JPH0871871A - 部品組付装置 - Google Patents

部品組付装置

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JPH0871871A
JPH0871871A JP6217263A JP21726394A JPH0871871A JP H0871871 A JPH0871871 A JP H0871871A JP 6217263 A JP6217263 A JP 6217263A JP 21726394 A JP21726394 A JP 21726394A JP H0871871 A JPH0871871 A JP H0871871A
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fitting
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 相互に嵌合される部材相互の嵌合作業をより
一層容易ならしめて作業性の向上を図るとともに、併せ
て部材の兼用化により装置の構造の簡略化及び低コスト
化を図る。 【構成】 第1の被嵌合部材51に嵌合する嵌合部31
を備えた第1の部材30を保持する保持手段Wと、第2
の被嵌合部材52に嵌合する嵌合部42を備え且つ上記
第1の部材30に対して所定の位置関係をもって組付け
られる第2の部材40を上記第1の部材30に組付けた
状態でその嵌合部42の軸方向へ押圧することで該第1
の部材30と第2の部材40との位置関係を保持せしめ
る押圧手段14とを備え、上記第1の部材30と第2の
部材40とを同時に上記第1の被嵌合部材51と第2の
被嵌合部材52とに嵌合させるとともに、上記第2の部
材40の嵌合部42と上記第2の被嵌合部材52との嵌
合時に上記押圧手段14をその押圧方向に振動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、二部材を相互に組付
けた状態で一体的に他の部材に組付けるようにした部品
組付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】相互にスプライン嵌合する二つの部材を
組付ける場合、この二つの部材のスプライン歯同士が軸
方向において衝合するとその嵌合ができないため、かか
る組付上の不都合を回避する観点から、組付時にはこの
両者を相対回転させてそのスプライン歯の位相をズラせ
ながら嵌合作業を行うのが一般的な方法である(例え
ば、特開平2−116433号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際の嵌合
作業においては、相互にスプライン嵌合される二つの部
材をその軸方向に所定の押圧力で付勢し、両者のスプラ
イン歯が嵌合可能な位相になった時には自動的に嵌合さ
れるようにしていることから、嵌合作業に際して例えば
一方の部材を回転させたとしても両部材の衝合面に作用
する摩擦力によって他方の部材も衝合当初の位相を保持
したまま連れ回りし、両部材のスプライン歯の位相を変
化させることが困難であった。
【0004】そこで本願発明は、相互に嵌合される部材
相互の嵌合作業をより一層容易ならしめて作業性の向上
を図るとともに、併せて部材の兼用化により装置の構造
の簡略化及び低コスト化を図ることを目的としてなされ
たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として、本願の第1の発明
では、第1の被嵌合部材に嵌合する嵌合部を備えた第1
の部材を保持する保持手段と、第2の被嵌合部材に嵌合
する嵌合部を備え且つ上記第1の部材に対して所定の位
置関係をもって組付けられる第2の部材を上記第1の部
材に組付けた状態でその嵌合部の軸方向へ押圧すること
で該第1の部材と第2の部材との位置関係を保持せしめ
る押圧手段とを備え、上記第1の部材と第2の部材とを
同時に上記第1の被嵌合部材と第2の被嵌合部材とに嵌
合させるとともに、上記第2の部材の嵌合部と上記第2
の被嵌合部材との嵌合時に上記押圧手段をその押圧方向
に振動させることを特徴としている。
【0006】本願の第2の発明では、上記第1の発明に
かかる部品組付装置において、上記第1の部材と第2の
部材とを相互に組付け且つ上記押圧手段により押圧固定
した状態で一体的に上記第1及び第2の被嵌合部材側へ
移動させることを特徴としている。
【0007】本願の第3の発明では、上記第1又は第2
の発明にかかる部品組付装置において、上記第1の部材
をシフトフォークとし、上記第2の部材を該シフトフォ
ークに組付けられるハブとしたことを特徴としている。
【0008】
【発明の作用・効果】 本願発明ではかかる構成とすることにより次のような
作用・効果が得られるものである。
【0009】本願の第1の発明にかかる部品組付装置に
よれば、保持手段により保持された第1の部材と該第1
の部材に対して所定の相対関係をもって組付けられると
ともに押圧手段により押圧されることで上記第1の部材
との相対関係が保持される第2の部材とを同時に第1の
被嵌合部材及び第2の被嵌合部材に対して同時に嵌合さ
せるに際して、上記第2の部材と上記第2の被嵌合部材
との嵌合時に上記押圧手段をその押圧方向に振動させる
ようにしているので、該第2の部材と第2の被嵌合部材
との軸方向における衝合面においてはこの両者の摩擦力
が周期的に変化することになる。
【0010】このため、例えばこの第2の部材と第2の
被嵌合部材との嵌合がスプライン嵌合であり且つ該第2
の被嵌合部材を適度に回転させながら両者を嵌合させる
ようにした場合において、しかも両部材の初期衝合状態
において両スプライン歯が軸方向に重合しているような
場合であっても、上記押圧手段の振動に伴って上記摩擦
力が小さくなった時には両部材の相対回転が許容されそ
の回転方向の位相が変化することから、該両部材のスプ
ライン嵌合が容易に達成されるものである。
【0011】また、第2の部材を第1の部材に押圧した
これを所定の相対関係で保持するための押圧手段を該第
2の部材の加振手段として兼用していることから、例え
ばこの押圧手段とは別個に専用の加振手段を設ける場合
に比して、装置の構造が簡略化されその低コスト化が図
れるものである。
【0012】本願の第2の発明にかかる部品組付装置
によれば、上記に記載の作用効果に加えて、上記第1
の部材と第2の部材とを相互に組付け且つ上記押圧手段
により押圧固定した状態で一体的に上記第1及び第2の
被嵌合部材側へ移動させることで、該第1の部材と第2
の部材とを組付けた状態のまま押圧手段により該第2の
部材を加振してこれを上記第1の部材と同時に対応する
被嵌合部材側にそれぞれ嵌合させることができるため、
特に第3の発明にかかる部品組付装置の如く、上記第1
の部材をシフトフォークとし、上記第2の部材を該シフ
トフォークに組付けられるハブとし且つ該ハブがスプラ
イン嵌合される構成のものにあってもこれらの組付けを
容易に行うことができるものである。
【0013】
【実施例】以下、本願発明の部品組付装置を添付図面に
基づいて具体的に説明すると、図1には本願発明の実施
例にかかる組立装置Zが示されている。この組立装置Z
は、トランスミッション(図示省略)側に組付けられた
シフトロッド51(特許請求の範囲中の第1の被嵌合部
材に該当する)と主軸52(特許請求の範囲中の第2の
被嵌合部材に該当する)とに、シフトフォーク30(特
許請求の範囲中の第1の部材に該当する)とハブ40
(特許請求の範囲中の第2の部材に該当する)とを相互
に所定の位置関係で一体的に仮組付けした状態でこれを
同時に組付けるためのものであって、ロボットYと該ロ
ボットYの先端部に装着された後述の組立ヘッドXとで
構成される。
【0014】尚、上記シフトフォーク30は、図2に示
すように、その一端側にはボス穴31(特許請求の範囲
中の嵌合部に該当する)を備えたボス部30aを、他端
側には周方向に三つの係合部32,32,32を備えた
フォーク部30bをそれぞれ形成するとともに、該ボス
部30aとフォーク部30bの中間位置には、ガイド穴
33を形成している。
【0015】また、上記ハブ40は、実際的にはその外
周側にキーを介してスリーブが装着されるものである
が、ここでは図2のように、説明の便宜上、本来のハブ
にスリーブを組付けてアセンブリしたものをハブ40と
し一体的に図示してこれを一体的に取り扱うこととす
る。従って、図2のハブ40は、本来のスリーブに形成
されるべき係合溝41をその外周面に、また本来のハブ
に形成されるスプライン穴42(特許請求の範囲中の嵌
合部に該当する)及び凹陥部43をその軸心部分にそれ
ぞれ形成したものとなっているので、この点注記してお
く。
【0016】さらに、上記シフトロッド51は、その先
端51aを角面取りしてテーパー状としている。また、
上記主軸52は、その先端側の所定範囲をスプライン軸
部53とするとともに、その先端面にはテーパー状に凹
入する凹部54としている。
【0017】上記組立ヘッドXは、上記ロボットYの先
端に固定される固定プレート1と該固定プレート1に対
向した状態で接離可能にフローティング支持されるベー
スプレート2とを備えている。即ち、上記固定プレート
1とベースプレート2との間には、スライドブッシュ1
6,17を介して長寸の第1ガイドロッド4と短寸の第
2ガイドロッド5とがそれぞれ摺動自在に貫通配置さ
れ、該各ガイドロッド4,5にガイドされて上記ベース
プレート2が固定プレート1に対して接離可能とされる
とともに、固定プレート1とベースプレート2との間に
は上記各スライドブッシュ16,17の近傍において圧
縮スプリング21と引張スプリング22とが配置されて
該ベースプレート2が固定プレート1に対して弾圧支持
されており、かかるガイド作用と弾圧支持作用とによっ
て上記ベースプレート2は固定プレート1に対してフロ
ーティング支持されるものである。
【0018】ここで、上記第1ガイドロッド4と第2ガ
イドロッド5のうち、第1ガイドロッド4は固定プレー
ト1とベースプレート2との間のガイド専用部材である
が、第2ガイドロッド5は固定プレート1とベースプレ
ート2との間のガイド部材として機能するとともに、後
述のように上記シフトフォーク30のガイド部材として
も機能するものである。即ち、上記第2ガイドロッド5
は、上記ベースプレート2に設けたスライドブッシュ1
8を通してさらに下方へ延出しており、その下端には上
記シフトフォーク30のボス部30aに設けたボス穴3
1に嵌挿して該ボス部30a部分の位置決めを行う位置
決めヘッド10が取り付けられている。尚、この位置決
めヘッド10の先端面には、上記シフトロッド51の先
端51aに嵌合するテーパー状の凹部10aが形成され
ている。
【0019】一方、上記ベースプレート2の上記第1ガ
イドロッド4の取付位置とは反対側の位置には、シリン
ダ12が下方に向けて取り付けられるとともに、該シリ
ンダ12のロッド12aには連結部材13を介して可動
プレート3が該ベースプレート2と対向状態で取り付け
られている。そして、この可動プレート3の下面側に
は、その軸心部に貫通穴11aを形成するとともにその
下端に上記ハブ40の凹陥部43に嵌入可能な突出部1
4aを形成した押圧ヘッド14が、該突出部14aを下
方に向けた状態で固着されている。さらに、この押圧ヘ
ッド14の貫通穴11aには、その一端にテーパー状の
突起部11aを、他端には鍔部11bをそれぞれ形成し
た位置決めヘッド11が、該鍔部11bで下方への抜け
止めがされた状態で該押圧ヘッド14の上方から嵌挿さ
れている。また、この位置決めヘッド11の上端には、
上記ベースプレート2に設けたスライドブッシュ19に
よりガイドされた第3ガイドロッド6が同軸状に取り付
けられるとともに、該位置決めヘッド11とベースプレ
ート2との間には圧縮スプリング23が縮装されてい
る。
【0020】従って、上記シリンダ12の伸縮に伴い、
上記位置決めヘッド11及び押圧ヘッド14は上記第3
ガイドロッド6によりガイドされた状態で一体的に上下
動(正確には上記ベースプレート2に対して接離動)す
るとともに、上記位置決めヘッド11に突き上げ力が作
用した時には該位置決めヘッド11が押圧ヘッド14に
対して相対的に上動することとなる。
【0021】尚、上記シリンダ12は、伸縮用の切換バ
ルブ(図示省略)によってその伸縮作動が制御される
が、さらにこの実施例のものにおいては該シリンダ12
を小振幅で伸縮動させて上記押圧ヘッド14を上下方向
に小刻みに振動させるための加振用切換バルブ(図示省
略)をも並設しており、これら二つの切換バルブを作業
状態に応じて使い分けることで上記押圧ヘッド14の上
下動と加振とを制御するようにしている。
【0022】ここで、上記位置決めヘッド10と位置決
めヘッド11との軸間距離は、トランスミッション側に
設けられた上記シフトロッド51と主軸52の軸間距
離、即ち、図2に示すように適正状態に組付けられた上
記シフトフォーク30とハブ40の軸間距離と同一に設
定されている。また、上記ベースプレート2の上記第1
ガイドロッド4と第3ガイドロッド6との中間位置に
は、これら各ガイドロッド4,6と平行に位置決めロッ
ド7が取り付けられており、該位置決めロッド7の下端
は位置決めヘッド7aとされ、上記シフトフォーク30
のガイド穴33に嵌入し得るようになっている。
【0023】さらに、上記ベースプレート2には、上記
各ガイドロッド軸心に直交する方向に開閉してその先端
部に設けた把持部Waによって上記シフトフォーク30
のボス部30aの近傍をその幅方向の両側から挟持する
ハンド機構Wが固定されている。
【0024】続いて、かかる構成をもつ組立装置Zを使
用し、トランスミッション側のシフトロッド51と主軸
52に対して、図2に示すように所定の位置関係に仮組
付けされた上記シフトフォーク30とハブ40とを同時
に組付ける場合について説明する。
【0025】先ず、上記シリンダ12を縮小させて可動
プレート3を最高位置まで上動させた状態(図1に実線
図示する状態)で、ロボットYが作動して組立ヘッドX
をシフトフォーク30の搬送ライン側に移動させ、搬送
されたシフトフォーク30を所定の位置決め状態で把持
する。即ち、図1に図示するように、上記位置決めヘッ
ド10をボス穴31に、また上記位置決めロッド7の位
置決めヘッド7aをガイド穴33に、それぞれ嵌挿せし
めた状態で、上記ハンド機構Wの把持部Waによってシ
フトフォーク30を幅方向両側から強固に把持する。
【0026】次に、このシフトフォーク30を把持した
組立ヘッドXをハブ40側に移動させ、上記シフトフォ
ーク30とハブ40とを所定の位置関係をもって仮組付
けする。即ち、上記ハブ40は、ハブ供給部(図示省
略)において、水平状態に載置されている。この載置状
態にあるハブ40に対してその側方から組立ヘッドXを
接近させて該ハブ40の係合溝41内にシフトフォーク
30の各係合部32,32,32を嵌入させるととも
に、上記シリンダ12を伸長させて上記押圧ヘッド14
を下動させ、該押圧ヘッド14の突出部14aを上記ハ
ブ40の凹陥部43内に嵌入させた状態でこれをさらに
下方に押圧せしめる。このように押圧ヘッド14によっ
てハブ40を下方へ押圧することで、上記ハンド機構W
側に把持されたシフトフォーク30の各係合部32,3
2,32とハブ40の係合溝41の溝壁とがその軸方向
(上下方向)に圧接され、該シフトフォーク30とハブ
40とは所定の位置関係をもった状態で仮組付けされ、
且つその組付け状態が保持される。尚、この状態におい
ては、上記位置決めヘッド11が上記ハブ40のスプラ
イン穴42を挿通され、その下端の突起部11aはハブ
40の下面側に適宜量だけ突出している。
【0027】次に、組立ヘッドXを移動させてこれを図
1に示すように上記トランスミッションの上方に位置さ
せ、且つ上記位置決めヘッド10とシフトロッド51、
及び上記位置決めヘッド11と主軸52とがそれぞれ同
軸状となるように一時的な位置決めを行う。この位置決
め完了後に、ロボットYによって組立ヘッドXを降下さ
せて上記位置決めヘッド10の凹部10aをシフトロッ
ド51の先端部51aに、上記位置決めヘッド11の突
起部11aを上記主軸52の凹部54に、それぞれ嵌合
させる。これで、上記位置決めヘッド10とシフトロッ
ド51、位置決めヘッド11と主軸52がそれぞれ確実
に同軸状に位置決めされることになる。
【0028】次に、ロボットYによって組立ヘッドXを
降下させ、上記シフトフォーク30を位置決めヘッド1
0からシフトロッド51側に、上記ハブ40を位置決め
ヘッド11から主軸52側に、それぞれ受け渡してこれ
らを同時に嵌合させて組付ける。
【0029】この場合、上記組立ヘッドXを降下させる
ことで上記位置決めヘッド10及び位置決めヘッド10
にそれぞれシフトロッド51及び主軸52側から突き上
げ力が作用し、該位置決めヘッド10及び位置決めヘッ
ド11はシフトフォーク30及びハブ40を残した状態
で上方に退避し該シフトフォーク30及びハブ40の受
け渡しが行われるわけであるが、特にハブ40側におい
てはその嵌合がスプライン嵌合であるため、該ハブ40
のスプライン穴42と主軸52のスプライン軸部53と
の間においてスプライン歯の位相が嵌合可能状態になっ
ていないとこれらを嵌合させることができない。
【0030】このため、この実施例では、上記主軸52
を所定速度で回転させるとともに、同時に上記シリンダ
12を作動させて上記押圧ヘッド14を上下方向(即
ち、嵌合方向)に小刻みに振動させて上記ハブ40を加
振する。このように主軸52側を回転させながらハブ4
0側をその嵌合方向に加振すると、上記主軸52側のス
プライン歯の端面とハブ40側のスプライン歯の端面と
が当接し且つ上記ロボットY側にフローティング支持さ
れたベースプレート2によって所定の押圧力がかけられ
ていても、該両者間に作用する摩擦力が交互に強弱変化
することから上記主軸52の回転を受けて両者が適度に
相対回転しその位相合わせが容易且つ迅速に行われるも
のである。これにより、シフトフォーク30とハブ40
とを一体的に仮組付けした状態での上記シフトロッド5
1及び主軸52への同時組付けがスムーズに行われるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例にかかる部品組付装置の全体
構成を示す断面図である。
【図2】図1のII-II矢視図である。
【符号の説明】
1は固定プレート、2はベースプレート、3は可動プレ
ート、4〜6はガイドロッド、7は位置決めロッド、1
0及び11は位置決めヘッド、12はシリンダ、13は
連結部材、14は押圧ヘッド、16〜19はスライドブ
ッシュ、21〜23はスプリング、30はシフトフォー
ク、31はボス穴、32は係合部、33はガイド穴、4
0はハブ、41は係合溝、42はスプライン穴、43は
凹陥部、51はシフトロッド、52は主軸、53はスプ
ライン軸部、54は凹部、Wはハンド機構、Xは組立ヘ
ッド、Yはロボット、Zは組立装置である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の被嵌合部材に嵌合する嵌合部を備
    えた第1の部材を保持する保持手段と、 第2の被嵌合部材に嵌合する嵌合部を備え且つ上記第1
    の部材に対して所定の位置関係をもって組付けられる第
    2の部材を上記第1の部材に組付けた状態でその嵌合部
    の軸方向へ押圧することで該第1の部材と第2の部材と
    の位置関係を保持せしめる押圧手段とを備え、 上記第1の部材と第2の部材とを同時に上記第1の被嵌
    合部材と第2の被嵌合部材とに嵌合させるとともに、上
    記第2の部材の嵌合部と上記第2の被嵌合部材との嵌合
    時に上記押圧手段をその押圧方向に振動させることを特
    徴とする部品組付装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記第1の部材と第
    2の部材とが相互に組付けられ且つ上記押圧手段により
    押圧固定された状態で一体的に上記第1及び第2の被嵌
    合部材側へ移動されることを特徴とする部品組付装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、上記第1の
    部材がシフトフォークであり、上記第2の部材が該シフ
    トフォークに組付けられるハブであることを特徴とする
    部品組付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014166481A1 (de) * 2013-04-10 2014-10-16 Vaf Gmbh Verfahren und vorrichtung zur presssitz-montage eines ringförmigen bauteils
CN115625510A (zh) * 2022-11-02 2023-01-20 长园医疗精密(珠海)有限公司 特型导线组装和杯形弹簧压装机构

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