JP3338460B2 - 映像信号符号化装置及び映像信号符号化方法 - Google Patents

映像信号符号化装置及び映像信号符号化方法

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JP3338460B2
JP3338460B2 JP13211491A JP13211491A JP3338460B2 JP 3338460 B2 JP3338460 B2 JP 3338460B2 JP 13211491 A JP13211491 A JP 13211491A JP 13211491 A JP13211491 A JP 13211491A JP 3338460 B2 JP3338460 B2 JP 3338460B2
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    • H04N19/61Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding in combination with predictive coding

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号を圧縮して伝
送するための映像信号符号化装置及び映像信号符号化方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭63−1183号公報にお
いて、テレビ電話システム、会議電話システム等で、動
画映像でなる映像信号をフレーム内符号化データ又はフ
レーム間符号化データに高能率符号化することにより、
伝送容量に比較的厳しい制限がある伝送路を通じて動画
映像信号を伝送する映像信号伝送システムが提案されて
いる。この映像伝送システムは、例えば図5(a)に示
すように時刻t=t1,t2,t3・・・・において動
画を構成する各画像PC1,PC2,PC3・・・・を
伝送しようとする場合、映像信号が時間の経過に従って
自己相関が大きい特徴がある点を利用して、伝送処理す
べき画像データを圧縮処理することにより伝送効率を高
めるような処理をするものである。上記画像データの圧
縮処理としては、同一フレーム内における画素データ間
の自己相関を利用して上記図5(a)に示す各画像PC
1,PC2,PC3・・・・のそれぞれのフレーム内に
おける各画素データを所定の基準値と比較して差分を求
めることにより圧縮した画像データを伝送するフレーム
内符号化処理と、同図(a)に示す画像PC1及びPC
2、PC2及びPC3・・・・等のように、順次隣合う
画像間の画素データの差分でなる同図(b)に示す画像
データPC12、PC23・・・・を求め、これを時刻
t=t1における初期画像PC1についてフレーム内符
号化処理された画像データとともに伝送するフレーム間
符号化処理とがある。
【0003】このような映像信号の符号化処理は、例え
ば図6に示すような構成の画像データ発生装置100に
おいて実行される。この図6において、入力映像信号V
Dは前処理回路101に供給される。上記前処理回路1
01は、供給される入力映像信号VDに、例えば片フィ
ールド落とし処理及び片フィールドライン間引き処理等
の前処理を施し、これをA/D変換器102に供給す
る。上記A/D変換器102からは、輝度信号及びクロ
マ信号を16画素(水平方向に)×16画素(垂直方向
に)分のデータでなる伝送単位ブロック(これをマクロ
ブロックと呼ぶ)データS120が出力される。上記マ
クロブロックデータS120は、動き検出回路103及
びループフィルタ104からなる動き検出部105を介
して画像データ符号化回路106に供給される。
【0004】ここで、動画像のうち、時間軸方向への相
関が高いものは各フレーム間の差分を符号化するほうが
効率がよい。しかし、シーンチェンジや動きの激しい画
像の場合、各フレーム間の相関が低下し差分より原画像
そのものを符号化するほうが圧縮効率が上がる。このた
め、上記動き検出部105は、上記マクロブロックデー
タとして供給される現フレームのデータと、後に説明す
るフレームメモリ116から上記ループフィルタ104
を介して供給される予測前フレームデータS133とを
比較して画像の動き分を検出する。そして、上記予測前
フレームデータS133に上記検出した動き分の補償を
施し、これを予測現フレームデータS122として上記
画像データ符号化回路106に供給する。なお、上記ル
ープフィルタ104は、表示画像の不具合を防止するた
めにかけられるものであり、例えば上記動き補償を行っ
たときにオンされる。
【0005】上記画像データ符号化検出回路106は、
供給される上記マクロブロックデータS120及び予測
現フレームデータS122に応じて以下の式1〜式7に
示す式で演算を行う。
【数 1】
【数 2】
【数 3】
【数 4】
【数 5】
【数 6】
【数 7】
【0006】すなわち、上記画像データ符号化回路10
6は、原画像のマクロブロックの(i,j)座標の画素
をA(i,j)、動き補償後の動きベクトル(x,y)
を考慮した1フレーム前のマクロブロックの(i,j)
座標の画素をB(i,j,x,y)、動き補償後の動き
ベクトル(x,y)を考慮した1フレーム前のマクロブ
ロックの(i,j)座標の画素に上記ループフィルタ1
04をかけた画素をFB(i,j,x,y)とし、ま
ず、上記式1に示す演算を行い、上記処理するマクロブ
ロック内の全画素データの和(以下、MWORと言
う。)を求め、次に、上記式2に示す演算を行い、該マ
クロブロック内の全画素データの2乗和(以下、VAR
OR1と言う。)を求め、次に、上記式3に示す演算を
行い、現フレームのマクロブロックの画素データから動
き補償された前フレームのマクロブロックの画素データ
を減算した値の2乗(以下、VAR1と言う。)を求
め、次に、上記式4に示す演算を行い、現フレームのマ
クロブロックの画素データから、動き補償された前フレ
ームのマクロブロックの画素データに上記ループフィル
タ104をかけたものを減算した値の2乗(以下、FV
AR1)を求める。なお、上記式3及び式4に示す式に
おいて、動き補償無しの場合はx=y=0である。そし
て、上記画像データ符号化回路106は、上記演算によ
り求めた4つの値MWOR,VAROR1,VAR1,
FVAR1をもとにして、上記式5に示す演算を行い上
記VAROR1を256(マクロブロックのデータ処理
を例えば8ビットで処理する場合)で除算した値から上
記MWORを256で除算した値を減算した値(以下、
VAROR2と言う。)を求め、上記式6に示す演算を
行い上記VAR1を256で除算した値(以下、VAR
2と言う。)を求め、上記式7に示す演算を行い上記F
VAR1を256で除算した値(以下、FVAR2と言
う。)を求める。これは、上記VAROR2が原画像の
重みを表し、上記VAR2が上記ループフィルタ104
をかけない予測誤差の重みを表し、上記FVAR2が上
記ループフィルタ104をかけた予測誤差の重みを表し
ている。
【0007】上記画像データ符号化回路106は、上記
動き補償無しの場合は上記VAROR2の値及びVAR
2の値を、例えば図7(a)に示すようなグラフに照ら
し合わせ、この照らし合わせた結果が斜線内であれば、
上記マクロブロックデータS120と基準値データとの
差分であるフレーム内符号化データ(イントラデータ)
を出力し、該斜線外であれば上記予測現フレームデータ
S122と上記マクロブロックデータS120との差分
であるフレーム間符号化データ(インターデータ)を出
力する。また、上記画像データ符号化回路106は、動
き補償有りの場合は上記VAROR2の値及びVAR2
の値を、例えば図7(b)に示すようなグラフに照らし
合わせ、この照らし合わせた結果が斜線内であればその
データをイントラデータとして出力し、該斜線外であれ
ばそのデータをインターデータとして出力する。なお、
上記画像データ符号化回路106には、スレッショルド
レベルが設定されており、図7(a)及び(b)に示す
ように上記VAROR2の値又はVAR2の値の何れか
一方又は両方が64以下の場合はそのデータをインター
データとして出力する。この画像データ符号化回路10
6から出力されるインターデータ又はイントラデータ
は、差分データS123として変換符号化回路107に
供給される。
【0008】上記変換符号化回路107は、ディスクリ
ートコサイン変換回路(いわゆる、DCT)で構成され
ており、供給される上記差分データS123を直交変換
することによって高能率符号化し、これを変換符号化デ
ータS124として伝送ブロック設定回路108に供給
する。上記伝送ブロック設定回路108には、例えば所
定レベルのスレッショルドレベルが供給されており、該
伝送ブロック設定回路108は、供給される上記変換符
号化データS124の中から伝送する範囲を決定し、こ
れを送信ブロックパターン化データS125として量子
化器109に供給する。上記量子化器109には、伝送
バッファメモリ111から供給される現在のバッファ領
域の残量を示す残量データS128が供給されている。
上記量子化器109は、供給される上記残量データS1
28に応じた量子化ステップで、供給される上記送信ブ
ロックパターン化データS125を量子化し、これを量
子化画像データS126として再変換符号化回路110
及び逆量子化器113に供給する。上記再変換符号化回
路110は、可変調符号化回路(いわゆる、VLC)等
でなっており、該再変換符号化回路110は、供給され
る量子化画像データS126を再度高能率符号化処理
し、これを伝送画像データS127として伝送バッファ
メモリ111に供給する。なお、上記再変換符号化回路
110は、上記量子化画像データS126の全部又は一
部を捨て去ることにより、いわゆる駒落とし等を行う。
【0009】上記伝送バッファメモリ111は、供給さ
れる上記伝送画像データS127を蓄積する。この蓄積
された伝送画像データS127は、所定の伝送速度で読
み出されマルチプレクサ112に供給される。また、上
記伝送バッファメモリ111は、上記伝送画像データS
127を蓄積する記憶領域の残量を示す残量データを上
記量子化器109及び上記画像データ符号化回路106
に供給する。上記量子化器109及び上記画像データ符
号化回路106は、上記供給される残量データにより伝
送バッファメモリ111の記憶領域に余裕が無くなった
ことを知ると、それぞれ画像データの符号化及び量子化
を停止する。これにより、駒落とし状態となるが、伝送
バッファメモリ111におけるオーバーフロー等が防止
される。
【0010】上記マルチプレクサ112は、上記伝送バ
ッファメモリ111から供給される上記伝送画像データ
S127と、音声データ発生装置117から供給される
音声データS129とを合成し、この合成データを伝送
路118に送出する。
【0011】これに対して、上記逆量子化器113は、
上記量子化器109から供給される量子化画像データS
126を逆量子化し、これを逆量子化データS130と
して逆変換符号化回路114(IDCT)に供給する。
上記逆変換符号化回路114は、供給される逆量子化デ
ータS130を、上記変換符号化回路107に対する逆
直交変換を行って逆変換符号化し、これを逆変換符号化
データS131としてデコーダ115に供給する。上記
デコーダ115は、供給される上記逆変換符号化データ
S132をデコードすることにより上記伝送画像データ
S127として出力された画像情報を表す符号化差分デ
ータS132としフレームメモリ116に供給する。上
記フレームメモリ116にそれまで記憶されていた予測
前フレームデータは、新たに供給される上記符号化差分
データS132により修正演算される。上記フレームメ
モリ116は、上記修正演算したデータを新たな予測前
フレームデータS133として記憶する。上記フレーム
メモリ116に記憶される予測前フレームデータS13
3は、上述のように動き検出部105により読み出さ
れ、上記動き補償回路103により動き補償が施され、
予測現フレームデータS122とされ上記画像データ符
号化回路106に供給される。そして、以後、上述のデ
ータ処理が繰り返される。このように圧縮符号化された
映像データは、上記伝送路118を介して図示しないデ
コーダ側に供給され、上述の符号化処理とは逆の復号化
処理により再生され、例えば音声信号はスピーカ等に、
又、映像信号はモニタ装置等に供給される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の映像信
号符号化装置は、上記画像データ符号化回路106にお
いて、上記マクロブロックの画素に対する平均や分散等
を膨大な量の演算により求め、この演算結果をもとにし
て映像データをインターデータとして出力するかイント
ラデータとして出力するかを判別していた。このため、
上記膨大な量の演算を行うのに時間がかかるうえ、多数
の演算回路等が必要になり、当該映像信号符号化装置自
体が大規模なものとなっていた。また、上記映像信号符
号化装置は、上記伝送バッファメモリ111におけるオ
ーバーフロー等を防止するために、該伝送バッファメモ
リ111の記憶領域の残量に応じて上記画像データ符号
化回路106及び量子化器109の両方を停止させるよ
うに制御しなければならず、該オーバーフロー等の防止
のための制御ポイントが分散して制御が複雑となるう
え、該各回路の制御が不確かなものとなっていた。
【0013】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、映像データをインターデータとして出力する
かイントラデータとして出力するかを判別するための演
算量を低減させることができ、コストダウンを図り、ま
た、上記オーバーフロー等の防止のための制御ポイント
を集中させ、確実な制御を行うことができるような映像
信号符号化装置及び映像信号符号化方法の提供を目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のマクロ
ブロックからなるディジタル映像信号を符号化する映像
信号符号化装置において、各マクロブロックをフレーム
内符号化し、フレーム内符号化データを出力するフレー
ム内符号化手段と、各マクロブロックをフレーム間符号
化し、フレーム間符号化データを出力するフレーム間符
号化手段と、各マクロブロック毎にフレーム内符号化デ
ータ及びフレーム間符号化データのそれぞれを直交変換
し、変換フレーム内符号化データ及び変換フレーム間符
号化データを出力する直交変換手段と、各マクロブロッ
ク毎に上記変換フレーム内符号化データの交流成分と上
記フレーム間符号化データの交流成分を比較し、その比
較結果に基づいて上記変換フレーム内符号化データと上
記変換フレーム間符号化データのいずれかを選択する選
択手段とからなることを特徴とする。また、本発明は、
複数のマクロブロックからなるディジタル映像信号を符
号化する映像信号符号化方法において、各マクロブロッ
クをフレーム内符号化してフレーム内符号化データを出
力し、各マクロブロックをフレーム間符号化してフレー
ム間符号化データを出力し、各マクロブロック毎にフレ
ーム内符号化データを直交変換して変換フレーム内符号
化データを出力し、各マクロブロック毎にフレーム間符
号化データを直交変換して変換フレーム間符号化データ
を出力し、各マクロブロック毎に上記変換フレーム内符
号化データの交流成分と上記フレーム間符号化データの
交流成分を比較し、その比較結果に基づいて上記変換フ
レーム内符号化データと上記変換フレーム間符号化デー
タのいずれかを選択することを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明では、フレーム内符号化手段により、各
マクロブロックをフレーム内符号化し、フレーム内符号
化データを生成し、また、フレーム間符号化手段によ
り、各マクロブロックをフレーム間符号化して、フレー
ム間符号化データを生成して、直交変換手段により、各
マクロブロック毎にフレーム内符号化データ及びフレー
ム間符号化データのそれぞれを直交変換して変換フレー
ム内符号化データ及び変換フレーム間符号化データを生
成する。そして、選択手段により、各マクロブロック毎
に上記変換フレーム内符号化データの交流成分と上記フ
レーム間符号化データの交流成分を比較して、その比較
結果に基づいて上記変換フレーム内符号化データと上記
変換フレーム間符号化データのいずれかを選択する。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る映像信号符号化装置の実
施例について図面を参照しながら説明する。本発明に係
る映像信号符号化装置は、図1に示すような構成を有し
ている。この図1に示す映像信号符号化装置は、例えば
テレビ電話の撮像部等からのアナログの入力映像信号V
Dが、入力端子1を介して前処理回路2に供給される。
上記前処理回路2は、供給される上記アナログの入力映
像信号VDに片フィールド落とし処理及び片フィールド
ライン間引き処理等の前処理を施し、A/D変換器3に
供給する。上記A/D変換器3は、供給される上記アナ
ログの入力映像信号VDを所定の周波数で1フレーム毎
にサンプリングすることによりデジタル化する。このA
/D変換器3からは以下に説明するマクロブロック単位
の映像データが出力される。すなわち、上記マクロブロ
ックを単位の映像データを生成するには、まず、上記1
フレームの映像データを図2(a)に示すように2個
(水平方向に)×6個(垂直方向に)のブロックグルー
プGOBに分割する。次に、上記ブロックグループGO
Bの各ブロックを、図2(b)に示すように11個(水
平方向に)×3個(垂直方向に)のマクロブロックに分
割する。これにより、上記マクロブロック毎の映像デー
タ(以下、マクロブロックデータと言う。)を出力する
ことができる。なお、上記マクロブロックは、図2
(c)に示すように16画素×16画素分の輝度データ
Y00〜Y11(それぞれ8×8画素分の輝度データからな
る。)及び該輝度データY00〜Y11の全画素データに対
応する色データCb,Crからなっている。
【0017】上記現在フレームのマクロブロックデータ
は、動き補償部8を介して直接、減算器9に供給され
る。一方、上記マクロブロックデータは、所定の基準値
と比較される。この比較により求められた差分は、フレ
ーム内符号化データ(イントラデータ)として第1の直
交変換手段である第1の直交変換回路4に供給される。
【0018】上記第1の直交変換回路4は、例えばいわ
ゆるDCT(ディスクリートコサイン変換回路)でなっ
ており、供給されたイントラデータを直交変換して高能
率符号化し、これを変換符号化イントラデータとして伝
送ブロック設定回路10に供給する。上記伝送ブロック
設定回路10には、例えば所定レベルのスレッショルド
レベルが設定されており、このスレッショルドレベルに
基づいて上記変換符号化イントラデータの中から伝送す
る範囲を決定し、これを送信ブロックパターン化イント
ラデータとしてインター/イントラ選択回路12に供給
する。
【0019】一方、上記動き補償部8は、動き補償回路
6及びループフィルタ7からなっている。このような、
構成を有する動き補償部8において、上記動き補償回路
6には、上記マクロブロックデータとは別に、後に説明
する予測前フレームメモリ22から前フレームのデータ
を表す予測前フレームデータがループフィルタ7を介し
て供給される。上記動き補償回路6は、供給される上記
現在フレームのマクロブロックデータ及び上記予測前フ
レームデータから画像の動き分を検出するとともに、該
予測前フレームデータに検出した動き分の補償を施し予
測現フレームデータとして減算器9に供給する。なお、
上記ループフィルタ7は、表示画像の不具合を防止する
ためにかけられるものであり、例えば動き補償を行った
ときにオンとされる。上記減算器9は、供給された上記
現在フレームのマクロブロックデータから上記予測現フ
レームデータを減算処理することにより、現在フレーム
のマクロブロックデータと前フレームのマクロブロック
データとの差分を検出したデータであるフレーム間符号
化データ(インターデータ)を生成し、これを第2の直
交変換手段である第2の直交変換回路5に供給する。上
記第2の直交変換回路5も上記第1の直交変換回路4と
同じく、例えばいわゆるDCT(ディスクリートコサイ
ン変換回路)でなっており、供給されたインターデータ
を直交変換して高能率符号化し、これを変換符号化イン
ターデータとして伝送ブロック設定回路11に供給す
る。上記伝送ブロック設定回路11には、例えば所定レ
ベルのスレッショルドレベルが設定されており、このス
レッショルドレベルに基づいて上記変換符号化インター
データの中から伝送する範囲を決定し、これを送信ブロ
ックパターン化インターデータとしてインター/イント
ラ選択回路12に供給する。
【0020】上記インター/イントラ選択回路12は、
供給される上記送信ブロックパターン化イントラデータ
及び送信ブロックパターン化インターデータに対して以
下の式8〜式10に示す式で演算を行う。
【数 8】
【数 9】
【数10】
【0021】すなわち、上記インター/イントラ選択回
路12は、まず、上記式8に示す式で演算を行い上記マ
クロブロックで供給される送信ブロックパターン化イン
ターデータの0番目(マクロブロック内の一番最初の画
素データ)の画素データの平均(インター量子化画像デ
ータのDC成分)を求め、これを当該マクロブロックで
供給される送信ブロックパターン化インターデータ全体
の輝度レベルとする。次に、上記インター/イントラ選
択回路12は、上記式9に示す式で演算を行い上記マク
ロブロックで供給される送信ブロックパターン化インタ
ーデータの上記DC成分以外の成分であるAC成分の絶
対値の累積加算値を求める。次に、上記インター/イン
トラ選択回路12は、上記式10に示す式で演算を行い
上記マクロブロックで供給される送信ブロックパターン
化イントラデータのAC成分の絶対値の累積加算値を求
める。そして、上記式8〜式10に示す式で求めた値を
もとにして図3のフローチャートに示すようなアルゴリ
ズムを実行する。
【0022】上記図3に示すフローチャートは、上記イ
ンター/イントラ選択回路12が上記式8〜式10に示
す演算を終了することによってスタートとなる。次に、
ステップ40に進み、上記式8の式で求めた送信ブロッ
クパターン化インターデータのDC成分が、予め設定さ
れているスレッショルドレベル(例えば、256)以下
か否かを判別し、YESの場合はステップ41に進み、
NOの場合はステップ42に進む。上記ステップ40で
送信ブロックパターン化インターデータのDC成分が、
予め設定されているスレッショルドレベル以下である
と、伝送バッファメモリ15等で無意味なブロックと判
断され駒落としされる可能性がある。このため、上記ス
テップ41で当該インター/イントラ選択回路12が強
制的に送信ブロックパターン化インターデータを選択し
て出力し終了する。次に、上記ステップ42では、上記
式9で演算して求めた送信ブロックパターン化インター
データのAC成分の絶対値の累積加算値と、上記式10
で演算して求めた送信ブロックパターン化イントラデー
タのAC成分の絶対値の累積加算値とを比較し、該送信
ブロックパターン化インターデータのAC成分の絶対値
の累積加算値が、該送信ブロックパターン化イントラデ
ータのAC成分の絶対値の累積加算値以下であるか否か
を判別し、YESの場合はステップ43に進み、NOの
場合はステップ44に進む。
【0023】ここで、上記送信ブロックパターン化イン
ターデータのAC成分の絶対値の累積加算値及び上記送
信ブロックパターン化イントラデータのAC成分の絶対
値の累積加算値は、再変換符号化回路14において、イ
ンター/イントラ選択回路12からのデータを再変換符
号化した場合の符号量に略々対応する。このため、上記
ステップ43では、上記送信ブロックパターン化インタ
ーデータのAC成分の絶対値の累積加算値が、上記送信
ブロックパターン化イントラデータのAC成分の絶対値
の累積加算値以上である場合に、当該インター/イント
ラ選択回路12が送信ブロックパターン化イントラデー
タを選択して出力し終了する。逆に、上記ステップ44
では、上記送信ブロックパターン化イントラデータのA
C成分の絶対値の累積加算値が、上記送信ブロックパタ
ーン化インターデータのAC成分の絶対値の累積加算値
以上である場合に、当該インター/イントラ選択回路1
2が送信ブロックパターン化インターデータを選択して
出力し終了する。
【0024】このような、上記インター/イントラ選択
回路12におけるインター/イントラ判別を行わせるた
めのプログラムは、例えば、 となる。
【0025】このように、上記インターデータ及びイン
トラデータをそれぞれ別々に直交変換処理した後、上記
インター/イントラ選択回路12で送信ブロックパター
ン化インターデータ又は送信ブロックパターン化イント
ラデータを選択して出力する構成をとることにより、送
信ブロックパターン化インターデータのDC成分,送信
ブロックパターン化インターデータのAC成分の絶対値
の累積加算値及び送信ブロックパターン化イントラデー
タのAC成分の絶対値の累積加算値の3つの値を求める
だけでインター/イントラ判別を行うことができる。す
なわち、上記構成によりインター/イントラ選択回路1
2におけるインター/イントラ判別のための演算量を少
なくすることができる。
【0026】上記インター/イントラ選択回路12によ
り選択された送信ブロックパターン化インターデータ又
は送信ブロックパターン化イントラデータは、量子化器
13に供給される。上記量子化器13は、供給される上
記送信ブロックパターン化イントラデータ又は送信ブロ
ックパターン化インターデータを、後に説明する伝送バ
ッファメモリ15からの残量データに応じた量子化ステ
ップサイズで量子化し、それぞれイントラ量子化画像デ
ータ又はインター量子化画像データとして出力する。こ
のイントラ量子化画像データ又はインター量子化画像デ
ータは、再変換符号化回路14に供給されるとともに、
逆量子化器19に供給される。
【0027】上記逆量子化器19は、上記量子化器13
から供給された上記送信ブロックパターン化インターデ
ータ又は送信ブロックパターン化イントラデータを逆量
子化し、これをそれぞれ逆量子化データとして逆直交変
換回路20に供給する。上記逆直交変換回路20は、供
給される逆量子化データに、上記第2の直交変換回路5
とは逆の直交変換を施し、これを逆直交変換データとし
てデコーダ21に供給する。上記デコーダ21は、供給
される逆直交変換データを復号化する。このデコーダ2
1により復号化されたデータは、現在フレームのインタ
ーデータと前フレームのインターデータとの差分を表す
データである符号化差分データとして予測前フレームメ
モリ22に供給される。上記予測前フレームメモリ22
にそれまで記憶されていた予測前フレームデータは、新
たに供給される上記符号化差分データにより修正演算さ
れる。上記予測前フレームメモリ22は、上記修正演算
したデータを新たな予測前フレームデータとして記憶す
る。この予測前フレームメモリ22に供給された予測前
フレームデータは、上記ループフィルタ7を介して動き
補償回路6により動き補償され減算器9に供給される。
上記減算器9は、上述のように上記現在フレームのマク
ロブロックデータから上記予測現フレームデータを減算
処理してインターデータを生成し、これを上記第2の直
交変換手段である第2の直交変換回路5に供給する。
【0028】一方、上記再変換符号化回路14は、可変
調符号化回路(いわゆる、VLC)等でなっており、該
再変換符号化回路14は、供給される量子化画像データ
を再度高能率符号化処理し、これを伝送画像データとし
て伝送バッファメモリ15に供給する。上記伝送バッフ
ァメモリ15は、供給される上記伝送画像データを記憶
するとともに、この記憶した伝送画像データを所定の伝
送速度で読み出してマルチプレクサ16に供給する。
【0029】ここで、上記伝送バッファメモリ15は、
記憶領域の残量を示す残量データを上記量子化器13に
供給している。上記量子化器13は、供給される上記残
量データに応じた量子化ステップで量子化を行うが、該
残量データにより上記伝送バッファメモリ15の記憶領
域に余裕が無いことを知ると、量子化動作を停止する。
これにより、駒落とし状態となるが、伝送バッファメモ
リ15におけるオーバーフロー等が防止される。また、
データの直交変換後にインター/イントラ判別を行う構
成をとっているため、上記伝送バッファメモリ15にお
けるオーバーフローを防止するために上記量子化器13
のみを停止するように制御すればよい。このため、上記
オーバーフローを防止するための制御ポイントの集中化
を図ることができ、いわゆるコントローラビリティの向
上を図ることができる。
【0030】上記マルチプレクサ16は、上記伝送バッ
ファメモリ15から供給される上記伝送画像データと、
音声データ発生装置17から供給される音声データとを
合成し、この合成データを出力端子18を介して出力す
る。上記出力端子18を介して出力される上記合成デー
タは、伝送路を介して例えば図4に示すようなデコーダ
装置に供給される。
【0031】この図4において、上記図1に示す出力端
子18及び伝送路を介して供給された合成データは、入
力端子25を介してマルチプレクサ26に供給される。
上記マルチプレクサ26は、供給される合成データを伝
送画像データ及び音声データに分離し、該伝送画像デー
タを伝送バッファメモリ27に又音声データを音声受信
回路35に供給する。上記音声受信回路35は、供給さ
れた音声データを復調し音声信号として例えばスピーカ
等に供給する。上記伝送バッファメモリ27は、供給さ
れた伝送画像データを一旦記憶し読み出し、この読み出
した伝送画像データを逆変換符号化回路28に供給す
る。上記逆変換符号化回路28は、供給される伝送画像
データに上記再変換符号化回路14とは逆の変換符号化
処理を施すことにより、インター量子化画像データ又は
イントラ量子化画像データとし、これを逆量子化器29
に供給する。上記逆量子化器29は、供給されるインタ
ー量子化画像データ又はイントラ量子化画像データを逆
量子化することにより、変換符号化データとし、これを
逆直交変換回路30に供給する。上記逆直交変換回路3
0は、供給される変換符号化データを逆直交変換するこ
とによりインターデータ又はイントラデータを生成し、
これをデコーダ回路31に供給する。上記デコーダ回路
31は、供給されるインターデータ又はイントラデータ
をデコード処理することにより映像データとし、これを
D/A変換器33に供給する。上記D/A変換器33
は、供給される映像データをアナログ化し、映像信号と
して出力する。このようにして、デコードされた映像信
号は出力端子34を介して出力され、例えば液晶表示管
のようなモニタ装置等に供給される。これにより、上記
モニタ装置に伝送されてきた画像を表示することができ
る。
【0032】以上の説明から明らかなように、本発明に
係る映像信号符号化装置は、供給された映像信号をイン
ターデータ及びイントラデータ別々に直交変換した後、
上記インター/イントラ選択回路12において何れかを
選択して出力するような構成をとることにより、該イン
ター/イントラ選択回路12において行うインター/イ
ントラ判別のための演算量を少なくすることができ、該
インター/イントラ判別のための演算を行う演算回路等
を少なくすることができる。このため、上記演算回路等
の設置面積を縮小することができ、当該映像信号符号化
装置自体のハードウェアを小型化及びコストダウンを図
ることができる。また、上記回路構成により、上記伝送
バッファメモリ15のオーバーフローの防止を図るため
に、上記量子化器13のみを停止するように制御すれば
よく、該伝送バッファメモリ15のオーバーフローを防
止するための制御ポイントの集中化を図ることができ、
いわゆるコントローラビリティの向上を図ることができ
る。
【0033】
【発明の効果】本発明では、フレーム内符号化手段によ
り、各マクロブロックをフレーム内符号化し、フレーム
内符号化データを生成し、また、フレーム間符号化手段
により、各マクロブロックをフレーム間符号化して、フ
レーム間符号化データを生成して、直交変換手段によ
り、各マクロブロック毎にフレーム内符号化データ及び
フレーム間符号化データのそれぞれを直交変換して変換
フレーム内符号化データ及び変換フレーム間符号化デー
タを生成する。そして、選択手段により、各マクロブロ
ック毎に上記変換フレーム内符号化データの交流成分と
上記フレーム間符号化データの交流成分を比較して、そ
の比較結果に基づいて上記変換フレーム内符号化データ
と上記変換フレーム間符号化データのいずれかを選択す
るので、インター/イントラ判別のための演算量を少な
くすることができ、上記インター/イントラ判別のため
の演算回路等の設置面積を縮小することができ、ハード
ウエアの小型化及びコストダウンを図ることができる。
このように、本発明によれば、映像データをインターデ
ータとして出力するかイントラデータとして出力するか
を判別するための演算量を低減させることができ、コス
トダウンを図り、また、上記オーバーフロー等の防止の
ための制御ポイントを集中させ、確実な制御を行うこと
ができるような映像信号符号化装置及び映像信号符号化
方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本発明に係る映像信号符号化装置の機能的な
ブロック図である。
【図 2】マクロブロックの生成の仕方を説明するため
の模式図である。
【図 3】本発明に係る映像信号符号化装置のインター
/イントラ判別のための判別動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図 4】本発明に係る映像信号符号化装置で高能率符
号化された映像データを複合化するためのデコーダ装置
の一例を示すブロック図である。
【図 5】本発明に係る映像信号符号化装置のインター
データ及びイントラデータを説明するための模式図であ
る。
【図 6】従来の映像信号符号化装置の機能的なブロッ
ク図である。
【図 7】従来の映像信号符号化装置のインター/イン
トラ判別を説明するための模式図である。
【符号の説明】
2・・・・・・・・・・・・・前処理回路 3・・・・・・・・・・・・・A/D変換器 4・・・・・・・・・・・・・第1の直交変換回路 5・・・・・・・・・・・・・第2の直交変換回路 6・・・・・・・・・・・・・動き補償回路 7・・・・・・・・・・・・・ループフィルタ 8・・・・・・・・・・・・・動き補償部 9・・・・・・・・・・・・・減算器 10,11・・・・・・・・・伝送ブロック設定回路 12・・・・・・・・・・・・インター/イントラ選択
回路 13・・・・・・・・・・・・量子化器 14・・・・・・・・・・・・再変換符号化回路 15・・・・・・・・・・・・伝送バッファメモリ 16・・・・・・・・・・・・マルチプレクサ 17・・・・・・・・・・・・音声データ発生回路 19・・・・・・・・・・・・逆量子化器 20・・・・・・・・・・・・逆直交変換回路 21・・・・・・・・・・・・デコーダ回路 22・・・・・・・・・・・・予測前フレームメモリ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のマクロブロックからなるディジタ
    ル映像信号を符号化する映像信号符号化装置において、 各マクロブロックをフレーム内符号化し、フレーム内符
    号化データを出力するフレーム内符号化手段と、 各マクロブロックをフレーム間符号化し、フレーム間符
    号化データを出力するフレーム間符号化手段と、 各マクロブロック毎にフレーム内符号化データ及びフレ
    ーム間符号化データのそれぞれを直交変換し、変換フレ
    ーム内符号化データ及び変換フレーム間符号化データを
    出力する直交変換手段と、 各マクロブロック毎に上記変換フレーム内符号化データ
    の交流成分と上記フレーム間符号化データの交流成分を
    比較し、その比較結果に基づいて上記変換フレーム内符
    号化データと上記変換フレーム間符号化データのいずれ
    かを選択する選択手段とからなることを特徴とする映像
    信号符号化装置。
  2. 【請求項2】 複数のマクロブロックからなるディジタ
    ル映像信号を符号化する映像信号符号化方法において、 各マクロブロックをフレーム内符号化してフレーム内符
    号化データを出力し、 各マクロブロックをフレーム間符号化してフレーム間符
    号化データを出力し、 各マクロブロック毎にフレーム内符号化データを直交変
    換して変換フレーム内符号化データを出力し、 各マクロブロック毎にフレーム間符号化データを直交変
    換して変換フレーム間符号化データを出力し、 各マクロブロック毎に上記変換フレーム内符号化データ
    の交流成分と上記フレーム間符号化データの交流成分を
    比較し、その比較結果に基づいて上記変換フレーム内符
    号化データと上記変換フレーム間符号化データのいずれ
    かを選択することを特徴とする映像信号符号化方法。
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