JPH0755703Y2 - テープデッキ - Google Patents
テープデッキInfo
- Publication number
- JPH0755703Y2 JPH0755703Y2 JP1990098698U JP9869890U JPH0755703Y2 JP H0755703 Y2 JPH0755703 Y2 JP H0755703Y2 JP 1990098698 U JP1990098698 U JP 1990098698U JP 9869890 U JP9869890 U JP 9869890U JP H0755703 Y2 JPH0755703 Y2 JP H0755703Y2
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- Japan
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- cassette
- loading
- lever
- holder
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- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はビデオカセット、オーディオカセットまたはデ
ィジタル記録カセットなどを装着して記録または再生な
どを行うビデオテープレコーダなどに組込まれるテープ
デッキに関する。
ィジタル記録カセットなどを装着して記録または再生な
どを行うビデオテープレコーダなどに組込まれるテープ
デッキに関する。
「従来の技術」 従来、カム機構を介して揺動させるテープローディング
レバーによってカセットのテープを引出し、記録再生ヘ
ッドを設けるシリンダに前記テープを巻装させる技術が
あった。
レバーによってカセットのテープを引出し、記録再生ヘ
ッドを設けるシリンダに前記テープを巻装させる技術が
あった。
「考案が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、引出したテープの張力に抗して前記レ
バーをローディング終了位置に保持する必要があるが、
そのレバー保持力がカム機構とレバーの連結部に摩擦抵
抗として作用し、カム機構の駆動負荷を増大させていた
から、大出力のモータを使用してカム機構を駆動する必
要があり、モータ及びカム機構の小型簡略化などを容易
に行い得ない等の問題があった。
バーをローディング終了位置に保持する必要があるが、
そのレバー保持力がカム機構とレバーの連結部に摩擦抵
抗として作用し、カム機構の駆動負荷を増大させていた
から、大出力のモータを使用してカム機構を駆動する必
要があり、モータ及びカム機構の小型簡略化などを容易
に行い得ない等の問題があった。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本考案は、カセットのテープを記録再生状態に
出入させるテープローディングレバーを設けると共に、
前記レバーをモータにカム機構を介して連結させるテー
プデッキにおいて、テープローディング終了位置の前記
レバーに係合させて前記レバーの戻り動作を阻止するテ
ープローディングホルダを設け、テープローディング終
了後にキャプスタンとの間にテープを挾持して定速走行
させるピンチローラの支持アームと同軸上に前記ホルダ
を軸支し、前記カム機構に支持アームを介して前記ホル
ダを連結したものである。
出入させるテープローディングレバーを設けると共に、
前記レバーをモータにカム機構を介して連結させるテー
プデッキにおいて、テープローディング終了位置の前記
レバーに係合させて前記レバーの戻り動作を阻止するテ
ープローディングホルダを設け、テープローディング終
了後にキャプスタンとの間にテープを挾持して定速走行
させるピンチローラの支持アームと同軸上に前記ホルダ
を軸支し、前記カム機構に支持アームを介して前記ホル
ダを連結したものである。
「作用」 従って、テープローディング終了位置に前記ホルダによ
って前記レバーを支持させるから、テープ引出し力だけ
がカム機構のテープローディング駆動負荷となり、カム
機構と前記レバーの連結部の摩擦抵抗を容易に低減し
得、モータ及びカム機構の小型簡略化を容易に行い得る
と共に、カム機構を他の駆動源として容易に利用し得る
ものである。
って前記レバーを支持させるから、テープ引出し力だけ
がカム機構のテープローディング駆動負荷となり、カム
機構と前記レバーの連結部の摩擦抵抗を容易に低減し
得、モータ及びカム機構の小型簡略化を容易に行い得る
と共に、カム機構を他の駆動源として容易に利用し得る
ものである。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第1
図は要部の平面図、第2図はVHSビデオテープレコーダ
の平面図、第3図は同底面図、第4図は同側面図であ
り、図中(1)は平面視矩形状のデッキシャーシ、
(2)は録画再生ヘッドなどを取付ける回転自在なヘッ
ドシリンダ、(3)(4)はレール(5)(6)を介し
て摺動案内するスライド体(7)(8)に立設させてVH
Sビデオカセット(9)のテープを前記シリンダ(2)
に巻装させるテープローディングピン、(10)(11)は
カセット(9)のテープリールを係合軸支させる供給及
び巻取リール軸、(12)はオーディオ信号などを入出力
させるヘッド、(13)は消去ヘッド、(14)はキャプス
タン、(15)はピンチローラである。
図は要部の平面図、第2図はVHSビデオテープレコーダ
の平面図、第3図は同底面図、第4図は同側面図であ
り、図中(1)は平面視矩形状のデッキシャーシ、
(2)は録画再生ヘッドなどを取付ける回転自在なヘッ
ドシリンダ、(3)(4)はレール(5)(6)を介し
て摺動案内するスライド体(7)(8)に立設させてVH
Sビデオカセット(9)のテープを前記シリンダ(2)
に巻装させるテープローディングピン、(10)(11)は
カセット(9)のテープリールを係合軸支させる供給及
び巻取リール軸、(12)はオーディオ信号などを入出力
させるヘッド、(13)は消去ヘッド、(14)はキャプス
タン、(15)はピンチローラである。
また、図中(16)は前記カセット(9)を支持するカセ
ットホルダ、(17)(18)は前記シャーシ(1)上面に
立設させてカセット(9)出入位置乃至記録再生位置に
カセットホルダ(16)を移動自在に取付ける左右ガイド
板であり、第4図の如く、キャビネット(19)前面のフ
ロント板(20)に形成するカセット挿入口(21)からド
ア(22)を開放し乍ら内部のカセットホルダ(16)にカ
セット(9)を装着させるように構成している。
ットホルダ、(17)(18)は前記シャーシ(1)上面に
立設させてカセット(9)出入位置乃至記録再生位置に
カセットホルダ(16)を移動自在に取付ける左右ガイド
板であり、第4図の如く、キャビネット(19)前面のフ
ロント板(20)に形成するカセット挿入口(21)からド
ア(22)を開放し乍ら内部のカセットホルダ(16)にカ
セット(9)を装着させるように構成している。
さらに、第2図の如く、前記シリンダ(2)右側のシャ
ーシ(1)上面にカム機構(23)を配設するもので、円
板カム(24)とアーム体(25)を備えると共に、第4図
の如く、カム機構(23)上側にブラケット(26)を介し
てローディングモータ(27)を固設し、プーリ(28)
(29)及びベルト(30)を介してウォームギヤ(31)に
モータ(27)を連動連結させ、円板カム(24)外周面に
形成するウォームホィールギヤ(32)を前記ウォームギ
ヤ(31)に常時噛合させ、モータ(27)によって円板カ
ム(24)を正逆回転させるように構成している。
ーシ(1)上面にカム機構(23)を配設するもので、円
板カム(24)とアーム体(25)を備えると共に、第4図
の如く、カム機構(23)上側にブラケット(26)を介し
てローディングモータ(27)を固設し、プーリ(28)
(29)及びベルト(30)を介してウォームギヤ(31)に
モータ(27)を連動連結させ、円板カム(24)外周面に
形成するウォームホィールギヤ(32)を前記ウォームギ
ヤ(31)に常時噛合させ、モータ(27)によって円板カ
ム(24)を正逆回転させるように構成している。
さらに、前記ガイド板(17)(18)のガイド溝(33)
(33)にカセットホルダ(16)のガイドピン(34)(3
4)を摺動自在に貫挿させると共に、一体形成するカセ
ットローディングアーム(35)(35)とローディングギ
ヤ(36)(36)をガイド板(17)(18)外側に軸(37)
(37)を介して取付け、各ガイド板(17)(18)に軸支
するシャフト(38)及び両端の扇形ギヤ(39)(39)を
介して左右のローディングギヤ(36)(36)を連動連結
させるもので、ローディングアーム(35)をガイドピン
(34)に係合連結させ、該アーム(35)の揺動によって
カセットホルダ(16)を前後及び上下に摺動させるよう
に構成している。
(33)にカセットホルダ(16)のガイドピン(34)(3
4)を摺動自在に貫挿させると共に、一体形成するカセ
ットローディングアーム(35)(35)とローディングギ
ヤ(36)(36)をガイド板(17)(18)外側に軸(37)
(37)を介して取付け、各ガイド板(17)(18)に軸支
するシャフト(38)及び両端の扇形ギヤ(39)(39)を
介して左右のローディングギヤ(36)(36)を連動連結
させるもので、ローディングアーム(35)をガイドピン
(34)に係合連結させ、該アーム(35)の揺動によって
カセットホルダ(16)を前後及び上下に摺動させるよう
に構成している。
さらに、第5図にも示す如く、カセット(9)ローディ
ング用の第1及び第2のラックギヤ(40)(41)を備
え、右ガイド板(18)外側に上下ガイドレール(42)
(42)を介して各ラックギヤ(40)(41)を前後方向に
摺動自在に取付け、長孔(44)及びピン(45)を介して
各ラックギヤ(40)(41)を摺動方向に伸縮自在に連結
させ、バネ(46)によって各ラックギヤ(40)(41)を
縮少支持させると共に、前記アーム体(25)の一端に設
ける連係ローラ(47)を第1ラックギヤ(40)後端の下
向きノッチ(48)に嵌入させ、円板カム(24)の回転に
よってアーム体(25)を揺動させ、第1及び第2ラック
ギヤ(40)(41)を往復摺動させ、前記ローディングア
ーム(35)を揺動させるように構成している。
ング用の第1及び第2のラックギヤ(40)(41)を備
え、右ガイド板(18)外側に上下ガイドレール(42)
(42)を介して各ラックギヤ(40)(41)を前後方向に
摺動自在に取付け、長孔(44)及びピン(45)を介して
各ラックギヤ(40)(41)を摺動方向に伸縮自在に連結
させ、バネ(46)によって各ラックギヤ(40)(41)を
縮少支持させると共に、前記アーム体(25)の一端に設
ける連係ローラ(47)を第1ラックギヤ(40)後端の下
向きノッチ(48)に嵌入させ、円板カム(24)の回転に
よってアーム体(25)を揺動させ、第1及び第2ラック
ギヤ(40)(41)を往復摺動させ、前記ローディングア
ーム(35)を揺動させるように構成している。
また、第6図の如く、カセット挿入口(21)に差込むカ
セット(9)によってカセットホルダ(16)が押され、
ローディングアーム(35)を揺動させ、バネ(46)に抗
して第2ラックギヤ(41)を前進させたとき、ガイド板
(18)側面のスイッチ(49)をローディングアーム(3
5)によってオン作動させ、該スイッチ(49)を介して
モータ(27)を作動させてカセットローディング動作を
開始させると共に、第4図の如く、前記ラックギヤ(4
0)(41)の後進駆動によってカセット(9)をカセッ
ト挿入口(21)に戻したとき、ガイド板(18)側面のス
イッチ(50)を第2ラックギヤ(41)の突起(51)によ
ってオフ作動させ、該スイッチ(50)を介してモータ
(27)を停止させ、カセットイジェクト動作を終了させ
るように構成している。
セット(9)によってカセットホルダ(16)が押され、
ローディングアーム(35)を揺動させ、バネ(46)に抗
して第2ラックギヤ(41)を前進させたとき、ガイド板
(18)側面のスイッチ(49)をローディングアーム(3
5)によってオン作動させ、該スイッチ(49)を介して
モータ(27)を作動させてカセットローディング動作を
開始させると共に、第4図の如く、前記ラックギヤ(4
0)(41)の後進駆動によってカセット(9)をカセッ
ト挿入口(21)に戻したとき、ガイド板(18)側面のス
イッチ(50)を第2ラックギヤ(41)の突起(51)によ
ってオフ作動させ、該スイッチ(50)を介してモータ
(27)を停止させ、カセットイジェクト動作を終了させ
るように構成している。
さらに、第3図に示す如く、円板カム(24)の回転によ
って軸(52)を中心に揺動させるテープローディングレ
バー(53)をシャーシ(1)裏面に設けると共に、前記
各スライド体(7)(8)にリンク(54)(54)を介し
て連結させるテープローディングアーム(55)(56)を
シャーシ(1)裏面の軸(57)(57)に揺動自在に取付
け、ギヤ(58)(58)を介して各アーム(55)(56)を
連結させ、一方のアーム(56)にピニオンギヤ(59)及
びラックギヤ(60)を介して前記レバー(53)を連結さ
せ、前記レバー(53)の揺動によって各アーム(55)
(56)を介してレール(5)(6)の案内によりテープ
ローディングピン(3)(4)を往復摺動させるもの
で、リール軸(10)(11)に支持するカセット(9)の
テープを各ピン(3)(4)の往動によって引出してシ
リンダ(2)に巻装させる一方、各ピン(3)(4)の
復動によってテープをカセット(9)に戻すように構成
している。
って軸(52)を中心に揺動させるテープローディングレ
バー(53)をシャーシ(1)裏面に設けると共に、前記
各スライド体(7)(8)にリンク(54)(54)を介し
て連結させるテープローディングアーム(55)(56)を
シャーシ(1)裏面の軸(57)(57)に揺動自在に取付
け、ギヤ(58)(58)を介して各アーム(55)(56)を
連結させ、一方のアーム(56)にピニオンギヤ(59)及
びラックギヤ(60)を介して前記レバー(53)を連結さ
せ、前記レバー(53)の揺動によって各アーム(55)
(56)を介してレール(5)(6)の案内によりテープ
ローディングピン(3)(4)を往復摺動させるもの
で、リール軸(10)(11)に支持するカセット(9)の
テープを各ピン(3)(4)の往動によって引出してシ
リンダ(2)に巻装させる一方、各ピン(3)(4)の
復動によってテープをカセット(9)に戻すように構成
している。
さらに、第1図及び第2図に示す如く、前記シャーシ
(1)にカム軸(61)を立設させ、該軸(61)に円板カ
ム(24)を回転自在に軸支させると共に、前記シャーシ
(1)に支軸(62)を立設させ、該軸(62)にアーム体
(25)の一端を回転自在に軸支させ、円板カム(24)上
面側にアーム体(25)を横断させ、アーム体(25)の長
孔(63)にカム軸(61)を遊嵌挿通させ、各軸(61)
(62)上端にブラケット(26)を固設させる。
(1)にカム軸(61)を立設させ、該軸(61)に円板カ
ム(24)を回転自在に軸支させると共に、前記シャーシ
(1)に支軸(62)を立設させ、該軸(62)にアーム体
(25)の一端を回転自在に軸支させ、円板カム(24)上
面側にアーム体(25)を横断させ、アーム体(25)の長
孔(63)にカム軸(61)を遊嵌挿通させ、各軸(61)
(62)上端にブラケット(26)を固設させる。
また、円板カム(24)の上面にカセットローディングカ
ム溝(64)を形成すると共に、前記アーム体(25)中間
部で下面側に係合ピン(65)を突設させ、前記カム溝
(64)に係合ピン(65)を摺動自在に嵌入させるもの
で、モータ(27)によって円板カム(24)を正逆転さ
せ、アーム体(25)を揺動させてラックギヤ(40)(4
1)を進退作動させ、カセット(9)出入位置乃至記録
再生位置間でカセットホルダ(16)を往復させるように
構成している。
ム溝(64)を形成すると共に、前記アーム体(25)中間
部で下面側に係合ピン(65)を突設させ、前記カム溝
(64)に係合ピン(65)を摺動自在に嵌入させるもの
で、モータ(27)によって円板カム(24)を正逆転さ
せ、アーム体(25)を揺動させてラックギヤ(40)(4
1)を進退作動させ、カセット(9)出入位置乃至記録
再生位置間でカセットホルダ(16)を往復させるように
構成している。
さらに、ピンチローラ支持第1及び第2アーム(66)
(67)を備え、シャーシ(1)に立設させる支軸(68)
に各アーム(66)(67)を軸支させ、円板カム(24)上
面のピンチローラカム溝(69)に係合ピン(70)を介し
て第1アーム(66)を連結させると共に、第2アーム
(67)にピンチローラ(15)を軸支させ、該ピンチロー
ラ(15)をキャプスタン(14)に弾圧させるバネ(71)
を各アーム(66)(67)間に張設させるもので、モータ
(27)によって円板カム(24)を正逆転させて第1アー
ム(66)を揺動させ、バネ(71)を介して第2アーム
(67)を揺動させ、キャプスタン(14)に対してピンチ
ローラ(15)を接離させると共に、リール軸(10)(1
1)にカセット(9)が支持された状態で、バネ(71)
によってピンチローラ(15)がキャプスタン(14)に弾
圧され、ピンチローラ(15)とキャプスタン(14)間に
カセット(9)のテープを挾持させて定速走行させるよ
うに構成している。
(67)を備え、シャーシ(1)に立設させる支軸(68)
に各アーム(66)(67)を軸支させ、円板カム(24)上
面のピンチローラカム溝(69)に係合ピン(70)を介し
て第1アーム(66)を連結させると共に、第2アーム
(67)にピンチローラ(15)を軸支させ、該ピンチロー
ラ(15)をキャプスタン(14)に弾圧させるバネ(71)
を各アーム(66)(67)間に張設させるもので、モータ
(27)によって円板カム(24)を正逆転させて第1アー
ム(66)を揺動させ、バネ(71)を介して第2アーム
(67)を揺動させ、キャプスタン(14)に対してピンチ
ローラ(15)を接離させると共に、リール軸(10)(1
1)にカセット(9)が支持された状態で、バネ(71)
によってピンチローラ(15)がキャプスタン(14)に弾
圧され、ピンチローラ(15)とキャプスタン(14)間に
カセット(9)のテープを挾持させて定速走行させるよ
うに構成している。
さらに、第1図及び第3図に示す如く、円板カム(24)
裏面に形成するテープローディングカム溝(72)にテー
プローディングレバー(53)の係合ピン(73)を係入さ
せ、円板カム(24)の正逆転によって前記レバー(53)
を揺動させ、レール(5)(6)で案内するローディン
グピン(3)(4)を往復動させ、リール軸(10)(1
1)に支持するカセット(9)のテープをシリンダ
(2)に巻装させるM型テープローディング動作を行わ
せるように構成している。
裏面に形成するテープローディングカム溝(72)にテー
プローディングレバー(53)の係合ピン(73)を係入さ
せ、円板カム(24)の正逆転によって前記レバー(53)
を揺動させ、レール(5)(6)で案内するローディン
グピン(3)(4)を往復動させ、リール軸(10)(1
1)に支持するカセット(9)のテープをシリンダ
(2)に巻装させるM型テープローディング動作を行わ
せるように構成している。
また、前記カム機構(23)と連動させて前記レバー(5
3)に係脱させるテープローディングホルダ(74)を備
え、該ホルダ(74)を前記支軸(68)に軸支させると共
に、前記ホルダ(74)の突起(75)をバネ(76)によっ
て第2アーム(67)に係合支持させるもので、テープロ
ーディングカム溝(72)の案内によって前記レバー(5
3)のテープローディング動作が行われ、カセット
(9)のテープをシリンダ(2)に巻装させたとき、ピ
ンチローラカム溝(69)を係合ピン(70)が移動してピ
ンチローラ(15)がキャプスタン(14)に接近し、バネ
(76)によって第2アーム(67)に従動して前記ホルダ
(74)が回転し、該ホルダ(74)が係合ピン(73)に係
合し、テープローディング終了位置の前記レバー(53)
の戻り動作を阻止するもので、このとき、テープローデ
ィングカム溝(73)の幅広部(73a)に係合ピン(73)
が到達し、無負荷でカム溝(72)内を係合ピン(73)が
移動し、円板カム(24)によるピンチローラ(15)圧着
動作を行わせるように構成している。
3)に係脱させるテープローディングホルダ(74)を備
え、該ホルダ(74)を前記支軸(68)に軸支させると共
に、前記ホルダ(74)の突起(75)をバネ(76)によっ
て第2アーム(67)に係合支持させるもので、テープロ
ーディングカム溝(72)の案内によって前記レバー(5
3)のテープローディング動作が行われ、カセット
(9)のテープをシリンダ(2)に巻装させたとき、ピ
ンチローラカム溝(69)を係合ピン(70)が移動してピ
ンチローラ(15)がキャプスタン(14)に接近し、バネ
(76)によって第2アーム(67)に従動して前記ホルダ
(74)が回転し、該ホルダ(74)が係合ピン(73)に係
合し、テープローディング終了位置の前記レバー(53)
の戻り動作を阻止するもので、このとき、テープローデ
ィングカム溝(73)の幅広部(73a)に係合ピン(73)
が到達し、無負荷でカム溝(72)内を係合ピン(73)が
移動し、円板カム(24)によるピンチローラ(15)圧着
動作を行わせるように構成している。
本実施例は上記の如く構成しており、第4図のようにカ
セット挿入口(21)からカセット(9)をカセットホル
ダ(16)に差込み、第6図のようにカセット(9)を押
し込んでローディングアーム(35)を揺動させることに
より、スイッチ(49)を介してモータ(27)が作動し、
第1図の円板カム(24)を時計方向に回転させ、カム溝
(64)を介してアーム体(25)を時計方向に回転させ、
ラックギヤ(40)(41)を前進させてカセットホルダ
(16)を記録再生位置に移動させると共に、続いて円板
カム(24)が時計方向に回転してテープローディングレ
バー(53)を揺動させ、レール(5)(6)の案内によ
ってローディングピン(3)(4)を揺動させ、リール
軸(10)(11)に支持しているカセット(9)のテープ
を前記ピン(3)(4)によって引出してシリンダ
(2)に巻装させるものである。
セット挿入口(21)からカセット(9)をカセットホル
ダ(16)に差込み、第6図のようにカセット(9)を押
し込んでローディングアーム(35)を揺動させることに
より、スイッチ(49)を介してモータ(27)が作動し、
第1図の円板カム(24)を時計方向に回転させ、カム溝
(64)を介してアーム体(25)を時計方向に回転させ、
ラックギヤ(40)(41)を前進させてカセットホルダ
(16)を記録再生位置に移動させると共に、続いて円板
カム(24)が時計方向に回転してテープローディングレ
バー(53)を揺動させ、レール(5)(6)の案内によ
ってローディングピン(3)(4)を揺動させ、リール
軸(10)(11)に支持しているカセット(9)のテープ
を前記ピン(3)(4)によって引出してシリンダ
(2)に巻装させるものである。
また、カセット(9)のテープを引出すローディング動
作が終了したとき、テープローディングホルダ(74)が
係合ピン(73)に係合し、テープローディング終了位置
に前記ホルダ(74)によって前記レバー(53)を固定さ
せると共に、続いて円板カム(24)が時計方向に回転し
て第1及び第2アーム(66)(67)をさらに揺動させ、
キャプスタン(14)にピンチローラ(15)を圧着させ、
カセット(9)のテープを挾持して定速走行させるもの
である。
作が終了したとき、テープローディングホルダ(74)が
係合ピン(73)に係合し、テープローディング終了位置
に前記ホルダ(74)によって前記レバー(53)を固定さ
せると共に、続いて円板カム(24)が時計方向に回転し
て第1及び第2アーム(66)(67)をさらに揺動させ、
キャプスタン(14)にピンチローラ(15)を圧着させ、
カセット(9)のテープを挾持して定速走行させるもの
である。
なお、前記モータ(27)の逆転制御により、円板カム
(24)が逆転し、カセット(9)にテープを収納し、次
いでラックギヤ(40)(41)を後進させてカセットホル
ダ(16)をカセット出入位置に移動させ、カセット挿入
口(21)にカセット(9)を戻すものである。
(24)が逆転し、カセット(9)にテープを収納し、次
いでラックギヤ(40)(41)を後進させてカセットホル
ダ(16)をカセット出入位置に移動させ、カセット挿入
口(21)にカセット(9)を戻すものである。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、カセット
(9)のテープを記録再生状態に出入させるテープロー
ディングレバー(53)を設けると共に、前記レバー(5
3)をモータ(27)にカム機構(23)を介して連結させ
るテープデッキにおいて、テープローディング終了位置
の前記レバー(53)に係合させて前記レバー(53)の戻
り動作を阻止するテープローディングホルダ(74)を設
け、テープローディング終了後にキャプスタン(14)と
の間にテープを挾持して定速走行させるピンチローラ
(15)の支持アーム(66)(67)と同軸(68)上に前記
ホルダ(74)を軸支し、前記カム機構(23)に支持アー
ム(66)(67)を介して前記ホルダ(74)を連結したも
ので、テープローディング終了位置に前記ホルダ(74)
によって前記レバー(53)を支持させるから、テープ引
出し力だけがカム機構(23)のテープローディング駆動
負荷となり、カム機構(23)と前記レバー(53)の連結
部の摩擦抵抗を容易に低減でき、モータ(27)及びカム
機構(23)の小型簡略化を容易に行うことができると共
に、カム機構(23)を他の駆動源として容易に利用でき
るものである。
(9)のテープを記録再生状態に出入させるテープロー
ディングレバー(53)を設けると共に、前記レバー(5
3)をモータ(27)にカム機構(23)を介して連結させ
るテープデッキにおいて、テープローディング終了位置
の前記レバー(53)に係合させて前記レバー(53)の戻
り動作を阻止するテープローディングホルダ(74)を設
け、テープローディング終了後にキャプスタン(14)と
の間にテープを挾持して定速走行させるピンチローラ
(15)の支持アーム(66)(67)と同軸(68)上に前記
ホルダ(74)を軸支し、前記カム機構(23)に支持アー
ム(66)(67)を介して前記ホルダ(74)を連結したも
ので、テープローディング終了位置に前記ホルダ(74)
によって前記レバー(53)を支持させるから、テープ引
出し力だけがカム機構(23)のテープローディング駆動
負荷となり、カム機構(23)と前記レバー(53)の連結
部の摩擦抵抗を容易に低減でき、モータ(27)及びカム
機構(23)の小型簡略化を容易に行うことができると共
に、カム機構(23)を他の駆動源として容易に利用でき
るものである。
第1図は本考案の一実施例を示す要部の平面図、第2図
はVHSビデオテープレコーダの平面図、第3図は同底面
図、第4図は同側面図、第5図は部分平面図、第6図は
カセット挿入説明図、第7図は第5図の作動説明図であ
る。 (9)…カセット (23)…カム機構 (27)…モータ (53)…テープローディングレバー (74)…テープローディングホルダ
はVHSビデオテープレコーダの平面図、第3図は同底面
図、第4図は同側面図、第5図は部分平面図、第6図は
カセット挿入説明図、第7図は第5図の作動説明図であ
る。 (9)…カセット (23)…カム機構 (27)…モータ (53)…テープローディングレバー (74)…テープローディングホルダ
Claims (1)
- 【請求項1】カセット(9)のテープを記録再生状態に
出入させるテープローディングレバー(53)を設けると
共に、前記レバー(53)をモータ(27)にカム機構(2
3)を介して連結させるテープデッキにおいて、テープ
ローディング終了位置の前記レバー(53)に係合させて
前記レバー(53)の戻り動作を阻止するテープローディ
ングホルダ(74)を設け、テープローディング終了後に
キャプスタン(14)との間にテープを挾持して定速走行
させるピンチローラ(15)の支持アーム(66)(67)と
同軸(68)上に前記ホルダ(74)を軸支し、前記カム機
構(23)に支持アーム(66)(67)を介して前記ホルダ
(74)を連結したことを特徴とするテープデッキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990098698U JPH0755703Y2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | テープデッキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990098698U JPH0755703Y2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | テープデッキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0458829U JPH0458829U (ja) | 1992-05-20 |
JPH0755703Y2 true JPH0755703Y2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=31840061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990098698U Expired - Lifetime JPH0755703Y2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | テープデッキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755703Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5788558A (en) * | 1980-11-20 | 1982-06-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Magnetic tape device |
JPS61163358U (ja) * | 1985-03-30 | 1986-10-09 | ||
JPS62117733U (ja) * | 1986-01-14 | 1987-07-27 | ||
JPH0762932B2 (ja) * | 1986-01-20 | 1995-07-05 | 三洋電機株式会社 | カセツト及びテ−プロ−デイング装置 |
JPH02137159A (ja) * | 1988-11-17 | 1990-05-25 | Toshiba Corp | テープローディング機構 |
-
1990
- 1990-09-19 JP JP1990098698U patent/JPH0755703Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0458829U (ja) | 1992-05-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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EXPY | Cancellation because of completion of term |