JPH07121037B2 - インタ−ホンシステム - Google Patents

インタ−ホンシステム

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JPH07121037B2
JPH07121037B2 JP28276686A JP28276686A JPH07121037B2 JP H07121037 B2 JPH07121037 B2 JP H07121037B2 JP 28276686 A JP28276686 A JP 28276686A JP 28276686 A JP28276686 A JP 28276686A JP H07121037 B2 JPH07121037 B2 JP H07121037B2
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JP
Japan
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master unit
sub
unit
amplifier
call
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JP28276686A
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JPS63135056A (ja
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正一 秋山
清 柴田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、住宅情報システムなどにおいて使用されるイ
ンターホンシステムの改良に関する。
〔背景技術〕
この種のインターホンシステムは、第6図に示したよう
に親機A,副親機B,子器Cの3者間で通話回線を切換接続
させて相互通話できるような構成とされているが、シス
テムの構成上、電源回路は親機Aのみが有しており、副
親機Bや子器Cは、通話回線が閉成された時に親機Aよ
り電源供給を受けるようになっている。また、親機Aと
副親機Bは送受話時の音量を適切なレベルに増幅するた
め同様な送,受信アンプ100a,100bを有した増幅回路10
0,100を設けているが、子器C側にはこのような増幅回
路100を設けていないのが通例である。例えば、現在実
用化されているシステムでは親機はDC12Vの電源を有し
ており、この親機Aと副親機B間の通話回線が閉成され
ると通話回線には略DC10Vの電圧が生じ、親機A又は副
親機Bと子器C間の通話回線が閉成されると通話回線に
は略DC6Vの電圧が生じるので、これらの電圧レベルの違
いにより通話の相手方が判別できる。
ところが、このようなシステムにおいては、親機Aと子
器Cとの通話回線が形成されている時に、親機Aから子
器Cに送出される電圧レベルAoは、子器Cより親機Aに
出力される電圧レベルBoより遥かに大きいものになるた
め、親機Aと子器C間の通話回線が閉成された時に、親
機Aが子器Cに出力していたのと同じ電圧レベルを副親
機Bに出力した場合には受話音量が著しく増大してアン
バランスになるという不具合を生じている。
第7図は、この原理を説明するもので、今親機Aと子器
Cとの通話回線が閉成された時に、親機AはSTの送話音
量を入力して送信アンプ100aにより子器にAoレベルの電
圧を出力し、他方子器CからはBoレベルの電圧が出力さ
れて親機A側の受信アンプ100bにより増幅されてSRの受
話音量を得るシステムを考えると、このままで、通話回
線を第8図に示したように、親機Aと副親機B間に切換
接続すると、親機A,副親機Bから同レベルの送話音量ST
を出力すれば、この時相手側の増幅回路100はAo,Ao′レ
ベル(親機A,副親機Bの出力は略同一とみなせるので、
この場合はAo=Ao′となる)の出力を受けるので、副親
機B,親機Aの各々の受話音量はそれぞれの受信アンプ10
0b,100bで増幅されてSRB,SRAとなり、子器Cとの通話
時に得られる音量SRより大きいレベル(SRB=SRA>>
SR)となってシステムの通通話に不均一を生じてしまう
ことが分かる。
〔発明の目的〕
本発明は、叙上の問題点に鑑みて開発されたもので、親
機,副親機間と、親機又は副親機と子器間の通話時にお
ける受話音量を略同一にしてシステムの通話時の不均一
を解消し、もって円滑な通話を可能にしたインターホン
システムを提供することを目的としている。
〔発明の開示〕 上記目的を達成するため提案される本発明は、親機,副
親機,子器との間で相互通話の可能にされたインターホ
ンシステムにおいて、親機と副親機の各々に、送話器,
受話器に対応して設けた1組の送信,受信アンプより成
る増幅回路と、通話時に閉成された通話回線に生じる電
圧レベルにより通話相手を判別する通話回線判別回路
と、この判別回路の判別信号により上記増幅回路の少な
くとも1以上の対応したアンプのゲインを2段階に制御
するゲインコントロール手段とを含んで構成されたイン
ターホン回路を備え、上記通話回線判別回路により親機
と副親機間の通話回線が閉成されたことを検知した時に
は、上記親機,副親機の各々と子器との通話回線が閉成
された時よりも上記各々の増幅回路のアンプのゲインを
低下させる構成としたことを特徴とする。
実施例 以下に、添付図を参照して、本発明の一実施例を説明す
る。
第1図〜第3図は、本発明の第一の実施例を説明するも
のである。
第1図は、システムの概略構成図であり、Aは親機,Bは
副親機、Cは子器をそれぞれ示している。親機Aと副親
機Bは、図に示したように、送話器Tと受話器Rを有し
た同様なハンドセット1,3と、インターホン回路2,4を備
えており、各々のハンドセット1,3を取り上げ、通話相
手を呼び出して相互通話できる構成となっている。子器
CはマイクMとスピーカSPを備えており、呼出ボタン5
を操作することにより親機A,副親機Bを呼び出して通話
できる。
親機A及び副親機Bの双方に設けたインターホン回路2
(4)には、送話器Tに入力された送話音量を所定レベ
ルに増幅する送信アンプ21(41)と通話相手側より出力
された送話音量に応じた送話出力を所定レベルに増幅す
る受信アンプ22(42)とより成る増幅回路20(40)、送
信アンプ21,41のゲインを2段階に制御するゲインコン
トロール手段24、44、通話回線判別回路23,43、同時通
話のための4線2線変換器25,45とを備えている。
この第一の実施例では、インターホン回路2,4の各々に
対応して設けた送信アンプ21,41のゲイン▲▼は、
親機A(又は副親機B)と子器C間の通話回線の閉成時
には所定値に保持され、親機Aと副親機B間の通話回線
閉成時には低下させるように制御され、他方受信アンプ
22,42のゲインGBは、いずれの通話回線の閉成時にも所
定値に保持されて受話音量を均一に制御する構成となっ
ている。
第2a図〜第2c図は、本発明の第一の実施例における親機
A側の要部構成をより具体的に示した回路図である。副
親機Bの構成は省略されているが、この親機Aに対応し
た構成になることはいうまでもない。
第2a図のものは、ゲインコントロール手段24にリレーRy
を用いて、このリレー接点rをコンパレータCOMPで構成
された通話回線判別回路23の判別出力により開閉制御さ
せて、送信アンプ21を構成する負帰還のオペアンプOPの
帰還抵抗Roに別の制御抵抗R′の断接を行ってそのゲイ
ンを2段階に制御する構成とされており、通話回線判別
回路23に入力される回線電圧がその基準電圧VRefより低
い場合VO(例えばDC6V)には親機Aと子器C間の通話回
線が閉成された状態(第3図において(イ)で示す)と
判断してリレーRyを駆動せず接点rを開き、回線電圧が
基準電圧VRefより高い場合V1(例えばDC10V)には親機
Aと副親機B間の通話回線が閉成された状態(第3図に
おいて(ロ)で示す)と判断してリレーRyを駆動し接点
rを閉じてゲインをダウンさせている。第2b図,第2c図
は、リレー接点に代えてFETQ,アナログスイッチSWを用
いてゲインコントロール手段24を構成した例図であり、
第3図は、電話回線判別回路における判別動作の説明図
である。
なお、図においてC1は音声信号を取り出すためのカップ
リングコンデンサ、C2は音声信号の重畳された回線電圧
を積分するためのコンデンサ、C3は発振防止用に設けた
コンデンサであるが、これらのものは他の実施例におい
ても同様である。
第4図は、本発明の第二の実施例を示したものであり、
この実施例ではゲインコントロール手段24は受信アンプ
22,42のゲイン▲▼を2段階に制御する構成として
いる。基本的な動作は、第一の実施例とは異なり、親機
Aと副親機B間の通話回線閉成時には親機A(又は副親
機B)と子器C間の通話回線閉成時よりも受信アンプ2
2,42のゲインGBをダウンさせる制御をなすものである。
第4a図は、この実施例における更に具体的な回路構成図
であり、第一の実施例に対応した部分には同一の符号を
付して説明を省略する。
ゲインコントロール手段24は、アナログスイッチSWを用
いて構成してあるが、第一の実施例の場合と同様にリレ
ーやFETを用いて構成しても良いことはいうまでもな
い。
第5図は、本発明の第三の実施例を示したものであり、
この実施例ではゲインコントロール手段24,44はそれぞ
れ送信アンプ21,41、受信アンプ22,42の双方のゲイン▲
▼,▲▼をコントロールする構成とされてい
る。
基本的な動作は、親機Aと副親機B間の通話回線閉成時
には親機A(又は副親機B)と子器C間の通話回線の閉
成時よりも、送信アンプ21,41及び受信機アンプ22,42の
いずれのゲインをもダウン制御するものである。
第5a図は、この第三の実施例における親機A側の具体的
構成を示した回路図であり、ゲインコントロール手段24
は、FETQ1,Q2をON,OFFさせて送,受信アンプ21,22の各
々のゲイン▲▼,▲▼を2段階に制御してい
る。
〔発明の効果〕
以上の説明より理解されるように、本発明のシステムに
よれば、親機,副親機の双方に設けた通話回線判別回路
が通話相手を自動的に判別して、親機,副親機間の通話
時における増幅回路のゲインを親機または副親機と子器
間の通話時におけるゲインよりも低い値に制御でき、選
択された通話回線が異なっても略同じ受話音量に保持で
きるので、通話回線が切換られる毎に受話音量が不均一
となって違和感を感じさせることがなく、円滑な通話が
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第一の実施例構成図、第2a図〜第2c
図は、第一の実施例をより具体的に示した回路構成図、
第3図は通話回線判別回路の判別動作説明図、第4図は
第二の実施例構成図、第4a図は第2の実施例をより具体
的に示した回路図、第5図は本発明の第三の実施例構成
図、第5a図は第三の実施例をより具体的に示した回路構
成図、第6図は従来のインターホンシステムの基本的な
構成図、第7図,第8図は従来システムにおける問題点
の説明図である。 (符号の説明) A…親機 B…副親機 C…子器 T…送話器 R…受話器 2,4…インターホン回路 21,41…送信アンプ 22,42…受信アンプ 23,43…通話回線判別回路 24,44…ゲインコントロール手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源回路を有した親機と、この親機より供
    給される電源によって作動される副親機及び子器とを組
    み合わせて構成されたインターホンシステムにおいて 上記親機と副親機の各々は、送話器,受話器に対応して
    設けた1組の送信,受信アンプより成る増幅回路と、通
    話時に閉成された通話回線に生じる電圧レベルにより通
    話相手を判別する通話回線判別回路と、この判別回路の
    判別信号により上記増幅回路の少なくとも1以上の対応
    したアンプのゲインを2段階に制御するゲインコントロ
    ール手段とを含んで構成されたインターホン回路を備
    え、上記通話回線判別回路により親機と副親機間の通話
    回線が閉成されたことを検知した時には、上記親機,副
    親機の各々と子器との通話回線が閉成された時よりも上
    記各々の増幅回路の対応したアンプのゲインを低下させ
    る構成としたことを特徴とするインターホンシステム。
  2. 【請求項2】上記ゲインコントロール手段が親機,副親
    機の双方に対応して設けた送信アンプのゲインを制御す
    る構成とされた特許請求の範囲第(1)項記載のインタ
    ーホンシステム。
  3. 【請求項3】上記ゲインコントロール手段が親機,副親
    機の双方に対応して設けた受信アンプのゲインを制御す
    る構成とされた特許請求の範囲第(1)項記載のインタ
    ーホンシステム。
  4. 【請求項4】上記ゲインコントロール手段が上記親機,
    副親機の双方に対応して設けた送信,受信アンプのいず
    れのゲインも制御する構成とされた特許請求の範囲第
    (1)項記載のインターホンシステム。
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