JPH07125833A - 仕分装置 - Google Patents
仕分装置Info
- Publication number
- JPH07125833A JPH07125833A JP27705093A JP27705093A JPH07125833A JP H07125833 A JPH07125833 A JP H07125833A JP 27705093 A JP27705093 A JP 27705093A JP 27705093 A JP27705093 A JP 27705093A JP H07125833 A JPH07125833 A JP H07125833A
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- Japan
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- wheel
- guide
- tray
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車輪が摩耗することなくスムーズな走行がで
きる仕分装置。 【構成】 仕分装置30は、水平部33と垂直部34と
よりなる1本のレール及び水平部33よりなる1本のレ
ールで構成される軌条31と、トレイ41とこのトレイ
41の傾動装置42を備えた運搬車32の台車フレーム
43に設けられ軌条31の水平部33の上面を走行方向
に沿う方向に追従して走行する主車輪44と、この主車
輪44の下方に対向して設けられ軌条31の水平部33
の下面を下方向から押圧しつつ走行する副車輪45と、
前記軌条31の垂直部34を両側から押圧しつつ走行す
る案内車輪46と、運搬車32を走行させるための駆動
装置とを有している。
きる仕分装置。 【構成】 仕分装置30は、水平部33と垂直部34と
よりなる1本のレール及び水平部33よりなる1本のレ
ールで構成される軌条31と、トレイ41とこのトレイ
41の傾動装置42を備えた運搬車32の台車フレーム
43に設けられ軌条31の水平部33の上面を走行方向
に沿う方向に追従して走行する主車輪44と、この主車
輪44の下方に対向して設けられ軌条31の水平部33
の下面を下方向から押圧しつつ走行する副車輪45と、
前記軌条31の垂直部34を両側から押圧しつつ走行す
る案内車輪46と、運搬車32を走行させるための駆動
装置とを有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空港、倉庫、配送セン
ター等で使用される仕分装置に関する。
ター等で使用される仕分装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、倉庫等に使用される仕分装置とし
ては、例えば、図8〜図13に示すような装置が知られ
ている。
ては、例えば、図8〜図13に示すような装置が知られ
ている。
【0003】この仕分装置1は、運搬車2と、軌条3と
を有し、運搬車2は、トレイ4と、傾動装置5と、カー
トフレーム6と、リニアモータ7とを備えている。
を有し、運搬車2は、トレイ4と、傾動装置5と、カー
トフレーム6と、リニアモータ7とを備えている。
【0004】トレイ4は、長方形形状で、走行方向に平
行な両側部は上向きにゆるく折曲されている。
行な両側部は上向きにゆるく折曲されている。
【0005】傾動装置5は、基部8と、傾動本体9と、
アーム部材10とを備えている。
アーム部材10とを備えている。
【0006】基部8は、箱形で上部及び下部は開放とさ
れ上部には傾動本体9が枢着され下部にはカートフレー
ム6が装着されている。
れ上部には傾動本体9が枢着され下部にはカートフレー
ム6が装着されている。
【0007】傾動本体9は、上部にはトレイ4が装着さ
れ両側部には傾動本体9を傾動させるためのアーム部材
10が枢着されている。
れ両側部には傾動本体9を傾動させるためのアーム部材
10が枢着されている。
【0008】そして、このアーム部材10は基部8を貫
通して下方に延設されており、アーム部材10の下部に
は垂直面内で回動するガイドローラ11が軸着されてい
る。
通して下方に延設されており、アーム部材10の下部に
は垂直面内で回動するガイドローラ11が軸着されてい
る。
【0009】カートフレーム6は、チャンネル材及びア
ングル材等よりなり、走行方向に直角な方向の横フレー
ム12と、走行方向に平行な方向の縦フレーム13とで
T字形状に形成され、横フレーム12の両端部には垂直
面内で回動する主車輪14が軸着されている。また、横
フレーム12の両端部近傍の下面には水平面内で回動す
る案内車輪15が軸着されている。そして、横フレーム
12の中央及び縦フレーム13の先端には仕分装置1を
連結するための連結部材16が設けられている。
ングル材等よりなり、走行方向に直角な方向の横フレー
ム12と、走行方向に平行な方向の縦フレーム13とで
T字形状に形成され、横フレーム12の両端部には垂直
面内で回動する主車輪14が軸着されている。また、横
フレーム12の両端部近傍の下面には水平面内で回動す
る案内車輪15が軸着されている。そして、横フレーム
12の中央及び縦フレーム13の先端には仕分装置1を
連結するための連結部材16が設けられている。
【0010】リニアモータ7は、カートフレーム6の縦
部材13の下部に相当する軌道に設けられている。
部材13の下部に相当する軌道に設けられている。
【0011】軌条3は、図9に示すように断面コ字状で
内向き開放とされ対向して設けられる主レール17と、
この主レール17の開放部18の下方に垂直に形成され
る案内面19とを備えており、主レール17には主車輪
14が嵌入され、案内面19には案内車輪15が当接す
るようになっている。また、アーム部材10のガイドロ
ーラ11は、図10に示す断面コ字状のガイドレール2
0に嵌入されるようになっている。そして、このガイド
レール20は、図13に示すようにトレイ4を傾けてト
レイ4上の荷物21をシュート22へ滑走させるべき個
所ではトレイ4を傾ける方向のガイドレール20が下降
するように形成されており、トレイ4は、このガイドレ
ール20に嵌入されるガイドローラ11、アーム部材1
0、傾動本体9を介して傾けられるようになっている。
内向き開放とされ対向して設けられる主レール17と、
この主レール17の開放部18の下方に垂直に形成され
る案内面19とを備えており、主レール17には主車輪
14が嵌入され、案内面19には案内車輪15が当接す
るようになっている。また、アーム部材10のガイドロ
ーラ11は、図10に示す断面コ字状のガイドレール2
0に嵌入されるようになっている。そして、このガイド
レール20は、図13に示すようにトレイ4を傾けてト
レイ4上の荷物21をシュート22へ滑走させるべき個
所ではトレイ4を傾ける方向のガイドレール20が下降
するように形成されており、トレイ4は、このガイドレ
ール20に嵌入されるガイドローラ11、アーム部材1
0、傾動本体9を介して傾けられるようになっている。
【0012】仕分装置1は、このように構成されている
ので、リニアモータ7を作動させると、運搬車2の主車
輪14は、主レール17に嵌入され、案内車輪15は案
内面19に沿い、また、アーム部材10のガイドローラ
11はガイドレール20に嵌入されて走行する。そし
て、トレイ4に載置されている荷物21を降ろすべき場
所に運搬車2が来るとガイドレール20の下降に従って
ガイドローラ11が走行するのでアーム部材10の一方
は下降し、図13に示すようにトレイ4が傾いてトレイ
4上の荷物21はトレイ4を滑ってシュート22上へ移
動し所定の場所へ降ろされる。
ので、リニアモータ7を作動させると、運搬車2の主車
輪14は、主レール17に嵌入され、案内車輪15は案
内面19に沿い、また、アーム部材10のガイドローラ
11はガイドレール20に嵌入されて走行する。そし
て、トレイ4に載置されている荷物21を降ろすべき場
所に運搬車2が来るとガイドレール20の下降に従って
ガイドローラ11が走行するのでアーム部材10の一方
は下降し、図13に示すようにトレイ4が傾いてトレイ
4上の荷物21はトレイ4を滑ってシュート22上へ移
動し所定の場所へ降ろされる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記の運搬車
2の案内車輪15の走行は図11に示すようにして走行
するものと考えられる。すなわち、案内面19の軌間を
B、案内面19と案内車輪15との間の適正隙間をδと
すると、曲線部23においてはカートフレーム6の横フ
レーム12は、傾斜し、かつ、案内面19に対して直角
にはならないので、案内車輪15と案内面19との間の
隙間はδよりも大きいδ´となる。すると、案内車輪1
5は、案内面19との間で常に接触することはないので
回転あるいは停止を繰返すことになり案内車輪15の表
面は摩耗することが考えられる。
2の案内車輪15の走行は図11に示すようにして走行
するものと考えられる。すなわち、案内面19の軌間を
B、案内面19と案内車輪15との間の適正隙間をδと
すると、曲線部23においてはカートフレーム6の横フ
レーム12は、傾斜し、かつ、案内面19に対して直角
にはならないので、案内車輪15と案内面19との間の
隙間はδよりも大きいδ´となる。すると、案内車輪1
5は、案内面19との間で常に接触することはないので
回転あるいは停止を繰返すことになり案内車輪15の表
面は摩耗することが考えられる。
【0014】また、隙間がδ´となったことによりカー
トフレーム6に横振動が発生することも考えられる。そ
して、曲線部23での隙間の増大に対処するために軌間
をBより狭いB´としても直線部24と曲線部23との
接続部は軌間の変化が複雑となり製作上に問題が生ず
る。
トフレーム6に横振動が発生することも考えられる。そ
して、曲線部23での隙間の増大に対処するために軌間
をBより狭いB´としても直線部24と曲線部23との
接続部は軌間の変化が複雑となり製作上に問題が生ず
る。
【0015】一方、主車輪14の走行は図12に示すよ
うにして走行するものと考えられる。
うにして走行するものと考えられる。
【0016】すなわち、主車輪14が牽引されて行く方
向(A)と、主車輪14が転がる方向(B)との間には
外側の軌条3ではθo 、内側の軌条3ではθi の偏角が
生じる。したがって、この偏角θo ,θi による横圧力
が発生し、この横圧力によって主車輪14と主レール1
7との接触面に生ずる摩擦によって主車輪14は摩耗し
やすくなる。さらに、トレイ4上の荷物21が片寄ると
図13に示すように主車輪14の一方は浮き上がり、主
車輪14は主レール17の上部に当って回転方向が逆に
なる。したがって、回転方向が変化する度に主車輪14
と主レール17との間に大きな摩擦が生じ主車輪14に
は摩耗が発生する等の問題があった。
向(A)と、主車輪14が転がる方向(B)との間には
外側の軌条3ではθo 、内側の軌条3ではθi の偏角が
生じる。したがって、この偏角θo ,θi による横圧力
が発生し、この横圧力によって主車輪14と主レール1
7との接触面に生ずる摩擦によって主車輪14は摩耗し
やすくなる。さらに、トレイ4上の荷物21が片寄ると
図13に示すように主車輪14の一方は浮き上がり、主
車輪14は主レール17の上部に当って回転方向が逆に
なる。したがって、回転方向が変化する度に主車輪14
と主レール17との間に大きな摩擦が生じ主車輪14に
は摩耗が発生する等の問題があった。
【0017】本発明はこれに鑑み、車輪が摩耗すること
はなくスムーズな走行をさせることができる仕分装置を
提供することを目的としてなされたものである。
はなくスムーズな走行をさせることができる仕分装置を
提供することを目的としてなされたものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記、従来技術の課題を
解決するため本発明の仕分装置は、水平部と垂直部とよ
りなる1本のレール及び水平部よりなる1本のレールで
構成される軌条と、トレイとこのトレイの傾動装置を備
えた運搬車の台車フレームに設けられ前記軌条の水平部
の上面を走行方向に沿う方向に追従して走行する主車輪
と、この主車輪の下方に対向して設けられ軌条の水平部
の下面を下方向から押圧しつつ走行する副車輪と、軌条
の垂直部を側方から押圧しつつ走行する案内車輪と、運
搬車を走行させるための駆動装置とを有している。そし
て、駆動装置にはリニアモータを使用すると好適であ
る。
解決するため本発明の仕分装置は、水平部と垂直部とよ
りなる1本のレール及び水平部よりなる1本のレールで
構成される軌条と、トレイとこのトレイの傾動装置を備
えた運搬車の台車フレームに設けられ前記軌条の水平部
の上面を走行方向に沿う方向に追従して走行する主車輪
と、この主車輪の下方に対向して設けられ軌条の水平部
の下面を下方向から押圧しつつ走行する副車輪と、軌条
の垂直部を側方から押圧しつつ走行する案内車輪と、運
搬車を走行させるための駆動装置とを有している。そし
て、駆動装置にはリニアモータを使用すると好適であ
る。
【0019】
【作用】上記仕分装置においては、運搬車の駆動装置を
作動させると主車輪は軌条を構成するレールの水平部の
上面を走行し、副車輪はレールの水平部の下面を常に下
方向から押圧しつつ走行する。また、案内車輪は、レー
ルの垂直部を両側から押圧しつつ走行する。したがっ
て、主車輪はレールから浮き上がることはなく、また、
主車輪、副車輪及び案内車輪はレールとの間に隙間を生
ずることなく走行する。
作動させると主車輪は軌条を構成するレールの水平部の
上面を走行し、副車輪はレールの水平部の下面を常に下
方向から押圧しつつ走行する。また、案内車輪は、レー
ルの垂直部を両側から押圧しつつ走行する。したがっ
て、主車輪はレールから浮き上がることはなく、また、
主車輪、副車輪及び案内車輪はレールとの間に隙間を生
ずることなく走行する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の仕分装置30を図1〜図7を
参照して説明する。仕分装置30は、軌条31と、運搬
車32とを有している。
参照して説明する。仕分装置30は、軌条31と、運搬
車32とを有している。
【0021】軌条31は、水平部33と垂直部34とで
断面L形に形成される1本のL形レール35と、水平部
33のみで形成される1本の平形レール36とを備えて
おり、L形レール35と平形レール36は、レール架台
37により支持されている。そして、軌条31には直線
軌条38、曲線軌条39及び開示しない分岐軌条が設け
られている。
断面L形に形成される1本のL形レール35と、水平部
33のみで形成される1本の平形レール36とを備えて
おり、L形レール35と平形レール36は、レール架台
37により支持されている。そして、軌条31には直線
軌条38、曲線軌条39及び開示しない分岐軌条が設け
られている。
【0022】また、この軌条31に沿って断面ほぼC字
形状のガイドレール40が設けられている。
形状のガイドレール40が設けられている。
【0023】運搬車32は、トレイ41と、傾動装置4
2と、台車フレーム43と、主車輪44及び副車輪45
と、案内車輪46と、駆動装置とを備えている。
2と、台車フレーム43と、主車輪44及び副車輪45
と、案内車輪46と、駆動装置とを備えている。
【0024】トレイ41は、長方形形状で、走行方向に
平行な両側部はゆるく上方に向かう傾斜を形成し、中心
部は、傾動装置42の上部に固着されている。
平行な両側部はゆるく上方に向かう傾斜を形成し、中心
部は、傾動装置42の上部に固着されている。
【0025】傾動装置42は、台車フレーム43の上部
に設けられており、トレイ支持部材47と、腕部材48
と、ガイドローラ49とを備えている。そして、トレイ
支持部材47の下部は、球体に形成されておりこの球体
を球面底円筒の取付部50に嵌合し、トレイ支持部材4
7が自由に振れまわれるようになっている。腕部材48
は、トレイ支持部材47の側部から斜め上方に向かって
設けられており、この腕部材48の先端にはガイドロー
ラ49が軸支されている。そして、このガイドローラ4
9がガイドレール40に従って走行し、トレイ41が傾
動するようになっている。
に設けられており、トレイ支持部材47と、腕部材48
と、ガイドローラ49とを備えている。そして、トレイ
支持部材47の下部は、球体に形成されておりこの球体
を球面底円筒の取付部50に嵌合し、トレイ支持部材4
7が自由に振れまわれるようになっている。腕部材48
は、トレイ支持部材47の側部から斜め上方に向かって
設けられており、この腕部材48の先端にはガイドロー
ラ49が軸支されている。そして、このガイドローラ4
9がガイドレール40に従って走行し、トレイ41が傾
動するようになっている。
【0026】台車フレーム43は、下向きの断面コ字状
に形成され、側部51は走行方向に平行する位置に設け
られている。そして、この側部51のL形レール35側
には一組の主車輪44と副車輪45とが上下方向に所定
の間隔を形成し副車輪45を下側として軸支されてい
る。そして、図4に示すように、副車輪45の軸部52
にはスプリング53が設けられておりこのスプリング5
3により主車輪44には最適の反力が加えられL形レー
ル35の水平部33から浮き上がらないようになってい
る。したがって、車輪の転動面がレールから離れること
はなく、回転によるすべりを生ずることはない。
に形成され、側部51は走行方向に平行する位置に設け
られている。そして、この側部51のL形レール35側
には一組の主車輪44と副車輪45とが上下方向に所定
の間隔を形成し副車輪45を下側として軸支されてい
る。そして、図4に示すように、副車輪45の軸部52
にはスプリング53が設けられておりこのスプリング5
3により主車輪44には最適の反力が加えられL形レー
ル35の水平部33から浮き上がらないようになってい
る。したがって、車輪の転動面がレールから離れること
はなく、回転によるすべりを生ずることはない。
【0027】また、一組の主車輪44と副車輪45の走
行方向の前後には所定間隔を形成しL形レール35の垂
直部34を挾むようにして二組の案内車輪46が設けら
れており、内側の案内車輪46の軸54には図示しない
スプリングが設けられ案内車輪46は常にL形レール3
5の垂直部34を押圧されるようになっている。
行方向の前後には所定間隔を形成しL形レール35の垂
直部34を挾むようにして二組の案内車輪46が設けら
れており、内側の案内車輪46の軸54には図示しない
スプリングが設けられ案内車輪46は常にL形レール3
5の垂直部34を押圧されるようになっている。
【0028】一方、側部51の平形レール36側には所
定の間隔を形成し二組の主車輪44と副車輪45とが前
記と同様にして設けられている。
定の間隔を形成し二組の主車輪44と副車輪45とが前
記と同様にして設けられている。
【0029】なお、これらの主車輪44と副車輪45
は、図5に示すように車輪ブラケット55とヒンジ56
に挿通されるピン57を中心としてヒンジ56に対して
旋回自在に取付けられ、このヒンジ56は台車フレーム
43に固着されている。
は、図5に示すように車輪ブラケット55とヒンジ56
に挿通されるピン57を中心としてヒンジ56に対して
旋回自在に取付けられ、このヒンジ56は台車フレーム
43に固着されている。
【0030】このように主車輪44及び副車輪45を旋
回自在としたことにより主車輪44及び副車輪45は案
内車輪46により舵取りされる方向に方向を合せて走行
させることができる。したがって、車輪とレールとの接
触面に横圧力を発生することはなく、車輪にに過大摩擦
による摩耗を生ずることはない。
回自在としたことにより主車輪44及び副車輪45は案
内車輪46により舵取りされる方向に方向を合せて走行
させることができる。したがって、車輪とレールとの接
触面に横圧力を発生することはなく、車輪にに過大摩擦
による摩耗を生ずることはない。
【0031】駆動装置は、リニアモータ58が使用さ
れ、このリニアモータ58は台車フレーム43の下方に
設けられている。そして、台車フレーム43の下部には
図1に示すようにリニアモータ58から推力を受けるリ
アクションプレート59がヒンジピン60を介して取付
けられている。そして、このリアクションプレート59
の下方の基台61にはリアクションプレート59がリニ
アモータ58との間で正しい間隔を保持して走行させる
ためのガイドローラ62が設けられており、リアクショ
ンプレート59はこのガイドローラ62に挾まれて走行
するようになっている。
れ、このリニアモータ58は台車フレーム43の下方に
設けられている。そして、台車フレーム43の下部には
図1に示すようにリニアモータ58から推力を受けるリ
アクションプレート59がヒンジピン60を介して取付
けられている。そして、このリアクションプレート59
の下方の基台61にはリアクションプレート59がリニ
アモータ58との間で正しい間隔を保持して走行させる
ためのガイドローラ62が設けられており、リアクショ
ンプレート59はこのガイドローラ62に挾まれて走行
するようになっている。
【0032】なお、63は運搬車32を連結するための
リンクを示している。
リンクを示している。
【0033】本発明の仕分装置30は、以上のように構
成されているので、リニアモータ58を作動させると、
運搬車32の主車輪44は、L形レール35及び平形レ
ール36の水平部33の上面を走行し、副車輪45は、
L形レール35及び平形レール36の水平部33の下面
を押圧しながら走行する。また、案内車輪46はL形レ
ール35の垂直部34を両側から押圧しつつ走行する。
さらに、ガイドローラ49はガイドレール40に嵌合さ
れて走行する。そして、トレイ41に載置されている荷
物64を降ろすべき場所に運搬車32が来るとガイドレ
ール40に従って腕部材48は外側へ引張られこれに従
ってトレイ支持部材47が傾くのでトレイ41も傾きト
レイ41上の荷物64はシュート65に向かって滑走す
る。荷物64がトレイ41上から滑走し終ったトレイ4
1はガイドレール40に嵌合して走行するガイドローラ
62の走行にともなって水平位置に復帰して走行する。
成されているので、リニアモータ58を作動させると、
運搬車32の主車輪44は、L形レール35及び平形レ
ール36の水平部33の上面を走行し、副車輪45は、
L形レール35及び平形レール36の水平部33の下面
を押圧しながら走行する。また、案内車輪46はL形レ
ール35の垂直部34を両側から押圧しつつ走行する。
さらに、ガイドローラ49はガイドレール40に嵌合さ
れて走行する。そして、トレイ41に載置されている荷
物64を降ろすべき場所に運搬車32が来るとガイドレ
ール40に従って腕部材48は外側へ引張られこれに従
ってトレイ支持部材47が傾くのでトレイ41も傾きト
レイ41上の荷物64はシュート65に向かって滑走す
る。荷物64がトレイ41上から滑走し終ったトレイ4
1はガイドレール40に嵌合して走行するガイドローラ
62の走行にともなって水平位置に復帰して走行する。
【0034】図6は運搬車32が連結されて走行し、全
体が同一方向に同一速度で走行する場合を示している。
そして、所定の位置において、荷物64の搬入、搬出が
行なわれる。
体が同一方向に同一速度で走行する場合を示している。
そして、所定の位置において、荷物64の搬入、搬出が
行なわれる。
【0035】また、図7は、運搬車32それぞれが単独
あるいは数台連結されて走行する場合を示すものであっ
て、仕分する荷物64の数に合わせて運搬車32を走行
させることにより、仕分の効率を向上させることができ
る。
あるいは数台連結されて走行する場合を示すものであっ
て、仕分する荷物64の数に合わせて運搬車32を走行
させることにより、仕分の効率を向上させることができ
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明による仕分装
置は、水平部と垂直部とよりなる1本のレール及び水平
部よりなる1本のレールで構成される軌条と、トレイと
このトレイの傾動装置を備えた運搬車の台車フレームに
設けられ前記軌条の水平部の上面を走行方向に沿う方向
に追従して走行する主車輪と、この主車輪の下方に対向
して設けられ前記軌条の水平部の下面を下方向から押圧
しつつ走行する副車輪とを有しているので、トレイ上の
荷物が片寄っても主車輪がレールの水平部から浮き上が
ることはなく主車輪の回転方向が変化することはない。
しかも、主車輪は走行方向に追従して走行するので牽引
方向と転がり方向との間の偏角は生ぜずしたがって横圧
力を発生しないので、主車輪と水平部との間に大きな摩
擦力が発生し主車輪の摩耗することはない。
置は、水平部と垂直部とよりなる1本のレール及び水平
部よりなる1本のレールで構成される軌条と、トレイと
このトレイの傾動装置を備えた運搬車の台車フレームに
設けられ前記軌条の水平部の上面を走行方向に沿う方向
に追従して走行する主車輪と、この主車輪の下方に対向
して設けられ前記軌条の水平部の下面を下方向から押圧
しつつ走行する副車輪とを有しているので、トレイ上の
荷物が片寄っても主車輪がレールの水平部から浮き上が
ることはなく主車輪の回転方向が変化することはない。
しかも、主車輪は走行方向に追従して走行するので牽引
方向と転がり方向との間の偏角は生ぜずしたがって横圧
力を発生しないので、主車輪と水平部との間に大きな摩
擦力が発生し主車輪の摩耗することはない。
【0037】そして、案内車輪は、直線部でも曲線部で
も軌条の垂直部を両側から押圧しつつ走行するので、案
内車輪はレールから離れず横振動が発生することはな
く、案内車輪が摩耗することはない。
も軌条の垂直部を両側から押圧しつつ走行するので、案
内車輪はレールから離れず横振動が発生することはな
く、案内車輪が摩耗することはない。
【0038】また、案内車輪は垂直部に案内され、これ
に従って主車輪及び副車輪が走行するので、高精度の軌
条の製作及び高精度の軌条の間隔を保持する据付けを必
要とせず、大巾なコストダウンとなるなどの優れた効果
がある。
に従って主車輪及び副車輪が走行するので、高精度の軌
条の製作及び高精度の軌条の間隔を保持する据付けを必
要とせず、大巾なコストダウンとなるなどの優れた効果
がある。
【0039】さらに、駆動装置にリニアモータを使用す
ることにより設備の低騒音化及び高速化が達成できる。
ることにより設備の低騒音化及び高速化が達成できる。
【図1】本発明の仕分装置の一実施例を示す正面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1の側面図。
【図4】主車輪及び副車輪の走行状態を示す説明図。
【図5】主車輪の台車フレームへの取付けを示す詳細
図。
図。
【図6】仕分装置の配置を示す概略図。
【図7】仕分装置の配置を示す概略図。
【図8】従来の仕分装置の斜視図。
【図9】従来の主車輪と案内車輪の配置を示す概略図。
【図10】従来のガイドレールの斜視図。
【図11】従来の案内車輪の走行状態を示す説明図。
【図12】従来の主車輪の走行状態を示す説明図。
【図13】従来の主車輪の浮き上がり状態を示す説明
図。
図。
1 仕分装置 2 運搬車 3 軌条 4 トレイ 5 傾動装置 6 カートフレーム 7 リニアモータ 11 ガイドローラ 14 主車輪 15 案内車輪 17 主レール 19 案内面 20 ガイドレール 30 仕分装置 31 軌条 32 運搬車 33 水平部 34 垂直部 35 L形レール 36 平形レール 40 ガイドレール 41 トレイ 42 傾動装置 43 台車フレーム 44 主車輪 45 副車輪 46 案内車輪 49 ガイドローラ 58 リニアモータ 59 リアクションプレート 62 ガイドローラ 64 荷物 65 シュート
Claims (2)
- 【請求項1】水平部と垂直部とよりなる1本のレール及
び水平部よりなる1本のレールで構成される軌条と、ト
レイとこのトレイの傾動装置を備えた運搬車の台車フレ
ームに設けられ前記軌条の水平部の上面を走行方向に沿
う方向に追従して走行する主車輪と、この主車輪の下方
に対向して設けられ前記軌条の水平部の下面を下方向か
ら押圧しつつ走行する副車輪と、前記軌条の垂直部を側
方から押圧しつつ走行する案内車輪と、前記運搬車を走
行させるための駆動装置とを有することを特徴とする仕
分装置。 - 【請求項2】前記駆動装置は、リニアモータであること
を特徴とする請求項1記載の仕分装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27705093A JPH07125833A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 仕分装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27705093A JPH07125833A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 仕分装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07125833A true JPH07125833A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17578094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27705093A Pending JPH07125833A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 仕分装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07125833A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101879986A (zh) * | 2010-05-14 | 2010-11-10 | 云南大红山管道有限公司 | 卡轨器及装有该卡规器的卸料装置 |
CN104326231A (zh) * | 2014-10-22 | 2015-02-04 | 王贤淮 | 一种叠堆成条承印件的移位传送装置 |
WO2017166519A1 (zh) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 田艺儿 | 一种具有射频读写功能的三维传输分拣车 |
-
1993
- 1993-11-05 JP JP27705093A patent/JPH07125833A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101879986A (zh) * | 2010-05-14 | 2010-11-10 | 云南大红山管道有限公司 | 卡轨器及装有该卡规器的卸料装置 |
CN104326231A (zh) * | 2014-10-22 | 2015-02-04 | 王贤淮 | 一种叠堆成条承印件的移位传送装置 |
WO2017166519A1 (zh) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 田艺儿 | 一种具有射频读写功能的三维传输分拣车 |
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