JP2005074506A - 溶接用ワーク固定装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 溶接後のワークを簡単に取外すことができ且つ機種変更などに容易に対応できる溶接用ワーク固定装置を提供する。
【解決手段】 溶接が終了したら、シリンダユニット51を逆方向に駆動し楔部材5をカム部43,43間から引き抜く。すると、左右のスライド部材4,4は内側に移動し、スプリング44による弾発力がキャンセルされ、その反動で仮に左右の受け部42とピボット101との間がスパッタでくっついた状態でも、左右の受け部42とピボット101との間に僅かな隙間が形成され、溶接後のスイングアームを簡単に取外すことができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、複数のワークを溶接する際に固定する溶接用ワーク固定装置に関する。
溶接ロボットでワークを溶接するには、従来からワークを受け型(専用部)に固定し、この受け型にクランプした状態で溶接するようにしており、機種変更があっても同一の溶接装置で対応できるようにするため、ワーク固定装置を専用部と共用部に分けた提案が特許文献1になされている。
また、ワークを溶接すると溶接歪が生じる。ワークとして長尺フレーム材を枠状に溶接する際の溶接歪を除去するため、各長尺フレーム材をエアシリンダによって規制部材に押圧し位置決めした状態で溶接する提案が特許文献2になされている。
特開2002−113626号公報 特開2001−179480号公報
図6は自動二輪車のスイングアームを溶接する例を示しており、左右のピボット101を載置部102上に載置すると共に、これら左右のピボット101間に固定部材103を臨ませ、この状態で左右のシリンダユニット105のロッド106をピボット101内を貫通せしめてその先端を固定部材103の凹部に係合して同芯(位置決め)を行い、ロッド106の段部で左右のピボット101を固定部材103に押し付け、この状態で左右のピボット101を左右のアーム104に溶接するようにしている。
上記のように2つのワーク(左右のピボット101)間に固定部材103を臨ませた状態で溶接すると、固定部材103に進入したロッド106先端部とワークとが溶接時のスパッタによってくっつき、ワークを取外すことが難しくなる。そして無理に取外すとピボット(ワーク)の溶接部が変形してしまうことがある。このため、後工程で左右のピボットの同芯度を調整しなければならず、作業が面倒であるばかりでなく、コストアップにもなる。
以上の課題を解決するため本発明に係る溶接用ワーク固定装置は、溶接時に2つのワーク間の間隔を一定に保持する保持機構を備え、この保持機構は前記2つのワーク間に配置される左右のスライド部材と、これらスライド部材間に進退可能とされた楔部材からなり、更に前記スライド部材は支持部材に摺動自在に保持され、また前記スライド部材の軸部の一端はワークに当接する受け部とし、他端を前記楔部材が当接するカム部とし、更に前記スライド部材の軸部には楔部材がカム部間に進入した際に縮装されるスプリング等の弾発部材が設けられた構成とされている。
前記楔部材を後退させると、スプリング等の弾発力がキャンセルされるので、その反動でスライド部材が戻り、スライド部材の受け部とワークとスパッタでくっついていても簡単に剥がれ、溶接後のワークを固定装置から容易に取外すことができる。
上記ワークとしては、例えば自動二輪車のスイングアームが考えられ、この場合、前記保持機構によってスイングアームの左右のピボットの間隔を一定に保持する。
以上に説明したように本発明に係る溶接用ワーク固定装置によれば、溶接時に2つのワーク間の間隔を一定に保持する保持機構を、2つのワーク間に配置される左右のスライド部材と、これらスライド部材間に進退可能とされた楔部材とで構成し、楔部材を後退することで、ワークに対するスライド部材の受け部の圧接力が解除されるようにしたので、溶接後のワークを簡単に取外すことができる。
また楔部材の進入量を調整することでスライド部材の位置をコントロールすることが可能なため機種変更などに容易に対応できる。
以下に本発明の実施の態様を添付図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る溶接用ワーク固定装置の平面図、図2は図1の要部拡大図、図3は図2のA−A方向矢視図、図4は図3のB−B方向矢視図であり、図示例ではスイングアームの溶接に用いる固定装置を示している。
固定装置はベース1上にスイングアームのピボット101をセットする左右の載置部2を備えている。この左右の載置部2間には溶接時に左右のピボット101間の間隔を一定に保持する保持機構3が設けられている。この保持機構3は左右のスライド部材4と、これらスライド部材4間に進退可能とされた楔部材5からなり、前記左右のスライド部材4の外側には位置決め機構6が配置されている。
前記スライド部材4は支持部材40に摺動自在に支持され、またスライド部材4の軸部41の一端はワーク(ピボット101)の側面が押し付けられる受け部42とされ、他端はカム部43とされ、また軸部41の外周で支持部材40とカム部43間には弾発部材であるスプリング44が設けられている。
前記位置決め機構6はシリンダユニット60とこのシリンダユニット60によって進退動せしめられるロッド61を備え、ロッド61はピボット101を貫通して前記スライド部材4の軸部41に形成した凹部45に係合する。また、ロッド61の中間部にはピボット101側面に当接するフランジ部62が設けられている。
また、前記楔部材5はシリンダユニット51に取付けられ、このシリンダユニット51を駆動することで左右のスライド部材4,4のカム部43,43間に進退可能とされている。
更に、ベース1上にはスイングアームのアーム104の位置決めを行うブロック7,8が配置されている。
以上において、スイングアームを溶接するにはピボット101を載置部2の上にセットする。次いで、シリンダユニット60を駆動しロッド61をピボット101に貫通せしめ、ロッド61の先端を軸部41の凹部45に係合せしめる。この操作により左右のピボット101の同芯位置決めがなされる。
この後、シリンダユニット51を駆動し楔部材5をカム部43,43間に入り込ませる。すると、図5(a)に示すように左右のスライド部材4,4は外側に押し出され、受け部42はスプリング44の弾発力でピボット101の側面に当接する。尚、ピボット101の外側位置はロッド61の中間部に設けたフランジ部62(段部でもよい)に当接する。
更に、スイングアームを構成するアーム104を固定し、溶接を行う。この溶接の際にロッド61の先端部は軸部41の凹部45に嵌まり込んでおり、且つ受け部42はピボット101の側面に当接しているため、溶接の際のスパッタがロッド61の先端部につくことはない。
上記の溶接が終了したら、シリンダユニット51を逆方向に駆動し楔部材5をカム部43,43間から引き抜く。すると、左右のスライド部材4,4は内側に移動し、スプリング44による弾発力がキャンセルされ、その反動で仮に左右の受け部42とピボット101との間がスパッタでくっついた状態でも、図5(b)に示すように左右の受け部42とピボット101との間に僅かな隙間が形成され、溶接後のスイングアームを簡単に取外すことができる。
本発明に係る溶接用ワーク固定装置の平面図 図1の要部拡大図 図2のA−A方向矢視図 図3のB−B方向矢視図 (a)は楔部材が進入した状態を示す図、(b)は楔部材が後退した状態を示す図 従来のスイングアームの溶接を説明した図
符号の説明
1…ベース、2…載置部、3…保持機構、4…スライド部材、6,7,8…ブロック、40…支持部材、41…軸部、42…受け部、43…カム部、44…スプリング、45…凹部、5…楔部材、51…シリンダユニット、6…位置決め機構、60…シリンダユニット、61…ロッド、62…フランジ部、101…ピボット、102…載置部、103…固定部材、104…アーム、105…シリンダユニット、106…ロッド。

Claims (2)

  1. 溶接するワークを所定位置に固定する固定装置において、この固定装置は溶接時に2つのワーク間の間隔を一定に保持する保持機構を備え、この保持機構は前記2つのワーク間に配置される左右のスライド部材と、これらスライド部材間に進退可能とされた楔部材からなり、更に前記スライド部材は支持部材に摺動自在に保持され、また前記スライド部材の軸部の一端はワークに当接する受け部とし、他端を前記楔部材が当接するカム部とし、更に前記スライド部材の軸部には楔部材がカム部間に進入した際に縮装される弾発部材が設けられていることを特徴とする溶接用ワーク固定装置。
  2. 請求項1に記載の溶接用ワーク固定装置において、前記ワークは自動二輪車のスイングアームであり、前記保持機構はスイングアームの左右のピボットの間隔を一定に保持することを特徴とする溶接用ワーク固定装置。
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