JPH07121789A - 遠隔監視装置 - Google Patents

遠隔監視装置

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JPH07121789A
JPH07121789A JP26502693A JP26502693A JPH07121789A JP H07121789 A JPH07121789 A JP H07121789A JP 26502693 A JP26502693 A JP 26502693A JP 26502693 A JP26502693 A JP 26502693A JP H07121789 A JPH07121789 A JP H07121789A
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transmission
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monitoring device
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Kuniaki Kurokawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常時の回線コストを低減する。 【構成】 初期状態で、映像符号化回路32は映像入力
装置30による撮影画像を静止画として圧縮し、撮影画
像は、一定時間間隔で静止画伝送される。動き量検知回
路44は映像符号化回路32から出力される動きベクト
ルVを監視し、一定以上の動きがあるとき、映像符号化
回路32に撮影画像を動画像として画像圧縮させる。シ
ステム制御回路38は動き量検知回路44からの動き検
知信号に従い、静止画伝送を動画伝送に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遠隔監視装置に関し、よ
り具体的には、TVカメラ等の画像入力手段から入力さ
れた画像を回線網を介して遠隔地へ画像伝送する遠隔監
視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】監視対象領域の撮影画像を回線網を介し
て伝送する従来の遠隔監視装置は、図1に示すような構
成になっている。図1において、映像入力装置10は、
監視対象領域を撮影し、映像符号化回路12は映像入力
装置10による撮影画像を圧縮符号化する。映像符号化
回路12での符号化方式には、フレーム内符号化/フレ
ーム間符号化、動き補償及び離散コサイン変換が併用さ
れる。また、監視対象領域の音声はマイク14により検
出され、音声符号化回路16がマイク14の出力する音
声信号を符号化する。システム制御回路18の制御下
で、端末御信号発生回路20は、画像音声伝送に必要な
通信制御信号を発生し、網制御信号発生回路22は、I
SDN網と接続するための網制御信号を発生する。伝送
符号化回路24は、映像符号化回路12、音声符号化回
路16及び端末制御信号発生回路18からの符号化画像
データ、符号化音声データ及び通信制御信号を多重化
し、所定の伝送フレームに構成して、回線網に出力す
る。
【0003】使用される回線網は例えば、ISDN回線
であり、通常は、数十Mbit/秒相当の画像信号を圧
縮して伝送する。映像符号化回路12は、例えば、フレ
ーム間予測及び動き補償予測により画像信号の時間的冗
長度を削減し、且つ、直交変換により画像の空間周波数
領域での冗長度を削減する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、撮影画像
を常時、動画像伝送しているので、回線を常時接続状態
に維持しなければならず、コストがかかるという欠点が
ある。
【0005】本発明は、このような不都合を解消する遠
隔監視装置を提示することを目的とする。
【0006】また従来例では、監視対象の状態に関わら
ず、常に同じ情報量で画像を伝送しているので、本来重
要でない通常時の画像の情報量が必要以上に大きくな
り、例えば、ビデオ・テープなどに記録している場合
に、記録情報量が膨大になってしまうという問題点があ
った。
【0007】本発明は更に、このような不都合を解消す
る遠隔監視装置を提示することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る遠隔監視装
置は、監視対象領域を撮影する画像入力手段と、当該監
視対象領域で所定の異常の発生を検出する異常検知手段
と、当該異常検知手段の出力に応じて、通常は、当該画
像入力手段による撮影画像を静止画として画像圧縮し、
当該異常検知手段による異常検知時には、当該画像入力
手段による撮影画像を動画として画像圧縮する画像圧縮
手段と、当該画像圧縮手段による圧縮データを伝送する
伝送手段とからなることを特徴とする。
【0009】本発明に係る遠隔監視装置はまた、1台の
主装置と、当該主装置に回線接続する少なくとも1台の
画像送信装置からなる遠隔監視装置であって、各画像送
信装置が、通常時は、撮影画像を静止画として間欠的に
当該主装置に送信し、担当する監視対象領域での所定の
異常発生時には撮影画像を動画として当該主装置に送信
すること、及び、当該主装置が、通常時では、各画像送
信装置に順番に回線接続して静止画を受信するが、各画
像送信装置からの動画伝送を検出すると、動画を出力す
る画像送信装置との回線接続を維持することを特徴とす
る。
【0010】本発明に係る遠隔監視装置はまた、画像対
象領域の画像を回線網を介して遠隔地へ伝送する遠隔監
視装置であって、監視対象領域を撮影する画像入力手段
と、当該画像入力手段による撮影画像を変換して、第1
の情報量及び当該第1の情報量より多い第2の情報量の
何れか一方に変換する画像変換手段と、当該画像変換手
段の出力画像を当該回線網を介して伝送する伝送手段
と、監視対象領域の状態を検知する状態検知手段と、当
該状態検知手段の検知出力に従い当該画像変換手段を制
御する制御手段とを具備し、監視対象領域の第1の状態
に対して、当該画像入力手段による撮影画像を当該画像
変換手段により当該第1の情報量に変換して画像伝送
し、監視対象領域の第2の状態に対して、当該画像入力
手段による撮影画像を当該画像変換手段により当該第2
の情報量に変換して画像伝送することを特徴とする。
【0011】
【作用】上記手段により、通常時には静止画伝送を行な
いながら、異常時には動画伝送に切り換える。これによ
り、回線の使用時間を短縮し、回線コストを抑えること
ができる。また、複数の送信側遠隔監視装置と回線交換
する構成では、少数の回線、例えば1回線で複数の地点
を監視できるので、回線の使用時間及び回線コストを更
に削減できる。
【0012】また、監視のための撮影画像の伝送情報量
を変更自在な画像変換手段を設け、通常時には少ない伝
送情報量で画像を伝送し、異常時にはより多い伝送情報
量で画像を伝送するようにした。これにより、必要な時
に、より多くの情報を得ることができる。と同時に、画
像受信側での記録媒体の使用量を少なくし、使用効率を
改善できる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0014】図2は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。図2において、30は、監視対象領域を
撮影する映像入力装置、32は、映像入力装置10によ
る撮影画像を、フレーム内符号化/フレーム間符号化、
動き補償及び離散コサイン変換を併用した符号化方式で
圧縮符号化する映像符号化回路、34は監視対象領域で
発生する音声を取り込むマイク、36は、マイク34の
出力を符号化する音声符号化回路である。
【0015】38は全体を制御するシステム制御回路、
40は画像音声伝送に必要な通信制御信号を発生する端
末制御信号発生回路、42はISDN網と接続するため
の網制御信号を発生する網制御信号発生回路である。
【0016】44は、映像符号化回路32から出力され
る動きベクトル信号Vにより一定以上の動き量があるか
否かを判断し、その判断結果に応じて、映像符号化回路
32にフレーム内符号化とフレーム間符号化の選択信号
Sを供給し、システム制御回路38に所定の制御信号を
供給する動き量検知回路である。
【0017】46は、映像符号化回路32、音声符号化
回路36及び端末制御信号発生回路40からの符号化画
像データ、符号化音声データ及び通信制御信号を多重化
し伝送フレームを構成する伝送符号化回路である。
【0018】図3は、映像符号化回路32の詳細な回路
構成を示す。図3において、50は、動き量検知回路4
4からのフレーム内/間選択信号S及び内部カウント値
によって、図3に示す回路におけるフレーム内符号化と
フレーム間符号化を選択し、その選択に応じたフレーム
内/間フラグPを出力するフレーム内/間制御回路、5
2は、映像入力装置30から出力される現在の映像信号
からフレーム間符号化の動き補償された予測値を減算
し、予測誤差を出力する減算器、54は、映像入力装置
30の出力(a接点)又は減算器52の出力(b接点)
を選択するスイッチである。
【0019】56は、スイッチ54の出力を離散的コサ
イン変換し、その周波数係数を出力するDCT回路、5
8は、DCT回路56から出力される周波数係数を量子
化し、量子化インデックスQを出力する量子化回路であ
る。
【0020】60は、量子化回路58で量子化された係
数データを逆量子化する逆量子化回路、62は、逆量子
化回路60の出力を逆離散コサイン変換する逆DCT回
路、64は、逆DCT回路62の出力にその前画面の予
測値を加算する加算器、66は、映像入力装置30から
出力される現在の映像信号と加算器64の出力(映像入
力装置30の出力映像に対する前画面の映像)とをブロ
ック比較することにより動きベクトルを検出し、検出し
た動きベクトルに応じて加算器64の出力を動き補償す
る動き補償予測回路、68は動き補償予測回路66から
出力される動き補償された予測値を空間的に帯域制限す
る空間ローパスフィルタからなるループ・フィルタであ
る。ループ・フィルタ68の出力が予測値として減算器
52及び加算器64に印加される。
【0021】70は、スイッチ54の出力、DCT回路
56の出力及び量子化回路58の出力に従い、量子化回
路58から出力される符号化画像データが有効か無効か
を判別する有効/無効判別回路である。
【0022】フレーム内/間制御回路50はフレーム内
/間フラグPを、有効/無効判別回路70は有効/無効
フラグTを、量子化回路58は量子化インデックス信号
Qを、動き補償予測回路66は動きベクトルVを、ルー
プ・フィルタ68はループバック・フィルタオン/オフ
信号Fを、伝送符号化回路46に出力する。動きベクト
ルVはまた動き量検知回路44にも印加される。
【0023】図4及び図5は、本実施例の動作フローチ
ャートを示す。図4及び図5を参照して、本実施例の動
作を説明する。システム制御回路38は、網制御信号発
生回路42を介して主装置(受信側監視装置)との間で
回線を確保する(S1)。次に、フレーム内/間制御回
路50がスイッチ54をa接点側に切り換え(S2)、
映像入力装置30による撮影画像を静止画として圧縮す
る。即ち、映像入力装置30による撮影画像は、DCT
回路56及び量子化回路58によりフレーム内符号化さ
れる(S3)。符号化された画像データは、Q信号とし
て伝送符号化回路46及び逆量子化回路60に印加され
る。同時に、音声符号化回路36はマイク34による入
力音声信号を符号化し、伝送符号化回路46は、映像符
号化回路32からの符号化画像データ、音声符号化回路
36からの符号化音声信号、及び端末制御信号発生回路
40からの端末制御信号を多重化し、回線網を介して受
信側監視装置に出力する(S4)。
【0024】符号化画像データは逆量子化回路60、逆
DCT回路62及び加算器64により復号化される(S
5)。動き補償予測回路66は、映像入力装置30から
の現映像信号と復号化された映像信号を比較し、画面間
での画像の移動を示す動きベクトルを算出し、V信号と
して符号化伝送装置46及び動き量検知回路44に出力
する(S6)。
【0025】動き量検知回路44はこの動きベクトルV
により動き量を監視し、動き量がある一定量未満の場合
(S7)、フレーム内符号化を指示するフレーム内選択
信号をフレーム内/間制御回路50に出力し、システム
制御回路38には、動き量が一定量以上であることを示
す動き検知信号を出力しない。システム制御回路38
は、動き検知信号が入力しないことにより、網制御信号
発生回路42により受信側監視装置との回線を切断し
(S8)、内部に持つタィマーにより再び監視画像を伝
送する時間を待つ(S9)。
【0026】また、動き量がある一定値以上の場合(S
7)、動き量検知回路44は、フレーム間符号化を指示
するフレーム間選択信号をフレーム内/間制御回路50
に出力し、システム制御回路38には動き検知信号を出
力する(S10)。システム制御回路38は、動き量検
知回路44からの動き検知信号に従い、端末制御信号発
生回路40に動画像伝送信号を伝送符号化部108へ出
力させる(S11)。フレーム内/間制御回路50は、
動き量検知回路44からのフレーム内/間選択信号Sに
従い、スイッチ54をb接点側に切り換える(S1
2)。これにより、映像符号化回路32は映像入力装置
30の撮影画像をフレーム間符号化する。即ち、減算器
52は、映像入力装置30から出力される映像信号から
動き補償された予測値(ループ・フィルタ68の出力)
を減算し、DCT回路56は減算器52による予測誤差
を離散コサイン変換し、量子化回路58がDCT回路5
6の出力(周波数係数データ)を量子化し、量子化イン
デックス信号Qを伝送符号化回路46に出力する。伝送
符号化回路46は、この符号化画像データを符号化音声
データ及び端末制御信号と共に回線網を介して受信側監
視装置に送信する(S13)。
【0027】映像符号化回路32におけるフレーム間符
号化の際、動き補償予測回路66は、映像入力装置30
からの現映像信号と回路60,62,64により復号化
された映像信号と比較することにより画面間の動きベク
トルを算出し、動き量検知回路44に出力する(S1
4)。動き量検知回路44は、この動きベクトルから動
き量を監視し、これがある一定量以上の場合(S1
5)、フレーム内/間制御回路50にはフレーム間選択
信号を出力すると共に、システム制御回路38には動き
検知信号を出力して、画像伝送を継続する(S13)。
【0028】動き量が一定値未満の場合(S15)、動
き検知回路44は、フレーム内選択信号をフレーム内/
間制御回路50に出力すると共に、システム制御回路3
8には動き検知信号を出力しない。システム制御回路3
8は動き検知信号が入力しないので、網制御信号発生回
路42により受信側監視装置との呼を切断し(S8)、
内部に持つタイマにより再び監視画像を伝送する時間を
待つ(S9)。
【0029】このように、本実施例では、画面間の動き
量を監視し、動きが無い又は少ない場合には、間欠的な
静止画伝送とし、一定以上の動きがあるときには動画伝
送とすることで、回線の利用時間を短縮する。これによ
り、監視の目的を果たしつつ、回線コストを大幅に低減
できる。
【0030】次に、本発明の第2実施例を説明する。図
6は、第2実施例の概略構成ブロック図を示す。本実施
例では、映像入力装置を具備する画像送信装置を複数用
意し、その複数の画像送信装置の各撮影画像を回線網を
介して1つの主装置(受信側装置)に送信し、集中監視
する。図6において、80(80−1,80−2,80
−3,80−4)は、映像入力装置82及びマイク84
を具備する送信側監視装置、86は送信側監視装置80
による監視情報をモニタ出力する受信側監視装置(主装
置)、88は、送信側監視装置80の入力情報を受信側
監視装置86に伝送するためのISDN等の回線網であ
る。
【0031】図7は、送信側監視装置80の詳細な構成
ブロック図を示す。図2に示す実施例では画面間の動き
量により静止画伝送と動画伝送とを切り換えたが、図7
では、音量により静止画伝送と動画伝送を切り換えてい
る。90は、映像入力装置82による撮影画像を回線容
量に合うように圧縮する映像符号化回路であり、内部は
図3と全く同じである。
【0032】92は、マイク84の出力音声信号をディ
ジタル音声信号に変換する音声符号化回路、94は全体
を制御するシステム制御回路、96は、画像音声伝送に
必要な通信制御信号を発生する端末制御信号発生回路、
98は、ISDN回線網等と網接続するための制御信号
を発生する網制御信号発生回路、100はマイク84に
より取り込んだ音声が一定レベル以上であるか否かを検
知し、その結果により映像符号化回路90にフレーム内
/間選択信号を出力し、システム制御回路94に所定の
制御信号を出力する音量検知回路、102は、映像符号
化回路90による符号化画像データ、音声符号化回路9
2による符号化音声データ及び端末制御信号発生回路9
6からの通信制御信号を多重化し伝送フレームを構成す
る伝送符号化回路である。
【0033】図8は、送信側監視装置80と受信側監視
装置86の送受信シーケンスを示す。まず、第一の送信
側監視装置(例えば、80−1)が、その網制御信号発
生回路98により受信側監視装置86との間で呼設定を
行い、回線を接続する。
【0034】送信側監視装置80−1の映像符号化回路
90は、映像入力装置82による撮影画像を静止画とし
て圧縮し、その圧縮データは音声符号化データ及び通信
制御信号と共に、伝送符号化回路102及び回線網88
を介して受信側監視装置86に伝送される。
【0035】音量検知回路100は、マイク84による
入力音声の音量を監視し、これがある一定量以上の場合
は、映像符号化回路90にフレーム間符号化、即ち、動
画伝送を指示する制御信号を、システム制御回路94に
は音量検知信号を出力し、逆に音量が一定量未満の場
合、映像符号化回路90にフレーム内符号化、即ち静止
画伝送を指示する制御信号を出力するが、システム制御
回路94には音量検知信号を出力しない。システム制御
回路94は、音量検知回路100から音量検知信号が入
力しないと、網制御信号発生回路98により受信側監視
装置86との呼を切断し、内部に持つタイマーにより一
定時間待機する。
【0036】以下同様に、第2の送信側監視装置80−
2、第3の送信側監視装置80−3、第4の送信側監視
装置80−4が回線接続及び静止画伝送を順番に実行す
る。このようにして、4つの送信側監視装置80による
入力情報が循環的に受信側監視装置86に送信される。
【0037】このような送受信のシーケンス中に、例え
ば第2の送信側監視装置80−2の音声検知回路100
が一定値以上の音量を検知したとする。装置80−2の
システム制御回路94は、音量検知回路100からの音
量検知信号により端末制御信号発生回路96に動画像伝
送信号を伝送符号化部102に出力させ、また、映像符
号化回路90は、音量検知回路100からのフレーム間
選択信号により撮影画像をフレーム間符号化する。伝送
符号化回路102は、映像符号化回路90による符号化
画像データを音声符号化回路92による符号化音声デー
タ及び端末制御信号発生回路96からの通信制御信号と
多重化し、受信側監視装置86に伝送する。
【0038】音量が一定値未満になると、音量検知回路
100は映像符号化回路90にフレーム内選択信号を出
力し、システム制御回路94には音量検知信号を出力し
ない。これにより、システム制御回路94は、網制御信
号発生回路98により受信側監視装置86との回線を切
断し、内部に持つタイマーにより再び監視画像を伝送す
る時まで待機する。
【0039】図7では、監視している場所の異常の発生
を音声により判別している。勿論、画像の動きにより判
別してもよい。異常の無い間、ある一定時間間隔で複数
の送信側監視装置80から順次静止画の監視画像を送受
信側監視装置86に送信することにより、実質的に一回
線のみを使用して複数の地点を監視することが可能であ
る。また、通常時は静止画伝送とすることで回線使用時
間を短くし、回線コストを抑えている。音量が大きい場
合には異常が発生したとみなして動画画像伝送に切り換
えることにより、必要な情報を得ることができる。
【0040】なお、異常発生を検知する方法として、赤
外線センサやドアスイッチなどを使用し、これらの出力
により静止画伝送と動画伝送を切り換えてもよいことは
明らかである。
【0041】また、図8では、送信側監視装置80が監
視画像の静止画伝送の開始タイミングを決定している
が、複数の送信側監視装置80が互いに独自にそのタイ
ミングを決定すると、発呼が重複することがある。呼設
定に失敗した送信側監視装置80は再発呼するようにす
ればよいが、それでは、受信側で監視情報の受信タイミ
ングが不定になる。これを防ぐには、受信側装置が、送
信側装置の送信タイミングを制御するのが好ましい。即
ち、受信側監視装置86が各送信側監視装置80に順に
発呼して、正常な送信側装置から静止画を受信し、異常
の発生した送信側装置から動画像を受信する。勿論、送
信側装置で異常が発生したら、その送信側装置から受信
側監視装置86に発呼できるようにしてもよい。このよ
うな構成では、受信側監視装置86は、通常時には、複
数の送信側監視装置80の撮影画像を決められた順序で
得ることができ、異常時には適当な時間の後又は即座
に、異常の発生した箇所からの画像を動画として得るこ
とができる。
【0042】本発明の次の実施例を説明する。図9は、
その概略構成ブロック図を示す。図9において、110
は、監視対象領域を撮影する映像入力装置、112は映
像入力装置110の出力を輝度成分と色成分に分離し、
輝度成分のみを出力するY/C分離回路、114はY/
C分離回路112の出力(a接点)又は映像入力装置1
10の出力(b接点)を選択するスイッチ、116は、
スイッチ114により選択された映像信号を、フレーム
内符号化/フレーム間符号化、動き補償及び離散コサイ
ン変換を併用した符号化方式で圧縮符号化する映像符号
化回路、118は監視対象領域で発生する音声を取り込
むマイク、120は、マイク118の出力を符号化する
音声符号化回路である。
【0043】122は全体を制御するシステム制御回
路、124は画像音声伝送に必要な通信制御信号を発生
する端末御信号発生回路、126はISDN網と接続す
るための網制御信号を発生する網制御信号発生回路であ
る。
【0044】128は、映像符号化回路116から出力
される動きベクトル信号Vにより一定以上の動き量があ
るか否かを判断し、その判断結果に応じて、スイッチ1
14を制御し、システム制御回路122に所定の制御信
号を供給する動き量検知回路である。
【0045】130は、映像符号化回路116、音声符
号化回路120及び端末制御信号発生回路124からの
符号化画像データ、符号化音声データ及び通信制御信号
を多重化し伝送フレームを構成する伝送符号化回路であ
る。
【0046】図10は、映像符号化回路116の詳細な
回路構成を示す。図3において、150は、内部カウン
ト値によってフレーム内符号化とフレーム間符号化を選
択し、その選択に応じたフレーム内/間フラグPを出力
するフレーム内/間制御回路、152は、スイッチ11
4からの現映像信号からフレーム間符号化の動き補償さ
れた予測値を減算し、予測誤差を出力する減算器、15
4はスイッチ114からの映像信号(a接点)又は減算
器52の出力(b接点)を選択するスイッチである。
【0047】156は、スイッチ154の出力を離散的
コサイン変換し、その周波数係数を出力するDCT回
路、158は、DCT回路156から出力される周波数
係数を量子化し、量子化インデックスQを出力する量子
化回路である。
【0048】160は、量子化回路158で量子化され
た係数データを逆量子化する逆量子化回路、162は、
逆量子化回路160の出力を逆離散コサイン変換する逆
DCT回路、164は、フレーム内符号化では逆DCT
回路162の出力をそのまま出力し、フレーム間符号化
では逆DCT回路162の出力に前画面の予測値を加算
する加算器、166は、スイッチ114からの現映像信
号と加算器164の出力(スイッチ114の出力映像に
対する前画面の映像)とをブロック比較することにより
動きベクトルを検出し、検出した動きベクトルに応じて
加算器164の出力を動き補償する動き補償予測回路、
168は動き補償予測回路166から出力される動き補
償された予測値を空間的に帯域制限する空間ローパスフ
ィルタからなるループ・フィルタである。
【0049】169は、フレーム内符号化のとき、0値
を加算器164に印加し、フレーム間符号化の時、ルー
プ・フィルタ168の出力(予測値)を加算器164に
印加するスイッチである。即ち、スイッチ169は、フ
レーム内/間制御回路150により、フレーム内符号化
のときa接点に接続し、フレーム間符号化のときb接点
(ループ・フィルタ168の出力)に接続する。このよ
うにして、ループ・フィルタ168の出力が予測値とし
て、減算器52及び、スイッチ169を介して加算器1
64に印加される。
【0050】なお、フレーム内/間制御回路150は、
スイッチ154も同様に制御し、フレーム内符号化のと
きスイッチ154をa接点(スイッチ114の出力)に
接続し、フレーム間符号化のときスイッチ154をb接
点(減算器152の出力)に接続する。
【0051】170は、スイッチ154の出力、DCT
回路156の出力及び量子化回路158の出力に従い、
量子化回路158から出力される符号化画像データが有
効か無効かを判別する有効/無効判別回路である。
【0052】フレーム内/間制御回路150はフレーム
内/間フラグPを、有効/無効判別回路170は有効/
無効フラグTを、量子化回路158は量子化インデック
ス信号Qを、動き補償予測回路166は動きベクトルV
を、ループ・フィルタ168はループバック・フィルタ
オン/オフ信号Fを、伝送符号化回路130に出力す
る。動きベクトルVはまた動き量検知回路128にも印
加される。
【0053】図11及び図12は、本実施例の動作フロ
ーチャートを示す。図11及び図12を参照して、本実
施例の動作を説明する。システム制御回路122は、網
制御信号発生回路126を介して主装置(受信側監視装
置)との間で回線を確保すし(S21)、スイッチ11
4をa接点側に切り換える(S22)。これにより、モ
ノクロ画像伝送モードになる。
【0054】映像符号化回路116には映像入力装置1
10による撮影画像の輝度信号が入力し、映像符号化回
路116は、その輝度信号をDCT変換及び量子化して
画像圧縮する(S23)。同時に、音声符号化回路12
0はマイク118による入力音声信号を符号化し、伝送
符号化回路130は、映像符号化回路116からの符号
化画像データ、音声符号化回路120からの符号化音声
信号及び端末制御信号発生回路124からの端末制御信
号を多重化し、回線網を介して受信側監視装置に出力す
る(S24)。
【0055】符号化画像データは逆量子化回路160、
逆DCT回路162及び加算器164により復号化され
る(S25)。動き補償予測回路166は、映像入力装
置30からの現映像信号と復号化された映像信号を比較
し、画面間での画像の移動を示す動きベクトルを算出
し、V信号として符号化伝送装置130及び動き量検知
回路128に出力する(S26)。
【0056】動き量検知回路128はこの動きベクトル
Vにより動き量を監視し、動き量がある一定量未満の場
合(S27)、S23に進み、モノクロ画像の動画像伝
送を継続する。
【0057】動き量がある一定値以上の場合(S2
7)、動き量検知回路44は、スイッチ114をb接点
に切り換える(S28)。これによりカラー動画像伝送
モードになる。システム制御回路122は、動き量検知
回路128からの動き検知信号に従い、端末制御信号発
生回路124にカラー動画像伝送を示す信号を伝送符号
化回路130に出力させる。映像符号化回路116はス
イッチ114からの信号、即ち、映像入力装置110の
出力をカラー画像圧縮する(S29)。伝送符号化回路
130は、符号化カラー画像データを符号化音声データ
及び端末制御信号と共に回線網を介して受信側監視装置
に送信する(S30)。
【0058】動き補償予測回路166は、画面間の動き
ベクトルを算出し、動き量検知回路128に出力する
(S31)。動き量検知回路128は、この動きベクト
ルから動き量を監視し、これがある一定量以上の場合
(S32)、S29に進み、スイッチ114をそのまま
に維持したカラー画像の動画伝送を継続し、動き量が一
定値未満の場合(S32)、スイッチ114をa接点に
切り換えて(S33)、S23に進み、モノクロ画像の
動画像伝送に切り換える。
【0059】画面間に一定以上の動きがあるときには、
何らかの異常が発生したと推測される。このような観点
から、本実施例では、画面間の動き量を監視し、動きが
無い又は少ない場合には、モノクロ画像の動画伝送と
し、一定以上の動きがあるときにはカラー画像の動画伝
送とすることで、必要なときに十分な情報が得られるよ
うにしている。本実施例では、画像の動きから異常の有
無を判断したが、音声(マイク118の出力等)により
異常の有無を判別してもよく、更には、音声と画像の両
方で異常の有無を判別してもよい。
【0060】本実施例では、通常時と異常時でモノクロ
画像とカラー画像というように、伝送画像の情報量を切
り換えたが、画像圧縮の圧縮比を切り換えるようにして
もよい。図13は、その実施例の画像送信側装置の概略
構成ブロック図を示す。図9と同じ構成要素には同じ符
号を付してある。172は、映像符号化回路116と同
様に画像を圧縮するが、その画像圧縮比を外部から制御
自在な映像符号化回路、174は映像符号化回路172
から出力される動きベクトルから、動き量検知回路12
8と同様に動き量を検知し、一定異常の動き量に対して
所定の動き検知信号を出力する動き量検知回路である。
176は全体を制御するシステム制御回路であるが、シ
ステム制御回路122の機能に加えて、動き量検知回路
174の出力に従い映像符号化回路172の圧縮比を制
御する機能を具備する。
【0061】図14は、映像符号化回路172の内部回
路の構成ブロック図を示す。基本的な回路構成は、図1
0と全く同じであるが、DCTにおける周波数係数の出
力次数を変更自在とし、システム制御回路176からの
制御信号により動き量に応じて変更するようにしてい
る。即ち、178はスイッチ154から供給される映像
信号を離散コサイン変換するDCT回路、180は、逆
量子化回路160の出力を逆離散コサイン変換する逆D
CT回路であり、これらは、システム制御回路176か
らの圧縮比制御信号により、圧縮比を制御される。
【0062】システム制御回路176は、初期的には、
DCT回路178の出力次数を小さくして映像符号化回
路172における圧縮比を大きく設定する。この状態で
画像伝送している間に、動き量検知回路174が所定値
以上の動きを検出すると、システム制御回路176は動
き検知回路174の出力に従い、DCT回路178の出
力次数を大きくして映像符号化回路172における圧縮
比を小さくする。そして、一定値以上の動きが検出され
ている間、システム制御回路176は、映像符号化回路
172の圧縮比を低く維持する。
【0063】図14では、DCTの出力次数により圧縮
比を調節したが、映像圧縮のその他の因子、例えば、フ
レーム内符号化/フレーム間符号化若しくは量子化特性
により圧縮比を変更したり、又はこれとDCTの出力次
数の変更とを併用してもよい。
【0064】このようにして、本実施例では、画像の動
き量が少ないときには、伝送データ量を少なくし、画像
の動き量が多いときには、何らかの異常が発生している
可能性があるので、圧縮比を小さくして、より高精細名
画像を伝送する。これにより、画像受信側装置で記録媒
体に記録している場合でも、記録媒体を節約し、効果的
に利用できる。
【0065】異常時には通常画サイズ又は解像度で撮影
画像を伝送し、通常時には、通常画サイズより小さい又
は通常の解像度より低い解像度で撮影画像を伝送するよ
うにしてもよい。図15は、本発明の更に別の実施例の
概略構成ブロック図であり、この実施例では、映像入力
装置による撮影画像を、通常時には、通常画サイズより
小さい画サイズで伝送し、異常発生時には、通常画サイ
ズで伝送する。
【0066】210は、監視対象範囲を撮影する映像入
力装置、212は映像入力装置210の出力をディジタ
ル信号に変換するA/D変換器、214はA/D変換器
212の出力を一時記憶するデュアルポート・メモリ、
216はデュアルポート・メモリ214から読み出され
たデータをアナログ信号に変換するD/A変換器、21
8はA/D変換器212及びD/A変換器216に所定
のクロックを供給するクロック発生回路、220はデュ
アルポート・メモリ214の書込み及び読出しを制御す
るメモリ制御回路である。
【0067】222はD/A変換器216の出力を符号
化する映像符号化回路であり、その内部構成は、映像符
号化回路116と全く同じである。224は映像符号化
回路222から出力される動きベクトルに従い画像の動
き量を監視する動き量検知回路、226は、全体を制御
するシステム制御回路である。メモリ制御回路220に
は、映像入力装置210から同期信号が入力し、動き量
検知回路224から画サイズの縮小出力のオン/オフの
制御信号が入力する。
【0068】図15のその他の要素は、図9に示す要素
と同じであり、同じ符号を付してある。
【0069】図15の動作を説明する。システム制御回
路226は、網制御信号発生回路126により受信側監
視装置との間に回線を設定する。次に、初期状態として
メモリ制御回路220は、動き量検知回路224からの
信号により、デュアルポート・メモリ214からD/A
変換器216に、縮小された画サイズの画像データが出
力されるようにする。また、システム制御回路226
は、端末制御信号発生回路124に画サイズ制御信号を
伝送符号化回路130に出力させる。
【0070】映像入力装置210による撮影画像の映像
信号は、A/D変換器212によりディジタル信号に変
換された後、デュアルポート・メモリ214に順次書き
込まれる。メモリ制御回路220は、デュアルポート・
メモリ214に記憶される画像データを所定の縮小画サ
イズになるように読み出す。読み出された画像データは
D/A変換器216によりアナログ信号に変換され、映
像符号化回路222に入力される。
【0071】映像符号化回路222は、D/A変換器2
16からの映像信号を圧縮し、伝送符号化回路130に
符号化画像データを出力する。伝送符号化回路130
は、この符号化画像データを音声符号化回路120から
の音声データ、及び端末制御信号発生回路124からの
制御信号ととも多重化し、回線網を介して受信側監視装
置に伝送する。
【0072】動き量検知回路224は、映像符号化回路
222から出力される動きベクトルを監視し、動き量が
ある一定量未満の場合、縮小画サイズの画像伝送を継続
するが、ある一定値以上の動き量が検知された場合、メ
モリ制御回路220に制御信号を出力し、メモリ制御回
路220はこれに応じて、デュアルポート・メモリ21
4からの読出しを、縮小画サイズから通常画サイズに切
り換える。また、システム制御回路226は、動き量検
知回路224からの動き検知信号に応じて、端末制御信
号発生回路124に通常画サイズのサイズ制御信号を伝
送符号化回路130に出力させる。
【0073】このようにして、画像の動きが少ない場合
は、監視している場所の変化が少なく異常が発生してい
ないとみなして画サイズの小さい、データ量の少ない動
画像伝送を行い、動き量が多い場合は、異常が発生した
とみなして通常の画サイズで動画画像伝送を行う。これ
により、画像受信側装置で記録媒体に記録している場合
でも、記録媒体を節約し、効果的に利用できる。異常発
生を検知する方法として、赤外線センサやドアスイッチ
などを使用してもよいことは勿論である。
【0074】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、通常時には静止画伝送を行ない、
異常時に動画伝送を行ないことにより、回線の使用時間
を短縮し、回線コストを抑えることができる。また、複
数の送信側遠隔監視装置と回線交換する構成では、少数
の回線、例えば1回線で複数の地点を監視でき、回線の
使用時間及び回線コストを更に削減できる。
【0075】本発明によればまた、監視のための撮影画
像の伝送情報量を変更する画像変換手段を設け、通常時
には少ない伝送情報量で画像を伝送し、異常時にはより
多い伝送情報量で画像を伝送することにより、必要な時
に、より多くの情報を得ることができる。また、画像受
信側での記録媒体の使用量を少なくし、使用効率を改善
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来例の概略構成ブロック図である。
【図2】 本発明の第1実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図3】 図2の映像符号化回路32の概略構成ブロッ
ク図である。
【図4】 図2に示す実施例の動作フローチャートの一
部である。
【図5】 図2に示す実施例の動作フローチャートの一
部である。
【図6】 複数の送信側装置を回線接続した構成の概略
構成ブロック図である。
【図7】 図6に示す送信側監視装置80の概略構成ブ
ロック図である。
【図8】 図6に示す実施例における送受信シーケンス
の一例である。
【図9】 本発明の別の実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図10】 映像符号化回路116の回路構成ブロック
図である。
【図11】 図9に示す実施例の動作フローチャートの
一部である。
【図12】 図9に示す実施例の動作フローチャートの
一部である。
【図13】 本発明の更に別の実施例の概略構成ブロッ
ク図である。
【図14】 映像符号化回路172の回路構成ブロック
図である。
【図15】 本発明の更に別の実施例の概略構成ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10:映像入力装置 12:映像符号化回路 14:マ
イク 16:音声符号化回路 18:システム制御回路
20:端末御信号発生回路 22:網制御信号発生回
路 24:伝送符号化回路 30:映像入力装置 3
2:映像符号化回路34:マイク 36:音声符号化回
路 38:システム制御回路 40:端末御信号発生回
路 42:網制御信号発生回路 44:動き量検知回路
46:伝送符号化回路 50:フレーム内/間制御回
路 52:減算器 54:スイッチ56:DCT回路
58:量子化回路 60:逆量子化回路 62:逆DC
T回路 64:加算器 66:動き補償予測回路 6
8:ループ・フィルタ 70:有効/無効判別回路 8
0(80−1,80−2,80−3,80−4):送信
側監視装置 82:映像入力装置 84:マイク 8
6:受信側監視装置(主装置) 88:回線網 90:
映像符号化回路 92:音声符号化回路 94:システ
ム制御回路 96:端末制御信号発生回路 98:網制
御信号発生回路100:音量検知回路 102:伝送符
号化回路 110:映像入力装置 112:Y/C分離
回路 114:スイッチ 116:映像符号化回路 1
18:マイク 120:音声符号化回路 122:シス
テム制御回路 124:端末御信号発生回路 126:
網制御信号発生回路 128:動き量検知回路 13
0:伝送符号化回路 150:フレーム内/間制御回路
152:減算器 154:スイッチ 156:DCT
回路 158:量子化回路 160:逆量子化回路16
2:逆DCT回路 164:加算器 166:動き補償
予測回路 168:ループ・フィルタ 169:スイッ
チ 170:有効/無効判別回路 172:映像符号化
回路 174:動き量検知回路 176:システム制御
回路 178:DCT回路 180:逆DCT回路 2
10:映像入力装置 212:A/D変換器 214:
デュアルポート・メモリ 216:D/A変換器 21
8:クロック発生回路 220:メモリ制御回路 22
2:映像符号化回路 224:動き量検知回路 22
6:システム制御回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象領域を撮影する画像入力手段
    と、当該監視対象領域で所定の異常の発生を検出する異
    常検知手段と、当該異常検知手段の出力に応じて、通常
    は、当該画像入力手段による撮影画像を静止画として画
    像圧縮し、当該異常検知手段による異常検知時には、当
    該画像入力手段による撮影画像を動画として画像圧縮す
    る画像圧縮手段と、当該画像圧縮手段による圧縮データ
    を伝送する伝送手段とからなることを特徴とする遠隔監
    視装置。
  2. 【請求項2】 上記伝送手段が、通常時はある一定期間
    ごとに回線を接続して静止画像の圧縮データを伝送し、
    上記異常検知手段による異常検知時には、回線を接続状
    態に維持して、動画像の圧縮データを連続的に伝送する
    請求項1に記載の遠隔監視装置。
  3. 【請求項3】 1台の主装置と、当該主装置に回線接続
    する少なくとも1台の画像送信装置からなる遠隔監視装
    置であって、 各画像送信装置が、通常時は、撮影画像を静止画として
    間欠的に当該主装置に送信し、担当する監視対象領域で
    の所定の異常発生時には撮影画像を動画として当該主装
    置に送信すること、及び、 当該主装置が、通常時では、各画像送信装置に順番に回
    線接続して静止画を受信するが、各画像送信装置からの
    動画伝送を検出すると、動画を出力する画像送信装置と
    の回線接続を維持することを特徴とする遠隔監視装置。
  4. 【請求項4】 画像対象領域の画像を回線網を介して遠
    隔地へ伝送する遠隔監視装置であって、監視対象領域を
    撮影する画像入力手段と、当該画像入力手段による撮影
    画像を変換して、第1の情報量及び当該第1の情報量よ
    り多い第2の情報量の何れか一方に変換する画像変換手
    段と、当該画像変換手段の出力画像を当該回線網を介し
    て伝送する伝送手段と、監視対象領域の状態を検知する
    状態検知手段と、当該状態検知手段の検知出力に従い当
    該画像変換手段を制御する制御手段とを具備し、監視対
    象領域の第1の状態に対して、当該画像入力手段による
    撮影画像を当該画像変換手段により当該第1の情報量に
    変換して画像伝送し、監視対象領域の第2の状態に対し
    て、当該画像入力手段による撮影画像を当該画像変換手
    段により当該第2の情報量に変換して画像伝送すること
    を特徴とする遠隔監視装置。
  5. 【請求項5】 前記監視対象領域の第1の状態が通常状
    態であり、前記監視対象領域の第2の状態が異常状態で
    ある請求項4に記載の遠隔監視装置。
  6. 【請求項6】 上記画像変換手段が、撮影画像を白黒画
    像として圧縮する第1の圧縮手段と、撮影画像をカラー
    画像として圧縮する第2の圧縮手段とからなる請求項4
    に記載の遠隔監視装置。
  7. 【請求項7】 上記画像変換手段が、撮影画像を上記第
    1の情報量に圧縮する第1の圧縮手段と、撮影画像を第
    2の情報量に圧縮する第2の圧縮手段とからなる請求項
    4に記載の遠隔監視装置。
  8. 【請求項8】 上記画像変換手段が、撮影画像を上記第
    1の情報量に対応する第1の画サイズ及び上記第2の情
    報量に対応する第2の画サイズの何れか一方に変換する
    画サイズ変換手段を具備する請求項4に記載の遠隔監視
    装置。
  9. 【請求項9】 上記第1の圧縮手段が2値画像の圧縮手
    段であり、上記第2の圧縮手段が多値画像の圧縮手段で
    ある請求項7に記載の遠隔監視装置。
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