JPH0716255Y2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH0716255Y2
JPH0716255Y2 JP13280589U JP13280589U JPH0716255Y2 JP H0716255 Y2 JPH0716255 Y2 JP H0716255Y2 JP 13280589 U JP13280589 U JP 13280589U JP 13280589 U JP13280589 U JP 13280589U JP H0716255 Y2 JPH0716255 Y2 JP H0716255Y2
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Japan
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motor
lamp
fixture
fixed frame
degrees
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JP13280589U
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JPH0371510U (ja
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久吉 野瀬
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Tokyo Electric Power Co Inc
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、投光方向が可変な照明器具に関するものであ
る。
【従来の技術】
従来より、この種の照明器具として、第7図に示すよう
に、取付面(図示せず)に固定される器具本体1を備
え、取付面に平行な一つの軸の回りに灯具2を回転させ
る第1のモータ3と、取付面に直交する軸の回りに灯具
2を回転させる第2のモータ4とを設けたものが提供さ
れている。灯具2は、ランプ22から放射される光を椀状
の反射鏡23により反射することにより特定方向の配光を
得るようになっている。 第1のモータ3は、第7図における灯具2の側方に配置
されており、第2のモータ4は灯具2の上方に配置され
ている。また、第2のモータ4は、灯具2と第1のモー
タ3とを同時に回転させるように配置されている。この
ように、灯具2と第1のモータ3とが器具本体1に対し
て回転するから、灯具2および第1のモータ3への給電
には、回転する摺動接点7を用いている。
【考案が解決しようとする課題】
上記構成では、摺動接点7を用いるものであるから、接
点材料が高価になり、また信頼性や機械的な寿命にも問
題がある。 本考案は上記問題点の解決を目的とするものであり、摺
動接点を用いずに通常のリード線を用いて給電を行いな
がらも、器具本体の正面側で死角ができないように投光
方向が可変できるようにした照明器具を提供しようとす
るものである。
【課題を解決するための手段】
本考案では、上記目的を達成するために、少なくとも一
面が開口した器具本体と、器具本体の上記開口面に臨ん
で配設されランプから放射される光を特定方向に反射す
る反射鏡を備えた灯具と、器具本体の上記開口面に平行
な1つの軸の回りに灯具を回転させる第1のモータと、
器具本体の上記開口面に直交する軸の回りに灯具を回転
させる第2のモータとを具備した照明器具において、第
2のモータは器具本体に固定された固定フレームに装着
されるとともに略180度の範囲で回動可能に設定され、
第1のモータは固定フレームに対して回動自在な可動フ
レームに灯具とともに装着され、固定フレームと器具本
体の内周面との間には第2のモータの回転方向において
略180度の範囲で隙間が形成され、灯具および第1のモ
ータからのリード線が上記隙間を通して器具本体の外部
に引き出されているのである。
【作用】
上記構成によれば、器具本体の開口面に直交する軸の回
りでは灯具が略180度の範囲で回動でき、かつ、器具本
体の開口面に平行な1つの軸の回りで灯具が首振り自在
であるから、灯具からの投光方向に死角が形成されず、
あらゆる方向への投光が可能になるのである。しかも、
灯具および第1のモータに接続したリード線を器具本体
から引き出すようにしているので、従来のように摺動接
点を用いる必要がなく、構造が簡単でコストが低減でき
るのである。また、第2のモータの回転範囲は略180度
に制限されているから、第2のモータの回転によってリ
ード線が絡まったり切れたりすることがないのである。
さらに、第2のモータを保持する固定フレームと器具本
体の内周面との間に、第2のモータの回転方向において
略180度の範囲で隙間が形成され、この隙間を通してリ
ード線が器具本体の外部に引き出されるから、細い孔な
どにリード線を通す必要がなく、組立時などにおけるリ
ード線の扱いが容易になるのである。
【実施例】 第1図ないし第4図に示すように、器具本体1は略円筒
形であり、一方の底面は開口している。器具本体1内に
は、灯具2、第1のモータ3、第2のモータ4を備えた
フレーム11が装着される。フレーム11は、器具本体1に
対して定位置に固定された固定フレーム11aと、器具本
体1の開口面に直交する軸の回りに回動自在となるよう
に固定フレーム11aに結合された可動フレーム11bとから
なる。固定フレーム11aは、器具本体1の開口面に略平
行な台板12aを備えるとともに、台板12aの周縁の3箇所
から台板12aに略直交して脚片12bが突出した形状に形成
される。脚片12bの先端部には、器具本体1の開口面を
覆う覆い板13が結合される。覆い板13は、外径が器具本
体1の口径よりも大きく設定され、中央部には開口窓13
aが形成されている。また、固定フレーム11aの2つの脚
片12bの先端部には略V形の保持ばね14が結合され、器
具本体1の内周面において保持ばね14の広がりを規制す
るように形成された保持片15に保持ばね14が係合する。
したがって、保持ばね14と保持片15との間に作用する摩
擦力により、覆い板13および覆い板13に結合されたフレ
ーム11を器具本体1に取り付けることができるのであ
る。 可動フレーム11bは、固定フレーム11aの台板12aに略平
行に配置された中央片16aと、中央片16aの両端より突出
する一対の脚片16bとにより略コ形に形成されており、
両脚片16bの先端部間には灯具2が保持される。灯具2
は、側面が球体の一部をなし他面に透光窓21aを有した
灯具本体21を備え、灯具本体21の内部には、ハロゲンラ
ンプよりなるランプ22と、ランプ22から放射された光を
反射して上記透光窓21aに導く反射鏡23とが納装され
る。反射鏡23は、ダイクロイックミラーよりなり、熱線
を透過させるようになっている。したがって、灯具2か
らは熱線をあまり含まない光を取り出すことができるの
である。しかるに、ダウンライトとして使用する場合に
は、天井パネル7に取付孔8を穿孔して器具本体1を挿
入し、器具本体1内にフレーム11を納装するようにすれ
ば、覆い板13が取付孔8を覆うように配置されるのであ
る。灯具2の一部は覆い板13から下方に突出する。 灯具2は、可動フレーム11bの両脚片16bの間において器
具本体1の開口面に略平行な軸の回りに回動自在となる
ようにして可動フレーム11bに軸着されている。灯具2
を可動フレーム11bに軸着している一方の回転軸31に
は、第5図に示すように、第1の回転板32が取り付けら
れ、第1の回転板32には一対のリンク33a,33bの一端部
がそれぞれ軸着されている。各リンク33a,33bの他端部
は第2の回転板34に軸着される。第2の回転板34は、第
1の回転板32と平行な軸の回りに回動自在であって、第
2の回転板34が回動すると、リンク33a,33bを介して第
1の回転板32が回動するようになっている。第2の回転
板34は、可動フレーム11bに保持された第1のモータ3
の回転軸37に結合されており、第1のモータ3が回動す
れば、灯具2が回動する。すなわち、第1のモータ3を
回動させることにより、覆い板13の上記開口窓13aに対
する灯具2の傾きを変化させることができるのである。
ここに、第1のモータ3は、可動フレーム11bの脚片16b
において、灯具2を軸着している部位よりも脚片16bの
基部側で、かつ脚片16bの内側に配設されている。すな
わち、覆い板13の開口窓13aの開口面に直交する方向に
おいて灯具2の投影面内に第1のモータ3が配設される
のである。したがって、器具本体1の前方から見たと
き、灯具2と第1のモータ3とを灯具2の投影面内に収
めることができるのである。ところで、回転軸31にはス
イッチ操作板35が固着されており、可動フレーム11bの
脚片16bには、第1の回転板32が回動したときにスイッ
チ操作板35により操作される一対のリミットスイッチ36
a,36bが配設されている。両リミットスイッチ36a,36b
は、灯具2の光軸が器具本体1の開口面に直交している
位置から、回転軸31がいずれかの方向に約30度傾斜する
と、スイッチ操作板35により操作される。リミットスイ
ッチ36a,36bはスイッチ操作板35により操作されるとオ
フになるように設定されている。 上述のように、灯具2と第1のモータ3とを保持した可
動フレーム11bは、固定フレーム11aに対して回動自在と
なっている。固定フレーム11aの台板12aには、第1図お
よび第2図に示すように、第2のモータ4が配設され、
第2のモータ4の回転軸41は可動フレーム11bの中央片1
6aに結合される。第2のモータ4は、回転軸41が器具本
体1の開口面に対して直交し、かつ回転軸41の延長線が
灯具2の光軸と一致するように配置される。したがっ
て、第2のモータ4の回動に伴って、灯具2を保持した
可動フレーム11bが器具本体1の開口面に直交する軸の
回りに回動するのである。第2のモータ4の回転軸41と
灯具2の光軸とが一致し、しかも、灯具2の光軸方向に
おける灯具2の投影面内に第1のモータ3が配設されて
いるから、回転される部分の回転半径が従来に比較して
格段に小さくなるのである。固定フレーム11aの台板12a
には一対のリミットスイッチ42a,42bが配設され、第2
のモータ4の回転軸41には回動時にリミットスイッチ42
a,42bを操作することができるスイッチ操作片43が突設
されている。両リミットスイッチ42a,42bは、いずれか
一方のリミットスイッチ42a,42bをスイッチ操作片43が
操作している位置から回転軸41が約190度回転すると他
方のリミットスイッチ42a,42bを操作するように配置さ
れている。また、各リミットスイッチ42a,42bはスイッ
チ操作片43により操作されるとオフになるように設定さ
れている。 リミットスイッチ36a,36b,42a,42bは、第1のモータ3
および第2のモータ4に対して、たとえば、第6図のよ
うな接続関係になっている。すなわち、リミットスイッ
チ36a,36bは第1のモータ3の正転用端子と逆転用端子
とにそれぞれ接続され、各リミットスイッチ36a,36bに
はそれぞれリレーRy1,Ry2の接点r1,r2が直列接続され
る。しかるに、制御回路5によって一方のリレーRy1
励磁コイルに通電されると、接点r1がオンになり、第1
のモータ3が回転するのである。また、他方のリレーRy
2の励磁コイルに通電すれば、接点r2がオンになり、第
1のモータ3は逆向きに回転することになる。第1のモ
ータ3が回転しているときに、スイッチ操作板35が回転
して、オンになっているほうの接点r1,r2に直列接続さ
れているリミットスイッチ36a,36bをオフにすれば、そ
の時点で第1のモータ3は停止することになる。このよ
うにして、第1のモータ3の回転範囲が約60度の範囲に
制限されるのである。第2のモータ4についても、正転
用端子と逆転用端子とにそれぞれリミットスイッチ42a,
42bが接続され、制御回路5からの正転出力または逆転
出力に対応して、第2のモータ4が正逆に回転するので
ある。第2のモータ4が回動してスイッチ操作片43によ
り一方のリミットスイッチ42a,42bがオフになると、そ
の時点で第2のモータ4は停止する。すなわち、第2の
モータ4の回転範囲は約190度に制限されるのである。
また、灯具2の光軸と第2のモータ4の回転軸とが一致
しているから、第1のモータ3の回転範囲が約60度で、
かつ第2のモータ4の回転範囲が約190度であることに
より、灯具2からは死角を形成せずに光をあらゆる方向
に照射することができるのである。なお、第1のモータ
3および第2のモータ4には、ギアードモータなどを用
いて比較的低速で回転させるのはいうまでもない。 以上のように、第1のモータ3の回転範囲が約60度、第
2のモータ4の回転範囲が約190度に制限されている結
果、灯具2や第1のモータ3などに対して、リード線6
による接続を行うことができるのであり、リード線6が
絡まったり切れたりすることがないのである。ここにお
いて、固定フレーム11aの台板12aには、リード線6の通
る切欠12cが形成してあり、可動フレーム11bが約190度
の範囲で回動するときに、リード線6が台板12aに当た
らないようにしてある。また、リード線6に余裕を持た
せているのはいうまでもない。
【考案の効果】
本考案は上述のように、灯具および第1のモータに接続
したリード線を器具本体から引き出すようにしているの
で、従来のように摺動接点を用いる必要がなく、構造が
簡単でコストが低減できる。また、第2のモータの回転
範囲は略180度に制限されているから、第2のモータの
回転によってリード線が絡まったり切れたりすることが
ない。さらに、第2のモータを保持する固定フレームと
器具本体の内周面との間に、第2のモータの回転方向に
おいて略180度の範囲で隙間が形成され、この隙間を通
してリード線が器具本体の外部に引き出されるから、細
い孔などにリード線を通す必要がなく、組立時などにお
けるリード線の扱いが容易になるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図は第1図
中のX−X線断面図、第3図は第1図のY−Y線断面
図、第4図は同上の正面図、第5図は同上の要部側面
図、第6図は同上の回路図、第7図は従来例を示す断面
図である。 1…器具本体、2…灯具、3…第1のモータ、4…第2
のモータ、6…リード線、11a…固定フレーム、11b…可
動フレーム、22…ランプ、23…反射鏡、31…回転軸、41
…回転軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一面が開口した器具本体と、器
    具本体の上記開口面に臨んで配設されランプから放射さ
    れる光を特定方向に反射する反射鏡を備えた灯具と、器
    具本体の上記開口面に平行な1つの軸の回りに灯具を回
    転させる第1のモータと、器具本体の上記開口面に直交
    する軸の回りに灯具を回転させる第2のモータとを具備
    した照明器具において、第2のモータは器具本体に固定
    された固定フレームに装着されるとともに略180度の範
    囲で回動可能に設定され、第1のモータは固定フレーム
    に対して回動自在な可動フレームに灯具とともに装着さ
    れ、固定フレームと器具本体の内周面との間には第2の
    モータの回転方向において略180度の範囲で隙間が形成
    され、灯具および第1のモータからのリード線が上記隙
    間を通して器具本体の外部に引き出されて成る照明器
    具。
JP13280589U 1989-11-15 1989-11-15 照明器具 Expired - Lifetime JPH0716255Y2 (ja)

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US8152334B2 (en) * 2008-09-08 2012-04-10 Lsi Industries, Inc. LED lighting assembly with adjustment means
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