JP6262021B2 - セロトニン産生促進を企図する組成物及びこの組成物を有効成分として含有するアルツハイマー病予防・治療剤 - Google Patents

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本発明は、ハナビラタケとヒアルロン酸を含む鶏冠由来抽出物を含有するセロトニン産生促進を企図する組成物及びこの組成物を有効成分として含有するアルツハイマー病予防・治療剤に関するものである。
ハナビラタケは、免疫賦活作用を持つβ−グルカンの含有率が乾燥物で40%前後と高く、β−グルカンは自己免疫力調整によるアレルギー抑制効果やII型糖尿病における血糖値上昇抑制や血中総コレステロール及び総グリセリド上昇抑制などがあることが確認されている。
特に、ハナビラタケは免疫においては、Th1/Th2バランスを整え、体内の感染細胞やがん細胞を攻撃するマクロファージや、NK細胞T細胞、キラー細胞を活性化させ、自己免疫力を調整することで、抵抗力低下によるあらゆる疾患の予防及び緩和に効果があるとされている。
例えば、特許文献1として示す特開2007−31314号公報にはハナビラタケがTh1/Th2バランスの改善効果とIgE抗体の産生促進効果をもっていることが示されている。また、特許文献2として示す特開2004−307438号公報にはハナビラタケの菌糸体が高い真皮線維芽細胞の代謝促進効果と紫外線による線維芽細胞の傷害を防止する効果と保湿効果を有することが示されている。
またヒアルロン酸は、人間の肌の改善効果、アレルギー症状の改善効果、アトピー性皮膚炎の治療や予防効果を有することが認められている。さらに鶏冠由来抽出物にはヒアルロン酸の他、鶏冠から抽出された素材であるためペプタイドやコラーゲンやコンドロイチン硫酸などの成分も含有されている。
例えば、特許文献3として示す特開2002−356432号公報にはヒトの肌状態の改善を目的とした鶏冠由来ヒアルロン酸を含有する経口用肌改善剤が示されている。また、特許文献4として示す特開2002−3396号公報には鶏冠から一緒に抽出したヒアルロン酸とペプタイドを有効成分とした免疫増強剤が示されている。
このように、ハナビラタケは免疫賦活作用を持つβ−グルカンの含有率が乾燥物で40%以上と高く、アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患の予防と治療に有効であると考えられる。また、鶏冠由来のヒアルロン酸やペプタイドもアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患の予防と治療に有効なものであると考えられる。そこで、これらを同時に摂取することによる相乗効果により、より高い免疫賦活作用が期待でき、アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患の予防や治療にきわめて有用であると考えられる。
そこで、本出願の発明者はこの効能を確認するために平行群間二重盲検比較による探索的臨床研究試験を行った。具体的には、ハナビラタケとヒアルロン酸を含む鶏冠由来抽出物を含有する組成物を被験者に一定期間摂取させ、IgE、血清ヒアルロン酸などの変化量を確認するとともに各種肌検査を実施した。また、ハナビラタケの新たな各種効能を見出すために、この試験時に同時にセロトニンの変化量についても確認した。
特開2007−31314号公報 特開2004−307438号公報 特開2002−356432号公報 特開2002−3396号公報
セロトニンは神経伝達物資の一種であり、近年アルツハイマー病との関連でも注目されている。また、近年糖尿病の合併症としてアルツハイマー病があげられてもいる。そこで、セロトニン値を改善できればアルツハイマー病や糖尿病に対して何らかの予防効果や治療効果が期待できることとなる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところはセロトニン産生促進に格別の効果を有する組成物とこの組成物を有効成分として含有させたアルツハイマー病予防・治療剤を提供することである。
上記平行群間二重盲検比較による探索的臨床研究試験において、アレルギー性疾患に関しIgE、血清ヒアルロン酸などについて改善が見られ、肌検査においても改善が確認された。また、この試験においてセロトニンが増加することが確認された。このことより、本発明者はハナビラタケがセロトニン値を改善することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、上記の目的を達成するために本発明のセロトニンの産生促進を企図する組成物は、ハナビラタケ子実体の粉末と、数万以下の分子量に低分子化したヒアルロン酸を含む粉末状の鶏冠由来抽出物と、を含有し、前記ハナビラタケ子実体と、前記ヒアルロン酸との重量比率が、12:1〜5:1の範囲内であることを特徴としている。
また、本発明のセロトニンの産生促進を企図する組成物においては、前記鶏冠由来抽出物は、数万以下の分子量に低分子化したヒアルロン酸と低分子化したペプタイドを含み、前記ハナビラタケ子実体と、前記ヒアルロン酸及び前記ペプタイドとの重量比率が、40:60〜60:40の範囲内であるのが好ましい。
あるいは、本発明のアルツハイマー病予防・治療剤は、上記に記載した組成物を有効成分として含有することを特徴としている。
本発明のセロトニンの産生促進を企図する組成物は、ハナビラタケ子実体の粉末と、数万以下の分子量に低分子化したヒアルロン酸(さらには、低分子化したペプタイド)を含む粉末状の鶏冠由来抽出物と、を含有し、前記ハナビラタケ子実体と、前記ヒアルロン酸との重量比率が、12:1〜5:1の範囲内(さらには、前記ハナビラタケ子実体と、前記ヒアルロン酸及び前記ペプタイドとの重量比率が、40:60〜60:40の範囲内)であるため、セロトニン産生促進に格別の効果を有する。
また、本発明のアルツハイマー病予防・治療剤は、アルツハイマー病の予防や治療に関連するセロトニンの産生促進に有効な分子量や成分比率のハナビラタケとヒアルロン酸(さらには、ペプタイド)を含む鶏冠由来抽出物と、を含有しているため、これを摂取することによりアルツハイマー病の予防や治療効果が期待できる。
本発明のハナビラタケ子実体の粉末、数万以下の分子量に低分子化したヒアルロン酸と低分子化したペプタイドを含む粉末状の鶏冠由来抽出物と、を含有する、セロトニンの産生促進を企図する組成物による有効性評価対象33症例のセロトニンの経時的変化(中央値)を示すグラフである。
まず、本発明の組成物の詳細を説明する前に、本発明の組成物により確認された効果について説明する。
アレルギー性疾患への有効性についての平行群間二重盲検比較による探索的臨床研究試験では次のような結果であった。IgEについては、試験食品摂取群は基準値内に寛解し改善傾向が認められたが、プラセボ群では試験期間中を通して常に中央値が上限基準値以上であった。血清ヒアルロン酸については、試験食品摂取群の増加割合は100.0%であったのに対し、プラセボ群の増加割合は35.7%であった。また、肌検査として毛穴に及ぼす影響と色素沈着に及ぼす影響について検査した結果、試験食品摂取群は毛穴の目立ち、開き、黒ずみや色素沈着が経時的に改善されていた。
また、セロトニンについては、試験食品摂取群は56日経過後から継続的にセロトニンが増加することが確認された。なお、血清ヒアルロン酸については試験食品摂取直後からすぐに効果が発現して血清ヒアルロン酸が増加したことと比べ、セロトニンに関しては効果の発現に時間を要した。
次に、本発明のハナビラタケ子実体の粉末と、数万以下の分子量に低分子化したヒアルロン酸(さらには、低分子化したペプタイド)を含む粉末状の鶏冠由来抽出物と、を含有する、セロトニンの産生促進を企図する組成物における一原料となるハナビラタケについて説明する。
ハナビラタケは菌類であり、その成長過程において、胞子から菌が出来、菌糸が菌床(培養土)に根を張り成長する。そして、ある程度まで成長すると、胞子を作ってばら撒くために、菌糸の塊が菌床の表面に出てくる。この段階の菌糸の塊を子実体原基(菌核)という。子実体原基は、子実体において最初に現れる状態で、直径数mmの球状に形成されており、色は白色で内部には胞子を有していない。子実体原基が成長していくと、直径20cm前後の偏球状で、花弁状のヒダが表面にうっすらと浮かんだ状態の幼子実体に成長する。幼子実体の内部に胞子を有しているが、花弁状のヒダは胞子を飛散させるまでには成長していない。幼子実体がさらに成長すると、花弁状のヒダが大きくなり胞子を飛散させることの出来る状態の成熟子実体になる。
本発明で使用するハナビラタケの子実体としては、上記の子実体原基と幼子実体と成熟子実体の全ての子実体が使用可能である。また、子実体はこれらを細断後に乾燥して粉末状にしても、あるいは凍結乾燥したものを粉末状にしたものなど、組成物として取扱可能なものとなればどのような加工方法であってもよい。なお、粉末の粒度はその組成物の使用用途により適宜調整可能である。また、抽出物とする場合も、公知の方法により溶媒として、水、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、グリセリン、エチレングリコールなど公知の溶媒が使用可能である。
次に、本発明のハナビラタケ子実体の粉末と、数万以下の分子量に低分子化したヒアルロン酸(さらには、低分子化したペプタイド)を含む粉末状の鶏冠由来抽出物と、を含有する、セロトニンの産生促進を企図する組成物における一原料として使用するヒアルロン酸やペプタイドを含む鶏冠由来抽出物について説明する。
鳥の鶏冠には豊富なヒアルロン酸と適度な蛋白質が含まれており、これを低分子化することでヒアルロン酸とペプタイドの理想的な組み合わせが得られることとなる。
ヒアルロン酸やペプタイドを含む粉末状の鶏冠由来抽出物の具体的な製造方法としては、例えば洗浄した鶏冠をミンチ機によってミンチにし、これを反応釜に入れ濃度1〜2%程度の苛性ソーダを加えて15時間程度放置し、ふやけたミンチに塩酸を加えてpH7〜8に戻し、蛋白質分解酵素たるプロテアーゼを0.5%加えて約2.5時間程度酵素分解(加水分解)した後、50メッシュのスクリーンで一次濾過し、さらに目詰まり防止のために濾過助剤としてゼオライトを1%加えて10ミクロンの濾紙で二次濾過し、濾液に活性炭を0.5%加えて撹拌し脱臭・脱色された濾液をさらに1ミクロンの濾紙で濾過して活性炭を取り除き、フリーズドライで乾燥させて粉末状に粉砕する。このようにして出来た粉末は鳥の鶏冠を低分子化して抽出したものであり、鶏冠中に含まれている蛋白質が低分子化したペプタイドと、数万以下の分子量に低分子化したヒアルロン酸とを含んでいる。これよりヒアルロン酸のみを抽出して用いてもよいが、本発明では、基本的にはこのようにして得られた粉末全部を使用する(なお、以下この粉末全部を「鶏冠由来抽出物」と称す。)。この鶏冠由来抽出物には通常ヒアルロン酸が7%〜10数%含まれている。また、コラーゲンが70%程度含まれている。
次に、本発明のハナビラタケ子実体の粉末、数万以下の分子量に低分子化したヒアルロン酸(さらには、低分子化したペプタイド)を含む粉末状の鶏冠由来抽出物と、を含有する、セロトニンの産生促進を企図する組成物について説明する。
本発明のセロトニンの産生促進を企図する組成物は、組成物中に上記したハナビラタケの子実体原基と幼子実体と成熟子実体から適宜選択された子実体を乾燥粉末したものと、上記したヒアルロン酸を含む粉末状の鶏冠由来抽出物が適量ずつ混合されてるものである。ハナビラタケ子実体とヒアルロン酸の混合割合は、使用原料の部位や加工方法などにより適宜選択可能であるが、ハナビラタケ子実体乾燥物:ヒアルロン酸の比率(重量比)が、12:1〜5:1の範囲内であるようにす
また、ヒアルロン酸に加え鶏冠由来抽出物にペプタイドを含む場合は、ハナビラタケ子実体:鶏冠由来ヒアルロン酸+鶏冠由来ペプタイドの混合割合は50:50(重量比)を基本と、両者の比率が、40:60〜60:40の範囲内であるようにす
次に、本発明のハナビラタケ子実体の粉末、数万以下の分子量に低分子化したヒアルロン酸(さらには、低分子化したペプタイド)を含む粉末状の鶏冠由来抽出物と、を含有する組成物のセロトニン産生促進に対する効果確認の試験について説明する。
[ハナビラタケ子実体の粉末、数万以下の分子量に低分子化したヒアルロン酸(さらには、低分子化したペプタイド)を含む粉末状の鶏冠由来抽出物と、を含有する組成物のセロトニン産生促進効果試験]
(1)方法
プラセボを対照とした無作為化平行群間二重盲検比較による探索的臨床試験により行った。被験者は慢性的なアレルギー疾患の患者のうち通年性と季節性を問わず治療を継続されているアレルギー性鼻炎(花粉症)、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎、気管支ぜんそくの患者を対象とし、試験食品群17名とプラセボ群16名に分けた。試験食品群はハナビラタケ:750mg、鶏冠由来抽出物:930mg、デキストリン:120mgを顆粒状に成形したもの(1包み1800mg)を一日3回食前に摂取し、プラセボ群は粉末セルロース:1680mg、デキストリン:120mgを顆粒状に成形したもの(1包み1800mg)を一日3回食前に摂取した。試験期間は168±7日間とし、基本的には56日ごとに検査を行った。
(2)結果
試験結果を表1及び図1に示す。
Figure 0006262021
セロトニン単位:ng/ml、n数単位:症例
試験食品群における0dayの中央値(140.00(117.70−159.45)ng/ml)に対して同群168dayの中央値(150.75(118.15−183.65ng/ml)は7.7%の増加を示した。プラセボ群は0dayと168dayの中央値の比較で1.9%の増加であった。
以上の結果から、試験食品の摂取は血中のセロトニンを基準値(81〜262ng/ml)内で増加させることが示唆された。
[実施例
次に、本発明のハナビラタケ子実体の粉末、数万以下の分子量に低分子化したヒアルロン酸(さらには、低分子化したペプタイド)を含む粉末状の鶏冠由来抽出物と、を含有する、セロトニンの産生促進を企図する組成物の製造方法の実施例について説明する。
まず、ハナビラタケは子実体部分(子実体原基、幼子実体、成熟子実体の単独あるいは組み合わせたもの)を乾燥(例えば水分3%以下)し、120℃の温度下で30分間滅菌処理をし、その後粉末化する。
また、数万以下の分子量に低分子化したヒアルロン酸と低分子化したペプタイドを含む粉末状の鶏冠由来抽出物を得るためには、上記したように洗浄した鶏冠をミンチ機によってミンチにし、これを反応釜に入れ濃度1〜2%程度の苛性ソーダを加えて15時間程度放置し、ふやけたミンチに塩酸を加えてpH7〜8に戻し、蛋白質分解酵素たるプロテアーゼを0.5%加えて約2.5時間程度酵素分解した後、50メッシュのスクリーンで一次濾過し、さらに目詰まり防止のために濾過助剤としてゼオライトを1%加えて10ミクロンの濾紙で二次濾過し、濾液に活性炭を0.5%加えて撹拌し脱臭・脱色された濾液をさらに1ミクロンの濾紙で濾過して活性炭を取り除き、フリーズドライで乾燥させて粉末状に粉砕する。このようにして出来た粉末は鳥の鶏冠を低分子化して抽出したものであり、鶏冠中に含まれている蛋白質が低分子化したペプタイドと、数万以下の分子量に低分子化したヒアルロン酸とを含んでいる。これよりヒアルロン酸のみを抽出して用いてもよいが、本発明では、基本的にはこのようにして得られた鶏冠由来抽出物を使用する。
そして、これらを適当な比率で混合することにより本発明のセロトニンの産生促進を企図する組成物となる。すなわち、ハナビラタケ子実体の粉末、粉末状の鶏冠由来抽出物と、を混合することにより、ハナビラタケ子実体ヒアルロン酸ペプタイドを含む鶏冠由来抽出物と、が含有された組成物となる。また、本発明のセロトニンの産生促進を企図する組成物としてはその他のものを含有していてもよい。その後の本発明のアルツハイマー病予防・治療剤の製造工程での便宜を図るため、例えば100メッシュ程度にハナビラタケ子実体の粉末と、粉末状の鶏冠由来抽出物の粒度を揃えるが、使用用途によってはもっと粒度が大きくても、あるいは超微粉末化したものであってもよい。
そして、上記組成物を使用して本発明のアルツハイマー病予防・治療剤を製造する場合は例えば、ハナビラタケ子実体の粉末と粉末状の鶏冠由来抽出物とデキストリンを混合して造粒し、60℃の温度下で水分が5%以下となるように乾燥し、その後20〜100メッシュ程度に整粒することにより顆粒状の本発明のアルツハイマー病予防・治療剤となる。なお、顆粒状とせずに錠剤などに成型してもよい。また、ハナビラタケ子実体の粉末とデキストリンにより20〜100メッシュ程度に整粒したものを100メッシュ程度の粉末状の鶏冠由来抽出物と混合してもよい。ハナビラタケ子実体の粉末粉末状の鶏冠由来抽出物を混合することにより、本発明のアルツハイマー病予防・治療剤にはハナビラタケ子実体と鶏冠由来のヒアルロン酸鶏冠由来のペプタイドが含有されていることとなる。
また、ハナビラタケ子実体の粉末と、粉末状の鶏冠由来抽出物とデキストリンの混合比は例えば1包あたり、750mg:930mg:120mg(41.7%:51.7%:6.6%)の割合とする。ただし、その他のものを混合することも可能であり、このうちで、ハナビラタケ子実体の乾燥物と鶏冠由来抽出物乾燥物の混合比が40:60〜60:40の範囲であるようにする。また、そのうちハナビラタケ子実体の乾燥物:鶏冠由来ヒアルロン酸乾燥物の比率は12:1〜5:1の範囲であるようにする
本発明のセロトニン産生促進を企図する組成物は錠剤やカプセルなどに成型してサプリメントして服用するほか、そのまま飲食に供することや、他の所望成分と混ぜて各種健康食品として提供することも可能である。
本発明のセロトニンの産生促進を企図する組成物を有効成分として含有するアルツハイマー病予防・治療剤は錠剤やカプセルなどに成型して服用することが可能である。

Claims (3)

  1. ハナビラタケ子実体の粉末と、数万以下の分子量に低分子化したヒアルロン酸を含む粉末状の鶏冠由来抽出物と、を含有し、
    前記ハナビラタケ子実体と、前記ヒアルロン酸との重量比率が、12:1〜5:1の範囲内であることを特徴とするセロトニン産生促進を企図する組成物。
  2. 前記鶏冠由来抽出物は、数万以下の分子量に低分子化したヒアルロン酸と低分子化したペプタイドを含み、
    前記ハナビラタケ子実体と、前記ヒアルロン酸及び前記ペプタイドとの重量比率が、40:60〜60:40の範囲内であることを特徴とする請求項1に記載のセロトニン産生促進を企図する組成物。
  3. 前記請求項1又は2に記載の組成物を有効成分として含有することを特徴とするアルツハイマー病予防・治療剤。
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