JPH06124909A - 縦型熱処理装置 - Google Patents
縦型熱処理装置Info
- Publication number
- JPH06124909A JPH06124909A JP30043892A JP30043892A JPH06124909A JP H06124909 A JPH06124909 A JP H06124909A JP 30043892 A JP30043892 A JP 30043892A JP 30043892 A JP30043892 A JP 30043892A JP H06124909 A JPH06124909 A JP H06124909A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- heat treatment
- gas supply
- valve
- boat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】複数の被処理体を同時に処理する縦型熱処理装
置において、面間および面内の膜厚および膜質を均一に
する。 【構成】処理ガスが導入され、長手方向がほぼ垂直方向
に向けられるとともに、下端に開口部が形成された筒体
状の反応容器と、この反応容器内に収容されるとともに
被処理体を保持するための熱処理用ボ−トとを備えた縦
型熱処理装置において、前記反応容器内に前記処理ガス
を供給するノズルを少なくとも2つ設けるとともに、前
記ノズルのそれぞれにガスの制御手段を設け、前記熱処
理用ボ−トを回転させる機構を設けたことを特徴とする
縦型熱処理装置。
置において、面間および面内の膜厚および膜質を均一に
する。 【構成】処理ガスが導入され、長手方向がほぼ垂直方向
に向けられるとともに、下端に開口部が形成された筒体
状の反応容器と、この反応容器内に収容されるとともに
被処理体を保持するための熱処理用ボ−トとを備えた縦
型熱処理装置において、前記反応容器内に前記処理ガス
を供給するノズルを少なくとも2つ設けるとともに、前
記ノズルのそれぞれにガスの制御手段を設け、前記熱処
理用ボ−トを回転させる機構を設けたことを特徴とする
縦型熱処理装置。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縦型熱処理装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】一般に半導体ウエハからICチップ完成
までの各工程においては多数の微細加工が行われること
から、高歩留りを達成するために、塵などの微細なパ−
テイクルを各工程から排除しなければならなかったこと
は、すでにしられている。また、ICチップの特性の安
定化、すなわち所望の電気的特性を得るためには、たと
えばCVD装置による半導体ウエハ上への成膜処理にお
いて膜厚の面内均一性と膜質の面内均一性を向上させな
ければならない。この成膜処理は、例えば減圧CVD装
置のような熱処理装置により行われていた。成膜ガス例
えばシラン(SiH4)ガスを用いてポリシリコン膜を
成膜する場合には、通常シランを約500℃から900
℃に熱処理装置内を均一に加熱した状態で成膜を行って
いた。通常、ガスの供給管は、熱処理装置内の下部に一
カ所設けられ、この供給管から成膜ガスが供給される。
このように熱処理装置内の下部の一カ所からのみ供給す
ると、熱処理装置の下部では成膜ガス成分が多いため成
膜速度が速く、上部に行くに従って、成膜ガス成分が少
なくなり、成膜速度が遅くなることになり、複数のウエ
ハ間で膜厚が異なってしまう。 【0003】この問題を解決するために特公昭62−6
682には、横型に設けられた反応管に複数の供給口を
円周方向に設け、ガスの供給濃度を均一にすることによ
り、膜厚を均一にする方法の技術が開示されている。ま
た、成膜ガスの供給口は下部に設け、熱処理装置内の温
度を一定の勾配で下方から上方に向かって高温となるよ
うに設定することにより膜厚の均一性を向上させる技術
も用いられていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来技術にあっては、横型反応管に複数の供給口を円
周方向に設けるために特殊な構造となり、複雑化すると
ともに、横型反応管に起因して熱対流が発生し大口径の
ウエハの上下間で温度差が生じ成膜均一性が劣化する改
善点があり、また、上部と下部に温度差を持たせる技術
では、成膜時の温度設定がウエハ毎に異なるので、たと
え膜厚が等しくてもウエハごとの膜質が異なるという改
善点があった。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、処理ガスが導入され、長手方向がほぼ
垂直方向に向けられるとともに、下端に開口部が形成さ
れた筒体状の反応容器と、この反応容器内に収容される
と共に被処理体を保持するための熱処理用ボ−トとを備
えた縦型熱処理装置において、被処理体収容領域が、均
熱温度に加熱された前記反応容器内に前記処理ガスを供
給するノズルを少なくとも2つ設けるとともに、前記ノ
ズルのそれぞれにガスの制御手段を設け、前記熱処理用
ボ−トを回転させる機構を設けたことを特徴とする縦型
熱処理装置である。 【0006】 【作用】この発明は、被処理体収容領域が均熱温度に加
熱された反応容器内に、複数の供給管から処理ガスを導
入し、それぞれの処理ガス供給量を制御できるようにす
るとともに、ウエハを回転出来るように構成したので、
ウエハの面間および面内の膜厚のみならず膜質も均一化
することができる。 【0007】 【実施例】以下に、本発明装置を縦型熱処理装置に適用
した一実施例を図面にもとずいて詳述する。この縦型熱
処理装置は、第一図に示す如く長手方向がほぼ垂直方向
に向けられた円筒体状の反応容器1を有している。この
反応容器1は、耐熱材料例えば石英より成る下端開口の
外筒2と、この外筒2内にその内壁より適宜間隔離間さ
せて同心状に収容された上下端開口の内筒3とにより構
成された二重管構造となっている。上記反応容器1内に
は、例えば石英よりなる熱処理用ボ−ト4が設けられて
おり、この熱処理用ボ−ト4には、被処理体例えば半導
体ウエハ5が垂直方向に所定の間隔例えば4.7625
mm間隔で、複数枚例えば170枚積層収容されてい
る。上記反応容器1の周辺部には、これを囲むように、
例えば抵抗発熱体より成る円筒状の加熱用ヒ−タ6が設
けられており、この加熱用ヒ−タ6は、上部Aと中間部
Bと下部Cに三分割されており、それぞれのヒ−タ−に
は、図示しない電源供給装置が接続されており、上記加
熱用ヒ−タ6に供給される電力量を制御することによ
り、それぞれを個別に温度を設定できるように構成され
ており、被処理体処理領域を例えば±1℃の均熱温度に
設定することが可能に構成されている。上記加熱用ヒ−
タ6の外周及び上部には、これを被うように断熱材例え
ばシリカブロックよりなる断熱体7が設けられるととも
に、この断熱体7の外周には、例えばステンレスより成
るアウタ−シェル8が設けられている。そして、上記断
熱体7及びアウタ−シェル8の下端部は、ベ−スプレ−
ト9に固定されている。また、上記加熱用ヒ−タ6の上
部A、中間部B、下部Cのそれぞれに、上記断熱体7と
アウタ−シェル8を貫通するようにヒ−タの温度を検出
するための3つの熱電対10が設けられている。 【0008】前記外筒2及び内筒3の下部は、上記外筒
2、内筒3を支持する例えばステンレス等から成るマニ
ホ−ルド11が設けられ、このマニホ−ルド11は、図
示しない基台に固定されている。上記マニホ−ルド11
の上端開口部には、フランジ部12が環状に形成され、
そして上記外筒2の下端部には、フランジ部13が、環
状に形成されるとともに、これらフランジ部12、13
には、弾性部材よりなる例えばOリング16が設けられ
ており、上記外筒2と上記マニホ−ルド11との間を気
密封止可能に構成されている。また上記内筒3の下端部
は、上記マニホ−ルド11の内壁の中段より内方へ突出
させて形成された支持部17に載置されている。また、
上記マニホ−ルド11の一側面部には、上方すなわち熱
処理部に向けて曲折された例えば石英からなる第一のガ
ス供給管18が、図示しないシ−ル部材を介して挿通さ
れており、この第一のガス供給管18は、上記熱処理用
ボ−ト4の中央部付近から上部にかけてガスを供給でき
るように構成されており、また、第一のガス供給管18
と同様の構成で、第二のガス供給管19が設けられ、こ
の第二のガス供給管19は、上記熱処理用ボ−ト4の下
部にガスを供給できるように構成されている。そして、
上記第一のガス供給管18のガス供給口20と第二のガ
ス供給管19のガス供給口21は、互いに反応容器の同
心円上に位置するように設けられている。 【0009】また、上記第一のガス供給管18には、例
えばステンレスより成る接合部24を介して、例えばス
テンレスより成る第一のガス配管25が接続されてお
り、この第一のガス配管25は、ガス流量を調整するマ
スフロ−コントロ−ラ26と開閉することによりガスの
流れを制御するバルブVB1を介して第一のガス源27
に接続されている。また、上記マスフロ−コントロ−ラ
26から分岐して、開閉することによりガスの流れを制
御するバルブVB3を介してN↓2ガス源28に接続さ
れている。同じように、上記第二のガス供給管19に
は、例えばステンレスより成る接合部29を介して、例
えばステンレスより成る第二のガス配管30が接続され
ており、さらに、この第二のガス配管30は、ガス流量
を調整するマスフロ−コントロ−ラ31と開閉すること
によりガスの流れを制御するバルブVB2を介して、第
二のガス源32に接続されている。また、上記マスフロ
−コントロ−ラ31から分岐して、開閉することにより
ガスの流れを制御するバルブVB4を介してN↓2ガス
源33に接続されている。 【0010】そして、上記マニホ−ルド11の他側面部
には、排気管35が接続され、この排気管35は、例え
ばステンレスから成る接合部36を介して、例えばステ
ンレスより成る排気配管37に接続されている。この排
気配管37は、排気圧力を一定にするためのオ−トプレ
ッシャ−コントロ−ラ38を介して、真空ポンプ39に
接続されている。前記マニホ−ルド11の下端部の開口
部には、例えばステンレス等より成る円盤状の蓋体41
が、弾性部材より成る例えばOリング42を介して気密
封止可能に設けられ、この蓋体41のほぼ中心部には、
例えば磁気シ−ル43により気密な状態で回転可能な回
転軸44が挿通され、この回転軸44の上端部には、例
えばステンレスより成る円盤状のタ−ンテ−ブル45が
固定されている。そして、このタ−ンテ−ブル45の上
面には、上記内筒3の内壁と所定の間隔を保持しつつ回
転する石英より成る保温筒46が設置され、この保温筒
46の上端部には、上記熱処理用ボ−ト4が載置されて
いる。また、上記回転軸44の下端部には、この回転軸
44を所定の速度で回転するための回転機構47が接続
されるとともに、上記蓋体41は、回転軸44およびこ
の上方に取りつけられる部材を一体的に上記熱処理部に
向けて搬入搬出するために上下移動する昇降機構48に
とりつけられている。 【0011】また、前記、加熱用ヒ−タ6、熱電対1
0、マスフロ−コントロ−ラ26、バルブVB1、第一
のガス源27、バルブVB3、N↓2ガス源28、マス
フロ−コントロ−ラ31、バルブVB2、第二のガス源
32、バルブVB4、N↓2ガス源33、オ−トプレッ
シャ−コントロ−ラ38、真空ポンプ39、回転機構4
7、昇降機構48は、これらを制御するためのコントロ
−ラ(図示せず)に接続されている。 【0012】次に、以上のように構成された縦型熱処理
装置を用いてポリシリコン膜の成膜処理を行う場合につ
いて以下に説明する。まず、第二図に示す如く昇降機構
48をさげておくことにより熱処理用ボ−ト4をアンロ
−ドの状態にして、この熱処理用ボ−ト4にたとえばウ
エハ間隔4.7625mmで複数枚例えば170枚の半
導体ウエハ5を収容する。反応容器1内は、半導体ウエ
ハ5の収容領域を所定の温度たとえば580℃から65
0℃好適には620℃の均熱温度に保たれるよう加熱用
ヒ−タ6を用いて加熱状態にあり、昇降機構48を駆動
して熱処理用ボ−ト4を反応容器1内に第一図に示す如
くロ−ドする。 【0013】次いで、真空ポンプ39により反応容器1
内を所定の真空状態まで排気し、バルブVB3を開放
し、N↓2ガスを第一のガス供給管18より供給し、反
応容器1内をN↓2ガス雰囲気で満たす。次に、バルブ
VB3を閉め、170枚の半導体ウエハ5が均熱領域の
620℃の温度に達した後、回転機構47により、熱処
理用ボ−ト4および熱処理用ボ−ト4に載置されている
半導体ウエハ5を回転させる。そして、バルブVB1を
開放し、マスフロ−コントロ−ラ31により反応ガス例
えばシラン(SiH↓4)を所定の流量例えば40sc
cmから200sccm、好適には160sccmを第
一のガス供給管18から熱処理用ボ−ト4の上部に供給
する。同じように、バルブVB4を開放し、マスフロ−
コントロ−ラ31により反応ガス例えばシラン(SiH
↓4)を所定の流量例えば40sccmから200sc
cm、好適には160sccmを第二のガス供給管19
から熱処理用ボ−ト4の下部に供給する。オ−トプレッ
シャ−コントロ−ラ38により反応容器1内を所定の圧
力例えば0.2Torrから0.7Torr、好適には
0.4Torrに制御した状態で、所定の時間例えば3
0分間維持してウエハに成膜処理を行う。 【0014】成膜処理が終了した後、バルブVB1とV
B2を閉じ反応ガスの供給を停止した後に、真空ポンプ
39により、反応容器1内の気体を所定の圧力例えば1
×10↑−↑5Torrまで排気する。さらに、反応容
器1内のシランガスの残留を防ぐ為に、もう一度反応容
器1内をN↓2ガスにより充満させ、その後真空ポンプ
39により再度所定の圧力例えば1×10↑−↑5To
rrになるまで排気する。その後バルブVB1を開放
し、N↓2ガスを反応容器1内に導入し反応容器1内を
常圧に戻す。反応容器1内がN↓2ガスにより常圧に戻
った状態で、バルブVB1を閉じ、所定の時間たとえば
15分間放置する。 【0015】その後、回転機構47を停止して、昇降機
構48を下降させて、熱処理用ボ−ト4をアンロ−ド
し、第二図の如く半導体ウエハ5を搬出出来る状態にす
る。このように処理することによりポリシリコンの成膜
を行った場合、従来の処理方法では、図4に示す如く、
ポリシリコンのグレインサイズがボ−ト上の下部のウエ
ハでは1000オングストロ−ムであり、ボ−ト上の上
部のウエハでは1500オングストロ−ムであったもの
が、図3に示す如くボ−ト上の全てのウエハのグレイン
サイズが1000オングストロ−ムでほぼ均一にするこ
とが出来た。 【0016】尚、本実施例では、供給するガス流量を4
0sccmから200sccmとしたが、6インチのウ
エハを100枚処理するためには、少なくとも40sc
cmの流量が必要であり、8インチのウエハを100枚
処理するためには200sccmの流量があれば充分で
ある。もし200sccmよりも流量が増えると飽和状
態となり、面内および面間の膜厚の均一性が悪くなり、
40sccm以下ではガスの濃度が足りず反応が不均一
になるため、供給するガス流量を40sccmから20
0sccmに設定する必要がある。また、本実施例で
は、圧力を0.2Torrから0.7Torrに設定し
たが、0.2Torr以下では、面内の均一性はよいが
成膜レ−トが落ちてしまい、0.7Torr以上になる
と、成膜レ−トは上がるが面内の均一性が悪くなるた
め、圧力を0.2Torrから0.7Torrに設定す
る必要がある。また、本実施例では、温度を580℃か
ら650℃に設定したが、580℃以下では成膜の粒子
がアモルファス状態となりグレインサイズが一定になら
ず、650℃以上になると成膜のグレインサイズが30
00オングストロ−ム以上となり成膜の粒子が粗くなっ
てしまうために、温度を580℃から650℃に制御す
る必要がある。 【0017】また、本実施例では、ガス供給管は2本で
あるがさらに3本以上何本であってもよいし、ガス供給
口も反応容器内に均一にガスを供給出来る位置であれば
どこに位置させてもよい。また、本実施例では、加熱用
ヒ−タ−は三分割されているが、これに限られるもので
はなく四分割以上であってもよいことは、言うまでもな
い。また、複数のガス供給管から供給されるガスの種類
も同一のものでもよいし、異なる種類のものでもよいこ
とは、言うまでもない。同一種類のガスであっても、異
なる種類のガスであっても、ガス供給管それぞれにバル
ブとマスフロ−コントロ−ラを設けたことにより、それ
ぞれのガス供給ノズルから供給されるガスの流量を制御
することが出来るので、様々な処理工程に対応すること
が出来る。 【0018】また、前記、加熱用ヒ−タ6、熱電対1
0、マスフロ−コントロ−ラ26、バルブVB1、第一
のガス源27、バルブVB3、N↓2ガス源28、マス
フロ−コントロ−ラ31、バルブVB2、第二のガス源
32、バルブVB4、N↓2ガス源33、オ−トプレッ
シャ−コントロ−ラ38、真空ポンプ39、回転機構4
7、昇降機構48は、これらを制御するためのコントロ
−ラ(図示せず)に接続されているので、様々な処理工
程に応じて一括した制御を行う事が出来る。また、本実
施例では、ポリシリコン膜について述べたが、酸化膜や
その他のCVD膜の成膜処理にも適用出来ることは言う
までもない。 【0019】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
面間及び面内の膜厚及び膜質の均一性を向上させること
ができる。 【0020】 【図面の詳細な説明】 【第1図】本発明の一実施例を示す図。 【第2図】第1図に示す装置から熱処理用ボ−トを取り
出した状態を示す説明図。 【第3図】本発明の実施により、成膜された膜の表面状
態を示す図。 【第4図】従来技術により成膜された膜の表面状態を示
す図。 【符号の説明】 1 反応容器 4 熱処理用ボ−ト 18 第一のガス供給管 19 第二のガス供給管 47 回転機構
る。 【0002】 【従来の技術】一般に半導体ウエハからICチップ完成
までの各工程においては多数の微細加工が行われること
から、高歩留りを達成するために、塵などの微細なパ−
テイクルを各工程から排除しなければならなかったこと
は、すでにしられている。また、ICチップの特性の安
定化、すなわち所望の電気的特性を得るためには、たと
えばCVD装置による半導体ウエハ上への成膜処理にお
いて膜厚の面内均一性と膜質の面内均一性を向上させな
ければならない。この成膜処理は、例えば減圧CVD装
置のような熱処理装置により行われていた。成膜ガス例
えばシラン(SiH4)ガスを用いてポリシリコン膜を
成膜する場合には、通常シランを約500℃から900
℃に熱処理装置内を均一に加熱した状態で成膜を行って
いた。通常、ガスの供給管は、熱処理装置内の下部に一
カ所設けられ、この供給管から成膜ガスが供給される。
このように熱処理装置内の下部の一カ所からのみ供給す
ると、熱処理装置の下部では成膜ガス成分が多いため成
膜速度が速く、上部に行くに従って、成膜ガス成分が少
なくなり、成膜速度が遅くなることになり、複数のウエ
ハ間で膜厚が異なってしまう。 【0003】この問題を解決するために特公昭62−6
682には、横型に設けられた反応管に複数の供給口を
円周方向に設け、ガスの供給濃度を均一にすることによ
り、膜厚を均一にする方法の技術が開示されている。ま
た、成膜ガスの供給口は下部に設け、熱処理装置内の温
度を一定の勾配で下方から上方に向かって高温となるよ
うに設定することにより膜厚の均一性を向上させる技術
も用いられていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来技術にあっては、横型反応管に複数の供給口を円
周方向に設けるために特殊な構造となり、複雑化すると
ともに、横型反応管に起因して熱対流が発生し大口径の
ウエハの上下間で温度差が生じ成膜均一性が劣化する改
善点があり、また、上部と下部に温度差を持たせる技術
では、成膜時の温度設定がウエハ毎に異なるので、たと
え膜厚が等しくてもウエハごとの膜質が異なるという改
善点があった。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、処理ガスが導入され、長手方向がほぼ
垂直方向に向けられるとともに、下端に開口部が形成さ
れた筒体状の反応容器と、この反応容器内に収容される
と共に被処理体を保持するための熱処理用ボ−トとを備
えた縦型熱処理装置において、被処理体収容領域が、均
熱温度に加熱された前記反応容器内に前記処理ガスを供
給するノズルを少なくとも2つ設けるとともに、前記ノ
ズルのそれぞれにガスの制御手段を設け、前記熱処理用
ボ−トを回転させる機構を設けたことを特徴とする縦型
熱処理装置である。 【0006】 【作用】この発明は、被処理体収容領域が均熱温度に加
熱された反応容器内に、複数の供給管から処理ガスを導
入し、それぞれの処理ガス供給量を制御できるようにす
るとともに、ウエハを回転出来るように構成したので、
ウエハの面間および面内の膜厚のみならず膜質も均一化
することができる。 【0007】 【実施例】以下に、本発明装置を縦型熱処理装置に適用
した一実施例を図面にもとずいて詳述する。この縦型熱
処理装置は、第一図に示す如く長手方向がほぼ垂直方向
に向けられた円筒体状の反応容器1を有している。この
反応容器1は、耐熱材料例えば石英より成る下端開口の
外筒2と、この外筒2内にその内壁より適宜間隔離間さ
せて同心状に収容された上下端開口の内筒3とにより構
成された二重管構造となっている。上記反応容器1内に
は、例えば石英よりなる熱処理用ボ−ト4が設けられて
おり、この熱処理用ボ−ト4には、被処理体例えば半導
体ウエハ5が垂直方向に所定の間隔例えば4.7625
mm間隔で、複数枚例えば170枚積層収容されてい
る。上記反応容器1の周辺部には、これを囲むように、
例えば抵抗発熱体より成る円筒状の加熱用ヒ−タ6が設
けられており、この加熱用ヒ−タ6は、上部Aと中間部
Bと下部Cに三分割されており、それぞれのヒ−タ−に
は、図示しない電源供給装置が接続されており、上記加
熱用ヒ−タ6に供給される電力量を制御することによ
り、それぞれを個別に温度を設定できるように構成され
ており、被処理体処理領域を例えば±1℃の均熱温度に
設定することが可能に構成されている。上記加熱用ヒ−
タ6の外周及び上部には、これを被うように断熱材例え
ばシリカブロックよりなる断熱体7が設けられるととも
に、この断熱体7の外周には、例えばステンレスより成
るアウタ−シェル8が設けられている。そして、上記断
熱体7及びアウタ−シェル8の下端部は、ベ−スプレ−
ト9に固定されている。また、上記加熱用ヒ−タ6の上
部A、中間部B、下部Cのそれぞれに、上記断熱体7と
アウタ−シェル8を貫通するようにヒ−タの温度を検出
するための3つの熱電対10が設けられている。 【0008】前記外筒2及び内筒3の下部は、上記外筒
2、内筒3を支持する例えばステンレス等から成るマニ
ホ−ルド11が設けられ、このマニホ−ルド11は、図
示しない基台に固定されている。上記マニホ−ルド11
の上端開口部には、フランジ部12が環状に形成され、
そして上記外筒2の下端部には、フランジ部13が、環
状に形成されるとともに、これらフランジ部12、13
には、弾性部材よりなる例えばOリング16が設けられ
ており、上記外筒2と上記マニホ−ルド11との間を気
密封止可能に構成されている。また上記内筒3の下端部
は、上記マニホ−ルド11の内壁の中段より内方へ突出
させて形成された支持部17に載置されている。また、
上記マニホ−ルド11の一側面部には、上方すなわち熱
処理部に向けて曲折された例えば石英からなる第一のガ
ス供給管18が、図示しないシ−ル部材を介して挿通さ
れており、この第一のガス供給管18は、上記熱処理用
ボ−ト4の中央部付近から上部にかけてガスを供給でき
るように構成されており、また、第一のガス供給管18
と同様の構成で、第二のガス供給管19が設けられ、こ
の第二のガス供給管19は、上記熱処理用ボ−ト4の下
部にガスを供給できるように構成されている。そして、
上記第一のガス供給管18のガス供給口20と第二のガ
ス供給管19のガス供給口21は、互いに反応容器の同
心円上に位置するように設けられている。 【0009】また、上記第一のガス供給管18には、例
えばステンレスより成る接合部24を介して、例えばス
テンレスより成る第一のガス配管25が接続されてお
り、この第一のガス配管25は、ガス流量を調整するマ
スフロ−コントロ−ラ26と開閉することによりガスの
流れを制御するバルブVB1を介して第一のガス源27
に接続されている。また、上記マスフロ−コントロ−ラ
26から分岐して、開閉することによりガスの流れを制
御するバルブVB3を介してN↓2ガス源28に接続さ
れている。同じように、上記第二のガス供給管19に
は、例えばステンレスより成る接合部29を介して、例
えばステンレスより成る第二のガス配管30が接続され
ており、さらに、この第二のガス配管30は、ガス流量
を調整するマスフロ−コントロ−ラ31と開閉すること
によりガスの流れを制御するバルブVB2を介して、第
二のガス源32に接続されている。また、上記マスフロ
−コントロ−ラ31から分岐して、開閉することにより
ガスの流れを制御するバルブVB4を介してN↓2ガス
源33に接続されている。 【0010】そして、上記マニホ−ルド11の他側面部
には、排気管35が接続され、この排気管35は、例え
ばステンレスから成る接合部36を介して、例えばステ
ンレスより成る排気配管37に接続されている。この排
気配管37は、排気圧力を一定にするためのオ−トプレ
ッシャ−コントロ−ラ38を介して、真空ポンプ39に
接続されている。前記マニホ−ルド11の下端部の開口
部には、例えばステンレス等より成る円盤状の蓋体41
が、弾性部材より成る例えばOリング42を介して気密
封止可能に設けられ、この蓋体41のほぼ中心部には、
例えば磁気シ−ル43により気密な状態で回転可能な回
転軸44が挿通され、この回転軸44の上端部には、例
えばステンレスより成る円盤状のタ−ンテ−ブル45が
固定されている。そして、このタ−ンテ−ブル45の上
面には、上記内筒3の内壁と所定の間隔を保持しつつ回
転する石英より成る保温筒46が設置され、この保温筒
46の上端部には、上記熱処理用ボ−ト4が載置されて
いる。また、上記回転軸44の下端部には、この回転軸
44を所定の速度で回転するための回転機構47が接続
されるとともに、上記蓋体41は、回転軸44およびこ
の上方に取りつけられる部材を一体的に上記熱処理部に
向けて搬入搬出するために上下移動する昇降機構48に
とりつけられている。 【0011】また、前記、加熱用ヒ−タ6、熱電対1
0、マスフロ−コントロ−ラ26、バルブVB1、第一
のガス源27、バルブVB3、N↓2ガス源28、マス
フロ−コントロ−ラ31、バルブVB2、第二のガス源
32、バルブVB4、N↓2ガス源33、オ−トプレッ
シャ−コントロ−ラ38、真空ポンプ39、回転機構4
7、昇降機構48は、これらを制御するためのコントロ
−ラ(図示せず)に接続されている。 【0012】次に、以上のように構成された縦型熱処理
装置を用いてポリシリコン膜の成膜処理を行う場合につ
いて以下に説明する。まず、第二図に示す如く昇降機構
48をさげておくことにより熱処理用ボ−ト4をアンロ
−ドの状態にして、この熱処理用ボ−ト4にたとえばウ
エハ間隔4.7625mmで複数枚例えば170枚の半
導体ウエハ5を収容する。反応容器1内は、半導体ウエ
ハ5の収容領域を所定の温度たとえば580℃から65
0℃好適には620℃の均熱温度に保たれるよう加熱用
ヒ−タ6を用いて加熱状態にあり、昇降機構48を駆動
して熱処理用ボ−ト4を反応容器1内に第一図に示す如
くロ−ドする。 【0013】次いで、真空ポンプ39により反応容器1
内を所定の真空状態まで排気し、バルブVB3を開放
し、N↓2ガスを第一のガス供給管18より供給し、反
応容器1内をN↓2ガス雰囲気で満たす。次に、バルブ
VB3を閉め、170枚の半導体ウエハ5が均熱領域の
620℃の温度に達した後、回転機構47により、熱処
理用ボ−ト4および熱処理用ボ−ト4に載置されている
半導体ウエハ5を回転させる。そして、バルブVB1を
開放し、マスフロ−コントロ−ラ31により反応ガス例
えばシラン(SiH↓4)を所定の流量例えば40sc
cmから200sccm、好適には160sccmを第
一のガス供給管18から熱処理用ボ−ト4の上部に供給
する。同じように、バルブVB4を開放し、マスフロ−
コントロ−ラ31により反応ガス例えばシラン(SiH
↓4)を所定の流量例えば40sccmから200sc
cm、好適には160sccmを第二のガス供給管19
から熱処理用ボ−ト4の下部に供給する。オ−トプレッ
シャ−コントロ−ラ38により反応容器1内を所定の圧
力例えば0.2Torrから0.7Torr、好適には
0.4Torrに制御した状態で、所定の時間例えば3
0分間維持してウエハに成膜処理を行う。 【0014】成膜処理が終了した後、バルブVB1とV
B2を閉じ反応ガスの供給を停止した後に、真空ポンプ
39により、反応容器1内の気体を所定の圧力例えば1
×10↑−↑5Torrまで排気する。さらに、反応容
器1内のシランガスの残留を防ぐ為に、もう一度反応容
器1内をN↓2ガスにより充満させ、その後真空ポンプ
39により再度所定の圧力例えば1×10↑−↑5To
rrになるまで排気する。その後バルブVB1を開放
し、N↓2ガスを反応容器1内に導入し反応容器1内を
常圧に戻す。反応容器1内がN↓2ガスにより常圧に戻
った状態で、バルブVB1を閉じ、所定の時間たとえば
15分間放置する。 【0015】その後、回転機構47を停止して、昇降機
構48を下降させて、熱処理用ボ−ト4をアンロ−ド
し、第二図の如く半導体ウエハ5を搬出出来る状態にす
る。このように処理することによりポリシリコンの成膜
を行った場合、従来の処理方法では、図4に示す如く、
ポリシリコンのグレインサイズがボ−ト上の下部のウエ
ハでは1000オングストロ−ムであり、ボ−ト上の上
部のウエハでは1500オングストロ−ムであったもの
が、図3に示す如くボ−ト上の全てのウエハのグレイン
サイズが1000オングストロ−ムでほぼ均一にするこ
とが出来た。 【0016】尚、本実施例では、供給するガス流量を4
0sccmから200sccmとしたが、6インチのウ
エハを100枚処理するためには、少なくとも40sc
cmの流量が必要であり、8インチのウエハを100枚
処理するためには200sccmの流量があれば充分で
ある。もし200sccmよりも流量が増えると飽和状
態となり、面内および面間の膜厚の均一性が悪くなり、
40sccm以下ではガスの濃度が足りず反応が不均一
になるため、供給するガス流量を40sccmから20
0sccmに設定する必要がある。また、本実施例で
は、圧力を0.2Torrから0.7Torrに設定し
たが、0.2Torr以下では、面内の均一性はよいが
成膜レ−トが落ちてしまい、0.7Torr以上になる
と、成膜レ−トは上がるが面内の均一性が悪くなるた
め、圧力を0.2Torrから0.7Torrに設定す
る必要がある。また、本実施例では、温度を580℃か
ら650℃に設定したが、580℃以下では成膜の粒子
がアモルファス状態となりグレインサイズが一定になら
ず、650℃以上になると成膜のグレインサイズが30
00オングストロ−ム以上となり成膜の粒子が粗くなっ
てしまうために、温度を580℃から650℃に制御す
る必要がある。 【0017】また、本実施例では、ガス供給管は2本で
あるがさらに3本以上何本であってもよいし、ガス供給
口も反応容器内に均一にガスを供給出来る位置であれば
どこに位置させてもよい。また、本実施例では、加熱用
ヒ−タ−は三分割されているが、これに限られるもので
はなく四分割以上であってもよいことは、言うまでもな
い。また、複数のガス供給管から供給されるガスの種類
も同一のものでもよいし、異なる種類のものでもよいこ
とは、言うまでもない。同一種類のガスであっても、異
なる種類のガスであっても、ガス供給管それぞれにバル
ブとマスフロ−コントロ−ラを設けたことにより、それ
ぞれのガス供給ノズルから供給されるガスの流量を制御
することが出来るので、様々な処理工程に対応すること
が出来る。 【0018】また、前記、加熱用ヒ−タ6、熱電対1
0、マスフロ−コントロ−ラ26、バルブVB1、第一
のガス源27、バルブVB3、N↓2ガス源28、マス
フロ−コントロ−ラ31、バルブVB2、第二のガス源
32、バルブVB4、N↓2ガス源33、オ−トプレッ
シャ−コントロ−ラ38、真空ポンプ39、回転機構4
7、昇降機構48は、これらを制御するためのコントロ
−ラ(図示せず)に接続されているので、様々な処理工
程に応じて一括した制御を行う事が出来る。また、本実
施例では、ポリシリコン膜について述べたが、酸化膜や
その他のCVD膜の成膜処理にも適用出来ることは言う
までもない。 【0019】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
面間及び面内の膜厚及び膜質の均一性を向上させること
ができる。 【0020】 【図面の詳細な説明】 【第1図】本発明の一実施例を示す図。 【第2図】第1図に示す装置から熱処理用ボ−トを取り
出した状態を示す説明図。 【第3図】本発明の実施により、成膜された膜の表面状
態を示す図。 【第4図】従来技術により成膜された膜の表面状態を示
す図。 【符号の説明】 1 反応容器 4 熱処理用ボ−ト 18 第一のガス供給管 19 第二のガス供給管 47 回転機構
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 処理ガスが導入され、長手方向がほぼ垂直方向に向けら
れるとともに、下端に開口部が形成された筒体状の反応
容器と、この反応容器内に収容されると共に被処理体を
保持するための熱処理用ボ−トとを備えた縦型熱処理装
置において、被処理体収容領域が、均熱温度に加熱され
た前記反応容器内に前記処理ガスを供給するノズルを少
なくとも2つ設けるとともに、 前記ノズルのそれぞれにガスの制御手段を設け、前記熱
処理用ボ−トを回転させる機構を設けたことを特徴とす
る縦型熱処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30043892A JPH06124909A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 縦型熱処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30043892A JPH06124909A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 縦型熱処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06124909A true JPH06124909A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17884806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30043892A Pending JPH06124909A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 縦型熱処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06124909A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6676760B2 (en) | 2001-08-16 | 2004-01-13 | Appiled Materials, Inc. | Process chamber having multiple gas distributors and method |
US6829056B1 (en) | 2003-08-21 | 2004-12-07 | Michael Barnes | Monitoring dimensions of features at different locations in the processing of substrates |
TWI489578B (zh) * | 2012-03-12 | 2015-06-21 | Psk Inc | 製程處理部件、包括該部件的基板處理設備,以及使用該設備的基板處理方法 |
CN111719142A (zh) * | 2019-03-20 | 2020-09-29 | 东京毅力科创株式会社 | 热处理装置和成膜方法 |
-
1992
- 1992-10-13 JP JP30043892A patent/JPH06124909A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6676760B2 (en) | 2001-08-16 | 2004-01-13 | Appiled Materials, Inc. | Process chamber having multiple gas distributors and method |
US6829056B1 (en) | 2003-08-21 | 2004-12-07 | Michael Barnes | Monitoring dimensions of features at different locations in the processing of substrates |
TWI489578B (zh) * | 2012-03-12 | 2015-06-21 | Psk Inc | 製程處理部件、包括該部件的基板處理設備,以及使用該設備的基板處理方法 |
CN111719142A (zh) * | 2019-03-20 | 2020-09-29 | 东京毅力科创株式会社 | 热处理装置和成膜方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5813851A (en) | Heat treatment method | |
JP3178824B2 (ja) | 複合形単一ウエーハ用の高生産性形マルチステーシヨン方式処理装置 | |
KR0155151B1 (ko) | 반응처리 장치 및 방법 | |
JPH06302523A (ja) | 縦型熱処理装置 | |
US5016567A (en) | Apparatus for treatment using gas | |
JP3258885B2 (ja) | 成膜処理装置 | |
JP2003133233A (ja) | 基板処理装置 | |
US5500388A (en) | Heat treatment process for wafers | |
JPH0786174A (ja) | 成膜装置 | |
JPH0786173A (ja) | 成膜方法 | |
JPH09232297A (ja) | 熱処理装置 | |
JPH0760804B2 (ja) | 半導体気相成長方法及びその装置 | |
TWI761758B (zh) | 半導體裝置的製造方法、基板處理裝置及記錄媒體 | |
KR100248566B1 (ko) | 열처리 방법 | |
JP2002155366A (ja) | 枚葉式熱処理方法および枚葉式熱処理装置 | |
KR100413914B1 (ko) | 성막방법 | |
JPH06124909A (ja) | 縦型熱処理装置 | |
WO2001061736A1 (fr) | Procede de traitement d'une plaquette | |
JP3122883B2 (ja) | 気相成長装置 | |
JP4553227B2 (ja) | 熱処理方法 | |
KR100870608B1 (ko) | 열처리 방법 및 열처리 장치 | |
JPH08115883A (ja) | 成膜装置 | |
JP2004273605A (ja) | 基板処理装置 | |
JPH04206629A (ja) | 縦型熱処理装置 | |
JPH1092754A (ja) | 枚葉式の熱処理装置及び熱処理方法 |