JPH07118532A - 耐水性に優れた室温速硬化性オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

耐水性に優れた室温速硬化性オルガノポリシロキサン組成物

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JPH07118532A JP5289922A JP28992293A JPH07118532A JP H07118532 A JPH07118532 A JP H07118532A JP 5289922 A JP5289922 A JP 5289922A JP 28992293 A JP28992293 A JP 28992293A JP H07118532 A JPH07118532 A JP H07118532A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 分子鎖両端が加水分解性シリル基で封鎖され
たジオルガノポリシロキサン若しくはポリオキシアルキ
レンをベースポリマーとし、これに、β−ジカルボニル
化合物及びアミノ基含有有機化合物を配合して成る縮合
硬化型室温硬化性ゴム組成物。 【効果】 空気中の水分による硬化と同時に、β−カル
ボニル基とアミノ基との脱水縮合により水分が組成物中
に生成するので、速硬化性及び深部硬化性が著しく向上
する。しかも、この脱水縮合反応は不可逆的反応である
ため、縮合脱水により生じた生成物が加水分解してアミ
ノ基含有化合物の再生が防止され、この結果として硬化
物の親水性が増大することが防止され、耐水性が損なわ
れることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベースポリマーとしてジ
オルガノポリシロキサンまたはポリオキシアルキレンポ
リマーが使用されている室温速硬化性の組成物に関する
ものであり、特には速硬化性、深部硬化性と共に、耐水
性が良好な縮合硬化型の室温速硬化性組成物に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】オルガノポリシロキサンもしくはポリオ
キシアルキレンポリマーをベースポリマーとして用いた
縮合硬化型の室温速硬化性組成物については、従来、ベ
ースポリマーに対する架橋剤の配合量を極限まで減量し
て、加水分解による架橋速度を向上させた1液タイプの
もの、架橋剤と硬化剤を別梱包とした2液タイプのもの
が知られている。
【0003】しかし、1液タイプの前記組成物は、表面
からの硬化速度が早いというだけであり、深部硬化には
一定の時間が必要であり、速硬化性とは言い難い。また
2液タイプの前記組成物においては、深部硬化性には比
較的優れているものの、2液混合する割合が1:1でな
いため取扱いが面倒であり、また、自動混合機などに適
合しにくいという欠点がある。更に、深部まで完全に硬
化させるには、ベースポリマーの両末端ヒドロキシ基量
と架橋剤との添加量を厳密に規定するか、深部硬化剤と
して水を加えることが必要である。
【0004】一方、付加硬化型のオルガノポリシロキサ
ン組成物においては、2液混合する割合が1:1であり
作業性に優れるが、通常、硬化には加熱炉が必要であ
る。また付加毒の存在下で硬化触媒が被毒されるため、
作業環境が限定されるという欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、上述し
た問題が解決された室温速硬化性組成物を、先に提案し
た(特願平4−129263号)。この組成物は、分子
鎖両末端が加水分解性シリル基で封鎖されたジオルガノ
ポリシロキサンもしくはポリオキシアルキレンポリマ
ー、一分子中に少なくとも1個のC=O基を有する有機
化合物及び一分子中に少なくとも1個のNH2 基を有する
有機化合物を含有して成るものであり、カルボニル基
(C=O基)とNH2 基との脱水縮合によるケチミン生成
反応により副生する水を利用して、室温での速硬化性と
深部までの硬化性とを改善したものである。
【0006】然しながら、その後の研究の結果、上記の
組成物は、速硬化性や深部硬化性には優れているもの
の、耐水接着性や浸水後の電気特性など、耐水性に問題
があることが判明し、その用途が著しく制限されること
がわかった。
【0007】上記のような耐水性の低下は、硬化物内に
残存する第1級アミンが大きく関与しているものと信じ
られ、これを解決するために、組成物中にα,β−不飽
和カルボニル化合物を添加し、硬化物内の第1級アミン
を第2級アミンに変化することにより耐水性を向上させ
ることを試みた。しかし、耐水接着性は改善されたもの
の、浸水後の電気特性には依然として問題が残り、やは
り用途が制限されている。
【0008】従って本発明の課題は、室温での速硬化
性、深部硬化性に優れていると共に、耐水接着性や浸水
後の電気特性が良好な縮合硬化型の室温速硬化性オルガ
ノポリシロキサンもしくはポリオキシアルキレンポリマ
ー組成物を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、(A) 分
子鎖両末端が加水分解性シリル基で封鎖され、25℃で
の粘度が25〜1000,000センチストークスであるジオル
ガノポリシロキサンもしくはポリオキシアルキレンポリ
マー、(B) 一分子中に少なくとも2個のカルボニル基を
有し、一のカルボニル基に対してβ位にカルボニル基を
有するカルボニル化合物、(C) 一分子中に少なくとも1
個のNH2 基を有する有機化合物、を含有し、且つ前記
(B)及び (C)成分は、前記β位のカルボニル基とNH2
とが互いに反応性を有するように選択されていることを
特徴とする室温速硬化性組成物が提供される。
【0010】即ち、本発明においては、(B) 成分中のβ
位のカルボニル基と、(C) 成分中のNH2 基とが脱水縮合
反応し、かかる反応により組成物中の深部に水分を生じ
る。従って、組成物の速硬化性や深部硬化性が著しく向
上するのである。しかも、深部硬化剤として、水を組成
物中に配合するものでないため、水の分離や組成物のチ
クソ性の増加による作業性の低下等の問題も有効に解決
することができたのである。
【0011】さらに重要なことは、上記のβ位のカルボ
ニル基とNH2 基との脱水縮合反応は、下記式(1):
【0012】
【化1】
【0013】式中、R及びR1 は、有機基であり、R2
は、有機基もしくはアルコキシ基である、で表されるも
のであり、この反応は不可逆反応であるということであ
る。従って、硬化物中にNH2 基を有する化合物が再生す
ることがないので該組成物の親水性が増大することはな
く、その結果、耐水性や浸水後電気特性も大幅に向上し
たのである。
【0014】例えば、先の提案(特願平4−12926
3号)では、C=O二重結合を有する有機化合物とNH2
基を有する有機化合物との平衡反応により水を発生する
ものであり、硬化直後にはケチミン化合物が存在する。
しかるに、この反応は可逆反応であるため、水分の存在
下でケチミン化合物が徐々に分解し、NH2 基を有する有
機化合物が再生する。再生したこの化合物は、硬化物の
親水性を高めるため、硬化物中への水の侵入が容易とな
り、硬化物の耐水性が著しく損なわれてしまうのであ
る。
【0015】
【発明の好適態様】(A) 成分 (A)成分はベースポリマーであり、ジオルガノポリシロ
キサン及びポリオキシアルキレンの少なくとも1種が使
用される。
【0016】本発明において、これらベースポリマーの
何れも、分子鎖両端が加水分解性シリル基で封鎖されて
いることが必要である。即ち、この加水分解性基の存在
により、かかるポリマーは、水分の存在により加水分解
及び重縮合して、ゴム弾性体の硬化物を形成する。この
加水分解性シリル基は、ケイ素原子に少なくとも1個の
加水分解性基が結合したものであり、加水分解性基とし
ては、カルボキシル基、ケトオキシム基、アルコキシ
基、アルケノキシ基、アミノ基、アミノキシ基、アミド
基等を例示することができる。ケイ素原子に結合してい
るこれらの加水分解性基は、1個に限定されず、2個あ
るいは3個の加水分解性基が同一のケイ素原子に結合し
ていてもよい。また、これらの加水分解性基が結合して
いるケイ素原子には、当然、他の有機基が結合していて
よいが、かかる有機基としては、例えばメチル基、エチ
ル基、プロピル基等のアルキル基、シクロヘキシル基等
のシクロアルキル基、ビニル基、アリル基等のアルケニ
ル基、フェニル基、トリル基等のアリール基あるいはこ
れらの基の水素原子が部分的にハロゲン原子などで置換
された基、例えばクロロメチル基、 3,3,3−トリフロロ
プロピル基等を例示することができる。
【0017】また (A)成分のベースポリマーは、25℃で
の粘度が25〜1,000,000 cSt の範囲にあることが必要で
ある。粘度がこの範囲外であるときは、満足する特性を
有するゴム硬化物を形成することが困難となったり、作
業性が低下する等の不都合を生じる。
【0018】上述したベースポリマーの内、ジオルガノ
ポリシロキサンとしては、例えば下記一般式(2):
【化2】 〔式中、R3 〜R5 は、同一でも異なっていてもよく、
非置換または置換の一価の炭化水素基であり、Xは、前
述した加水分解性基であり、mは、1〜3の整数であ
り、nは、正の整数である、〕で表されるものが適当で
ある。ここで、前記R1 〜R3 としては、前記加水分解
性シリル基に関して例示した加水分解性基以外の有機基
を挙げることができる。さらに、nは、このジオルガノ
ポリシロキサンが、前述した範囲の粘度を有するもので
あることから、通常、10以上の整数である。
【0019】また、前述したベースポリマーの内、ポリ
オキシアルキレンポリマーとしては、主鎖を構成するオ
キシアルキレン単位が、−CH2 CH2 O−、−CH2
CH(CH3 )O−、−CH2 CH(CH2 CH3 )O
−、−CH2 CH2 CH2 CH2 O−等であるものを挙
げることができるが、入手の容易さ、価格の点からいっ
て、特に−CH2 CH(CH3 )O−単位で主鎖が構成
されているものが好ましい。勿論、主鎖を構成するオキ
シアルキレン単位は、1種類のみでなく2種類以上の単
位が混合されていても良い。尚、かかるオキシアルキレ
ン単位から成る主鎖の両端への前述した加水分解性シリ
ル基の導入は、例えば末端にアリル基を有するオキシア
ルキレンポリマーと加水分解性シリル基を有するヒドロ
シランとを白金触媒の存在下で付加反応させるか、ある
いは末端にアリル基を有するオキシアルキレンポリマー
と加水分解性シリル基を有するハロゲン化アルキルシラ
ンとを、金属ナトリウムもしくは金属カリウムの存在下
で縮合反応させること等により行うことができる。
【0020】(B) 成分 (B)成分は、一分子中に少なくとも2個のカルボニル基
を有し、一のカルボニル基に対してβ位にカルボニル基
を有するカルボニル化合物(以下、単に「β−ジカルボ
ニル化合物」と称する)であり、先にも説明した通り、
(C)成分のNH2基含有有機化合物と反応して、硬化剤と
して作用する水を組成物中の深部に発生させるものであ
る。
【0021】このβ−ジカルボニル化合物は、前記式
(1) で示されるような反応を示すものであり、具体的に
は、前記式(1) 中ので示される分子構造を有してお
り、一個の炭素原子を間に挟んで2個のカルボニル基が
存在している基を有するものである。従って、このβ−
ジカルボニル化合物は、前記反応を完結させるために、
2個の間のカルボニル基の間に存在する炭素原子(α位
の炭素原子)が4級のものであってはならず、該α位の
炭素原子には少なくとも1個の水素原子が結合している
ことが必要である。
【0022】上記の条件を満足するβ−ジカルボニル化
合物の代表例としては、これに限定されるものではない
が、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、アセト酢酸
プロピルなどのアセト酢酸エステル、2,4−ペンタン
ジオン、2,4−ヘキサンジオン、1,3−シクロヘキ
サンジオンなどのジケトン等を挙げることができる。勿
論、これら以外にも、一個の炭素原子を間に挟んで2個
のカルボニル基が存在している基を官能基として有する
シランカップリング剤や各種のポリマー、オリゴマー等
も使用することができる。これらのβ−ジカルボニル化
合物は、1種単独でも2種以上を組み合わせても使用す
ることができる。
【0023】この (B)成分の配合量は、前記の反応性を
有するβ位のカルボキシル基量が、(A)成分 100g当た
り、 0.001〜1モルの範囲、特に0.01〜0.1 モルの範囲
とすることが好ましい。 0.001モル未満では充分な深部
硬化性が発現せず、1モルを超えると得られる弾性体硬
化物が目的とする物性を示さなくなる。
【0024】(C) 成分 (C)成分の少なくとも1個のNH2 基を有する有機化合物
(以下、単に「アミノ基含有有機化合物」と称する)
は、先に述べた通り、 (B)成分と反応して硬化剤として
作用する水を組成物中の深部に発生させる。
【0025】かかる有機化合物としては、前記式(1) で
示されるような反応を示す反応性の1級アミノ基を有す
るものであれば、任意のものを使用することができる
が、一般的には、メチルアミン、エチルアミン、ブチル
アミン、エチレンジアミン、アニリンなどのアミン類、
γ−アミノプロピルトリエトキシシランなどのNH2 基を
官能基として有するシランカップリング剤、NH2 基を有
するポリマー、オリゴマーなどが例示される。本発明に
おいては、 (B)成分の反応時における立体障害性の見地
から、特にアミノ基のα位の炭素原子が1級、2級また
は芳香族環の一部であるものが好適に使用される。この
α位の炭素原子が、通常の3級の炭素原子である場合に
は、カルボニル基との反応性に劣り、所望の効果が得ら
れない場合がある。また、これらの化合物は1種類に限
定される必要はなく、2種類以上の使用も可能である。
【0026】なお、この (C)成分の配合量は、その第1
級アミノ基量が (A)成分 100g当たり、 0.001〜1モル
の範囲、特に0.01〜0.1 モルの範囲とすることが好まし
い。0.001モル未満では充分な深部硬化性が発現せず、
1モルを超えると得られる弾性体硬化物が目的とする物
性を示さなくなる。
【0027】硬化性組成物 本発明の組成物は上記した (A)〜(C) 成分の所定量を乾
燥雰囲気中で均一に混合することにより一液型の室温速
硬化性組成物として得られる。この場合、保存性を確保
するために、成分(B) または(C) をマイクロカプセル化
して配合した一液型の室温速硬化性組成物とすること
や、2液梱包して使用時にこれを混合する方式とするこ
とも可能である。また、その場合には2液を1:1混合
とすることも可能である。
【0028】また、室温での速硬化性及び深部硬化性が
阻害されない限り、種々の配合剤を添加することも可能
であり、例えば有機錫エステル、有機錫キレート錯体、
有機チタン酸エステル、有機チタンキレート錯体、テト
ラメチルグアニジルプロピルトリメトキシシラン、テト
ラメチルグアニジルプロピルトリストリメチルシロキシ
シランなどの縮合触媒;メチルトリメトキシシラン、ビ
ニルトリメトキシシラン、テトラメトキシシラン、メチ
ルトリプロペノキシシラン、ビニルトリプロペノキシシ
ラン、フェニルトリプロペノキシシラン、メチルトリブ
タノキシムシラン、ビニルトリブタノキシムシラン、テ
トラブタノキシムシラン、メチルトリアセトキシシラン
などの保存安定剤;煙霧質シリカ、沈降性シリカ、二酸
化チタン、酸化アルミニウム、石英粉末、炭素粉末、タ
ルクおよびベントナイトなどの補強性充填剤;炭酸カル
シウム、炭酸亜鉛、酸化亜鉛、炭酸マグネシウムなどの
塩基性充填剤;アスベスト、ガラス繊維、炭素繊維およ
び有機繊維などの繊維質充填剤;顔料、染料などの着色
剤;ベンガラおよび酸化セリウムなどの耐熱性向上剤;
耐寒性向上剤;防錆剤;γ−グリシドキシプロピルトリ
エトキシシランなどの接着性向上剤;トリオルガノシロ
キシ単位およびSiO2 単位よりなる網状ポリシロキサ
ンなどの液状補強剤;等を、必要に応じて、その所定量
を添加することが可能である。
【0029】尚、本発明においては、成分(B) と成分
(C) とが前述した式(1) のように反応して深部硬化剤で
ある水を生成することが重要であるから、成分(B) と成
分(C)とは、このような反応が速やかに生じるものが選
択使用されることは勿論であり、また任意的に使用され
る各種配合剤も、かかる水分の生成を阻害しないように
選択使用される。
【0030】かかる本発明の組成物は、空気中の水分の
存在により硬化するとともに、該硬化と同時にその深部
で水が生成することから、表面からの硬化のみならず、
その内部からも硬化を生じる。従って、速硬化性及び深
部硬化性が大幅に向上している。また2液梱包して使用
時にこれを混合する方式とした場合、2液を1:1混合
とすることが容易でありという特性を持ち、さらにこの
(B)及び (C)成分が容易に入手し得るものであることか
ら実用性が極めて高い。
【0031】本発明の組成物は、その速硬化性と深部硬
化性の点から自動車用オイルシール材料として適してい
るほか、近年工程の合理化要求の高い電気電子用シーリ
ング材、ポッティング材としても有利に使用できるもの
である。
【0032】
【実施例】以下の実施例において、粘度は25℃での測定
値を示したものである。比較例1 分子鎖両末端がトリメトキシシリル基で封鎖された、粘
度が 5,000cSt のジメチルポリシロキサン 100g、ジブ
チルスズジラウレート 0.2g、沈降性シリカ 50g、煙
霧質シリカ 8gを無水の状態で混合して硬化性シリコ
ーンゴム組成物を調製した。この組成物を用いて厚さ2
mmのシートを作り、20℃−50%RHの雰囲気下で1時間
放置したが、ゴム弾性体とはならず、JIS K 6301に従っ
てゴム物性を調べることができなかった。また上記組成
物を直径20mm、長さ 100mmのガラス円筒管に注入し、20
℃−55%RHの雰囲気下で24時間硬化を行った。硬化後
にガラス管を破壊して硬化物を取り出し、ゴム状弾性体
となった部分の厚みを測定したところ、4mmであった。
【0033】比較例2 分子鎖両末端がトリメトキシシリル基で封鎖された、粘
度が 5,000cSt のジメチルポリシロキサン 100g、ジブ
チルスズジラウレート 0.2g、アセトン 0.58g(0.01
モル)、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン 1.79
g(0.01モル)、沈降性シリカ 50g、煙霧質シリカ
8gを無水の状態で混合して硬化性シリコーンゴム組成
物を調製した。この組成物を用いて厚さ2mmのシートを
作り、20℃−50%RHの雰囲気下で1時間放置してゴム
弾性体とし、JIS K 6301に従ってゴム物性を調べたとこ
ろ、表1に示した結果が得られた。さらに、上記条件で
の24時間硬化後に、ゴム弾性体を50℃の温水中に7
日間浸漬し、JIS K 6301に従ってゴム物性を調べた。結
果を表1に併せて示す。またこの組成物を用いて、比較
例1と同様にして、ガラス円筒管を用いて硬化を行い、
ゴム状弾性体となった部分の厚みを測定したところ、 1
00mmであった。
【0034】実施例1 分子鎖両末端がトリメトキシシリル基で封鎖された、粘
度が 5,000cSt のジメチルポリシロキサン 100g、アセ
ト酢酸エチル 1.30g(0.01モル)、γ−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン 1.79g(0.01モル)、ジブチル
スズジラウレート 0.2g、沈降性シリカ 50g、煙霧質
シリカ 8gテトラメチルグアニジルプロピルトリメト
キシシラン 1.0g、煙霧質シリカ 10gを無水の状態で
混合して硬化性シリコーンゴム組成物を調製した。この
組成物を用いて厚さ2mmのシートを作り、比較例1と同
様にしてゴム弾性体を得てゴム特性の測定を行なった。
また比較例2と同様にして、50℃の温水中に7日間浸
漬後のゴム弾性体のゴム特性を測定した。結果を表1に
示す。さらに、この組成物を用いて、比較例1と同様に
して、ガラス円筒管を用いて硬化を行い、ゴム状弾性体
となった部分の厚みを測定したところ、 100mmであっ
た。
【0035】比較例3 分子鎖両末端がビニルジ(メチルエチルケトオキシム)
シリル基で封鎖された粘度が20,000cSt のジメチルポリ
シロキサン 100g、ジブチルスズジオクトエート 1.0
g、煙霧質シリカ 10g、を無水の状態で混合して硬化
性シリコーンゴム組成物を調製した。この組成物を用い
て厚さ2mmのシートを作り、20℃−50%RHの雰囲気下
で1時間放置したが、比較例1と同様、ゴム弾性体とは
ならず、JIS K 6301に従ってゴム物性を調べることがで
きなかった。
【0036】比較例4 分子鎖両末端がビニルジ(メチルエチルケトオキシム)
シリル基で封鎖された粘度が20,000cSt のジメチルポリ
シロキサン 100g、ジブチルスズジオクトエート 1.0
g、シクロヘキサノン 0.98g、γ−アミノプロピルト
リエトキシシラン 2.21g(0.01モル)、煙霧質シリカ
10g、を無水の状態で混合して硬化性シリコーンゴム
組成物を調製した。この組成物を用いて厚さ2mmのシー
トを作り、比較例1と同様にしてゴム弾性体を得てゴム
特性の測定を行なった。また比較例2と同様にして、5
0℃の温水中に7日間浸漬後のゴム弾性体のゴム特性を
測定した。結果を表1に示す。
【0037】実施例2 分子鎖両末端がビニルジ(メチルエチルケトオキシム)
シリル基で封鎖された粘度が20,000cSt のジメチルポリ
シロキサン 100g、アセト酢酸ブチル 1.58g(0.01モ
ル)、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン 2.21g
(0.01モル)、煙霧質シリカ 10g、を無水の状態で混
合して硬化性シリコーンゴム組成物を調製した。この組
成物を用いて厚さ2mmのシートを作り、比較例1と同様
にしてゴム弾性体を得てゴム特性の測定を行なった。ま
た比較例2と同様にして、50℃の温水中に7日間浸漬
後のゴム弾性体のゴム特性を測定した。結果を表1に示
す。
【0038】
【表1】 硬さは、JIS−K−6301のA型スプリング式試験
機を用いて測定した。
【0039】尚、実施例1及び比較例2で調製された硬
化性組成物を用い、厚さ1mmのシートを作り、20℃−
55%RHの雰囲気下に24時間放置して硬化物を形成
し、得られた硬化物について、JIS−C−2123に
準拠して、初期及び20℃浸水24時間後における電気
特性を測定した。結果を表2に示す。表2の結果から、
本発明の組成物(実施例2)から得られる硬化物は、浸
水後の電気特性が初期と同様に安定に保持されているこ
とが理解される。
【0040】
【表2】
【0041】比較例5 分子鎖両末端がビニルジイソプロペノキシシリル基で封
鎖された粘度が 4,500cSt のポリプロピレンオキシド 1
00g、ジブチルスズジメトキシド 1.0g、炭酸カルシ
ウム 200 g、を無水の状態で混合して硬化性組成物を
調製した。この組成物を用いて厚さ2mmのシートを作
り、20℃−50%RHの雰囲気下で1時間放置したが、比
較例1と同様、ゴム弾性体とはならず、JIS K 6301に従
ってゴム物性を調べることができなかった。
【0042】比較例6 分子鎖両末端がビニルジイソプロペノキシシリル基で封
鎖された粘度が 4,500cSt のポリプロピレンオキシド 1
00g、ジブチルスズジメトキシド 1.0g、アセトン
2.9g(0.05モル)、γ−アミノプロピルトリエトキシ
シラン 11.1g(0.05モル)、炭酸カルシウム 200
g、を無水の状態で混合して硬化性組成物を調製した。
この組成物を用いて厚さ2mmのシートを作り、比較例1
と同様にしてゴム弾性体を得てゴム特性の測定を行なっ
た。また比較例2と同様にして、50℃の温水中に7日
間浸漬後のゴム弾性体のゴム特性を測定した。結果を表
3に示す。
【0043】実施例3 分子鎖両末端がビニルジイソプロペノキシシリル基で封
鎖された粘度が 4,500cSt のポリプロピレンオキシド 1
00g、ジブチルスズジメトキシド 1.0g、アセチルア
セトン 5.00g(0.05モル)、γ−アミノプロピルトリ
エトキシシラン 11.1g(0.05モル)、炭酸カルシウム
200 g、を無水の状態で混合して硬化性組成物を調製
した。この組成物を用いて厚さ2mmのシートを作り、比
較例1と同様にしてゴム弾性体を得てゴム特性の測定を
行なった。また比較例2と同様にして、50℃の温水中
に7日間浸漬後のゴム弾性体のゴム特性を測定した。結
果を表3に示す。
【0044】
【表3】
【0045】尚、実施例3及び比較例6の硬化性組成物
を用いて厚さ1mmのシートを作り、20℃−55%RH
の雰囲気下に24時間放置して硬化物を形成し、得られ
た硬化物について、JIS−C−2123に準拠して、
初期及び20℃浸水24時間後における体積抵抗率を測
定した。その結果を表4に示した。
【0046】
【表4】
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、オルガノポリシロキサ
ンもしくはポリオキシアルキレンポリマーをベースポリ
マーとする縮合硬化型の室温硬化性組成物について、耐
水性を損なうことなく、速硬化性と深部硬化性を著しく
向上させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 71/02 LQE (72)発明者 荒井 正俊 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A) 分子鎖両末端が加水分解性シリル基で
    封鎖され、25℃での粘度が25〜1000,000センチスト
    ークスであるジオルガノポリシロキサンもしくはポリオ
    キシアルキレンポリマー、 (B) 一分子中に少なくとも2個のカルボニル基を有し、
    一のカルボニル基に対してβ位にカルボニル基を有する
    カルボニル化合物、 (C) 一分子中に少なくとも1個のNH2 基を有する有機化
    合物、を含有し、且つ前記 (B)及び (C)成分は、前記β
    位のカルボニル基とNH2 基とが互いに反応性を有するよ
    うに選択されていることを特徴とする室温速硬化性組成
    物。
  2. 【請求項2】 前記 (B)成分は、β位のカルボニル基
    が、 (A)成分 100g当たり 0.001〜1モルとなる量で配
    合され、前記 (C)成分は、NH2 基が、 (A)成分100g当
    たり 0.001〜1モルとなる量で配合されている請求項1
    に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の組成物を硬化して得ら
    れる硬化物。
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