JPH0562693U - 化粧枠材 - Google Patents

化粧枠材

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JPH0562693U
JPH0562693U JP1098592U JP1098592U JPH0562693U JP H0562693 U JPH0562693 U JP H0562693U JP 1098592 U JP1098592 U JP 1098592U JP 1098592 U JP1098592 U JP 1098592U JP H0562693 U JPH0562693 U JP H0562693U
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JP
Japan
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core material
cover
decorative
piece
covering
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Application number
JP1098592U
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English (en)
Inventor
冨久美 清水
Original Assignee
株式会社アサヒハウス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 化粧枠材の生産性の向上及び製造コストの低
減を図る。 【構成】 断面矩形状をなす芯材2の前面部3及びそれ
に連なる一方の側面部5を合成樹脂製の化粧カバー6を
以て被覆する。又芯材の他の面部には必要に応じて化粧
シート材17を貼着する。化粧カバー6は、芯材の前面
部3を覆う前面の覆片12に芯材の側面部15を覆う側
面の覆片13を連設した断面L字状をなす。又前面の覆
片12には、芯材2に設けられた係止溝11に押入せし
められる係止突条15が該覆片に対して略直角に突設さ
れている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、生産性の向上及び製造コストの低減を期しうる化粧枠材に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
断面矩形状をなす芯材の表面部を化粧材で被覆してなる従来の化粧枠材は、例 えば図7に示す如く、長さ方向に連続する割り溝aが設けられた角筒状をなす合 成樹脂製の化粧カバーbを以って芯材cを被覆したものであり、その製造に際し ては、図8に示す如く、割り溝aにおいて化粧カバーbを無理やり大きく開いて その内部に芯材cを挿入するとともに、芯材cと化粧カバーbとの間に接着剤を 介在させ、両者を密着状態に押さえて一定時間養生する必要があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そのため、化粧カバーを芯材に被せにくく作業能率が悪かった。又、化粧カバ ーが筒状に形成されていて、可視面として重要視されない枠材裏面部をも同時に 被覆することとしていたため、その分材料費が高く付いた。加えて接着剤の養生 のために特別な設備が必要となり、以上のようなことから生産性が悪く又製造コ ストの上昇を招く問題があった。 本考案は、係る問題点を解決しうる化粧枠材の提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る化粧枠材1は、芯材2の前面部3及びそれに連なる一方の側面部 5を合成樹脂製の化粧カバー6を以て被覆するとともに、芯材のその他の面部に は必要に応じて化粧シート材17を貼着してなる。該化粧カバー6は、芯材の前 面部3を覆う前面の覆片12に芯材の側面部5を覆う側面の覆片13を連設して なる断面L字状をなし、前面の覆片12及び側面の覆片13の何れか一方には、 芯材2に設けられた係止溝11に押入せしめられる係止突条15が該覆片に対し て略直角に突設されていることを特徴とするものである。
【0005】 又本考案に係る化粧枠材1の他は、芯材2の前面部3及びそれに連なる両側面 部19,20を合成樹脂製の化粧カバー6を以て被覆するとともに、芯材のその 他の面部には必要に応じて化粧シート材17を貼着してなる。該化粧カバー6は 、芯材の前面部3を覆う前面の覆片12の両側縁に、芯材の両側面部19,20 を覆う側面の覆片21,22の夫々を略直角に連設してなり、前面の覆片12、 側面の覆片21、側面の覆片22の内の何れか一には、芯材2に設けられた係止 溝11に押入せしめられる係止突条15が該覆片に対して略直角に突設されてい ることを特徴とするものである。該側面の覆片21,22のいずれか一方は、芯 材の側面部の所要幅部分を覆うものとして構成されることもある。
【0006】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1実施例 図1〜2において本考案に係る化粧枠材1は、それが例えば家具の扉枠材とし て応用された場合を示すものであり、芯材2の前面部3及びそれに連なる外側の 側面部5を化粧カバー6を以て被覆してなる。
【0007】 該芯材2は断面矩形状をなし、外側のコーナ部分が隅切部7とされるとともに 、内側のコーナ部分は、鏡板9を取り付けるための切欠部10とされており、又 その平坦な前面部の長手中央部位には係止溝11が設けられている。
【0008】 又化粧カバー6は、芯材の前面部3を覆う前面の覆片12に芯材の外側の側面 部5を覆う側面の覆片13を連設してなる断面L字状をなす。本実施例において は、前面の覆片12は大小の湾曲突面部を連ねた凹凸感のある装飾面部として形 成されるとともに、前面の覆片12と側面の覆片13の接続部分は芯材の隅切部 7に沿う湾曲面部とされている。又前面の覆片12の裏面部長手中央部分には、 芯材2の前記係止溝11に押入せしめられる係止突条15を該覆片12に対して 略直角に突設してなる。なお該係止突条15の基端寄り部位には、係止溝11の 両側縁部分と当接しうる規制片16,16が逆方向に突設されている。
【0009】 然して図3に示す如く、前面の覆片12が芯材の前面部3に又側面の覆片13 が芯材の側面部5に夫々向かい合うようにして、係止突条15の先端を係止溝1 1の入口端に当てがって後、前面の覆片12を前面部3に押し付けると、係止突 条15が係止溝11に押入されて規制片16,16が係止溝11の両側縁部分と 当接した状態となる。そして前面の覆片12の押し付けに伴い、側面の覆片13 は芯材の側面部5を被覆する。このように芯材に装着された化粧カバー6は、図 1に示す如く、係止突条15が係止溝11に係合して芯材2に固定された状態と なる。
【0010】 そして芯材のその他の面部、本実施例においては切欠部10を除く芯材の後面 部及び切欠部10を除く芯材の内側の側面部に、化粧シート材17を貼着する。
【0011】 なお本実施例において、係止突条が側面の覆片の裏面部に設けられることもあ り、その場合、芯材の側面部に設けられた係止溝に嵌入せしめられる係止突条が 該覆片に対して略直角に突設する如く設けられる。
【0012】第2実施例 図4は、本考案に係る化粧枠材1の他の実施例を説明するものであり、化粧カ バー6は、芯材2の前面部3を覆う前面の覆片12の両側縁に、芯材の両側面部 19,20を覆う側面の覆片21,22の夫々を略直角に連設してなり、側面の 覆片21,22の長さが略等しい断面コ字状をなす。又前面の覆片12には、芯 材2の前面部3の長手中央部分に設けられた係止溝11に押入せしめられる係止 突条15を該覆片に対して略直角に突設してなる。
【0013】 該化粧カバー6は、前記と同様にして、係止突条15の先端を係止溝11の入 口端に当てがって後、前面の覆片12を芯材の前面部3に押し付け、これによっ て、前面の覆片12が芯材の前面部3を被覆し且つ側面の覆片21,22が芯材 の側面部19,20を被覆した状態とする。そして芯材の後面部23には化粧シ ート材17を貼着する。なお本実施例において、一方の側面の覆片21あるいは 他方の側面の覆片22の裏面において、芯材の側面部に設けられた係止溝に押入 せしめられる係止突条が該覆片に対して略直角に突設されることもある。
【0014】 図5は、前面の覆片12の両側縁に側面の覆片21,22の夫々を略直角に連 設してなる化粧枠材1の他の実施例を説明するものであり、側面の覆片21,2 2の長さが異なる。内側の側面の覆片21は、切欠部を除く芯材の内側の側面部 19を被覆し、外側の側面の覆片22は、芯材の外側の側面部20の全体を被覆 する。又係止突条15は図4におけると同様に設けられている。
【0015】その他 図6は、合板をもって形成された芯材2を例示するものであり、単板25の多 数を、その幅方向を芯材厚さ方向に向けて、芯材幅方向に順次貼り合わせて形成 してなる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成しているため、化粧カバーを芯材に装着する作業を 無理なく能率的に行うことができる。又化粧カバーによる被覆は主たる可視面だ けとし、その他の部分は比較的安価な化粧シート材で被覆することとしているた め、従来の如く筒状の化粧カバーを用いる場合に比し材料費を節減できる。加え て、従来の如く、接着剤養生のための特別な装置を必要とすることもない。
【0017】 このようなことから本考案によるときには、化粧枠材の生産性向上、製造コス トの低減を期しうることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例をその使用状態とともに説明
する断面図である。
【図2】本考案の一実施例を説明する分解斜視図であ
る。
【図3】芯材を化粧カバーで被覆する要領を説明する説
明図である。
【図4】本考案の他の実施例を説明する断面図である。
【図5】本考案のその他の実施例を説明する断面図であ
る。
【図6】合板をもって形成された芯材を例示する説明図
である。
【図7】従来の化粧枠材を説明する断面図である。
【図8】従来の化粧枠材の製造に際し、芯材を化粧カバ
ーで被覆する要領を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 化粧枠材 2 芯材 3 前面部 5 側面部 6 化粧カバー 11 係止溝 12 前面の覆片 13 側面の覆片 15 係止突条 17 化粧シート材 19 側面部 20 側面部 21 側面の覆片 22 側面の覆片

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材2の前面部3及びそれに連なる一方
    の側面部5を合成樹脂製の化粧カバー6を以て被覆する
    とともに、芯材のその他の面部には必要に応じて化粧シ
    ート材17を貼着してなり、 該化粧カバー6は、芯材の前面部3を覆う前面の覆片1
    2に芯材の側面部5を覆う側面の覆片13を連設してな
    る断面L字状をなし、前面の覆片12及び側面の覆片1
    3の何れか一方には、芯材2に設けられた係止溝11に
    押入せしめられる係止突条15が該覆片に対して略直角
    に突設されていることを特徴とする化粧枠材。
  2. 【請求項2】 芯材2の前面部3及びそれに連なる両側
    面部19,20を合成樹脂製の化粧カバー6を以て被覆
    するとともに、芯材のその他の面部には必要に応じて化
    粧シート材17を貼着してなり、 該化粧カバー6は、芯材の前面部3を覆う前面の覆片1
    2の両側縁に、芯材の両側面部19,20を覆う側面の
    覆片21,22の夫々を略直角に連設してなり、前面の
    覆片12、側面の覆片21、側面の覆片22の内の何れ
    か一には、芯材2に設けられた係止溝11に押入せしめ
    られる係止突条15が該覆片に対して略直角に突設され
    ていることを特徴とする化粧枠材。
  3. 【請求項3】 側面の覆片21,22のいずれか一方
    は、芯材の側面部の所要幅部分を覆う請求項2記載の化
    粧枠材。
JP1098592U 1992-02-03 1992-02-03 化粧枠材 Pending JPH0562693U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010116745A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Kurogane Kosakusho Ltd コーナー部分の保護装置
JP2011032756A (ja) * 2009-08-03 2011-02-17 Asahi Kasei Homes Co 開口枠形成部材

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4931218A (ja) * 1972-07-21 1974-03-20
JPS5520906B2 (ja) * 1975-04-23 1980-06-05

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