JPH07128749A - 光記録装置 - Google Patents

光記録装置

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JPH07128749A
JPH07128749A JP5275309A JP27530993A JPH07128749A JP H07128749 A JPH07128749 A JP H07128749A JP 5275309 A JP5275309 A JP 5275309A JP 27530993 A JP27530993 A JP 27530993A JP H07128749 A JPH07128749 A JP H07128749A
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JP
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color
signal
light
optical
liquid crystal
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JP5275309A
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Inventor
Morio Ota
守雄 太田
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全体として小型でかつ軽量な光記録装置を提
供し、また、一般に容易に入手できる市販フィルムの様
な記録媒体にカラー画像情報に基づいた記録を行うこと
が出来るランニングコストの安い光記録装置を提供する
こと。 【構成】 白色光を発する光源8と、ドットアレイ状の
液晶マイクロシャッタ群7-1、7-2、7-3と該液晶マイク
ロシャッタの透過する光路中に配設されるR,G,B色
のフィルター手段25-1,25-2,25-3とで構成された
光書込みユニット1の各液晶マイクロシャッタを、外部
から入力するR,G,B色別の色階調情報を含む信号に
基づき前記マイクロシャッタをフィルター色に対応させ
て駆動する信号を発生する駆動回路27からの駆動信号
により発光させ、この発光光によって写真フィルム4を
露光し、画像情報に基づく画像を記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録ヘッドとして液晶
マイクロシャッタアレイを用いた光記録装置に関し、特
にカラー画像を感光材に記録する光記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、色信号を含むビデオ信号又はRG
B信号の様な画像信号を情報源としてカラーハードコピ
ーを生成する記録装置として、ノンインパクト方式のも
のにおいては、光走査方式、インクジェット方式、熱転
写方式等を用いた記録装置が知られている。中でも、光
走査方式のものとしては、CRT(CATHODE RAY TUB
E)、LED(LIGHT EMITTING DIODE)、レーザー等の
方式を利用したものが数多く提案されている。そしてこ
の様な光走査方式の記録装置には、記録媒体として普通
紙、印画紙、銀塩フィルム等が用いられている。
【0003】例えば、RGB信号に基づき変調された赤
用、緑用、青用の各電子ビームを単管CRTにより生成
し、これらの各ビームを夫々赤、緑、青の蛍光膜を通過
させた後、光学系を用いて感光フィルム面上に結像させ
カラー画像を記録する記録装置が知られている。
【0004】また、LED素子を光書込みヘッドとして
用い、RGB信号に対応して夫々赤(以下Rと示す)、
緑(以下Gと示す)、青(以下Bと示す)の光を発光す
るLEDを発光駆動させ、感光材上にカラー画像を記録
する装置も実用化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】カラー画像情報を含む
信号に基づきカラー画像を記録する装置を構成する際、
光書込みヘッドとしてCRT方式を採用する場合には、
CRTや光学系を小型化することには限度があり、記録
装置を小型軽量化することが極めて困難であった。
【0006】また、光書込みヘッドにLED素子を用い
た場合、小型軽量化は可能になるが、現在LED素子と
しては、完全に青色に対応した波長の光を発光する素子
が得にくく、従って、実際には青色の代りに近赤外光を
発光するLEDを用いて感光材を露光し、青色を発色さ
せている。従って、感光材としては近赤外光で青色を発
色する特殊な分光感度を有する感光材料を用いなければ
ならなかった。従って、記録媒体のコストを下げること
が困難であるとともに、一般に市販されているような感
光フィルムを利用してカラー画像情報の記録を行うこと
が出来る記録装置を提供することが困難であった。
【0007】本発明は、上記従来の実情に鑑み、全体と
して小型でかつ軽量な光記録装置を提供し、また、一般
に容易に入手できる市販感光フィルムの様な記録媒体に
カラー画像情報に基づいた記録を行うことが出来るラン
ニングコストの安い光記録装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による光記録装置は、白色光を発する光源
と、該光源と対峙して配設されアレイ状に並んだマイク
ロシャッタ素子群と、該マイクロシャッタ素子群が透過
する光路中に配設されるR、G、B、色からなるフイル
ター手段で構成された光書込みユニットと、外部から入
力するR,G,B色別の色階調情報を含む信号に基づき
前記液晶シャッタをフィルター色に対応させて開閉駆動
する信号を発生する駆動回路と、前記光書込みユニット
から発光される複数色のフィルター透過光によって感光
材の所望の位置を露光する露光機構とからなり、カラー
画像情報に応じたカラー画像を感光材上に形成するもの
である。
【0009】
【作用】ゆえに、本発明の光記録装置によれば、外部か
ら入力する色階調情報を含んだ画像情報に基づき、対応
するフィルター色のドットアレイ状液晶マイクロシャッ
タ素子群を開閉駆動させ、複数色のフィルター透過光に
より記録媒体を走査露光するので、小型軽量な光書込み
ユニットで安価な記録媒体にカラー画像を記録すること
が可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら詳述する。図1は、一実施例の光記録装置の要
部構造を示した模式的斜視図である。光書込みユニット
1は、液晶光シャッタアセンブリ(以下、LCS(Liqu
id CrystalShutter)アセンブリと記す)2とロッドレン
ズアレイ3、白色光で発光する光源8、及び図示しない
他の構造部材より構成される。
【0011】LCSアセンブリ2には、2枚の透明なガ
ラス基板9、及び10の間に形成された液晶マイクロシ
ャッタ群が赤色(R)、緑色(G)、青色(B)透光用
としてリニアアレイ状に3列構成されたLCS部7と、
各列毎のマイクロシャッタを被覆するように配設された
R,G,B,色のフィルター、Rカラーフィルター25-
1、Gカラーフィルター25-2、Bカラーフィルター25-
3、及びそれら各マイクロシャッタを開閉駆動するドラ
イバーIC27群、更にガラス基板9、10を覆って偏
光板11、12が配設されている。
【0012】記録媒体としての写真フィルム4は、パト
ローネ5に収納され不図示の巻取機構により引出されス
プール6側に巻き取られる構成である。露光機構の一部
としての巻取機構は、例えばステッピングモータ等の駆
動源により駆動され、後述するマイクロシャッタの光透
過タイミングに同期させて写真フィルム4を正確に露光
位置へ移動させることが出来る。
【0013】また、露光機構の他の一部を構成するロッ
ドレンズアレイ3は、複数の棒状レンズが発光素子アレ
イの延びた方向に多数アレイ状に並んで支持された構造
で(例えば商品名セルフォックレンズ等)、LCSアセ
ンブリ2から発光された光を収束してパトローネ5から
引出された写真フィルム4の露光面上に等倍の大きさで
結像する。
【0014】次に図2及び図3を参照してLCSアセン
ブリ2及びLCS部7の具体的構成例を詳述する。LC
Sアセンブリ2は、基板9上に前述の様に3列のマイク
ロシャッタ素子のリニアアレイが形成され、その両側に
複数のドライバIC27(DRV1〜DRV6)が配設されてい
る。基板9には各ドライバIC27に電源及び制御信号
を供給するための端子群CN1、CN2、マイクロシャ
ッタ素子を駆動する階調データを供給するための端子群
Data1、Data2、共通電極にR、G、Bの選択信号を供
給するための端子CNR、CNG、CNBが配設されてお
り、各端子は基板9上に形成された接続線を介して共通
電極又はドライバIC27に接続される。
【0015】図1に示したように、光書込みユニット1
は、その長手方向を写真フィルム4の幅方向に沿って配
置されている。ここで用いられる写真フィルム4は、一
般に市販されているパンクロマチックの35mmフィルム
を用いており、その1画面(フレーム)サイズは、通
常、幅方向(以下V方向とする):24mm、長手(巻
取)方向(以下H方向とする):36mmであり、LCS
部7はこの大きさの画面を1単位として記録処理を行
う。
【0016】LCS部7のV方向の画素数は、外部から
入力する画像信号として、NTSC(National Televis
ion System Committee)方式の信号を意識して444画
素に設定される。従って、マイクロシャッタ素子が構成
するリニアアレイの画素間ピッチ(lv)は、53μm
(約480dot/inch)となる。
【0017】一方、再生画像のH方向の画素間ピッチ
(lh)は、光書込みユニットを図1のA方向に移動す
るか、又は、写真フィルム4を同図B方向に移動する速
度と光書込み時間によって決定されるが、やはりNTS
C方式の信号を考慮してlh=75μmと設定されてい
る。
【0018】この様な設定によりLCS部7は、H方向
36mm長の範囲に480画素記録することが出来、約3
40(dot/inch)の記録密度で記録を行うことが出来
る。信号電極S1、S2、…は、各マイクロシャッタ素子
とドライバIC27との接続を考慮して、交互に反対方
向に引き出され接続されている。従って、図2における
所望ビットに対するR信号、G信号、B信号夫々の階調
データ(Data)は、奇数番目と偶数番目とが交互に制御
信号によって、ドライバIC27へ取り込まれる。
【0019】LCS部7は、図3に一部拡大して示すよ
うに共通電極CRと信号電極S1、S2、…が交差する部
分にR色透光用のマイクロシャッタアレイ:R列LCS
7−1群が、同様にして共通電極CG、CBと信号電極S
1、S2、…が交差する部分に、G色透光用のマイクロシ
ャッタアレイ:G列LCS7−2群、B色透光用のマイ
クロシャッタアレイ:B列LCS7−3群が形成され、
赤(R)透光用マイクロシャッタ、緑(G)透光用マイ
クロシャッタ、青(B)透光用マイクロシャッタが夫々
共通電極が延びた方向に複数列並んだ3本のリニアアレ
イが構成されている。
【0020】共通電極CRは、R列LCS7ー1群の薄膜
トランジスタ(以下TFTと記す)26ー1群のゲート電
極13に供給され、同様にして共通電極、CG及びCB
は、G列LCS7ー2群のTFT26ー2群のゲート電極1
3及びB列LCS7ー3群のTFT26ー3群のゲート電極
13に夫々供給されている。
【0021】一方、信号電極S1,S2,・・・は、ドラ
イバーIC27との接続を容易にするために交互に反対
方向より、TFT26ー1,26-2,26-3のソース電極16に
接続されている。各TFTのドレインはドレイン電極1
7より画素電極18に接続されている。
【0022】図4は、マイクロシャッタ1個の画素部断
面を示したもので、セグメント側基板9上にMo−Ta
合金等によるゲート電極13、Si-Nx等によるゲート
絶縁膜14、アモルファスSi層15、Al等によるソ
ース電極16及びドレイン電極17を積層してTFT2
6を形成している。ドレイン電極17は、ITOより成
る透明な画素電極18に接続されており、更にこれらの
構成全体を被覆する様に配向膜19が形成される。
【0023】セグメント側基板9に対向する側の共通基
板10上には画素電極18に対向する位置にR、G、ま
たはBカラーフィルター25が、画素電極18に対向し
ない位置にはCr等による光マスク24が施され、その
上に積層して順に保護膜23、ITOによる対向電極2
2そして配向膜21が形成されている。
【0024】2枚の基板9及び10は図示しないギャッ
プ材によって両基板間の間隙が保持され、その間隙内に
液晶20が封入されている。
【0025】基板9上には偏光板11が、基板10上に
は偏光板12がクロスニコルの関係で配置されている。
【0026】カラーフィルター25の色は、R色透光用
のマイクロシャッタアレイ:R列LCS7−1群に赤
色、G色透光用のマイクロシャッタアレイ:G列LCS
7−2群に緑色、B色透光用のマイクロシャッタアレ
イ:B列LCS7−3群に青色が用いられる。
【0027】画素電極18と対向電極22の間に形成さ
れたマイクロシャッタを透過した光はカラーフィルター
25を通過し、結像光学系としてのロッドレンズアレイ
3を介して写真フィルム4に露光される。
【0028】図5は外部より入力するビデオ(Vide
o)信号又はRGB入力信号を処理することにより、記
録に必要な信号に変換するための信号処理部の一実施例
を示した構成図である。ビデオ信号(Video)はR
GBデコーダやフレームメモリ等よりなる信号基本処理
部31を介してRGB信号に分離される。これは直接R
GB信号として入力される信号とどちらかが選択され
て、各種の補正を施し記録に必要な信号にするための光
書込み用信号処理部32を通過する。
【0029】光書込み用信号処理部32からの出力を受
ける図2のドライバIC27の構成例を図6に示す。図
6は、マイクロシャッタ素子をアナログ方式により階調
制御する駆動制御回路の一実施例を示したものである。
【0030】光書込み用信号処理部32から出力された
階調データ(Data)は、mチャンネルパラレルシフトレ
ジスタ28へクロックパルスCLKに同期して1つおき
に階調分パラレルに取り込まれる。この時間的変化の様
子を示したのが図7のタイミングチャートである。
【0031】図7を用いて、ドライバIC27の制御動
作を説明する。図7において1Vライン毎の書込み周期
をTwとして表している。図3でも示したように、1本
の信号電極Sn上には3個のマイクロシャッタ素子7−
1〜7−3が形成されていて、図7に示される如く、1
Tw期間内で3時分割されて書込みが行われる。従っ
て、注目する1書込み周期Twの直前において、R用の
階調データData(R)がドライバIC27のmチャンネル
パラレルシフトレジスタ28に取り込まれ、ラッチパル
スLによってmチャンネルラッチ29に移され、その色
データによる書込みが準備されると同時に、mチャンネ
ルパラレルシフトレジスタ28は次の色データの取込が
可能となる。そして、注目する書込み周期Twの最初の
Tw/3期間が経過すると、アナログ制御信号ANLに
より制御信号SnはRの階調データを出力する。この時
共通電極CRのみがアクティブとなりR色発光素子7−
1群の書込み(発光)が行われる。この間にG色用デー
タがmチャンネルパラレルシフトレジスタ28に取り込
まれると同時に光書込みユニット1が図1におけるA方
向に、若しくは写真フィルム4がB方向にTw/3に相
当する期間だけ移動する。最終的にR、G及びBの露光
は同一画素部分に重ね露光する必要があり、従って図3
の共通電極間ピッチlpは、上述のTw/3の期間も考
慮して以下の様な関係に設定されている。
【0032】 lp=(S+1/3)lh=(S+1/3)・Tw・v ここで、Sは1、2、3…の整数、lhは画像の水平画
素ピッチ、Twは垂直方向1ライン書込み周期、vは水
平方向走査速度を示している。
【0033】図3の具体例においてはS=1として表し
ており、従って、lp=75×(1+1/3)=100
μmとしている。
【0034】従って、図7のG色用データは、R色用デ
ータより1ライン分後のG色用データで、B色用データ
は更に1ライン分後のB色用データであり、この様に動
作させることによって同一信号電極上のR、G、B画素
は写真フィルム4の同一領域に重ね露光される。
【0035】この様にしてRGB光が重ねて露光された
写真フイルム4には、外部から入力したカラー画像情報
に対応する像が形成されているので、通常のカメラで撮
影した写真フィルムと同様に現像し、それを基に印画紙
に焼き付けし、所望の大きさにプリントすることが出来
る。
【0036】図7のタイムチャートによりTFT26の
動作について説明する。共通電極CR、CG、CBに供給
される信号は、Cとして重ねて表記している。この信号
は図3においてR、G、B、各列のTFT26のゲート
信号であり、ゲート信号の印加時にTFTがONしてn
番目の信号電極SnにLCSを開閉する信号がソース電
極よりドレイン電極に現れて、液晶層20等を介して対
向電極22で構成されるキャパシタCLCがチャージアッ
プされる。ゲート信号Cが低電位(即ち、オフレベル)
になるとTFTはOFF状態になり、次にゲート信号が
印加されるまでそのドレイン電位Dn-R,Dn-G,又はDn-
Bを保持する。実際には、理想よりのズレをもたらすリ
ーク電流によって保持電位は低下する。
【0037】尚、図7のSnに示す如く注目するTwで
は正の信号が、次又はその直前では負の信号が入力さ
れ、結果として液晶層20にはドレイン電位Dn-R,Dn-
G,及びDn-Bで示すような交流電圧が1Tw毎に印加さ
れるので電解等による劣化を防ぐことが出来る。
【0038】尚、図1及び図2では、ドライバーIC2
7は基板9上に直接設置するように記述したがTCP(T
ape Carrier Package)技術による方法等、他の方法によ
って実装することもできる。
【0039】光源8は、液晶テレビや液晶ディスプレイ
に用いられている冷陰極型或は熱陰極型蛍光管やELラ
ンプを用いることが出来る。
【0040】尚、上記実施例においては、写真フィルム
を記録媒体として採用した例を示したが、本発明はこれ
に限らず、記録媒体としてインスタント写真用印画紙を
用いることも出来る。この場合、直ちに記録結果が目視
することが出来、更に便利である。更に、R、G、B光
に夫々感度を有する感材が塗布された感光材料であれ
ば、どの様な感光材料でも利用することが可能である。
【0041】また、本発明の光記録装置に用いられるビ
デオ信号(Video)或いはRGB信号の入力源として
は、テレビ放送受像機、ビデオテープ再生機、電子スチ
ルカメラ、テレビゲーム機器等があり、これらの機器か
ら出力される画像情報を簡単なハードコピーとして利用
することが出来る。
【0042】また、上記実施例では、R光用、G光用、
B光用の3本の液晶マイクロシャッタアレイを夫々用い
ているが、1本のマイクロシャッタアレイに対しR、
G、Bのカラーフィルターを切り換えて作用させること
により3回の露光を行う構成を採用することによって、
上記同様の結果を達成させることが可能であることは言
うまでも無い。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、光走査方式によって記録媒体に画像を記録する記
録装置において、光走査部が小型、軽量化され、装置全
体としても小型軽量の装置を構成することが出来、極め
て低価格な光記録装置を提供することが可能となる。ま
た、記録媒体として、一般に市販されている写真フイル
ムやインスタントカメラ用フィルム等の入手し易い記録
媒体を利用することが出来るので、ビジネス用途からホ
ビー用途まで広く一般ユーザーが利用でき、消耗品価格
も安く済む記録装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる記録装置の主要部構
造を示す模式的斜視図である。
【図2】図1のLCSアセンブリ2の構成を示す平面図
である。
【図3】図1のLCS部7の液晶マイクロシャッタ及び
電極の配置関係を示す平面図である。
【図4】図1のLCS部7の液晶マイクロシャッタ及び
電極の配置関係を示す断面図である。
【図5】外部から入力するビデオ信号又はRGB信号を
処理する信号処理部の一構成例を示す構成図である。
【図6】マイクロシャッタをアナログ方式により階調制
御する駆動制御回路を含むドライバIC27の一構成例
を示す図である。
【図7】ドライバIC27の動作タイミングを示すタイ
ムチャートである。
【符号の説明】 1…光書込みユニット 2…LCSアセンブリ 3…ロッドレンズアレイ 4…写真フィルム 5…パトローネ 6…スプール 7…LCS部 7−1…R透光用マイクロシャッタ素子群 7−2…G透光用マイクロシャッタ素子群 7−3…B透光用マイクロシャッタ素子群 8…光源 9…基板 10…基板 11…偏光板 12…偏光板 13…ゲート電極 14…絶縁層 15…アモルファス・シリコン 16…ソース電極 17…ドレイン電極 18…画素電極 19,21…配向膜 20…液晶層 22…対向電極 23…保護膜 24…光マスク 25…カラーフィルター 26ー1…R列TFT 26ー2…G列TFT 26ー3…B列TFT 27…ドライバーIC 28…mチャンネルパラレルシフトレジスタ 29…mチャンネルラッチ 30…D-Aコンバータ 31…信号基本処理部 32…光書込み用信号処理部 S1〜Sn…信号電極 CR,CG,CB…共通電極 Data1,Data2…階調データ CN1,CN2…電源及び制御信号供給端子 CNR,CNG,CNB…共通電極信号供給端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白色光を発する光源と、該光源と対峙し
    て配設されアレイ状に並んだマイクロシャッタ素子群
    と、該マイクロシャッタ素子群が透過する光路中に配設
    されるR,G,B色のフィルター手段とで構成された光
    書込みユニットと、外部から入力するR,G,B色別の
    色階調情報を含む画像信号に基づき前記マイクロシャッ
    タ素子群をフィルター色に対応させて開閉駆動する信号
    を発生する駆動回路と、前記光書込みユニットから発光
    される複数色のフィルター透過光によって感光材の所望
    の位置を露光する露光機構とからなることを特徴とする
    光記録装置。
JP5275309A 1993-11-04 1993-11-04 光記録装置 Pending JPH07128749A (ja)

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