JPH0712586Y2 - スキーキャリヤ用ロック装置 - Google Patents

スキーキャリヤ用ロック装置

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JPH0712586Y2
JPH0712586Y2 JP6569190U JP6569190U JPH0712586Y2 JP H0712586 Y2 JPH0712586 Y2 JP H0712586Y2 JP 6569190 U JP6569190 U JP 6569190U JP 6569190 U JP6569190 U JP 6569190U JP H0712586 Y2 JPH0712586 Y2 JP H0712586Y2
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JP
Japan
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lock unit
receiving body
receiving
rotor
fixed frame
Prior art date
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JP6569190U
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English (en)
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JPH0424976U (ja
Inventor
知幸 八幡
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Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車の屋根部等に搭載されるスキーキャリ
ヤにおいて、可動フレームを固定フレームに対して錠止
するロック装置に関するものである。
[従来の技術] 従来のスキーキャリヤでは、固定フレームの載架部に定
置したスキー板を弾性バンドで固定フレームに緊縛した
後、弾性バンド先端のフック板を固定フレーム側の受け
具に掛止めしている。
しかしながら、このような緊縛方式では、個人的な差が
出る縛り付けの適否によってスキー板の拘束の確実性が
左右されるため、スキー板の安定保持上問題がある。ま
た、露出しているフック板を受け具から外すことによっ
て、誰でもスキー板を固定フレームから取外せるため、
盗難防止上も問題である。
[考案が解決しようとする課題] 従って本考案の目的は、取扱い者による個人的な差を全
く生じることなく、極めて簡単な操作によって、スキー
板を固定フレームと可動フレーム間に堅固に拘束保持で
きると共に、所定の鍵を有する者でなければ可動フレー
ムを開放位置に動かすことができない、スキーキャリヤ
用ロック装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明すると、本考
案のスキーキャリヤ用ロック装置では、固定フレーム1
の前壁板部2の受孔3に錠前ユニット4を押込み摺動可
能に嵌挿し、固定フレーム1の上壁板部5に可動フレー
ム6の下向きのフック板7が出入りする受口8を設け、
受口8の下側に間隔を置いて基板9を固定フレーム1に
固着する。
受け体10の下面側受溝11に基板9の上面側案内突起12を
嵌合させ、受け体10の上面側受溝13に上壁板部5の下面
側案内突起14を嵌合させて、受け体10を上壁板部5と基
板9間の空間に収容し、受け体10の前面側にフック板7
が係脱する係止用凹部15を設ける。
固定フレーム1の内側壁板部16と受け体10の後面との間
に受け体10を錠前ユニット4に向って摺動付勢するバネ
17を設け、錠前ユニット4の後端部外面に一対の逃げ用
切欠18,18を軸方向に入り込ませて設け、基板9の前端
部に錠前ユニット4の後端部が出入りする溝孔19を設け
る。
錠前ユニット4の押込み時に基板9の全端面20が当接す
る停止用段差面21,21を逃げ用切欠18,18の前端に設け、
錠前ユニット4のロータ22の後端に押圧体23を固着し、
押圧体23の後面に操作突起24を突設する。
錠前ユニット4のロータ22が施錠位置にあるとき受け体
10の前面に対面しない一方、ロータ22が解錠位置にある
とき受け体10に対面するように操作突起24を配置し、ロ
ータ22に挿入した鍵25によって押圧体23を回動させる。
[作用] 固定フレーム1の上面に形成した載架部26にスキー板27
を載架した後、可動フレーム6を基端部の水平枢軸28を
中心に下向きに回動させると、可動フレーム6の下面に
形成した収容用凹部29にスキー板27が入り込み、該凹部
29に装備した弾性部材30によって緊密に弾圧される。
このように可動フレーム6がスキー板27を押え込むよう
に回動するとき、終局段階でフック板7が固定フレーム
1の受口8に挿入される。固定フレーム1の内部空間に
入り込んだフック板7は、先端カム斜面7aによって受け
体10をバネ17の付勢に抗して若干後退摺動させる。
可動フレーム6が固定フレーム1に当接した最終段階
で、フック板7のフック端部7bが受け体10の係止用凹部
15に対面する位置に到達するため、受け体10はバネ17の
付勢によって瞬時に前進摺動し、フック端部7bが該凹部
15に自動的に係合する。これによって、可動フレーム6
は上向き回動を阻止され、スキー板27は押え込み状態に
保持される。
錠前ユニット4のロータ22に鍵25を挿入して、ユニット
本体に対するロータ22の錠止を解き、鍵25を回してロー
タ22と押圧体23を施錠位置に回動させると、押圧体23の
操作突起24が受け体10の前面に対面しない位置に来る。
そのため、錠前ユニット4を押込み摺動させても、受け
体10が押圧体23の操作突起24に押されることがなく、フ
ック板7と受け体10の係合状態が保持される。
錠前ユニット4の停止用段差面21は、基板9の前端面20
と当接することによって、錠前ユニット4の押込み限界
を設定しており、錠前ユニット4の過度押込みによっ
て、押圧体23の本体部分が受け体10を押すのを防止して
いる。
スキー板27を取り出すには、ロータ22に鍵25を挿入して
ロータ22と押圧体23を解錠位置に回動させる。この回動
によって押圧体23の操作突起24が受け体10の前面に対面
する位置に来るため、錠前ユニット4全体を押ボタンの
ように押込むと、受け体10が操作突起24によって後退摺
動させられる。
そのため、フック板7のフック端部7bが係止用凹部15よ
り脱出し、フック板7と受け体10の係合が解除される。
このようにして固定フレーム1に対する錠止を解かれた
可動フレーム6は水平枢軸28を中心に上向きに回動させ
られ、スキー板27の押え込みが解除され、スキー板27の
取り出しが行なえる。
[実施例] 図示の実施例では、フック板7は一対に設けられ、これ
に対応して係止用凹部15も受け体10の両端部に一対に形
成され、押圧体23の操作突起24は2つの係止用凹部15,1
5間の受け体前面に当接する。圧縮コイルバネより成る
付勢バネ17も一対使用され、受け体10の後面両端部には
バネ受け凹部31,31を設けてある。
バネ17は、押圧体23を介して錠前ユニット4の復帰手段
としても使用されている。基板9は4隅角部の透孔32を
通るビス33によって固定フレーム1の円側壁板部16と取
付肩部34に下側から締付け固着されている。
錠前ユニット4の錠機構としては公知のディスクタンブ
ラー錠機構が使用されているが、これには他の錠機構を
適宜選択して使用することもできる。ロータ22の後端部
の非円形軸部35には、押圧体23の筒形本体が相対回転し
ないように嵌合され、ビス36によって押圧体23がロータ
22に締付け固着されている。
押圧体23の外周面に直径方向に突設した2個の規制突起
37、38は、錠ユニット4の本体後端面に突設した2個の
扇形突起39、40と係脱して、ロータ22と押圧体23の回動
角度を90度に規制している。押圧体23の操作突起24は断
面半円筒体に形成されている。受け体10の下面側受溝11
は中央部に半円状に折曲げ形成され、上面側受溝13は両
端部に一対に形成されている。
[考案の効果] 以上のように本考案のスキーキャリヤ用ロック装置で
は、固定フレーム1と可動フレームbの所定部位にスキ
ー板27を押え込んで、可動フレーム6を固定フレーム1
に当接させるという極めて簡単な操作のみによって、可
動フレーム6側のフック板7が固定フレーム1側の受け
体10に自動的に係合して、スキー板27の押え込み状態を
的確に保持するため、従来の弾性バンドの縛り付け方式
とは異なり、スキー板27の拘束保持に取扱い者の熟練度
による個人的な差が出ることがなく、誰にでもスキー板
27の拘束を確実に行なうことができる。
また、本考案のロック装置では、鍵25で錠前ユニット4
のロータ22を施錠位置に回し、押圧体23の操作突起24を
受け体10と対面しない位置に移動させて置けば、錠前ユ
ニット4をいくら押込んでも操作突起24が基板9の下面
側空間に入り込むだけであり、操作突起24が受け体10を
押戻すことがないため、受け体10とフック板7の係合は
堅固に維持される。鍵25の所持者以外の者は、押圧体23
の操作突起24を受け体10に対面する位置に回動させるこ
とができないから、盗難防止の実効が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るロック装置を使用した
スキーキャリヤ全体の右側面図であり、第2図は該スキ
ーキャリヤの正面図であり、第3図は第2図のA−A線
断面図であり、第4図は第3図のB−B線断面図であ
り、第5図は第3図のC−C線断面図であり、第6図は
第3図のD−D線断面図である。 1……固定フレーム、3……受孔、4……錠前ユニッ
ト、6……可動フレーム、7……フック板、8……受
口、9……基板、10……受体、15……係止用凹部、17…
…付勢用バネ、18……逃げ用切欠、19……溝孔、21……
停止用段差面、22……ロータ、23……押圧体、24……操
作突起、25……部鍵、27……スキー板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定フレーム1の前壁板部2の受孔3に錠
    前ユニット4を押込み摺動可能に嵌挿し、固定フレーム
    1の上壁板部5に可動フレーム6の下向きのフック板7
    が出入りする受口8を設け、受口8の下側に間隔を置い
    て基板9を固定フレーム1に固着し、受け体10の下面側
    受溝11に基板9の上面側案内突起12を嵌合させ、受け体
    10の上面側受溝13に上壁板部5の下面側案内突起14を嵌
    合させて、受け体10を上壁板部5と基板9間の空間に収
    容し、受け体10の前面側にフック板7が係脱する係止用
    凹部15を設け、固定フレーム1の内側壁板部16と受け体
    10の後面との間に受け体10を錠前ユニット4に向って摺
    動付勢するバネ17を設け、錠前ユニット4の後端部外面
    に一対の逃げ用切欠18、18を軸方向に入り込ませて設
    け、基板9の前端部に錠前ユニット4の後端部が出入り
    する溝孔19を設け、錠前ユニット4の押込み時に基板9
    の前端面20が当接する停止用段差面21、21を逃げ用切欠
    18、18の前端に設け、錠前ユニット4のロータ22の後端
    に押圧体23を固着し、押圧体23の後面に操作突起24を突
    設し、錠前ユニット4のロータ22が施錠位置にあるとき
    受け体10の前面に対面しない一方、ロータ22が解錠位置
    にあるとき受け体10に対面するように操作突起24を配置
    し、ロータ22に挿入した鍵25によって押圧体23を回動さ
    せるスキーキャリヤ用ロック装置。
JP6569190U 1990-06-21 1990-06-21 スキーキャリヤ用ロック装置 Expired - Lifetime JPH0712586Y2 (ja)

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JP6569190U JPH0712586Y2 (ja) 1990-06-21 1990-06-21 スキーキャリヤ用ロック装置

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JP6569190U JPH0712586Y2 (ja) 1990-06-21 1990-06-21 スキーキャリヤ用ロック装置

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Publication Number Publication Date
JPH0424976U JPH0424976U (ja) 1992-02-28
JPH0712586Y2 true JPH0712586Y2 (ja) 1995-03-29

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