JPH0711863Y2 - 圧入装置 - Google Patents

圧入装置

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JPH0711863Y2
JPH0711863Y2 JP1988126717U JP12671788U JPH0711863Y2 JP H0711863 Y2 JPH0711863 Y2 JP H0711863Y2 JP 1988126717 U JP1988126717 U JP 1988126717U JP 12671788 U JP12671788 U JP 12671788U JP H0711863 Y2 JPH0711863 Y2 JP H0711863Y2
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JP
Japan
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work
press
fitting
holding means
vibrator
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JP1988126717U
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JPH0247130U (ja
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護 吉原
幸輝 英保
博之 青木
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は2つのワークを互いに圧入する圧入装置に関す
る。
B.従来の技術 実開昭63−76424号公報には、シーリングキャップ(ワ
ーク)を取付け用孔に圧入してシールする圧入装置が開
示されている。この装置は、シーリングキャップを吸着
保持する打ち込みヘッドを圧入方向に振動させ、この振
動によりシーリングキャップの圧入を容易にしている。
さらに、特開昭1−234128号公報には、ピンを嵌合孔に
嵌合するにあたり、ピンに超音波振動を与えることによ
り、嵌合を容易とした嵌合方法が開示されている。
C.考案が解決しようとする課題 しかしながら、前者の圧入装置は、打ち込みヘッドをワ
ークの圧入方向に振動させ、その振動の幅だけシーリン
グキャップを強制的に奥に押し込む構成であるため、上
記シーリングキャップなどの小型のワークには効果的で
あるが、大型のワークには効果的でない。また後者の嵌
合方法で用いられる超音波振動は、非常に微細な振動で
あるため、これも大型のワークには効果的でない。
このため、従来、大型のワークの圧入を行うには、ワー
クを圧入方向に駆動する駆動装置の駆動力を大きくした
り、作業者が圧入部をハンマ等でたたくなどしている
が、駆動力を大きくするには装置を大型化せざるを得
ず、またコストが高くなり、また、ハンマでたたく方法
では、その作業が煩わしいという問題がある。
本考案の目的は、駆動装置の駆動力が小さくてもまたハ
ンマ等でたたかなくても大型ワークの圧入作業が容易に
行える圧入装置を提供することにある。
D.課題を解決するための手段 一実施例を示す第1図および第2図に対応付けて説明す
ると、本考案は、第1のワーク10を保持する第1の保持
手段2,4と、第2のワーク20を第1のワーク10と対向し
て保持する第2の保持手段3,60と、第1のワーク10と第
2のワーク20とを圧入するために相対的に接近させる駆
動手段5とを備え、第1のワーク10と第2のワーク20と
を互いに圧入する圧入装置に適用される。そして、次の
構成により上記問題点を解決する。
すなわち、第1および第2のワーク10、20の圧入部にワ
ーク圧入方向と直交する方向の振動を与えるバイブレー
タ66が第1および第2の保持手段2、60の少なくともい
ずれか一方(60)に取付けられ、バイブレータ66が取り
付けられた保持手段60が弾性体68を介してワーク圧入方
向と直交する方向に移動可能に設置されている。
特に請求項2は、保持手段の高さ位置を調整可能とした
ものである。
E.作用 駆動手段5により、例えば第2のワーク20を第1のワー
ク10に押圧するとともに、バイブレータ66によりワーク
10,20の圧入部に振動を与える。これにより、駆動手段
5の駆動力が小さくても、また圧入部をハンマ等でたた
かなくても大型ワークの圧入が容易に行える。圧入時に
ワーク10、20に芯ずれが残っていても、弾性体68の変形
に伴う保持手段60の変位によってその芯ずれが修正され
る。そして、芯ずれ修正後の保持位置を基準としてワー
ク10、20の圧入部がワーク圧入方向と直交する方向に振
動して圧入が滑らかに進行する。
なお、本考案の構成を説明する上記D項およびE項で
は、本考案を分かり易くするために実施例の図を用いた
が、これにより本考案が実施例に限定されるものではな
い。
F.実施例 第1図〜第2図に基づいて本考案の一実施例を説明す
る。
本考案に係る圧入装置の全体構成を示す第1図におい
て、ベース1の上部には、3個のワーク受け2,3,60が立
設されるとともに、ワーク固定部4が設けられ、ワーク
受け3,60の上部に円筒状のワーク20(第2のワーク)が
載置される。ワーク受け2の上部には、同様に円筒状の
ワーク10(第1のワーク)が載置され、その一端がワー
ク固定部4に固定される。ワーク10の他端には円筒状の
凸部11が形成されるとともに、ワーク20の一端には円筒
状の凹部21が形成され、各ワーク10,20は、これらの凸
部11と凹部21とが同軸で対向するようにワーク受け2,3,
60にそれぞれ載置される。凸部11の外径は凹部21の内径
よりも大きくされている。
また、ベース1の上部には、シリンダ5が設置され、こ
のシリンダ5の伸長によりワーク20がワーク10に向けて
移動される。
ここで、第2図はワーク受け60の詳細を示し、(b)が
第1図のb−b線矢視図、(a)が(b)の上面図、
(c)が(b)のc−c線断面図である。
ベース1に立設された一対のガイドブラケット62には凸
部62aがそれぞれ形成される一方、開口部61aが設けられ
略コ字状に形成されたローラブラケット61の両端には、
溝61b(第2図(a))がそれぞれ形成され、左右一対
のガイドブラケット62の凸部62aにこれらの溝61bが摺動
可能に挿入されている。これによりローラブラケット61
は、凸部62aに案内されて上下方向に移動可能とされ
る。一対のガイドブラケット62の間には、シリンダ63
(第1図(b))がベース1上に設けられ、そのピスト
ンロッド63aには皿ばね68とスペーサ64が外挿され、こ
れらを貫通したピストンロッド63aの先端にローラブラ
ケット61が連結されている。すなわちローラブラケット
61は、さらばね68を介してベース1に設置されている。
また、ローラブラケット61には、上面にも溝61cが形成
され、ここに一対のローラ65が回転可能に軸支されてい
る。これら一対のローラ65上にワーク20の一端が載置さ
れる。さらに、ローラブラケット61の背面には、保持部
材67を介してバイブレータ66が設けられ、これによりワ
ーク20に振動が付与される。
なお、他のワーク受け2,3も、バイブレータ66が設けら
れていない点以外は、ワーク受け60と同様に構成されて
いる。
以上の実施例の構成において、ワーク受け2およびワー
ク固定部4が第1の保持手段を、ワーク受け3,60が第2
の保持手段を、シリンダ5が駆動手段を、さらばね68が
弾性体をそれぞれ構成する。
今、ワーク10,20の圧入作業を行うに当り、第1図の如
く各ワーク10,20をワーク受け2,3,60に載置し、ワーク1
0の一端を固定部4に固定する。次いでワーク受け60の
シリンダ63およびワーク受け2,3の不図示のシリンダを
それぞれ駆動し、ローラブラケット61を上下方向に移動
させて両ワーク10,20の芯出しを行う。
この状態でシリンダ5を伸長させると、ワーク20が押さ
れ、その凹部21が凸部11に当接する。ここで、シリンダ
5をさらに伸長駆動させつつバイブレータ66を駆動す
る。これによりワーク10の凹部21が振動し、凸部11の凹
部21への圧入が容易に行える。なお、63を油圧シリンダ
とする場合には、作業時にボア室とロッド室とを制御弁
を介して連通させておき、ピストンの上下動を円滑に行
わしめる。
ここで本実施例では、ワーク受け60のローラブラケット
61が皿ばね68を介してベース1に設置されているので、
上述のようにシリンダのボア室とロッド室とが連通して
いる状態では、振動に応じてワーク20がローラブラケッ
ト61を介して上下動する。したがって、当初、ワーク10
と20との間に多少の芯ずれがあた場合でも、ワーク20が
上下動する際にワーク10に対して芯出しされ、圧入をス
ムーズに行うことができる。したがって、ワーク10と20
との芯出しを厳密に行う必要はない。また、ワーク受け
60の皿ばね68および他のワーク受け2,3の皿ばねにより
バイブレータ66の振動が吸収され、ベース側への振動伝
達を最小限に抑制することができる。
また、径の異なる他のワークの圧入作業を行う場合に
は、スペーサ64を交換することによりその径に合せてロ
ーラブラケット61の高さを調節し、ワーク載置後、シリ
ンダ63および他のワーク受け2,3のシリンダを駆動して
ワークの芯出しを行うようにすればよい。
なお以上では、バイブレータ66によりワーク20側から振
動を与えるようにしたが、ワーク10側から振動を与える
ようにしてもよい。また、ワーク10,20を共に移動させ
て圧入作業を行う圧入装置にも本考案を適用できる。さ
らに、本考案は圧入部に振動を与えつつ圧入する点が要
旨であり、保持手段や駆動手段の構成は問わないばかり
か、ワークの形状や配置も実施例に何ら限定されない。
したがって、上記実施例では第1,第2のワークを同軸に
配置し軸方向に第1のワークを移動する場合について説
明したが、例えば、長手方向に延在する第1のワークに
対して長手方向と直交する方向に第2のワークを圧入す
るものなどにも本考案を適用できる。
G.考案の効果 本考案によれば、ワーク保持手段にバイブレータを設
け、第1および第2のワークの圧入部に振動を与えるよ
うにしたので、圧入作業時の駆動力が小さくても大型ワ
ークの圧入作業が容易に行える。したがってシリンダ等
の駆動装置を駆動力の小さいものにすることができ、コ
ストダウンが図れる。また、圧入作業時に圧入部をハン
マ等でたたく必要がなく、作業性の向上が図れる。
さらに、ワーク保持手段を弾性体を介して設置したの
で、当初、第1,第2のワークに多少の芯ずれがあた場合
でも、振動時に保持手段を介してワークが上下動して第
1,第2のワークが芯出しされ、圧入をスムーズに行うこ
とができる。したがって、最初に第1,第2のワークの芯
出しを厳密に行う必要がなくなり、作業効率の向上が図
れる。
特に請求項2の考案によれば、ワーク保持手段の高さ位
置を調整可能としたので、種々の大きさのワークに対応
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示し、第1図
は本考案に係る圧入装置の全体構成を示す側面図、第2
図(a)は第2図(b)の上面図、第2図(b)は第1
図のb−b線矢視図、第2図(c)は第2図(b)のc
−c線断面図である。 2,3,60:ワーク受け 4:ワーク固定部 5:シリンダ 10,20:ワーク 66:バイブレータ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のワークを保持する第1の保持手段
    と、第2のワークを前記第1のワークと対向して保持す
    る第2の保持手段と、前記第1のワークと第2のワーク
    とを圧入するために相対的に接近させる駆動手段とを備
    え、前記第1のワークと第2のワークとを互いに圧入す
    る圧入装置において、 前記第1および第2のワークの圧入部にワーク圧入方向
    と直交する方向の振動を与えるバイブレータが前記第1
    および第2の保持手段の少なくともいずれか一方に取付
    けられ、前記バイブレータが取り付けられた保持手段が
    弾性体を介してワーク圧入方向と直交する方向に移動可
    能に設置されていることを特徴とする圧入装置。
  2. 【請求項2】前記保持手段は、その高さ位置が調整可能
    に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧
    入装置。
JP1988126717U 1988-09-28 1988-09-28 圧入装置 Expired - Lifetime JPH0711863Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2559469Y2 (ja) * 1991-03-29 1998-01-19 三菱マテリアル株式会社 管の被覆装置における管自動接続機構
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BG41865A1 (en) * 1985-04-26 1987-09-15 Ivanov Method and device for scanning mounting of two- pieces entering one in the other

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