JPH07118121B2 - テープローディング装置 - Google Patents
テープローディング装置Info
- Publication number
- JPH07118121B2 JPH07118121B2 JP62223448A JP22344887A JPH07118121B2 JP H07118121 B2 JPH07118121 B2 JP H07118121B2 JP 62223448 A JP62223448 A JP 62223448A JP 22344887 A JP22344887 A JP 22344887A JP H07118121 B2 JPH07118121 B2 JP H07118121B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- link member
- tape loading
- guide
- pinch roller
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は回転ヘッド式記録再生装置等に用いるテープロ
ーディング装置に関するものである。
ーディング装置に関するものである。
従来の技術 近年、テープローディング装置は回転ヘッド式記録再生
即ちビデオテープレコーダやディジタルオーディオテー
プレコーダ等に用いられ、機器は小形化が進んでいる。
即ちビデオテープレコーダやディジタルオーディオテー
プレコーダ等に用いられ、機器は小形化が進んでいる。
以下図面を参照しながら、従来のテープローディング装
置の一例について説明する。
置の一例について説明する。
第4図は従来のテープローディング装置のローディング
後の状態を示すものである。第4図において、1はテー
プカセット、2はテープ、3は回転ヘッドをもったテー
プガイドドラム、4,5はテープローディングガイドロー
ラ、6,7はテープローディングガイドベースであり、シ
ャーシ上に設けられた案内溝に沿って移動する。8はリ
ンク部材であり、ばねを介して圧縮方向にその長さが変
化できる。9はリンクアームであり、ギヤーと一体に形
成されリンク部材の一つを形成している。10はギヤー、
11はギヤー10の回動軸、12ギヤーアーム、13はギヤーで
あり、ギヤーアーム12と一体になっている。14はギヤー
13の回動軸、12′はギヤーアーム12とばねを介して一体
的に回動するリンクアーム、15はリンク部材で、リンク
アーム12′にて駆動されて、その他端でテープローディ
ングガイドベース7を駆動する。
後の状態を示すものである。第4図において、1はテー
プカセット、2はテープ、3は回転ヘッドをもったテー
プガイドドラム、4,5はテープローディングガイドロー
ラ、6,7はテープローディングガイドベースであり、シ
ャーシ上に設けられた案内溝に沿って移動する。8はリ
ンク部材であり、ばねを介して圧縮方向にその長さが変
化できる。9はリンクアームであり、ギヤーと一体に形
成されリンク部材の一つを形成している。10はギヤー、
11はギヤー10の回動軸、12ギヤーアーム、13はギヤーで
あり、ギヤーアーム12と一体になっている。14はギヤー
13の回動軸、12′はギヤーアーム12とばねを介して一体
的に回動するリンクアーム、15はリンク部材で、リンク
アーム12′にて駆動されて、その他端でテープローディ
ングガイドベース7を駆動する。
16,17は、ギヤー、18はギヤー17に植設されたピンで、
ピンチローラアーム20を駆動する。19はピンチローラ、
20はピンチローラアーム、21はピンチローラアーム20の
回動支軸、22はキャプスタン、23はテープ走行ガイド、
24はアーム、25はアーム24の回動支軸で、ピンチローラ
アーム20の回動と連動して変位する。26はテンション制
御ピンで、テープローディングと連動してテープカセッ
ト内から図示の位置に変位する。27は、シャーシであ
る。
ピンチローラアーム20を駆動する。19はピンチローラ、
20はピンチローラアーム、21はピンチローラアーム20の
回動支軸、22はキャプスタン、23はテープ走行ガイド、
24はアーム、25はアーム24の回動支軸で、ピンチローラ
アーム20の回動と連動して変位する。26はテンション制
御ピンで、テープローディングと連動してテープカセッ
ト内から図示の位置に変位する。27は、シャーシであ
る。
以上のように構成されたテープローディング装置はテー
プローディングガイドローラをもったテープローディン
グガイドベース6,7の移動をギヤー10に伝達されるモー
タ(図示せず)からの回動力でリンクアーム9,12′を回
動させて行い、テープカセット1内のテープ2を引き出
してテープ2をテープガイドドラム3に巻掛けると同時
にギヤー列16,17を介して伝達される回転力でピン18に
よってピンチローラアーム20を時計方向に回動させて、
キャプスタン22の近傍に移動させるとともにテープ走行
ガイド23を時計方向に回動させて図示の位置に移動させ
る。
プローディングガイドローラをもったテープローディン
グガイドベース6,7の移動をギヤー10に伝達されるモー
タ(図示せず)からの回動力でリンクアーム9,12′を回
動させて行い、テープカセット1内のテープ2を引き出
してテープ2をテープガイドドラム3に巻掛けると同時
にギヤー列16,17を介して伝達される回転力でピン18に
よってピンチローラアーム20を時計方向に回動させて、
キャプスタン22の近傍に移動させるとともにテープ走行
ガイド23を時計方向に回動させて図示の位置に移動させ
る。
従って以降のピンチローラ19の接離でテープ2の定速走
行の制御が可能となる。
行の制御が可能となる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、ギヤー列を必要
とし、平面的にも立体的にも大きなスペースをとられ、
機器を小形化する上で不都合であるという問題点を有し
ていた。
とし、平面的にも立体的にも大きなスペースをとられ、
機器を小形化する上で不都合であるという問題点を有し
ていた。
本発明は上記問題点に鑑み、機器の小形化,薄形化に適
したテープローディング装置を提供するものである。
したテープローディング装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のテープローディン
グ装置は、テープカセット内のテープを引き出してテー
プローディング所定位置まで移動させるテープローディ
ングローラをシャーシ上に設けた案内溝に沿って駆動す
る第1のリンク部材と、この第1のリンク部材から分岐
する第2のリンク部材と、この第2のリンク部材により
キャプスタン近傍まで駆動されるピンチローラ装置と、
上記第2のリンク部材により駆動される第3のリンク部
材と、この第3のリンク部材により駆動されるテープ走
行ガイド手段という構成を備えたものである。
グ装置は、テープカセット内のテープを引き出してテー
プローディング所定位置まで移動させるテープローディ
ングローラをシャーシ上に設けた案内溝に沿って駆動す
る第1のリンク部材と、この第1のリンク部材から分岐
する第2のリンク部材と、この第2のリンク部材により
キャプスタン近傍まで駆動されるピンチローラ装置と、
上記第2のリンク部材により駆動される第3のリンク部
材と、この第3のリンク部材により駆動されるテープ走
行ガイド手段という構成を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、リンク部材を板状の材
料から形成し、それらの組合せで伝達機構を構成できる
ので、薄く構成できるとともに力の伝達経路を途中まで
共通化することで必要なスペースも少くてすみ機器の小
形化と負荷の軽減ができることとなる。
料から形成し、それらの組合せで伝達機構を構成できる
ので、薄く構成できるとともに力の伝達経路を途中まで
共通化することで必要なスペースも少くてすみ機器の小
形化と負荷の軽減ができることとなる。
実 施 例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
明する。
第1図は本発明の実施例におけるテープローディング装
置のアンロード状態の上面を示すものである。第1図に
おいて、第4図と共通部分については同一番号を附与
し、その説明を省略する。28はリンク部材で、リンクア
ーム12′により駆動され、他端に設けたピンによりピン
チローラアーム20の長孔20Aと係合し、ピンチローラア
ーム20を回動させる。29はピンである。30はリンク部材
で、回動支軸としてのピン29により駆動され、アーム24
を駆動し、従ってテープ走行ガイド23を移動させる。3
1,32はシャーシ27上に設けた案内溝で、テープローディ
ングガイドベース6,7の移動を案内する。33,34はストッ
パで、テープローディングガイドベース6,7のテープロ
ーディング後の位置を規制する。35はピンチローラアー
ム20を反時計方向に附勢しているばねである。
置のアンロード状態の上面を示すものである。第1図に
おいて、第4図と共通部分については同一番号を附与
し、その説明を省略する。28はリンク部材で、リンクア
ーム12′により駆動され、他端に設けたピンによりピン
チローラアーム20の長孔20Aと係合し、ピンチローラア
ーム20を回動させる。29はピンである。30はリンク部材
で、回動支軸としてのピン29により駆動され、アーム24
を駆動し、従ってテープ走行ガイド23を移動させる。3
1,32はシャーシ27上に設けた案内溝で、テープローディ
ングガイドベース6,7の移動を案内する。33,34はストッ
パで、テープローディングガイドベース6,7のテープロ
ーディング後の位置を規制する。35はピンチローラアー
ム20を反時計方向に附勢しているばねである。
第2図はテープローディング動作終了後の上面を示すも
のである。即ち第1図の状態からギヤー10が駆動力を受
けて時計方向に回転すると、リンクアーム9を時計方向
に、リンクアーム12′を反時計方向に回動させてテープ
ローディングガイドローラ4,5を移動させる。これと同
時にリンクアーム12′はリンク部材28,30を駆動し、ピ
ンチローラ19をキャプスタン22の近傍に、又、テープ走
行ガイド23を図示の位置に移動させる。以後ピンチロー
ラ19のキャプスタン22への接離制御によってテープ1の
走行制御が可能となる。第3図はピンチローラ19がキャ
プスタン22に当接し、テープ2の定速走行を行っている
所を示すものである。
のである。即ち第1図の状態からギヤー10が駆動力を受
けて時計方向に回転すると、リンクアーム9を時計方向
に、リンクアーム12′を反時計方向に回動させてテープ
ローディングガイドローラ4,5を移動させる。これと同
時にリンクアーム12′はリンク部材28,30を駆動し、ピ
ンチローラ19をキャプスタン22の近傍に、又、テープ走
行ガイド23を図示の位置に移動させる。以後ピンチロー
ラ19のキャプスタン22への接離制御によってテープ1の
走行制御が可能となる。第3図はピンチローラ19がキャ
プスタン22に当接し、テープ2の定速走行を行っている
所を示すものである。
以上のようにリンクアーム12でリンク部材15を介してテ
ープローディングガイドローラの駆動を行うとともに、
リンク部材28を介してピンチローラの駆動を、更にリン
ク部材30を介してテープ走行ガイドの駆動を行うように
したから、ギヤー列を用いた力の別経路からの伝達時の
ように大きなスペースと駆動力を必要としないために機
器の小形化,薄形化,軽負荷化に有効である。
ープローディングガイドローラの駆動を行うとともに、
リンク部材28を介してピンチローラの駆動を、更にリン
ク部材30を介してテープ走行ガイドの駆動を行うように
したから、ギヤー列を用いた力の別経路からの伝達時の
ように大きなスペースと駆動力を必要としないために機
器の小形化,薄形化,軽負荷化に有効である。
又、ピンチローラの接離に際してピン29を長孔20Aで押
すことはなくテープ走行ガイドを変位させないので、安
定した走行が得られる。
すことはなくテープ走行ガイドを変位させないので、安
定した走行が得られる。
発明の効果 以上のように本発明は、テープカセット内のテープを引
き出してテープローディング所定位置まで移動させるテ
ープローディングガイドローラをシャーシ上に設けた案
内溝に沿って駆動する第1のリンク部材と、この第1の
リンク部材から分岐する第2のリンク部材と、この第2
のリンク部材によりキャプスタン近傍まで駆動されるピ
ンチローラ装置と、上記第2のリンク部材により駆動さ
れる第3のリンク部材と、この第3のリンク部材により
駆動されるテープ走行ガイド手段とを設けることによ
り、機器の小形化,薄形化を実現することができる。
き出してテープローディング所定位置まで移動させるテ
ープローディングガイドローラをシャーシ上に設けた案
内溝に沿って駆動する第1のリンク部材と、この第1の
リンク部材から分岐する第2のリンク部材と、この第2
のリンク部材によりキャプスタン近傍まで駆動されるピ
ンチローラ装置と、上記第2のリンク部材により駆動さ
れる第3のリンク部材と、この第3のリンク部材により
駆動されるテープ走行ガイド手段とを設けることによ
り、機器の小形化,薄形化を実現することができる。
第1図は本発明の一実施例におけるテープローディング
装置のアンロード時の上面図、第2図はそのローディン
グ終了時の上面図、第3図はテープ定速走行時の上面
図、第4図は従来のテープローディング装置の上面図で
ある。 1……テープカセット、2……テープ、3……テープガ
イドドラム、4,5……テープローディングガイドロー
ラ、9,12′……リンクアーム、8,15,28,30……リンク部
材、19……ピンチローラ、22……キャプスタン、31,32
……案内溝。
装置のアンロード時の上面図、第2図はそのローディン
グ終了時の上面図、第3図はテープ定速走行時の上面
図、第4図は従来のテープローディング装置の上面図で
ある。 1……テープカセット、2……テープ、3……テープガ
イドドラム、4,5……テープローディングガイドロー
ラ、9,12′……リンクアーム、8,15,28,30……リンク部
材、19……ピンチローラ、22……キャプスタン、31,32
……案内溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−74155(JP,A) 特開 昭59−113565(JP,A) 実開 昭61−163358(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】テープカセット内のテープを引き出してテ
ープローディング所定位置まで移動させるテープローデ
ィングガイドローラをシャーシ上に設けた案内溝に沿っ
て駆動する第1のリンク部材と、この第1のリンク部材
から分岐する第2のリンク部材と、この第2のリンク部
材によりキャプスタン近傍まで駆動されるピンチローラ
装置と、上記第2のリンク部材により駆動される第3の
リンク部材と、この第3のリンク部材により駆動される
テープ走行ガイド手段とを備えたことを特徴とするテー
プローディング装置。 - 【請求項2】テープローディング状態においてテープ走
行ガイドの位置を変えることなくピンチローラのキャプ
スタンへの接離制御を行うように構成したことを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載のテープローディング装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62223448A JPH07118121B2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | テープローディング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62223448A JPH07118121B2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | テープローディング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6466856A JPS6466856A (en) | 1989-03-13 |
JPH07118121B2 true JPH07118121B2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=16798300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62223448A Expired - Lifetime JPH07118121B2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | テープローディング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07118121B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2523871Y2 (ja) * | 1990-10-09 | 1997-01-29 | 株式会社ケンウッド | 磁気記録再生装置の傾斜ポスト台圧着機構 |
JP2504385Y2 (ja) * | 1991-07-11 | 1996-07-10 | 船井電機株式会社 | テ―プデッキ |
JP2500718B2 (ja) * | 1991-12-11 | 1996-05-29 | 船井電機株式会社 | ロ―ディングギヤ装置 |
-
1987
- 1987-09-07 JP JP62223448A patent/JPH07118121B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6466856A (en) | 1989-03-13 |
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