JP2517522Y2 - 回転体軸受構造 - Google Patents
回転体軸受構造Info
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- JP2517522Y2 JP2517522Y2 JP1991062683U JP6268391U JP2517522Y2 JP 2517522 Y2 JP2517522 Y2 JP 2517522Y2 JP 1991062683 U JP1991062683 U JP 1991062683U JP 6268391 U JP6268391 U JP 6268391U JP 2517522 Y2 JP2517522 Y2 JP 2517522Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はビデオカセット、オーデ
ィオカセットまたはディジタル記録カセットなどを装着
して記録または再生などを行うビデオテープレコーダな
どに組込まれる回転体軸受構造に関する。
ィオカセットまたはディジタル記録カセットなどを装着
して記録または再生などを行うビデオテープレコーダな
どに組込まれる回転体軸受構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ギヤなどの輪体をシャーシに取付
ける場合、シャーシに支柱を立設させ、支柱に輪体を支
承させ、抜止めワッシャを支柱先端部に嵌着させてい
た。
ける場合、シャーシに支柱を立設させ、支柱に輪体を支
承させ、抜止めワッシャを支柱先端部に嵌着させてい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来技術は、金属
製支柱を用い、支柱基端をシャーシにカシメ固定させ、
支柱先端の輪溝に抜止めワッシャを係合させ、輪体を回
転自在に設けていたから、支柱など軸受構造の簡略化を
容易に行い得ないと共に、抜止めワッシャの係合など組
立作業の簡略化を容易に行い得ない等の問題があった。
製支柱を用い、支柱基端をシャーシにカシメ固定させ、
支柱先端の輪溝に抜止めワッシャを係合させ、輪体を回
転自在に設けていたから、支柱など軸受構造の簡略化を
容易に行い得ないと共に、抜止めワッシャの係合など組
立作業の簡略化を容易に行い得ない等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本考案は、樹脂
成形加工によってシャーシに立設固定させる合成樹脂製
支柱に合成樹脂製輪体を回転自在に軸支させる回転体軸
受構造において、前記支柱にシャーシの表面から裏面に
貫通する軸芯孔を設け、該軸芯孔の周壁にリング状突条
を一体形成する一方、前記支柱を挿入させる前記輪体の
軸孔内部に、輪体の軸孔への支柱の挿入に伴い支柱の軸
芯孔に挿入され、且つ、前記リング状に係合させるフッ
クを一体形成したもので、アウトサート成形加工などに
よって支柱を形成することにより、支柱など軸受構造の
簡略化及びコスト低減などを容易に行い得ると共に、従
来の抜止めワッシャを不要とし、また支柱の軸芯孔に輪
体のフックを挿入させるから、極めてコンパクトな構成
にして組立作業の簡略化並びに組立コストの低減などを
容易に行い得るものである。また支柱の外周面と輪体の
軸孔周壁面、つまり、軸受面以外で突条とフックによっ
て抜け止めを行うので、軸受面が抜け止め手段によって
縮少されるのを防止し得ると共に、突条とフックの係合
を支柱の軸芯孔の内部で行うので、突条とフックの係合
が他の部品や手に当接して外れるのを防止し得るもので
ある。
成形加工によってシャーシに立設固定させる合成樹脂製
支柱に合成樹脂製輪体を回転自在に軸支させる回転体軸
受構造において、前記支柱にシャーシの表面から裏面に
貫通する軸芯孔を設け、該軸芯孔の周壁にリング状突条
を一体形成する一方、前記支柱を挿入させる前記輪体の
軸孔内部に、輪体の軸孔への支柱の挿入に伴い支柱の軸
芯孔に挿入され、且つ、前記リング状に係合させるフッ
クを一体形成したもので、アウトサート成形加工などに
よって支柱を形成することにより、支柱など軸受構造の
簡略化及びコスト低減などを容易に行い得ると共に、従
来の抜止めワッシャを不要とし、また支柱の軸芯孔に輪
体のフックを挿入させるから、極めてコンパクトな構成
にして組立作業の簡略化並びに組立コストの低減などを
容易に行い得るものである。また支柱の外周面と輪体の
軸孔周壁面、つまり、軸受面以外で突条とフックによっ
て抜け止めを行うので、軸受面が抜け止め手段によって
縮少されるのを防止し得ると共に、突条とフックの係合
を支柱の軸芯孔の内部で行うので、突条とフックの係合
が他の部品や手に当接して外れるのを防止し得るもので
ある。
【0005】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は要部の側面図、図2はVHSビデオテープ
レコーダの平面図、図3は同底面図であり、図中(1)
は平面視矩形状のデッキシャーシ、(2)は録画再生ヘ
ッドなどを取付ける回転自在なヘッドシリンダ、(3)
(4)はレール(5)(6)を介して摺動案内するスラ
イド体(7)(8)に立設させてVHSビデオカセット
(9)のテープを前記シリンダ(2)に巻装させるテー
プローディングピン、(10)(11)はカセット
(9)のテープリールを係合軸支させる供給及び巻取リ
ール軸、(12)はオーディオ信号などを入出力させる
ヘッド、(13)は消去ヘッド、(14)はキャプスタ
ン、(15)はピンチローラである。
する。図1は要部の側面図、図2はVHSビデオテープ
レコーダの平面図、図3は同底面図であり、図中(1)
は平面視矩形状のデッキシャーシ、(2)は録画再生ヘ
ッドなどを取付ける回転自在なヘッドシリンダ、(3)
(4)はレール(5)(6)を介して摺動案内するスラ
イド体(7)(8)に立設させてVHSビデオカセット
(9)のテープを前記シリンダ(2)に巻装させるテー
プローディングピン、(10)(11)はカセット
(9)のテープリールを係合軸支させる供給及び巻取リ
ール軸、(12)はオーディオ信号などを入出力させる
ヘッド、(13)は消去ヘッド、(14)はキャプスタ
ン、(15)はピンチローラである。
【0006】また、図中(16)は前記カセット(9)
を支持するカセットホルダ、(17)(18)は前記シ
ャーシ(1)上面に立設させてカセット(9)出入位置
乃至記録再生位置にカセットホルダ(16)を移動自在
に取付ける左右ガイド板である。
を支持するカセットホルダ、(17)(18)は前記シ
ャーシ(1)上面に立設させてカセット(9)出入位置
乃至記録再生位置にカセットホルダ(16)を移動自在
に取付ける左右ガイド板である。
【0007】さらに、前記シリンダ(2)右側のシャー
シ(1)上面にカム機構(19)を配設するもので、円
板形カム体(20)を備えると共に、図4にも示す如
く、カム機構(19)上側にブラケット(21)を介し
てローディングモータ(22)を固設し、プーリ(2
3)(24)及びベルト(25)を介してウォームギヤ
(26)にモータ(22)を連動連結させ、カム体(2
0)外周面に形成するウォームホィールギヤ(27)を
前記ウォームギヤ(26)に常時噛合させ、モータ(2
2)によってカム体(20)を正逆回転させるように構
成している。
シ(1)上面にカム機構(19)を配設するもので、円
板形カム体(20)を備えると共に、図4にも示す如
く、カム機構(19)上側にブラケット(21)を介し
てローディングモータ(22)を固設し、プーリ(2
3)(24)及びベルト(25)を介してウォームギヤ
(26)にモータ(22)を連動連結させ、カム体(2
0)外周面に形成するウォームホィールギヤ(27)を
前記ウォームギヤ(26)に常時噛合させ、モータ(2
2)によってカム体(20)を正逆回転させるように構
成している。
【0008】さらに、前記カム体(20)によって揺動
させるカセット出入レバー(28)を設け、ラックギヤ
(29)及びカセット出入ギヤ(30)(30)などを
介して前記出入レバー(28)をカセットホルダ(1
6)に連結させ、前記出入レバー(28)の揺動と連動
してカセットホルダ(16)を前後及び上下に摺動移動
させ、リール軸(10)(11)に対しカセット(9)
を出入させるように構成している。
させるカセット出入レバー(28)を設け、ラックギヤ
(29)及びカセット出入ギヤ(30)(30)などを
介して前記出入レバー(28)をカセットホルダ(1
6)に連結させ、前記出入レバー(28)の揺動と連動
してカセットホルダ(16)を前後及び上下に摺動移動
させ、リール軸(10)(11)に対しカセット(9)
を出入させるように構成している。
【0009】さらに、図3に示す如く、カム体(20)
の回転によって往復摺動させるテープローディングレバ
ー(31)をシャーシ(1)裏面に設けると共に、前記
各スライド体(7)(8)にリンク(32)(32)を
介して連結させるテープローディングアーム(33)
(34)をシャーシ(1)裏面の左右軸(35)(3
6)に揺動自在に取付け、ローディングギヤ(37)
(37)を介して各アーム(33)(34)を連結さ
せ、一方のアーム(34)にピニオンギヤ(38)及び
ラックギヤ(39)を介して前記レバー(31)を連結
させ、前記レバー(31)の摺動によって各アーム(3
3)(34)を介してレール(5)(6)の案内により
テープローディングピン(3)(4)を往復摺動させる
もので、リール軸(10)(11)に支持するカセット
(9)のテープを各ピン(3)(4)の往動によって引
出してシリンダ(2)に巻装させる一方、各ピン(3)
(4)の復動によってテープをカセット(9)に戻すよ
うに構成している。
の回転によって往復摺動させるテープローディングレバ
ー(31)をシャーシ(1)裏面に設けると共に、前記
各スライド体(7)(8)にリンク(32)(32)を
介して連結させるテープローディングアーム(33)
(34)をシャーシ(1)裏面の左右軸(35)(3
6)に揺動自在に取付け、ローディングギヤ(37)
(37)を介して各アーム(33)(34)を連結さ
せ、一方のアーム(34)にピニオンギヤ(38)及び
ラックギヤ(39)を介して前記レバー(31)を連結
させ、前記レバー(31)の摺動によって各アーム(3
3)(34)を介してレール(5)(6)の案内により
テープローディングピン(3)(4)を往復摺動させる
もので、リール軸(10)(11)に支持するカセット
(9)のテープを各ピン(3)(4)の往動によって引
出してシリンダ(2)に巻装させる一方、各ピン(3)
(4)の復動によってテープをカセット(9)に戻すよ
うに構成している。
【0010】また、前記キャプスタン軸(14)を駆動
するフライホィールモータ(40)を備え、該モータ
(40)の出力プーリ(41)にベルト(42)を介し
てテンションプーリ(43)を連結させ、図5にも示す
如く、クラッチギヤ(44)及び揺動アーム(45)を
テンションプーリ(43)の支軸(46)上に軸支させ
ると共に、前記クラッチギヤ(44)に常時噛合させる
アイドルギヤ(47)を揺動アーム(45)に軸支させ
るもので、図5のようにクラッチレバー(48)をオフ
支持しているとき、テンションプーリ(43)とクラッ
チギヤ(44)を所定トルク以下で連動させると共に、
クラッチレバー(48)のオン支持により、テンション
プーリ(43)とクラッチギヤ(44)を一体的にキー
連結させるように構成している。
するフライホィールモータ(40)を備え、該モータ
(40)の出力プーリ(41)にベルト(42)を介し
てテンションプーリ(43)を連結させ、図5にも示す
如く、クラッチギヤ(44)及び揺動アーム(45)を
テンションプーリ(43)の支軸(46)上に軸支させ
ると共に、前記クラッチギヤ(44)に常時噛合させる
アイドルギヤ(47)を揺動アーム(45)に軸支させ
るもので、図5のようにクラッチレバー(48)をオフ
支持しているとき、テンションプーリ(43)とクラッ
チギヤ(44)を所定トルク以下で連動させると共に、
クラッチレバー(48)のオン支持により、テンション
プーリ(43)とクラッチギヤ(44)を一体的にキー
連結させるように構成している。
【0011】また、前記フライホィールモータ(40)
の正逆転により、ストッパ(49)(49)によって規
制する範囲内で、テンションプーリ(43)と揺動アー
ム(45)を連れ回り揺動させ、各リール軸(10)
(11)のギヤ(50)(51)のいずれかにアイドル
ギヤ(47)を択一的に噛合させ、各リール軸(10)
(11)をテープ巻取り方向に駆動するように構成して
いる。
の正逆転により、ストッパ(49)(49)によって規
制する範囲内で、テンションプーリ(43)と揺動アー
ム(45)を連れ回り揺動させ、各リール軸(10)
(11)のギヤ(50)(51)のいずれかにアイドル
ギヤ(47)を択一的に噛合させ、各リール軸(10)
(11)をテープ巻取り方向に駆動するように構成して
いる。
【0012】さらに、図4及び図5に示す如く、カセッ
ト(9)から引出したときのテープ張力を保つテープテ
ンションレバー(52)、リール軸(10)(11)に
接離させるバックテンションレバー(53)(54)及
びブレーキレバー(55)(56)、並びに前記クラッ
チレバー(48)を切換えるモードレバー(57)を備
えるもので、リール軸(10)(11)に装着状態のカ
セット(9)底面に当接させてカセット(9)を所定高
さに支持するピン(58)(58)をシャーシ(1)に
立設固定させ、前記ピン(58)(58)と長孔(5
9)(59)を介してシャーシ(1)上面に左右摺動自
在に前記モードレバー(57)を取付ける。
ト(9)から引出したときのテープ張力を保つテープテ
ンションレバー(52)、リール軸(10)(11)に
接離させるバックテンションレバー(53)(54)及
びブレーキレバー(55)(56)、並びに前記クラッ
チレバー(48)を切換えるモードレバー(57)を備
えるもので、リール軸(10)(11)に装着状態のカ
セット(9)底面に当接させてカセット(9)を所定高
さに支持するピン(58)(58)をシャーシ(1)に
立設固定させ、前記ピン(58)(58)と長孔(5
9)(59)を介してシャーシ(1)上面に左右摺動自
在に前記モードレバー(57)を取付ける。
【0013】また、前記カム体(20)の回転によって
モードレバー(57)を切換える連係レバー(60)を
備え、該レバー(60)中間をシャーシ(1)に支軸
(61)を介して回転自在に取付けると共に、カム体
(20)及びモードレバー(57)に連係レバー(6
0)両端側を連結させ、カム体(20)の正逆転によっ
て連係レバー(60)を揺動させ、モードレバー(5
7)を往復摺動させるもので、録画再生を行うテープ定
速移動モード、テープ早送りモード、テープ巻戻しモー
ドに前記各レバー(48)(52)(53)(54)
(55)(56)を切換えるように構成している。
モードレバー(57)を切換える連係レバー(60)を
備え、該レバー(60)中間をシャーシ(1)に支軸
(61)を介して回転自在に取付けると共に、カム体
(20)及びモードレバー(57)に連係レバー(6
0)両端側を連結させ、カム体(20)の正逆転によっ
て連係レバー(60)を揺動させ、モードレバー(5
7)を往復摺動させるもので、録画再生を行うテープ定
速移動モード、テープ早送りモード、テープ巻戻しモー
ドに前記各レバー(48)(52)(53)(54)
(55)(56)を切換えるように構成している。
【0014】さらに、図3、図6乃至図8に示す如く、
前記ブラケット(21)に上端を固定する支軸(62)
にカム体(20)を回転自在に軸支させると共に、前記
ローディングレバー(31)一端部にカムフロアピン
(63)下端をカシメ固定させ、前記カム体(20)下
面側のテープローディングカム溝(64)に前記ピン
(63)上端側を係入させるもので、前記支軸(62)
を中心とする放射方向に延設させる長孔(65)をシャ
ーシ(1)に形成し、また前記ピン(63)にローラ
(66)を支承させ、ピン(63)に一体形成するフラ
ンジ部(67)と前記レバー(31)とでシャーシ
(1)を挾み、ローラ(66)を介してピン(63)を
長孔(65)に挿通させ、シャーシ(1)にレバー(3
1)一端側を摺動自在に支持させる。
前記ブラケット(21)に上端を固定する支軸(62)
にカム体(20)を回転自在に軸支させると共に、前記
ローディングレバー(31)一端部にカムフロアピン
(63)下端をカシメ固定させ、前記カム体(20)下
面側のテープローディングカム溝(64)に前記ピン
(63)上端側を係入させるもので、前記支軸(62)
を中心とする放射方向に延設させる長孔(65)をシャ
ーシ(1)に形成し、また前記ピン(63)にローラ
(66)を支承させ、ピン(63)に一体形成するフラ
ンジ部(67)と前記レバー(31)とでシャーシ
(1)を挾み、ローラ(66)を介してピン(63)を
長孔(65)に挿通させ、シャーシ(1)にレバー(3
1)一端側を摺動自在に支持させる。
【0015】また、平面視L形の前記レバー(31)中
間を該レバー(31)の摺動方向に折曲げて側面視クラ
ンク形の段差部(68)を形成すると共に、前記シャー
シ(1)の長孔(65)と略同一方向に延設させる長孔
(69)を前記レバー(31)に形成し、シャーシ
(1)裏面の右軸(36)を長孔(69)に挿通させ、
右軸(36)に抜止めワッシャであるストッパリング
(70)を介してレバー(31)を摺動自在に支持させ
るもので、一体形成するローディングギヤ(37)及び
ピニオンギヤ(38)と前記レバー(31)をストッパ
リング(70)によって右軸(36)に取付け、直線ガ
イド体である前記各長孔(65)(69)を介して前記
レバー(31)を直線的に往復摺動自在に案内支持し、
カム体(20)の正逆転によって前記レバー(31)を
往復摺動させ、レール(5)(6)を介してローディン
グピン(3)(4)を往復動させ、カセット(9)のテ
ープを出入させるように構成している。
間を該レバー(31)の摺動方向に折曲げて側面視クラ
ンク形の段差部(68)を形成すると共に、前記シャー
シ(1)の長孔(65)と略同一方向に延設させる長孔
(69)を前記レバー(31)に形成し、シャーシ
(1)裏面の右軸(36)を長孔(69)に挿通させ、
右軸(36)に抜止めワッシャであるストッパリング
(70)を介してレバー(31)を摺動自在に支持させ
るもので、一体形成するローディングギヤ(37)及び
ピニオンギヤ(38)と前記レバー(31)をストッパ
リング(70)によって右軸(36)に取付け、直線ガ
イド体である前記各長孔(65)(69)を介して前記
レバー(31)を直線的に往復摺動自在に案内支持し、
カム体(20)の正逆転によって前記レバー(31)を
往復摺動させ、レール(5)(6)を介してローディン
グピン(3)(4)を往復動させ、カセット(9)のテ
ープを出入させるように構成している。
【0016】さらに、前記ローディングアーム(33)
(34)とローディングギヤ(37)(37)間にバネ
(71)(71)を付勢し、テープ引出し側のレール
(5)(6)終端にバネ(71)(71)によってロー
ディングピン(3)(4)を弾圧支持させ、シリンダ
(2)に巻装させるテープ張力によって前記ピン(3)
(4)が戻るのを防ぐように構成している。
(34)とローディングギヤ(37)(37)間にバネ
(71)(71)を付勢し、テープ引出し側のレール
(5)(6)終端にバネ(71)(71)によってロー
ディングピン(3)(4)を弾圧支持させ、シリンダ
(2)に巻装させるテープ張力によって前記ピン(3)
(4)が戻るのを防ぐように構成している。
【0017】さらに、図1及び図8に示す如く、アウト
サート成形加工により合成樹脂製支柱である左軸(3
5)をシャーシ(1)に一体形成し、左軸(35)の軸
芯孔(72)内部に係止段部であるリング状突条(7
3)を一体形成すると共に、合成樹脂製輪体であるロー
ディングギヤ(37)の軸孔(74)内部にフック(7
5)を一体形成するもので、左軸(35)に前記ギヤ
(37)の軸孔(74)を挿入嵌合させたとき、軸芯孔
(72)にフック(75)が挿入され、フック(75)
先端が突条(73)に係合し、左軸(35)に前記ギヤ
(37)が回転自在に軸支され、かつフック(75)と
突条(73)の係合によってギヤ(37)の脱落を防ぐ
と共に、突条(73)に対しフック(75)を離脱させ
ることにより左軸(35)からギヤ(37)が取外せる
ように構成している。
サート成形加工により合成樹脂製支柱である左軸(3
5)をシャーシ(1)に一体形成し、左軸(35)の軸
芯孔(72)内部に係止段部であるリング状突条(7
3)を一体形成すると共に、合成樹脂製輪体であるロー
ディングギヤ(37)の軸孔(74)内部にフック(7
5)を一体形成するもので、左軸(35)に前記ギヤ
(37)の軸孔(74)を挿入嵌合させたとき、軸芯孔
(72)にフック(75)が挿入され、フック(75)
先端が突条(73)に係合し、左軸(35)に前記ギヤ
(37)が回転自在に軸支され、かつフック(75)と
突条(73)の係合によってギヤ(37)の脱落を防ぐ
と共に、突条(73)に対しフック(75)を離脱させ
ることにより左軸(35)からギヤ(37)が取外せる
ように構成している。
【0018】
【考案の効果】以上実施例から明らかなように本考案
は、樹脂成形加工によってシャーシ(1)に立設固定さ
せる合成樹脂製支柱(35)に合成樹脂製輪体(37)
を回転自在に軸支させる回転体軸受構造において、前記
支柱(35)にシャーシ(1)の表面から裏面に貫通す
る軸芯孔(72)を設け、該軸芯孔(72)の周壁にリ
ング状突条(73)を一体形成する一方、前記支柱(3
5)を挿入させる前記輪体(37)の軸孔(74)内部
に、輪体(37)の軸孔(74)への支柱(35)の挿
入に伴い支柱(35)の軸芯孔(72)に挿入され、且
つ、前記リング状に係合させるフック(75)を一体形
成したもので、アウトサート成形加工などによって支柱
(35)を形成することにより、支柱(35)など軸受
構造の簡略化及びコスト低減などを容易に行うことがで
きると共に、従来の抜止めワッシャを不要とし、また支
柱(35)の軸芯孔(72)に輪体(37)のフック
(75)を挿入させるから、極めてコンパクトな構成に
して組立作業の簡略化並びに組立コストの低減などを容
易に行うことができるものである。また支柱(35)の
外周面と輪体(37)の軸孔(74)周壁面、つまり、
軸受面以外で突条(73)とフック(75)によって抜
け止めを行うので、軸受面が抜け止め手段によって縮少
されるのを防止できると共に、突条(73)とフック
(75)の係合を支柱(35)の軸芯孔(72)の内部
で行うので、突条(73)とフック(75)の係合が他
の部品や手に当接して外れるのを防止できるものであ
る。
は、樹脂成形加工によってシャーシ(1)に立設固定さ
せる合成樹脂製支柱(35)に合成樹脂製輪体(37)
を回転自在に軸支させる回転体軸受構造において、前記
支柱(35)にシャーシ(1)の表面から裏面に貫通す
る軸芯孔(72)を設け、該軸芯孔(72)の周壁にリ
ング状突条(73)を一体形成する一方、前記支柱(3
5)を挿入させる前記輪体(37)の軸孔(74)内部
に、輪体(37)の軸孔(74)への支柱(35)の挿
入に伴い支柱(35)の軸芯孔(72)に挿入され、且
つ、前記リング状に係合させるフック(75)を一体形
成したもので、アウトサート成形加工などによって支柱
(35)を形成することにより、支柱(35)など軸受
構造の簡略化及びコスト低減などを容易に行うことがで
きると共に、従来の抜止めワッシャを不要とし、また支
柱(35)の軸芯孔(72)に輪体(37)のフック
(75)を挿入させるから、極めてコンパクトな構成に
して組立作業の簡略化並びに組立コストの低減などを容
易に行うことができるものである。また支柱(35)の
外周面と輪体(37)の軸孔(74)周壁面、つまり、
軸受面以外で突条(73)とフック(75)によって抜
け止めを行うので、軸受面が抜け止め手段によって縮少
されるのを防止できると共に、突条(73)とフック
(75)の係合を支柱(35)の軸芯孔(72)の内部
で行うので、突条(73)とフック(75)の係合が他
の部品や手に当接して外れるのを防止できるものであ
る。
【図1】要部の側面図。
【図2】ビデオテープレコーダの平面図。
【図3】同底面図。
【図4】連係レバー部の平面図。
【図5】モードレバー部の平面図。
【図6】テープローディングレバー部の正面図。
【図7】同部分図。
【図8】同分解説明図。
(1) シャーシ (35) 左軸(支柱) (37) ローディングギヤ(輪体) (72) 軸芯孔 (73) 突条(係止段部) (74) 軸孔 (75) フック
Claims (1)
- 【請求項1】 樹脂成形加工によってシャーシ(1)に
立設固定させる合成樹脂製支柱(35)に合成樹脂製輪
体(37)を回転自在に軸支させる回転体軸受構造にお
いて、前記支柱(35)にシャーシ(1)の表面から裏
面に貫通する軸芯孔(72)を設け、該軸芯孔(72)
の周壁にリング状突条(73)を一体形成する一方、前
記支柱(35)を挿入させる前記輪体(37)の軸孔
(74)内部に、輪体(37)の軸孔(74)への支柱
(35)の挿入に伴い支柱(35)の軸芯孔(72)に
挿入され、且つ、前記リング状に係合させるフック(7
5)を一体形成したことを特徴とする回転体軸受構造。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991062683U JP2517522Y2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 回転体軸受構造 |
DE19924215924 DE4215924C2 (de) | 1991-07-11 | 1992-05-14 | Vorrichtung zum Einziehen/Auswerfen eines Bandes |
DE4244964A DE4244964B4 (de) | 1991-07-11 | 1992-05-14 | Vorrichtung zum Einziehen/Auswerfen eines Bandes |
GB9210590A GB2258938B (en) | 1991-07-11 | 1992-05-18 | Device for loading a tape |
FR9207211A FR2681465B1 (fr) | 1991-07-11 | 1992-06-15 | Dispositif pour le chargement et le dechargement d'une bande dans un dispositif d'enregistrement et de lecture. |
HK193496A HK193496A (en) | 1991-07-11 | 1996-10-24 | Device for loading a tape |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991062683U JP2517522Y2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 回転体軸受構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH058029U JPH058029U (ja) | 1993-02-02 |
JP2517522Y2 true JP2517522Y2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=13207332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991062683U Expired - Lifetime JP2517522Y2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 回転体軸受構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517522Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4896288U (ja) * | 1972-02-19 | 1973-11-15 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5313241U (ja) * | 1976-07-15 | 1978-02-03 | ||
JPS54173152U (ja) * | 1978-05-29 | 1979-12-07 |
-
1991
- 1991-07-11 JP JP1991062683U patent/JP2517522Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH058029U (ja) | 1993-02-02 |
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