JP3550746B2 - 部品組付装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本願発明は、二部材を相互に仮組付けした状態で一体的に他の部材に組付けるようにした部品組付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
相互にスプライン嵌合する二つの部材を組付ける場合、この二つの部材のスプライン歯同士が軸方向において衝合するとその嵌合ができないため、かかる組付上の不都合を回避する観点から、組付時にはこの両者を相対回転させてそのスプライン歯の位相をズラせながら嵌合作業を行うのが一般的な方法である(例えば、特開平2−116433号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、実際の嵌合作業においては、相互にスプライン嵌合される二つの部材をその軸方向に所定の押圧力で付勢し、両者のスプライン歯が嵌合可能な位相になった時には自動的に嵌合されるようにしていることから、嵌合作業に際して例えば一方の部材を回転させたとしても両部材の衝合面に作用する摩擦力によって他方の部材も衝合当初の位相を保持したまま連れ回りし、両部材のスプライン歯の位相を変化させることが困難であった。
【0004】
そこで本願発明は、相互に嵌合される部材相互の嵌合作業をより一層容易ならしめて作業性の向上を図るとともに、併せて部材の兼用化により装置の構造の簡略化及び低コスト化を図ることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願発明ではかかる課題を解決するための具体的手段として、本願の第1の発明では、第1の被嵌合部材に嵌合する嵌合部を備えた第1の部材を保持する保持手段と、第2の被嵌合部材に嵌合する嵌合部を備え且つ上記第1の部材に対して所定の位置関係をもって組付けられる第2の部材を上記第1の部材に仮組付けした状態でその嵌合部の軸方向へ押圧することで該第1の部材と第2の部材との位置関係を保持せしめる押圧手段とを備え、上記第1の部材と第2の部材とを同時に上記第1の被嵌合部材と第2の被嵌合部材とに嵌合させて組付け状態にするとともに、上記第2の部材の嵌合部と上記第2の被嵌合部材との嵌合時に上記押圧手段をその押圧方向に振動させることを特徴としている。
【0006】
本願の第2の発明では、上記第1の発明にかかる部品組付装置において、上記第1の部材と第2の部材とを相互に仮組付けさせ且つ上記押圧手段により押圧固定した状態で一体的に上記第1及び第2の被嵌合部材側へ移動させることを特徴としている。
【0007】
本願の第3の発明では、上記第1又は第2の発明にかかる部品組付装置において、上記第1の部材をシフトフォークとし、上記第2の部材を該シフトフォークに組付けられるハブとしたことを特徴としている。
【0008】
【発明の作用・効果】
(1)本願発明ではかかる構成とすることにより次のような作用・効果が得られるものである。
【0009】
本願の第1の発明にかかる部品組付装置によれば、保持手段により保持された第1の部材と該第1の部材に対して所定の相対関係をもって仮組付けされるとともに押圧手段により押圧されることで上記第1の部材との相対関係が保持される第2の部材とを同時に第1の被嵌合部材及び第2の被嵌合部材に対して同時に嵌合させて組付け状態にするのに際して、上記第2の部材と上記第2の被嵌合部材との嵌合時に上記押圧手段をその押圧方向に振動させるようにしているので、該第2の部材と第2の被嵌合部材との軸方向における衝合面においてはこの両者の摩擦力が周期的に変化することになる。
【0010】
このため、例えばこの第2の部材と第2の被嵌合部材との嵌合がスプライン嵌合であり且つ該第2の被嵌合部材を適度に回転させながら両者を嵌合させるようにした場合において、しかも両部材の初期衝合状態において両スプライン歯が軸方向に重合しているような場合であっても、上記押圧手段の振動に伴って上記摩擦力が小さくなった時には両部材の相対回転が許容されその回転方向の位相が変化することから、該両部材のスプライン嵌合が容易に達成されるものである。
【0011】
また、第2の部材を第1の部材に押圧したこれを所定の相対関係で保持するための押圧手段を該第2の部材の加振手段として兼用していることから、例えばこの押圧手段とは別個に専用の加振手段を設ける場合に比して、装置の構造が簡略化されその低コスト化が図れるものである。
【0012】
(2)本願の第2の発明にかかる部品組付装置によれば、上記1に記載の作用効果に加えて、上記第1の部材と第2の部材とを相互に仮組付けさせ且つ上記押圧手段により押圧固定した状態で一体的に上記第1及び第2の被嵌合部材側へ移動させることで、該第1の部材と第2の部材とを仮組付けした状態のまま押圧手段により該第2の部材を加振してこれを上記第1の部材と同時に対応する被嵌合部材側にそれぞれ嵌合させることができるため、特に第3の発明にかかる部品組付装置の如く、上記第1の部材をシフトフォークとし、上記第2の部材を該シフトフォークに組付けられるハブとし且つ該ハブがスプライン嵌合される構成のものにあってもこれらの組付けを容易に行うことができるものである。
【0013】
【実施例】
以下、本願発明の部品組付装置を添付図面に基づいて具体的に説明すると、図1には本願発明の実施例にかかる組立装置Zが示されている。この組立装置Zは、トランスミッション(図示省略)側に組付けられたシフトロッド51(特許請求の範囲中の第1の被嵌合部材に該当する)と主軸52(特許請求の範囲中の第2の被嵌合部材に該当する)とに、シフトフォーク30(特許請求の範囲中の第1の部材に該当する)とハブ40(特許請求の範囲中の第2の部材に該当する)とを相互に所定の位置関係で一体的に仮組付けした状態でこれを同時に組付けるためのものであって、ロボットYと該ロボットYの先端部に装着された後述の組立ヘッドXとで構成される。
【0014】
尚、上記シフトフォーク30は、図2に示すように、その一端側にはボス穴31(特許請求の範囲中の嵌合部に該当する)を備えたボス部30aを、他端側には周方向に三つの係合部32,32,32を備えたフォーク部30bをそれぞれ形成するとともに、該ボス部30aとフォーク部30bの中間位置には、ガイド穴33を形成している。
【0015】
また、上記ハブ40は、実際的にはその外周側にキーを介してスリーブが装着されるものであるが、ここでは図2のように、説明の便宜上、本来のハブにスリーブを組付けてアセンブリしたものをハブ40とし一体的に図示してこれを一体的に取り扱うこととする。従って、図2のハブ40は、本来のスリーブに形成されるべき係合溝41をその外周面に、また本来のハブに形成されるスプライン穴42(特許請求の範囲中の嵌合部に該当する)及び凹陥部43をその軸心部分にそれぞれ形成したものとなっているので、この点注記しておく。
【0016】
さらに、上記シフトロッド51は、その先端51aを角面取りしてテーパー状としている。また、上記主軸52は、その先端側の所定範囲をスプライン軸部53とするとともに、その先端面にはテーパー状に凹入する凹部54としている。
【0017】
上記組立ヘッドXは、上記ロボットYの先端に固定される固定プレート1と該固定プレート1に対向した状態で接離可能にフローティング支持されるベースプレート2とを備えている。即ち、上記固定プレート1とベースプレート2との間には、スライドブッシュ16,17を介して長寸の第1ガイドロッド4と短寸の第2ガイドロッド5とがそれぞれ摺動自在に貫通配置され、該各ガイドロッド4,5にガイドされて上記ベースプレート2が固定プレート1に対して接離可能とされるとともに、固定プレート1とベースプレート2との間には上記各スライドブッシュ16,17の近傍において圧縮スプリング21と引張スプリング22とが配置されて該ベースプレート2が固定プレート1に対して弾圧支持されており、かかるガイド作用と弾圧支持作用とによって上記ベースプレート2は固定プレート1に対してフローティング支持されるものである。
【0018】
ここで、上記第1ガイドロッド4と第2ガイドロッド5のうち、第1ガイドロッド4は固定プレート1とベースプレート2との間のガイド専用部材であるが、第2ガイドロッド5は固定プレート1とベースプレート2との間のガイド部材として機能するとともに、後述のように上記シフトフォーク30のガイド部材としても機能するものである。即ち、上記第2ガイドロッド5は、上記ベースプレート2に設けたスライドブッシュ18を通してさらに下方へ延出しており、その下端には上記シフトフォーク30のボス部30aに設けたボス穴31に嵌挿して該ボス部30a部分の位置決めを行う位置決めヘッド10が取り付けられている。尚、この位置決めヘッド10の先端面には、上記シフトロッド51の先端51aに嵌合するテーパー状の凹部10aが形成されている。
【0019】
一方、上記ベースプレート2の上記第1ガイドロッド4の取付位置とは反対側の位置には、シリンダ12が下方に向けて取り付けられるとともに、該シリンダ12のロッド12aには連結部材13を介して可動プレート3が該ベースプレート2と対向状態で取り付けられている。そして、この可動プレート3の下面側には、その軸心部に貫通穴11aを形成するとともにその下端に上記ハブ40の凹陥部43に嵌入可能な突出部14aを形成した押圧ヘッド14が、該突出部14aを下方に向けた状態で固着されている。さらに、この押圧ヘッド14の貫通穴11aには、その一端にテーパー状の突起部11aを、他端には鍔部11bをそれぞれ形成した位置決めヘッド11が、該鍔部11bで下方への抜け止めがされた状態で該押圧ヘッド14の上方から嵌挿されている。また、この位置決めヘッド11の上端には、上記ベースプレート2に設けたスライドブッシュ19によりガイドされた第3ガイドロッド6が同軸状に取り付けられるとともに、該位置決めヘッド11とベースプレート2との間には圧縮スプリング23が縮装されている。
【0020】
従って、上記シリンダ12の伸縮に伴い、上記位置決めヘッド11及び押圧ヘッド14は上記第3ガイドロッド6によりガイドされた状態で一体的に上下動(正確には上記ベースプレート2に対して接離動)するとともに、上記位置決めヘッド11に突き上げ力が作用した時には該位置決めヘッド11が押圧ヘッド14に対して相対的に上動することとなる。
【0021】
尚、上記シリンダ12は、伸縮用の切換バルブ(図示省略)によってその伸縮作動が制御されるが、さらにこの実施例のものにおいては該シリンダ12を小振幅で伸縮動させて上記押圧ヘッド14を上下方向に小刻みに振動させるための加振用切換バルブ(図示省略)をも並設しており、これら二つの切換バルブを作業状態に応じて使い分けることで上記押圧ヘッド14の上下動と加振とを制御するようにしている。
【0022】
ここで、上記位置決めヘッド10と位置決めヘッド11との軸間距離は、トランスミッション側に設けられた上記シフトロッド51と主軸52の軸間距離、即ち、図2に示すように適正状態に組付けられた上記シフトフォーク30とハブ40の軸間距離と同一に設定されている。また、上記ベースプレート2の上記第1ガイドロッド4と第3ガイドロッド6との中間位置には、これら各ガイドロッド4,6と平行に位置決めロッド7が取り付けられており、該位置決めロッド7の下端は位置決めヘッド7aとされ、上記シフトフォーク30のガイド穴33に嵌入し得るようになっている。
【0023】
さらに、上記ベースプレート2には、上記各ガイドロッド軸心に直交する方向に開閉してその先端部に設けた把持部Waによって上記シフトフォーク30のボス部30aの近傍をその幅方向の両側から挟持するハンド機構Wが固定されている。
【0024】
続いて、かかる構成をもつ組立装置Zを使用し、トランスミッション側のシフトロッド51と主軸52に対して、図2に示すように所定の位置関係に仮組付けされた上記シフトフォーク30とハブ40とを同時に組付ける場合について説明する。
【0025】
先ず、上記シリンダ12を縮小させて可動プレート3を最高位置まで上動させた状態(図1に実線図示する状態)で、ロボットYが作動して組立ヘッドXをシフトフォーク30の搬送ライン側に移動させ、搬送されたシフトフォーク30を所定の位置決め状態で把持する。即ち、図1に図示するように、上記位置決めヘッド10をボス穴31に、また上記位置決めロッド7の位置決めヘッド7aをガイド穴33に、それぞれ嵌挿せしめた状態で、上記ハンド機構Wの把持部Waによってシフトフォーク30を幅方向両側から強固に把持する。
【0026】
次に、このシフトフォーク30を把持した組立ヘッドXをハブ40側に移動させ、上記シフトフォーク30とハブ40とを所定の位置関係をもって仮組付けする。即ち、上記ハブ40は、ハブ供給部(図示省略)において、水平状態に載置されている。この載置状態にあるハブ40に対してその側方から組立ヘッドXを接近させて該ハブ40の係合溝41内にシフトフォーク30の各係合部32,32,32を嵌入させるとともに、上記シリンダ12を伸長させて上記押圧ヘッド14を下動させ、該押圧ヘッド14の突出部14aを上記ハブ40の凹陥部43内に嵌入させた状態でこれをさらに下方に押圧せしめる。このように押圧ヘッド14によってハブ40を下方へ押圧することで、上記ハンド機構W側に把持されたシフトフォーク30の各係合部32,32,32とハブ40の係合溝41の溝壁とがその軸方向(上下方向)に圧接され、該シフトフォーク30とハブ40とは所定の位置関係をもった状態で仮組付けされ、且つその組付け状態が保持される。尚、この状態においては、上記位置決めヘッド11が上記ハブ40のスプライン穴42を挿通され、その下端の突起部11aはハブ40の下面側に適宜量だけ突出している。
【0027】
次に、組立ヘッドXを移動させてこれを図1に示すように上記トランスミッションの上方に位置させ、且つ上記位置決めヘッド10とシフトロッド51、及び上記位置決めヘッド11と主軸52とがそれぞれ同軸状となるように一時的な位置決めを行う。この位置決め完了後に、ロボットYによって組立ヘッドXを降下させて上記位置決めヘッド10の凹部10aをシフトロッド51の先端部51aに、上記位置決めヘッド11の突起部11aを上記主軸52の凹部54に、それぞれ嵌合させる。これで、上記位置決めヘッド10とシフトロッド51、位置決めヘッド11と主軸52がそれぞれ確実に同軸状に位置決めされることになる。
【0028】
次に、ロボットYによって組立ヘッドXを降下させ、上記シフトフォーク30を位置決めヘッド10からシフトロッド51側に、上記ハブ40を位置決めヘッド11から主軸52側に、それぞれ受け渡してこれらを同時に嵌合させて組付ける。
【0029】
この場合、上記組立ヘッドXを降下させることで上記位置決めヘッド10及び位置決めヘッド10にそれぞれシフトロッド51及び主軸52側から突き上げ力が作用し、該位置決めヘッド10及び位置決めヘッド11はシフトフォーク30及びハブ40を残した状態で上方に退避し該シフトフォーク30及びハブ40の受け渡しが行われるわけであるが、特にハブ40側においてはその嵌合がスプライン嵌合であるため、該ハブ40のスプライン穴42と主軸52のスプライン軸部53との間においてスプライン歯の位相が嵌合可能状態になっていないとこれらを嵌合させることができない。
【0030】
このため、この実施例では、上記主軸52を所定速度で回転させるとともに、同時に上記シリンダ12を作動させて上記押圧ヘッド14を上下方向(即ち、嵌合方向)に小刻みに振動させて上記ハブ40を加振する。このように主軸52側を回転させながらハブ40側をその嵌合方向に加振すると、上記主軸52側のスプライン歯の端面とハブ40側のスプライン歯の端面とが当接し且つ上記ロボットY側にフローティング支持されたベースプレート2によって所定の押圧力がかけられていても、該両者間に作用する摩擦力が交互に強弱変化することから上記主軸52の回転を受けて両者が適度に相対回転しその位相合わせが容易且つ迅速に行われるものである。これにより、シフトフォーク30とハブ40とを一体的に仮組付けした状態での上記シフトロッド51及び主軸52への同時組付けがスムーズに行われるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例にかかる部品組付装置の全体構成を示す断面図である。
【図2】図1のII-II矢視図である。
【符号の説明】
1は固定プレート、2はベースプレート、3は可動プレート、4〜6はガイドロッド、7は位置決めロッド、10及び11は位置決めヘッド、12はシリンダ、13は連結部材、14は押圧ヘッド、16〜19はスライドブッシュ、21〜23はスプリング、30はシフトフォーク、31はボス穴、32は係合部、33はガイド穴、40はハブ、41は係合溝、42はスプライン穴、43は凹陥部、51はシフトロッド、52は主軸、53はスプライン軸部、54は凹部、Wはハンド機構、Xは組立ヘッド、Yはロボット、Zは組立装置である。
【産業上の利用分野】
本願発明は、二部材を相互に仮組付けした状態で一体的に他の部材に組付けるようにした部品組付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
相互にスプライン嵌合する二つの部材を組付ける場合、この二つの部材のスプライン歯同士が軸方向において衝合するとその嵌合ができないため、かかる組付上の不都合を回避する観点から、組付時にはこの両者を相対回転させてそのスプライン歯の位相をズラせながら嵌合作業を行うのが一般的な方法である(例えば、特開平2−116433号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、実際の嵌合作業においては、相互にスプライン嵌合される二つの部材をその軸方向に所定の押圧力で付勢し、両者のスプライン歯が嵌合可能な位相になった時には自動的に嵌合されるようにしていることから、嵌合作業に際して例えば一方の部材を回転させたとしても両部材の衝合面に作用する摩擦力によって他方の部材も衝合当初の位相を保持したまま連れ回りし、両部材のスプライン歯の位相を変化させることが困難であった。
【0004】
そこで本願発明は、相互に嵌合される部材相互の嵌合作業をより一層容易ならしめて作業性の向上を図るとともに、併せて部材の兼用化により装置の構造の簡略化及び低コスト化を図ることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願発明ではかかる課題を解決するための具体的手段として、本願の第1の発明では、第1の被嵌合部材に嵌合する嵌合部を備えた第1の部材を保持する保持手段と、第2の被嵌合部材に嵌合する嵌合部を備え且つ上記第1の部材に対して所定の位置関係をもって組付けられる第2の部材を上記第1の部材に仮組付けした状態でその嵌合部の軸方向へ押圧することで該第1の部材と第2の部材との位置関係を保持せしめる押圧手段とを備え、上記第1の部材と第2の部材とを同時に上記第1の被嵌合部材と第2の被嵌合部材とに嵌合させて組付け状態にするとともに、上記第2の部材の嵌合部と上記第2の被嵌合部材との嵌合時に上記押圧手段をその押圧方向に振動させることを特徴としている。
【0006】
本願の第2の発明では、上記第1の発明にかかる部品組付装置において、上記第1の部材と第2の部材とを相互に仮組付けさせ且つ上記押圧手段により押圧固定した状態で一体的に上記第1及び第2の被嵌合部材側へ移動させることを特徴としている。
【0007】
本願の第3の発明では、上記第1又は第2の発明にかかる部品組付装置において、上記第1の部材をシフトフォークとし、上記第2の部材を該シフトフォークに組付けられるハブとしたことを特徴としている。
【0008】
【発明の作用・効果】
(1)本願発明ではかかる構成とすることにより次のような作用・効果が得られるものである。
【0009】
本願の第1の発明にかかる部品組付装置によれば、保持手段により保持された第1の部材と該第1の部材に対して所定の相対関係をもって仮組付けされるとともに押圧手段により押圧されることで上記第1の部材との相対関係が保持される第2の部材とを同時に第1の被嵌合部材及び第2の被嵌合部材に対して同時に嵌合させて組付け状態にするのに際して、上記第2の部材と上記第2の被嵌合部材との嵌合時に上記押圧手段をその押圧方向に振動させるようにしているので、該第2の部材と第2の被嵌合部材との軸方向における衝合面においてはこの両者の摩擦力が周期的に変化することになる。
【0010】
このため、例えばこの第2の部材と第2の被嵌合部材との嵌合がスプライン嵌合であり且つ該第2の被嵌合部材を適度に回転させながら両者を嵌合させるようにした場合において、しかも両部材の初期衝合状態において両スプライン歯が軸方向に重合しているような場合であっても、上記押圧手段の振動に伴って上記摩擦力が小さくなった時には両部材の相対回転が許容されその回転方向の位相が変化することから、該両部材のスプライン嵌合が容易に達成されるものである。
【0011】
また、第2の部材を第1の部材に押圧したこれを所定の相対関係で保持するための押圧手段を該第2の部材の加振手段として兼用していることから、例えばこの押圧手段とは別個に専用の加振手段を設ける場合に比して、装置の構造が簡略化されその低コスト化が図れるものである。
【0012】
(2)本願の第2の発明にかかる部品組付装置によれば、上記1に記載の作用効果に加えて、上記第1の部材と第2の部材とを相互に仮組付けさせ且つ上記押圧手段により押圧固定した状態で一体的に上記第1及び第2の被嵌合部材側へ移動させることで、該第1の部材と第2の部材とを仮組付けした状態のまま押圧手段により該第2の部材を加振してこれを上記第1の部材と同時に対応する被嵌合部材側にそれぞれ嵌合させることができるため、特に第3の発明にかかる部品組付装置の如く、上記第1の部材をシフトフォークとし、上記第2の部材を該シフトフォークに組付けられるハブとし且つ該ハブがスプライン嵌合される構成のものにあってもこれらの組付けを容易に行うことができるものである。
【0013】
【実施例】
以下、本願発明の部品組付装置を添付図面に基づいて具体的に説明すると、図1には本願発明の実施例にかかる組立装置Zが示されている。この組立装置Zは、トランスミッション(図示省略)側に組付けられたシフトロッド51(特許請求の範囲中の第1の被嵌合部材に該当する)と主軸52(特許請求の範囲中の第2の被嵌合部材に該当する)とに、シフトフォーク30(特許請求の範囲中の第1の部材に該当する)とハブ40(特許請求の範囲中の第2の部材に該当する)とを相互に所定の位置関係で一体的に仮組付けした状態でこれを同時に組付けるためのものであって、ロボットYと該ロボットYの先端部に装着された後述の組立ヘッドXとで構成される。
【0014】
尚、上記シフトフォーク30は、図2に示すように、その一端側にはボス穴31(特許請求の範囲中の嵌合部に該当する)を備えたボス部30aを、他端側には周方向に三つの係合部32,32,32を備えたフォーク部30bをそれぞれ形成するとともに、該ボス部30aとフォーク部30bの中間位置には、ガイド穴33を形成している。
【0015】
また、上記ハブ40は、実際的にはその外周側にキーを介してスリーブが装着されるものであるが、ここでは図2のように、説明の便宜上、本来のハブにスリーブを組付けてアセンブリしたものをハブ40とし一体的に図示してこれを一体的に取り扱うこととする。従って、図2のハブ40は、本来のスリーブに形成されるべき係合溝41をその外周面に、また本来のハブに形成されるスプライン穴42(特許請求の範囲中の嵌合部に該当する)及び凹陥部43をその軸心部分にそれぞれ形成したものとなっているので、この点注記しておく。
【0016】
さらに、上記シフトロッド51は、その先端51aを角面取りしてテーパー状としている。また、上記主軸52は、その先端側の所定範囲をスプライン軸部53とするとともに、その先端面にはテーパー状に凹入する凹部54としている。
【0017】
上記組立ヘッドXは、上記ロボットYの先端に固定される固定プレート1と該固定プレート1に対向した状態で接離可能にフローティング支持されるベースプレート2とを備えている。即ち、上記固定プレート1とベースプレート2との間には、スライドブッシュ16,17を介して長寸の第1ガイドロッド4と短寸の第2ガイドロッド5とがそれぞれ摺動自在に貫通配置され、該各ガイドロッド4,5にガイドされて上記ベースプレート2が固定プレート1に対して接離可能とされるとともに、固定プレート1とベースプレート2との間には上記各スライドブッシュ16,17の近傍において圧縮スプリング21と引張スプリング22とが配置されて該ベースプレート2が固定プレート1に対して弾圧支持されており、かかるガイド作用と弾圧支持作用とによって上記ベースプレート2は固定プレート1に対してフローティング支持されるものである。
【0018】
ここで、上記第1ガイドロッド4と第2ガイドロッド5のうち、第1ガイドロッド4は固定プレート1とベースプレート2との間のガイド専用部材であるが、第2ガイドロッド5は固定プレート1とベースプレート2との間のガイド部材として機能するとともに、後述のように上記シフトフォーク30のガイド部材としても機能するものである。即ち、上記第2ガイドロッド5は、上記ベースプレート2に設けたスライドブッシュ18を通してさらに下方へ延出しており、その下端には上記シフトフォーク30のボス部30aに設けたボス穴31に嵌挿して該ボス部30a部分の位置決めを行う位置決めヘッド10が取り付けられている。尚、この位置決めヘッド10の先端面には、上記シフトロッド51の先端51aに嵌合するテーパー状の凹部10aが形成されている。
【0019】
一方、上記ベースプレート2の上記第1ガイドロッド4の取付位置とは反対側の位置には、シリンダ12が下方に向けて取り付けられるとともに、該シリンダ12のロッド12aには連結部材13を介して可動プレート3が該ベースプレート2と対向状態で取り付けられている。そして、この可動プレート3の下面側には、その軸心部に貫通穴11aを形成するとともにその下端に上記ハブ40の凹陥部43に嵌入可能な突出部14aを形成した押圧ヘッド14が、該突出部14aを下方に向けた状態で固着されている。さらに、この押圧ヘッド14の貫通穴11aには、その一端にテーパー状の突起部11aを、他端には鍔部11bをそれぞれ形成した位置決めヘッド11が、該鍔部11bで下方への抜け止めがされた状態で該押圧ヘッド14の上方から嵌挿されている。また、この位置決めヘッド11の上端には、上記ベースプレート2に設けたスライドブッシュ19によりガイドされた第3ガイドロッド6が同軸状に取り付けられるとともに、該位置決めヘッド11とベースプレート2との間には圧縮スプリング23が縮装されている。
【0020】
従って、上記シリンダ12の伸縮に伴い、上記位置決めヘッド11及び押圧ヘッド14は上記第3ガイドロッド6によりガイドされた状態で一体的に上下動(正確には上記ベースプレート2に対して接離動)するとともに、上記位置決めヘッド11に突き上げ力が作用した時には該位置決めヘッド11が押圧ヘッド14に対して相対的に上動することとなる。
【0021】
尚、上記シリンダ12は、伸縮用の切換バルブ(図示省略)によってその伸縮作動が制御されるが、さらにこの実施例のものにおいては該シリンダ12を小振幅で伸縮動させて上記押圧ヘッド14を上下方向に小刻みに振動させるための加振用切換バルブ(図示省略)をも並設しており、これら二つの切換バルブを作業状態に応じて使い分けることで上記押圧ヘッド14の上下動と加振とを制御するようにしている。
【0022】
ここで、上記位置決めヘッド10と位置決めヘッド11との軸間距離は、トランスミッション側に設けられた上記シフトロッド51と主軸52の軸間距離、即ち、図2に示すように適正状態に組付けられた上記シフトフォーク30とハブ40の軸間距離と同一に設定されている。また、上記ベースプレート2の上記第1ガイドロッド4と第3ガイドロッド6との中間位置には、これら各ガイドロッド4,6と平行に位置決めロッド7が取り付けられており、該位置決めロッド7の下端は位置決めヘッド7aとされ、上記シフトフォーク30のガイド穴33に嵌入し得るようになっている。
【0023】
さらに、上記ベースプレート2には、上記各ガイドロッド軸心に直交する方向に開閉してその先端部に設けた把持部Waによって上記シフトフォーク30のボス部30aの近傍をその幅方向の両側から挟持するハンド機構Wが固定されている。
【0024】
続いて、かかる構成をもつ組立装置Zを使用し、トランスミッション側のシフトロッド51と主軸52に対して、図2に示すように所定の位置関係に仮組付けされた上記シフトフォーク30とハブ40とを同時に組付ける場合について説明する。
【0025】
先ず、上記シリンダ12を縮小させて可動プレート3を最高位置まで上動させた状態(図1に実線図示する状態)で、ロボットYが作動して組立ヘッドXをシフトフォーク30の搬送ライン側に移動させ、搬送されたシフトフォーク30を所定の位置決め状態で把持する。即ち、図1に図示するように、上記位置決めヘッド10をボス穴31に、また上記位置決めロッド7の位置決めヘッド7aをガイド穴33に、それぞれ嵌挿せしめた状態で、上記ハンド機構Wの把持部Waによってシフトフォーク30を幅方向両側から強固に把持する。
【0026】
次に、このシフトフォーク30を把持した組立ヘッドXをハブ40側に移動させ、上記シフトフォーク30とハブ40とを所定の位置関係をもって仮組付けする。即ち、上記ハブ40は、ハブ供給部(図示省略)において、水平状態に載置されている。この載置状態にあるハブ40に対してその側方から組立ヘッドXを接近させて該ハブ40の係合溝41内にシフトフォーク30の各係合部32,32,32を嵌入させるとともに、上記シリンダ12を伸長させて上記押圧ヘッド14を下動させ、該押圧ヘッド14の突出部14aを上記ハブ40の凹陥部43内に嵌入させた状態でこれをさらに下方に押圧せしめる。このように押圧ヘッド14によってハブ40を下方へ押圧することで、上記ハンド機構W側に把持されたシフトフォーク30の各係合部32,32,32とハブ40の係合溝41の溝壁とがその軸方向(上下方向)に圧接され、該シフトフォーク30とハブ40とは所定の位置関係をもった状態で仮組付けされ、且つその組付け状態が保持される。尚、この状態においては、上記位置決めヘッド11が上記ハブ40のスプライン穴42を挿通され、その下端の突起部11aはハブ40の下面側に適宜量だけ突出している。
【0027】
次に、組立ヘッドXを移動させてこれを図1に示すように上記トランスミッションの上方に位置させ、且つ上記位置決めヘッド10とシフトロッド51、及び上記位置決めヘッド11と主軸52とがそれぞれ同軸状となるように一時的な位置決めを行う。この位置決め完了後に、ロボットYによって組立ヘッドXを降下させて上記位置決めヘッド10の凹部10aをシフトロッド51の先端部51aに、上記位置決めヘッド11の突起部11aを上記主軸52の凹部54に、それぞれ嵌合させる。これで、上記位置決めヘッド10とシフトロッド51、位置決めヘッド11と主軸52がそれぞれ確実に同軸状に位置決めされることになる。
【0028】
次に、ロボットYによって組立ヘッドXを降下させ、上記シフトフォーク30を位置決めヘッド10からシフトロッド51側に、上記ハブ40を位置決めヘッド11から主軸52側に、それぞれ受け渡してこれらを同時に嵌合させて組付ける。
【0029】
この場合、上記組立ヘッドXを降下させることで上記位置決めヘッド10及び位置決めヘッド10にそれぞれシフトロッド51及び主軸52側から突き上げ力が作用し、該位置決めヘッド10及び位置決めヘッド11はシフトフォーク30及びハブ40を残した状態で上方に退避し該シフトフォーク30及びハブ40の受け渡しが行われるわけであるが、特にハブ40側においてはその嵌合がスプライン嵌合であるため、該ハブ40のスプライン穴42と主軸52のスプライン軸部53との間においてスプライン歯の位相が嵌合可能状態になっていないとこれらを嵌合させることができない。
【0030】
このため、この実施例では、上記主軸52を所定速度で回転させるとともに、同時に上記シリンダ12を作動させて上記押圧ヘッド14を上下方向(即ち、嵌合方向)に小刻みに振動させて上記ハブ40を加振する。このように主軸52側を回転させながらハブ40側をその嵌合方向に加振すると、上記主軸52側のスプライン歯の端面とハブ40側のスプライン歯の端面とが当接し且つ上記ロボットY側にフローティング支持されたベースプレート2によって所定の押圧力がかけられていても、該両者間に作用する摩擦力が交互に強弱変化することから上記主軸52の回転を受けて両者が適度に相対回転しその位相合わせが容易且つ迅速に行われるものである。これにより、シフトフォーク30とハブ40とを一体的に仮組付けした状態での上記シフトロッド51及び主軸52への同時組付けがスムーズに行われるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例にかかる部品組付装置の全体構成を示す断面図である。
【図2】図1のII-II矢視図である。
【符号の説明】
1は固定プレート、2はベースプレート、3は可動プレート、4〜6はガイドロッド、7は位置決めロッド、10及び11は位置決めヘッド、12はシリンダ、13は連結部材、14は押圧ヘッド、16〜19はスライドブッシュ、21〜23はスプリング、30はシフトフォーク、31はボス穴、32は係合部、33はガイド穴、40はハブ、41は係合溝、42はスプライン穴、43は凹陥部、51はシフトロッド、52は主軸、53はスプライン軸部、54は凹部、Wはハンド機構、Xは組立ヘッド、Yはロボット、Zは組立装置である。
Claims (3)
- 第1の被嵌合部材に嵌合する嵌合部を備えた第1の部材を保持する保持手段と、
第2の被嵌合部材に嵌合する嵌合部を備え且つ上記第1の部材に対して所定の位置関係をもって組付けられる第2の部材を上記第1の部材に仮組付けした状態でその嵌合部の軸方向へ押圧することで該第1の部材と第2の部材との位置関係を保持せしめる押圧手段とを備え、
上記第1の部材と第2の部材とを同時に上記第1の被嵌合部材と第2の被嵌合部材とに嵌合させて組付け状態にするとともに、上記第2の部材の嵌合部と上記第2の被嵌合部材との嵌合時に上記押圧手段をその押圧方向に振動させることを特徴とする部品組付装置。 - 請求項1において、上記第1の部材と第2の部材とが相互に仮組付けされ且つ上記押圧手段により押圧固定された状態で一体的に上記第1及び第2の被嵌合部材側へ移動されることを特徴とする部品組付装置。
- 請求項1または2において、上記第1の部材がシフトフォークであり、上記第2の部材が該シフトフォークに組付けられるハブであることを特徴とする部品組付装置。
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