は三角形を、図10は正三角形を形成した場合
を示している。そして、これらの形状は、マスク10を
回転させることによって、その向きを変えることができ
る。モータギア61,62,63やモータ64として、
例えばステップモータを用いることにより、所要の形状
のスポットビームを得るための位置まで各カッター羽根
12,12,13,13を移動させることを再現性よく
簡単に行うことができる。
【0010】なお、図11に示すように、マスク10の
開口11の直径をD、カッター羽根13の最大回転角を
θ(ただしθ≦45°)とし、カッター羽根13の回転
中心である軸15を上記θが0°の時にカッター羽根1
3をスライドさせてカッター羽根13の開口11を横切
る縁が開口11の中心を通るところに位置させた時に開
口11の縁に位置するところとするならば、理論的には
スライド自在となっている2枚のカッター羽根12,1
2は長さL2がD、幅W2がD/2、スライド且つ回転
自在となっているカッター羽根13,13は、長さL3
がD(1/cosθ+tanθ)、幅W3がD/2のものによっ
て、スポットビームの上記各形状を形成することができ
る。2枚のカッター羽根12,12を単にスライド自在
としているにもかかわらず、上述のように各種三角形や
四角形を形成することができるとともに、モータやギア
等の干渉を避けてコンパクトにまとめることができるも
のである。また、カッター羽根12のストロークS2は
D/2、カッター羽根13のストロークS3は、D(2
/cosθ−1)/2あればよい。上記の最大回転角θとし
ては、45°が好ましい。45°よりも小さい時には、
作成することができるスポットビームの形状についての
制限が大きくなり、45°よりも大きい時には、長さL
3がかなり大きくなってしまうからである。
【0011】図12に示す実施例では、スライド且つ回
転自在なカッター羽根13を4枚組み合わせている。ま
た、各カッター羽根13のスライドを行うモータギア6
3と回転を行うモータ64とには夫々ポテンショメータ
等のセンサーを組み込んでおり、各カッター羽根13の
位置のフィードバック制御を行えるようにしてある。図
中70は演算部、71はコントロール部、72はスポッ
トビーム形状表示部である。コントロール部71におい
て必要とする形状を指示すれば、演算部70がこの形状
に応じてモータギア63及びモータ64を制御して各カ
ッター羽根13を必要とする位置に移動させる。上記指
示にあたっては、あらかじめ用意されているパターンの
指定や新たに作成したパターンを指定することで行った
り、疑似モデルを実際に操作することで指示がなされる
ようにしたりすることができ、上記パターンの作成に
は、顧客から提出されたパターン紙をスキャナーで読み
込んで行うといったことが可能である。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明においては、開口の
形状を変化させるための各カッター羽根の移動を個別に
行う電動駆動手段を備えて、各カッター羽根を電動によ
って個別に移動させるために、各カッター羽根を所定位
置に移動させることにで所要形状のスポットビームの再
現を行うことができるものであり、遠隔操作も簡単に行
うことができる。
【0013】またカッター羽根として、対向位置にあっ
て同方向にスライド駆動される2枚のカッター羽根と、
この2枚のカッター羽根のスライド方向と光軸方向とに
直交する方向にスライド駆動されるとともに光軸と平行
な軸の回りに回転駆動される2枚のカッター羽根の4枚
を用いる時には、各種形状のスポットビームを得ること
ができると同時にカッター羽根をコンパクトにまとめる
ことができるものであり、複数枚のカッター羽根が取り
付けられている基板を光軸の回りに回転させる電動駆動
手段を設けておけば、スポットビームを任意形状で且つ
任意の向きのものとすることができる。
【0014】更にカッター羽根よりも投光方向側に電動
駆動手段を配して、電動駆動手段と光源との間にカッタ
ー羽根を位置させると、電動駆動手段に及ぶ光源の熱の
影響を小さくすることができて、信頼性を高めることが
でき、カッター羽根の位置検出手段と、この位置検出手
段からフィードバックされるカッター羽根位置情報を参
照してカッター羽根の電動駆動手段を制御する制御手段
を備えておれば、スポットビーム形状の制御がより簡便
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のカッターブロックの概略正面図であ
る。
【図2】同上の破断側面図である。
【図3】同上の正面図である。
【図4】同上のカッター羽根配置の一例を示す正面図で
ある。
【図5】同上のカッター羽根配置の他の状態を示す正面
図である。
【図6】同上のカッター羽根配置の他の状態を示す正面
図である。
【図7】同上のカッター羽根配置の他の状態を示す正面
図である。
【図8】同上のカッター羽根配置の別の状態を示す正面
図である。
【図9】同上のカッター羽根配置の更に別の状態を示す
正面図である。
【図10】同上のカッター羽根配置の異なる状態を示す
正面図である。
【図11】同上のカッター羽根の正面図である。
【図12】他の実施例の概略図である。
【符号の説明】
10 マスク 11 開口 12 カッター羽根 13 カッター羽根

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形の開口を有するマスクとこのマスク
    の開口を通る光の遮断を行う複数枚のカッター羽根とを
    光源と投光用レンズとの間に配置して、カッター羽根で
    囲んだ開口の形状のスポットビームを形成するカッター
    スポットライトにおいて、開口の形状を変化させるため
    の各カッター羽根の移動を個別に行う電動駆動手段を備
    えていることを特徴とするカッタースポットライト。
  2. 【請求項2】 カッター羽根は、対向位置にあって同方
    向にスライド駆動される2枚のカッター羽根と、この2
    枚のカッター羽根のスライド方向と光軸方向とに直交す
    る方向にスライド駆動されるとともに光軸と平行な軸の
    回りに回転駆動される2枚のカッター羽根の4枚である
    ことを特徴とする請求項1記載のカッタースポットライ
    ト。
  3. 【請求項3】 複数枚のカッター羽根が取り付けられて
    いる基板を光軸の回りに回転させる電動駆動手段を備え
    ていることを特徴とする請求項1または2記載のカッタ
    ースポットライト。
  4. 【請求項4】 電動駆動手段は、カッター羽根よりも投
    光方向側にあって、電動駆動手段と光源との間にカッタ
    ー羽根が位置していることを特徴とする請求項1または
    2または3記載のカッタースポットライト。
  5. 【請求項5】 カッター羽根の位置検出手段と、この位
    置検出手段からフィードバックされるカッター羽根位置
    情報を参照してカッター羽根の電動駆動手段を制御する
    制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1また
    は2または3または4記載のカッタースポットライト。
  6. 【請求項6】 マスクの開口の直径をD、回転駆動され
    るカッター羽根の最大回転角をθ(ただしθ≦45°)
    とするとともに回転中心をこのカッター羽根がスライド
    のみで開口の半分を閉じる時に開口の縁に位置するとこ
    ろに配置した時、スライド自在となっている2枚のカッ
    ター羽根を最小ストロークがD/2で最小寸法が長さ
    D、幅D/2のものとするとともに、スライド且つ回転
    自在となっているカッター羽根を最小ストロークがD
    (2/cosθ−1)/2で最小寸法が長さD(1/cosθ+
    tanθ)、幅D/2のものとしていることを特徴とする請
    求項2記載のカッタースポットライト。
JP11315594A 1994-05-26 1994-05-26 カッタースポットライト Pending JPH07320501A (ja)

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JP11315594A JPH07320501A (ja) 1994-05-26 1994-05-26 カッタースポットライト

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JP11315594A JPH07320501A (ja) 1994-05-26 1994-05-26 カッタースポットライト

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103032823A (zh) * 2012-12-20 2013-04-10 广州彩熠灯光有限公司 一种便于定位的舞台灯光切割系统
CN106402801A (zh) * 2016-11-28 2017-02-15 广东技术师范学院 一种舞台灯光用切割装置
CN110242924A (zh) * 2019-07-25 2019-09-17 广州市珠江灯光科技有限公司 一种用于远距离定点投射的防水led切割灯
CN116329665A (zh) * 2023-05-30 2023-06-27 河北艺凯门业有限公司 一种用于门窗的高效制作设备及其门窗机构

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040511

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02