JPH07116889B2 - 側面段付開口枠の製造方法 - Google Patents

側面段付開口枠の製造方法

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JPH07116889B2
JPH07116889B2 JP1128295A JP12829589A JPH07116889B2 JP H07116889 B2 JPH07116889 B2 JP H07116889B2 JP 1128295 A JP1128295 A JP 1128295A JP 12829589 A JP12829589 A JP 12829589A JP H07116889 B2 JPH07116889 B2 JP H07116889B2
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reverse
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grooves
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decorative member
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Inventor
長生 坂谷
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坂谷木材株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、建築物のドア枠その他適宜仕切壁等の開口枠
において、特に側面段付開口枠の製造方法に関するもの
である。
【従来技術】
従来の建築物のドア枠等における開口枠としては、例え
ば第5図に示す如く、第1の基板1の表面に第1の化粧
シート2を貼着して構成した第1の化粧板3の裏面所定
個所に、複数条の逆V溝4を形成し、上記第1の化粧板
3を断面略方形の第1の芯材5の上面から側面および下
面の切欠部にまで上記逆V溝4を折曲して接着剤で接着
固定した第1の化粧部材7に、第2の基板8の表面に第
2の化粧シート9を貼着して構成した第2の化粧板10の
裏面所定個所に、複数条の逆V溝11を形成し、上記第2
の化粧板10を第2の芯材12の上面から下面まで上記逆V
溝11を折曲して接着剤で接着固定した第2の化粧部材13
を重ねて接着剤で接着固定したものがある。 上記第1の化粧部材7の横巾寸法は、第2の化粧部材13
の横巾寸法より2t分だけ長くなっている。これら第1の
化粧部材7と第2の化粧部材13とを、それぞれの中心を
合わせて固定することにより開口枠の両側面には、段部
14が形成されることになる。 上記第1の化粧部材7の上面中央には、戸当たり部材15
が突設されている。16はドア、17は取手である。
【発明が解決しようとする課題】
ところが、第5図に示すような従来品は、それぞれ横巾
寸法の異なる第1の化粧部材7と第2の化粧部材13とを
重ね合わせて、両側面に均一な段部14を形成するように
したので、製作に際し、前記段部14を左右均一なものと
するためには、両部材の中心をそれぞれ正確に合わせる
ことが厄介であり、そのため製作工数が多くなり、材料
も増大する等の問題点があった。 また、製品化後は、乾燥等により両化粧部材の貼合わせ
部にスキ間ができ、外観不良となり、はがれ易くなる等
の問題点があった。
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決することを目的とし、基板の裏
面側の所定個所に基板の側辺と平行に少なくとも2条の
逆V溝を形成するとともに、この2条の逆V溝から所定
距離離間した位置に少なくとも1条の逆V溝と、この1
条の逆V溝に並べて基板の側辺側に段部および接着剤注
入可能な空洞部形成用逆V溝ならびにコーナー部形成用
逆V溝を有する 形状溝とを形成した化粧部材を、複数のコーナー部を有
する断面略方形の芯材の上面から両側面および下面にま
で、上記少なくとも2条の逆V溝、少なくとも1条の逆
V溝、 形状溝をそれぞれ折曲して両側面に段部を形成しながら
上記芯材に接着剤で接着固定してなることを特徴とする
ものである。
【実施例】
第1図乃至第3図は本発明方法で製造する側面段付開口
枠の一実施例を示し、第1図は本発明の側面段付開口枠
の使用状態を示す正面図、第2図は第1図のA−A線に
沿う横断平面図、第3図は本発明の側面段付開口枠を構
成する化粧部材の展開断面図である。 図中、18は本発明の製造方法で製造した側面段付開口枠
であり、第1図示のようにドア開口部に取付けられ、ド
ア16はヒンジ19により側面段付開口枠18に取付けられて
いる。20は複数のコーナー部20′、20″を有する断面略
方形の芯材で、例えば塩ビ合板からなっている。 21は第3図に示す如く、例えば、塩ビ合板等の基板22の
評塩に化粧シート23を貼着してある化粧部材で、この化
粧部材21の基板22の裏面側の所定個所には、基板22の側
辺と平行に化粧シート23を除外して2条の逆V溝24を形
成するとともに、この2条の逆V溝24から所定距離離間
した位置に1条の逆V溝25と、この1条の逆V溝に並べ
て基板の側辺側に段部および接着材注入可能な空洞部形
成用逆V溝26′ならびにコーナー部形成用逆V溝26″を
有する 形状溝26とを形成する。 上記2条の逆V溝24は、上記芯材20のコーナー部20′の
位置で化粧部材21が折曲するように形成されている。ま
た上記1条の逆V溝25は、芯材20の両側面20″の所定位
置で段部27を一体に形成するように形成されている。さ
らに上記 形状溝26は、この 形状溝26のうちの段部および接着剤注入可能な空洞部形
成用逆V溝26′が折曲した時に接着剤を注入しうる空洞
部28を形成するように形成され、コーナー部形成用逆V
溝26″が芯材20のコーナー部20″の位置で折曲するよう
に形成されている。 次に作用について説明する。本発明の製造方法で側面段
付開口枠18を製作する際は、先ず、基板22の表面に化粧
シート23を貼着し、裏面側に2条の逆V溝24、1条の逆
V溝25および 形状溝26を形成した化粧部材21を上記芯材20の上面から
両側面および下面まで折曲し、接着剤で接着固定する。 さらに詳述すると、上記化粧部材21は芯材20のコーナー
部20′の位置で2条の逆V溝24によって折曲され、側面
20″の位置で1条の逆V溝25および 形状溝26の段部および接着材注入可能な空洞部形成用逆
V溝26′によって段部27および空洞部28が形成されると
ともに、コーナー部20″の位置で 形状溝26のコーナー部形成用逆V溝26″によって折曲さ
れ、接着剤で一体に接着固定される。本実施例におい
て、上記空洞部28に接着剤を注入すれば上記段部27は、
はがれにくくなる。しかる後、上記化粧部材21および芯
材20の略中央に凹条部29が形成され、この凹条部29に戸
当たり部材15の下方凸条部15′が嵌入取付けられる。 第4図は、本発明の方法で使用する化粧部材の他の実施
例を示すもので、化粧シートを使用しない場合の化粧部
材30である。この化粧部材30は、基板31の表面側にわず
かな肉薄部31′を残して裏面側に第3図の場合と全く同
様の2条の逆V溝24、1条の逆V溝25、 形状溝26をそれぞれ形成したものである。
【効果】
以上説明したように本発明の側面段付開口枠の製造方法
によれば、基板の裏面側の所定個所に基板の側辺と平行
に少なくとも2条の逆V溝を形成するとともに、この2
条の逆V溝から所定距離離間した位置に少なくとも1条
の逆V溝と、この1条の逆V溝に並べて基板の側辺側に
段部および接着剤注入可能な空洞部形成用逆V溝ならび
にコーナー部形成用逆V溝を有する 形状溝とを形成した化粧部材を、複数のコーナー部を有
する段面略方形の芯材の上面から両側面および下面にま
で、上記少なくとも2条の逆V溝、少なくとも1条の逆
V溝、 形状溝をそれぞれ折曲して両側面に段部を形成しながら
上記芯材に接着剤で接着固定してなるものであるから、
開口枠の両側面に段部を一体に簡単にして確実に形成す
ることができ、寸法合わせが必要でなく、材料も少なく
なるばかりでなく、製作工数を減少することができ、し
かも製作された側面段付開口枠は外観的にも美感を呈す
る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明方法で製造する側面段付開口
枠の一実施例を示し、第1図は本発明の側面段付開口枠
の使用状態を示す正面図、第2図は第1図のA−A線に
沿う横断平面図、第3図は本発明の側面段付開口枠を構
成する化粧部材の展開断面図、第4図は本発明の方法で
使用する化粧部材の他の実施例を示す展開断面図、第5
図を従来の開口枠の横断平面図である。 18……側面段付開口枠、20……芯材、21……化粧部材、
22……基板、23……化粧シート、24,25……逆V溝、26
…… 形状溝、26′……段部および接着剤注入可能な空洞部形
成用逆V溝、26″……コーナー部形成用逆V溝、27……
段部、28……空洞部、30……化粧部材、31……基板、3
1′……肉薄部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の裏面側の所定個所に基板の側辺と平
    行に少なくとも2条の逆V溝を形成するとともに、この
    2条の逆V溝から所定距離離間した位置に少なくとも1
    条の逆V溝と、この1条の逆V溝に並べて基板の側辺側
    に段部および接着剤注入可能な空洞部形成用逆V溝なら
    びにコーナー部形成用逆V溝を有する 形状溝とを形成した化粧部材を、複数のコーナー部を有
    する断面略方形の芯材の上面から両側面におよび下面に
    まで、上記少なくとも2条の逆V溝、少なくとも1条の
    逆V溝 形状溝をそれぞれ折曲して両側面に段部を形成しながら
    上記芯材に接着剤で接着固定してなることを特徴とする
    側面段付開口枠の製造方法。
JP1128295A 1989-05-22 1989-05-22 側面段付開口枠の製造方法 Expired - Lifetime JPH07116889B2 (ja)

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JPH02308080A JPH02308080A (ja) 1990-12-21
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JPS6458737A (en) * 1987-08-27 1989-03-06 Nat House Ind Joint structure of internal angle

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JPH02308080A (ja) 1990-12-21

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