JP3411674B2 - 内視鏡用光源装置の絞り装置 - Google Patents

内視鏡用光源装置の絞り装置

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JP3411674B2
JP3411674B2 JP14452494A JP14452494A JP3411674B2 JP 3411674 B2 JP3411674 B2 JP 3411674B2 JP 14452494 A JP14452494 A JP 14452494A JP 14452494 A JP14452494 A JP 14452494A JP 3411674 B2 JP3411674 B2 JP 3411674B2
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準二 宇佐美
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ペンタックス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、内視鏡のライトガイ
ドに入射させる照明光の光路面積を調整するための内視
鏡用光源装置の絞り装置に関する。 【0002】 【従来の技術】一般にこの種の内視鏡用光源装置の絞り
装置においては、図7に示されるように、左右両側に開
閉自在な一対の絞り羽根51,51を照明光路100を
遮蔽する位置に配置して、その絞り羽根51,51を固
定支軸52の回りに回動させることにより、絞り羽根5
1,51によって遮られる照明光路100の面積が変化
するようにしている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】絞り羽根51,51に
よって照明光路100の一部を遮る場合には、図8に示
されるように、絞り羽根51,51の開き角度θが大き
いと、ライトガイドに達する照明光の光路分布が大きく
変化する。 【0004】即ち、図8に示される状態では、照明光路
100の下半部に比べて上半部の方が絞り羽根51,5
1によって大きく遮られるので、ライトガイドに入射す
るのは大半が下半部の光線になってしまう。 【0005】このように、ライトガイドに達する照明光
の光路分布が大きく変化すると、内視鏡の照明光の分光
特性や配光特性が変化して、観察画像の状態に影響を及
ぼすので好ましくない。 【0006】したがって、絞り羽根51,51によって
照明光路100の一部を遮る場合には、図9に示される
ように、絞り羽根51,51の開き角度θが小さくて、
ライトガイドに達する照明光の光路分布が均一になるよ
うにするのがよい。 【0007】しかし、上述のような従来の絞り装置で
は、固定支軸52の回りに絞り羽根51,51を回動さ
せる構造なので、開き角度を小さくしようとすると、絞
り羽根51,51を非常に長く形成しなければならず、
装置が大型化してしまう欠点があった。 【0008】そこで本発明は、一対の絞り羽根を小さな
開き角度で開閉させて通過光の光路分布の変化を小さく
することができ、しかもそれを小型な装置で実現するこ
とができる内視鏡用光源装置の絞り装置を提供すること
を目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用光源装置の絞り装置は、ライトガ
イドに入射させる照明光の光路面積を調整するために、
開閉自在な一対の絞り羽根を上記照明光路を遮蔽する位
置に配置した内視鏡用光源装置の絞り装置において、上
記一対の絞り羽根を支軸によって開閉自在に支持して、
その支軸の位置を移動させるための支軸駆動手段を設け
ると共に、上記一対の絞り羽根を上記支軸の移動によっ
て開閉されるように案内するための開閉案内手段を上記
支軸と遮光部との間に設けたことを特徴とする。 【0010】 【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図2は実
施例装置の斜視図、図3は正面図、図4は側面断面図で
ある。 【0011】内視鏡の照明用ライトガイドファイババン
ドル1は、コネクタロッド2に保持されて光源装置に差
し込まれ、図示されていない光源ランプから放射された
照明光が収束する位置に入射端面1aが位置決めされ
る。100は、ライトガイドファイババンドル1に入射
させる照明光の照明光路である。 【0012】その照明光路100を遮蔽する位置に配置
された一対の絞り羽根3,3は、照明光路100の光軸
に対して垂直な平面において中央から両側に開閉自在に
配置されていて、その開閉状態によって照明光路100
の遮蔽面積が変わり、ライトガイドファイババンドル1
に入射する照明光の光路面積を調整することができる。 【0013】絞り羽根3,3は、薄い不透明な板材によ
っておおよそ蟹の鋏状に形成されていて、その駆動部3
aと案内部3bと遮光部3cが、その順に絞り羽根3,
3の長手方向に配置されている。 【0014】駆動部3aでは、一対の絞り羽根3,3が
重ね合わされていて、そこに一本の支軸(可動支軸)4
が回転自在に通されている。その可動支軸4は、モータ
5の回転軸6に直結された回動アーム7の一端側に取り
付けられている。 【0015】モータ5は光源装置の不動部であるフレー
ム8にネジ止め固定されている。また、回動アーム7の
他端側はフレーム8に取り付けられた引っ張りコイルス
プリング9で常時引っ張られていて、ガタの発生が防止
されている。 【0016】10は、回動アーム7の回動範囲を規制す
るためのストッパであり、フレーム8に対して、位置を
ずらして固定できるようにネジ止めされている。これに
よって、絞り羽根3,3の無用な開き過ぎが規制され
る。 【0017】各図に示されるように、モータ5で回動ア
ーム7を回動させることによって可動支軸4の位置が移
動して、それによって絞り羽根3,3が開閉されるが、
その際の可動支軸4の移動軌跡は、可動支軸4と照明光
路100の中心軸線101とを結ぶ直線に近い円弧上に
あるようにレイアウトされている。即ち、回動アーム7
が水平位置付近で回動する範囲が利用されている。 【0018】可動支軸4と遮光部3cの間に位置する案
内部3bには、絞り羽根3,3を拡大して示す図5に示
されるように、円柱状の一本の案内軸11がフレーム8
に突設されていて、その案内軸11に係合するように両
絞り羽根3,3の各々に案内溝12,12が形成されて
いる。 【0019】前述した通りの可動支軸4の運動によって
絞り羽根3,3が左右均等に開閉するように、案内溝1
2,12は、各々絞り羽根3,3の長手方向に近い傾き
の円弧状に形成されている。 【0020】その結果、可動支軸4が移動範囲の上端に
あって絞り羽根3,3が全閉の図5の状態から、モータ
5で回動アーム7を回動させて、図1に示されるように
可動支軸4の位置を下げることによって、絞り羽根3,
3が途中まで開き、さらに可動支軸4の位置を下げるこ
とによって、図6に示されるように、照明光路100が
全く遮蔽されない全開状態まで絞り羽根3,3が左右に
開く。 【0021】この運動の際の可動支軸4の移動量と絞り
羽根3,3の開き量との関係は、案内溝12,12の形
状を変えることによって任意に設定することができ、例
えば照明光路100の照明光は周辺部より中央部付近の
方が明るいので、可動支軸4の動きに対する絞り羽根
3,3の移動量を、全開付近より全閉付近ではゆっくり
になるようにするとよい。 【0022】 【発明の効果】本発明によれば、一対の絞り羽根を開閉
自在に支持する支軸の位置を移動させることによって絞
り羽根を開閉し、そのための開閉案内手段を支軸と遮光
部との間に設けたので、支軸と遮光部との間の距離を比
較的長く確保することができる。 【0023】その結果、一対の絞り羽根の開き角度を小
さくすることができるので、通過光の光路分布の変化が
小さくなって、ライトガイドに入射する照明光の分光特
性や配光特性の変動が小さくなり、しかもそれを小型な
装置で実現することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例の絞り羽根の中開き状態の拡大
正面図である。 【図2】本発明の実施例の斜視図である。 【図3】本発明の実施例の正面図である。 【図4】本発明の実施例の側面断面図である。 【図5】本発明の実施例の絞り羽根の全閉状態の拡大正
面図である。 【図6】本発明の実施例の絞り羽根の全開状態の拡大正
面図である。 【図7】従来例の説明図である。 【図8】従来例の説明図である。 【図9】従来例の説明図である。 【符号の説明】 1 ライトガイドファイババンドル 3 絞り羽根 3a 駆動部 3b 案内部 3c 遮光部 4 可動支軸 5 モータ 6 回転軸 7 回動アーム 11 案内軸 12 案内溝 100 照明光路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 G02B 23/24 - 23/26 G03B 9/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】ライトガイドに入射させる照明光の光路面
    積を調整するように上記照明光路を遮蔽するための一対
    の絞り羽根が、上記照明光路の光軸に対して垂直な平面
    において上記照明光路を挟んでその両側に支軸を中心に
    開閉して上記照明光路に出入りするように配置された
    視鏡用光源装置の絞り装置において、上記支軸の位置を上記照明光路の光軸に対して近づき又
    は遠ざかる方向に選択的に移動させるための支軸駆動手
    段と、上記照明光路に対して移動しない状態に上記支軸
    と上記照明光路の光軸との間の位置に固定的に配置され
    た案内軸と、上記案内軸と係合するように上記一対の絞
    り羽根の各々の遮光部と上記支軸との間の位置に形成さ
    れた案内溝とを設け、 上記支軸駆動手段により上記支軸の位置を上記照明光路
    の光軸に対して近づき又は遠ざかる方向に移動させて上
    記一対の絞り羽根を移動させることにより、上記案内軸
    に対する上記案内溝の係合位置が変化し、それによって
    上記一対の絞り羽根が開閉して上記一対の絞り羽根によ
    る上記照明光路の遮蔽面積が変化するようにした ことを
    特徴とする内視鏡用光源装置の絞り装置。
JP14452494A 1994-06-27 1994-06-27 内視鏡用光源装置の絞り装置 Expired - Lifetime JP3411674B2 (ja)

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JPH08556A JPH08556A (ja) 1996-01-09
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JP3648685B2 (ja) * 2001-01-30 2005-05-18 松下電器産業株式会社 データ伝送方法及びデータ送信装置
JP4714521B2 (ja) * 2005-07-20 2011-06-29 Hoya株式会社 立体照明内視鏡システム
JP4864494B2 (ja) * 2006-03-09 2012-02-01 Hoya株式会社 赤外線カットフィルタを備えた内視鏡装置

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