JPS61239456A

JPS61239456A - 磁気テ−プロ−デイング装置

Info

Publication number: JPS61239456A
Application number: JP60081035A
Authority: JP
Inventors: Haruki Ogata; 尾形　春樹
Original assignee: Victor Company of Japan Ltd
Current assignee: Victor Company of Japan Ltd
Priority date: 1985-04-16
Filing date: 1985-04-16
Publication date: 1986-10-24
Also published as: US4740850A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、例えばビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）の磁
気テープローディング装置に関す６゜（従来の技術）一般に、この種ＶＴＲのガイドドラムに磁気テープを所
定範囲に亘って添接させる磁気テープのローディング装
置としては、第３図に示す如く、磁気テープを巻回収納
したテープカセットＣを°機器に装填した後、ローディ
ング動作をすることによって磁気テープＴは、回転する
磁気ヘッド−。

スーシの裏面に配置した機器のリングギヤ８の駆動に伴っ
て、一対の垂直ローディングポール４．５および傾斜ロ
ーディングポール６．７をそれぞれ備えた一対のボール
ベース（図示せず）がガイドドラム１の両側に移動する
ことにより送り出されると共に、ガイドドラム１のテー
プ摺接面に螺旋状に巻回する如くΩ状に約１８０°の範
囲に亘って巻回されてＯ−ディング終了位置に至るよう
に構成されている。このテープローディング動作を行な
うためのリングギヤ８はローディングモータ（図示せず
）によって駆動される複数の歯車から構成される歯車群
Ｇによって駆動されている。

また、他のテープローディング装置としては、複数のリ
ンクを互いに枢支して組み合わせたリンり機構によって
上記一対のローディングポールをガイドドラムの両側に
移動配置するものがある。

（発明が解決しようとする問題点）しかるに、上記した従来のリングギヤ式およびリンク式
などによるローディング装置にあっては、前者は大きな
リングギヤを８を使用しているため、リングギヤ８およ
びこれを駆動する歯車群Ｇを装置内に配置するための大
なるスペースを確保する必要があって、機器の小型化お
よび低価格化への障害となっていた。また、後者におい
てもリンクの移動範囲を許容するためのスペースを確保
する必要があるなど、これまた機器を小型化する上で問
題となっていた。

一方、ローディングポールは低速度の動きが要求される
ため、駆動モータの回転を大きく減速するなど特別な減
速装置が必要とされるので、上記従来装置は機器が高価
となるばかりか、スローモーション再生およびスチル再
生などの特殊再生時、Ｏ−ディングボールをＯ−ディン
グ終了位置より手前の途中位置で停止したい時など、上
記の従来装置では信頼性が乏しく、安定した高品位な画
像を得ることが困難であった。

（問題点を解決するための手段および作用）本発明は上
記従来装置の欠点に鑑みてなされたものであり、磁気ヘ
ッドを備えたガイドドラムと、このガイドドラムを介し
て配置しており、駆動手段によって駆動される一対のリ
ード機構と、このリード機構の駆動によって装填された
テープカセット内の磁気テープを、前記ガイドドラムに
所定の範囲に亘って巻回するよう規制された状態で移動
するローディングポールを備えた一対の案内手段とより
なることを特徴とする磁気テープローディング装置を提
供することにより、第１図、第２図に示す如く、一対の
ローディングポール２１゜２２を備えたベースプレート
１９は、リード機構となるガイド軸１１およびこれと螺
合してこれの回転動作によって直線移動する移動ナツト
２０によってテープローディングおよびテープアン０−
ディング動作を行ない得るので、テープをローディング
するための駆動部を簡素化して機器を小型化できると共
に、スローモーション・スチル再生時などの特殊再生時
に、例えばガイド軸１１および移動ナツト２０などから
構成されるリード機構によってローディングポールの停
止位置を任意にしかも正確に制御できるようにしたこと
を目的とするものである。

（実　施　例）第１図は本発明の磁気テープローディング装置の好適な
一実施例を示すもので、同図（Ａ）はシャーシの下面か
ら見た底面図、同図（Ｂ）は側面図、第２図はボールベ
ース駆動機構の取付は状態を示す一部拡大側面図である
。

第１図に示す如く、１１．１１は所定のピッチを有する
ねじ部１１ａを刻設しており、シャーシ３０の下側にて
軸受１２ａ、１２ｂに回転自在に支持された一対のガイ
ド軸であり、これらは上記従来装置と同様に磁気ヘッド
を備えたガイドドラム１０の両側に互いに略平行に配置
されると共に、装填されるテープカセットＣの前面と略
直交する如く配置しである。上記一対のガイド軸１１．
１１にはテープカセットＣ側と反対側の一端部に傘歯車
１３．１３がそれぞれ固定しである。

これらの傘歯車１３．１３は一対のガイド軸１１．１１
と直交配置された駆動軸１５上に固定された傘歯車１６
．１６とそれぞれ噛合している。

この駆動軸１５の一側は、その一端部に取付けられた可
変継手１４を介して正逆転可能なモータＭに連結されて
おり、このモータＭを回転駆動することによって、軸上
の傘歯車１６．１６を介して傘歯車１３．１３がそれぞ
れ同時駆動され、それと連結されたそれぞれのガイド軸
１１．１１は回転駆動する。なお、１７は駆動軸１５の
他側に設けられた軸受である。

１８．１８は同図（Ｂ）に併せて示すように一対のガイ
ド軸１１．１１の回転によってこれらの軸上を移動する
一対のボールベース駆ｆｉｌ１機構であり、その具体的
な構成を第２図に示す一部拡大断面図と併せて説明する
。

この第２図において、爪−ルベース駆動機構１８は傾斜
ローディングポール２１および番直ロ−ディングボール
２２を立設してシャーシ３０上に配置された案内手段と
なるベースプレート１９と、上記ガイド軸１１．１１に
螺合する移動ナツト部２０とより大略構成されている。

ベースプレート１９は下部に突出した一対の案内ローラ
２３ａ。

２３ｂがガイドドラム１０を挟んでシャーシ３０に屈曲
形成した案内溝２４（第１図参照）内に嵌合されると共
に、板ばね２５を介してねじ２６により固定されること
によって、この板ばね２５によってシャーシ３０に対す
る上下動が規制された状態で、案内溝２４に沿って図中
上下に往復移動する。

一方、ガイド軸１１と螺合されている移動ナツト部２０
は、上記ベースプレート１９と対向した位置に立設した
ビン２７とベースプレート１９より垂下した垂下ビン２
８との間に張架されたコイルばね２９を介してベースプ
レート１９と弾性的に接続されている。

”３１は連結棒であり、一端部が移動ナツト部２０に立
設されたビン２７に枢支されると共に、他端部に設けら
れた長孔３２がベースプレート１９の垂下ビン２８に係
止されており、非作動時にはこれは後述するガイド軸１
１の回転動作による移動ナツト部２０の回転を阻止して
いる。

従って、ボールベース駆動機構１８が矢印×１方向に移
動するテープローディング時、ガイド軸１１の例えば正
回転によって移動ナツト部２０がＸ＋力方向直線的に移
動することにより、この移動ナツト部２０はコイルばね
２９および連結棒３１、垂下ビン８を介して接続された
ベースプレート１９を同方向に連行する。そして、この
移動ナツト部２０の直線的な移動に対して、その案内ロ
ー５２３ｆｆ、２３ｂが案内溝２４内に嵌合されている
ベースプレート１９は、案内溝２４の屈曲形状に応じて
移動、ナツト部２０のビン２７を軸として回動しながら
シャーシ３０上を水平移動する。

このように構成された本発明の磁気テープローディング
装置において、ボールベース駆動機構１８が第１図（Ａ
）で二点鎖線で示す位置に静止しているテープアンロー
ディング時、テープカセットＣが装填されてテープロー
ディング動作が開始すると、モータＭの正回転に禅う駆
動軸１５の回転によって傘歯車１６．１６を介してガイ
ド軸１１．１１上の傘歯車１３．１３が回転（正転）す
る。

そして傘歯車１３．１３の回転によるガイド軸１１．１
１の回転によってボールベース駆動機構１８が磁気テー
プＴをテープカセットＣ内より引き出すよう矢印Ｘ１方
向に移動を開始する。このボールベース駆動機構１８の
移動時、第２図に示すように移動ナツト部２０の直線移
動によってビン２７、連結棒３１および垂下ビン２８、
コイルばね２９を介して連行されるベースプレート１９
は、案内溝２４の屈曲部の形状に沿うようにビン２７を
軸としてコイルばね２９の弾性力に抗して回動する。

ここで、ボールベース駆動機構１８が第１図＜Ａ）中実
線で示す如くローディング終了位置に至ると、移動ナツ
ト部２０に取付けられたスイッチパー３５がスイッチＳ
Ｗ＋を押圧すると同じタイミングで垂直ローディングポ
ール２２が１．第１図（Ｂ）に示す如くストッパ３６に
当接してロ−ディング動作が終了し、磁気テープＴはガ
イドドラム１０に約１８０°に亘って巻装されて所定の
テープパスが形成される。しかる後、図示せぬ装置のピ
ンチローラがキャプスタンに当接して磁気テープＴを挟
持しつつこれをＹ方向に走行させて情報信号の記録また
は再生が行なわれる。

なお、スローモーション再生およびスチル再生などの特
殊再生を行なうには、ガイド軸１１と移動ナツト部２０
とからなるリード機構によってローディングポールをロ
ーディング終了位置より手前の途中位置に停止させれば
、それを容易に行なうことができる。

また、テープアンローディング動作時には、モータＭの
逆回転駆動に伴うガイド軸１１の逆回転によって、移動
ナツト部２０によりベースプレート１９は×２方向に連
行されて第１図（Ａ）に示す実線の位置より二点鎖線、
で示す位置まで移動復帰し、移動ナツト部２０のスイッ
チパー３５がＳＷ２を押圧することによるテープアンロ
ーディング動作の完了と同じタイミングで、テープカセ
ットＣ外に引き出されている磁気テープＴは巻取側テー
プリール３３に巻き取られてテープカセットＣ内に戻る
。なお、３４は供給側テープリールである。

このように構成した本発明装置は、磁気テープＴのテー
プローディング動作およびテープアンローディング動作
を行なうボールベース駆動機構１８の移動ナツト部２０
がねじ部１１ａを備えた一対のガイド軸１１．１１と螺
合してガイドドラム１０の両側において直線的に移動す
るように構成しであるため、ローディング駆動機構の配
置スペースを小として装置が簡素化すると共に、スロー
モーション再生およびスチル再生などの特殊再生時、Ｏ
−ディングボールをローディング終了位置より手前の途
中位置で停止したい時には、ガイド軸１１と移動ナツト
部２０とからなるリード機構によってベースプレート１
９を容易に停止させることができ、安定した高品位な画
像を得ることが可能となる。また、低速度の動きが要求
されるローディングポール２１．２２はガイド軸１１．
１１および移動ナツト部２０のねじ部１１ａのピッチを
適宜設定するだけでその目的が達成され、簡単な構成で
廉価に構成し得る。

（発明の効果）以上詳述した如く、本発明の磁気テープローディング装
置によれば、テープローディング時およびテープアンロ
ーディング時、ローディングポールはねじ駆動型などの
リード機構によって動作されるため、スローモーション
再生およびスチル再生などの特殊再生時、安定した高品
位な画像を得ることが可能となると共に、従来のリング
ギヤ式およびリンク式のローディング装置に比して、特
別な減速装置などを用いることがなく構成が簡単で省ス
ペースとし得、機器を廉価に、かつ小型化し得るなどの
特長を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）（Ｂ）は本発明の磁気テープローディング
装置の一実施例を示し、同図（Ａ）はシャーシの下面か
ら見た底面図、同図（Ｂ）は側面図、第２図はボールベ
ース駆動機構の取付は状態を示す一部拡大側面図、第３
図は従来のローディング装置を示す説明図である。１０・・・ガイドドラム、１１．１１・・・ガイド軸、
１３．１６・・・傘歯車、１５・・・駆動軸、１８・・
・ボールベース駆動機構、１９・・・ベースプレート、２０・・・移動ナツト部、
２１・・・傾斜ローディングポール、２２・・・垂直ローディングポール、２３ａ、２３ｂ・・・案内ローラ、２４・・・案内溝、
２９・・・コイルばね、３１・・・連結棒。

Claims

【特許請求の範囲】

磁気ヘッドを備えたガイドドラムと、このガイドドラム
を介して配置しており、駆動手段によって駆動される一
対のリード機構と、このリード機構の駆動によって装填
されたテープカセット内の磁気テープを、前記ガイドド
ラムに所定範囲に亘って巻回するよう規制された状態で
移動するローディングポールを備えた一対の案内手段と
よりなることを特徴とする磁気テープローディング装置
。