JPS5944697B2 - 磁気記憶装置 - Google Patents

磁気記憶装置

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Publication number
JPS5944697B2
JPS5944697B2 JP4319575A JP4319575A JPS5944697B2 JP S5944697 B2 JPS5944697 B2 JP S5944697B2 JP 4319575 A JP4319575 A JP 4319575A JP 4319575 A JP4319575 A JP 4319575A JP S5944697 B2 JPS5944697 B2 JP S5944697B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
magnetic head
magnetic
core
signal
Prior art date
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Expired
Application number
JP4319575A
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English (en)
Other versions
JPS51118407A (en
Inventor
善久 加茂
泰裕 加藤
基 青井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4319575A priority Critical patent/JPS5944697B2/ja
Publication of JPS51118407A publication Critical patent/JPS51118407A/ja
Publication of JPS5944697B2 publication Critical patent/JPS5944697B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は記録媒体と磁気ヘッドが相対的に移動する磁気
記憶装置の位置決め機構に関するものである。
磁気ディスク記憶装置では記録媒体であるディスク面上
をその回転方向に沿つて分布する複数個のトラックに分
割し、磁気ヘッドを所定のトラックに位置決めし、情報
の記録、再生を行う。
磁気ヘッドを所定トラツクヘ位置決めするに際しては、
熱変位、磁気ヘッド取り付け精度などによりヘッドのト
ラックに対する位置ずれが発生する。記録時の磁気ヘッ
ドの位置ずれは隣接トラックの情報の消去をもたらす。
通常、隣接するトラック間の距離(トラックピッチ)に
対して磁気ヘッドのコア幅を小さくし、記録時の位置ず
れがある範囲内では隣接トラックの情報を再生不可能と
なるまで消去することを防いでいる。再生時に位置ずれ
が発生すると、隣接トラックの情報や古い情報を不要な
雑音として再生し、再生信号のS/Nの低下をもたらす
。S/Nの低下が大きくなると情報の弁別にエラーが発
生し、情報の再生が不可能となる。エラーを発生させな
いで情報が再生できるために許容される最大の位置ずれ
量をδmaxと呼ぶ。位置決め精度がδmax以下であ
れば情報の再生は可能である。δmaxの大きさは磁気
ヘッドのコア幅に依存する。すなわち、コア幅を狭くす
ると、コア幅に比例して再生信号は小さくなりS/Nが
低下し、かつ、磁気ヘッドの位置ずれに対してもコア幅
が小さいほどS /Nの低下する割合は大きく、δma
xは小さくなつてしまう。逆にδmaxを増すためにト
ラックピッチに対してコア幅を大きくすれば、上述の如
く記録時に隣接トラックの情報を消去するようになる。
これを防ぐにはトラックピッチを大きくしなければなら
ず、トラック密度は低下してしまう。本発明の目的は再
生時の位置決め精度を良くすることで、情報再生に必要
なδmaxの値を減じ、トラック密度を増すことである
上記目的を達成するため本発明は、記録媒体上に磁気的
に記録された情報を各々独立に検出するよう互いに他の
1つと非磁性体を介して結合された複数のコアと該コア
の各々に独立に巻かれた複数の巻線とから構成されてな
る磁気ヘツドを用い、各巻線からの出力の和を用いて情
報の再生を行うとともに少くとも2つの巻線からの出力
の差を用いて上記磁気ヘツドを位置決めすることを特徴
とする。
以下に本発明の原理を述べる。
第1図は本発明で使用する磁気ヘツドを示す。
この磁気ヘツドは非磁性体のスペーサ5をはさんで2つ
のコア10,15より成る。2つのコアのギヤツプ20
,25は二致するように作られ、各各のコアには巻線3
0,35が巻かれている。
各各のコアの巻線は第2図の如く、個別の再生増幅器(
リードアンプ)40,45と巻線に記録電流を流すため
の回路(ライトアンプ)50とにダイオードマトリツク
ス60を介して接続されている。ダイオードマトリツク
スは磁気ヘツドの選択と記録再生の切り換えを行うため
のものである。情報の記録はライトアンプによつて両方
の巻線30,35に同一の電流を流すことで行なわれる
。一般に、磁気ヘツドが記録媒体に情報を記録する幅は
磁気ヘツドのコア幅よりも広い。このコア幅よりも広が
つて記録する幅を両側に△wづつとすると、第1図のス
ペーサの幅を2△W程度にするならば、スペーサと対向
する記録媒体の部分にも情報は記録される。情報の再生
時には各コアの巻線からの信号は各々のリードアンプ4
0,45で増幅せられる。リードアンプの出力は加算回
路70と整流回路75,80に接続されている。加算回
路の出力は再生信号として用いられ、パルスに変換され
、弁別されて計算機本体に再生された情報として伝送さ
れる。整流回路の出力は減算回路90に入力され両方の
差が検出される。この出力はL.P.F.95に入力さ
れ、1ビツト単位の高周波成分は除去され、L.P.F
.の出力は位置ずれ量を示す量として用いられ、磁気ヘ
ツドの移動装置(たとえばボイスコイルモータ)100
に加えられる。記録トラツクに対して磁気ヘツドが位置
ずれなく位置決めされた時、リードアンプの出力波形は
たとえば第3図の105,110の如くなり両者は全く
同じ振幅を持つ。したがつて整流回路の出力115,1
20も同一振幅となり、両出力の差を示す減算回路の出
力は零となる。位置ずれが起きた場合、一方のコアから
の出力は位置ずれがない場合と同じであるが、他方のコ
アからの出力はそのコアが読む記録媒体上のトラツクの
幅に比例するので、たとえば第3図111の如く減少す
る。
したがつて整流波形も121の如くなり、減算回路の出
力には130の如き信号が発生する。L.P.F.で信
号130の高周波成分を取り除き位置決め用の信号とし
て用い、この信号が零となるように磁気ヘツド移動装置
で磁気ヘツドを移動させ位置決めを行う。磁気ヘツドが
位置ずれを起した時、前述した如く、隣接トラツクの情
報や古い情報を雑音として再生してしまう。この場合、
信号111には不要な情報が雑音として重畳する。この
時信号130にも重畳するが、この不要な情報は再生し
ようとする情報に対しては全くランダムであり、1ビツ
ト単位の早いものであるのでL.P.F.で取り除くこ
とができる。以上のように、本発明は記録された情報を
再生時にそのまま位置決め用の信号として用いるので極
めて高精度の位置決めができる。次に具体的な実施例に
ついて述べる。
本発明をデイスク枚数10枚、内一面を位置決め用の情
報の書かれているサーボデイスクとして用い、この情報
を基準として他の磁気ヘツドを位置決めるデイスク装置
に適用した。
本発明を適用する前の再生時の位置決め精度は±5.5
μであり、円周方向の記録密度を7300BPI(Bi
t/Inch)とすると、トラツク密度はδWO〉±5
.5μとするためには380TPI(Track/In
ch)が限界であつた。本発明を適用すると再生時の位
置決め精は±3.0μと改善し、7300BPIでトラ
ツク密度は450TPIまで向上した。本発明の原理お
よび具体例はすべて磁気デイスク記憶装置について説明
したが、本発明は磁気ドラム記憶装置、磁気テープ記憶
装置にも適用でき、記録される情報もデイジタル、アナ
ログをとわないことは明らかである。また、以上で2つ
のコアを用いて説明したが、一般には、複数個たとえば
3分割に分割されていてもよい。
この場合、左右の適当な2個以上のコアを用いて差動す
ればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で用いる磁気ヘツドを説明するための図
であり、記録再生のギヤツプ側から見たものである。 第2図は本発明の原理を説明するための図であり、第3
図は第2図の各回路の出力端で得られる信号波形を説明
するための図である。5・・・・・・非磁性体、10,
15・・・・・・磁気ヘツドコア、30,35・・・・
・・巻線、40,45・・・・・・再生増幅器、70・
・・・・・加算回路、90・・・・・・減算回路、10
0・・・・・・磁気ヘツド移動装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 記録媒体上に磁気的に記録された情報を各々独立に
    検出するよう互いに他の1つと非磁性体を介して結合さ
    れた複数のコアと該コアの各々に独立に巻かれた複数の
    巻線とから構成されてなる磁気ヘッドを備え、各巻線か
    らの出力の和を用いて情報の再生を行い、少くとも2つ
    の巻線からの出力の差を用いて上記磁気ヘッドを位置決
    めすることを特徴とする磁気記憶装置。
JP4319575A 1975-04-11 1975-04-11 磁気記憶装置 Expired JPS5944697B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4319575A JPS5944697B2 (ja) 1975-04-11 1975-04-11 磁気記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4319575A JPS5944697B2 (ja) 1975-04-11 1975-04-11 磁気記憶装置

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Publication Number Publication Date
JPS51118407A JPS51118407A (en) 1976-10-18
JPS5944697B2 true JPS5944697B2 (ja) 1984-10-31

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ID=12657128

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JP4319575A Expired JPS5944697B2 (ja) 1975-04-11 1975-04-11 磁気記憶装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5668964A (en) * 1979-11-05 1981-06-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Positioning system for magnetic head

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Publication number Publication date
JPS51118407A (en) 1976-10-18

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