JP2508682Y2 - テ―プデッキ - Google Patents

テ―プデッキ

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JP2508682Y2
JP2508682Y2 JP6214591U JP6214591U JP2508682Y2 JP 2508682 Y2 JP2508682 Y2 JP 2508682Y2 JP 6214591 U JP6214591 U JP 6214591U JP 6214591 U JP6214591 U JP 6214591U JP 2508682 Y2 JP2508682 Y2 JP 2508682Y2
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lever
tape
spring
cassette
chassis
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JP6214591U
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JPH058720U (ja
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井 国 男 沢
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はビデオカセット、オーデ
ィオカセットまたはディジタル記録カセットなどを装着
して記録または再生などを行うビデオテープレコーダな
どに組込まれるテープデッキに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板バネをシャーシにビス止め固定
させ、カセットを装着するカセットホルダに板バネを当
接させ、カセットホルダを接地させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来技術は、カセ
ットホルダを接地するための板バネを特別に設けていた
から、組立などの作業性の向上並びに部品点数の削減な
どを容易に行い得ない等の製造コスト上の問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本考案は、カセ
ットホルダ下方のシャーシ上面にフックを介して引張り
バネの中間を係止させ、シャーシの上面上方に前記バネ
の一端側を延出させ、テープ装着位置のカセットホルダ
底面に前記バネの延出端部を当接させるように構成した
ことを特徴とするもので、一端を上方に突出させ中間を
シャーシに係止する前記バネ他端にレバーまたはアーム
などを連結させることにより、前記カセットホルダの接
地部品並びにレバーまたはアームなどの戻りバネとして
前記バネを兼用し得、カセットホルダを接地させるため
の専用の部品を不要とし、従来に比べて組立などの作業
性の向上並びに部品点数の削減などを容易に行い得、製
造コストの低減並びにシャーシ構造の簡略化などを容易
に図り得るものである。
【0005】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は要部の平面図、図2はVHSビデオテープ
レコーダの平面図、図3は同底面図であり、図中(1)
は平面視矩形状のデッキシャーシ、(2)は録画再生ヘ
ッドなどを取付ける回転自在なヘッドシリンダ、(3)
(4)はレール(5)(6)を介して摺動案内するスラ
イド体(7)(8)に立設させてVHSビデオカセット
(9)のテープを前記シリンダ(2)に巻装させるテー
プローディングピン、(10)(11)はカセット
(9)のテープリールを係合軸支させる供給及び巻取リ
ール軸、(12)はオーディオ信号などを入出力させる
ヘッド、(13)は消去ヘッド、(14)はキャプスタ
ン、(15)はピンチローラである。
【0006】また、図中(16)は前記カセット(9)
を支持するカセットホルダ、(17)(18)は前記シ
ャーシ(1)上面に立設させてカセット(9)出入位置
乃至記録再生位置にカセットホルダ(16)を移動自在
に取付ける左右ガイド板である。
【0007】さらに、前記シリンダ(2)右側のシャー
シ(1)上面にカム機構(19)を配設するもので、円
板形カム体(20)を備えると共に、図4にも示す如
く、カム機構(19)上側にブラケット(21)を介し
てローディングモータ(22)を固設し、プーリ(2
3)(24)及びベルト(25)を介してウォームギヤ
(26)にモータ(22)を連動連結させ、カム体(2
0)外周面に形成するウォームホィールギヤ(27)を
前記ウォームギヤ(26)に常時噛合させ、モータ(2
2)によってカム体(20)を正逆回転させるように構
成している。
【0008】さらに、前記カム体(20)によって揺動
させるカセット出入レバー(28)を設け、ラックギヤ
(29)及びカセット出入ギヤ(30)(30)などを
介して前記出入レバー(28)をカセットホルダ(1
6)に連結させ、前記出入レバー(28)の揺動と連動
してカセットホルダ(16)を前後及び上下に摺動移動
させ、リール軸(10)(11)に対しカセット(9)
を出入させるように構成している。
【0009】さらに、図3に示す如く、カム体(20)
の回転によって往復摺動させるテープローディングレバ
ー(31)をシャーシ(1)裏面に設けると共に、前記
各スライド体(7)(8)にリンク(32)(32)を
介して連結させるテープローディングアーム(33)
(34)をシャーシ(1)裏面の左右軸(35)(3
6)に揺動自在に取付け、ギヤ(37)(37)を介し
て各アーム(33)(34)を連結させ、一方のアーム
(34)にピニオンギヤ(38)及びラックギヤ(3
9)を介して前記レバー(31)を連結させ、前記レバ
ー(31)の摺動によって各アーム(33)(34)を
介してレール(5)(6)の案内によりテープローディ
ングピン(3)(4)を往復摺動させるもので、リール
軸(10)(11)に支持するカセット(9)のテープ
を各ピン(3)(4)の往動によって引出してシリンダ
(2)に巻装させる一方、各ピン(3)(4)の復動に
よってテープをカセット(9)に戻すように構成してい
る。
【0010】また、前記キャプスタン軸(14)を駆動
するフライホィールモータ(40)を備え、該モータ
(40)の出力プーリ(41)にベルト(42)を介し
てテンションプーリ(43)を連結させ、図5にも示す
如く、クラッチギヤ(44)及び揺動アーム(45)を
テンションプーリ(43)の支軸(46)上に軸支させ
ると共に、前記クラッチギヤ(44)に常時噛合させる
アイドルギヤ(47)を揺動アーム(45)に軸支させ
るもので、図5のようにクラッチレバー(48)をオフ
支持しているとき、テンションプーリ(43)とクラッ
チギヤ(44)を所定トルク以下で連動させると共に、
クラッチレバー(48)のオン支持により、テンション
プーリ(43)とクラッチギヤ(44)を一体的にキー
連結させるように構成している。
【0011】また、前記フライホィールモータ(40)
の正逆転により、ストッパ(49)(49)によって規
制する範囲内で、テンションプーリ(43)と揺動アー
ム(45)を連れ回り揺動させ、各リール軸(10)
(11)のギヤ(50)(51)のいずれかにアイドル
ギヤ(47)を択一的に噛合させ、各リール軸(10)
(11)をテープ巻取り方向に駆動するように構成して
いる。
【0012】さらに、図4及び図5に示す如く、カセッ
ト(9)から引出したときのテープ張力を保つテープテ
ンションレバー(52)、リール軸(10)(11)に
接離させるバックテンションレバー(53)(54)及
びブレーキレバー(55)(56)、並びに前記クラッ
チレバー(48)を切換えるモードレバー(57)を備
えるもので、リール軸(10)(11)に装着状態のカ
セット(9)底面に当接させてカセット(9)を所定高
さに支持するピン(58)(58)をシャーシ(1)に
立設固定させ、前記ピン(58)(58)と長孔(5
9)(59)を介してシャーシ(1)上面に左右摺動自
在に前記モードレバー(57)を取付ける。
【0013】また、前記カム体(20)の回転によって
モードレバー(57)を切換える連係レバー(60)を
備え、該レバー(60)中間をシャーシ(1)に支軸
(61)を介して回転自在に取付けると共に、カム体
(20)及びモードレバー(57)に連係レバー(6
0)両端側を連結させ、カム体(20)の正逆転によっ
て連係レバー(60)を揺動させ、モードレバー(5
7)を往復摺動させるもので、録画再生を行うテープ定
速移動モード、テープ早送りモード、テープ巻戻しモー
ドに前記各レバー(48)(52)(53)(54)
(55)(56)を切換えるように構成している。
【0014】さらに、図1及び図6に示す如く、前記ピ
ンチローラ(15)を回転自在に設けるピンチローラア
ーム(62)と、前記カム体(20)のカム溝(63)
に連結させるカムレバー(64)とを、シャーシ(1)
上面の支軸(65)に回転自在に軸支させると共に、バ
ネ(66)及びストッパ(67)を介して前記アーム
(62)とレバー(63)を所定範囲内で互に回転自在
に連結させるもので、図6の再生状態において、カム体
(20)の時計方向回転によってカムレバー(64)を
反時計方向に回転させ、カムレバー(64)をストッパ
(67)から離し、バネ(66)によってピンチローラ
(15)をキャプスタン(14)に圧着させ、キャプス
タン(14)とピンチローラ(15)の間にビデオテー
プ(68)を挾み、キャプスタン(14)の回転によっ
てビデオテープ(68)を定速走行させると共に、図1
の巻戻し再生(レビュー)状態において、図6のカム体
(20)をさらに時計方向に回転させることによってカ
ムレバー(64)を時計方向に回転させ、ストッパ(6
7)を介してカムレバー(64)にピンチローラアーム
(62)を一体連結させ、キャプスタン(14)からピ
ンチローラ(15)を離し、供給リール軸(10)の反
時計方向回転により、ビデオテープ(68)を高速で巻
戻し乍ら再生するレビュー動作を行わせるように構成し
ている。
【0015】また、略垂直な支軸(69)によってシャ
ーシ(1)上面にレビューアーム(70)を回転自在に
軸支させ、キャプスタン(14)からビデオテープ(6
8)を離すレビューガイドポスト(71)を前記レビュ
ーアーム(70)に取付けるもので、図7にも示す如
く、テープ(68)動作を再生(プレイ)動作または巻
戻し再生(レビュー)動作などに切換える操作レバーで
ある前記連係レバー(60)に下向き斜面(72)を形
成し、図6の再生(プレイ)状態でカム体(20)を時
計方向に回転させ、図1のように、キャプスタン(1
4)からピンチローラ(15)を離すと同時に、連係レ
バー(60)を反時計方向に回転させ、該レバー(6
0)の下向き斜面(72)をレビューアーム(70)に
当接させ、再生動作から巻戻し再生(レビュー)動作に
切換える途中で、ピンチローラ(15)をキャプスタン
(14)から離す動作と連動させて、図6の非作用位置
のレビューガイドポスト(71)を図1の作用位置に移
行させ、オーディオヘッド(12)とキャプスタン(1
4)間に設けるテープガイドポスト(73)と、ピンチ
ローラ(15)及びレビューガイドポスト(71)とに
より、キャプスタン(14)から離す位置でテープ(6
8)を張設支持し、作用位置に移行するレビューガイド
ポスト(71)によってシリンダ(2)側のテープ(6
8)を引張り、キャプスタン(14)からピンチローラ
(15)を離すときに生じるテープ(68)たるみをな
くすように構成している。
【0016】また、図7に示す如く、合成樹脂製の軸受
(74)をアウトサート成形加工によりシャーシ(1)
に一体形成し、軸受(74)下端のフック(75)を前
記支軸(69)下端の輪溝(76)に遊嵌係入させ、支
軸(69)を所定範囲で上下動自在に取付けるもので、
前記連係レバー(60)の下向き斜面(72)をレビュ
ーアーム(70)に当接させ、レビューアーム(70)
を下方向に押圧し乍ら作用位置に支持し、軸受(74)
上面によってレビューアーム(70)高さを設定し、レ
ビューガイドポスト(71)を所定高さに支持するよう
に構成している。
【0017】また、前記シャーシ(1)の一部を斜上方
に切り起してフック(77)を一体形成し、鈑金製の前
記カセットホルダ(16)下方のシャーシ(1)上面に
前記フック(77)を介して引張りバネ(78)の中間
を係止させ、シャーシ(1)の上面斜上方に前記バネ
(78)の一端側を延出させ、テープ(68)装着位置
(テープローディング状態)のカセットホルダ(16)
底面に前記バネ(78)の延出端部を当接させ、カセッ
トホルダ(16)をシャーシ(1)にバネ(78)を介
して接地(アース)接続させると共に、前記バネ(7
8)の他端側を前記レビューアーム(70)に連結さ
せ、図1の巻戻し再生状態以外のとき、図6のように前
記バネ(78)によってレビューガイドポスト(71)
を非作用位置に支持させるもので、キャプスタン(1
4)からテープ(68)を離す図1の作用位置と、図6
に示す非作用位置とに、レビューガイドポスト(71)
を移動自在に設け、前記引張りバネ(78)によってレ
ビューガイドポスト(71)を非作用位置に戻すと共
に、前記バネ(78)によってレビューアーム(70)
を斜下向きに引張り、連係レバー(60)の下向き斜面
(72)によってレビューアーム(70)を押下げる作
用を助長するように構成している。
【0018】
【考案の効果】以上実施例から明らかなように本考案
は、カセットホルダ(16)下方のシャーシ(1)上面
にフック(77)を介して引張りバネ(78)の中間を
係止させ、シャーシ(1)の上面上方に前記バネ(7
8)の一端側を延出させ、テープ(68)装着位置のカ
セットホルダ(16)底面に前記バネ(78)の延出端
部を当接させるように構成したもので、一端を上方に突
出させ中間をシャーシ(1)に係止する前記バネ(7
8)他端にレバーまたはアームなどを連結させることに
より、前記カセットホルダ(16)の接地部品並びにレ
バーまたはアームなどの戻りバネとして前記バネ(7
8)を兼用でき、カセットホルダ(16)を接地させる
ための専用の部品を不要とし、従来に比べて組立などの
作業性の向上並びに部品点数の削減などを容易に行うこ
とができ、製造コストの低減並びにシャーシ(1)構造
の簡略化などを容易に図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の平面図。
【図2】ビデオテープレコーダの平面図。
【図3】同底面図。
【図4】連係レバー部の平面図。
【図5】モードレバー部の平面図。
【図6】前図の作動説明図。
【図7】レビューガイドポスト部の側面図。
【符号の説明】
(1) シャーシ (16) カセットホルダ (68) テープ (77) フック (78) 引張りバネ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットホルダ下方のシャーシ上面にフ
    ックを介して引張りバネの中間を係止させ、シャーシの
    上面上方に前記バネの一端側を延出させ、テープ装着位
    置のカセットホルダ底面に前記バネの延出端部を当接さ
    せるように構成したことを特徴とするテープデッキ。
JP6214591U 1991-07-10 1991-07-10 テ―プデッキ Expired - Lifetime JP2508682Y2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6214591U JP2508682Y2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 テ―プデッキ
US07/887,092 US5335877A (en) 1991-07-10 1992-05-22 Device for exchanging a tape drive mode
FR9207130A FR2683075B1 (fr) 1991-07-10 1992-06-12 Dispositif pour changer le mode d'entrainement d'une bande d'un enregistreur et lecteur de bande.
DE19924220702 DE4220702C2 (de) 1991-07-10 1992-06-24 Vorrichtung zum Antrieb einer Bandkassette
DE4244999A DE4244999C2 (de) 1991-07-10 1992-06-24 Bandgerät
GB9214719A GB2257560B (en) 1991-07-10 1992-07-10 A device for altering a tape drive mode
HK193596A HK193596A (en) 1991-07-10 1996-10-24 A device for altering a tape drive mode

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JP6214591U JP2508682Y2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 テ―プデッキ

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Publication Number Publication Date
JPH058720U JPH058720U (ja) 1993-02-05
JP2508682Y2 true JP2508682Y2 (ja) 1996-08-28

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