JPH07118072B2 - 磁気デイスク装置 - Google Patents

磁気デイスク装置

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JPH07118072B2
JPH07118072B2 JP28878886A JP28878886A JPH07118072B2 JP H07118072 B2 JPH07118072 B2 JP H07118072B2 JP 28878886 A JP28878886 A JP 28878886A JP 28878886 A JP28878886 A JP 28878886A JP H07118072 B2 JPH07118072 B2 JP H07118072B2
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洋右 瀬尾
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気デイスク装置に係り、特に、再生専用の
変換器と記録用の変換器を備えたヘツドを用いる磁気デ
イスク装置に好適な位置決め方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の磁気デイスク装置は、特開昭49−121514号に記載
のように、記録と再生に同一の変換器が用いられてい
た。しかし、磁気ディスクの高密度化に伴い、より高感
度の磁気センサーが望まれており、再生専用ではある
が、磁気抵抗効果(MR)を利用したMRヘツドが開発され
ている。また、特開昭57−177573には別の方式の再生専
用変換器が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の記録・再生同一変換器に変わり、MRヘツド等
再生専用の変換器を用いる場合には同一スライダー上に
記録用変換器を設ける必要があり、特に、記録変換器と
再生変換器のトラツク上の位置をできるだけ一致する必
要がある。記録と再生変換器がトラツク上で位置ずれし
ている場合には、従来の記録・再生同一変換器において
はヘツドの位置決め誤差に相当する。したがつて、再生
専用の変換器を用いて、高密度化を達成するためには、
記録用変換器と再生専用の変換器の位置合わせが一つの
重要な課題である。例えば、従来の装置では、トラツク
幅の約5%が位置決め誤差として許されておりこの許容
度が高TPI(トラツク パー インチ:Tracks/Inch)に
おいても成立するとすると2000TPIのトラツク密度の場
合、0.6μm程度の位置決め精度が必要になる。このた
め、記録・再生分離ヘツド(同一スライダー上に記録変
換器と再生変換器を搭載したヘツド)の位置合わせが重
要であり、位置合わせ誤差を無視できる程小さくしなけ
ればならない。
本発明の目的は、記録・再生分離ヘツドの位置合わせ誤
差をデイスク装置の位置決め手段により軽減することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、記録ヘツド,再生ヘツドの位置合わせ誤差
をあらかじめ測定し、その位置合わせ誤差に応じてサー
ボ回路により、記録命令時あるいは再生命令時あるい
は、記録命令時,再生命令時共に適当な量だけオフセツ
トする回路を設け、記録命令時,再生命令に応じてオフ
セツト回路をONあるいはOFFすることにより、達成され
る。
〔作用〕
第2図を用いて、オフセツト動作を説明する。第2図は
記録ヘツド,再生ヘツドとデイスク上のトラツクとの位
置関係を示した図である。再生ヘツド(R)と記録ヘツ
ド(W)との間にはδの位置合わせ誤差が存在するとす
る。ここで考慮すべき事は、再生ヘツドと記録ヘツドの
位置合わせ誤差の補正は、各ヘツド毎にする必要がある
から、特開昭52−15309号に記載されている様な各ヘツ
ド毎に微少位置決めができる機構を備えていることが望
ましい。ここではシステム的効率を考慮せずにオフセツ
ト動作について述べる。動作の説明上第2図の様に、ホ
ーム・アドレス(H.A.)が既に書かれており、その直後
に記録あるいは、引きつづき再生する場合を考える。再
生命令時には、ヘツドは常に再生状態であれば良いの
で、(a)の状態の様に再生ヘツドがトラツク中心にあ
れば良く、そのとき記録データもトラツク中心に書かれ
ていることが望ましい。したがつて、記録命令時には
(b)の状態に位置する様にする。すなわち、再生命令
時を定常状態とすると、記録命令時にδだけオフセツト
状態にすることを意味する。
ここで述べている記録命令時,再生命令時とはデイスク
コントローラからのデイスク装置へのコマンドである
が、シーク命令と同時あるいは前後して引きつづいて生
じるモードが“記録”であるが“再生”であるかを受け
とるものとする。この様なコマンドを仮定することはデ
イスクコントローラの単なる設計上の問題である。
上記命令は、記録動作になつてオフセツトするのでは、
オフセツトが完了するまでに記録状態になることを防ぐ
ために、前もつて記録位置にオフセツトをして置くため
に必要である。ところで、記録命令時に(b)の状態で
あることはH.A.に対して、再生ヘツドは、位置ずれを生
じた状態にあり、エラーの確立は増していることにな
る。しかし、H.A部はわずかであり、書かれている形式
も決まつているため、データに比べて、位置ずれに対し
ては、許容値が大きいと考えられるために、上記オフセ
ツトの効果が大きいのである。仮に、記録命令にも、オ
フセツトしないで(a)の状態で記録すると、再生時に
は、H.A部は位置ずれが生じないが、データ部全域に渡
り、位置ずれが生じた状態になり、(b)の状態で記録
することの効果が容易に判るはずである。
第2図の(3)の状態は、(2)の状態でのH.A部のエ
ラーの増大の確立を減じるために、δより少ないδ′だ
けオフセツトして記録し、再生命令時に(δ−δ′)だ
けオフセツトした状態を示したものである。
以上の説明から判る様に、デイスク上のほとんど全てを
専有するデータ部に対して記録・再生分離ヘツドが有す
る位置合わせ誤差を、オフセツト動作により記録・再生
時に補正することにより、再生エラーの発生を防止する
ことができる。したがつて、より高密度化が達成でき
る。
〔実施例〕
以下、本発明一実施例を第1図により説明する。第1図
はフオロイングのサーボ回路を示した図であり、速度制
御部は除いてある。以下に動作を説明する。
前述した様に、本発明は、記録・再生分離ヘツドの位置
合わせ誤差をオフセツトにより除くものであるから、各
ヘツド毎オフセツト動作が必要である。したがつて、デ
ータ面サーボ方式のデイスク装置に適しているが、ここ
では理解が容易な様に、従来のサーボ面サーボの場合に
ある特定のデータ用ヘツドを記録・再生分離ヘツドの位
置合わせ誤差に関連して、オフセツト動作する様に構成
した例を示す。セクターサーボ等のデータ面サーボの場
合においても、サーボ回路へのオフセツト機能追加の意
味においては、容易に類推ができ、上記実施例の説明に
おいて、一般性を失なわない。
サーボヘツド1は、キヤリツジ2に固定されており、ま
たデータヘツドもキヤリツジ2に固定されている。した
がつて、サーボヘツドの動きとデータヘツドの動きは本
説明では同じと考える。
ヘツド1からの信号は、位置誤差検出器7で位置誤差信
号に変換される。補償回路6を通り、適当に増幅され、
位置誤差に見合つた電流がパワーアンプよりボイスコイ
ルモーターに付加され、位置誤差を修正する。このサー
ボループは従来より用いられているものである。本発明
は、このサーボループに、あらかじめ測定した記録・再
生分離ヘツドの位置合わせ誤差δに関連した適当な量Δ
x(Δx≦δ)だけ、サーボループにオフセツト動作の
ための機能を設けたことにある。第1図において、Δx
に相当するオフセツト電圧をVとする。スイツチ8,9の
いずれかがオン(ON)すると、オフセツト量に応じた電
圧がパワーアンプに加算され、ヘツドをオフセツトし、
既述した様に第2図の態様の一つになる。スイツチ8,9
のタイミングは例えば第3図に示す様に、デイスク装置
にコントローラから記録命令あるいは、再生命令が来る
と同時にONあるいはオフ(OFF)状態になる様に設定す
る。(記録命令,再生命令については既述)なおコント
ローラ信号に応じてスイツチすることの意味は、記録時
には例えば、HAを呼んだ直後、記録動作を行なうため、
記録時にオフセツトするとオフセツト動作が完了するま
で時間がかかり過ぎるためである。第3図において、
“L“状態の時実行状態を示す。
以上の説明から判る様に、本発明は、記録・再生分離ヘ
ツドの位置合わせ誤差を補正する方法であり、オフセツ
ト方法、タイミング等、実施例に限定されるものではな
い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、記録・再生分離ヘツドの位置合わせ誤
差をサーボ技術により補正できるので、エラーの少な
い、ひいては、好記録密度のデイスク装置を達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロツク図、第2図は本発
明の動作説明図、第3図は一実施例のタイムチヤートで
ある。 1……ヘツド、2……キヤリツジ、3……ボイスコイル
モーター、4……パワーアンプ、5……アンプ、6……
補償回路、7……位置誤差検出器、8,9……アナログス
イツチ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録用ヘッドと再生用ヘッドを、それらの
    中心線がトラック中心にほぼ一致するように同一のスラ
    イダー上に搭載した記録・再生分離ヘッドを有し、ヘッ
    ドの移動機構を有する磁気ディスク装置において、再生
    ヘッドがアドレスを再生する以前に、与えられた補正命
    令に従い、記録ヘッドと再生ヘッドとの位置誤差を補正
    するように、ヘッドを移動することを特徴と磁気ディス
    ク装置。
  2. 【請求項2】上記アドレスと記録されている情報のそれ
    ぞれのトラック中心線が、微小な距離だけずれているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気ディス
    ク装置。
  3. 【請求項3】上記補正命令は記録命令、および再生命令
    の少なくとも一方の命令に基づいて行なわれることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気ディスク装
    置。
  4. 【請求項4】記録用ヘッドと再生用ヘッドを、それらの
    中心線がトラック中心にほぼ一致するように同一のスラ
    イダー上に搭載した記録・再生分離ヘッドを有し、ヘッ
    ドの移動機構を有する磁気ディスク装置において、補正
    すべき記録ヘッドと再生ヘッドとの位置誤差量と同等
    か、それよりも小さい量だけ補正するように、ヘッドを
    移動することを特徴とする磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】記録用ヘッドと再生用ヘッドを、それらの
    中心線がトラック中心にほぼ一致するように同一のスラ
    イダー上に搭載した記録・再生分離ヘッドを有し、ヘッ
    ドの移動機構を有する磁気ディスク装置おいて、再生ヘ
    ッドがアドレスを再生する以前に、与えられた補正命令
    に従い、記録ヘッドと再生ヘッドとの位置誤差を補正す
    るように、ヘッドを移動する回路を有することを特徴と
    する磁気ディスク装置。
JP28878886A 1986-12-05 1986-12-05 磁気デイスク装置 Expired - Lifetime JPH07118072B2 (ja)

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JPS63142513A JPS63142513A (ja) 1988-06-14
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US5526201A (en) * 1992-03-31 1996-06-11 Fujitsu Limited Magnetic disk apparatus
US5715105A (en) * 1992-09-28 1998-02-03 Hitachi, Ltd. Method of and apparatus for recording on and reproducing from disk-type recording medium having recording tracks with sectors each having an ID area and a data area

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JPS63142513A (ja) 1988-06-14

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