JPH07127104A - 建設機械の安全装置 - Google Patents

建設機械の安全装置

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JPH07127104A
JPH07127104A JP29423993A JP29423993A JPH07127104A JP H07127104 A JPH07127104 A JP H07127104A JP 29423993 A JP29423993 A JP 29423993A JP 29423993 A JP29423993 A JP 29423993A JP H07127104 A JPH07127104 A JP H07127104A
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JP
Japan
Prior art keywords
pilot
valve
remote control
control valve
traveling
Prior art date
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Pending
Application number
JP29423993A
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English (en)
Inventor
Yukio Mitsunari
幸夫 三成
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Yutani Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧ショベルの作業機にたとえば破砕機を装
着して破砕作業を行っている場合に、運転者が上方の目
視確認をしながら破砕操作を行っているとき、上方確認
に気をとられて身体の一部が走行用操作レバーに接触す
ることがある。上記の場合に従来技術では、思い掛けず
に下部走行体が動き出すことがあり具合が悪かった。こ
の問題点を解決する。 【構成】 本発明の建設機械の安全装置では、走行用リ
モコン弁と、パイロットポンプの吐出側に設けているロ
ック用開閉弁とを連通するパイロット回路に開閉弁を介
設して構成した。あるいはまた、走行用リモコン弁の外
周部に対して長穴状切欠き溝部を有するロック板を回動
自在に連結し、上記長穴状切欠き溝部を走行用操作レバ
ーのシャンク部に係合させることによって、走行用操作
レバーを操作不能状態にするように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として油圧ショベル
など建設機械,作業車両に装備する作業時用の安全装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、作業機であるロングアタッチメ
ント1を装備した油圧ショベルの側面図である。図にお
いて、2は油圧ショベルの下部走行体、3は上部旋回
体、4はロングアタッチメント1のメインブーム、5は
中継ブーム、6はフロントブーム、7はアーム、8は破
砕機、9L,9Rは左右の走行モータ、10は旋回モー
タ、11はブームシリンダ、12はアームシリンダ、1
3はバケットシリンダである。図5に示す建設機械では
走行モータ9L,9Rを作動させることにより走行を行
い、旋回モータ10,ブームシリンダ11,アームシリ
ンダ12,バケットシリンダ13などの各種油圧アクチ
ュエータを作動させることにより破砕作業を行うように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す建設機械で
破砕作業を行っている場合に、運転者が上方の目視確認
をしながら破砕操作を行っているとき、上方確認に気を
とられて身体の一部が走行用操作レバーまたは走行用ペ
ダルに接触することがある。思い掛けずに下部走行体が
動き出すことがあり、具合が悪かった。本発明は、上記
の問題点を解決できる安全装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の安全装置では、
パイロットポンプと、パイロット切換弁のパイロット圧
受圧部とをリモコン弁を介して連通せしめ、そのリモコ
ン弁を操作することによって所要のパイロット切換弁を
切換え、各種油圧アクチュエータを作動するようにし、
またパイロットポンプの吐出側にパイロット回路を遮断
するためのロック用開閉弁を設けている建設機械におい
て、走行用パイロット切換弁を制御する走行用リモコン
弁と、上記ロック用開閉弁とを連通するパイロット回路
に、そのパイロット回路を開通油路と遮断油路に切換え
できる開閉弁を介設して構成した。あるいはまた、走行
用リモコン弁の操作レバーの下側にあるリモコン弁ケー
シングの外周部にプレートを固定して取付け、そのプレ
ートに対して長穴状切欠き溝部を形成したロック板を回
動自在に連結し、そのロック板の長穴状切欠き溝部を上
記操作レバーのシャンク部に係合させることによって、
走行用リモコン弁の操作レバーを操作不能状態にするよ
うにした。
【0005】
【作用】油圧ショベルがビルなど構築物の破砕作業を行
うときには、その下部走行体を停止させた状態で作業機
の各種油圧アクチュエータを作動させる。この場合には
パイロットポンプの吐出側に設けたロック用開閉弁を開
通油路位置の状態にし、かつそのロック用開閉弁の下流
側における走行用リモコン弁のパイロット回路に介設し
た開閉弁を遮断油路位置に切換えておく。それにより作
業機用操作レバーを支障なく操作できるとともに、下部
走行体を走行操作不能にロック固定することができる。
したがってこの破砕作業時に運転者が誤って走行用操作
レバー(ペダルを含む)に接触しても、下部走行体は動
かないので安全である。また、長穴状切欠き溝部を有す
るプレートを走行用リモコン弁に取付けている安全装置
では、破砕作業時に上記プレートを回動操作して走行用
操作レバーを操作不能にロックできるので、安全であ
る。なお油圧ショベルを走行移動させたいときには、上
記開閉弁を開通油路位置に切換操作、また長穴状切欠き
溝部付きプレートのロック解除操作を行えばよい。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。図1は、本発明の第1実施例安全装置14を
示す回路図である。図において、図5における建設機械
に装備した油圧アクチュエータと同一構成要素を使用す
るものに対しては同符号を付す。15L及び15Rは左
右の走行用パイロット切換弁、16は旋回用パイロット
切換弁、17はブーム用パイロット切換弁、18はアー
ム用パイロット切換弁、19はバケット用パイロット切
換弁、20,21はそれぞれメインポンプである第1,
第2ポンプ、22はパイロットポンプ、23は油タン
ク、45はパイロットポンプ22の吐出側に設けている
ロック用開閉弁、24L及び24Rは左右の走行用リモ
コン弁、25L,25Rは走行用リモコン弁24L,2
4Rのそれぞれ走行用操作レバー(この走行用操作レバ
ー25L,25Rにはそれぞれ踏込操作用のペダルが付
いている)、26L及び26Rは左右の作業機用リモコ
ン弁、27L,27Rは作業機用リモコン弁26L,2
6Rのそれぞれ作業機用操作レバー、28は電磁開閉
弁、29は電磁開閉弁28のソレノイド、30はスイッ
チ、31は電源である。また符号イ−イ,ロ−ロ,──
──,オ−オは、走行用リモコン弁24L,24R及び
作業機用リモコン弁26L,26Rと、各パイロット切
換弁(15L,15R,10,17,18,19)のパ
イロット圧受圧部とをそれぞれ連通しているパイロット
管路の接続を示す。
【0007】次に、本発明の第1実施例安全装置14の
構成及び作用を図1について述べる。安全装置14で
は、走行用パイロット切換弁15L,15Rを制御する
走行用リモコン弁24L,24Rと、パイロットポンプ
22吐出側に設けたロック用開閉弁45とを連通するパ
イロット回路32−32’に、そのパイロット回路32
−32’を開通油路と遮断油路に切換えできる電磁開閉
弁28を介設して構成した。それで本発明の安全装置1
4をそなえた油圧ショベルがたとえば破砕作業を行うと
きには、上記ロック用開閉弁45を開通油路位置の状態
にし、かつその下流側における電磁開閉弁28のスイッ
チ30をオン操作する。ソレノイド29が通電するの
で、電磁開閉弁28は開通油路位置ワより遮断油路位置
カに切換わる。一方、作業機用リモコン弁26L,26
Rのパイロット回路33には、パイロットポンプ22か
らのパイロット圧がロック用開閉弁45の開通油路位置
を介し作用している。それにより作業機用操作レバー2
7L,27Rを支障なく操作できるとともに、下部走行
体(2)を走行操作不能にロック固定することができ
る。したがってこの破砕作業時に運転者が誤って走行用
操作レバー25L,25R(ペダルを含む)に接触して
も、走行用パイロット切換弁15L,15Rは切換作動
しない。すなわち油圧ショベルの下部走行体が動き出さ
ないので、安全である。
【0008】次に図2は、本発明の第2実施例安全装置
34を示す要部回路図である。図において、第1実施例
安全装置14と同一構成要素を使用するものに対しては
同符号を付す。35は走行用リモコン弁、36は走行用
リモコン弁35の走行用操作レバー、37は手動操作式
の(いわゆる直引きの)開閉弁である。安全装置34で
は、走行用リモコン弁35とパイロットポンプ22とを
連通するパイロット回路32−32’に、そのパイロッ
ト回路32−32’を開通油路と遮断油路に切換えでき
る手動操作式の開閉弁37を介設して構成した。この第
2実施例安全装置34の作用は、第1実施例安全装置1
4の場合と同様である。
【0009】次に図3及び図4は、本発明の第3実施例
安全装置38を示す要部斜視図である。図において、3
5’は走行用リモコン弁、36’は走行用リモコン弁3
5’の走行用操作レバー、39は走行用操作レバー3
6’のシャンク部、40はリモコン弁ケーシング、41
はプレート、42はヒンジピン、43はロック板、44
はロック板43に形成した長穴状切欠き溝部である。
【0010】次に、本発明の第3実施例安全装置38の
構成及び作用を図3及び図4について述べる。安全装置
38では、走行用操作レバー36’の下側にあるリモコ
ン弁ケーシング40の外周部にプレート41を固定して
取付け、そのプレート41に対して長穴状切欠き溝部4
4を形成したロック板43を回動自在に連結し、そのロ
ック板43の長穴状切欠き溝部44を走行用操作レバー
36’のシャンク部39に回動係合させることによっ
て、走行操作レバー36’を操作不能状態にするように
構成した。それで本発明の安全装置38をそなえた油圧
ショベルがたとえば破砕作業を行うときには、手動でロ
ック板43を矢印ヨ(図3に示す)の方向に回動させ
て、図4に示すように走行用操作レバー36’のシャン
ク部39にロック板43の長穴状切欠き溝部44を係合
させる。それにより走行用操作レバー36’を操作不能
にロックできるので、破砕作業時に運転者が誤って走行
用操作レバー36’に接触しても、油圧ショベルの下部
走行体が動き出さないから安全である。
【0011】
【発明の効果】油圧ショベルの作業機にたとえば破砕機
を装着して破砕作業を行っている場合に、運転者が上方
の目視確認をしながら破砕操作を行っているとき、上方
確認に気をとられて身体の一部が走行用操作レバーまた
は走行用ペダルに接触することがある。上記の場合に従
来技術では、思い掛けずに下部走行体が動き出すことが
あり具合が悪かった。しかし本発明では下部走行体を停
止させた状態で破砕作業を行うときには、パイロットポ
ンプの吐出側に設けたロック用開閉弁を開通油路位置の
状態にし、かつそのロック用開閉弁の下流側における走
行用リモコン弁のパイロット回路に介設した開閉弁を遮
断油路位置に切換えておく。それにより作業機用操作レ
バーを支障なく操作できるとともに、下部走行体を走行
操作不能にロック固定することができる。したがってこ
の破砕作業時に運転者が誤って走行用操作レバー(ペダ
ルを含む)に接触しても、下部走行体は動かないので安
全である。また、長穴状切欠き溝部を有するプレートを
走行用リモコン弁に取付けている安全装置では、破砕作
業時に上記プレートを回動操作して走行用操作レバーを
操作不能にロックできるので、安全である。すなわち本
発明の安全装置をそなえた建設機械では、下部走行体を
停止状態にして作業機を作動させて作業を行う場合の作
業安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例安全装置を示す回路図であ
る。
【図2】本発明の第2実施例安全装置を示す要部回路図
である。
【図3】本発明の第3実施例安全装置を示す要部斜視図
である。
【図4】本発明の第3実施例安全装置を示す要部斜視図
である。
【図5】作業機であるロングアタッチメントを装備した
油圧ショベルの側面図である。
【符号の説明】
1 ロングアタッチメント(作業機) 2 下部走行体 14,34,38 安全装置 22 パイロットポンプ 24L,24R,35,35’ 走行用リモコン弁 25L,25R,36,36’ 走行用操作レバー 26L,26R 作業機用リモコン弁 27L,27R 作業機用操作レバー 28 電磁開閉弁 37 開閉弁 39 シャンク部 40 リモコン弁ケーシング 41 プレート 43 ロック板 44 長穴状切欠き溝部 45 ロック用開閉弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイロットポンプと、パイロット切換弁
    のパイロット圧受圧部とをリモコン弁を介して連通せし
    め、そのリモコン弁を操作することによって所要のパイ
    ロット切換弁を切換え、各種油圧アクチュエータを作動
    するようにし、またパイロットポンプの吐出側にパイロ
    ット回路を遮断するためのロック用開閉弁を設けている
    建設機械において、走行用パイロット切換弁を制御する
    走行用リモコン弁と、上記ロック用開閉弁とを連通する
    パイロット回路に、そのパイロット回路を開通油路と遮
    断油路に切換えできる開閉弁を介設したことを特徴とす
    る建設機械の安全装置。
  2. 【請求項2】 パイロットポンプと、パイロット切換弁
    のパイロット圧受圧部とをリモコン弁を介して連通せし
    め、そのリモコン弁を操作することによって所要のパイ
    ロット切換弁を切換え、各種油圧アクチュエータを作動
    するようにし、またパイロットポンプの吐出側にパイロ
    ット回路を遮断するためのロック用開閉弁を設けている
    建設機械において、走行用リモコン弁の操作レバーの下
    側にあるリモコン弁ケーシングの外周部にプレートを固
    定して取付け、そのプレートに対して長穴状切欠き溝部
    を形成したロック板を回動自在に連結し、そのロック板
    の長穴状切欠き溝部を上記操作レバーのシャンク部に係
    合させることによって、走行用リモコン弁の操作レバー
    を操作不能状態にするようにしたことを特徴とする建設
    機械の安全装置。
JP29423993A 1993-10-29 1993-10-29 建設機械の安全装置 Pending JPH07127104A (ja)

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JP29423993A JPH07127104A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 建設機械の安全装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100392305B1 (ko) * 1998-06-29 2003-10-04 현대중공업 주식회사 안전장치가구비된굴삭기원격조작시스템
CN104111645A (zh) * 2014-07-03 2014-10-22 同济大学 基于b/s结构的工程机械远程监测方法及其系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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