JPH07117251A - 多色感熱記録装置 - Google Patents
多色感熱記録装置Info
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- JPH07117251A JPH07117251A JP26682093A JP26682093A JPH07117251A JP H07117251 A JPH07117251 A JP H07117251A JP 26682093 A JP26682093 A JP 26682093A JP 26682093 A JP26682093 A JP 26682093A JP H07117251 A JPH07117251 A JP H07117251A
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- Japan
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- color
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- recording apparatus
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
Abstract
(57)【要約】
【目的】サーマルプリンタの多色感熱記録方式における
多色（イエロー，シアン，マゼンタ，ブラック）の印字
を各回路素子を高速化しないで記録できるようにする。 【構成】融点の異なる２色以上の熱溶融性インクを積層
した熱記録用シートを加熱して印字する多色感熱記録装
置であって、画素毎の色を表わす色データ（ａ１，ａ
２，ｂ）を各駆動回路（３５−１，３５−２，…，３５
−ｎ）に分配するシフトレジスタおよびラッチ回路（３
０，３１，３２，３３，３４）と、通電時間を示す通電
時間信号（１１１〜１１４）のうちの１つをラッチ回路
からの色データによって選択し、その通電時間信号で発
熱抵抗体を駆動する駆動回路（３５−１〜３５−ｎ）と
を含んで構成される。
多色（イエロー，シアン，マゼンタ，ブラック）の印字
を各回路素子を高速化しないで記録できるようにする。 【構成】融点の異なる２色以上の熱溶融性インクを積層
した熱記録用シートを加熱して印字する多色感熱記録装
置であって、画素毎の色を表わす色データ（ａ１，ａ
２，ｂ）を各駆動回路（３５−１，３５−２，…，３５
−ｎ）に分配するシフトレジスタおよびラッチ回路（３
０，３１，３２，３３，３４）と、通電時間を示す通電
時間信号（１１１〜１１４）のうちの１つをラッチ回路
からの色データによって選択し、その通電時間信号で発
熱抵抗体を駆動する駆動回路（３５−１〜３５−ｎ）と
を含んで構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はサーマルプリンタに関
し、特に多色感熱記録方式のプリンタに関する。
し、特に多色感熱記録方式のプリンタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のプリンタの多色感熱記録
装置は、基本色となるイエロー，マゼンタ，シアンの３
色の中から、１色を記録用紙に発色させた後、記録用紙
を逆搬送させ、次の色を重ねて発色させる。この操作を
繰り返して３色を発色させ、多色化するものであった。
装置は、基本色となるイエロー，マゼンタ，シアンの３
色の中から、１色を記録用紙に発色させた後、記録用紙
を逆搬送させ、次の色を重ねて発色させる。この操作を
繰り返して３色を発色させ、多色化するものであった。
【０００３】しかし、この記録装置では各色毎に１ペー
ジ分を順次印刷しなければならないので時間がかかる欠
点がある。
ジ分を順次印刷しなければならないので時間がかかる欠
点がある。
【０００４】そこで、特開平１−２３７１６５号公報に
記載されるように、基材上に融点の異なる二種類以上の
熱溶融性インクを層状に塗布してなる転写シートを加熱
し、被転写体にこのインクを溶融転写するカラー熱転写
記録装置がある。この熱転写記録装置は、画信号の各画
素毎にサーマルヘッドから加わる熱量を変化させること
により異なる融点のインクを溶融するもので、サーマル
ヘッドの駆動パルスのパルス幅を変えることにより、イ
ンク層へ加える熱量を変化させるものである。
記載されるように、基材上に融点の異なる二種類以上の
熱溶融性インクを層状に塗布してなる転写シートを加熱
し、被転写体にこのインクを溶融転写するカラー熱転写
記録装置がある。この熱転写記録装置は、画信号の各画
素毎にサーマルヘッドから加わる熱量を変化させること
により異なる融点のインクを溶融するもので、サーマル
ヘッドの駆動パルスのパルス幅を変えることにより、イ
ンク層へ加える熱量を変化させるものである。
【０００５】図５は前述した公報に記載された記録装置
を示すブロック図、図６はその動作を示すタイムチャー
トである。
を示すブロック図、図６はその動作を示すタイムチャー
トである。
【０００６】図において、メモリ１０から読出された画
信号はパルス幅制御回路１１に入力される。この画信号
は、サーマルヘッド１３の発熱素子１３１…１３ｎが１
０２４個の場合、図６（ａ）に示されるように構成され
ている。すなわち、１０２４画素×４列＝４０９６ビッ
ト分のビットデータ（実線部分がビット「１」、点線部
分がビット「０」を示す）で１ライン分を構成してい
る。そして、カラー画素メモリ１０には、第列第１画
素，…第１０２４画素、第列第１画素…，第列第１
０２４画素の順に「１」，「０」のデータとして格納さ
れ、メモリ１０からこの順に読出される。この画信号が
第列からカラー画像メモリ１０より順次読出される
と、パルス幅制御回路１１内の１０２４画素分の格納領
域を有するシフトレジスタ１１ｂにクロックに同期させ
て順次ビット毎に移動して、最初第列の１０２４画素
分のデータが保持される。そして、第列の１０２４画
素分のデータがシフトレジスタ１１ｂに格納されたタイ
ミングで図示しない制御信号線を介してラッチ回路１１
ａにデータセット信号を入力することで、このシフトレ
ジスタ１１ｂに格納されたデータがラッチ回路１１ａに
セットされる。
信号はパルス幅制御回路１１に入力される。この画信号
は、サーマルヘッド１３の発熱素子１３１…１３ｎが１
０２４個の場合、図６（ａ）に示されるように構成され
ている。すなわち、１０２４画素×４列＝４０９６ビッ
ト分のビットデータ（実線部分がビット「１」、点線部
分がビット「０」を示す）で１ライン分を構成してい
る。そして、カラー画素メモリ１０には、第列第１画
素，…第１０２４画素、第列第１画素…，第列第１
０２４画素の順に「１」，「０」のデータとして格納さ
れ、メモリ１０からこの順に読出される。この画信号が
第列からカラー画像メモリ１０より順次読出される
と、パルス幅制御回路１１内の１０２４画素分の格納領
域を有するシフトレジスタ１１ｂにクロックに同期させ
て順次ビット毎に移動して、最初第列の１０２４画素
分のデータが保持される。そして、第列の１０２４画
素分のデータがシフトレジスタ１１ｂに格納されたタイ
ミングで図示しない制御信号線を介してラッチ回路１１
ａにデータセット信号を入力することで、このシフトレ
ジスタ１１ｂに格納されたデータがラッチ回路１１ａに
セットされる。
【０００７】次に、ゲート素子１２１ｂ，１２２ｂ，…
１２ｎｂに図示しない制御回路から１ｍｓの時間幅を有
するストローブ信号“Ｈ”を供給することにより、デー
タ「１」を保持しているラッチ回路の画素位置に対応す
るゲート素子が開き、対応するトランジスタが駆動され
る。すなわち、データは、第列目においては、第１，
第２，第４，第５画素…が「１」であるから、図６
（ｂ）に示されるように、ゲート素子１２１ｂ，１２２
ｂ，１２４ｂ，１２５ｂ…は１ｍｓの間、出力が“Ｈ”
になる。また、これと同時にシフトレジスタ１１ｂに
は、データ入力端子を介して与えられる第列目の１０
２４画素のデータが順次シフトされて格納され、そし
て、ラッチ回路１１ａにセットされる。尚、このシフト
レジスタ１１ｂの１０２４画素のシフト動作及びラッチ
回路１１ａへのセット動作は１ｍｓ以内に終了する。従
って、ストローブ信号は更に１ｍｓの間、その出力が
“Ｈ”となるのでゲート素子１２１ｂ，１２４ｂ，１２
５ｂ…が更に１ｍｓの間、その出力が“Ｈ”となる。
１２ｎｂに図示しない制御回路から１ｍｓの時間幅を有
するストローブ信号“Ｈ”を供給することにより、デー
タ「１」を保持しているラッチ回路の画素位置に対応す
るゲート素子が開き、対応するトランジスタが駆動され
る。すなわち、データは、第列目においては、第１，
第２，第４，第５画素…が「１」であるから、図６
（ｂ）に示されるように、ゲート素子１２１ｂ，１２２
ｂ，１２４ｂ，１２５ｂ…は１ｍｓの間、出力が“Ｈ”
になる。また、これと同時にシフトレジスタ１１ｂに
は、データ入力端子を介して与えられる第列目の１０
２４画素のデータが順次シフトされて格納され、そし
て、ラッチ回路１１ａにセットされる。尚、このシフト
レジスタ１１ｂの１０２４画素のシフト動作及びラッチ
回路１１ａへのセット動作は１ｍｓ以内に終了する。従
って、ストローブ信号は更に１ｍｓの間、その出力が
“Ｈ”となるのでゲート素子１２１ｂ，１２４ｂ，１２
５ｂ…が更に１ｍｓの間、その出力が“Ｈ”となる。
【０００８】以下、同様にして、第列目、第列目の
１０２４画素のデータに対応してゲート素子１２１ｂ，
１２４ｂ，１２５ｂ…が“Ｈ”となる。結局のところ、
第１画素、第４画素、第５画素目…の発熱素子は４ｍｓ
の時間だけ駆動され、第２画素目…の発熱素子は１ｍｓ
の時間だけ駆動され、また、第３画素目…の発熱素子は
全く駆動されない。
１０２４画素のデータに対応してゲート素子１２１ｂ，
１２４ｂ，１２５ｂ…が“Ｈ”となる。結局のところ、
第１画素、第４画素、第５画素目…の発熱素子は４ｍｓ
の時間だけ駆動され、第２画素目…の発熱素子は１ｍｓ
の時間だけ駆動され、また、第３画素目…の発熱素子は
全く駆動されない。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】上述した記録装置は、
１ライン分の画信号を記録するのに、メモリ１０から第
列から第列までの４列分のデータを１列ずつ４回高
速で読出して記録しなければならず、このためシフトレ
ジスタおよびラッチ回路は通常の４倍も高速なものが必
要となる。
１ライン分の画信号を記録するのに、メモリ１０から第
列から第列までの４列分のデータを１列ずつ４回高
速で読出して記録しなければならず、このためシフトレ
ジスタおよびラッチ回路は通常の４倍も高速なものが必
要となる。
【００１０】本発明の目的は、従来と異なる形式の画信
号を利用して、高速の回路素子を使用せずに記録できる
多色感熱記録装置を提供することにある。
号を利用して、高速の回路素子を使用せずに記録できる
多色感熱記録装置を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、基材上
に融点の異なる２色以上の熱溶融性インクを積層した感
熱記録用シートを加熱して印字する多色感熱記録装置で
あって、画素毎の色を表わす色データを画素毎に設けた
駆動回路に分配する手段と、熱溶融性インクを溶融する
ために必要な熱を発熱抵抗体から発生させるための駆動
信号のパルス幅を示すインクの色毎の複数の通電時間信
号を同時に入力し、分配手段からの色データに応じて対
応する色の通電時間信号を選択し、該選択された通電時
間信号で発熱抵抗体を駆動する駆動回路とを含む多色感
熱記録装置が得られる。
に融点の異なる２色以上の熱溶融性インクを積層した感
熱記録用シートを加熱して印字する多色感熱記録装置で
あって、画素毎の色を表わす色データを画素毎に設けた
駆動回路に分配する手段と、熱溶融性インクを溶融する
ために必要な熱を発熱抵抗体から発生させるための駆動
信号のパルス幅を示すインクの色毎の複数の通電時間信
号を同時に入力し、分配手段からの色データに応じて対
応する色の通電時間信号を選択し、該選択された通電時
間信号で発熱抵抗体を駆動する駆動回路とを含む多色感
熱記録装置が得られる。
【００１２】ここで、色データは、たとえば白色以外の
複数の色を示す第１の色データと、白色を示す第２の色
データを有し、分配手段は第１の色データと第２の色デ
ータを駆動回路に画素毎に分配して供給する。
複数の色を示す第１の色データと、白色を示す第２の色
データを有し、分配手段は第１の色データと第２の色デ
ータを駆動回路に画素毎に分配して供給する。
【００１３】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００１４】図１は本発明の多色感熱記録装置のブロッ
ク図である。図において、色データ変換回路１に入力す
る画信号は、画素毎にイエロー，マゼンダ，シアン，ブ
ラック，ホワイトの色を示す信号である。色データ変換
回路１は、画信号を画素毎に２ビットの第１の色データ
ａ１，ａ２と１ビットの第２の色データｂに変換し、デ
ータａ１，ａ２，ｂを画素毎に同時に出力するもので、
第２の色データｂは画素が色なし又はホワイトの場合
“０”，ホワイト以外の色の場合“１”となるデータ
で、第１の色データａ１，ａ２は画素の色がイエローの
場合“０，０”、マゼンダの場合“０，１”、シアンの
場合“１，０”およびブラックの場合“１，１”となる
データである。
ク図である。図において、色データ変換回路１に入力す
る画信号は、画素毎にイエロー，マゼンダ，シアン，ブ
ラック，ホワイトの色を示す信号である。色データ変換
回路１は、画信号を画素毎に２ビットの第１の色データ
ａ１，ａ２と１ビットの第２の色データｂに変換し、デ
ータａ１，ａ２，ｂを画素毎に同時に出力するもので、
第２の色データｂは画素が色なし又はホワイトの場合
“０”，ホワイト以外の色の場合“１”となるデータ
で、第１の色データａ１，ａ２は画素の色がイエローの
場合“０，０”、マゼンダの場合“０，１”、シアンの
場合“１，０”およびブラックの場合“１，１”となる
データである。
【００１５】メモリ２は第１の色データａ１，ａ２と第
２のデータｂをそれぞれ１ライン毎に記憶し、熱記録回
路３へ記憶したデータａ１，ａ２，ｂを同時に画素毎に
出力する。
２のデータｂをそれぞれ１ライン毎に記憶し、熱記録回
路３へ記憶したデータａ１，ａ２，ｂを同時に画素毎に
出力する。
【００１６】熱記録回路３は、第１，第２の色データａ
１，ａ２，ｂが表わす色毎に、異なるパルス幅でサーマ
ルヘッドを駆動することにより、互いに融点の異なるイ
エロー，マゼンダ，シアン，ブラックの４種類の色のイ
ンク層を積層したシートを加熱してカラー印刷するもの
である。
１，ａ２，ｂが表わす色毎に、異なるパルス幅でサーマ
ルヘッドを駆動することにより、互いに融点の異なるイ
エロー，マゼンダ，シアン，ブラックの４種類の色のイ
ンク層を積層したシートを加熱してカラー印刷するもの
である。
【００１７】図２は熱記録回路３の回路図、図３は熱記
録回路３に使用する複数の駆動回路のうちの１つの回路
図、図４は熱記録回路３の動作を示すタイムチャートで
ある。
録回路３に使用する複数の駆動回路のうちの１つの回路
図、図４は熱記録回路３の動作を示すタイムチャートで
ある。
【００１８】図において、熱記録回路３は、メモリ２か
らの第１の色データａ１とａ２をそれぞれ１ライン分蓄
積するシフトレジスタ３０，３１と、シフトレジスタ３
０，３１からの並列出力をラッチパルスｄによりラッチ
するラッチ回路３２，３３と、メモリ２からの第２の色
データｂを１ライン分蓄積するシフトレジスタおよびそ
のシフトレジスタの並列出力をラッチするラッチ回路を
有するレジスタおよびラッチ回路３４と、ラッチ回路３
１，３２の出力１０１，１０２とシフトレジスタおよび
ラッチ回路３４の出力に基づき、イエロー，マゼンダ，
シアン，ブラックの各色を印字するためのサーマルヘッ
ドの発熱抵抗体の通電時間を示す第１〜第４の通電時間
信号（以後、第１〜第４の信号と略称する）１１１〜１
１４のうち、１つを選択して発熱抵抗体を駆動すると共
に、ホワイトの場合は通電しない駆動回路３５−１，３
５−２，…３５−ｎ（ｎは１ライン分の画素数）とを含
む。
らの第１の色データａ１とａ２をそれぞれ１ライン分蓄
積するシフトレジスタ３０，３１と、シフトレジスタ３
０，３１からの並列出力をラッチパルスｄによりラッチ
するラッチ回路３２，３３と、メモリ２からの第２の色
データｂを１ライン分蓄積するシフトレジスタおよびそ
のシフトレジスタの並列出力をラッチするラッチ回路を
有するレジスタおよびラッチ回路３４と、ラッチ回路３
１，３２の出力１０１，１０２とシフトレジスタおよび
ラッチ回路３４の出力に基づき、イエロー，マゼンダ，
シアン，ブラックの各色を印字するためのサーマルヘッ
ドの発熱抵抗体の通電時間を示す第１〜第４の通電時間
信号（以後、第１〜第４の信号と略称する）１１１〜１
１４のうち、１つを選択して発熱抵抗体を駆動すると共
に、ホワイトの場合は通電しない駆動回路３５−１，３
５−２，…３５−ｎ（ｎは１ライン分の画素数）とを含
む。
【００１９】メモリ２からの第１の色データａ１，ａ２
は、シフトパルスｃに同期して１画素ずつシフトレジス
タ３０，３１にシフトして蓄積され、１ライン分の第１
の色データが蓄積されると、すべての第１の色データが
ラッチ回路３２，３３に出力されラッチされる。ここ
で、１ラインが１０２４画素とすると、シフトレジスタ
３０，３１はそれぞれ１０２４ビットのデータを蓄積
し、並列出力するものである。シフトレジスタ３０，３
１はラッチ回路３２，３３が並列データ１０１，１０２
を出力する間、次のラインの第１の色データの蓄積を開
始する。一方、メモリ２からの第２の色データｂは、第
１の色データａ１，ａ２と同じタイミングでレジスタお
よびラッチ回路３４に蓄積されラッチされる。ラッチ回
路３２，３３とレジスタおよびラッチ回路３４の出力
は、同時に駆動回路３５−１〜３５−ｎに供給される。
は、シフトパルスｃに同期して１画素ずつシフトレジス
タ３０，３１にシフトして蓄積され、１ライン分の第１
の色データが蓄積されると、すべての第１の色データが
ラッチ回路３２，３３に出力されラッチされる。ここ
で、１ラインが１０２４画素とすると、シフトレジスタ
３０，３１はそれぞれ１０２４ビットのデータを蓄積
し、並列出力するものである。シフトレジスタ３０，３
１はラッチ回路３２，３３が並列データ１０１，１０２
を出力する間、次のラインの第１の色データの蓄積を開
始する。一方、メモリ２からの第２の色データｂは、第
１の色データａ１，ａ２と同じタイミングでレジスタお
よびラッチ回路３４に蓄積されラッチされる。ラッチ回
路３２，３３とレジスタおよびラッチ回路３４の出力
は、同時に駆動回路３５−１〜３５−ｎに供給される。
【００２０】図４に示すように、ラッチ回路３２，３３
とレジスタおよびラッチ回路３４がそれぞれ１ライン分
の第１，第２の色データを並列出力する間、第１〜第４
の信号１１１〜１１４の２周期分が駆動回路３５−１〜
３５−ｎに供給される。第１〜第４の信号の最初の１周
期では、選択信号１４１−１によって駆動回路３５−１
〜３５−ｉが選択され、第１〜第４の信号の次の１周期
では、選択信号１４１−２によって駆動回路３５−（ｉ
＋１）〜３５−ｎが選択される。ここで、ｉ＝ｎ／２で
ある。このように、選択信号１４１−１，１４１−２に
よって駆動回路の駆動を分ける理由は、１ライン分の発
熱抵抗体列を同時に駆動すると一度に多くの電流が流
れ、電源容量を大きくしなければならないからである。
とレジスタおよびラッチ回路３４がそれぞれ１ライン分
の第１，第２の色データを並列出力する間、第１〜第４
の信号１１１〜１１４の２周期分が駆動回路３５−１〜
３５−ｎに供給される。第１〜第４の信号の最初の１周
期では、選択信号１４１−１によって駆動回路３５−１
〜３５−ｉが選択され、第１〜第４の信号の次の１周期
では、選択信号１４１−２によって駆動回路３５−（ｉ
＋１）〜３５−ｎが選択される。ここで、ｉ＝ｎ／２で
ある。このように、選択信号１４１−１，１４１−２に
よって駆動回路の駆動を分ける理由は、１ライン分の発
熱抵抗体列を同時に駆動すると一度に多くの電流が流
れ、電源容量を大きくしなければならないからである。
【００２１】駆動回路３５−１〜３５−ｎは、それぞれ
図３に示すように、ゲート１２１〜１２６と発熱抵抗体
１４０とを有する。ゲート１２１〜１２４に供給される
第１〜第４の信号１１１，１１２，１１３，１１４は、
それぞれ図４に示すようにイエロー，マゼンダ，シア
ン，ブラックに対応する通電時間ｔ１，ｔ２，ｔ３，ｔ
４を示す信号で、各ゲート１２１〜１２４へ一定周期で
同時に立上げるように供給される。一方、ゲート１２１
〜１２４には、ラッチ回路３２，３３から１画素分の第
１の色データ１０１，１０２が第１〜第４の信号１１１
〜１１４の２周期期間供給され、第１の色データ１０
１，１０２がイエロー“０，０”のとき、ゲート１２１
が開き、マゼンダ“１，０”のときゲート１２２、シア
ン“０，１”のときゲート１２３、ブラック“１，１”
のときゲート１２４がそれぞれ開く。各ゲート１２１〜
１２４の出力は、ＯＲゲート１２５を介してＡＮＤゲー
ト１２６に供給される。したがって、ＯＲゲート１２５
からは第１〜第４の信号１１１〜１１４のうちの１つが
出力される。ＡＮＤゲート１２６は、ＯＲゲート１２５
の出力とレジスタおよびラッチ回路３４からの第２の色
データと選択信号１４１−１（又は１４１−２）とを入
力するもので、駆動回路３３−１〜３３−ｉのＡＮＤゲ
ート１２６は選択信号１４１−１，駆動回路３３（ｉ＋
１）〜３３−ｎのＡＮＤゲート１２６は、選択信号１４
１−１，駆動回路３３−（ｉ＋１）〜３３−ｎのＡＮＤ
ゲート１２６は選択信号１１４−２によってそれぞれ選
択される。また、ホワイトすなわち何も色をつけないと
きには、第２の色データｂが“０”になるので、ＡＮＤ
ゲート１２６が閉じ発熱抵抗体１４０は発熱しない。
図３に示すように、ゲート１２１〜１２６と発熱抵抗体
１４０とを有する。ゲート１２１〜１２４に供給される
第１〜第４の信号１１１，１１２，１１３，１１４は、
それぞれ図４に示すようにイエロー，マゼンダ，シア
ン，ブラックに対応する通電時間ｔ１，ｔ２，ｔ３，ｔ
４を示す信号で、各ゲート１２１〜１２４へ一定周期で
同時に立上げるように供給される。一方、ゲート１２１
〜１２４には、ラッチ回路３２，３３から１画素分の第
１の色データ１０１，１０２が第１〜第４の信号１１１
〜１１４の２周期期間供給され、第１の色データ１０
１，１０２がイエロー“０，０”のとき、ゲート１２１
が開き、マゼンダ“１，０”のときゲート１２２、シア
ン“０，１”のときゲート１２３、ブラック“１，１”
のときゲート１２４がそれぞれ開く。各ゲート１２１〜
１２４の出力は、ＯＲゲート１２５を介してＡＮＤゲー
ト１２６に供給される。したがって、ＯＲゲート１２５
からは第１〜第４の信号１１１〜１１４のうちの１つが
出力される。ＡＮＤゲート１２６は、ＯＲゲート１２５
の出力とレジスタおよびラッチ回路３４からの第２の色
データと選択信号１４１−１（又は１４１−２）とを入
力するもので、駆動回路３３−１〜３３−ｉのＡＮＤゲ
ート１２６は選択信号１４１−１，駆動回路３３（ｉ＋
１）〜３３−ｎのＡＮＤゲート１２６は、選択信号１４
１−１，駆動回路３３−（ｉ＋１）〜３３−ｎのＡＮＤ
ゲート１２６は選択信号１１４−２によってそれぞれ選
択される。また、ホワイトすなわち何も色をつけないと
きには、第２の色データｂが“０”になるので、ＡＮＤ
ゲート１２６が閉じ発熱抵抗体１４０は発熱しない。
【００２２】以上のように、選択信号１４１−１，１４
１−２によって選択された駆動回路は、ラッチ回路３
２，３３からの第１の色データ１０１，１０２に応じて
通電時間を示す第１〜第４の信号１１１〜１１４の１つ
を選択し、回路３４からの第２色データに応じてホワイ
トのときには、通電しないように発熱抵抗体１４０の通
電時間を制御する。
１−２によって選択された駆動回路は、ラッチ回路３
２，３３からの第１の色データ１０１，１０２に応じて
通電時間を示す第１〜第４の信号１１１〜１１４の１つ
を選択し、回路３４からの第２色データに応じてホワイ
トのときには、通電しないように発熱抵抗体１４０の通
電時間を制御する。
【００２３】本実施例では、１ラインの第１，第２色デ
ータを複数回に分けることなく１度にシフトレジスタお
よびラッチ回路に供給するので、従来技術に比べ１／４
の速度のシフトレジスタとラッチ回路を使用することが
でき、記録の高速化に対応できる。
ータを複数回に分けることなく１度にシフトレジスタお
よびラッチ回路に供給するので、従来技術に比べ１／４
の速度のシフトレジスタとラッチ回路を使用することが
でき、記録の高速化に対応できる。
【００２４】なお、本実施例では選択信号１４１−１，
１４１−２によって、１ラインを２回に分けて記録した
が、２回に限らず、３，４回に分けて記録するようにし
てもよい。また、本発明は記録方式が熱転写式と感熱記
録式のどちらにも適用できる。
１４１−２によって、１ラインを２回に分けて記録した
が、２回に限らず、３，４回に分けて記録するようにし
てもよい。また、本発明は記録方式が熱転写式と感熱記
録式のどちらにも適用できる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、画素の色
を表わす色データによって異なる通電時間を示す第１〜
第４の信号の１つを選択し、その信号によって発熱抵抗
体を駆動するので、色データを複数の記録タイミングに
分ける必要がなく、高速のシフトレジスタおよびラッチ
回路を使用する必要がない。したがって、記録速度の高
速化に対応できる効果がある。
を表わす色データによって異なる通電時間を示す第１〜
第４の信号の１つを選択し、その信号によって発熱抵抗
体を駆動するので、色データを複数の記録タイミングに
分ける必要がなく、高速のシフトレジスタおよびラッチ
回路を使用する必要がない。したがって、記録速度の高
速化に対応できる効果がある。
【図１】本発明の多色感熱記録装置の一実施例のブロッ
ク図
ク図
【図２】図１に示す熱記録装置の熱記録回路の回路図
【図３】図２に示す熱記録回路内の複数の駆動回路のう
ちの１つを示す回路図
ちの１つを示す回路図
【図４】図２に示す熱記録回路の動作を示すタイムチャ
ート
ート
【図５】従来の熱記録回路のブロック図
【図６】図５の熱記録回路の動作を示すタイムチャート
１ 色データ変換回路 ２ メモリ ３ 熱記録回路
Claims (6)
- 【請求項１】 基材上に融点の異なる２色以上の熱溶融
性インクを積層した感熱記録用シートを加熱して印字す
る多色感熱記録装置において、 画素毎の色を表わす色データを画素毎に設けた駆動回路
に分配する手段と、 前記熱溶融性インクを溶融するために必要な熱を発熱抵
抗体から発生させるための駆動信号のパルス幅を示すイ
ンクの色毎の複数の通電時間信号を同時に入力し、前記
分配手段からの色データに応じて、対応する色の通電時
間信号を選択し、該選択された通電時間信号で前記発熱
抵抗体を駆動する前記駆動回路とを含む多色感熱記録録
装置。 - 【請求項２】 前記色データは白色以外の複数の色を示
す第１の色データと、白色を示す第２の色データを有
し、前記分配手段は前記第１の色データと前記第２の色
データを前記駆動回路に画素毎に分配して供給すること
を特徴とする請求項１に記載された多色感熱記録装置。 - 【請求項３】 前記駆動回路は、前記第１の色データに
応じて対応する色の通電時間信号を選択する選択回路
と、白色を示す前記第２の色データが供給されるとき、
前記発熱抵抗体を通電しない通電停止回路とを含む請求
項２に記載された多色感熱記録装置。 - 【請求項４】 前記選択回路は、前記各通電時間信号と
前記第１の色データとを入力する複数のゲート回路を有
する請求項３に記載された多色感熱記録装置。 - 【請求項５】 前記第１の色データが示す色は、イエロ
ー，マゼンダ，シアン，ブラックの４色で、前記選択回
路は該４色それぞれに対応する４つの前記通電時間信号
のうちの１つの前記第１の色データで選択することを特
徴とする請求項３に記載された多色感熱記録装置。 - 【請求項６】 前記分配手段は、前記色データを１ライ
ン分蓄積し並列出力するシフトレジスタと、前記シフト
レジスタに蓄積された１ライン分の色データの並列出力
をラッチするラッチ回路とを有し、前記ラッチ回路の出
力を前記駆動回路に画素毎に分配して供給することを特
徴とする請求項１に記載された多色感熱記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26682093A JPH07117251A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 多色感熱記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26682093A JPH07117251A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 多色感熱記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07117251A true JPH07117251A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=17436123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26682093A Pending JPH07117251A (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 多色感熱記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07117251A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1622353A1 (en) | 2004-07-30 | 2006-02-01 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Print head driving apparatus usable with an ink-jet printer and semiconductor circuit board to implement the print head driving apparatus |
| WO2023210624A1 (ja) * | 2022-04-28 | 2023-11-02 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置及び印刷方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61193870A (ja) * | 1985-02-22 | 1986-08-28 | Tokyo Electric Co Ltd | 計量印字装置 |
| JPS63145056A (ja) * | 1986-12-10 | 1988-06-17 | Oki Electric Ind Co Ltd | 熱転写式カラ−記録装置 |
| JPH02253983A (ja) * | 1989-03-29 | 1990-10-12 | Nec Eng Ltd | 熱転写型プリンタ |
| JPH0569682A (ja) * | 1991-09-17 | 1993-03-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | 多色感熱記録方法および装置 |
-
1993
- 1993-10-26 JP JP26682093A patent/JPH07117251A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61193870A (ja) * | 1985-02-22 | 1986-08-28 | Tokyo Electric Co Ltd | 計量印字装置 |
| JPS63145056A (ja) * | 1986-12-10 | 1988-06-17 | Oki Electric Ind Co Ltd | 熱転写式カラ−記録装置 |
| JPH02253983A (ja) * | 1989-03-29 | 1990-10-12 | Nec Eng Ltd | 熱転写型プリンタ |
| JPH0569682A (ja) * | 1991-09-17 | 1993-03-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | 多色感熱記録方法および装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1622353A1 (en) | 2004-07-30 | 2006-02-01 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Print head driving apparatus usable with an ink-jet printer and semiconductor circuit board to implement the print head driving apparatus |
| WO2023210624A1 (ja) * | 2022-04-28 | 2023-11-02 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置及び印刷方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970624 |