JPH0743786A - 絞り機構及び投光装置 - Google Patents

絞り機構及び投光装置

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JPH0743786A
JPH0743786A JP19062393A JP19062393A JPH0743786A JP H0743786 A JPH0743786 A JP H0743786A JP 19062393 A JP19062393 A JP 19062393A JP 19062393 A JP19062393 A JP 19062393A JP H0743786 A JPH0743786 A JP H0743786A
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JP
Japan
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diaphragm
light
projecting device
optical axis
light projecting
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Withdrawn
Application number
JP19062393A
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English (en)
Inventor
Susumu Kanbe
晋 神戸
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 最小径の視野を形成できる絞り機構と、簡単
な絞り機構により容易に調光することのできる投光装置
とを提供する。 【構成】 通常の絞り羽根12を有する第1の絞り11
の沿って、2枚の絞り板15からなる第2の絞り14を
設け、絞り15板の対向する端面に切欠部15aを形成
し、絞り板15の移動により切欠部15a間の開口部面
積を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタジオや舞台などの
任意の範囲に投光して照明する投光装置及び該投光装置
に用いられる絞り機構に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の投光装置において、光源から発す
る光の投光の範囲や形状を限定する視野絞りとしては、
従来は放射状に配置された複数枚の絞り羽根からなる絞
り機構が用いられていた。この視野絞りは中心に透光孔
が形成されており、絞り羽根を光軸を中心として周方向
に回動させることにより、透光孔の面積を変えて視野を
変えていた。
【0003】また上記の投光装置において、光源から発
する光の明るさを調光するために、従来は光源に印加す
る電圧を変えて電気的に調光していた。または図6に示
すように光軸に対して直角の方向に複数枚の遮光板1を
回動可能に設け、遮光板1の光軸に対する角度を変える
ことにより光量の調節を行っていた。すなわち図7
(a)及び図8(a)に示すように、遮光板1を水平断
面において光軸に対して平行にすることにより全開とな
り、図7(b)及び図8(b)に示すように、直角にす
ることにより全閉となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数枚
の絞り羽根により視野絞りを行う場合、絞りを最小とし
ても中心の透光孔の直径を5mm以下とすることは困難で
あった。このため投光範囲をさらに小さくする場合に
は、必要な小径の透光孔を有するカバーを光軸上に設け
ていた。
【0005】また図7に示す遮光板1を用いて調光を行
う場合、遮光板1を全開としても遮光板1の板厚による
遮光部が発生し、光量が減衰するという問題があった。
【0006】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、最小径の視野を形成することのできる絞り機構と、
簡単な絞り機構により容易に調光することのできる投光
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明は、中心に透光孔が形成さ
れ、該透光孔の軸線と直交する方向に放射状に配置さ
れ、相互に重なり合うように同心状に相対移動して、前
記透光孔を透過する投光範囲を変化させる複数枚の絞り
羽根と、前記透光孔に向って放射状に移動可能に配置さ
れ、相互に重なり合うことにより対向する端面に形成さ
れた半弧状の切欠部の面積を変化させる複数枚の絞り板
とを備えることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の本発明は、光源と、該光
源側から順次絞り機構とレンズ部とが同一光軸上に配設
されてなる投光装置において、前記光軸上の前記レンズ
部の焦点位置に、請求項1記載の絞り機構を設けたこと
を特徴とする。
【0009】請求項3に記載の本発明は、前記レンズ部
に近接して前記光軸上に調光絞りを設けたことを特徴と
する。
【0010】
【作用】請求項1に記載の本発明においては、絞り板を
光軸に向って移動し相互に重ね合わせることにより、切
欠部の面積を最小限とすることができ、絞り羽根の透光
孔を任意での大きさに閉塞することができる。
【0011】請求項2に記載の本発明においては、投光
装置のレンズ部の焦点位置に請求項1記載の絞り機構を
設けることにより、投光される範囲を最小限に絞ること
ができる。
【0012】請求項3に記載の本発明においては、レン
ズ部近傍に調光絞りを設けることにより、投光される光
の明るさを容易に調光することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0014】図1乃至図3に本発明の絞り機構の一実施
例の構成を示す。図1及び図2において、第1の絞り1
1である絞りAは、公知の絞り機構と同様に、軸線と直
交する方向に放射状に配置された複数枚の絞り羽根12
から構成されている。絞り羽根12は公知の機構により
相互に重り合うように相対移動して中心の透光孔13の
大きさを変えるようになっている。
【0015】第2の絞り14である絞りBは、第1の絞
り11の直径方向に中心線を有する2枚の絞り板15か
ら構成されており、図示しない駆動手段により前記直径
上を対称的に移動するようになっている。絞り板15の
対向する端面にはそれぞれ半弧状の切欠部15aが、先
端方向に拡がって対称的に形成されている。2枚の絞り
板14は相互に摺接して第1の絞り11に沿って移動
し、切欠部15aにより形成される開口部の面積を変化
させる。すなわち、第1の絞り11の透光孔13をさら
に絞る機構となっている。なお、切欠部15aの形状は
2枚の絞り板15が重なったときに開口部がほぼ円形と
なるように形成されている。なお絞り板15の駆動手段
としては、モータにより回転駆動されるピニオンとピニ
オンに噛合し絞り板15に固定されたラックなどがあ
る。
【0016】絞りA(11)と絞りB(14)とは図3
に示すようにそれぞれモータA(16)とモータB(1
7)により駆動される。またモータ16,17はそれぞ
れ制御部18により駆動制御される。すなわち、投光さ
れる光の視野を第1の絞り11の最小透光孔13の大き
さによる視野より小さくする場合は、モータ16により
第1の絞り11を最小径まで絞った後、制御部18によ
りモータ17の駆動を開始し、第2の絞り14の絞り板
15を近接する方向に移動させ、切欠部15aによって
形成される開口部の大きさを所定の大きさとする。予め
設定された開口部が形成されれば、制御部18を介して
モータ17の回転を停止する。
【0017】本実施例によれば、第1の絞り11の透光
孔13を第2の絞り14により最小径よりさらに小さく
絞ることができる。しかも、切欠部15aの形状を適正
に形成することにより、開口部の形状を常にほぼ円形と
することができる。
【0018】図4に本発明の投光装置の一実施例の構成
を示す。図4において、灯体21の中心線である光軸2
1a上には、灯体21の一端にランプ部22が設けられ
ており、ランプ部22を囲んで反射板23が設けられて
いる。また、灯体21の他端には、光軸21a上に2枚
のレンズ24a、24b、からなるレンズ部24が設け
られている。さらにレンズ部24とランプ部22との間
の光軸上には、レンズ部24の焦点位置において図2に
示す絞り機構25が取り付けられている。またレンズ2
4bの外側の面に沿って調光絞り26が設けられてい
る。
【0019】図5に調光絞り26の構成を示す。調光絞
り26は光軸21a上に中心線を有する2枚の調光板2
7がレンズ24bに沿って配設されており、2枚の調光
板27は中心線上を図示しない駆動手段により対称的に
摺接移動するようになっている。調光板27の対向する
端面にはV字形の切欠部27aにより対称的に形成され
ており、調光板27が近傍する方向に移動することによ
り、順次(a)、(b)、(c)、(d)、に示すよう
に、重なった切欠部27a間に形成される開口部が小さ
くなるようになっている。なお、符号28はレンズ部2
4によって集光され光束である。
【0020】本実施例によれば、絞り機構25により視
野絞りを最小限まで小さく絞ることができ、調光絞り2
6により明るさの調整を行うことができる。また調光絞
り26を開放したときに、レンズ24bの前面に構造物
がないため、光量の損失を防ぐことができ、しかも絞り
構造を簡単にすることができる。
【0021】なお、上記各実施例で示した絞り板15,
27の数は2枚に限定されず、3枚以上であってもよ
い。また絞り板27に形成された切欠部27aの形状は
X字形に限定されない。さらに調光絞り26を設ける位
置はレンズ24aの内側であってもよい。さらに絞り1
1,15を駆動するモータ16,17を1台として、プ
ログラム制御により駆動してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
絞り機構によれば、放射状の絞り羽根と絞り板との2種
類の絞りを設けたので、視野を円形を保ちつつ最小限に
まで絞ることができる。
【0023】また請求項2に記載の投光装置によれば、
レンズ部の焦点位置に最小限まで絞れる視野絞りを設け
たので、遠距離にある被投光体の狭い範囲でも投光する
ことができる。
【0024】またまた請求項3に記載の投光装置によれ
ば、レンズ部に調光絞りを設けたので、簡単な構成で光
量損失なく光量の調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の絞り機構の一実施例の構成を示す分解
正面図。
【図2】図1の最小径絞り状態を示す正面図。
【図3】本発明の絞り機構の駆動部の一例の構成を示す
ブロック図。
【図4】本発明の投光装置の一例の概略構成を示す説明
図。
【図5】図4の調光絞りの構成及び作用を示す説明図。
【図6】従来の投光装置に設けられた遮光板の一例の構
成を示す横断面図。
【図7】図6の平面図。
【図8】図6の正面図。
【符号の説明】
11 第1の絞り 12 絞り羽
根 13 投光孔 14 第2の
絞り 15 絞り板 15a 切欠
部 21a 光軸 22 ランプ
部(光源) 24 レンズ部 25 絞り機
構 26 調光絞り

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心に透光孔が形成され、該透光孔の軸
    線と直交する方向に放射状に配置され、相互に重なり合
    うように同心状に相対移動して、前記透光孔を透過する
    投光範囲を変化させる複数枚の絞り羽根と、前記透光孔
    に向って放射状に移動可能に配置され、相互に重なり合
    うことにより対向する端面に形成された判弧状の切欠部
    の面積を変化させる複数枚の絞り板とを備えることを特
    徴とする絞り機構。
  2. 【請求項2】 光源と、該光源側から順次絞り機構とレ
    ンズ部とが同一光軸上に配設されてなる投光装置におい
    て、前記光軸上の前記レンズ部の焦点位置に請求項1記
    載の絞り機構を設けたことを特徴とする投光装置。
  3. 【請求項3】 前記レンズ部に近接して前記光軸上に調
    光絞りを設けたことを特徴とする請求項2記載の投光装
    置。
JP19062393A 1993-07-30 1993-07-30 絞り機構及び投光装置 Withdrawn JPH0743786A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005085768A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Samsung Electronics Co Ltd 照明装置
CN112254097A (zh) * 2020-10-23 2021-01-22 深圳瑞欧光技术有限公司 一种高显色性多光谱led光源
WO2024008107A1 (zh) * 2022-07-05 2024-01-11 曼德电子电器有限公司 遮挡装置及车灯

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