JP2504385Y2 - テ―プデッキ - Google Patents
テ―プデッキInfo
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- JP2504385Y2 JP2504385Y2 JP1991062682U JP6268291U JP2504385Y2 JP 2504385 Y2 JP2504385 Y2 JP 2504385Y2 JP 1991062682 U JP1991062682 U JP 1991062682U JP 6268291 U JP6268291 U JP 6268291U JP 2504385 Y2 JP2504385 Y2 JP 2504385Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はビデオカセット、オーデ
ィオカセットまたはディジタル記録カセットなどを装着
して記録または再生などを行うビデオテープレコーダな
どに組込まれるテープデッキに関する。
ィオカセットまたはディジタル記録カセットなどを装着
して記録または再生などを行うビデオテープレコーダな
どに組込まれるテープデッキに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ローディングギヤの正逆転によっ
てローディングアームを揺動させ、テープローディング
ピンを往復動させてカセットのテープをヘッドシリンダ
に出入させる技術があった。
てローディングアームを揺動させ、テープローディング
ピンを往復動させてカセットのテープをヘッドシリンダ
に出入させる技術があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来技術は、ロー
ディングギヤとローディングアームを別部品で構成し、
テープ引出し終端側にテープローディングピンを弾圧さ
せるためのバネを前記ローディングギヤとローディング
アームの間に連結させていたから、テープローディング
構造の簡略化並びに製造コストの低減などを容易に行い
得ない等の問題があった。
ディングギヤとローディングアームを別部品で構成し、
テープ引出し終端側にテープローディングピンを弾圧さ
せるためのバネを前記ローディングギヤとローディング
アームの間に連結させていたから、テープローディング
構造の簡略化並びに製造コストの低減などを容易に行い
得ない等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本考案は、テー
プローディングレバーによって正逆転させるローディン
グギヤにローディングアームを一体形成すると共に、テ
ープローディングピンに連結させるリンクを前記ローデ
ィングアームに伸縮自在に連結させ、またローディング
アームのフックとリンクのピンに両端部を係止させて、
テープ引出し終端側に前記テープローディングピンを弾
圧させるためのΩ形のバネを前記ローディングアームと
リンクの間に連結させたことを特徴とするもので、前記
ローディングギヤとローディングアームの一体形成によ
り部品点数の削減並びに組立作業の簡略化などを容易に
行い得ると共に、伸縮自在に連結させるローディングア
ームとリンクの間にΩ形のバネを設けるから、バネ取付
け構造の簡略化並びに取付け作業の容易化などを図り
得、従来に比べてテープローディング構造の簡略化並び
に製造コストの低減などを容易に図り得るものである。
プローディングレバーによって正逆転させるローディン
グギヤにローディングアームを一体形成すると共に、テ
ープローディングピンに連結させるリンクを前記ローデ
ィングアームに伸縮自在に連結させ、またローディング
アームのフックとリンクのピンに両端部を係止させて、
テープ引出し終端側に前記テープローディングピンを弾
圧させるためのΩ形のバネを前記ローディングアームと
リンクの間に連結させたことを特徴とするもので、前記
ローディングギヤとローディングアームの一体形成によ
り部品点数の削減並びに組立作業の簡略化などを容易に
行い得ると共に、伸縮自在に連結させるローディングア
ームとリンクの間にΩ形のバネを設けるから、バネ取付
け構造の簡略化並びに取付け作業の容易化などを図り
得、従来に比べてテープローディング構造の簡略化並び
に製造コストの低減などを容易に図り得るものである。
【0005】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は要部の平面図、図2はVHSビデオテープ
レコーダの平面図、図3は同底面図であり、図中(1)
は平面視矩形状のデッキシャーシ、(2)は録画再生ヘ
ッドなどを取付ける回転自在なヘッドシリンダ、(3)
(4)はレール(5)(6)を介して摺動案内するスラ
イド体(7)(8)に立設させてVHSビデオカセット
(9)のテープを前記シリンダ(2)に巻装させるテー
プローディングピン、(10)(11)はカセット
(9)のテープリールを係合軸支させる供給及び巻取リ
ール軸、(12)はオーディオ信号などを入出力させる
ヘッド、(13)は消去ヘッド、(14)はキャプスタ
ン、(15)はピンチローラである。
する。図1は要部の平面図、図2はVHSビデオテープ
レコーダの平面図、図3は同底面図であり、図中(1)
は平面視矩形状のデッキシャーシ、(2)は録画再生ヘ
ッドなどを取付ける回転自在なヘッドシリンダ、(3)
(4)はレール(5)(6)を介して摺動案内するスラ
イド体(7)(8)に立設させてVHSビデオカセット
(9)のテープを前記シリンダ(2)に巻装させるテー
プローディングピン、(10)(11)はカセット
(9)のテープリールを係合軸支させる供給及び巻取リ
ール軸、(12)はオーディオ信号などを入出力させる
ヘッド、(13)は消去ヘッド、(14)はキャプスタ
ン、(15)はピンチローラである。
【0006】また、図中(16)は前記カセット(9)
を支持するカセットホルダ、(17)(18)は前記シ
ャーシ(1)上面に立設させてカセット(9)出入位置
乃至記録再生位置にカセットホルダ(16)を移動自在
に取付ける左右ガイド板である。
を支持するカセットホルダ、(17)(18)は前記シ
ャーシ(1)上面に立設させてカセット(9)出入位置
乃至記録再生位置にカセットホルダ(16)を移動自在
に取付ける左右ガイド板である。
【0007】さらに、前記シリンダ(2)右側のシャー
シ(1)上面にカム機構(19)を配設するもので、円
板形カム体(20)を備えると共に、図4にも示す如
く、カム機構(19)上側にブラケット(21)を介し
てローディングモータ(22)を固設し、プーリ(2
3)(24)及びベルト(25)を介してウォームギヤ
(26)にモータ(22)を連動連結させ、カム体(2
0)外周面に形成するウォームホィールギヤ(27)を
前記ウォームギヤ(26)に常時噛合させ、モータ(2
2)によってカム体(20)を正逆回転させるように構
成している。
シ(1)上面にカム機構(19)を配設するもので、円
板形カム体(20)を備えると共に、図4にも示す如
く、カム機構(19)上側にブラケット(21)を介し
てローディングモータ(22)を固設し、プーリ(2
3)(24)及びベルト(25)を介してウォームギヤ
(26)にモータ(22)を連動連結させ、カム体(2
0)外周面に形成するウォームホィールギヤ(27)を
前記ウォームギヤ(26)に常時噛合させ、モータ(2
2)によってカム体(20)を正逆回転させるように構
成している。
【0008】さらに、前記カム体(20)によって揺動
させるカセット出入レバー(28)を設け、ラックギヤ
(29)及びカセット出入ギヤ(30)(30)などを
介して前記出入レバー(28)をカセットホルダ(1
6)に連結させ、前記出入レバー(28)の揺動と連動
してカセットホルダ(16)を前後及び上下に摺動移動
させ、リール軸(10)(11)に対しカセット(9)
を出入させるように構成している。
させるカセット出入レバー(28)を設け、ラックギヤ
(29)及びカセット出入ギヤ(30)(30)などを
介して前記出入レバー(28)をカセットホルダ(1
6)に連結させ、前記出入レバー(28)の揺動と連動
してカセットホルダ(16)を前後及び上下に摺動移動
させ、リール軸(10)(11)に対しカセット(9)
を出入させるように構成している。
【0009】さらに、図3に示す如く、カム体(20)
の回転によって往復摺動させるテープローディングレバ
ー(31)をシャーシ(1)裏面に設けると共に、前記
各スライド体(7)(8)にリンク(32)(32)を
介して連結させるテープローディングアーム(33)
(34)をシャーシ(1)裏面の左右軸(35)(3
6)に揺動自在に取付け、ローディングギヤ(37)
(37)を介して各アーム(33)(34)を連結さ
せ、一方のアーム(34)にピニオンギヤ(38)及び
ラックギヤ(39)を介して前記レバー(31)を連結
させ、前記レバー(31)の摺動によって各アーム(3
3)(34)を介してレール(5)(6)の案内により
テープローディングピン(3)(4)を往復摺動させる
もので、リール軸(10)(11)に支持するカセット
(9)のテープを各ピン(3)(4)の往動によって引
出してシリンダ(2)に巻装させる一方、各ピン(3)
(4)の復動によってテープをカセット(9)に戻すよ
うに構成している。
の回転によって往復摺動させるテープローディングレバ
ー(31)をシャーシ(1)裏面に設けると共に、前記
各スライド体(7)(8)にリンク(32)(32)を
介して連結させるテープローディングアーム(33)
(34)をシャーシ(1)裏面の左右軸(35)(3
6)に揺動自在に取付け、ローディングギヤ(37)
(37)を介して各アーム(33)(34)を連結さ
せ、一方のアーム(34)にピニオンギヤ(38)及び
ラックギヤ(39)を介して前記レバー(31)を連結
させ、前記レバー(31)の摺動によって各アーム(3
3)(34)を介してレール(5)(6)の案内により
テープローディングピン(3)(4)を往復摺動させる
もので、リール軸(10)(11)に支持するカセット
(9)のテープを各ピン(3)(4)の往動によって引
出してシリンダ(2)に巻装させる一方、各ピン(3)
(4)の復動によってテープをカセット(9)に戻すよ
うに構成している。
【0010】また、前記キャプスタン軸(14)を駆動
するフライホィールモータ(40)を備え、該モータ
(40)の出力プーリ(41)にベルト(42)を介し
てテンションプーリ(43)を連結させ、図5にも示す
如く、クラッチギヤ(44)及び揺動アーム(45)を
テンションプーリ(43)の支軸(46)上に軸支させ
ると共に、前記クラッチギヤ(44)に常時噛合させる
アイドルギヤ(47)を揺動アーム(45)に軸支させ
るもので、図5のようにクラッチレバー(48)をオフ
支持しているとき、テンションプーリ(43)とクラッ
チギヤ(44)を所定トルク以下で連動させると共に、
クラッチレバー(48)のオン支持により、テンション
プーリ(43)とクラッチギヤ(44)を一体的にキー
連結させるように構成している。
するフライホィールモータ(40)を備え、該モータ
(40)の出力プーリ(41)にベルト(42)を介し
てテンションプーリ(43)を連結させ、図5にも示す
如く、クラッチギヤ(44)及び揺動アーム(45)を
テンションプーリ(43)の支軸(46)上に軸支させ
ると共に、前記クラッチギヤ(44)に常時噛合させる
アイドルギヤ(47)を揺動アーム(45)に軸支させ
るもので、図5のようにクラッチレバー(48)をオフ
支持しているとき、テンションプーリ(43)とクラッ
チギヤ(44)を所定トルク以下で連動させると共に、
クラッチレバー(48)のオン支持により、テンション
プーリ(43)とクラッチギヤ(44)を一体的にキー
連結させるように構成している。
【0011】また、前記フライホィールモータ(40)
の正逆転により、ストッパ(49)(49)によって規
制する範囲内で、テンションプーリ(43)と揺動アー
ム(45)を連れ回り揺動させ、各リール軸(10)
(11)のギヤ(50)(51)のいずれかにアイドル
ギヤ(47)を択一的に噛合させ、各リール軸(10)
(11)をテープ巻取り方向に駆動するように構成して
いる。
の正逆転により、ストッパ(49)(49)によって規
制する範囲内で、テンションプーリ(43)と揺動アー
ム(45)を連れ回り揺動させ、各リール軸(10)
(11)のギヤ(50)(51)のいずれかにアイドル
ギヤ(47)を択一的に噛合させ、各リール軸(10)
(11)をテープ巻取り方向に駆動するように構成して
いる。
【0012】さらに、図4及び図5に示す如く、カセッ
ト(9)から引出したときのテープ張力を保つテープテ
ンションレバー(52)、リール軸(10)(11)に
接離させるバックテンションレバー(53)(54)及
びブレーキレバー(55)(56)、並びに前記クラッ
チレバー(48)を切換えるモードレバー(57)を備
えるもので、リール軸(10)(11)に装着状態のカ
セット(9)底面に当接させてカセット(9)を所定高
さに支持するピン(58)(58)をシャーシ(1)に
立設固定させ、前記ピン(58)(58)と長孔(5
9)(59)を介してシャーシ(1)上面に左右摺動自
在に前記モードレバー(57)を取付ける。
ト(9)から引出したときのテープ張力を保つテープテ
ンションレバー(52)、リール軸(10)(11)に
接離させるバックテンションレバー(53)(54)及
びブレーキレバー(55)(56)、並びに前記クラッ
チレバー(48)を切換えるモードレバー(57)を備
えるもので、リール軸(10)(11)に装着状態のカ
セット(9)底面に当接させてカセット(9)を所定高
さに支持するピン(58)(58)をシャーシ(1)に
立設固定させ、前記ピン(58)(58)と長孔(5
9)(59)を介してシャーシ(1)上面に左右摺動自
在に前記モードレバー(57)を取付ける。
【0013】また、前記カム体(20)の回転によって
モードレバー(57)を切換える連係レバー(60)を
備え、該レバー(60)中間をシャーシ(1)に支軸
(61)を介して回転自在に取付けると共に、カム体
(20)及びモードレバー(57)に連係レバー(6
0)両端側を連結させ、カム体(20)の正逆転によっ
て連係レバー(60)を揺動させ、モードレバー(5
7)を往復摺動させるもので、録画再生を行うテープ定
速移動モード、テープ早送りモード、テープ巻戻しモー
ドに前記各レバー(48)(52)(53)(54)
(55)(56)を切換えるように構成している。
モードレバー(57)を切換える連係レバー(60)を
備え、該レバー(60)中間をシャーシ(1)に支軸
(61)を介して回転自在に取付けると共に、カム体
(20)及びモードレバー(57)に連係レバー(6
0)両端側を連結させ、カム体(20)の正逆転によっ
て連係レバー(60)を揺動させ、モードレバー(5
7)を往復摺動させるもので、録画再生を行うテープ定
速移動モード、テープ早送りモード、テープ巻戻しモー
ドに前記各レバー(48)(52)(53)(54)
(55)(56)を切換えるように構成している。
【0014】さらに、図6乃至図8に示す如く、前記ブ
ラケット(21)に上端を固定する支軸(62)にカム
体(20)を回転自在に軸支させると共に、前記ローデ
ィングレバー(31)一端部にカムフロアピン(63)
下端をカシメ固定させ、前記カム体(20)下面側のテ
ープローディングカム溝(64)に前記ピン(63)上
端側を係入させるもので、前記支軸(62)を中心とす
る放射方向に延設させる長孔(65)をシャーシ(1)
に形成し、また前記ピン(63)にローラ(66)を支
承させ、ピン(63)に一体形成するフランジ部(6
7)と前記レバー(31)とでシャーシ(1)を挾み、
ローラ(66)を介してピン(63)を長孔(65)に
挿通させ、シャーシ(1)にレバー(31)一端側を摺
動自在に支持させる。
ラケット(21)に上端を固定する支軸(62)にカム
体(20)を回転自在に軸支させると共に、前記ローデ
ィングレバー(31)一端部にカムフロアピン(63)
下端をカシメ固定させ、前記カム体(20)下面側のテ
ープローディングカム溝(64)に前記ピン(63)上
端側を係入させるもので、前記支軸(62)を中心とす
る放射方向に延設させる長孔(65)をシャーシ(1)
に形成し、また前記ピン(63)にローラ(66)を支
承させ、ピン(63)に一体形成するフランジ部(6
7)と前記レバー(31)とでシャーシ(1)を挾み、
ローラ(66)を介してピン(63)を長孔(65)に
挿通させ、シャーシ(1)にレバー(31)一端側を摺
動自在に支持させる。
【0015】また、平面視L形の前記レバー(31)中
間を該レバー(31)の摺動方向に折曲げて側面視クラ
ンク形の段差部(68)を形成すると共に、前記シャー
シ(1)の長孔(65)と略同一方向に延設させる長孔
(69)を前記レバー(31)に形成し、シャーシ
(1)裏面の右軸(36)を長孔(69)に挿通させ、
右軸(36)にストッパリング(70)を介してレバー
(31)を摺動自在に支持させるもので、一体形成する
ローディングギヤ(37)及びピニオンギヤ(38)と
前記レバー(31)をストッパリング(70)によって
右軸(36)に取付け、直線ガイド体である前記各長孔
(65)(69)を介して前記レバー(31)を直線的
に往復摺動自在に案内支持し、カム体(20)の正逆転
によって前記レバー(31)を往復摺動させ、レール
(5)(6)を介してローディングピン(3)(4)を
往復動させ、カセット(9)のテープを出入させるよう
に構成している。
間を該レバー(31)の摺動方向に折曲げて側面視クラ
ンク形の段差部(68)を形成すると共に、前記シャー
シ(1)の長孔(65)と略同一方向に延設させる長孔
(69)を前記レバー(31)に形成し、シャーシ
(1)裏面の右軸(36)を長孔(69)に挿通させ、
右軸(36)にストッパリング(70)を介してレバー
(31)を摺動自在に支持させるもので、一体形成する
ローディングギヤ(37)及びピニオンギヤ(38)と
前記レバー(31)をストッパリング(70)によって
右軸(36)に取付け、直線ガイド体である前記各長孔
(65)(69)を介して前記レバー(31)を直線的
に往復摺動自在に案内支持し、カム体(20)の正逆転
によって前記レバー(31)を往復摺動させ、レール
(5)(6)を介してローディングピン(3)(4)を
往復動させ、カセット(9)のテープを出入させるよう
に構成している。
【0016】さらに、図1にも示す如く、前記ローディ
ングアーム(33)(34)とリンク(32)(32)
間にバネ(71)(71)を付勢し、テープ引出し側の
レール(5)(6)終端にバネ(71)(71)によっ
てローディングピン(3)(4)を弾圧支持させ、シリ
ンダ(2)に巻装させるテープ張力によって前記ピン
(3)(4)が戻るのを防ぐもので、ローディングアー
ム(33)(34)とローディングギヤ(37)(3
7)を合成樹脂成形加工によって一体形成すると共に、
ローディングアーム(33)(34)先端に長孔(7
2)(72)を設け、リンク(32)(32)にピン
(73)(73)先端をカシメ(74)(74)固定さ
せ、長孔(72)にピン(73)を摺動自在に係入さ
せ、前記リンク(32)(32)をローディングアーム
(33)(34)に伸縮自在に連結させ、またローディ
ングアーム(33)(34)のフック(75)(75)
と前記ピン(73)(73)にΩ形の前記バネ(71)
(71)両端部を係止させ、リンク(32)(32)と
ローディングアーム(33)(34)の間に前記バネ
(71)(71)を連結させ、テープ引出し始端側及び
引出し途中にローディングピン(3)(4)が位置して
いるとき、ローディングアーム(33)(34)の凸状
部(76)(76)にバネ(71)(71)の一端側を
当接させ、バネ(71)と凸状部(76)の間の長孔
(72)端部にピン(73)を回転自在に遊嵌支持させ
る一方、ピン(73)の頭部でバネ(71)の浮止めを
してバネ(71)をピン(73)に係合支持させ、テー
プ引出し終端側にローディングピン(3)(4)が位置
したとき、長孔(72)の案内によってピン(73)が
ローディングアーム(33)(34)基端側に移動し、
バネ(71)とピン(73)が弾圧係合し、リンク(3
2)を介してローディングピン(3)(4)をテープ引
出し終端にバネ(71)力により圧着させ、ローディン
グピン(3)(4)を弾圧支持するように構成してい
る。
ングアーム(33)(34)とリンク(32)(32)
間にバネ(71)(71)を付勢し、テープ引出し側の
レール(5)(6)終端にバネ(71)(71)によっ
てローディングピン(3)(4)を弾圧支持させ、シリ
ンダ(2)に巻装させるテープ張力によって前記ピン
(3)(4)が戻るのを防ぐもので、ローディングアー
ム(33)(34)とローディングギヤ(37)(3
7)を合成樹脂成形加工によって一体形成すると共に、
ローディングアーム(33)(34)先端に長孔(7
2)(72)を設け、リンク(32)(32)にピン
(73)(73)先端をカシメ(74)(74)固定さ
せ、長孔(72)にピン(73)を摺動自在に係入さ
せ、前記リンク(32)(32)をローディングアーム
(33)(34)に伸縮自在に連結させ、またローディ
ングアーム(33)(34)のフック(75)(75)
と前記ピン(73)(73)にΩ形の前記バネ(71)
(71)両端部を係止させ、リンク(32)(32)と
ローディングアーム(33)(34)の間に前記バネ
(71)(71)を連結させ、テープ引出し始端側及び
引出し途中にローディングピン(3)(4)が位置して
いるとき、ローディングアーム(33)(34)の凸状
部(76)(76)にバネ(71)(71)の一端側を
当接させ、バネ(71)と凸状部(76)の間の長孔
(72)端部にピン(73)を回転自在に遊嵌支持させ
る一方、ピン(73)の頭部でバネ(71)の浮止めを
してバネ(71)をピン(73)に係合支持させ、テー
プ引出し終端側にローディングピン(3)(4)が位置
したとき、長孔(72)の案内によってピン(73)が
ローディングアーム(33)(34)基端側に移動し、
バネ(71)とピン(73)が弾圧係合し、リンク(3
2)を介してローディングピン(3)(4)をテープ引
出し終端にバネ(71)力により圧着させ、ローディン
グピン(3)(4)を弾圧支持するように構成してい
る。
【0017】さらに、図8に示す如く、アウトサート成
形加工により合成樹脂製の左軸(35)をシャーシ
(1)に一体形成し、左軸(35)の軸芯孔(77)内
部にリング状突条(78)を一体形成すると共に、合成
樹脂製のローディングギヤ(37)の軸孔(79)内部
にフック(80)を一体形成するもので、左軸(35)
に前記ギヤ(37)の軸孔(79)を挿入嵌合させたと
き、軸芯孔(77)にフック(80)が挿入され、フッ
ク(80)先端が突条(78)に係合し、左軸(35)
に前記ギヤ(37)が回転自在に軸支され、かつフック
(80)と突条(78)の係合によってギヤ(37)の
脱落を防ぐと共に、突条(78)に対しフック(80)
を離脱させることにより左軸(35)からギヤ(37)
が取外せるように構成している。
形加工により合成樹脂製の左軸(35)をシャーシ
(1)に一体形成し、左軸(35)の軸芯孔(77)内
部にリング状突条(78)を一体形成すると共に、合成
樹脂製のローディングギヤ(37)の軸孔(79)内部
にフック(80)を一体形成するもので、左軸(35)
に前記ギヤ(37)の軸孔(79)を挿入嵌合させたと
き、軸芯孔(77)にフック(80)が挿入され、フッ
ク(80)先端が突条(78)に係合し、左軸(35)
に前記ギヤ(37)が回転自在に軸支され、かつフック
(80)と突条(78)の係合によってギヤ(37)の
脱落を防ぐと共に、突条(78)に対しフック(80)
を離脱させることにより左軸(35)からギヤ(37)
が取外せるように構成している。
【0018】
【考案の効果】以上実施例から明らかなように本考案
は、テープローディングレバー(31)によって正逆転
させるローディングギヤ(37)(37)にローディン
グアーム(33)(34)を一体形成すると共に、テー
プローディングピン(3)(4)に連結させるリンク
(32)(32)を前記ローディングアーム(33)
(34)に伸縮自在に連結させ、またローディングアー
ム(33)(34)のフック(75)(75)とリンク
(32)(32)のピン(73)(73)に両端部を係
止させて、テープ引出し終端側に前記テープローディン
グピン(3)(4)を弾圧させるためのΩ形のバネ(7
1)(71)を前記ローディングアーム(33)(3
4)とリンク(32)(32)の間に連結させたもの
で、前記ローディングギヤ(37)(37)とローディ
ングアーム(33)(34)の一体形成により部品点数
の削減並びに組立作業の簡略化などを容易に行うことが
できると共に、伸縮自在に連結させるローディングアー
ム(33)(34)とリンク(32)(32)の間にΩ
形のバネ(71)(71)を設けるから、バネ(71)
取付け構造の簡略化並びに取付け作業の容易化を図るこ
とができ、従来に比べてテープローディング構造の簡略
化並びに製造コストの低減などを容易に図ることができ
るものである。
は、テープローディングレバー(31)によって正逆転
させるローディングギヤ(37)(37)にローディン
グアーム(33)(34)を一体形成すると共に、テー
プローディングピン(3)(4)に連結させるリンク
(32)(32)を前記ローディングアーム(33)
(34)に伸縮自在に連結させ、またローディングアー
ム(33)(34)のフック(75)(75)とリンク
(32)(32)のピン(73)(73)に両端部を係
止させて、テープ引出し終端側に前記テープローディン
グピン(3)(4)を弾圧させるためのΩ形のバネ(7
1)(71)を前記ローディングアーム(33)(3
4)とリンク(32)(32)の間に連結させたもの
で、前記ローディングギヤ(37)(37)とローディ
ングアーム(33)(34)の一体形成により部品点数
の削減並びに組立作業の簡略化などを容易に行うことが
できると共に、伸縮自在に連結させるローディングアー
ム(33)(34)とリンク(32)(32)の間にΩ
形のバネ(71)(71)を設けるから、バネ(71)
取付け構造の簡略化並びに取付け作業の容易化を図るこ
とができ、従来に比べてテープローディング構造の簡略
化並びに製造コストの低減などを容易に図ることができ
るものである。
【図1】要部の平面図。
【図2】ビデオテープレコーダの平面図。
【図3】同底面図。
【図4】連係レバー部の平面図。
【図5】モードレバー部の平面図。
【図6】テープローディングレバー部の正面図。
【図7】同部分図。
【図8】同分解説明図。
(3)(4) テープローディングピン (31) テープローディングレバー (32) リンク (33)(34) ローディングアーム (37) ローディングギヤ (71) バネ
Claims (1)
- 【請求項1】 テープローディングレバー(31)によ
って正逆転させるローディングギヤ(37)(37)に
ローディングアーム(33)(34)を一体形成すると
共に、テープローディングピン(3)(4)に連結させ
るリンク(32)(32)を前記ローディングアーム
(33)(34)に伸縮自在に連結させ、またローディ
ングアーム(33)(34)のフック(75)(75)
とリンク(32)(32)のピン(73)(73)に両
端部を係止させて、テープ引出し終端側に前記テープロ
ーディングピン(3)(4)を弾圧させるためのΩ形の
バネ(71)(71)を前記ローディングアーム(3
3)(34)とリンク(32)(32)の間に連結させ
たことを特徴とするテープデッキ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991062682U JP2504385Y2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | テ―プデッキ |
DE19924215924 DE4215924C2 (de) | 1991-07-11 | 1992-05-14 | Vorrichtung zum Einziehen/Auswerfen eines Bandes |
DE4244964A DE4244964B4 (de) | 1991-07-11 | 1992-05-14 | Vorrichtung zum Einziehen/Auswerfen eines Bandes |
GB9210590A GB2258938B (en) | 1991-07-11 | 1992-05-18 | Device for loading a tape |
FR9207211A FR2681465B1 (fr) | 1991-07-11 | 1992-06-15 | Dispositif pour le chargement et le dechargement d'une bande dans un dispositif d'enregistrement et de lecture. |
HK193496A HK193496A (en) | 1991-07-11 | 1996-10-24 | Device for loading a tape |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991062682U JP2504385Y2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | テ―プデッキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH058734U JPH058734U (ja) | 1993-02-05 |
JP2504385Y2 true JP2504385Y2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=13207305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991062682U Expired - Lifetime JP2504385Y2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | テ―プデッキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2504385Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6190049U (ja) * | 1984-11-15 | 1986-06-11 | ||
JPS62101137U (ja) * | 1985-12-17 | 1987-06-27 | ||
JPH07118121B2 (ja) * | 1987-09-07 | 1995-12-18 | 松下電器産業株式会社 | テープローディング装置 |
JPH01128257A (ja) * | 1987-11-13 | 1989-05-19 | Toshiba Corp | テープローディング装置 |
JPH01124949U (ja) * | 1988-02-19 | 1989-08-25 |
-
1991
- 1991-07-11 JP JP1991062682U patent/JP2504385Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH058734U (ja) | 1993-02-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |