JPH06105512B2 - リール台装置 - Google Patents
リール台装置Info
- Publication number
- JPH06105512B2 JPH06105512B2 JP59263320A JP26332084A JPH06105512B2 JP H06105512 B2 JPH06105512 B2 JP H06105512B2 JP 59263320 A JP59263320 A JP 59263320A JP 26332084 A JP26332084 A JP 26332084A JP H06105512 B2 JPH06105512 B2 JP H06105512B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- reel
- speed
- tape
- reel stand
- Prior art date
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- Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は例えばVTR等の音響機器に搭載されるテープ
走行用のリール台装置に関する。
走行用のリール台装置に関する。
一般に、この種のリール台装置は第3図に示すようにテ
ープ走行駆動用の一対のリール台1,2がカセット収容
部3に図示しないテープカセットのリールハブに対応し
て所定の間隔を有して突設されている。これらリール台
1,2は略同様に構成されており、上記テープカセット
(図示せず)がカセット収容部3に装着されると、その
各ハブ受け4,5が上記テープカセットのリールハブ(図
示せず)に係合され、その一方の定速及び高速回転駆動
に連動して矢印(A)及び(B)方向にテープ定速及び
高速走行を行わしめるようになっている。
ープ走行駆動用の一対のリール台1,2がカセット収容
部3に図示しないテープカセットのリールハブに対応し
て所定の間隔を有して突設されている。これらリール台
1,2は略同様に構成されており、上記テープカセット
(図示せず)がカセット収容部3に装着されると、その
各ハブ受け4,5が上記テープカセットのリールハブ(図
示せず)に係合され、その一方の定速及び高速回転駆動
に連動して矢印(A)及び(B)方向にテープ定速及び
高速走行を行わしめるようになっている。
ここで、第4図は上記リール台1,2のうち一方のリー
ル台2を取出して示すもので、図中6はメインシャーシ
である。このメインジャーシ6にはリール軸7が植設さ
れ、このリール軸7にはリール台本体8がEリング9及
びポリスライダー10を介して回転自在に支持される。こ
のリール台本体8はその中間部に制動用のブレーキドラ
ム11が一体的に設けられており、その先端部にはばね部
材12を介して上記ハブ受け13が矢印(C),(D)方向
に移動自在に支持されている。また、上記リール台本体
8の基部にはテープ高速走行用の第1の歯車14が嵌着さ
れこの第1の歯車14の回転軸部141にはテープ定速走行
用の第2の歯車15が回転自在に支持される。この第2の
歯車15はその一方面と上記リール台本体8との間にばね
部材16が係着されており、このばね部材16のばね力によ
って、その他方面がフェルト等の摩擦部材17を介して上
記第1の歯車14に回転力伝達可能に連結されるようにな
っている。
ル台2を取出して示すもので、図中6はメインシャーシ
である。このメインジャーシ6にはリール軸7が植設さ
れ、このリール軸7にはリール台本体8がEリング9及
びポリスライダー10を介して回転自在に支持される。こ
のリール台本体8はその中間部に制動用のブレーキドラ
ム11が一体的に設けられており、その先端部にはばね部
材12を介して上記ハブ受け13が矢印(C),(D)方向
に移動自在に支持されている。また、上記リール台本体
8の基部にはテープ高速走行用の第1の歯車14が嵌着さ
れこの第1の歯車14の回転軸部141にはテープ定速走行
用の第2の歯車15が回転自在に支持される。この第2の
歯車15はその一方面と上記リール台本体8との間にばね
部材16が係着されており、このばね部材16のばね力によ
って、その他方面がフェルト等の摩擦部材17を介して上
記第1の歯車14に回転力伝達可能に連結されるようにな
っている。
また、上記リール台本体8のブレーキドラム11に対向す
る位置にはフェルト材等でなるメイン及びソフトブレー
キ用の第1及び第2のブレーキシュー18,19が配設され
ている。これら第1及び第2のブレーキシュー18,19は
それぞれ第1及び第2のアーム部材20,21の一端に支持
されており、これら第1及び第2のアーム部材20,21が
図示しない駆動機構によって矢印(E),(F)方向に
駆動されると、それに連動して上記ブレーキドラム11に
接離され、上記リール台本体8を制動制御するようにな
っている。
る位置にはフェルト材等でなるメイン及びソフトブレー
キ用の第1及び第2のブレーキシュー18,19が配設され
ている。これら第1及び第2のブレーキシュー18,19は
それぞれ第1及び第2のアーム部材20,21の一端に支持
されており、これら第1及び第2のアーム部材20,21が
図示しない駆動機構によって矢印(E),(F)方向に
駆動されると、それに連動して上記ブレーキドラム11に
接離され、上記リール台本体8を制動制御するようにな
っている。
すなわち、上記リール台装置は矢印(A)方向のテープ
定速走行時、一方のリール台2の第2の歯車15に対して
図示しない定速駆動機構が係合され、この第2の歯車15
が定速で回転駆動される。すると、この第2の歯車15は
摩擦部材17,第1の歯車14を介してリール台本体8及び
ハブ受け13を定速で回転駆動させ、テープ(図示せず)
を矢印(A)方向に定速走行せしめる。
定速走行時、一方のリール台2の第2の歯車15に対して
図示しない定速駆動機構が係合され、この第2の歯車15
が定速で回転駆動される。すると、この第2の歯車15は
摩擦部材17,第1の歯車14を介してリール台本体8及び
ハブ受け13を定速で回転駆動させ、テープ(図示せず)
を矢印(A)方向に定速走行せしめる。
そして、矢印(A)方向のテープ高速走行時には一方の
リール台2の第1の歯車14に対して図示しない高速駆動
機構が係合され、この第1の歯車14が高速で回転駆動さ
れる。すると、この第1の歯車14は直接的にリール台本
体8を回転駆動してハブ受け13を高速で回転駆動させ、
テープ(図示せず)を矢印(A)方向に高速走行せしめ
る。
リール台2の第1の歯車14に対して図示しない高速駆動
機構が係合され、この第1の歯車14が高速で回転駆動さ
れる。すると、この第1の歯車14は直接的にリール台本
体8を回転駆動してハブ受け13を高速で回転駆動させ、
テープ(図示せず)を矢印(A)方向に高速走行せしめ
る。
また、上記リール台装置は矢印(B)方向にテープ定速
及び高速走行せしめる場合、他方のリール台1が一方の
リール台2と略同様に定速及び高速回転駆動させること
で行われるもので、ここではその説明を省略する。
及び高速走行せしめる場合、他方のリール台1が一方の
リール台2と略同様に定速及び高速回転駆動させること
で行われるもので、ここではその説明を省略する。
ところで、上記リール台装置は他方のリール台1が駆動
される矢印(B)方向のテープ走行時、一方のリール台
1の第2のアーム部材21が矢印(F)方向に駆動され
て、その第2のブレーキシュー19がブレーキドラム11に
当接され、テープ(図示せず)の張力が所定の状態に保
たれるように一方のリール台2のリール台本体8の回転
力が制動制御されている。そして、矢印(A)方向のテ
ープ走行時には他方のリール台1の回転力が略同様に制
動制御され、テープ(図示せず)の張力が所定の状態に
保たれるようになっている。
される矢印(B)方向のテープ走行時、一方のリール台
1の第2のアーム部材21が矢印(F)方向に駆動され
て、その第2のブレーキシュー19がブレーキドラム11に
当接され、テープ(図示せず)の張力が所定の状態に保
たれるように一方のリール台2のリール台本体8の回転
力が制動制御されている。そして、矢印(A)方向のテ
ープ走行時には他方のリール台1の回転力が略同様に制
動制御され、テープ(図示せず)の張力が所定の状態に
保たれるようになっている。
また、上記リール台装置はテープ走行停止時、第1のア
ーム部材20が矢印(E)方向に駆動されて、その第1の
ブレーキシュー18をブレーキドラム11に圧接させ、一方
のリール台2の回転を確実に停止させるもので、他方の
リール台1においても略同様にその回転が停止されるよ
うになっている。
ーム部材20が矢印(E)方向に駆動されて、その第1の
ブレーキシュー18をブレーキドラム11に圧接させ、一方
のリール台2の回転を確実に停止させるもので、他方の
リール台1においても略同様にその回転が停止されるよ
うになっている。
ところが、上記リール台装置ではリール台本体8に制動
用のブレーキドラム11を設け、このブレーキドラム11に
対して第1及び第2のブレーキシュー18,19を圧接さ
せ、その回転力を制動制御するように構成しているの
で、必然的に大形になり近時要請される小形化に適さな
いという問題を有している。また、これによれば、第1
及び第2のブレーキシュー18,19が温度及び湿度等の環
境変化及び長時間使用した場合の経時変化を起こす虞れ
を有しているので、制動動作の信頼性が劣るという問題
も有している。
用のブレーキドラム11を設け、このブレーキドラム11に
対して第1及び第2のブレーキシュー18,19を圧接さ
せ、その回転力を制動制御するように構成しているの
で、必然的に大形になり近時要請される小形化に適さな
いという問題を有している。また、これによれば、第1
及び第2のブレーキシュー18,19が温度及び湿度等の環
境変化及び長時間使用した場合の経時変化を起こす虞れ
を有しているので、制動動作の信頼性が劣るという問題
も有している。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、簡易な
構成で、しかも小形化を促進し得、かつ可及的に制動動
作の確実化を向上し得るようにしたリール台装置を提供
することを目的とする。
構成で、しかも小形化を促進し得、かつ可及的に制動動
作の確実化を向上し得るようにしたリール台装置を提供
することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明では、磁気テープ
の走行を高速駆動する高速駆動体と、前記高速駆動体に
対して回転力伝達可能に連結されるもので、前記高速駆
動体と同軸で回転自在に支持され、前記磁気テープの走
行を低速駆動する低速駆動体と、前記高速駆動体の下面
部に設けられる磁気ヒステリシス部材と、前記磁気ヒス
テリシス部材に対向して設けられるマグネット部材と、
前記マグネット部材と前記ヒステリシス部材との距離を
可変することにより、前記高速駆動体を制動制御する制
動制御手段と、前記マグネット部材を前記磁気ヒステリ
シス部材に当接させ、前記高速駆動体を停止する停止手
段とを具備している。
の走行を高速駆動する高速駆動体と、前記高速駆動体に
対して回転力伝達可能に連結されるもので、前記高速駆
動体と同軸で回転自在に支持され、前記磁気テープの走
行を低速駆動する低速駆動体と、前記高速駆動体の下面
部に設けられる磁気ヒステリシス部材と、前記磁気ヒス
テリシス部材に対向して設けられるマグネット部材と、
前記マグネット部材と前記ヒステリシス部材との距離を
可変することにより、前記高速駆動体を制動制御する制
動制御手段と、前記マグネット部材を前記磁気ヒステリ
シス部材に当接させ、前記高速駆動体を停止する停止手
段とを具備している。
以下、この発明の実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係るリール台装置のリー
ル台30を取出して示すもので、このリール台30は前記第
3図で述べたようにカセット収容部4に所定の間隔を有
して配設されるものであるが、ここでは略同様に構成さ
れることで、一方を省略して説明する。
ル台30を取出して示すもので、このリール台30は前記第
3図で述べたようにカセット収容部4に所定の間隔を有
して配設されるものであるが、ここでは略同様に構成さ
れることで、一方を省略して説明する。
すなわち、図中31はメインシャーシ32に植設されたリー
ル軸で、このリール軸31には基部に高速駆動用の第1の
歯車33を有したリール台本体を兼用する軸部材34がEリ
ング35及びポリスライダー36を介して回転自在に支持さ
れる。この軸部材34はその先端部に、ハブ受け37が矢印
(G),(H)方向に移動自在に支持され、その中間部
にばね受け38が嵌着されており、これらハブ受け37とば
ね受け38との間にはばね部材39が係着される。また上記
軸部材34の中間部には上記第1の歯車33に対向して例え
ば特殊樹脂にフェライト粉末を均一に充填してなるプラ
スチック・マグネット製の定速駆動用第2の歯車40が回
転自在に支持される。この第2の歯車40はその一方面に
磁気シールド板41が取着され、その他方面には間隙調整
用のシート42が上記第1の歯車33に対向して取着されて
いる。そして、この第1の歯車33にはその一方面に第1
の磁気ヒステリシス部材43が上記第2の歯車40に対向し
て固着され、その他方面には第2の磁気ヒステリシス部
材44が固着されている。
ル軸で、このリール軸31には基部に高速駆動用の第1の
歯車33を有したリール台本体を兼用する軸部材34がEリ
ング35及びポリスライダー36を介して回転自在に支持さ
れる。この軸部材34はその先端部に、ハブ受け37が矢印
(G),(H)方向に移動自在に支持され、その中間部
にばね受け38が嵌着されており、これらハブ受け37とば
ね受け38との間にはばね部材39が係着される。また上記
軸部材34の中間部には上記第1の歯車33に対向して例え
ば特殊樹脂にフェライト粉末を均一に充填してなるプラ
スチック・マグネット製の定速駆動用第2の歯車40が回
転自在に支持される。この第2の歯車40はその一方面に
磁気シールド板41が取着され、その他方面には間隙調整
用のシート42が上記第1の歯車33に対向して取着されて
いる。そして、この第1の歯車33にはその一方面に第1
の磁気ヒステリシス部材43が上記第2の歯車40に対向し
て固着され、その他方面には第2の磁気ヒステリシス部
材44が固着されている。
また、上記メインシャーシ32には透孔321が上記第1の
歯車33の第2の磁気ヒステリシス部材44に対応して形成
され、この透孔321には制動制御用のマグネット部材45
が矢印(G),(H)方向に出入自在に配設される。こ
のマグネット部材45はブレーキスライダー46に支持され
ており、このブレーキスライダー46が図示しない駆動機
構によって、矢印(G),(H)方向に駆動されると、
それに連動して、その磁気力で上記第1の歯車33及び第
2の歯車40を制動制御するようになっている。
歯車33の第2の磁気ヒステリシス部材44に対応して形成
され、この透孔321には制動制御用のマグネット部材45
が矢印(G),(H)方向に出入自在に配設される。こ
のマグネット部材45はブレーキスライダー46に支持され
ており、このブレーキスライダー46が図示しない駆動機
構によって、矢印(G),(H)方向に駆動されると、
それに連動して、その磁気力で上記第1の歯車33及び第
2の歯車40を制動制御するようになっている。
上記構成において、テープ定速走行時には第2の歯車40
に対して図示しない定速駆動機構が係合され、この第2
の歯車40が定速で回転駆動される。すると、この第2の
歯車40はシート42及び第2の磁気ヒステリシス部材43を
介して第1の歯車33を駆動させて、軸部材34及びハブ受
け37を定速で回転駆動させ、テープ定速走行を行いせし
める。また、テープ高速走行時には第1の歯車33に対し
て図示しない高速駆動機構が係合され、この第1の歯車
33が高速で回転駆動されて、軸部材34及びハブ受け37を
高速で回転駆動させ、ここにテープ高速走行が行われ
る。
に対して図示しない定速駆動機構が係合され、この第2
の歯車40が定速で回転駆動される。すると、この第2の
歯車40はシート42及び第2の磁気ヒステリシス部材43を
介して第1の歯車33を駆動させて、軸部材34及びハブ受
け37を定速で回転駆動させ、テープ定速走行を行いせし
める。また、テープ高速走行時には第1の歯車33に対し
て図示しない高速駆動機構が係合され、この第1の歯車
33が高速で回転駆動されて、軸部材34及びハブ受け37を
高速で回転駆動させ、ここにテープ高速走行が行われ
る。
ここで、上記テープ定速及び高速走行時において、上記
リール台30はそのブレーキスライダー46が図示しない駆
動機構によって矢印(G),(H)方向に駆動制御さ
れ、上記第1の歯車33の第1及び第2の磁気ヒステリシ
ス部材43,44に対するマグネット部材45の磁気力が調整
制御される。しかして、上記リール台30はそのマグネッ
ト部材45による磁気力の強弱によって、上記第1及び第
2の歯車33,40の回転力が制動制御され、テープ(図示
せず)の張力が所定の状態に保持される。
リール台30はそのブレーキスライダー46が図示しない駆
動機構によって矢印(G),(H)方向に駆動制御さ
れ、上記第1の歯車33の第1及び第2の磁気ヒステリシ
ス部材43,44に対するマグネット部材45の磁気力が調整
制御される。しかして、上記リール台30はそのマグネッ
ト部材45による磁気力の強弱によって、上記第1及び第
2の歯車33,40の回転力が制動制御され、テープ(図示
せず)の張力が所定の状態に保持される。
そして、上記リール台30はテープ走行停止時、そのマグ
ネット部材45が上記第2の磁気ヒステリシス部材44に例
えば当接されて、その磁気力によって第1の歯車33及び
第2の歯車40の回転を停止せしめ、テープ走行を停止さ
せるようになっている。
ネット部材45が上記第2の磁気ヒステリシス部材44に例
えば当接されて、その磁気力によって第1の歯車33及び
第2の歯車40の回転を停止せしめ、テープ走行を停止さ
せるようになっている。
このように、上記リール台装置は回転駆動用の第1及び
第2の歯車33,40に対向して制動制御用のマグネット部
材45を配設し、このマグネット部材45の磁気力で、その
回転力を制動制御するように構成したので、その構成が
簡易となり可及的に構成部品が減少されるもので、効果
的に小形化を促進し得る。また、これによれば、その構
成上、従来のような消耗部品がなくなることで、制動動
作の信頼性が向上されて動作の確実化も向上されるもの
である。
第2の歯車33,40に対向して制動制御用のマグネット部
材45を配設し、このマグネット部材45の磁気力で、その
回転力を制動制御するように構成したので、その構成が
簡易となり可及的に構成部品が減少されるもので、効果
的に小形化を促進し得る。また、これによれば、その構
成上、従来のような消耗部品がなくなることで、制動動
作の信頼性が向上されて動作の確実化も向上されるもの
である。
また、この発明は上記実施例では第2の磁気ヒステリシ
ス部材44に対してマグネット部材45を接離させてその磁
気力を制御することによって、制動制御するように構成
した場合で説明したがこれに限ることなく、第2図に示
すようにマグネット部材47が取着されたブレーキスライ
ダー48を、第1の歯車33の下部に設けられた第2の磁気
ヒステリシス部材44に対して矢印(I)、(J)方向
(半径方向)に移動自在に設ける。マグネット部材47
と、第2の磁気ヒステリシス部材44の中心軸であるリー
ル軸31との中心間距離を可変して、対向面積(吸引面
積)を調整する。
ス部材44に対してマグネット部材45を接離させてその磁
気力を制御することによって、制動制御するように構成
した場合で説明したがこれに限ることなく、第2図に示
すようにマグネット部材47が取着されたブレーキスライ
ダー48を、第1の歯車33の下部に設けられた第2の磁気
ヒステリシス部材44に対して矢印(I)、(J)方向
(半径方向)に移動自在に設ける。マグネット部材47
と、第2の磁気ヒステリシス部材44の中心軸であるリー
ル軸31との中心間距離を可変して、対向面積(吸引面
積)を調整する。
これにより、両部材の磁気力を制御することによって第
2の歯車33の回転を制動制御することができる。また、
マグネット部材47を半径方向と垂直方向にも移動可能に
構成し、マグネット部材47を第2の磁気ヒステリシス部
材44に当接させることにより、第1の歯車33を停止する
ことができる。
2の歯車33の回転を制動制御することができる。また、
マグネット部材47を半径方向と垂直方向にも移動可能に
構成し、マグネット部材47を第2の磁気ヒステリシス部
材44に当接させることにより、第1の歯車33を停止する
ことができる。
さらに、上記実施例では第1の歯車33を第2の歯車40に
対して回転力伝達可能に連結する手段として、磁気力を
用いたクラッチ機構を設けた場合で説明したが、この発
明はこれに限ることなく、いわゆる摩擦部材を用いた摩
擦クラッチ機構を設けるように構成することも可能なも
のである。
対して回転力伝達可能に連結する手段として、磁気力を
用いたクラッチ機構を設けた場合で説明したが、この発
明はこれに限ることなく、いわゆる摩擦部材を用いた摩
擦クラッチ機構を設けるように構成することも可能なも
のである。
なお、この発明は上記実施例ではカセットテープレコー
ダに適用した場合で説明したが、これに限ることなく、
オープンテープレコーダにおいても適用可能なものであ
る。よってその外、この発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の変形を実施し得ることは言う迄もないことであ
る。
ダに適用した場合で説明したが、これに限ることなく、
オープンテープレコーダにおいても適用可能なものであ
る。よってその外、この発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の変形を実施し得ることは言う迄もないことであ
る。
以上詳述したように、この発明によれば簡易な構成で、
しかも小形化を促進し得、かつ可及的に制動動作の確実
化を向上し得るようにしたリール台装置を提供すること
ができる。
しかも小形化を促進し得、かつ可及的に制動動作の確実
化を向上し得るようにしたリール台装置を提供すること
ができる。
第1図はこの発明の一実施例に係るリール台装置を示す
構成説明図、第2図はこの発明の他の実施例を示す構成
説明図、第3図はこの発明の適用されるリール台装置の
配置を説明するために示した配置図、第4図は従来のリ
ール台装置を示す構成説明図である。30 …リール台、31…リール軸、32…メインシャーシ、33
…第1の歯車、34…軸部材、35…Eリング、36…ポリス
ライダー、37…ハブ受け、38…ばね受け、39…ばね部
材、40…第2の歯車、41…磁気シールド板、42…シー
ト、43…第1の磁気ヒステリシス部材、44…第2の磁気
ヒステリシス部材、45,47…マグネット部材、46,48…ブ
レーキスライダー。
構成説明図、第2図はこの発明の他の実施例を示す構成
説明図、第3図はこの発明の適用されるリール台装置の
配置を説明するために示した配置図、第4図は従来のリ
ール台装置を示す構成説明図である。30 …リール台、31…リール軸、32…メインシャーシ、33
…第1の歯車、34…軸部材、35…Eリング、36…ポリス
ライダー、37…ハブ受け、38…ばね受け、39…ばね部
材、40…第2の歯車、41…磁気シールド板、42…シー
ト、43…第1の磁気ヒステリシス部材、44…第2の磁気
ヒステリシス部材、45,47…マグネット部材、46,48…ブ
レーキスライダー。
Claims (1)
- 【請求項1】磁気テープの走行を高速駆動する高速駆動
体と、 前記高速駆動体に対して回転力伝達可能に連結されるも
ので、前記高速駆動体と同軸で回転自在に支持され、前
記磁気テープの走行を低速駆動する低速駆動体と、 前記高速駆動体の下面部に設けられる磁気ヒステリシス
部材と、 前記磁気ヒステリシス部材に対向して設けられるマグネ
ット部材と、 前記マグネット部材と前記ヒステリシス部材との距離を
可変することにより、前記高速駆動体を制動制御する制
動制御手段と、 前記マグネット部材を前記磁気ヒステリシス部材に当接
させ、前記高速駆動体を停止する停止手段とを具備した
ことを特徴とするリール台装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59263320A JPH06105512B2 (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | リール台装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59263320A JPH06105512B2 (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | リール台装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61142555A JPS61142555A (ja) | 1986-06-30 |
JPH06105512B2 true JPH06105512B2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=17387839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59263320A Expired - Lifetime JPH06105512B2 (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | リール台装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06105512B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02294963A (ja) * | 1989-05-09 | 1990-12-05 | Tanashin Denki Co | テープレコーダのテープ巻取装置 |
SE534221C2 (sv) * | 2009-10-26 | 2011-06-07 | Ett drivsystem till en rengöringsanordning för tankrengöring och en rengöringsanordning för tankrengöring |
-
1984
- 1984-12-13 JP JP59263320A patent/JPH06105512B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61142555A (ja) | 1986-06-30 |
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