JPH07298231A - 多地点動画像通信システム、その制御装置及び動画像通信端末 - Google Patents

多地点動画像通信システム、その制御装置及び動画像通信端末

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JPH07298231A
JPH07298231A JP6089306A JP8930694A JPH07298231A JP H07298231 A JPH07298231 A JP H07298231A JP 6089306 A JP6089306 A JP 6089306A JP 8930694 A JP8930694 A JP 8930694A JP H07298231 A JPH07298231 A JP H07298231A
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JP
Japan
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image
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screen
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Withdrawn
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JP6089306A
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Inventor
Hiroki Horikoshi
宏樹 堀越
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規参加端末が参加直後から受信画像を正し
く復元できるようにする。 【構成】 多地点接続制御装置に途中参加端末検出装置
142を設ける。画像選択合成回路130は、参加端末
からの画像情報を回路132〜136により復号化、合
成及び符号化し、又はその1つを選択回路138で選択
し、選択回路140が回路136,138の出力を選択
する。選択回路140の出力は多重化回路126と回線
インターフェース110〜116を介して参加端末に送
信される。途中参加が検出されると、制御装置144
は、特定の端末の送出画像を他の端末に送信している場
合にはその特定の端末に画面更新要求信号を送出し、全
端末の送出画像の合成画像を参加端末に送信している場
合には、画面更新要求信号を符号化回路136に印加
し、フレーム内符号化方式で合成画像を符号化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3以上の多地点間で動
画像通信する多地点動画像通信システムと、その制御装
置及び動画像通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像圧縮符号化技術の発達とディ
ジタル通信回線の普及はめざましく、テレビ電話又はテ
レビ会議のための、音響映像サービス用のサービス規定
やプロトコル規定並びにマルチメディア多重化フレーム
構成規定などが勧告などとして整備され、これに伴い、
TV電話装置、TV会議システム及び遠隔監視システム
などをはじめとする様々な音響映像端末装置又は通信シ
ステムが提案されている。なかでも、3以上の多地点の
端末を接続してTV会議又はビデオ会議を行なう多地点
TV会議システムが注目を浴びている。
【0003】多地点TV会議システムとしては、多地点
制御装置に複数(地点)のTV会議端末を接続する構成
と、複数のTV会議端末をリング状に接続して各端末が
画像情報と音声情報を含む種々の情報を周回させる構成
が知られている。
【0004】周知の通り、TV画像情報を直接ディジタ
ル伝送するには、数百Mbpsの伝送速度が必要となる
ので、通常は、圧縮符号化して伝送する。そのための様
々な圧縮符号化方式が提案されている。
【0005】代表的な動画像圧縮符号化方式として、参
照フレーム(予測値)との差分を符号化するフレーム間
符号化方式と、差分をとらず画素値をそのまま符号化す
るフレーム内符号化方式とがあり、これらをを選択的に
切り換えて用いるのが効果的である。動きや変化の少な
い画像は、現フレームと前フレームが非常に似ているの
で、前フレームとの差分を符号化するフレーム間符号化
方式を用いることにより、その時間的冗長度を削減でき
る。動きが著しく大きい画像やシーンチェンジの際など
は、フレーム間の相関が小さいので、フレーム内符号化
の方が効果的である。
【0006】フレーム間符号化方式では、前フレームに
基づく予測情報との差分情報(予測誤差情報)を符号化
しており、復号化側は、前フレームの復号化データを記
憶しておき、受信した予測誤差情報に対して対応する予
測情報を加算することにより画像情報を復元する。
【0007】また、上述したような多地点TV会議シス
テムには、発言者などのいる単一地点の画像を他の端末
に伝送する方式や、複数地点の画像を相互に伝送する方
式がある。また、各TV会議端末の接続形態としては、
各端末を多地点制御装置に接続する形態や、多地点制御
装置を用いずに、通信回線を介して各端末をリング状又
は鎖状に接続する形態がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような多地点TV
会議でも、通常の会議と同様に、途中退席(回線切断)
又は途中参加(回線接続)があり、これらに支障無く対
応できることが必要である。
【0009】フレーム間符号化方式とフレーム内符号化
方式を選択的に用いる画像符号化方式では、画像を送信
する側の都合でフレーム内符号化又はフレーム間符号化
の選択が決められるので、例えば、途中参加する端末が
最初に受信する画面がフレーム間符号化画面のとき、そ
の途中参加端末は、次にフレーム内符号化画面を受信す
るまでの間、きれいな画像を再生表示できないという問
題点がある。フレーム間符号化画面を再生するには、前
の画面の画像データが必要であるが、それが欠落するの
で、正しく復号化(伸長)できないからである。
【0010】本発明は、途中参加の際にも、受信画像が
迅速に再生表示されるようにした多地点動画像通信シス
テムと、その制御装置及び動画像通信端末を提示するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、新規端末検
出手段が、新規に参加する動画像通信端末の接続を検出
し、画面更新要求発生手段が、新規端末検出手段の検出
出力に従い、少なくとも当該新規に参加する動画像通信
端末が受信すべき画像の画面更新を要求する画面更新要
求信号を発生する。そして、画面更新処理手段が、当該
画面更新要求信号に応じて、少なくとも当該新規に参加
する動画像通信端末に送信される画像を所定画面数だけ
画面更新する。即ち、画面内の画素データのみで画像を
復元できる圧縮方式で画像を圧縮する。
【0012】好ましくは、上記複数の動画像通信端末間
の動画像通信を制御する制御装置を具備し、この制御装
置に、新規端末検出手段及び画面更新要求発生手段を設
け、更に、画面更新要求信号を送出する画面更新要求送
出手段を設ける。上記画面更新処理手段を複数の動画像
通信端末のそれぞれに設ける。
【0013】又は、制御装置に、新規端末検出手段、画
面更新要求発生手段及び画面更新処理手段を設ける。
【0014】
【作用】上記手段により、通信中に新規端末が加わった
場合に、その新規端末に送信されるべき画像は、画面更
新されて送信される、即ち、画面内の画素データのみで
復元できる符号化方式で符号化されて、少なくともその
新規端末に送信される。従って、新規端末は、参加直後
から、受信画像を正しく復元できる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例である多地点T
V会議システムのシステム構成の概略ブロック図を示
す。ここでは、端末(地点)数を4とする場合を示す。
図1において、それぞれ同じ構成のTV会議端末10
0,102,104,106が、多地点制御装置108
とISDNなどに代表されるディジタル通信網を介して
接続する。多地点制御装置108は、詳細は後述する
が、各端末100〜106の回線接続等を制御するだけ
でなく、各端末100〜106の出力する音声画像情報
を必要に応じて選択及び合成して、各端末100〜10
6に供給する。
【0017】TV会議端末100〜106の概略構成ブ
ロック図を図2に示す。図2において、10は会議参加
者を撮影するカメラ、12は図面などの会議資料を撮影
する書画カメラ、14はカメラ10,12の出力を選択
し、所定の内部形式に変換する画像入力インターフェー
ス、16は画像表示するモニタ、18はモニタ16に画
像信号を供給する画像出力インターフェースである。
【0018】モニタ16としては、単独の画像表示装置
でも複数の画像表示装置でもよく、更には、単独の画像
表示装置でもウインドウ表示システムにより複数の画像
を別々のウインドウに表示できるものであってもよい。
【0019】20はカメラ10,12による入力画像及
び受信画像を選択及び合成して画像出力インターフェー
ス18に供給する選択合成回路、22は、送信すべき画
像信号を符号化する画像符号化回路22aと、受信した
符号化画像信号を復号化する画像復号化回路22bから
なる画像符号化復号化回路である。
【0020】24はマイク及びスピーカからなるハンド
セット、26はマイク、28はスピーカ、30はハンド
セット24、マイク26及びスピーカ28に対する音声
入出力インターフェースである。音声入出力インターフ
ェース30は、ハンドセット24、マイク26及びスピ
ーカ28の音声入出力を切り換えるだけでなく、エコー
・キャンセル処理、並びに、ダイヤルトーン、呼出音、
ビジー・トーン及び着信音などのトーンの生成処理を行
なう。32は、送信すべき音声信号を符号化する音声符
号化回路32aと、受信した符号化音声信号を復号化す
る音声復号化回路32bからなる音声符号化復号化回路
である。
【0021】34は通信回線(例えば、ISDN回線)
の回線インターフェース、36は、画像符号化回路22
a及び音声符号化回路32aからの送信すべき符号化情
報を多重化して回線インターフェース34に供給すると
共に、回線インターフェース34から供給される受信情
報から符号化画像情報と符号化音声情報を分離し、それ
ぞれ画像復号化回路22b及び音声復号化回路32bに
供給する分離多重化回路である。
【0022】38は全体、特に画像入力インターフェー
ス14、画像出力インターフェース18、選択合成回路
20、画像符号化復号化回路22、音声入出力インター
フェース30、音声符号化復号化回路32及び分離多重
化回路36を制御するシステム制御回路、39はシステ
ム制御回路38に使用者が所定の指示を入力するための
操作装置(例えば、テン・キーやキーボード等)であ
る。
【0023】図2における画像信号及び音声信号の流れ
を簡単に説明する。カメラ10及び書画カメラ12によ
る入力画像は画像入力インターフェース14により選択
され、その一方が選択合成回路20に入力する。選択合
成回路20は通常、カメラ10,12による入力画像を
そのまま画像符号化復号回路22の符号化回路22aに
出力する。画像符号化回路22aは、詳細は後述する
が、システム制御回路38からの制御信号及び内部決定
に従う符号化モードで入力画像信号を符号化し、分離多
重化回路36に出力する。
【0024】他方、ハンドセット24のマイク又はマイ
ク26による入力音声信号は音声入出力インターフェー
ス30を介して音声符号化復号化回路32の音声符号化
回路32aに入力し、符号化されて分離多重化回路36
に印加される。
【0025】分離多重化回路36は、符号化回路22
a,32aからの符号化信号を多重化し、回線インター
フェース34に出力する。回線インターフェース34は
分離多重化回路36からの信号を、接続する通信回線に
出力する。
【0026】通信回線から受信した信号は回線インター
フェース34から分離多重化回路36に供給される。分
離多重化回路36は、受信信号から符号化画像信号と符
号化音声信号を分離し、それぞれ画像復号化回路22b
及び音声復号化回路32bに印加する。画像復号化回路
22bは、分離多重化回路36からの符号化画像信号を
復号し、選択合成回路20に印加する。
【0027】選択合成回路20はシステム制御回路38
からの制御信号に従い、画像入力インターフェース14
からの入力画像と、画像復号化回路22bからの受信画
像を選択合成し、画像出力インターフェース18に出力
する。選択合成回路20は、合成処理として例えば、ピ
クチャー・イン・ピクチャーやウインドウ表示システム
における対応ウインドウへのはめ込みなどを行なう。画
像モニタ16は画像出力インターフェース18からの画
像信号を画像表示する。これにより、入力画像及び/又
は受信画像がモニタ16の画面に表示される。
【0028】音声符号化回路32bにより復号された受
信音声信号は音声入出力インターフェース30を介して
ハンドセット24のスピーカ及び/又はスピーカ28に
印加される。これにより、通信相手からの音声を聞くこ
とができる。
【0029】なお、画像及び音声以外のコマンドなどで
通信相手に送信するものは、システム制御回路38から
分離多重化回路36に直接供給され、多地点制御装置1
08を介した他の端末からのコマンド、又は多地点制御
装置108からのコマンドは分離多重化回路36からシ
ステム制御回路38に直接供給される。
【0030】画像符号化回路22aの概略構成ブロック
図を図3に示す。図3において、40は選択合成回路2
0からの画素データが入力する入力端子、42は、入力
端子40からの画素値と当該画素値の予測誤差との間の
エネルギー比較結果及び外部制御信号に従い、フレーム
内符号化(INTRA)モード又はフレーム間符号化
(INTER)モードを選択する符号化モード選択回路
である。符号化モード選択回路42は、INTRAモー
ドでは入力端子40からの画素値をそのまま出力し、I
NTERモードでは、マクロブロック単位で予測値(前
フレーム)との差分(予測誤差)を出力する。
【0031】44は、符号化モード選択回路42の出力
を離散コサイン変換し、そのDCT係数データを、指定
された量子化ステップ・サイズで量子化し、更に、可変
長符号化する符号化回路、46は符号化回路44から出
力される可変長符号化出力を伝送路の伝送速度に応じて
レート調節する送信バッファ、48は送信バッファ46
の出力を分離多重化回路36に接続する出力端子であ
る。
【0032】50は符号化回路44の量子化出力を逆量
子化し、逆離散コサイン変換する復号化回路、52は、
INTERモードでは復号化回路50の出力に予測値を
加算して出力し、INTRAモードでは復号化回路50
の出力をそのまま出力する加算器である。54は、フレ
ーム間予測のためのフレーム・メモリであり、加算器5
2の出力(局部復号値)を1フレーム期間、記憶する。
56は、入力端子40からの画素データから、フレーム
・メモリ54からの画素データ(予測値)を減算する減
算器であり、その出力が予測誤差として符号化モード選
択回路42に印加される。なお、フレーム・メモリ54
の出力は、予測値として加算器52にも印加される。
【0033】58は、システム制御回路38からの符号
化に関する制御信号、及び送信バッファ46からのバッ
ファ蓄積量信号に従い、符号化モード選択回路42及び
符号化回路44を制御して、図3に示す回路での、符号
化全般を制御する。
【0034】図3の動作を説明する。入力端子40には
選択合成回路20(図1)から、例えばITU−T勧告
H.261に従う共通フォーマットであるCIF(Co
mmon Interface Format)フォー
マット又はQCIF(Quarter CIF)フォー
マットで画像データが入力する。入力端子40に入力す
る画像データは符号化モード選択回路42及び減算器5
6に印加される。
【0035】減算器56は、入力端子40からの画素デ
ータと、フレーム・メモリ54からの予測値との差分
(予測誤差)を算出し、符号化モード選択回路42に印
加する。符号化モード選択回路42は、入力端子40か
らの画素値と、減算器56からの予測誤差とをエネルギ
ー比較し、その比較結果、並びに画像符号化制御回路5
8からの制御信号に従い、符号化モードを選択する。符
号化モード選択回路42は、INTRAモードの選択時
には、入力端子40からの入力画素値をそのまま符号化
回路44に出力し、INTERモードの選択時には、減
算器68からの予測誤差を符号化回路44に出力する。
【0036】符号化回路44は、符号化モード選択回路
42からのデータをブロック単位で離散コサイン(DC
T)変換し、そのDCT係数データを画像符号化制御回
路58からの量子化特性制御信号により指定される量子
化ステップ・サイズで量子化する。符号化回路44は更
に、量子化DCT係数データをITU−T勧告H.26
1に従って可変長符号化して送信バッファ46に出力す
る。符号化回路44は量子化データを復号化回路50に
出力する。
【0037】送信バッファ46は、符号化回路44の可
変長符号化データ出力をバッファリングして出力端子4
8を介して分離多重化回路36に出力すると共に、バッ
ファ蓄積量を画像符号化制御回路58に伝達する。
【0038】復号化回路50は、符号化回路44からの
量子化DCT係数データを符号化回路44におけるのと
同じ量子化ステップ・サイズで、逆量子化し、更に、逆
離散コサイン変換する。加算器52は、INTERモー
ドでは、復号化回路50の出力に予測値(フレーム・メ
モリ54の出力)を加算し、INTRAモードでは復号
化回路50の出力をそのまま出力する。加算器52の出
力は、フレーム・メモリ54に一時記憶され、1フレー
ム期間、遅延される。
【0039】フレーム・メモリ54は、前フレームの画
素データ、即ち、前フレームの予測値を減算器56及び
加算器52に供給する。
【0040】画像符号化制御回路58は、システム制御
回路34からの制御信号(利用者設定の画質制御信号及
び書画カメラ12の選択信号など)、及び送信バッファ
46のデータ蓄積量に応じて、画像符号化の全般を制御
する。具体的には、送信バッファ46がオーバーフロー
しないように、送信バッファ46のデータ蓄積量を基
に、入力画像の変化、シーン・チェンジ及び通信者の画
質設定に応じて適応的に、符号化回路44における量子
化ステップ・サイズや符号化モード選択回路42におけ
るモード選択などを制御する。
【0041】なお、動きや変化の少ない画像は、現フレ
ームと前フレームが非常に似ているので、前フレームと
の差分を符号化するINTERモードを用いることで、
その時間冗長度を削減できる。動き補償を加味すること
で、動きのある画像も効率的に圧縮できる。他方、動き
が大きい画像やシーン・チェンジの際にはフレーム間相
関が小さいので、同一フレーム内で符号化するINTR
Aモードを用いる。
【0042】量子化特性に関しては、量子化ステップ・
サイズを小さくする程、画質は向上するが、有意データ
が増加するので、伝送ビット数の増加につながる。他
方、量子化ステップ・サイズを多くすると、伝送データ
量は減少するが、画質が劣化する。ITU−T勧告H.
261によれば、1フレーム当たりに発生するビット数
には上限があり、画質の高精細化のための量子化特性の
向上にも限界がある。画質の高精細化は伝送ビット数の
増加を意味し、そのままフレーム・レートの減少につな
がる。即ち、画質(空間解像度)と動きに対する追従性
(時間解像度)とは相反するものであり、高画質を追求
すると、必然的に動きに対する追従性が劣化する。そこ
で、送信バッファ46のデータ蓄積量を常時監視し、適
宜に効率的に量子化ステップ・サイズを設定する。ま
た、発生する符号化ビット数に応じて駒落とし(フレー
ム・スキップ)処理を行ない、フレーム・レートを調節
する。
【0043】図4は、多地点制御装置108の概略構成
ブロック図を示す。なお、図4では、画像情報、音声情
報及び制御情報以外の情報に関する機能ブロックは省略
してある。
【0044】図4において、110,112,114,
116はISDNユーザ網インタフェースにしたがって
回線の接続を制御する回線インタフェース、118,1
20,122,124は受信フレームを画像情報、音声
情報及び制御情報に分離する分離回路である。126
は、各部からの画像情報、音声情報及び制御情報を送信
フレーム単位に多重化する多重化回路である。128
は、分離回路118〜124により分離された音声情報
を合成する音声合成回路、130は、分離回路118〜
124により分離された画像情報を選択又は合成処理す
る画像選択合成回路である。
【0045】画像選択合成回路130は、分離回路11
8〜124からの各画像情報を復号化する復号化回路1
32、復号化回路132から出力される4つの復元画像
情報を合成する合成回路134、合成回路134から出
力される合成画像を符号化する符号化回路136、分離
回路118〜124から出力される4つの画像情報から
1つを選択する選択回路138、及び、符号化回路13
6の出力又は選択回路138の出力を選択するモード選
択回路140からなる。モード選択回路140の出力が
即ち、画像選択合成回路130の出力であり、多重化回
路126に供給される。
【0046】142は、回線インターフェース110〜
116の挙動を常時監視して、途中参加要求を検出する
途中参加端末検出装置である。144は、CPU、RO
M、RAM及び補助記憶装置等を備え、接続端末の状態
を含む各部の状態を監視し、装置全体の制御、多地点間
通信制御、接続端末制御及び会議進行制御などを実行す
る制御装置である。146,148,150,152
は、それぞれ、TV会議端末100,102,104,
106に接続する通信回線である。
【0047】図4の動作を説明する。各端末100〜1
06の送信データが通信回線146〜152を介して回
線インタフェース110〜116に入力し、分離回路1
18〜124により、画像データ、音声データ及び制御
データに分離される。分離された画像データは画像選択
合成回路130に供給されて、選択合成され、分離され
た音声データは音声合成回路128に供給されて合成さ
れ、分離された制御データは制御装置144に供給され
て、各部の制御に利用される。
【0048】多重化回路126は、画像選択合成回路1
30からの画像データ、音声合成回路128からの音声
データ及び制御装置144からの制御データを多重化
し、回線インターフェース110〜116に出力する。
回線インターフェース110〜116は、多重化回路1
26からの多重化データをそれぞれの通信回線146〜
152に出力する。
【0049】画像選択合成回路130の動作を説明す
る。分離回路118〜124により分離された画像デー
タは復号化回路132と選択回路138に印加される。
復号化回路132は、入力された複数の画像データを各
々復号化し、合成回路134に出力する。合成回路13
4は、復号化回路132の4つの出力を1画面に画像合
成し、符号化回路136は合成回路134からの合成画
像を制御装置144からの指示に従って圧縮符号化し、
モード選択回路140に出力する。、選択回路138
は、制御装置144の指示に基づき入力画像のうち一つ
を選択してモード選択回路140に出力する。
【0050】制御装置144は、会議の形態若しくは進
行状況、又は通信回線の伝送能力などに応じて、適応的
にモード選択回路140を制御し、選択回路138の出
力又は符号化回路136の出力を選択する。以下では、
選択回路138の出力を選択する場合を画像選択モー
ド、符号化回路134の出力を選択する場合を画像合成
モードと呼ぶ。
【0051】次に、3以上の多地点間で画像通信する際
の特有の機能および動作を説明する。
【0052】会議参加している端末100、102,1
04又は106は多地点制御装置108に接続されてお
り、回線接続等をはじめとする通信制御やTV会議全体
の制御は、基本的に多地点制御装置108により実行さ
れる。多地点制御装置108は、会議に参加している各
端末100、102,104又は106に送信情報種別
及び伝送レート等を指示し、各会議参加端末100、1
02,104又は106は、これに従い画像情報及び音
声情報の圧縮符号化処理などを実行し、多地点制御装置
108に対して圧縮符号化された画像情報及び音声情
報、並びに文書情報などを送出する。多地点制御装置3
05は、各会議参加端末100、102,104又は1
06から受信した情報を選択又は合成処理し、各会議参
加端末100、102,104又は106へと送信す
る。また、会議進行中の途中参加や途中退席なども可能
である。
【0053】次に、TV会議進行中において新規端末が
参加する場合の動作を説明する。ここでは、TV会議端
末100、TV会議端末102及びTV会議端末104
が既にTV会議に参加しており、そのTV会議に新たに
TV会議端末106が参加する場合を例に説明する。
【0054】会議開始段階では、TV会議端末100,
102,104はそれぞれ独自に、多地点制御装置10
8に発呼して、回線接続する。この状態で、各端末10
0,102,104の送信画像情報は、先に述べたとお
り、多地点制御装置108において選択又は合成され、
各端末100,102,104に送出される。各端末1
00,102,104からの音声情報は、多地点制御装
置108により合成処理され、合成音声情報として各端
末100,102,104に送出される。また各端末1
00,102,104からの制御情報は、多地点制御装
置108で必要なものは多地点制御装置108で処理さ
れ、他の端末100,102,104で必要なものは選
択合成されて、各端末100,102,104に送出さ
れる。
【0055】TV会議端末106が会議に途中参加する
場合、TV会議端末106は、多地点制御装置108に
発呼し、会議参加要求を送出する。多地点制御装置10
8は、TV会議端末106からの会議参加要求を受信す
ると、途中参加端末検出装置142がこれを検出して、
制御装置144に新規端末からの会議参加要求が受信さ
れた旨を通知する。この通知に応じて、制御装置144
は、TV会議端末106の会議参加に伴う諸処理を実行
すると共に、伝送画面更新要求信号を発生して、各端末
100〜106に送信される画像の1又は数フレームを
フレーム内符号化画像に強制する。
【0056】画面更新要求の伝達と実際の画面更新動作
を説明する。図5は、その動作フローチャートを示す。
【0057】制御装置144はまず、途中参加端末検出
装置142の検出出力に応じて画面更新要求信号を生成
する(S1)。画像選択合成回路130が選択モードで
動作しているとき(S2)、その時点選択されている画
像情報を出力している端末(送信元端末)に対して、画
面更新要求信号を送出する(S3)。この画面更新要求
信号を受信した端末は、自端末内の画像符号化制御回路
58(図3)に指示して、少なくとも1フレームの期
間、符号化モード選択回路42にフレーム内符号化処理
を選択させる(S4)。これにより、TV会議端末10
6は、通信開始時(TV会議新規参加時)に多地点制御
装置108から送られる符号化画像情報を正しく復元で
きる。
【0058】他方、多地点制御装置108の画像選択合
成回路130が複数地点(端末)の画像情報を合成して
伝送する合成モードで動作している場合(S2)、制御
装置144は、画像選択合成回路130の符号化回路1
36に画面更新要求信号を出力する。符号化回路136
はこの画面更新要求信号に応じて、合成回路136の合
成画像出力を少なくとも1フレーム期間、フレーム内符
号化する。これにより、TV会議端末106は、通信開
始時(TV会議新規参加時)に直ちに、多地点制御装置
108から送られる符号化画像情報を正しく復元でき
る。
【0059】このような制御により、TV会議端末10
0,102,104によるTV会議の進行中にTV会議
端末106が途中参加する場合に、TV会議端末106
は、少なくとも1フレーム、フレーム内符号化された画
像を受信するので、完全な復号化を開始でき、迅速に正
常なTV会議画像を得ることができる。これにより、新
規端末が会議に途中参加した場合でも、進行中の会議を
中断することなく、新規参加端末が即座に必要な画像情
報を得ることができる。
【0060】なお、上記実施例では、各TV会議端末を
多地点制御装置に接続することにより多地点TV会議シ
ステムを構築しているが、多地点制御装置を用いずに各
TV会議端末をディジタル通信回線を介してリング状
(図6参照)あるいは鎖状(図7参照)に接続し、各情
報を周回させることにより多地点TV会議を実現する構
成でも、一つの又は全ての端末が新規端末の接続の検知
に応じて画面更新要求を発生する機能を設け、画面更新
要求信号を周回させることによって、同様の作用効果を
得ることができる。
【0061】上記実施例では、多地点制御装置108が
全ての端末に同じ画像を送信しているので、新規端末が
途中参加する際にも、全ての端末への送信画像を画面更
新しているが、端末毎に異なる画像情報を伝送すること
が可能なシステムでは、新規参加端末に送信する画像の
みを画面更新してもよいことは明らかである。
【0062】上記実施例では、4地点(端末)によるT
V会議を説明したが、本発明がこれに限定されず、2地
点、3地点又は5地点以上の場合にも適用できることは
言うまでもない。
【0063】画像圧縮符号化方式としては、フレーム内
符号化方式とフレーム間符号化方式を選択的に用いる符
号化方式で説明したが、本発明は、画面更新処理を必要
とするあらゆる符号化方式を使用するシステムに利用で
きることもまた明らかである。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、動画像通信の進行中に新たな動画
像通信端末が加わった場合において、少なくとも新規参
加端末に送信すべき画像を画面更新して送信するので、
動画像通信を中断することなく、新規参加端末は迅速に
正常な画面の画像を復元でき、動画像通信に円滑に参加
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例のシステム構成の概略ブロック図で
ある。
【図2】 本実施例のTV会議端末100〜106の概
略構成ブロック図である。
【図3】 図2の画像符号化回路22aの概略構成ブロ
ック図である。
【図4】 多地点制御装置108の概略構成ブロック図
である。
【図5】 途中参加に対する画面更新処理の動作フロー
チャートである。
【図6】 動画像通信端末のリング状接続を示す概略図
である。
【図7】 動画像通信端末の鎖状接続を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
10:カメラ 12:書画カメラ 14:画像入力イン
ターフェース 16:モニタ 18:画像出力インター
フェース 20:選択合成回路 22:画像符号化復号
化回路 22a:画像符号化回路 22b:画像復号化
回路 24:ハンドセット 26:マイク 28:スピ
ーカ 30:音声入出力インターフェース 32:音声符号化復号化回路 32a:音声符号化回路
32b:音声復号化回路 34:回線インターフェー
ス 36:分離多重化回路 38:システム制御回路
39:操作装置 40:入力端子 42:符号化モード選択回路 44:
符号化回路 46:送信バッファ 48:出力端子 5
0:復号化回路 52:加算器 54:フレーム・メモ
リ 56:減算器 58:画像符号化制御回路 100,102,104,106:TV会議端末 10
8:多地点制御装置 110,112,114,116:回線インタフェース
118,120,122,124:分離回路 12
6:多重化回路 128:音声合成回路 130:画像
選択合成回路 132:復号化回路 134:合成回路
136:符号化回路 138:選択回路 140:モ
ード選択回路 142:途中参加端末検出装置 14
4:制御装置 146,148,150,152:通信
回線

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の動画像通信端末が通信回線を介し
    て相互に動画像を通信する多地点間動画像通信システム
    であって、新規に参加する動画像通信端末の接続を検出
    する新規端末検出手段と、当該新規端末検出手段の検出
    出力に従い、少なくとも当該新規に参加する動画像通信
    端末が受信すべき画像の画面更新を要求する画面更新要
    求信号を発生する画面更新要求発生手段と、当該画面更
    新要求信号に応じて、少なくとも当該新規に参加する動
    画像通信端末に送信される画像を所定画面数だけ画面更
    新する画面更新処理手段とを設けたことを特徴とする多
    地点動画像通信システム。
  2. 【請求項2】 上記複数の動画像通信端末間の動画像通
    信を制御する制御装置を具備する請求項1に記載の多地
    点動画像通信システム。
  3. 【請求項3】 上記制御装置が、上記新規端末検出手段
    及び上記画面更新要求発生手段を具備すると共に、上記
    画面更新要求信号を送出する画面更新要求送出手段を具
    備し、当該複数の動画像通信端末のそれぞれが、上記画
    面更新処理手段を具備する請求項2に記載の多地点動画
    像通信システム。
  4. 【請求項4】 上記制御装置が、上記新規端末検出手
    段、上記画面更新要求発生手段及び上記画面更新処理手
    段を具備する請求項2又は3に記載の多地点動画像通信
    システム。
  5. 【請求項5】 上記制御装置が、上記複数の動画像通信
    端末からの符号化動画像情報を受信する符号化画像受信
    手段と、当該符号化画像受信手段から出力される複数の
    受信符号化動画像情報のそれぞれを復号化する復号化手
    段と、当該復号化手段から出力される複数の復号化画像
    を選択合成して一画面の画像を出力する画面選択合成手
    段と、当該画面選択合成手段から出力される選択合成画
    像を圧縮符号化する選択合成画像符号化手段と、上記画
    面更新要求信号に応じて当該選択合成画像符号化手段に
    更新画面の符号化を指示する符号化制御手段と、当該選
    択合成画像符号化手段の出力を当該複数の動画像通信端
    末装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする
    請求項2、3又は4に記載の多地点動画像通信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 上記制御装置が、当該複数の動画像通信
    端末からの符号化動画像情報を受信する符号化画像受信
    手段と、当該符号化画像受信手段から出力される複数の
    受信符号化動画像情報のそれぞれを復号化する復号化手
    段と、当該符号化画像受信手段から出力される複数の受
    信符号化動画像情報から1つの受信符号化動画像情報を
    選択する第1の選択手段と、当該復号化手段から出力さ
    れる複当該復号化手段から出力される複数の復号化画像
    を合成して一画面の画像を出力する合成手段と、当該合
    成手段から出力される合成画像を圧縮符号化する合成画
    像符号化手段と、当該合成画像符号化手段の出力及び当
    該第1の選択手段の出力の何れか一方を選択する第2の
    選択手段と、当該合成手段による合成画像を、新規に参
    加する動画像端末装置に送信している場合に、当該画面
    更新要求信号に応じて当該合成画像符号化手段に画面更
    新の符号化を指示する符号化制御手段と、当該第2の選
    択手段の出力を当該複数の動画像通信端末装置に送信す
    る送信手段とを具備し、当該第2の選択手段で当該第1
    の選択手段の出力を選択している場合に、当該画面更新
    要求信号を、当該第1の選択手段で選択した受信符号化
    動画像情報を送信する動画像端末装置に向けて送出する
    ことを特徴とする請求項2、3又は4に記載の多地点動
    画像通信システム。
  7. 【請求項7】 上記制御装置が上記動画像通信端末でも
    ある請求項1乃至6の何れか1項に記載の多地点動画像
    通信システム。
  8. 【請求項8】 上記複数の動画像通信端末の1つ以上
    が、上記新規端末検出手段、上記画面更新要求発生手段
    及び上記画面更新処理手段を具備する請求項1に記載の
    多地点動画像通信システム。
  9. 【請求項9】 上記複数の動画像通信端末は、上記通信
    回線にリング状に接続される請求項8に記載の多地点動
    画像通信システム。
  10. 【請求項10】 上記通信回線が構成するループを上記
    動画像通信端末の上記新規端末検出手段の検出出力が周
    回する請求項9に記載の多地点動画像通信システム。
  11. 【請求項11】 上記複数の動画像通信端末は、上記通
    信回線に鎖状に接続する請求項8に記載の多地点動画像
    通信システム。
  12. 【請求項12】 上記通信回線が構成する鎖上を上記動
    画像通信端末の上記新規端末検出手段の検出出力が周回
    する請求項11に記載の多地点動画像通信システム。
  13. 【請求項13】 複数の動画像通信端末が通信回線を介
    して相互に動画像を通信する多地点間動画像通信システ
    ムにおける動画像通信を制御する制御装置であって、新
    規に参加する動画像通信端末の接続を検出する新規端末
    検出手段と、当該新規端末検出手段の検出出力に従い、
    少なくとも当該新規に参加する動画像通信端末が受信す
    べき画像の画面更新を要求する画面更新要求信号を発生
    する画面更新要求発生手段と、当該画面更新要求信号に
    応じて、少なくとも当該新規に参加する動画像通信端末
    に送信される画像を所定画面数だけ画面更新する画面更
    新処理手段とを具備することを特徴とする制御装置。
  14. 【請求項14】 更に、上記複数の動画像通信端末装置
    からの符号化動画像情報を受信する符号化画像受信手段
    と、当該符号化画像受信手段から出力される複数の受信
    符号化動画像情報のそれぞれを復号化する復号化手段
    と、当該復号化手段から出力される複数の復号化画像を
    選択合成して一画面の画像を上記画面更新処理手段に出
    力する画面選択合成手段と、当該画面更新処理手段の出
    力を当該複数の動画像通信端末装置に送信する送信手段
    を具備し、当該画面更新処理手段が、当該画面選択合成
    手段から出力される選択合成画像を圧縮符号化する選択
    合成画像符号化手段と、上記画面更新要求信号に応じて
    当該選択合成画像符号化手段に画面更新の符号化を指示
    する符号化制御手段とを具備する請求項13に記載の制
    御装置。
  15. 【請求項15】 更に、上記複数の動画像通信端末装置
    からの符号化動画像情報を受信する符号化画像受信手段
    と、当該符号化画像受信手段から出力される複数の受信
    符号化動画像情報のそれぞれを復号化する復号化手段
    と、当該符号化画像受信手段から出力される複数の受信
    符号化動画像情報から1つの受信符号化動画像情報を選
    択する第1の選択手段と、当該復号化手段から出力され
    る複当該復号化手段から出力される複数の復号化画像を
    合成して一画面の画像を上記画面更新処理手段に出力す
    る合成手段と、当該画面更新処理手段の出力及び当該第
    1の選択手段の出力の何れか一方を選択する第2の選択
    手段と、当該第2の選択手段の出力を当該複数の動画像
    通信端末に送信する送信手段とを具備し、当該画面更新
    処理手段が、当該合成手段から出力される合成画像を圧
    縮符号化する合成画像符号化手段と、当該合成手段によ
    る合成画像を、新規に参加する動画像端末装置に送信し
    ている場合に、当該画面更新要求信号に応じて当該合成
    画像符号化手段に画面更新の符号化を指示する符号化制
    御手段とからなる請求項13に記載の制御装置。
  16. 【請求項16】 複数の動画像通信端末が通信回線を介
    して相互に動画像を通信する多地点間動画像通信システ
    ムにおける動画像通信を制御する制御装置であって、新
    規に参加する動画像通信端末の接続を検出する新規端末
    検出手段と、当該新規端末検出手段の検出出力に従い、
    少なくとも当該新規に参加する動画像通信端末が受信す
    べき画像の画面更新を要求する画面更新要求信号を発生
    する画面更新要求発生手段と、少なくとも当該新規に参
    加する動画像通信端末に送信される画像を送出する動画
    像通信端末に、当該画面更新要求信号を送出する画面更
    新要求送出手段とを具備することを特徴とする制御装
    置。
  17. 【請求項17】 通信回線を介して多地点間で相互に動
    画像を通信する多地点間動画像通信システムの動画像通
    信端末であって、画面更新要求信号に従い、送信すべき
    画像を、所定画面数だけ画面内の画素情報で画像を復元
    できる符号化方式で符号化する符号化手段と、当該符号
    化手段の出力を通信回線に送出する送出手段とを具備す
    ることを特徴とする動画像通信端末。
JP6089306A 1994-04-27 1994-04-27 多地点動画像通信システム、その制御装置及び動画像通信端末 Withdrawn JPH07298231A (ja)

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JP2013042492A (ja) * 2011-08-11 2013-02-28 Polycom Inc 常駐表示式ビデオ会議においてビデオストリームを切替える方法およびシステム

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