JPH0735220Y2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH0735220Y2
JPH0735220Y2 JP3138290U JP3138290U JPH0735220Y2 JP H0735220 Y2 JPH0735220 Y2 JP H0735220Y2 JP 3138290 U JP3138290 U JP 3138290U JP 3138290 U JP3138290 U JP 3138290U JP H0735220 Y2 JPH0735220 Y2 JP H0735220Y2
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JP
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lamp
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lead wire
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久吉 野瀬
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、灯具をモータで回動させることにより投光方
向を可変とした照明器具に関するものである。
【従来の技術】
本考案者は、この種の照明器具として、摺動接点を用い
ずに通常のリード線を用いて給電を行いながらも、器具
本体の正面側に死角を形成しないようにして投光方向を
可変するものを先に考案した(実願平1-132805号)。 すなわち、先に考案した照明器具では、一面が開口した
器具本体を有し、器具本体内には可動フレームが配設さ
れている。可動フレームは、灯具を器具本体の開口面に
平行な軸の回りに回動させる第1のモータを灯具ととも
に保持し、器具本体に固定された第2のモータによって
器具本体の開口面に直交する軸の回りに回動するように
なっている。灯具および第1のモータにはリード線が接
続され、また、第2のモータの回動範囲は略180度の範
囲に制限されている。
【考案が解決しようとする課題】
上記構成では、可動フレームが回動する範囲に合わせて
リード線の長さに余裕を持たせる必要がある。ここに、
リード線は、ほぼ最短経路を通るように収納され、可動
フレームが回動するときの変形方向が規制されていなか
ったものであるから、可動フレームの回動に伴っていろ
いろな向きに屈曲することになり、可動フレームの回動
時にリード線に作用する曲げ応力によって断線が生じや
すいという問題があった。 本考案は上記問題点の解決を目的とするものであり、リ
ード線に作用する曲げ応力を軽減し、断線の発生を防止
した照明器具を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
本考案では、上記目的を達成するために、少なくとも一
面が開口した器具本体と、器具本体の上記開口面に臨ん
で配設されランプからの光を特定方向に反射する反射鏡
を備えた灯具と、器具本体の上記開口面に平行な1つの
軸の回りに灯具を回転させる第1のモータと、器具本体
の上記開口面に直交する軸の回りに灯具を回転させる第
2のモータとを具備した照明器具において、第2のモー
タは器具本体に固定された固定フレームに装着されると
ともに所定の角度範囲で回動可能に設定され、第1のモ
ータは固定フレームに対して回動自在な可動フレームに
灯具とともに装着され、灯具および第1のモータに接続
された1本のリード線が固定フレームと可動フレームと
の間に形成される空間内で第2のモータの回転軸の周囲
に渦巻状に配設されているのである。
【作用】
上記構成によれば、灯具および第1のモータに接続され
た1本のリード線が固定フレームと可動フレームとの間
に形成される空間内で第2のモータの回転軸の周囲に渦
巻状に配設されているので、可動フレームが回動する際
に、リード線は変形方向が規制されることになって渦巻
きの径を変化させるだけになり、リード線に作用する曲
げ応力が大幅に軽減するのである。その結果、リード線
の断線の機会が大幅に低減し、耐久性が向上するのであ
る。
【実施例】
第1図ないし第4図に示すように、器具本体1は略円筒
形であり、一方の底面は開口している。器具本体1内に
は、灯具2、第1のモータ3、第2のモータ4が、固定
フレーム11および可動フレーム12とともに配設される。
固定フレーム11は、器具本体1に対して定位置に固定さ
れ、可動フレーム12は、器具本体1の開口面に直交する
軸の回りに回動自在となるように固定フレーム11に結合
される。 固定フレーム11は、器具本体1の開口面に略平行な中央
片11aを備えるとともに、中央片11aの周縁の3箇所から
中央片11aに略直交して脚片11bが突出した形状に形成さ
れる。脚片11bの先端部には、器具本体1の開口面を覆
う覆い板13が結合される。覆い板13は、外径が器具本体
1の口径よりも大きく設定され、中央部には開口窓13a
が形成されている。また、固定フレーム11の2つの脚片
11bの先端部には略V形の保持ばね14が結合され、器具
本体1の内周面において保持ばね14の広がりを規制する
ように形成された保持片15に保持ばね14が係合する。し
たがって、保持ばね14と保持片15との間に作用する摩擦
力により、覆い板13および覆い板13に結合された固定フ
レーム11を器具本体1に取り付けることができるのであ
る。しかるに、ダウンライトとして使用する場合には、
天井パネル7に取付孔8を穿孔して器具本体1を挿入
し、器具本体1内に固定フレーム11を納装するようにす
れば、覆い板13が取付孔8を覆うように配置されるので
ある。 可動フレーム12は、固定フレーム11の中央片11aに略平
行に配置された中央片12aと、中央片12aの両端より突出
する一対の脚片12bとにより略コ形に形成されており、
両脚片12bの先端部間には灯具2が保持される。灯具2
は、側面が球体の一部をなし一面に透光板21aが装着さ
れた灯具本体21を備え、灯具本体21の内部には、ハロゲ
ンランプよりなるランプ22と、ランプ22から放射された
光を反射して上記透光窓21aに導く反射鏡23とが納装さ
れる。反射鏡23は、ダイクロイックミラーよりなり、熱
線を透過させるようになっている。したがって、灯具2
からは熱線をあまり含まない光を取り出すことができる
のである。灯具2の一部は覆い板13から下方に突出す
る。 灯具2は、可動フレーム12の両脚片12bの間において器
具本体1の開口面に略平行な軸の回りに回動自在となる
ようにして可動フレーム12に軸着されている。灯具2を
可動フレーム12に軸着している一方の回転軸31には、第
5図に示すように、第1の回転板32が取り付けられ、第
1の回転板32には一対のリンク33a,33bの一端部がそれ
ぞれ軸着されている。各リンク33a,33bの他端部は第2
の回転板34に軸着される。第2の回転板34は、第1の回
転板32と平行な軸の回りに回動自在であって、第2の回
転板34が回動すると、リンク33a,33bを介して第1の回
転板32が回動するようになっている。第2の回転板34
は、可動フレーム12に保持された第1のモータ3の回転
軸37に結合されており、第1のモータ3が回動すれば、
灯具2が回動する。すなわち、第1のモータ3を回動さ
せることにより、覆い板13の上記開口窓13aに対する灯
具2の傾きを変化させることができるのである。ここ
に、第1のモータ3は、可動フレーム12の脚片12bおい
て、灯具2を軸着している部位よりも脚片12bの基部側
で、かつ脚片12bの内側に配設されている。すなわち、
覆い板13の開口窓13aの開口面に直交する方向において
灯具2の投影面内に第1のモータ3が配設されるのであ
る。したがって、器具本体1の前方から見たときに、灯
具2と第1のモータ3とを灯具2の投影面内に収めるこ
とができるのである。ところで、第1の回転板32にはス
イッチ操作片35が設けられており、可動フレーム12の脚
片12bには、第1の回転板32が回動したときにスイッチ
操作片35により操作される一対のリミットスイッチ36a,
36bが配設されている。両リミットスイッチ36a,36bは、
灯具2の光軸が器具本体1の開口面に直交している位置
から、回転軸31がいずれかの方向に約30度傾斜すると、
スイッチ操作片35により操作される。リミットスイッチ
36a,36bはスイッチ操作片35により操作されるとオフに
なるように設定されている。 上述のように、灯具2と第1のモータ3とを保持した可
動フレーム12は、固定フレーム11に対して回動自在とな
っている。固定フレーム11の中央片11aには、第1図お
よび第2図に示すように、第2のモータ4が配設され、
第2のモータ4の回転軸41は、カプリング16を介して可
動フレーム12の中央片12aに結合される。第2のモータ
4は、回転軸41が器具本体1の開口面に対して直交し、
かつ回転軸41の延長線がランプ22の中心付近を通るよう
に配置される。したがって、第2のモータ4の回動に伴
って、灯具2を保持した可動フレーム12が器具本体1の
開口面に直交する軸の回りに回動するのである。第2の
モータ4の回転軸41の延長線がランプ22の中心付近を通
り、しかも、器具本体1の開口面に直交する方向におけ
る灯具2の投影面内に第1のモータ3が配設されている
から、回転される部分の回転半径が従来に比較して格段
に小さくなるのである。固定フレーム11の中央片11aに
は一対のリミットスイッチ42a,42bが配設され、可動フ
レーム12には回動時にリミットスイッチ42a,42bを操作
することができるスイッチ操作片43が突設されている。
両リミットスイッチ42a,42bは、いずれか一方のリミッ
トスイッチ42a,42bをスイッチ操作片43が操作している
位置から回転軸41が約190度回転すると他方のリミット
スイッチ42a,42bを操作するように配置されている。ま
た、各リミットスイッチ42a,42bはスイッチ操作片43に
より操作されるとオフになるように設定されている。 リミットスイッチ36a,36b,42a,42bは、第1のモータ3
および第2のモータ4に対して、たとえば、第6図のよ
うな接続関係になっている。すなわち、リミットスイッ
チ35a,36bは第1のモータ3の正転用端子と逆転用端子
とにそれぞれ接続される。しかるに、制御回路5によっ
て第1のモータ3を回転させているときに、スイッチ操
作板35が回転してリミットスイッチ36a,36bがオフにな
ると、その時点で第1のモータ3は停止することにな
る。このようにして、第1のモータ3の回転範囲が約60
度の範囲に制限されるのである。第2のモータ4につい
ても、正転用端子と逆転用端子とにそれぞれリミットス
イッチ42a,42bが接続され、制御回路5からの正転出力
または逆転出力に対応して、第2のモータ4が正逆に回
転するのである。第2のモータ4が回動してスイッチ操
作片43により一方のリミットスイッチ42a,42bがオフに
なると、その時点で第2のモータ4は停止する。すなわ
ち、第2のモータ4の回転範囲は約190度に制限される
のである。また、灯具2の光軸と第2のモータ4の回転
軸とが一致しているから、第1のモータ3の回転範囲が
約60度で、かつ第2のモータ4の回転範囲が約190度で
あることにより、灯具2からは死角を形成せずに光をあ
らゆる方向に照射することができるのである。なお、第
1のモータ3および第2のモータ4には、ギアードモー
タなどを用いて比較的低速で回転させるのはいうまでも
ない。 以上のように、第1のモータ3の回転範囲が約60度、第
2のモータ4の回転範囲が約190度に制限されている結
果、灯具2や第1のモータ3などに対して、リード線6
による接続を行うことができるのであり、リード線6が
絡まったり切れたりすることがないのである。灯具2お
よび第1のモータ3に接続されたリード線6は1本にま
とめられ、第1図に示すように、固定フレーム11の中央
片11aと、可動フレーム12の中央片12aとの間の空間を通
り、固定フレーム11の中央片11aに形成された切欠11cを
通して外部に引き出される。固定フレーム11と可動フレ
ーム12との間では、リード線6は、第3図に示すよう
に、第2のモータ4の回転軸41の周囲に渦巻状となるよ
うに配設される。したがって、可動フレーム12が回動す
るときに、リード線6は渦巻の径を変化させることによ
って追随することができるのである。このようにリード
線6を渦巻状に配設しているから、可動フレーム12が回
動しても渦巻部分でのリード線6の曲率には大きな変化
がなく、リード線6に作用する曲げ応力を小さくするこ
とができる。すなわち、リード線6の断線を防止するこ
とができるのである。また、可動フレーム12の回動範囲
を約190度に設定しているが、リード線6に作用する曲
げ応力が小さいから、回動範囲をさらに大きくしてもよ
く、たとえば、約360度に設定してもよい。
【考案の効果】
本考案は上述のように、灯具および第1のモータに接続
された1本のリード線が固定フレームと可動フレームと
の間に形成される空間内で第2のモータの回転軸の周囲
に渦巻状に配設されているので、可動フレームが回動す
る際に、リード線は変形方向が規制されることになって
渦巻きの径を変化させるだけになり、リード線に作用す
る曲げ応力が大幅に軽減するという効果を奏する。その
結果、リード線の断線の機会が大幅に低減し、耐久性が
向上するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図は第1図
中のX−X線断面図、第3図は第1図のY−Y線断面
図、第4図は同上の下面図、第5図は同上の要部側面
図、第6図は同上の回路図である。 1…器具本体、2…灯具、3…第1のモータ、4…第2
のモータ、6…リード線、11…固定フレーム、12…可動
フレーム、22…ランプ、23…反射鏡、31…回転軸、41…
回転軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一面が開口した器具本体と、器
    具本体の上記開口面に臨んで配設されランプからの光を
    特定方向に反射する反射鏡を備えた灯具と、器具本体の
    上記開口面に平行な1つの軸の回りに灯具を回転させる
    第1のモータと、器具本体の上記開口面に直交する軸の
    回りに灯具を回転させる第2のモータとを具備した照明
    器具において、第2のモータは器具本体に固定された固
    定フレームに装着されるとともに所定の角度範囲で回動
    可能に設定され、第1のモータは固定フレームに対して
    回動自在な可動フレームに灯具とともに装着され、灯具
    および第1のモータに接続された1本のリード線が固定
    フレームと可動フレームとの間に形成される空間内で第
    2のモータの回転軸の周囲に渦巻状に配設されて成る照
    明器具。
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