JPH07118893B2 - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JPH07118893B2
JPH07118893B2 JP63117405A JP11740588A JPH07118893B2 JP H07118893 B2 JPH07118893 B2 JP H07118893B2 JP 63117405 A JP63117405 A JP 63117405A JP 11740588 A JP11740588 A JP 11740588A JP H07118893 B2 JPH07118893 B2 JP H07118893B2
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cylindrical portion
diameter side
side rolling
rolling groove
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典明 菱田
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Nidec Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスピンドルモータに関する。
〔従来の技術〕
従来のスピンドルモータ、特にアウターロータ型モータ
においては、ハウジングに貫挿される回転軸を、該ハウ
ジングの円筒部の上下両端側の2個のボールベアリング
にて回動自在に枢支していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記技術においては、アウターロータに外嵌状として装
着される磁気ディスクの枚数が多くなると、回転軸のア
ウターロータ支持部の剛性不足が原因で、アウターロー
タに振動が生じるという問題点があった。この振動をな
くすには、ボールベアリングを大容量にして剛性を大き
くすればよいが、この場合はハウジングの円筒部をコン
パクトにするのが困難になるという、別の問題点を生じ
ていた。
本発明は、上記問題点を解決すると共に、モータとして
の部品点数を減少し、かつ、組立工数を低減することの
出来るスピンドルモータを提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明のスピンドルモータ
においては、ハウジングと、該ハウジングに固定された
円筒部と、該円筒部の内側に該円筒部に対して回転自在
に支持された回転軸と、該回転軸の前記円筒部より導出
された端部に固定されたほぼカップ状のハブと、該ハブ
の周壁部内面に固着されたロータマグネットと、該ロー
タマグネットに対向するように前記円筒部の外周面に固
定されたステータと、を備えてなるスピンドルモータに
おいて、 前記回転軸の外周面における前記円筒部の両端部に対応
する位置に、断面が玉の形状に合致する環状の第1、第
2内径側転動溝が形成され、前記円筒部の一端部内周面
に、前記第1内径側転動溝に対応し断面が前記玉の形状
に合致する第1外径側転動溝が形成され、前記円筒部の
他端部内周面に、該円筒部の内周面より大径の保持孔が
円筒部の他端に開口して形成され、該円筒部の保持孔の
内側に、内周面に前記第2内径側転動溝に対向し断面が
前記玉の形状に合致する第2外径側転動溝を形成した外
輪が挿入され、前記第1内径側転動溝と前記第1外径側
転動溝との間、及び前記第2内径側転動溝と前記第2外
径側転動溝との間に、複数個の玉が転動自在に収容さ
れ、かつ、前記外輪の外周面が前記保持孔の内周面に軸
心方向に負荷を与えた予圧状態で固着されているもので
ある。
また、本発明のスピンドルモータは、ハウジングと、該
ハウジングに固定された円筒部と、該円筒部の内側に該
円筒部に対して回転自在に支持された回転軸と、該回転
軸の前記円筒部より導出された端部に固定されたほぼカ
ップ状のハブと、該ハブの周壁部内面に固着されたロー
タマグネットと、該ロータマグネットに対向するように
前記円筒部の外周面に固定されたステータと、を備えて
なるスピンドルモータにおいて、 前記回転軸の外周面における前記円筒部の両端部に対応
する位置に、断面が玉の形状に合致する環状の第1、第
2内径側転動溝が形成され、前記円筒部の一端部内周面
に、前記第1内径側転動溝に対応し断面が前記玉の形状
に合致する第1外径側転動溝が形成され、前記円筒部の
他端部内周面に、該円筒部の内周面より大径の保持孔が
円筒部の他端に開口して形成され、該円筒部の保持孔の
内側に、内周面に前記第2内径側転動溝に対向し断面が
前記玉の形状に合致する第2外径側転動溝を形成した外
輪が挿入され、前記第1内径側転動溝と前記第1外径側
転動溝との間、及び前記第2内径側転動溝と前記第2外
径側転動溝との間に、複数個の玉が転動自在に収容さ
れ、かつ、前記円筒部の他端部に、前記外輪を軸心方向
に常時弾発付勢する弾発部材が配設されているものであ
る。
〔作用〕
回転軸の外周面並びに円筒部の内周面及び該内周面に固
着した外輪との間に、玉を転動可能に保持したので、回
転軸とハウジングとの間の半径方向間隙に本来介装され
るベアリングの内輪等の軸受部品が省略可能となる。こ
れに対応して、部品間における嵌合部が減少し、部品の
加工精度のばらつきによる寸法公差の累積が低減するの
で、ハウジング及び回転軸の同心度、真直度等の精度が
向上する。さらに、外輪を、予圧状つまり軸心方向へ負
荷させた状態でハウジングに固着し、又は、外輪を弾発
部材により常時押圧状態として、回転軸の振動防止を図
る。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明すると、第1図は本
発明に係るブラシレスモータを示し、このブラシレスモ
ータは、円筒部1を有するハウジング2と、該円筒部1
に玉8…等の他部材を介し回転自在に枢支される回転軸
3と、該回転軸3の一端に固着されると共に磁気ディス
ク(図示せず)を取付けるためのハブ4と、を備えてい
る。また、円筒部1には、コイル5が巻設されるステー
タ6が固着され、さらに、該ステータ6の外径側にはハ
ブ4に固着されたロータマグネット7が配設されてお
り、ハブ4がロータホルダを兼ねたアウタロータ型モー
タの場合を例示する。
しかして、回転軸3の一端及びその他端側であって該回
転軸3の外周面9には、玉8…が転動公転自在なように
その形状に合致する第1・第2内径側転動溝10,11が円
周方向に形成され、図例では、反ハブ4側を第1転動溝
10とする、円筒部1の一端側の内周面12であって、第1
内径側転動溝10と対応する位置には、玉8…の形状に合
致する第1外径側転動溝13が同様に円周方向に形成され
ている。円筒部1の他端側の内周面12には、略円筒状の
外輪14が嵌合され、該外輪14の内周面であって第1内径
側転動溝10と対応する位置には、第2外径側転動溝15が
形成されている。
第2図に示すように、円筒部1の外輪嵌合用の保持孔17
は、内周面12に段差16を設けて他の部分より大径に形成
したうえ、最大肉厚部が該段差16の寸法にほぼ等しい肉
厚の外輪14を予圧状に挿入固着している。具体的には、
外輪14に所定荷重を加えた状態にて焼嵌や接着等の手段
により、円筒部1に固着されている。各転動溝10,11,1
3,15のうち、第2外径側転動溝15のみは形状が若干異な
り、つまり、矢印A方向へ常時加圧状態として玉8…を
保持するために、曲率同一の曲面状押圧部18を有する略
J字状に形成されている。
なお、円筒部1の一端はハウジングフランジ部19の中心
孔20内に嵌合され、焼嵌、接着、ビス止め等により、ま
た、ステータ6は円筒部1に接着、ビス止め等により夫
々固着されている。
上記実施例の場合と異なり、第3図に示すように、外輪
14を保持孔17に摺動可能な状態に挿入すると共に、皿バ
ネ等の弾発部材21にて外輪14を矢印A方向へ常時弾発付
勢する。22はストッパーである。
第4図に示すように、外輪14をフランジ部19側に配設し
てもよく、また、第1外径側転動溝13を円筒部1に設け
た厚肉部23に形成するも好ましい。
上記実施例においては、円筒部1をフランジ部19とは別
体としたので、事前に、第2図のように、回転軸3、玉
8…、外輪14、円筒部1を一体として組付け、これをハ
ウジングフランジ部19に固着するようにすれば、モータ
組立てを簡易、迅速に行うことができる。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
モータとしての部品点数が減少し、組立工数を低減
させることが出来る。
ハウジング2の円筒部1の外径を小さく出来、従っ
て、ハブ4内面との間隔を大きく設定出来るので、ステ
ータ6の容積を十分にとり得る。あるいは、モータ全体
の外径寸法を減少出来る。
円筒部1内に装備される部品点数の減少により、相
互に嵌合する部品間に生じる加工精度のばらつきによる
寸法公差の累積が極めて僅かとなり、ハウジング2と回
転軸3の同心度、真直度等の精度を上げることが出来
る。これに伴い、振動、振れ、回転精度、音、寿命等の
軸受特性が向上する。(従来においても、各部品に対し
加工精度が厳しく要求されていたが、嵌合部が多いため
限界があった。) 第2外径側転動溝15を形成した外輪14を、円筒部1
内に予圧状に挿入固着し、又は円筒部1内に嵌合すると
共に弾発部材21にて弾発付勢したので、ベアリングの予
圧のための構造が簡易となる。従来に於ては、ベアリン
グに予圧を与える場合、スペーサをベアリング間等に介
在し、又は、形状等に応じてスペーサを適宜選別組合
せ、或いは組加工を要したが、これが不要となる。
従来の2個以上の軸受を使用した構造では、温度上
昇時に膨張係数の差により、部品間に存在する間隙寸法
が変動し、回転軸3の倒れを生じたが、本発明において
は、回転軸3を枢支する円筒部1内の部品点数を減少し
たので間隙寸法の変動が小さく、回転軸3の倒れが極め
て小さくなって、軸系の剛性が大となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面正面図、第2図は
拡大要部断面図、第3図は他の実施例を示す拡大要部断
面図、第4図は変形例を示す断面正面図である。 1…円筒部、2…ハウジング、3…回転軸、8…玉、9
…外周面、10…第1内径側転動溝、11…第2内径側転動
溝、12…内周面、13…第1外径側転動溝、14…外輪、15
…第2外径側転動溝、21…弾発部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングと、該ハウジングに固定された
    円筒部と、該円筒部の内側に該円筒部に対して回転自在
    に支持された回転軸と、該回転軸の前記円筒部より導出
    された端部に固定されたほぼカップ状のハブと、該ハブ
    の周壁部内面に固着されたロータマグネットと、該ロー
    タマグネットに対向するように前記円筒部の外周面に固
    定されたステータと、を備えてなるスピンドルモータに
    おいて、 前記回転軸の外周面における前記円筒部の両端部に対応
    する位置に、断面が玉の形状に合致する環状の第1、第
    2内径側転動溝が形成され、 前記円筒部の一端部内周面に、前記第1内径側転動溝に
    対応し断面が前記玉の形状に合致する第1外径側転動溝
    が形成され、 前記円筒部の他端部内周面に、該円筒部の内周面より大
    径の保持孔が円筒部の他端に開口して形成され、 該円筒部の保持孔の内側に、内周面に前記第2内径側転
    動溝に対向し断面が前記玉の形状に合致する第2外径側
    転動溝を形成した外輪が挿入され、 前記第1内径側転動溝と前記第1外径側転動溝との間、
    及び前記第2内径側転動溝と前記第2外径側転動溝との
    間に、複数個の玉が転動自在に収容され、 かつ、前記外輪の外周面が前記保持孔の内周面に軸心方
    向に負荷を与えた予圧状態で固着されている、 ことを特徴とするスピンドルモータ。
  2. 【請求項2】ハウジングと、該ハウジングに固定された
    円筒部と、該円筒部の内側に該円筒部に対して回転自在
    に支持された回転軸と、該回転軸の前記円筒部より導出
    された端部に固定されたほぼカップ状のハブと、該ハブ
    の周壁部内面に固着されたロータマグネットと、該ロー
    タマグネットに対向するように前記円筒部の外周面に固
    定されたステータと、を備えてなるスピンドルモータに
    おいて、 前記回転軸の外周面における前記円筒部の両端部に対応
    する位置に、断面が玉の形状に合致する環状の第1、第
    2内径側転動溝が形成され、 前記円筒部の一端部内周面に、前記第1内径側転動溝に
    対応し断面が前記玉の形状に合致する第1外径側転動溝
    が形成され、 前記円筒部の他端部内周面に、該円筒部の内周面より大
    径の保持孔が円筒部の他端に開口して形成され、 該円筒部の保持孔の内側に、内周面に前記第2内径側転
    動溝に対向し断面が前記玉の形状に合致する第2外径側
    転動溝を形成した外輪が挿入され、 前記第1内径側転動溝と前記第1外径側転動溝との間、
    及び前記第2内径側転動溝と前記第2外径側転動溝との
    間に、複数個の玉が転動自在に収容され、 かつ、前記円筒部の他端部に、前記外輪を軸心方向に常
    時弾発付勢する弾発部材が配設されている、 ことを特徴とするスピンドルモータ。
JP63117405A 1988-05-13 1988-05-13 スピンドルモータ Expired - Fee Related JPH07118893B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6268059A (ja) * 1985-09-19 1987-03-27 Canon Inc Pm型ステツプモ−タの軸受構造
JPS6298460U (ja) * 1985-12-06 1987-06-23
JPS62191351U (ja) * 1986-05-27 1987-12-05

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