JP2004304954A - 電機子の線材切断方法及び線材切断装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】保持切断装置11はその先端に巻線を保持するための一対の保持レバー17,18を備え、保持レバー17,18は連結ピン19を支点として矢印D及び矢印E方向に揺動可能である。保持レバー18の基端と本体ボディ14の間には、保持レバー18の基端を径方向外側に付勢するスプリング34が介装されている。本体ボディ14には保持レバー17,18と相対する位置に固定カッタ41が固定されている。電機子のコアに巻線の巻き付けが完了すると、その巻終わり部分を保持レバー17,18で保持し、この保持状態で保持レバー17,18を矢印D方向に揺動させて巻線を固定カッタ41で切断する。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電機子のコアに巻き付けた線材を切断するための電機子の線材切断方法及び線材切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、モータは固定子と、その固定子に対して回転可能な電機子とを備えている。電機子が有する積層コアには巻線が巻回されている。巻線の積層コアへの巻き付け手順としては、巻線が巻線パックから引き出され、そのワイヤ端(巻線端部)がフライヤを介して整流子に固定される。次いで、フライヤが回転することで巻線が積層コアのスロットに複数巻回され、各スロットへの巻回処理及び各整流子への固定が完了した後にその巻終わり部分を切断装置によって切断することで実施される。
【0003】
この種の保持切断装置が例えば特許文献1等に開示されている。図13は、巻線の切断方法の一例を示す説明図である。保持切断装置はカッタ51が固着された固定クランパ52と、固定クランパ52側に移動可能な可動クランパ53とからなるクランパユニット54を備えている。固定クランパ52の保持面52aには段差部52bが、可動クランパ53の保持面53aには段差部52bと相対する位置に突部53bが形成されている。段差部52bの溝深さ(段差)Wは巻線(ワイヤ)の径に応じて設定されている。
【0004】
巻線55の切断手順としては、クランパユニット54が2つのクランパ52,53で巻線55を挟み込んだ図13(a)に示す巻終わり線位置まで移動する。次いで、可動クランパ53が固定クランパ52側に移動を開始し、巻線55が可動クランパ53の突部53bによって固定クランパ52側に押され、巻線55が固定クランパ52に接触するとともに可動クランパ53の突部53bによって押された図13(b)に示す状態になると巻線55の切断が開始される。
【0005】
そして、可動クランパ53の固定クランパ52側への移動に伴って、可動クランパ53の保持面53aのうち突部53bより低い部分が巻線55と接触した図13(c)に示す状態になると巻線55のクランプが開始される。このとき、可動クランパ53の突部53bによって押されることで巻線55が一層深く切断され、突部53bによって押される部分が段差部52bに入り込んだ状態となる。可動クランパ53が巻線55に若干めり込んでクランプが完了した図13(d)に示す状態となると巻線55の切断が完了する。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−123655号(第3−7頁、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この従来技術では巻線55の保持が完了するとほぼ同時に巻線55が切断される構成である。従って、巻線55の保持切断が完了したときの保持面52a,53a間のクリアランスYは予め設定されるものであるので、最初に設定したクリアランスYよりも径が細い巻線55を切断する場合には、切断後は巻線55が保持されず、クランパユニット54から外れてしまう問題が生じていた。このため、製造が自動化されている固定子に連続的に巻回処理を行えない問題が生じ、何らかの対策が必要であった。
【0008】
本発明は前記の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、巻終わった後の線材をより確実に切断でき、切断後の巻線を保持レバーから外れ難くすることができる電機子の線材切断方法及び線材切断装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明では、線材の巻付処理を行う線材巻付装置によって前記線材を電機子のコアに巻き付ける巻付工程と、前記線材を前記コアに巻き付けた後に、カッタ部に対して相対移動可能な第1保持手段及び第2保持手段で前記線材を挟み込んで保持する保持工程と、前記線材を保持した前記第1保持手段及び第2保持手段をカッタ部側に一体移動させて前記線材を前記カッタ部で切断する切断工程とを備えたことを要旨とする。
【0010】
この発明によれば、電機子のコアに線材を巻き付けた後、第1保持手段を第2保持手段側に移動させて第1保持手段及び第2保持手段で線材を保持し、その保持状態で第1保持手段及び第2保持手段をカッタ部側に一体移動させて線材をカッタ部により切断する。従って、線材の径に変更やバラツキが生じた場合や、第1保持手段及び第2保持手段の保持面やカッタ部の刃部に摩耗が生じても、線材をほぼ確実に切断することが可能であり、しかも切断後の線材が保持レバーから外れ難くなる。
【0011】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記保持工程では、前記第1保持手段を駆動手段によって第2保持手段側に移動させることで前記線材を保持し、前記切断工程では、前記線材を保持した前記第1保持手段及び第2保持手段を前記駆動手段によってカッタ部側に一体移動させることで前記線材を切断することを要旨とする。
【0012】
この発明によれば、請求項1に記載の発明の作用の加え、第1保持手段及び第2保持手段が駆動手段によって駆動されるので、手動で切断する場合に比べて線材の切断処理が楽になる。
【0013】
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の発明において、前記第1保持手段は前記駆動手段によって支点を中心に回動可能であり、前記第2保持手段は弾性手段によって前記第1保持手段に対し反対方向に移動可能な構成であって、前記保持工程では、前記駆動手段によって前記支点を中心に前記第1保持手段を第2保持手段側に回動させることで前記線材を保持し、前記切断工程では、前記弾性手段によって第1保持手段側に付勢された前記第2保持手段を、前記駆動手段による第1保持手段の回動に伴ってカッタ部側に押し込むことで、前記線材を保持した前記第1保持手段及び第2保持手段をカッタ部側に一体移動させて前記線材を切断することを要旨とする。
【0014】
この発明によれば、請求項2に記載の発明の作用に加え、第1保持手段が支点を中心として回動すると第1保持手段及び第2保持手段で線材が保持される。そして、その保持状態で第1保持手段がさらに回動すると、その回動に伴って第2保持手段も移動して線材がカッタ部側に押し込まれて線材がカッタ部で切断される。従って、例えば第1保持手段が回動して第2保持手段とで線材を保持する機構を予め用いていた場合には、大幅な設計変更をすることなく本例の切断構造が採用可能になる。
【0015】
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の発明において、前記第1保持手段の基端には前記駆動手段としてのシリンダの伸縮方向に対し所定角度をもって傾斜した溝部が形成され、前記シリンダの連結ロッドの先端に固着された位置決め係止ピンが前記溝部に係止された構成であって、前記保持工程では、前記シリンダの伸縮に伴い前記位置決めピンが溝部を移動することで前記支点を中心に前記第1保持手段を揺動させて前記線材を保持し、前記切断工程では、前記第1保持手段と同軸で揺動する前記第2保持手段を、前記駆動手段による第1保持手段の揺動に伴ってカッタ部側に押し込むことで、前記線材を保持した前記第1保持手段及び第2保持手段をカッタ部側に一体揺動させて前記線材を切断することを要旨とする。
【0016】
この発明によれば、請求項3に記載の発明の作用に加え、第1保持手段にシリンダの伸縮方向に対し傾斜した溝部を設け、その溝部に連結ロッドの先端の位置決めピンを係止し、第2保持手段を第1保持手段と同軸上で揺動可能な構成とした。従って、第1保持手段及び第2保持手段を揺動させることで線材が保持切断可能となり、かつ第1保持手段及び第2保持手段が同軸上で揺動するので、装置がコンパクト化する。
【0017】
請求項5に記載の発明では、請求項3又は4に記載の発明において、前記第2保持手段が前記第1保持手段によって押し込まれていないとき、前記第2保持手段に対し相対移動不可能に設けた係止手段に、前記第2保持手段が前記弾性手段の付勢力に抗した状態で係止することによって前記第2保持手段が位置決めされていることを要旨とする。
【0018】
この発明によれば、請求項3又は4に記載の発明の作用に加え、第2保持手段が第1保持手段に押し込まれていないときに第2保持手段が弾性手段の付勢力に抗した状態で係止可能な係止手段を設けた。従って、第2保持手段が付勢される構成であっても、第2保持手段を所定位置で位置決めすることが可能となる。
【0019】
請求項6に記載の発明では、線材の巻付処理を行う線材巻付装置によって前記線材を電機子のコアに巻き付けた後、その巻終わり部分を切断する電機子の線材切断装置において、前記線材を切断するための刃部を有するカッタ部と、前記カッタ部に対して相対移動可能な第1保持手段及び第2保持手段を有し、前記第1保持手段が前記第2保持手段側に移動することで前記線材を挟み込んで保持する保持手段とを備え、前記線材を保持した前記第1保持手段及び第2保持手段をカッタ部側に一体移動させて前記線材を前記カッタ部で切断することを要旨とする。この発明によれば、請求項1と同様の作用が得られることを要旨とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した電機子の線材切断方法及び線材切断装置の一実施形態を図1〜図10に従って説明する。
【0021】
図1に示すように、巻線巻回装置1はモータの電機子2を構成するコア3に線材としての巻線4を巻き付ける装置であり、張力制御装置5と複数(本例は2つ)のフライヤ6とを備えている。張力制御装置5は巻線パック7から巻線4を引き出し、その巻線4に発生する張力の変動に巻線4の送出速度を追従させて巻線4の張力を一定に保持し、張力が一定状態となった巻線4をフライヤ6に送り出す装置である。
【0022】
フライヤ6はコア3に巻線4を巻回する装置であり、張力制御装置5から延びる巻線4を挿通した中空状の回転軸(図示省略)によって回転可能に支持されている。フライヤ6はその本体部6aから離間する方向に延びる腕部6bを経由して回転軸内の巻線4をコア3に送出している。フライヤ6は同図の矢印A方向の回転動作に伴い複数(本例は3つ)のティース8に跨って巻線4を複数巻回し、それを隣接する3つのティース単位で順次行って巻回処理を行う。
【0023】
図2に示すように、電機子2は巻線4の巻回処理時において回転軸2aがチャック装置9に取り付けられている。チャック装置9は電機子2を周方向に回転させるための駆動源(図示省略)を備え、3つのティース8に跨ったフライヤ6による巻回処理が完了して次の箇所での巻回処理に移行するとき、周方向(図2の矢印C方向)に沿って電機子2を所定角度回転させる装置である。なお、張力制御装置5、フライヤ6、巻線パック7及びチャック装置9が線材巻付装置を構成する。
【0024】
電機子2の整流子10には周方向に亘って各セグメント10aごとに結線爪10bが形成されている。3つのティース8に跨った巻回処理が完了して次の箇所での巻回処理に移行するとき、フライヤ6及びチャック装置9の動作に伴って巻線4が結線爪10bに引っ掛けられる。そして、この巻回処理及び結線処理が繰り返し行われて巻線4のコア3への巻き付けが完了すると、各フライヤ6と組をなして設置された保持切断装置11(図3及び図4参照)によってその巻終わり部分が切断されるとともにフライヤ6側の切断部分が保持される。
【0025】
図3及び図4に示すように、保持切断装置11は巻線4の保持切断時に駆動する駆動手段としてのシリンダ12と、その連結ロッド12aが挿通されたブロック部13と、連結ロッド12aの先端側に位置する本体ボディ14とを備えている。図4に示すように、ブロック部13にはボルト15によってシリンダ12が、ボルト16によって本体ボディ14が各々組み付けられ、この組み付けによりシリンダ12、ブロック部13及び本体ボディ14が一体化されている。
【0026】
本体ボディ14の先端側は両側側部及び先端部が開口した略円筒形状をなしている。本体ボディ14の内部には一対の保持レバー17,18が連結ピン19に支持された状態で収容され、これら保持レバー17,18は連結ピン19を支点として図4の矢印D及び矢印E方向に揺動可能となっている。連結ピン19は図5に示す軸部19aが本体ボディ14に貫通した状態で、軸部19aの先端をナット20に螺着することで組み付けられている。なお、保持レバー17が第1保持手段を、保持レバー18が第2保持手段を構成する。
【0027】
保持レバー17は、ロッド連結部21、ピン連結部22及び保持部23を備えている。ロッド連結部21の基端には連結ロッド12aの先端が入り込む図6に示す凹部24が形成されている。凹部24を挟む一対の支持部25,25には本体ボディ14の軸線F方向(図4参照)に対して傾斜した溝部26が、先端側を径方向の中央寄りに位置した状態で形成されている。連結ロッド12aはその先端に取着された位置決めピンとしての係止ピン27を溝部26に係止することでロッド連結部21と相対移動可能に連結されている。
【0028】
ロッド連結部21はその先端が複数(本例は2つ)のネジ28によってピン連結部22の基端に連結固定されている。ピン連結部22は軸線F方向の略中央位置に連結ピン19を挿通するための孔部22a(図5参照)が形成され、連結ピン19と孔部22aとの間にはブッシュ29が介装されている。保持部23はその基端が複数(本例は2つ)のネジ30によって連結ピン19の先端に連結固定されている。シリンダ12が軸線F方向(伸縮方向)に駆動して連結ロッド12aが延びると、係止ピン27が溝部26内を移動することに伴い保持レバー17が同図の矢印D方向に揺動する。
【0029】
保持部23は巻線4のコア3への巻き付けが完了した後、巻線4を巻線パック7側から切断するときに巻線4を保持する部分である。図3及び図4に示すように、保持部23は略中間位置で段差を有するように内側に屈曲して延びる形状をなし、その先端の厚さが根元(ネジ30による固定部分)よりも薄い形状となっている。また、保持部23の中央部分から先端部分は先端に向かうに従い幅が小さく設定されている。
【0030】
保持レバー18はスプリング連結部31、ピン連結部32及び保持部33を備えている。スプリング連結部31の基端と本体ボディ14との間には、スプリング連結部31の基端を外側に付勢する弾性手段としてのスプリング34が介装されている。スプリング34は一端が本体ボディ14の凹部14aに、他端がスプリング連結部31の凹部31aに係止されている。保持レバー18はスプリング34の付勢力によって連結ピン19を支点として先端が保持レバー17側に揺動し、スプリング34の付勢力によって保持レバー17,18による保持力が設定される。
【0031】
図3及び図4に示すように、ピン連結部32及び保持部33は保持レバー17のピン連結部22及び保持部23と左右対称をなすように構成され、保持レバー17側と同様の構造で取り付けられている。即ち、スプリング連結部31の先端が複数(本例は2つ)のネジ35によってピン連結部32の基端に、保持部33の基端が複数(本例は2つ)のネジ36によってピン連結部32の先端に各々連結固定されている。ピン連結部32には軸線F方向の略中間位置に連結ピン19を挿通するための孔部32a(図5参照)が形成されている。
【0032】
本体ボディ14の内面にはその基端部に図7に示す孔部37が形成され、その孔部37には内面から突出した状態で係止手段としての係止ピン38が組み付けられている。係止ピン38はスプリング34の付勢力によって揺動した保持レバー18をその保持面18aが軸線F方向と略平行となるように位置決めしており、ピン連結部22,32の各裏面に対向するように設けた凹部22b,32bに位置した状態で配置されている。
【0033】
係止ピン38により位置決めされた状態の保持レバー18に保持レバー17が接触したとき、係止ピン38と凹部22bとの間には若干量の隙間Lが形成されている。この隙間Lは位置決め状態の保持レバー18に保持レバー17が当接した後、その保持レバー18の先端が保持レバー17側(図4に示す矢印D方向)へ揺動することを許容する。従って、連結ロッド12aが延びると保持レバー17が同図の矢印D方向に揺動し、保持レバー17が保持レバー18に接触した後には両レバー17,18が一体となって矢印D方向に揺動する。
【0034】
本体ボディ14の基端外面には複数(本例は2つ)のネジ39によって支持板40が固定されている。支持板40の基端には巻線4を切断するための刃部41aを先端に備えたカッタ部としての固定カッタ41がネジ42によって取付固定されている。刃部41aは固定カッタ41の先端部位に形成され、保持レバー18が係止ピン38による位置決め状態に位置するとき、その保持レバー18の保持面18aに対し同一面上となる位置に配置されている。
【0035】
保持切断装置11はシリンダ12、ブロック部13及び本体ボディ14からなる装置本体43を、垂直方向(図3及び図4の矢印G方向)に移動させる駆動源と、軸線F方向を軸心として周方向(図3に示すH方向)に回転させる駆動源(ともに図示省略)とを備えている。装置本体43は巻線4の巻終わり部分を切断処理するとき、同図の実線で示す巻終わり処理位置に位置して巻線4の切断を行う。一方、装置本体43は切断処理が終わると、電機子2から離間する方向に移動して同図の二点鎖線で示す待機位置に位置した状態となる。
【0036】
次に、前記のように構成された本例の保持切断装置11の作用を説明する。
巻線4の巻回処理及び結線処理を行ってコア3への巻付処理(巻付工程)が終了すると、装置本体43が待機位置から巻終わり処理位置に移動する。このとき、保持切断装置11はシリンダ12の非駆動状態に伴って連結ロッド12aが縮んだ状態であり、保持レバー17が矢印E方向に揺動した図8に示すアンクランプ状態である。従って、このアンクランプ状態の装置本体43が巻終わり処理位置に移動することで、巻線4が保持レバー17,18の保持面17a,18aの間に位置した状態となる。
【0037】
そして、シリンダ12が駆動して連結ロッド12aが電機子2側に延びると、連結ロッド12aの係止ピン27がロッド連結部21の溝部26内を移動し、この移動に伴って保持レバー17が連結ピン19を支点として図8の矢印D方向に揺動する。このとき、保持切断装置11は巻線4の切断処理を行う前段階の状態、つまり図9に示すクランプ状態となって保持レバー17,18の保持面17a,18aで巻線4を保持する(保持工程)。
【0038】
クランプ状態から連結ロッド12aがさらに延びると、保持レバー17がスプリング34の付勢力に抗して保持レバー18を押し込み、保持レバー17,18が一体となって矢印E方向に揺動して図10に示す巻線4のカット状態となる(切断工程)。このとき、保持レバー17,18が揺動しても本体ボディ14に対し固定カッタ41の位置は不変であり、クランプ後の保持レバー17,18の揺動によって固定カッタ41の刃部41aが巻線4に食い込んで巻線4が切断される。
【0039】
保持切断装置11は巻線4を切断した後、フライヤ6側の切断部分を保持レバー17,18で保持した状態を維持する。そして、保持切断装置11が巻終わり位置から矢印G方向に沿って上方に移動し、巻線4の巻き付けが完了した電機子2がチャック装置9から外されて、次に巻付処理を行うべき電機子2が新たにチャック装置9にセットされる。続いて、保持切断装置11が矢印H方向に沿って約180度回転するとともに、その状態で矢印G方向に沿って下方に移動して巻始め位置に位置する。
【0040】
そして、その位置状態でフライヤ6が回転を始めると巻線4の巻始め部分が結線爪10bに引っ掛かる。巻始め部分が結線爪10bに引っ掛かると、保持切断装置11がアンクランプ状態となり、矢印G方向に沿って上方に移動する。次に、保持切断装置11が矢印H方向に沿って約180度回転して元の位置に戻り、再び待機状態となる。その後、同様に巻線4のコア3への巻回処理及び結線処理を行い、これら一連の処理を各電機子2で施して電機子2の巻付処理が実施される。
【0041】
本例では、保持切断装置11がアンクランプ状態から連結ロッド12aの駆動により保持レバー17を揺動させて保持レバー17,18で巻線4を保持し、このクランプ状態から保持レバー17,18を一体に揺動させて巻線4を固定カッタ41で切断する構成とした。従って、切断処理する巻線4の径が異なる場合、保持面17a,18a、固定カッタ41に摩耗が生じた場合でも、巻線4をほぼ確実に切断することが可能であり、しかも切断後の巻線4が保持レバー17,18から外れ難くなる。
【0042】
従って、この実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)保持レバー17を揺動させて保持レバー17,18で巻線4を保持し、このクランプ状態から保持レバー17,18を一体に揺動させて巻線4を固定カッタ41で切断する構成である。従って、巻線4の径に変更やバラツキが生じた場合や、保持レバー17,18の保持面17a,18aや固定カッタ41の刃部41aに摩耗が生じた場合でも、巻線4をほぼ確実に切断することができ、しかも切断後の巻線4を保持レバー17,18から外れ難くすることができる。
【0043】
(2)保持レバー17,18はシリンダ12を駆動源として揺動する構成であるので、手動で保持レバー17,18を動かす場合に比べて巻線4の切断処理を楽に行える。
【0044】
(3)保持レバー17,18は連結ピン19を支点として揺動する構成である。従って、従来において2つのレバーのうち一方を回動させて巻線4を保持切断する装置を用いている場合、大幅な設計変更をすることなく本例の切断構造を採用できる。
【0045】
(4)保持レバー17,18は共通部品である連結ピン19を支点として揺動するので、部品点数の増加が防げ、保持切断装置11をコンパクトにすることができる。
【0046】
(5)保持レバー18の先端側の揺動軌跡上に係止ピン38を設けたので、スプリング34で付勢された保持レバー18を所定位置で位置決めすることができる。
【0047】
(6)保持レバー18の先端側を保持レバー17側に付勢するためにスプリング34を介装したので、スプリング34の設定を適宜変更すれば保持レバー17,18の保持力を自由に設定することができる。
【0048】
(7)本例の保持切断構造を用いれば、巻線4の径に変更やバラツキが生じた場合や、保持レバー17,18の保持面17a,18aや固定カッタ41の刃部41aに摩耗が生じた場合でも、保持切断装置11に対して特別な調整が不要であり、これに伴って電機子2の生産性を向上できる。
【0049】
なお、実施形態は前記に限定されず、例えば次の態様に変更してもよい。
・ 保持レバー18は連結ピン19を支点に揺動する構成に限定されない。例えば、図11に示すように保持レバー18を本体ボディ14の径方向に移動可能な構成とし、複数のスプリング45によって全体が保持レバー17側に付勢される構成でもよい。
【0050】
・ 駆動手段はシリンダ12に限定されない。例えば、図12に示すように保持レバー17,18でそれぞれ異なる回動(揺動)の支点を設け、駆動手段としてのモータ46の回転軸46aを保持レバー17の支点に固定する構成でもよい。
【0051】
・ スプリング34による付勢された保持レバー18を所定位置で位置決めする係止ピン38を必ずしも設ける必要はなく、係止ピン38を省略した構成としてもよい。
【0052】
・ 保持レバー17はロッド連結部21、ピン連結部22及び保持部23からなる構成に限らず、例えば一部品でもよい。また、保持レバー18についても同様である。
【0053】
・ 保持レバー18を付勢する弾性手段はスプリング34に限らず、保持レバー18の先端を保持レバー17側に付勢するものであれば特に限定されない。
・ 巻き方はフライヤ式に限らず、巻終わり部分を保持切断する必要がある巻き方であれば、特に限定されない。
【0054】
・ 保持レバー17,18はシリンダ12を駆動源として揺動する構成に限らず、例えばこれら保持レバー17,18を手動で動かす構成としてもよい。
・ 本例の電機子2が採用されるモータは直流、又は交流のどちらを用いてもよい。
【0055】
前記実施形態及び別例から把握できる請求項以外の技術的思想を記載する。
(1)請求項1〜3において、前記第1保持手段は前記駆動手段によって支点を中心に揺動可能であり、前記第2保持手段は弾性手段によって前記第1保持手段に対し反対方向に移動可能な構成であって、前記保持工程では、前記駆動手段によって前記第1保持手段を揺動させることで前記線材を挟み込んで保持し、前記切断工程では、前記弾性手段によって第1保持手段側に付勢された前記第2保持手段を、前記駆動手段による第1保持手段の揺動に伴ってカッタ部側に押し込むことで、前記線材を保持した前記第1保持手段及び第2保持手段をカッタ部側に一体移動させて前記線材を切断する。
【0056】
(2)前記技術的思想(1)において、前記第1保持手段の基端には前記駆動手段としてのシリンダの伸縮方向に対し所定角度をもって傾斜した溝部が形成され、前記シリンダの連結ロッドの先端に固着された係止ピンが前記溝部に係止された構成であって、前記保持工程では、前記シリンダの伸縮に伴い前記係止ピンが溝部を移動することに伴い前記支点を中心に前記第1保持手段を揺動させて前記線材を保持し、前記切断工程では、前記弾性手段によって第1保持手段側に付勢された前記第2保持手段を、前記駆動手段による第1保持手段の揺動に伴ってカッタ部側に押し込むことで、前記線材を保持した前記第1保持手段及び第2保持手段をカッタ部側に一体移動させて前記線材を切断する。
【0057】
(3)請求項1〜3において、前記第1保持手段は前記駆動手段によって支点を中心に揺動可能であり、前記第2保持手段は弾性手段によって前記第1保持手段に対し反対方向に移動可能な構成であって、前記保持工程では、前記駆動手段によって前記支点を中心に前記第1保持手段を揺動させることで前記線材を挟み込んで保持し、前記切断工程では、前記支点と同一又は異なる支点を中心として揺動する前記第2保持手段を、前記駆動手段による第1保持手段の揺動に伴ってカッタ部側に押し込むことで、前記線材を保持した前記第1保持手段及び第2保持手段をカッタ部側に一体揺動させて前記線材を切断する。
【0058】
(4)請求項6において、前記第1保持手段を第2保持手段側に移動させるとともに、前記第1保持手段及び前記第2手段が前記線材を保持した後に、前記第1保持手段を第2保持手段側に押し込むことで前記第1保持手段及び第2保持手段をカッタ部側に一体移動させて前記線材を切断する駆動手段を備えた。
【0059】
(5)前記技術的思想(4)において、前記第1保持手段は前記駆動手段によって支点を中心に回動可能であり、前記第2保持手段は弾性手段によって前記第1保持手段に対し反対方向に移動可能である。
【0060】
(6)前記技術的思想(5)において、前記第1保持手段の基端には前記駆動手段としてのシリンダの伸縮方向に対し所定角度をもって傾斜した溝部が形成され、前記シリンダの連結ロッドの先端に固着された位置決め係止ピンが前記溝部に係止されている。
【0061】
(7)前記技術的思想(4),(5)において、前記第2保持手段に対し相対移動不可能に設けられ、前記第2保持手段が第1保持手段によって押し込まれていないとき、前記第2保持手段を前記弾性手段の不正力に抗した状態で係止させることで前記第2保持手段を位置決めする係止手段を備えた。
【0062】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、巻終わった後の線材をより確実に切断でき、切断後の巻線を保持レバーから外れ難くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態における巻線巻回装置の構成を示す概略構成図。
【図2】電機子のコア部分を拡大して示す側面図。
【図3】保持切断装置の模式側面図。
【図4】図3のV −V 線断面図。
【図5】図3のII−II線断面図。
【図6】図3のIII −III 線断面図。
【図7】図3のIV−IV線断面図。
【図8】アンクランプ時の保持切断装置を示す模式平面図。
【図9】巻線クランプ時の保持切断装置を示す模式平面図。
【図10】巻線カット時の保持切断装置を示す模式平面図。
【図11】別例の保持切断装置の一部を拡大して示す模式平面図。
【図12】別例の保持切断装置の一部を拡大して示す模式斜視図。
【図13】従来技術における(a)〜(d)は電機子に巻かれた巻線を切断するときの手順を説明する模式説明図。
【符号の説明】
2…電機子、3…コア、4…線材としての巻線、5…線材巻付装置を構成する張力制御装置、6…線材巻付装置を構成するフライヤ、7…線材巻付装置を構成する巻線パック、9…線材巻付装置を構成するチャック装置、12…駆動手段としてのシリンダ、12a…連結ロッド、17…保持手段及び第1保持手段を構成する保持レバー、18…保持手段及び第2保持手段を構成する保持レバー、19…支点としての連結ピン、26…溝部、27…位置決めピンとしての係止ピン、34…弾性手段としてのスプリング、38…係止手段としての係止ピン、41…カッタ部としての固定カッタ、41a…刃部。
Claims (6)
- 線材の巻付処理を行う線材巻付装置によって前記線材を電機子のコアに巻き付ける巻付工程と、
前記線材を前記コアに巻き付けた後に、カッタ部に対して相対移動可能な第1保持手段及び第2保持手段で前記線材を挟み込んで保持する保持工程と、
前記線材を保持した前記第1保持手段及び第2保持手段をカッタ部側に一体移動させて前記線材を前記カッタ部で切断する切断工程と
を備えたことを特徴とする電機子の線材切断方法。 - 前記保持工程では、前記第1保持手段を駆動手段によって第2保持手段側に移動させることで前記線材を保持し、
前記切断工程では、前記線材を保持した前記第1保持手段及び第2保持手段を前記駆動手段によってカッタ部側に一体移動させることで前記線材を切断することを特徴とする請求項1に記載の電機子の線材切断方法。 - 前記第1保持手段は前記駆動手段によって支点を中心に回動可能であり、前記第2保持手段は弾性手段によって前記第1保持手段に対し反対方向に移動可能な構成であって、
前記保持工程では、前記駆動手段によって前記支点を中心に前記第1保持手段を第2保持手段側に回動させることで前記線材を保持し、
前記切断工程では、前記弾性手段によって第1保持手段側に付勢された前記第2保持手段を、前記駆動手段による第1保持手段の回動に伴ってカッタ部側に押し込むことで、前記線材を保持した前記第1保持手段及び第2保持手段をカッタ部側に一体移動させて前記線材を切断することを特徴とする請求項2に記載の電機子の線材切断方法。 - 前記第1保持手段の基端には前記駆動手段としてのシリンダの伸縮方向に対し所定角度をもって傾斜した溝部が形成され、前記シリンダの連結ロッドの先端に固着された位置決め係止ピンが前記溝部に係止された構成であって、
前記保持工程では、前記シリンダの伸縮に伴い前記位置決めピンが溝部を移動することで前記支点を中心に前記第1保持手段を揺動させて前記線材を保持し、
前記切断工程では、前記第1保持手段と同軸で揺動する前記第2保持手段を、前記駆動手段による第1保持手段の揺動に伴ってカッタ部側に押し込むことで、前記線材を保持した前記第1保持手段及び第2保持手段をカッタ部側に一体揺動させて前記線材を切断することを特徴とする請求項3に記載の電機子の線材切断方法。 - 前記第2保持手段が前記第1保持手段によって押し込まれていないとき、前記第2保持手段に対し相対移動不可能に設けた係止手段に、前記第2保持手段が前記弾性手段の付勢力に抗した状態で係止することによって前記第2保持手段が位置決めされていることを特徴とする請求項3又は4に記載の電機子の線材切断方法。
- 線材の巻付処理を行う線材巻付装置によって前記線材を電機子のコアに巻き付けた後、その巻終わり部分を切断する電機子の線材切断装置において、
前記線材を切断するための刃部を有するカッタ部と、
前記カッタ部に対して相対移動可能な第1保持手段及び第2保持手段を有し、前記第1保持手段が前記第2保持手段側に移動することで前記線材を挟み込んで保持する保持手段とを備え、
前記線材を保持した前記第1保持手段及び第2保持手段をカッタ部側に一体移動させて前記線材を前記カッタ部で切断する電機子の線材切断装置。
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