JPH07125144A - 光輝性を有する鏡面化粧板及びその製造方法 - Google Patents

光輝性を有する鏡面化粧板及びその製造方法

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JPH07125144A
JPH07125144A JP30075793A JP30075793A JPH07125144A JP H07125144 A JPH07125144 A JP H07125144A JP 30075793 A JP30075793 A JP 30075793A JP 30075793 A JP30075793 A JP 30075793A JP H07125144 A JPH07125144 A JP H07125144A
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JP30075793A
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English (en)
Inventor
Katsumi Shiina
克己 椎名
Masao Nakazawa
正雄 中沢
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Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い立体感が得られ、また、特別の視覚的効
果を発揮させることもでき、意匠的にも優れた鏡面化粧
板を提供する。 【構成】 基材11に接着剤層12、遮蔽紙層13及び
プライマー層14を積層形成し、このプライマー層14
上に、着色顔料とを含む不飽和ポリエステル樹脂から第
1凹凸樹脂層15を設け、該第1凹凸樹脂層15の表面
に凹凸模様15aを形成し、また、この第1凹凸樹脂層
15の凹凸面15aの上に光輝性顔料を包含する不飽和
ポリエステル樹脂から透明な第2凹凸樹脂層19を設
け、この第2凹凸樹脂層19の表面に第1凹凸樹脂層1
5の凹凸模様15aと同一で平面方向に所定寸法ずれて
位置する凹凸模様19aを形成する。そして、第2凹凸
樹脂層19の凹凸面19a上に透明な鏡面層16,17
を積層した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、立体感のある模様を
演出できる光輝性を有する鏡面化粧板に係り、詳しく
は、基材上に凹凸模様を有する2層の凹凸樹脂層を積層
し、これら凹凸樹脂層の各凹凸模様の組み合わせで視覚
的効果を創成するようにした光輝性を有する鏡面化粧板
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述したような立体感のある模様
の形成を目的とした鏡面化粧板としては、例えば、特開
平5−116269号公報に記載されたものが知られ
る。この鏡面化粧板は、基材上に光輝性顔料を含有した
不飽和ポリエステル樹脂により凹凸樹脂層を形成し、さ
らに、この凹凸樹脂層上にエポキシ樹脂等で鏡面層を形
成したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
鏡面化粧板にあっては、鏡面層に良好な鏡面性と平滑性
とが得られるものの、かもしだすことができる立体感は
凹凸樹脂層の凹凸の深さ等に依存すると考えられ、凹凸
の加工(形成)等の制約から高い立体感を得ることが困
難であるという問題があった。この発明は、上記問題に
鑑みてなされたもので、立体感に優れ、かつ、容易に製
造することができる光輝性を有する鏡面化粧板及びその
製造方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかる光輝性を有する鏡面化粧板は、基
材上に、表面に凹凸模様を有する第1凹凸樹脂層を積層
形成し、該第1凹凸樹脂層の表面上に、表面に凹凸模様
を有する光輝性顔料を含有した第2凹凸樹脂層を積層形
成し、該第2凹凸樹脂層の表面上に鏡面層を形成した。
【0005】また、この発明にかかる光輝性を有する鏡
面化粧板の製造方法は、基材上に着色顔料が含まれた不
飽和ポリエステル樹脂を塗布して該不飽和ポリエステル
樹脂上に成形型を載置し、該成形型により表面に凹凸模
様が刻設された第1凹凸樹脂層を形成し、該第1凹凸樹
脂層が硬化した後に、該第1凹凸樹脂層の表面上に光輝
性顔料が含まれた不飽和ポリエステル樹脂を塗布して該
不飽和ポリエステル樹脂上に成形型を載置し、該成形型
により表面に凹凸模様が刻設された第2凹凸樹脂層を形
成し、該第2凹凸樹脂層が硬化した後に該第2凹凸樹脂
層の表面上に鏡面層を形成するようにした。そして、こ
の発明は、前記第1凹凸樹脂層の凹凸模様と、前記光輝
性凹凸樹層の凹凸模様とを同一で若干ずらしたもの、あ
るいは異なったものとする態様に構成することができ
る。
【0006】
【作用】この発明によれば、第1凹凸樹脂層の凹凸模様
面と第2凹凸樹脂層の凹凸模様面との界面、第2凹凸樹
脂層の第2の凹凸模様面と鏡面層との界面で光が屈折
し、光の行路および行路長等を複雑かつ長くでき、第1
凹凸樹脂層を見ると同時に第2凹凸樹脂層も見ることが
でき、両層の厚さも複雑となり、高い立体感を発揮する
優れた意匠が得られる。特に、この発明は、第1凹凸樹
脂層と第2凹凸樹脂層の各模様を同一で平面的にずらし
て配置することでより優れた立体感が得られ、あるい
は、各樹脂層の模様を関連させて特殊な視覚的効果を発
揮するようにできる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の一実施例にかかる鏡面化粧板
の模式断面図である。
【0008】図中、11は基材であり、基材11には接
着剤層12によって遮蔽紙層13が接着され、この遮蔽
紙層13にプライマー層14が塗布形成される。基材1
1は、木質系、紙系、繊維系、又は無機質系の材料、例
えば、中密度繊維板(MDF)、ハードボード、インシ
ュレーションボード、合板、パーチクルボードあるいは
金属板等から構成される。接着剤層12はエチレン酢酸
ビニル共重合エマルジョン型接着剤等が用いられ、遮蔽
紙層13はチタン紙や紙間強化紙等から構成され、プラ
イマー層14はポリウレタン等の樹脂からなる。
【0009】プライマー層14上には光輝性顔料と着色
顔料とを含む不飽和ポリエステル樹脂からなる第1凹凸
樹脂層15が積層され、この第1凹凸樹脂層15の表面
に凹凸模様(凹凸面)15aが形成される。同様に、こ
の第1凹凸樹脂層15の凹凸面15a上には光輝性顔料
を含む不飽和ポリエステル樹脂からなる透明又は半透明
の第2凹凸樹脂層19が積層され、この第2凹凸樹脂層
19の表面に凹凸模様(凹凸面)19aが形成される。
これら凹凸模様15a,19aは、同一の模様(合同模
様)であって、平面方向(図中紙面垂直方向)に所定寸
法δ(0.3〜10mm程度)ずれるように配置されて
いる。
【0010】なお、第1凹凸樹脂層15と第2凹凸樹脂
層19との凹凸模様15a,19aは全く異なるものと
することもでき、また、同一の模様で90度あるいは1
80度等の角度だけ回転させた位置に位置させることも
できる。また、第1凹凸樹脂層15は着色顔料のみを含
ませ光輝性顔料を含ませること無く構成し、第2凹凸樹
脂層19に光輝性顔料を含ませるように構成することも
可能であり、また、第1凹凸樹脂層15に着色顔料とと
もに光輝性顔料を含ませることも可能である。そして、
第1凹凸樹脂層15に光輝性顔料含有させる場合は、各
凹凸樹脂層15,19の光輝性顔料の色調を互いに異な
らせることも可能であり、光輝性顔料の色調を異ならせ
て互いの模様と関連させることで特殊な視覚的効果、立
体感を創成することができる。
【0011】上述した第2凹凸樹脂層19の凹凸面19
a上には中塗り層16が、この中塗り層16上に仕上げ
鏡面層17が積層される。中塗り層16は不飽和ポリエ
ステル樹脂から、仕上げ鏡面層17は紫外線吸収剤を含
有した不飽和ポリエステル樹脂から構成される。なお、
中塗り層16はメタクリル樹脂やエポキシ樹脂等で構成
することも可能であり、また、光輝性顔料を含有させて
透明性の光輝特性を付与することも可能である。
【0012】この実施例にあっては、仕上げ鏡面層1
7、中塗り層16および第2凹凸樹脂層19が透明性を
有し、表面側(仕上げ鏡面層17側)から各凹凸樹脂層
15,19の凹凸模様15a,19aが透けて見える。
そして、これら模様15a,19aは平面的に微小寸法
だけずれた位置にあるためより高い立体感をかもしだ
し、意匠的に優れた鏡面化粧板が達成される。
【0013】そして、この実施例の鏡面化粧板は以下に
述べるようにして製造される。先ず、基材11上に接着
剤層12により隠蔽紙層13を接着する、ここで、隠蔽
紙層13の接着に際しては、エチレン酢酸ビニル共重合
エマルジョン型接着剤、具体的な例としては、コニシ社
製のCV−3105を用い、この接着剤をナチュラルロ
ールコータにて70g/m2 程度の塗布量(wet)で
基材11上に塗布する。この後、この塗布された接着剤
上に隠蔽紙としてチタン紙等を載置して平圧プレス機で
5〜8kgf/cm2 程度の圧力で圧着させ、室温で3
0分程度乾燥させる。
【0014】次に、遮蔽紙層13上にプライマー層14
を塗布形成する。ここで、プライマー層14は、下記の
成分を含み、ナチュラルロールコータにより隠蔽紙層1
3上に20〜60g/m2 程度の塗布量で塗布される。 主剤: ポリオール系,UV−28(玄々化学製) 50部 硬化促進剤: イソシアネート,CB−19(玄々化学製) 50部 着色顔料: PCNトナー(東京インキ製) 20〜50部 希釈剤: TU−40(玄々化学製) 適量 なお、着色顔料は後述するように第1凹凸樹脂層15を
通してのスケによる色むらをなくすことができるので第
1凹凸樹脂層15と同一色のもの、すなわち、プライマ
ー層14の着色顔料と凹凸樹脂層15の着色顔料とは同
一のものを用いることが望ましい。
【0015】続いて、プライマー層14上に第1凹凸樹
脂層15を形成する。この第1凹凸樹脂層15は、下記
の材料を用い、この配合材料をプライマー層14上に注
ぎ、このプライマー層14上の配合樹脂に凹凸を賦形し
たシート状シリコーンゴム型あるいはシート状熱可塑性
樹脂型を載置し、このシリコーンゴム型等の上からゴム
ロールで加圧し樹脂を基材全面に延ばし広げることで表
面に凹凸模様15aが形成される。 不飽和ポリエステル樹脂: ゴーセラック500B(日本合成化学(株)製) ゴーセラック510A(日本合成化学(株)製) ゴーセラック770(日本合成化学(株)製) いずれか 100部 硬化促進剤: 6%ナフテン酸コバルト 0.5部 硬化促進助剤: アセト酢酸メチル ゴーセラックAB(日本合成化学(株)製) いずれか 1〜3部 着色顔料: PCNトナー(東京インキ(株)製) 1〜20部 光輝性顔料(以下、シルバー系パール顔料と称す): イリオジン123((株)メルク・ジャパン製) イリオジン100−AD((株)メルク・ジャパン製) いずれか 0.1〜20部 硬化触媒: パーメックN(日本油脂(株)製) パーメックH(日本油脂(株)製) いずれか 1〜2部
【0016】次に、第1凹凸樹脂層15の凹凸面15a
上に第2凹凸樹脂層19を形成する。上述した第1凹凸
樹脂層15と同様に、第2凹凸樹脂層19も、下記の材
料を用い、この配合材料を第1の樹脂層15の凹凸面1
5a上に注ぎ、この凹凸面15a上の配合樹脂に凹凸を
賦形したシリコーンゴム型あるいは熱可塑性樹脂型を載
置し、このシリコーンゴム型等の上からゴムロールで加
圧することで表面に凹凸模様19aが形成される。 不飽和ポリエステル樹脂: ゴーセラック500B(日本合成化学(株)製) ゴーセラック510A(日本合成化学(株)製) ゴーセラック770(日本合成化学(株)製) いずれか 100部 硬化促進剤: 6%ナフテン酸コバルト 0.5部 硬化促進助剤: アセト酢酸メチル ゴーセラックAB(日本合成化学(株)製) いずれか 0.1〜2部 光輝性顔料(以下、虹彩系パール顔料と称す): イリオジン205,205WII((株)メルク・ジャパン製) イリオジン215,215WII((株)メルク・ジャパン製) イリオジン217,217WII((株)メルク・ジャパン製) イリオジン219,219WII((株)メルク・ジャパン製) イリオジン225,225WII((株)メルク・ジャパン製) イリオジン235,235WII((株)メルク・ジャパン製) 合わせて 0.1〜2.0部 硬化触媒: パーメックN(日本油脂(株)製) パーメックH(日本油脂(株)製) いずれか 1〜3部
【0017】なお、上述した例では、第1凹凸樹脂層1
5は着色顔料(PCNトナー)を含ませて構成するが、
第2凹凸樹脂層19には着色顔料を含有させる必要は無
い。また、上述した例では、第1凹凸樹脂層15にシル
バー系パール顔料を、第2凹凸樹脂層19に虹彩系パー
ル顔料を含ませるが、第1凹凸樹脂層15に虹彩系パー
ル顔料を、第2凹凸樹脂層19にシルバー系パール顔料
を含有させることもでき、また、第1凹凸樹脂層15と
第2凹凸樹脂層19との双方に同一のパール顔料を含有
させることもでき、さらに、第1凹凸樹脂層15にはパ
ール顔料を含ませない、すなわち第1凹凸樹脂層15が
光輝性を有しないように構成することも可能である。
【0018】続いて、上記第2凹凸樹脂層19が硬化し
た後、この第2の凹凸鏡面層19の凹凸面19a上に中
塗り層16を塗布形成する。この中塗り層16の形成
は、下記の配合の樹脂材料を用い、ポリエステル成形法
の一種であるフィルム法あるいはカーテンフローコータ
ー法等により行われる。 不飽和ポリエステル樹脂: ゴーセラック500B(日本合成化学(株)製) ゴーセラック510A(日本合成化学(株)製) ゴーセラック770(日本合成化学(株)製) いずれか 100部 硬化促進剤: 6%ナフテン酸コバルト 0.5部 硬化促進助剤: アセト酢酸メチル ゴーセラックAB(日本合成化学(株)製) いずれか 1〜3部 硬化触媒: パーメックN(日本油脂(株)製) パーメックH(日本油脂(株)製) いずれか 1〜3部
【0019】そして、中塗り層16が硬化した後に、こ
の中塗り層16の表面を研磨あるいは研削し、例えば、
400番以下のサンドペーパーで研磨し、中塗り層16
の研磨面(表面)に仕上げ鏡面層17を形成する。この
仕上げ鏡面層17は、不飽和ポリエステル樹脂を主成分
とする下記の配合の樹脂を材料として、ポリエステル成
形法の一種であるフィルム法あるいはカーテンフローコ
ーター法等により形成される。 不飽和ポリエステル樹脂: 以下のAグループの少なくとも1つの樹脂とBグループの少なくとも1つの 樹脂とを7:3〜8:2の比率(A:B)で 100部 ・Aグループ ゴーセラック500B(日本合成化学(株)製) ゴーセラック510A(日本合成化学(株)製) ゴーセラック770(日本合成化学(株)製) ・Bグループ ゴーセラック7161(日本合成化学(株)製) ゴーセラック6151(日本合成化学(株)製) 硬化促進剤: 6%ナフテン酸コバルト 0.5部 硬化促進助剤: アセト酢酸メチル ゴーセラックAB(日本合成化学(株)製) いずれか 1〜3部 紫外線吸収剤: チヌビン320(チバガイギー(株)製) チヌビン1130(チバガイギー(株)製) サンドゥヴォア3212(サンド社製) 0.1〜5部 硬化触媒: パーメックN(日本油脂(株)製) パーメックH(日本油脂(株)製) いずれか 1〜3部
【0020】なお、上述した仕上げ鏡面層17は、紫外
線吸収剤として、チヌビン571(チバガイギー(株)
製)やスミソーブ340(住友化学(株)製)等のベン
ゾトリアゾール系の紫外線吸収剤、サンドゥヴォア32
06あるいはサンドゥヴォアVSUパウダー(いずれも
サンド(株)製)等のシュウ酸アニリド系の紫外線吸収
剤、スミソーブ400(住友化学(株)製)等のベンゾ
エート系の紫外線吸収剤、スミソーブ110(住友化学
(株)製)等のベンゾフェノン系の紫外線吸収剤を用い
ることができる。また、紫外線を遮蔽する能力を付与す
るには、紫外線吸収コーティング液ZR−210(住友
セメント(株)製)を塗布することも有効である。
【0021】そして、この後は、仕上げ鏡面層17上に
硬質のコート層等の被覆層を設け、仕上げ鏡面層17を
覆って保護するようにすることも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
鏡面化粧板によれば、それぞれが凹凸模様を有する凹凸
樹脂層を各凹凸模様が共働して視覚的効果を発揮するよ
うに積層したため、高い立体感が得られ、優れた意匠が
達成でき、また、種々の視覚的な効果が得られるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる鏡面化粧板の模式
断面図である。
【図2】この発明の他の態様にかかる鏡面化粧板の模式
断面図である。
【符号の説明】
11 基材 12 接着剤層 13 隠蔽紙層 14 プライマー層 15 第1凹凸樹脂層 15a 凹凸模様(凹凸面) 16 中塗り層 17 仕上げ鏡面層 19 第2凹凸樹脂層 19a 凹凸模様(凹凸面)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に、表面に凹凸模様を有する第1
    凹凸樹脂層を積層形成し、該第1凹凸樹脂層の表面上
    に、表面に凹凸模様を有する光輝性顔料を含有した第2
    凹凸樹脂層を積層形成し、該第2凹凸樹脂層の表面上に
    鏡面層を形成したことを特徴とする光輝性を有する鏡面
    化粧板。
  2. 【請求項2】 前記第1凹凸樹脂層の凹凸模様と、前記
    第2凹凸樹脂層の凹凸模様とを同一とし両者の凹凸模様
    を若干ずらしたものである請求項1記載の光輝性を有す
    る鏡面化粧板。
  3. 【請求項3】 基材上に着色顔料が含まれた不飽和ポリ
    エステル樹脂を塗布して該不飽和ポリエステル樹脂上に
    成形型を載置し、該成形型により表面に凹凸模様が刻設
    された第1凹凸樹脂層を形成し、該第1凹凸樹脂層が硬
    化した後に、該第1凹凸樹脂層の表面上に光輝性顔料が
    含まれた不飽和ポリエステル樹脂を塗布して該不飽和ポ
    リエステル樹脂上に成形型を載置し、該成形型により表
    面に凹凸模様が刻設された第2凹凸樹脂層を形成し、該
    第2凹凸樹脂層が硬化した後に該第2凹凸樹脂層の表面
    上に鏡面層を形成するようにしたことを特徴とする光輝
    性を有する鏡面化粧板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1凹凸樹脂層の凹凸模様と、前記
    第2凹凸樹脂層の凹凸模様とを同一とし両者の凹凸模様
    を若干ずらしたものである請求項3記載の光輝性を有す
    る鏡面化粧板の製造方法。
JP30075793A 1993-11-08 1993-11-08 光輝性を有する鏡面化粧板及びその製造方法 Pending JPH07125144A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018062114A (ja) * 2016-10-12 2018-04-19 共和レザー株式会社 樹脂成形体用表皮材、合成樹脂成形体、及び合成樹脂成形体の製造方法

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JP2018062114A (ja) * 2016-10-12 2018-04-19 共和レザー株式会社 樹脂成形体用表皮材、合成樹脂成形体、及び合成樹脂成形体の製造方法

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