JPH07115935A - 痩身用食品 - Google Patents

痩身用食品

Info

Publication number
JPH07115935A
JPH07115935A JP5298850A JP29885093A JPH07115935A JP H07115935 A JPH07115935 A JP H07115935A JP 5298850 A JP5298850 A JP 5298850A JP 29885093 A JP29885093 A JP 29885093A JP H07115935 A JPH07115935 A JP H07115935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
barley
cyclodextrin
linolenic acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5298850A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuzo Shiozu
立三 塩津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HAIRU KK
Original Assignee
HAIRU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HAIRU KK filed Critical HAIRU KK
Priority to JP5298850A priority Critical patent/JPH07115935A/ja
Publication of JPH07115935A publication Critical patent/JPH07115935A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 痩身用食品 【構成】麦緑素〔大麦(Hordium vulgar
e L.var.nudum Hook)の若葉(草丈
20〜30cm分株最大期)を採集し、洗浄したのち搾
汁し、繊維質を除いた青汁を噴霧乾燥した緑色の粉末で
ある。〕α−サイクロデキストリン、α−リノレン酸を
含有して成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
【0001】本発明は痩身用食品並びに肥満に伴なう諸
疾患の予防食品に関する。
【従来の技術】
【0002】麦緑素とは大麦(Hordium vul
gare L.var.nudum Hook)の若葉
(草丈20〜30cm分株最大期)を採集し、洗浄した
のち搾汁し、繊維質を除いた青汁を噴霧乾燥した緑色の
粉末である。 上記表に示す様にミネラル、ビタミン、蛋白質、脂肪、
糖質等含まれていて私たちが生きて行くうえで必要なも
のばかりであります。種々の実験によりコレステロール
を減らし、血管を強化し、血栓病を防ぐ、抗潰瘍作用が
有り、膵炎、糖尿病、高血圧等に有効で有ると学会など
で報告が多数なされている。また人類が発生以来なくて
はならないイネ科の植物であります。
【0003】サイクロデキストリンにはその分子構造上
の差異から3種の異性体が存在し、更に詳しくはα−サ
イクロデキストリン、β−サイクロデキストリン並びに
γ−サイクロデキストリンの3種の異性体が存在する。
これらサイクロデキストリンは古くから食品用の素材と
して使用されて来ており、特にβ−サイクロデキストリ
ンはその包接作用に基ずく各種の用途、たとえば味覚改
良材や粉末アルコール等に利用されている。しかしなが
らこのβ−サイクロデキストリンは消化性物質で人体の
小腸から吸収されるために栄養過多となり痩身用食品の
素材としては極めて不向きである。最近サイクロデキス
トリンの1種たるγ−サイクロデキストリンは人の消化
酵素によっては消化され難い性質を有することが見出さ
れ、痩身用食品の素材として使用できる可能性のあるこ
とが発見された。そして引き続き、このα−サイクロデ
キストリンが消化器官内にて特異選択的に遊離脂肪酸を
吸着し排泄する作用を有することも見出されるに至っ
た。
【0004】α−リノレン酸は血漿コレステロール値を
下げ、また血漿板凝集能の抑制をし、寿命を延ばし、慢
性疾患の予防、アレルギーの改善等有効で健康を維持す
るのに好適な物質として知られている。
【発明の目的】
【0005】本発明者は従来から痩身用食品について研
究を続けて来たがこの研究において各種肥満防止に有効
な数多くの化合物のうち特に麦緑素、α−サイクロデキ
ストリン、α−リノレン酸の3者を用いる場合はこれら
の相乗作用により著しく優れた肥満防止及び体重増加防
止効果を発揮することを見出し、痩身用食品として極め
て好適なものであることを確認しここに本発明を完成す
るに至った。即ち本発明は麦緑素、α−サイクロデスト
リン、α−リノレン酸の3者を含有して成る痩身用食品
に係わるものである。
【発明の構成】
【0006】本発明の痩身用食品は麦緑素、α−サイク
ロデキストリン、α−リノレン酸を好ましくは50〜8
0重量部、20〜40重量部、0.5〜20重量部、特
に好ましくは70重量部、28重量部、2重量部の割合
で含有して成るものである。麦には大麦、小麦と有り、
大麦でも特に裸麦が有効成分を多く含んでいる。本発明
に使用される麦緑素はどの麦でもよいが好ましくは大麦
(Hordium vulgare L.var.nu
dum Hook)の若葉(草丈20〜30cm分株最
大期)を採集し、洗浄したのち搾汁し、繊維質を除いた
青汁を噴霧乾燥法により粉末としたものである。
【0007】本発明に於いて使用されるα−サイクロデ
キストリンとしては従来から知られているものがいずれ
も使用できる。また大麦の青汁を噴霧乾燥する時、粉末
を安定させるために使用してもよい。このα−サイクロ
デキストリンはこれを単独で使用しても良く、またこれ
を含有する素材を使用しても良い。
【0008】本発明に使用されるα−リノレン酸として
もこれを単独で使用しても良く、またこれを含有する成
分の物質たとえばエゴマ油等を使用しても良い。
【0009】本発明において上記3種類の化合物を使用
することを必須としこれ等3者の相乗作用により著しく
優れた肥満防止及び体重増加防止効果を発揮する。この
相乗作用は特に麦緑素、α−サイクロデキストリン、α
−リノレン酸を好ましくは50〜80重量部、20〜4
0重量部、0.5〜20重量部、特に好ましくは70重
量部、28重量部、2重量部の割合で発揮される。この
相乗作用は後記実験例からも極めて明かである。
【0010】本発明に於いては麦緑素、α−サイクロデ
キストリン、α−リノレン酸の3者を所定の割合で各種
の食品または食品添加材に含有させるかまたこれら3者
を必要に応じ従来の公知の各種の添加材と共に適当な形
状たとえば錠剤、丸剤、顆粒剤等に成形しても良い。含
有させるべき食品添加材としても特に限定されず各種の
ものが広い範囲で使用出来、たとえば小麦粉、食物繊維
素、大豆粉等を具体例として例示出来る。また錠剤、丸
剤、顆粒剤等に賦形する際に使用される添加材として従
来からこの分野において使用されて来たものがいずれも
使用出来、たとえば乳糖、ブドウ糖、澱粉等を具体例と
して挙げることが出来る。
【0011】以下に本発明の相乗効果をより明確にする
ための実験例と本発明の具体例たる 実施例を示す。
【実験例】
【0012】6週令の雄ラットを6つの群に分け各々の
群につき6匹づつ雄ラットを各群毎に次の割合で調整し
た精製飼料を1日10gづつあたえて飼育し、30日
後、60日後、90日後の各群の各ラットの体重を測定
した。 1群;麦緑素 ・・・・・・・・・・・ 0.0重量部% α−サイクロデキストリン ・・・・ 14.0重量部% α−リノレン酸 ・・・・・・・・・ 2.0重量部% 2群;麦緑素 ・・・・・・・・・・・ 8.0重量部% α−サイクロデキストリン ・・・・ 6.5重量部% α−リノレン酸 ・・・・・・・・・ 1.5重量部% 3群;麦緑素 ・・・・・・・・・・・ 11.0重量部% α−サイクロデキストリン ・・・・ 4,5重量部% α−リノレン酸 ・・・・・・・・・ 0.5重量部% 4群;麦緑素 ・・・・・・・・・・・ 13.0重量部% α−サイクロデキストリン ・・・・ 3.0重量部% α−リノレン酸 ・・・・・・・・・ 0.0重量部% 5群;麦緑素 ・・・・・・・・・・・ 16.0重量部% α−サイクロデキストリン ・・・・ 0.0重量部% α−リノレン酸 ・・・・・・・・・ 0.0重量部% 6群;麦緑素 ・・・・・・・・・・・ 0.0重量部% α−サイクロデキストリン ・・・・ 0.0重量部% α−リノレン酸 ・・・・・・・・・ 0.0重量部% この結果を下記の1〜6の表に示す。但し表中数値はg
を表す。
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】 上記第1〜第6表の結果から第6群の麦緑素、α−サイ
クロデキストリン、α−リノレン酸の3者を全く含まな
い精製飼料を使用した場合90日後における体重を参考
にし、第1〜第6群の90日後における各ラットの平均
体重は各々次の通りになり、また平均体重の増減及び割
合は下記の通りとなる。
【表7】 以上の結果から、単独また2者を使用する群では若干体
重は減少しているがその率は少ない。これに対して3者
を併用した第2、3群では大きく体重が減少しており、
相乗効果は極めて明らかである。
【実施例】1
【0013】麦緑素65重量部、α−サイクロデキスト
リン28重量部、α−リノレン酸2重量部、天然果汁粉
末1重量部、食物繊維素4重量部を加えて混合し、常法
にて錠剤とした。
【発明の効果】
【0014】本発明の痩身用食品において麦緑素、α−
サイクロデキストリン、α−リノレン酸の3者を含有し
ているので、これら3者の相乗効果により極めて優れた
肥満防止また体重増加防止効果を発揮する。このため痩
身用として極めて優れた食品となり、肥満また体重過剰
に基ずく各種疾病の予防に極めて有効である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】麦緑素、α−サイクロデキストリン、α−
    リノレン酸を含有して成る痩身用食品。
  2. 【請求項2】麦緑素50〜80重量部、α−サイクロデ
    キストリン20〜40重量部、α−リノレン酸0.5〜
    20重量部の割合で含有されて成る「請求項1」に記載
    の痩身用食品。
JP5298850A 1993-10-22 1993-10-22 痩身用食品 Pending JPH07115935A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5298850A JPH07115935A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 痩身用食品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5298850A JPH07115935A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 痩身用食品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07115935A true JPH07115935A (ja) 1995-05-09

Family

ID=17865013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5298850A Pending JPH07115935A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 痩身用食品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07115935A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001314170A (ja) * 2000-05-09 2001-11-13 Toyo Shinyaku:Kk 麦若葉由来の素材を含む抗コレステロール食品
WO2004080205A1 (en) * 2003-03-11 2004-09-23 General Mills Inc. Method of reducing acrylamide levels in food products and food intermediates and products and intermediates produced thereby
US6890549B2 (en) 2002-08-19 2005-05-10 Art Jen Complexus, Inc. Compositions comprising dietary fat complexer and methods for their use
JP2006008568A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Cyclochem:Kk IgE抗体抑制剤および食品
CN100341434C (zh) * 2003-09-12 2007-10-10 深圳市海川实业股份有限公司 天然营养素泡腾片

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001314170A (ja) * 2000-05-09 2001-11-13 Toyo Shinyaku:Kk 麦若葉由来の素材を含む抗コレステロール食品
US6890549B2 (en) 2002-08-19 2005-05-10 Art Jen Complexus, Inc. Compositions comprising dietary fat complexer and methods for their use
US8101201B2 (en) 2002-08-19 2012-01-24 ArtJen Complexus, Inc. Compositions comprising dietary fat complexer and methods for their use
EP2641615A2 (en) * 2002-08-19 2013-09-25 SOHO Flordis International Pty Ltd Compositions comprising dietary fat complexer and methods for their use
US8586076B2 (en) 2002-08-19 2013-11-19 Soho Flordis International Pty Ltd Compositions comprising dietary fat complexer and methods for their use
US9326539B2 (en) 2002-08-19 2016-05-03 Soho Flordis International Pty Ltd. Compositions comprising dietary fat complexers and methods for their use
WO2004080205A1 (en) * 2003-03-11 2004-09-23 General Mills Inc. Method of reducing acrylamide levels in food products and food intermediates and products and intermediates produced thereby
CN100341434C (zh) * 2003-09-12 2007-10-10 深圳市海川实业股份有限公司 天然营养素泡腾片
JP2006008568A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Cyclochem:Kk IgE抗体抑制剤および食品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3020387B2 (ja) 抗ウイルス物質
JP4621444B2 (ja) 抗腫瘍物質の製造方法
CN101731618A (zh) 一种核桃青稞营养粉及其加工方法
JPH07115935A (ja) 痩身用食品
EP4164412A1 (de) Verwendung einer aktivierten pektinhaltigen citrusfaser zur herstellung von erzeugnissen
EP4164410A1 (de) Verwendung einer aktivierten pektinhaltigen apfelfaser zur herstellung von erzeugnissen
EP4164411A1 (de) Verwendung einer aktivierbaren pektinhaltigen citrusfaser zur herstellung von erzeugnissen
JPWO2004100942A1 (ja) 体内脂質低下用組成物
JPH07115934A (ja) 痩身用食品
JPS6211072A (ja) 痩身用食品
JP2978332B2 (ja) 腸内代謝改善食品および腸内代謝改善剤
JP2005124517A (ja) 抗血栓飲食品
JPH06153860A (ja) 痩身用食品
JPH05336920A (ja) 肥満、高血圧、高脂血症の治療用食品の製造法
WO2021250154A1 (de) Verwendung einer aktivierbaren pektinhaltigen apfelfaser zur herstellung von erzeugnissen
JP2006151952A (ja) 高脂血症乃至高尿酸血症改善剤、及び、健康食品
JPH06153861A (ja) 痩身用食品
DE102020125043A1 (de) Verwendung einer aktivierten pektinhaltigen Citrusfaser zur Herstellung von Erzeugnissen
JP4502533B2 (ja) アップルファイバー原液の製造方法、およびその原液を用いる改質ペクチン粉末体の製造方法、ならびにアップルファイバー原液を使ったドリンク剤。
JP2004075692A (ja) 組成物及びそれからなる飲料
JP2001103927A (ja) 抗腫瘍活性の高いアガリクス茸エキスの製造法
JPH06343419A (ja) 痩身用食品
JP2006001922A (ja) アレルギー抑制組成物
JP6262021B2 (ja) セロトニン産生促進を企図する組成物及びこの組成物を有効成分として含有するアルツハイマー病予防・治療剤
JP2008050334A (ja) 組織線維化阻害剤