JPH07122504A - 成膜方法 - Google Patents

成膜方法

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JPH07122504A
JPH07122504A JP28754293A JP28754293A JPH07122504A JP H07122504 A JPH07122504 A JP H07122504A JP 28754293 A JP28754293 A JP 28754293A JP 28754293 A JP28754293 A JP 28754293A JP H07122504 A JPH07122504 A JP H07122504A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モノシランガスと一酸化二窒素ガスを用いて
被処理体例えば半導体ウエハにシリコン酸化膜を形成す
る方法において、成膜速度を大きくすること。 【構成】 多数の環状の載置台61が各々水平に上下に
支柱53〜56に沿って配列されて構成されたウエハボ
ート5を用い、環状の載置台61上に支持部材62を介
して夫々ウエハを載置する。このウエハボート5を反応
管3内に搬入し、SiH4 ガスの流量を毎分50cc〜
毎分100cc、及びSiH4 ガスとN2Oガスとの流
量比を1:40〜1:60に設定すると共に、反応管3
内の圧力を0.9Torr〜1.5Torrに設定し、
例えば800℃の均熱雰囲気で成膜処理を行い、ウエハ
上にシリコン酸化膜を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成膜方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程で形成される
薄膜は、化学成分が同じでありながら、その製法によっ
て膜質が異なり、このため用途に応じた最適な膜質が得
られるように、またスループットや歩留まりなどにおい
て有利な条件となるように、種々の製法が検討されてい
る。例えばシリコン酸化膜については、シリコン膜を酸
化する方法やCVD(Chemical Vapor Deposition)法に
より成膜する法などがあり、後者の中にも例えばモノシ
ラン(SiH4 )及び一酸化二窒素(N2 O)ガスを反
応させるHOT法などと呼ばれる方法や有機シリコンソ
ース例えばTEOS(テトラエチルオルソシリケート)
と酸素ガスとを反応させる方法などが知られている。
【0003】ここでHOT法により得られるシリコン酸
化膜(SiO2 膜)は、TEOSを用いる方法により得
られるシリコン酸化膜と比較して、a.アニール後の熱
収縮率が小さいので膜剥れが起こりにくい、b.エッチ
ングレートが近い、つまり膜が緻密で絶縁性が良い、
c.ステップカバレッジが良好でボイドレス化を図れ
る、などの点で優れており、DRAMのLDD構造用の
スペーサや層間絶縁膜などに用いられている。
【0004】このHOT法により縦型熱処理装置を用い
てシリコン酸化膜を成膜する従来の方法について述べる
と、多数枚のウエハをウエハボートに間隔をおいて重ね
た状態で保持して縦型の反応管内にロードし、反応管内
を800℃の温度に加熱して、ヘリウム(He)ガスで
20%に希釈したモノシランガスを毎分240CCの流
量で、また一酸化二窒素ガスを毎分2400CCの流量
で反応管内に供給すると共に0.8Torrの減圧雰囲
気にしてシリコン酸化膜を成膜している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のH
TO法によりシリコン酸化膜を得る方法は、成膜速度が
遅く、このためスループットが低いという問題があっ
た。
【0006】本発明は、このような事情の下になされた
ものであり、その目的は成膜速度を速め、その結果スル
ープットを向上させることができる成膜方法を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、多数
の被処理体を間隔をおいて重ねた状態で保持具に保持さ
せて反応管内に搬入し、反応管内を加熱雰囲気かつ減圧
雰囲気にして、モノシランガス及び一酸化二窒素ガスを
用いて被処理体にシリコン酸化膜を形成する成膜方法に
おいて、モノシランガスの流量を毎分50CC〜毎分1
00CC、及びモノシランガスと一酸化二窒素ガスとの
流量比を1:40〜1:60に夫々設定し、反応管内の
圧力を0.9Torr〜1.5Torrに設定して成膜
を行うことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、保持具は、鉛直方向に伸びる支柱に沿って多数の環
状の載置台を各々水平にかつ上下に間隔をおいて配置
し、これら環状の載置台の上に被処理体を夫々載置する
ように構成されることを特徴とする。
【0009】
【作用】上述のプロセス条件でシリコン酸化膜を成膜す
ると、良好な膜厚の面内均一性を得ながら、大きな成膜
速度でシリコン酸化膜が成膜される。また環状の載置台
を用いた被処理体の保持具を用いれば、環状の載置台の
存在により被処理体周縁部のガスの早い流れが緩和され
るので被処理体の膜厚の面内均一性をより高くできる。
【0010】
【実施例】図1は本発明方法を実施するために用いられ
る成膜装置の一例を示す縦断側面図である。加熱炉2は
ベースプレート20上に載置されており、断熱層21の
内周面に、後述の反応管を囲統するようにヒータ22を
設けて構成される。
【0011】前記加熱炉2内には、例えば石英からな
る、上端が閉じている外管31と、この外管31内に同
心状に設置された例えば石英からなる、例えば内径25
cm、長さ150cmの内管32とを備えた、被処理雰
囲気を形成する2重管構造の反応管3が設けられてい
る。
【0012】前記外管31及び内管32は、各々その下
端にてステンレス等からなる管状のマニホールド4に保
持されており、このマニホールド4の下端開口部には、
当該開口を気密に封止するためのキャップ部41が開閉
自在に設けられている。
【0013】前記キャップ部41の中心部には、例えば
磁気シールにより気密な状態で回転可能な回転軸42が
挿通されており、回転軸42の下端は昇降台43の回転
機構44に接続されると共に、上端はターンテーブル4
5に固定されている。前記ターンテーブル45の上方側
には、保温管50を介して被処理体保持具である例えば
石英製のウエハボート5が搭載されており、このウエハ
ボート5は、図2に示すように、上下にそれぞれ対向し
て配置された円形の天板51及びリング形状の底板52
を備えると共に、これらの間に例えば4本の支柱53〜
56を設けて構成され、天板51と底板52との間には
例えば150枚の環状の載置台61が所定の間隔をおい
て平行に配置されている。これら環状の載置台61は、
図3に示すように、その外周縁部が各支柱53〜56に
形成された4つの溝部57に挿入されて保持されてい
る。
【0014】また環状の載置台61は、ウエハボート5
の位置に応じて形状を変えて形成されている。即ちウエ
ハボート5の下部側(底板52側)では、図4(a)に
示すように、ほぼ真円の形状に形成されているが、ウエ
ハボート5の中央部では、図4(b)に点線で示すよう
に、支柱53〜56が設けられていない側は環状の載置
台61の内周縁部が内側に入りこんでおり、この側のリ
ング幅aは支柱53〜56が設けられた側のリング幅よ
り大きくなるように形成されている。さらにウエハボー
ト5の上部側(天板51側)では図4(c)に示すよう
に、中央部に設けられた環状の載置台61よりも、支柱
53〜56が設けられていない側のリング幅aが大きく
形成されている。またこのように形成された環状の載置
台61の上面における例えば周方向に3等分した3ヶ所
には、逆L字状の支持部材62が設けられており、この
支持部材62上にウエハWが載置される。
【0015】前記マニホールド4の下部側面には、成膜
用ガスであるモノシランガス及び一酸化二窒素ガスを内
管32内に導入するための第1のガス導入管71及び第
2のガス導入管73が水平に挿設されており、この第1
のガス導入管71はマスフロ−コントロ−ラ72を介し
て図示しないモノシランガス供給源に接続されており、
第2のガス導入管73はマスフローコントローラ74を
介して図示しない一酸化二窒素ガス供給源に接続されて
いる。
【0016】また前記マニホールド4の上部側面には、
外管31と内管32との間隙から処理ガスを排出して反
応管3内を所定の減圧雰囲気に設定するために、真空ポ
ンプ81に連結された排気管8が接続されている。
【0017】次に上述の成膜装置を用いて行われる本発
明の実施例について説明する。先ずウエハボート5のセ
ンター部(上下方向の中央部)の温度が800℃となる
ように反応管3内の被処理雰囲気を加熱しておいて、例
えば150枚のウエハWを保持したウエハボート5を反
応管3内に下方開口部から昇降台43により搬入する。
【0018】続いて反応管3内を例えば1.1Torr
程度の真空度まで真空引きした後に第1のガス導入管7
1から、ヘリウムガスで希釈した20%のモノシランガ
スを例えば400SCCM(毎分400CC)の流量
(100%モノシランガスで80SCCMの流量)で内
管32内に導入すると共に、第2のガス導入管73から
一酸化二窒素ガスを例えば4000SCCMの流量で内
管32内に導入し、反応管3内を例えば1.1Torr
の圧力となるように排気を行い、ウエハボート5を例え
ば0.5rpmの回転数で回転させながら50分間成膜
を行う。
【0019】このようなプロセス条件で成膜処理を行う
ことにより、後述の実験例からも明らかなように大きな
成膜速度でシリコン酸化膜が得られる。
【0020】なおモノシランガス及び一酸化二窒素ガス
を反応管3内に大流量で供給すると、膜厚に対するガス
の流速の影響が大きくなり、ガスの流速に対してウエハ
の外周縁部が最も影響を受けやすくなると考えられる
が、本実施例ではウエハWは環状の載置台61上に例え
ば支持部材62を介して載置されているため、環状の載
置台61が障害となってウエハWの外方側近傍領域のガ
スの流れを妨げ、これによりウエハW周縁部のガスの流
れが弱められて中心側領域との流速の差が小さくなるの
で、成膜に対するガスの流速の影響が少なくなり、膜厚
について高い面内均一性を確保することができる。
【0021】またウエハボート5には、構造上支柱53
〜56が設けられた側と、設けられていない側がある
が、この支柱53〜56もガスの流れを妨げる障害とな
り、支柱が設けられた側と設けられない側とのガスの流
速が異なって膜厚の面内均一性が低下することが考えら
れるが、この問題には上述のように環状の載置台61を
構成することで対応できる。
【0022】即ち、図4(b)、(c)に示すように、
環状の載置台61のリング幅を全ての箇所で同一にする
のではなく、支柱が設けられていない側のリング幅を反
対側のリング幅より大きくし、支柱が設けられた側より
も、環状の載置台61のガスの流れを妨げる障害物とし
ての割合を大きくすることにより、支柱53〜56によ
り妨げられるガスの流れと、リング幅が大きく形成され
た環状の載置台61により妨げられるガスの流れとのバ
ランスを取ることができ、膜厚の面内均一性を高めるこ
とができる。
【0023】なお処理ガスは反応管3の下部から導入さ
れるので、処理ガスの温度は下部側では低く、上部側で
は高くなるが、温度の高い程反応が促進されるので、反
応管3の上部側程膜厚がガスの流速の影響を受けやす
い。このためウエハボート5の上部側に設けられた環状
の載置台61程、支柱が設けられていない側のリング幅
を大きくすることが好ましい。一方ウエハボート5の下
部側は温度が低く膜厚に対するガスの流速の影響は小さ
いため、このようなリング幅の調整を特に行わなくても
よい。
【0024】次に本実施例の効果を確認するために行っ
た実験の結果について説明する。図5は、上述の装置を
用いて、成膜温度を800℃、装置内圧力を1.1To
rrに設定すると共に、ヘリウムガスで20%に希釈し
たモノシランガスの流量を400SCCM、一酸化二窒
素ガスの流量を4000SCCMに設定して得られたシ
リコン酸化膜のウエハボート上のウエハ位置に対する成
膜速度と膜厚の面内均一性の測定結果である。また図6
は従来の方法、即ち成膜温度を800℃、装置内圧力を
0.8Torrに設定すると共に、ヘリウムガスで20
%に希釈したモノシランガスの流量を240SCCM、
一酸化二窒素ガスの流量を2400SCCMに設定して
得られたシリコン酸化膜のウエハボート上のウエハ位置
に対する成膜速度と膜厚の面内均一性(ウエハの外周縁
部から5mmの位置と中心位置との均一性)の測定結果
である。
【0025】両図共、縦軸は成膜速度及び膜厚の面内均
一性であり、横軸はウエハボート上のウエハ位置であっ
て、ウエハボートの上部側から数えたウエハの位置を示
している。また図中白色で描かれた記号で示すプロット
は成膜速度、黒色で描かれた記号で示すプロットは膜厚
の面内均一性を夫々表し、丸、四角、三角で示すプロッ
トは夫々成膜処理の第1回目、第2回目、第3回目を示
している。
【0026】図5より本実施例の方法では、平均成膜速
度32オングストローム/min、面内均一性±4%以
下、面間均一性±2%以下、バッチ間均一性±1%以下
であって、図6との比較により、従来の面内均一性や面
間均一性、バッチ間均一性を維持したまま、従来の方法
では約22.5オングストローム/min程度であった
成膜速度を約1.5倍の速度に速めることが確認され
た。
【0027】図7は、標準シーケンスを用いて4000
オングストロームのシリコン酸化膜を成膜するのに要す
るトータルのシーケンス時間を、従来方法と本実施例の
方法とで比較した結果を示している。図中左側が従来方
法で要する時間を表し、右側が本実施例の方法で要する
時間を表している。また図中Aは成膜処理の前工程、B
は成膜処理工程、Cは成膜処理の後工程を示している。
【0028】この結果により、従来方法と本実施例の方
法とは成膜処理の前後の工程に要する時間は同じである
が(前工程80分、後工程60分)、成膜処理に要する
時間は、本実施例の方法では、133.3分であり、2
00分を要する従来の方法に比較して約67分少なく、
結果としてトータルのシーケンス時間(従来方法340
分、本実施例の方法273.3分)もその分だけ短縮す
ることができることが確認された。従って本実施例の方
法では、成膜速度を速くすることができ、その結果スル
ープットを向上させることがてきることが認められた。
なお成膜する膜厚が厚い程スループットの向上が期待で
きる。
【0029】また上述の実験に伴い、2500オングス
トロームのシリコン酸化膜を成膜したウエハについて
0.2μm以上のパーティクルの増加量をサーフスキャ
ン6200を使用して測定したところ、最も多い所で3
4個/ウエハであり、パーティクルの発生は少なく、こ
の面においても良い結果であった。
【0030】ここで本発明では、反応管内の圧力を0.
9Torr〜1.5Torr、モノシランガス(100
%換算)の流量を毎分50cc〜毎分100cc、モノ
シランガスと一酸化二窒素ガスとの流量比を1:40〜
1:60とすることが必要である。反応管内の圧力及び
モノシランガスの流量が上述の下限値よりも低くなると
大きな成膜速度が得られないし、また上限値よりも高く
なるか、あるいはモノシランガスと一酸化二窒素ガスと
の流量比が上述の範囲から外れるとSiO2 膜内に異物
が混入してしまう。
【0031】なおこのプロセス条件の範囲で次のような
条件下で成膜速度及び膜厚の面内均一性を調べたところ
以下のような結果であった。 [プロセス条件] (1) 100%モノシランガス流量:70SCCM、
一酸化二窒素ガス流量:3500SCCM、装置内圧
力:1.5Torr、成膜中心温度:750℃、成膜時
間:50分 (2) 100%モノシランガス流量:80SCCM、
一酸化二窒素ガス流量:4000SCCM、装置内圧
力:1.5Torr、成膜中心温度:750℃、成膜時
間:50分 (3) ヘリウムガスで20%に希釈したモノシランガ
ス流量:400SCCM、一酸化二窒素ガス流量:40
00SCCM、装置内圧力:1.0Torr、成膜中心
温度:800℃、成膜時間:70分 (4) ヘリウムガスで20%に希釈したモノシランガ
ス流量:400SCCM、一酸化二窒素ガス流量:40
00SCCM、装置内圧力:1.2Torr、成膜中心
温度:800℃、成膜時間:70分 (5) ヘリウムガスで20%に希釈したモノシランガ
ス流量:400SCCM、一酸化二窒素ガス流量:40
00SCCM、装置内圧力:1.1Torr、成膜中心
温度:800℃、成膜時間:70分 [結果]プロセス条件(1)、(2)、(3)、
(4)、(5)の結果を夫々図8〜12に示す。図にお
いて、縦軸は成膜速度及び膜厚の面内均一性であり、横
軸はウエハボート上のウエハ位置であって、ウエハボー
トの上部側から数えたウエハの位置を示している。また
図中白色で描かれた記号で示すプロットは成膜速度、黒
色で描かれた記号で示すプロットは膜厚の面内均一性を
夫々表している。
【0032】
【図8】
【0033】
【図9】
【0034】
【図10】
【0035】
【図11】
【0036】
【図12】以上の結果により、上述のプロセス条件で
は、平均成膜速度が30〜40オングストロ−ム/mi
n、平均面内均一性が2.3〜5.2%であって、従来
の面内均一性を維持しながら、成膜速度を早めることが
できることが確認された。
【0037】
【発明の効果】このように本発明によれば、反応管内の
圧力を高くすると共に、モノシランガス及び一酸化二窒
素ガスを大流量で反応管内に供給しているため、大きな
成膜速度でシリコン酸化膜を得ることができ、この結果
スループットの向上が図られる。また請求項2の発明に
よれば、環状の載置台を備えた被処理体保持台を用いて
いるため、モノシランガス及び一酸化二窒素ガスを大流
量で供給しても成膜されたシリコン酸化膜の膜厚の面内
均一性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するために用いられる成膜装
置の一例を示す縦断面図である。
【図2】本発明方法の実施例で用いたウエハボートを示
す外観斜視図である。
【図3】本発明方法の実施例で用いたウエハボートの一
部分を示す断面図である。
【図4】本発明方法の実施例で用いた環状の載置台を示
す説明図である。
【図5】ウエハボート上のウエハ位置と成膜速度及び面
内均一性との関係を示す特性図である。
【図6】ウエハボート上のウエハ位置と成膜速度及び面
内均一性との関係を示す特性図である。
【図7】従来方法と本発明方法とのシーケンスに要する
時間の比較説明図である。
【図8】ウエハボート上のウエハ位置と成膜速度及び面
内均一性との関係を示す特性図である。
【図9】ウエハボート上のウエハ位置と成膜速度及び面
内均一性との関係を示す特性図である。
【図10】ウエハボート上のウエハ位置と成膜速度及び
面内均一性との関係を示す特性図である。
【図11】ウエハボート上のウエハ位置と成膜速度及び
面内均一性との関係を示す特性図である。
【図12】ウエハボート上のウエハ位置と成膜速度及び
面内均一性との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
2 加熱炉 3 反応管 4 マニホールド 5 ウエハボート 61 環状の載置台 62 支持部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の被処理体を間隔をおいて重ねた状
    態で保持具に保持させて反応管内に搬入し、反応管内を
    加熱雰囲気かつ減圧雰囲気にして、モノシランガス及び
    一酸化二窒素ガスを用いて被処理体にシリコン酸化膜を
    形成する成膜方法において、 モノシランガスの流量を毎分50CC〜毎分100C
    C、及びモノシランガスと一酸化二窒素ガスとの流量比
    を1:40〜1:60に夫々設定し、反応管内の圧力を
    0.9Torr〜1.5Torrに設定して成膜を行う
    ことを特徴とする成膜方法。
  2. 【請求項2】 保持具は、鉛直方向に伸びる支柱に沿っ
    て多数の環状の載置台を各々水平にかつ上下に間隔をお
    いて配置し、これら環状の載置台の上に被処理体を夫々
    載置するように構成されることを特徴とする請求項1の
    成膜方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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