JPH0711747U - 放電灯の給電部 - Google Patents

放電灯の給電部

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JPH0711747U
JPH0711747U JP4531793U JP4531793U JPH0711747U JP H0711747 U JPH0711747 U JP H0711747U JP 4531793 U JP4531793 U JP 4531793U JP 4531793 U JP4531793 U JP 4531793U JP H0711747 U JPH0711747 U JP H0711747U
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JP
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discharge lamp
power supply
conductive rubber
rubber socket
wire
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JP4531793U
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Inventor
允済 吉田
理 宮田
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Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のこの種の給電部においては、放電灯の
導入線を外部配線、基板或いは口金などに固着して電気
配線を行うものであったので、この導入線に外部からの
応力が伝わり易く、バルブとの気密性が損じるものとな
ってリークを生じ、信頼性などに問題点を生じていた。 【構成】 本考案により、バルブ11の端部に嵌着し導
入線12との接触孔2bが設けられた導電性ゴムソケッ
ト2と、該導電性ゴムソケット2の外径に嵌着するキャ
ップ状の金属口金3である放電灯10の給電部1とした
ことで、導入線12は導電性ゴムソケット2の接触孔2
b内で摺動自在として電気的接続が行われるものとな
り、組立途上においても使用途上においても一切にスト
レスを受けないものとしてリークの発生を防止し課題を
解決するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は冷陰極蛍光管など放電灯に関するものであり、詳細には細径であるな どの理由によりバルブの両端部から導入線で引出しが行われている放電灯に設け る給電部の構成に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の放電灯10における給電部の構成の例を示すものが図7〜図9 であり、先ず、図7に示す給電部90は放電灯10のバルブ11の両端部から引 出されている導入線12(図示は一方の端部で行う)に圧着スリーブ91で外部 配線92を接続し、更に絶縁性のゴムソケット93を被着させたものであり、前 記ゴムソケット93を基板などに適宜な手段で固定することで放電灯10の取付 と給電とが行われるものとなる。
【0003】 次いで、図8に示すものは前記導入線12を利用して給電と共にゴムソケット 81のプリント基板82への固定も行うものであり、前記導入線12をゴムソケ ット81に貫通させた後に下向きに略直角に折曲げ、前記プリント基板82を貫 通させて裏面ではんだ付けなどにより接続し、これにより給電部80を構成する ものである。
【0004】 また、図9に示す構成は前記導入線12を貫通させるための貫通孔71aが底 面に設けられたキャップ状の金属口金71を用いて給電部70を構成するもので あり、前記金属口金71を貫通孔71aに導入線12を貫通させる状態でバルブ 11の端部に被着し接着剤72で固定を行うもので、取付を行うときには図10 に示すように基板73側にホルダ74を予めに設けておき、前記金属口金71を ホルダ74に挟持させることで行うものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、図7および図8に示したものでは導入線12に直接に加工を行 うものであるので引張りなどの外部応力が加わり易く、これによりバルブ11と 導入線12との気密性が低下して放電灯10にリーク不良を生じ、歩留りが低下 する問題点を生じる。また、前記導入線12が圧着スリーブ91或いははんだ付 けなどにより外部構造と一体化されるので、放電灯10に交換の必要を生じたと きには困難な作業が要求されるものとなり、メンテナンス性が低下する問題点も 生じている。
【0006】 また、図9に示すものは確かにメンテナンス性の面では優れるが、点灯と消灯 とを繰り返すときの温度変化による接着剤72の膨張と収縮とにより、金属口金 71に接続された導入線12とバルブ11間にストレスを生じ、これにより使用 途上に次第に気密性が低下する所謂スローリークの現象を生じて信頼性が低下す る問題点を生じ、これらの点の解決が従来の構成の課題とされるものとなってい た。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記した従来の課題を解決するための具体的な手段として、バルブの 両端部から導入線で引出しが行われている放電灯に設けられる給電部において、 前記給電部は、前記バルブの端部に嵌着し前記導入線との接触孔が設けられた導 電性ゴムソケットと、該導電性ゴムソケットの外径に嵌着するキャップ状の金属 口金であることを特徴とする放電灯の給電部を提供することで課題を解決するも のである。
【0008】
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す実施例に基づいて詳細に説明する。尚、理解を容易 とするために従来例と同じ部分には同じ符号を付して説明し、重複する部分につ いては一部その説明を省略する。図1および図2に符号1で示すものは本考案に 係る給電部であり、この給電部1はバルブ11の両端部から導入線が引出される 構成とされた放電灯10に設けられるものである点は従来例のものと全くに同様 である。
【0009】 ここで、本考案においては前記給電部1を導電性ゴムソケット2と金属口金3 とで構成するものであり、先ず、前記導電性ゴムソケット2は例えばカーボンを 混入することで導電性を与えたゴム部材で、前記バルブ11の端部に内径で嵌着 する略キャップ状に形成され、その底面2aには導入線12の位置に対応して接 触孔2bが設けられるものとされている。
【0010】 また、前記金属口金3は前記導電性ゴムソケット2の外径に内径で嵌着する略 キャップ状に形成されるものであり,このときに前記金属口金3の底面3aには 切起こしなどの手段により端子部3bが設けられ、外部配線20との接続に備え るものとされている。
【0011】 尚、このときに前記バルブ11の外径と導電性ゴムソケット2の内径、導入線 12の線径と接触孔2bの孔径、導電性ゴムソケット2の外径と金属口金3の内 径などそれぞれが嵌着する部分には導電性ゴムソケット2が柔軟な部材で形成さ れていることからクリアランスを設ける必要はなく、寧ろ、作業性が低下しない 程度に内径側が大きく形成されていることが、保持性および電気的接触の確保の 面から必要である。
【0012】 上記の導電性ゴムソケット2と金属口金3とで給電部1を組立てるときには、 先ず前記導入線12を導電性ゴムソケット2の底面2aの厚みよりもやや短い長 さに切断し、前記導電性ゴムソケット2をバルブ11の端部に被着させると、前 記導入線12は自動的に接触孔2b内に挿入されるものとなる。
【0013】 その後に、前記導電性ゴムソケット2の外径に前記金属口金3を被着させれば 本考案の給電部1の組立ては完了するものとなる。尚、上記の組立手順は限定さ れるものでなく、先ず、導電性ゴムソケット2と金属口金3とを嵌着させ、その 後にバルブ11の端部に前記した組立が行われた導電性ゴムソケット2を被着さ せても良いものである。
【0014】 従って、前記放電灯10と給電部1とは着脱が自在なものとなるが、例えば使 用形態などにより放電灯10と給電部1との係着力が不足する場合には図3に示 すようにバルブ11の一部から外部配線20に至る範囲に熱収縮チューブ4を被 せ、収縮させて固定を行えば良い。また、図示は省略するが前記熱収縮チューブ 4を透明なものとする場合には全体を覆うものとしても良い。
【0015】 次いで、上記の構成とした本考案の給電部1の作用および効果について説明を 行えば、前記導入線12は接触孔2bを介して導電性ゴムソケット2に接触し、 この導電性ゴムソケット2は外径で金属口金3と接触しているので、端子部3b に取付けられた外部配線20からの電力は金属口金3から導電性ゴムソケット2 を介して放電灯10に給電されるものとなる。ここで、この考案を成すための考 案者による試験結果を述べれば、前記導電性ゴムソケット2は単位体積当りの抵 抗値が5Ω以下であれば放電灯10の点灯に何等に支障を来さないことが確認さ れている。
【0016】 また、上記の構成においては、導入線12と導電性ゴムソケット2との接続は 、導入線12が接触孔2b内に挿入されていることで行われているものであるの で、例えば温度変化などにより導入線12と導電性ゴムソケット2とに寸法差を 生じたときにも、導入線12は接触孔2b内で摺動自在であり、従って、導入線 12とバルブ11間とにストレスを与えることはない。同時に、上記の構成によ り給電部1と放電灯10とが固着されず、放電灯10の交換を容易とするものと なる。
【0017】 図4にに示すものは本考案の別な実施例であり、上記の構成に加えて更なる作 業効率の向上などを目的とし給電部1の一体化を図るものである。この目的に沿 うために前記導電性ゴムソケット2の外周には例えばボス状とした係着突起2c が設けられ、金属口金3には前記係着突起2cが嵌合する係着孔3cが設けられ ている。
【0018】 従って、放電灯10への組付に先立ち予めに導電性ゴムソケット2と金属口金 3とを嵌合させておけば、前記係着突起2cと係着孔3cにより両者は係着され て一体化された状態となっているので、放電灯10を挿着する工程のみで給電部 1の取付が行えるものとなり工程が単純化する。
【0019】 尚、本考案の実際の実施に当たっては、導電性ゴムソケット2の接触孔の形状 或いは金属口金3の端子部を設ける位置などの変更は自在であり、例えば図5に 示すように導電性ゴムソケット2の接触孔2dをスリット状のものとすれば、前 記導入線12を略U字状に折り返すものとして接触面積を増加させることが可能 となる。
【0020】 また、前記放電灯10がプリント基板21に取付けられるものである場合には 、図6に示すように端子部3dを金属口金3の外側面に形成し、この端子部3d を以てプリント基板21にはんだ付けなどで取付を行う脚柱と給電とを兼ねるも のとすれば良く、このような変更が本考案の要旨を損なうものでないことは言う までもない。
【0021】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案により、バルブの端部に嵌着し導入線との接触孔 が設けられた導電性ゴムソケットと、該導電性ゴムソケットの外径に嵌着するキ ャップ状の金属口金である放電灯の給電部としたことで、導入線は導電性ゴムソ ケットの接触孔内で摺動自在として電気的接続が行われるものとなり、組立途上 においても使用途上においても一切にストレスを受けないものとしてリークの発 生を防止し、歩留りの向上と信頼性の向上とに極めて優れた効果を奏するもので ある。
【0022】 また、前記放電管と導電性ゴムソケットとを、導入線を接触孔に挿入されるこ とで電気的接続が行われているものとしたことで、放電灯と給電部との着脱が自 在なものとなり、万一の放電灯の交換時にも工具などを用いることなく簡便に交 換が行えるものとしてメンテナンス性の向上にも極めて優れた効果を奏するもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る放電灯の給電部の一実施例を示
す斜視図である。
【図2】 図1のA―A線に沿う断面図である。
【図3】 放電灯と給電部との係止状態を示す断面図で
ある。
【図4】 同じく本考案の別な実施例を示す断面図であ
る。
【図5】 同じく本考案の、導電性ゴムソケットにおけ
る別な実施例を示す断面図である。
【図6】 同じく本考案の、金属口金における別な実施
例を示す断面図である。
【図7】 従来例を示す断面図である。
【図8】 別の従来例を示す断面図である。
【図9】 更に別の従来例を示す断面図である。
【図10】 従来例のプリント基板への取付の例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1……給電部 2……導電性ゴムソケット 2a……底面 2b、2d……接触孔 2c……係着突起 3……金属口金 3a……底面 3b、3d……端子部 3c……係着孔 4……熱収縮チューブ 10……放電灯 11……バルブ 12……導入線 20……外部配線 21……プリント基板

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブの両端部から導入線で引出しが行
    われている放電灯に設けられる給電部において、前記給
    電部は、前記バルブの端部に嵌着し前記導入線との接触
    孔が設けられた導電性ゴムソケットと、該導電性ゴムソ
    ケットの外径に嵌着するキャップ状の金属口金であるこ
    とを特徴とする放電灯の給電部。
  2. 【請求項2】 前記導電性ゴムソケットおよび金属口金
    の少なくとも一方には、この導電性ゴムソケットと金属
    口金とを係止する係止手段が設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の放電灯の給電部。
  3. 【請求項3】 前記金属口金には外部配線を接続するた
    めの端子部が設けられていることを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載の放電灯の給電部。
  4. 【請求項4】 前記放電灯のバルブと前記給電部とは熱
    収縮チューブにより固定が行われていることを特徴とす
    る請求項1、請求項2又は請求項3記載の放電灯の給電
    部。
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