JP2006151952A - 高脂血症乃至高尿酸血症改善剤、及び、健康食品 - Google Patents
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Abstract
【課題】血液中の中性脂肪値を減少させて高脂血症を改善するための新規な改善剤、血液中の尿酸値を減少させて高尿酸血症を改善するための新規な改善剤、健康食品を提供する。
【解決手段】ナットーキナーゼを有効成分として含有する高脂血症乃至高尿酸血症改善剤、及び、健康食品とする。必要に応じて前記高脂血症乃至高尿酸血症改善剤に相当する納豆菌産生物を精製し、ナットーキナーゼを高濃度に含有する前記高脂血症乃至高尿酸血症改善剤や健康食品とすることもできる。さらに前記納豆菌産生物は食パン等の食品に添加することも可能である。
【代表図】 なし
【解決手段】ナットーキナーゼを有効成分として含有する高脂血症乃至高尿酸血症改善剤、及び、健康食品とする。必要に応じて前記高脂血症乃至高尿酸血症改善剤に相当する納豆菌産生物を精製し、ナットーキナーゼを高濃度に含有する前記高脂血症乃至高尿酸血症改善剤や健康食品とすることもできる。さらに前記納豆菌産生物は食パン等の食品に添加することも可能である。
【代表図】 なし
Description
本発明は、ナットーキナーゼを有効成分として含有する高脂血症乃至高尿酸血症改善剤、及び、健康食品に関する。
高脂血症は、脳動脈硬化、虚血性心疾患などの血管合併症を含む循環器系疾患の危険因子として重要視されてきている。この高脂血症の治療剤としては、治療目的に応じてコレステロール合成阻害剤(高コレステロール血症剤)、吸収阻害剤、又は中性脂肪低下剤(高中性脂肪血症剤)など数多くの合成系薬剤が知られている。
しかしながら、前記合成系薬剤には、副作用などの問題がある。
しかしながら、前記合成系薬剤には、副作用などの問題がある。
また、高尿酸血症は、体内での尿酸合成が増えたり、体外への排泄が低下したりすることにより、血液中の尿酸濃度が高くなって発症するが、高尿酸血症の状態が続くと、痛風に至る危険がある。
この高尿酸血症の治療剤としては、尿酸排泄促進剤や尿のアルカリ化剤などが知られており、現在、容易に入手可能な前記尿酸排泄促進剤としては、プロベネシド、スルフィンピラゾン、ベンズプロマロン、などが知られている。
しかしながら、これらの尿酸排泄促進剤には、種々の副作用があるなどの問題がある。
この高尿酸血症の治療剤としては、尿酸排泄促進剤や尿のアルカリ化剤などが知られており、現在、容易に入手可能な前記尿酸排泄促進剤としては、プロベネシド、スルフィンピラゾン、ベンズプロマロン、などが知られている。
しかしながら、これらの尿酸排泄促進剤には、種々の副作用があるなどの問題がある。
そこで、血中尿酸濃度低下作用を有する新たな改善薬や健康食品が望まれており、近年において、種々の新しい有効成分が提案されているが、これらをもってしても、上記の問題を十分には解決できていない(特許文献1、特許文献2参照)。
よって、上記諸問題を解決した高脂血症乃至高尿酸血症改善剤は、未だ提供されていないのが現状である。
本発明は、従来における問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、血液中の中性脂肪や尿酸濃度を低下させ、ナットーキナーゼを有効成分とする副作用のない高脂血症乃至高尿酸血症改善剤、及び、健康食品を提供することを目的とする。
本発明者が鋭意検討した結果、以下の知見を得た。即ち、ナットーキナーゼは、普段食されている納豆中の成分の1つであり、副作用が少なく、従来においては、血小板凝集抑制剤等として注目されていたが、さらに高脂血症乃至高尿酸血症改善効果があり、高脂血症乃至高尿酸血症改善剤として有効であるという知見である。
本発明は、本発明者による前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> ナットーキナーゼを有効成分として含むことを特徴とする高脂血症乃至高尿酸血症改善剤である。
<2> 赤血球変形能改善作用を有する前記<1>に記載の高脂血症乃至高尿酸血症改善剤である。
<3> リノレン酸を含む前記<1>から<2>のいずれかに記載の高脂血症乃至高尿酸血症改善剤である。
<4> 経口摂取されて使用される前記<1>から<3>のいずれかに記載の高脂血症乃至高尿酸血症改善剤である。
<5> ナットーキナーゼを有効成分として含み、高脂血症乃至高尿酸血症改善効果を有することを特徴とする健康食品である。
<6> リノレン酸を含む前記<5>に記載の健康食品である。
<7> パンである前記<5>から<6>のいずれかに記載の健康食品である。
本発明は、本発明者による前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> ナットーキナーゼを有効成分として含むことを特徴とする高脂血症乃至高尿酸血症改善剤である。
<2> 赤血球変形能改善作用を有する前記<1>に記載の高脂血症乃至高尿酸血症改善剤である。
<3> リノレン酸を含む前記<1>から<2>のいずれかに記載の高脂血症乃至高尿酸血症改善剤である。
<4> 経口摂取されて使用される前記<1>から<3>のいずれかに記載の高脂血症乃至高尿酸血症改善剤である。
<5> ナットーキナーゼを有効成分として含み、高脂血症乃至高尿酸血症改善効果を有することを特徴とする健康食品である。
<6> リノレン酸を含む前記<5>に記載の健康食品である。
<7> パンである前記<5>から<6>のいずれかに記載の健康食品である。
本発明によると、従来における前記問題を解決することができ、血液中の中性脂肪や尿酸濃度を低下させ、ナットーキナーゼを有効成分とする副作用のない高脂血症乃至高尿酸血症改善剤及び、健康食品を提供することができる。
本発明の高脂血症乃至高尿酸血症改善剤、及び、健康食品は、普段食されている納豆中の成分の1つであるナットーキナーゼを有効成分として含有し、必要に応じてその他の添加剤を含有する。
以下、ナットーキナーゼ等について説明する。
以下、ナットーキナーゼ等について説明する。
−ナットーキナーゼ−
前記ナットーキナーゼは、納豆菌が産生する酵素であって、アミノ酸275残基からなり、分子量約31,000(SDS−PAGE)、等電点8.5〜8.9の線溶活性を有する酵素である。また、ナットーキナーゼは、熱にも安定で、70℃以上にならないと失活しないことが知られている。
前記ナットーキナーゼは、納豆菌が産生する酵素であって、アミノ酸275残基からなり、分子量約31,000(SDS−PAGE)、等電点8.5〜8.9の線溶活性を有する酵素である。また、ナットーキナーゼは、熱にも安定で、70℃以上にならないと失活しないことが知られている。
前記ナットーキナーゼは、公知の方法によって得ることができ、例えば、既知の納豆菌を後述の方法により培養して得た納豆菌培養物から納豆菌を分離して、納豆菌産生物(以下、ナットウキナーゼ含有物と称する。)を調製し、必要に応じて、精製、濃縮、乾燥、などの処理を施すことにより得ることができる。
−−納豆菌−−
前記納豆菌としては、枯草菌類(Bacillus subtilis)が挙げられ、中でも安全性やナットーキナーゼの産生量等を考慮すると、納豆菌(Bacillus subtilis natto)が好ましい。
前記納豆菌の菌株としては、特に制限されず、目的に応じて適宜選択でき、例えば、高橋菌(高橋祐蔵研究所製、山形)、成瀬菌(株式会社成瀬醗酵化学研究所製、東京)、宮城野菌(有限会社宮城野納豆製造所製、仙台)、朝日菌(株式会社朝日工業製、東京)、日東菌(株式会社日東薬品工業製、京都)、目黒菌(株式会社目黒研究所製、大阪)等の市販の納豆菌、雲南SL−001菌、などが挙げられる。
前記納豆菌としては、枯草菌類(Bacillus subtilis)が挙げられ、中でも安全性やナットーキナーゼの産生量等を考慮すると、納豆菌(Bacillus subtilis natto)が好ましい。
前記納豆菌の菌株としては、特に制限されず、目的に応じて適宜選択でき、例えば、高橋菌(高橋祐蔵研究所製、山形)、成瀬菌(株式会社成瀬醗酵化学研究所製、東京)、宮城野菌(有限会社宮城野納豆製造所製、仙台)、朝日菌(株式会社朝日工業製、東京)、日東菌(株式会社日東薬品工業製、京都)、目黒菌(株式会社目黒研究所製、大阪)等の市販の納豆菌、雲南SL−001菌、などが挙げられる。
−−培地−−
前記納豆菌の培養に使用される培地としては、培養対象である納豆菌が資化し得る栄養素を含有する培地であれば、合成培地でもよいし、天然培地でもよい。納豆菌を一般的に培養するために用いられる公知の培地と同様の培地を使用することができる。
前記納豆菌の培養に使用される培地としては、培養対象である納豆菌が資化し得る栄養素を含有する培地であれば、合成培地でもよいし、天然培地でもよい。納豆菌を一般的に培養するために用いられる公知の培地と同様の培地を使用することができる。
前記培養に使用される栄養源としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択でき、例えば、オカラ、大豆、味噌や納豆を製造する際の副生物である大豆煮汁、豆腐や油揚げ製造時の副生物である豆腐粕、大豆を原料とした製油時の副生物である大豆粕、味噌製造時の副生物である大豆の種皮、大豆タンパク等の各種培養成分、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、前記栄養源のほかに、補助成分として、炭素源、窒素源、無機塩、納豆菌が生命現象を営むための必要なその他の栄養素、などが挙げられる。
また、前記栄養源のほかに、補助成分として、炭素源、窒素源、無機塩、納豆菌が生命現象を営むための必要なその他の栄養素、などが挙げられる。
前記炭素源としては、使用する菌株によって異なり、使用する菌株が良好に生育するものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択でき、例えば、澱粉又はその組成画分、焙焼デキストリン、加工澱粉、澱粉誘導体、物理処理澱粉、可溶性澱粉、アミロース、アミロペクチン、マルトオリゴ糖、シクロデキストリン、プルラン、トウモロコシ澱粉、馬鈴薯澱粉、甘藷澱粉及びデキストリン、グリセリン、ソルビトール、麦芽汁、グルコース等の炭水化物が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記炭素源の中でも、ナットーキナーゼ産生量を増やすためには、グルコース又は澱粉から選択される1種以上が好ましく使用できる。
前記炭素源の中でも、ナットーキナーゼ産生量を増やすためには、グルコース又は澱粉から選択される1種以上が好ましく使用できる。
前記窒素源としては、使用する菌株によって異なり、使用する菌株が良好に生育するものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択でき、例えば、有機窒素化合物、無機窒素化合物、有機窒素化合物と無機窒素化合物の混合物、などが挙げられる。
前記有機窒素化合物としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択でき、例えば、肉エキス、麦芽エキス、ペプトン、大豆由来のポリペプトン(例えば、ポリペプトン−S)、酵母エキス、味液(大豆タンパク酸加水分解物)、大豆粉末、ミルクカゼイン、カザミノ酸、各種アミノ酸、コーンスティープリカー、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記無機窒素化合物としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択でき、例えば、アンモニア、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム及び塩化アンモニウム等のアンモニウム塩、硝酸ナトリウム等の硝酸塩、尿素、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの窒素源の中でも、ナットーキナーゼ産生量を増やすためには、大豆由来のポリペプトン(例えば、ポリペプトン−S)及び大豆粉末のいずれか1種以上を添加することが好ましい。
前記有機窒素化合物としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択でき、例えば、肉エキス、麦芽エキス、ペプトン、大豆由来のポリペプトン(例えば、ポリペプトン−S)、酵母エキス、味液(大豆タンパク酸加水分解物)、大豆粉末、ミルクカゼイン、カザミノ酸、各種アミノ酸、コーンスティープリカー、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記無機窒素化合物としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択でき、例えば、アンモニア、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム及び塩化アンモニウム等のアンモニウム塩、硝酸ナトリウム等の硝酸塩、尿素、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの窒素源の中でも、ナットーキナーゼ産生量を増やすためには、大豆由来のポリペプトン(例えば、ポリペプトン−S)及び大豆粉末のいずれか1種以上を添加することが好ましい。
前記無機塩としては、使用する菌株によって異なり、使用する菌株が良好に生育するものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択でき、例えば、マグネシウム、マンガン、カルシウム、ナトリウム、カリウム、銅、鉄、亜鉛等のリン酸塩、塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記の栄養源を含む培地の形態としては、固体培地でもよいし、液体培地でもよいが、生産性が良い点で、液体培地が好ましい。
−−培養方法−−
前記培養方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択でき、例えば、静置培養、振盪培養、撹拌培養などが挙げられ、中でも、液体培地を使用する場合には振盪培養が好ましい。
前記培養方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択でき、例えば、静置培養、振盪培養、撹拌培養などが挙げられ、中でも、液体培地を使用する場合には振盪培養が好ましい。
前記納豆菌の培養条件としては、使用する菌株、培地の組成及び培養法によって適宜選択され、使用する菌株が増殖できる条件が好ましい。
前記培養における温度は、通常、20〜45℃であり、37〜40℃が好ましく、また、培養に適当な培地のpHは、通常、6.0〜9.5であり、7.0〜8.5が好ましい。
前記納豆菌の接種量としては、培地に対して、2〜10質量%が好ましい。
前記培養の日数としては、2〜7日間が好ましい。
前記培養における温度は、通常、20〜45℃であり、37〜40℃が好ましく、また、培養に適当な培地のpHは、通常、6.0〜9.5であり、7.0〜8.5が好ましい。
前記納豆菌の接種量としては、培地に対して、2〜10質量%が好ましい。
前記培養の日数としては、2〜7日間が好ましい。
前記納豆菌培養物からの納豆菌の分離方法としては、特に制限はなく、例えば、濾過法、限外濾過法、遠心分離法、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの方法により、前記納豆菌が培養された培地から、納豆菌とともに培地に添加した固形分なども取り除くことができる。また、前記納豆菌培養物から固形分を分離した後、濃縮、乾燥し、固形成分よりなるナットーキナーゼ含有納豆菌産出物を調製することが好ましい。
前記納豆菌産出物中の主な成分としては、ナットーキナーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、リバーゼ等の酵素、ポリグルタミン酸等のペプチド、フラクタン、などが挙げられる。
前記納豆菌産出物は、そのまま前記高脂血症乃至高尿酸血症改善剤として使用してもよいし、精製してから前記高脂血症乃至高尿酸血症改善剤として使用してもよい。
また、前記納豆菌産出物は、そのまま食品と混合したり、水に溶かしたりして、食品や飲料中に含有させてもよい。
前記納豆菌産出物は、そのまま前記高脂血症乃至高尿酸血症改善剤として使用してもよいし、精製してから前記高脂血症乃至高尿酸血症改善剤として使用してもよい。
また、前記納豆菌産出物は、そのまま食品と混合したり、水に溶かしたりして、食品や飲料中に含有させてもよい。
前記納豆菌産出物中に蓄積されているナットーキナーゼの量は、使用する菌体や培地の種類や培養条件などによって変化するが、通常、固形分換算で10〜20mg/100gである。
前記納豆菌産出物の精製方法としては、特に制限はなく、通常行われている酵素の精製方法と同様に行うことができるが、特に、Tris−HCl緩衝液とイオン交換樹脂を用いた精製法が好ましい。
前記精製法としては、具体的には、次のような方法が挙げられる。すなわち、粉体状のナットーキナーゼ含有納豆菌産出物をTris−HCl緩衝液に溶解させて、25重量%硫酸アンモニウムを用いて分画し、遠心分離して、沈殿物を除去する。その後前記液状物にイオン交換樹脂を加え、ナットーキナーゼをイオン交換樹脂に吸着させ、その上澄み液を除去する。前記イオン交換樹脂に再度前記Tris−HCl緩衝液を加え、ナットーキナーゼを溶出させることにより、約200〜1,000倍程度の高濃度にナットーキナーゼを含有する納豆菌産出物に精製することができる。
前記精製後の納豆菌産出物を凍結乾燥、風乾、真空熱乾燥等の公知の方法により乾燥することにより、粉体として得ることができる。得られた粉体は、本願発明の高脂血症乃至高尿酸血症改善剤、及び、健康食品として使用することができる。
本発明の高脂血症乃至高尿酸血症改善剤及び健康食品は、高脂血症改善乃至高尿酸血症改善作用を有する。前記高脂血症改善作用とは、血液中の脂質であるコレステロールや中性脂肪等の量を低下させる作用であり、前記高尿酸血症改善作用とは、血液中の尿酸の量を低下させる作用である。また、前記高脂血症改善作用は、赤血球変形能改善作用を有する。前記赤血球変形能改善作用とは、赤血球が自身の形を変える作用であり、血液が流れやすくすることができる。
また、本発明の高脂血症乃至高尿酸血症改善剤及び健康食品は、リンパ球活性化作用を有する。前記リンパ球活性化作用とは、免疫細胞であるリンパ球のB細胞による抗体の産生を促す作用であり、免疫機能を高めることができる。
また、本発明の高脂血症乃至高尿酸血症改善剤及び健康食品は、リンパ球活性化作用を有する。前記リンパ球活性化作用とは、免疫細胞であるリンパ球のB細胞による抗体の産生を促す作用であり、免疫機能を高めることができる。
−その他の添加剤−
前記その他の添加剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択でき、例えば、リノレン酸、魚眼窩油、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、乳糖、ショ糖、マンニット、トウモロコシデンプン等の合成若しくは天然ガム、結晶セルロース等の賦形剤、デンプン、セルロース誘導体、アラビアゴム、ゼラチン、ポリビニルピロリドン等の結合剤、カルボシキメチルセルーロースカルシウム、カルボシキメチルセルーロースナトリウム、デンプン、コーンスターチ、アルギン酸ナトリウム等の崩壊剤、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸ナトリウム等の滑沢剤、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、リン酸カルシウム、リン酸ナトリウム等の充填剤、希釈剤、各種ビタミン類、などが挙げられる。これらの中でも、高脂血症改善作用乃至高尿酸血症改善作用、赤血球変形能改善作用、リンパ球活性化作用をより高めることから、リノレン酸が好ましい。
前記リノレン酸の含有量としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、前記精製後の納豆菌産出物の固形分100質量部に対して、1質量部〜1,000質量部であることが好ましい。前記リノレン酸の含有量が1質量部未満であると、高脂血症改善作用乃至高尿酸血症改善作用、赤血球変形能改善作用、リンパ球活性化作用を高める効果が不十分であることがある。
前記その他の添加剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択でき、例えば、リノレン酸、魚眼窩油、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、乳糖、ショ糖、マンニット、トウモロコシデンプン等の合成若しくは天然ガム、結晶セルロース等の賦形剤、デンプン、セルロース誘導体、アラビアゴム、ゼラチン、ポリビニルピロリドン等の結合剤、カルボシキメチルセルーロースカルシウム、カルボシキメチルセルーロースナトリウム、デンプン、コーンスターチ、アルギン酸ナトリウム等の崩壊剤、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸ナトリウム等の滑沢剤、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、リン酸カルシウム、リン酸ナトリウム等の充填剤、希釈剤、各種ビタミン類、などが挙げられる。これらの中でも、高脂血症改善作用乃至高尿酸血症改善作用、赤血球変形能改善作用、リンパ球活性化作用をより高めることから、リノレン酸が好ましい。
前記リノレン酸の含有量としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、前記精製後の納豆菌産出物の固形分100質量部に対して、1質量部〜1,000質量部であることが好ましい。前記リノレン酸の含有量が1質量部未満であると、高脂血症改善作用乃至高尿酸血症改善作用、赤血球変形能改善作用、リンパ球活性化作用を高める効果が不十分であることがある。
前記納豆菌産出物の高脂血症乃至高尿酸血症改善剤としての摂取量としては、症状の程度、患者の年齢、体重、処置期間、などによって異なり、正確な量は医師により決定されるものであるが、本薬剤を高脂血症改善剤として摂取する場合、前記精製後の納豆菌産出物の固形分の摂取量換算で、成人1日当たり0.1〜5gを1回又は数回に分けて摂取するのが好ましい。
前記高脂血症乃至高尿酸血症改善剤の1日当たりの摂取量が、0.1g未満であると、高脂血症乃至高尿酸血症改善効果を発現することが難しくなり、5gを超えても、摂取量に見合う高脂血症乃至高尿酸血症改善効果が得られるわけではない。
本発明の高脂血症乃至高尿酸血症改善剤の摂取方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、経口、経粘膜、経皮、経静脈内、経動脈内等が挙げられる。これらの中でも、経口が好ましい。
前記高脂血症乃至高尿酸血症改善剤の1日当たりの摂取量が、0.1g未満であると、高脂血症乃至高尿酸血症改善効果を発現することが難しくなり、5gを超えても、摂取量に見合う高脂血症乃至高尿酸血症改善効果が得られるわけではない。
本発明の高脂血症乃至高尿酸血症改善剤の摂取方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、経口、経粘膜、経皮、経静脈内、経動脈内等が挙げられる。これらの中でも、経口が好ましい。
前記高脂血症乃至高尿酸血症改善剤の形態としては、例えば、錠剤、丸剤、散剤、粉剤、顆粒剤、シロップ剤、液剤、懸濁剤、乳剤、カプセル剤、などが挙げられる。
前記錠剤などは、通常用いられる添加剤を添加し、通常用いられる糖衣、ゼラチン、腸溶被覆、フイルムコーティング、などにて加工することができる。
前記高脂血症乃至高尿酸血症改善剤は、高脂血症乃至高尿酸血症の予防や改善のための改善剤として使用することができる。
前記錠剤などは、通常用いられる添加剤を添加し、通常用いられる糖衣、ゼラチン、腸溶被覆、フイルムコーティング、などにて加工することができる。
前記高脂血症乃至高尿酸血症改善剤は、高脂血症乃至高尿酸血症の予防や改善のための改善剤として使用することができる。
前記健康食品の形態としては、例えば、液状食、流動食、ペースト食、きざみ食、固形食、軟食、常食、などが挙げられ、これらは病院食や給食として用いることもできる。
また、前記納豆菌産生物は、そのまま食品と混合したり、水に溶かしたりして、食品や飲料中に含有させてもよい。
また、前記納豆菌産生物は、そのまま食品と混合したり、水に溶かしたりして、食品や飲料中に含有させてもよい。
(ナットーキナーゼ)
ナットーキナーゼは、以下の方法により得た。
〔納豆菌の培養〕
前記納豆菌として高橋菌を用いた。前記納豆菌に純水を加えて撹拌することにより懸濁状態にした。次に標準寒天培地(ニッスイ社製)を用いてシャーレに調製した平板培地を調製した。平板培地に前記納豆菌を少量接種し、37℃で24時間培養して上記平板培地上に納豆菌コロニーを得た。
ナットーキナーゼは、以下の方法により得た。
〔納豆菌の培養〕
前記納豆菌として高橋菌を用いた。前記納豆菌に純水を加えて撹拌することにより懸濁状態にした。次に標準寒天培地(ニッスイ社製)を用いてシャーレに調製した平板培地を調製した。平板培地に前記納豆菌を少量接種し、37℃で24時間培養して上記平板培地上に納豆菌コロニーを得た。
〔培地の調製〕
原料であるグルコース1gと粉末状大豆タンパク質(日清コスモフーズ社製、商品名:ソルピーNY)4gからなる液体培地200mlを内容積500mlの三角フラスコ内に調製し、オートクレーブを用いて121℃、0.12MPaの状態に30分間保持して前記三角フラスコ内を滅菌した。
原料であるグルコース1gと粉末状大豆タンパク質(日清コスモフーズ社製、商品名:ソルピーNY)4gからなる液体培地200mlを内容積500mlの三角フラスコ内に調製し、オートクレーブを用いて121℃、0.12MPaの状態に30分間保持して前記三角フラスコ内を滅菌した。
〔培養〕
平板培地上に培養した前記納豆菌コロニーより、白金線の輪の径が2mmの白金耳で納豆菌を1回採取し、採取した納豆菌を前記液体培地に接種した。
次いで、納豆菌を接種した液体培地が収容されている三角フラスコを、40℃に保持したまま密閉せずに4日間回転振盪させて、納豆菌を培養した。
平板培地上に培養した前記納豆菌コロニーより、白金線の輪の径が2mmの白金耳で納豆菌を1回採取し、採取した納豆菌を前記液体培地に接種した。
次いで、納豆菌を接種した液体培地が収容されている三角フラスコを、40℃に保持したまま密閉せずに4日間回転振盪させて、納豆菌を培養した。
〔納豆菌の分離〕
得られた納豆菌培養液より納豆菌及び不純物を遠心分離により除去した後、硫酸アンモニウムを0.2モル添加し、ガラス繊維濾紙で濾過し、濾液として納豆菌産出物を得た。
得られた納豆菌培養液より納豆菌及び不純物を遠心分離により除去した後、硫酸アンモニウムを0.2モル添加し、ガラス繊維濾紙で濾過し、濾液として納豆菌産出物を得た。
〔乾燥〕
上記の納豆菌産生物を減圧濃縮した後、凍結乾燥し、粉砕することにより、納豆菌産出物(粉体)を得た。
上記の納豆菌産生物を減圧濃縮した後、凍結乾燥し、粉砕することにより、納豆菌産出物(粉体)を得た。
〔精製〕
前記粉体状納豆菌産生物10gを30mmol/lのTris−HCl緩衝液(pH9.0)500mlに溶解させて、25重量%飽和硫酸アンモニウム166mlを加えて15分間撹拌し、15分間放置した後、回転数11000rpm、30分間遠心分離を行い、分画して、沈殿物を濾過した。濾液にイオン交換樹脂(東ソー社製「Butyl トヨパール」)緩衝液(30mmol/lのTris−HCl緩衝液、25重量%飽和硫酸アンモニウム、pH9.0)50mlを加えて2時間撹拌して、ナットーキナーゼをイオン交換樹脂に吸着させ、再び回転数3000rpm、5分間遠心分離を行い、その上澄み液を除去した。その後、前記ナットーキナーゼを吸着させたイオン交換樹脂を前記緩衝液で洗浄し、再び回転数3000rpm、5分間遠心分離を行い、その上澄み液を除去した後、30mmol/lのTris−HCl緩衝液(pH9.0)により溶出させた。得られたナットーキナーゼ水溶液を減圧濃縮し、凍結乾燥し、粉砕して、精製した納豆菌産出物(200倍精製物)を調製した。
前記精製した納豆菌産出物が、本発明の高脂血症乃至高尿酸血症改善剤に相当するものである。
前記粉体状納豆菌産生物10gを30mmol/lのTris−HCl緩衝液(pH9.0)500mlに溶解させて、25重量%飽和硫酸アンモニウム166mlを加えて15分間撹拌し、15分間放置した後、回転数11000rpm、30分間遠心分離を行い、分画して、沈殿物を濾過した。濾液にイオン交換樹脂(東ソー社製「Butyl トヨパール」)緩衝液(30mmol/lのTris−HCl緩衝液、25重量%飽和硫酸アンモニウム、pH9.0)50mlを加えて2時間撹拌して、ナットーキナーゼをイオン交換樹脂に吸着させ、再び回転数3000rpm、5分間遠心分離を行い、その上澄み液を除去した。その後、前記ナットーキナーゼを吸着させたイオン交換樹脂を前記緩衝液で洗浄し、再び回転数3000rpm、5分間遠心分離を行い、その上澄み液を除去した後、30mmol/lのTris−HCl緩衝液(pH9.0)により溶出させた。得られたナットーキナーゼ水溶液を減圧濃縮し、凍結乾燥し、粉砕して、精製した納豆菌産出物(200倍精製物)を調製した。
前記精製した納豆菌産出物が、本発明の高脂血症乃至高尿酸血症改善剤に相当するものである。
(実施例1)
〔条件〕
前記精製した納豆菌産出物である前記高脂血症乃至高尿酸血症改善剤を4人の被験者(A〜D)に対して、1日当たり0.2gを30日間連続して経口摂取させ、高脂血症乃至高尿酸血症改善剤摂取前と摂取後(30日間摂取した後)の、血中の脂質量(中性脂肪値(TG)、血中の総コレステロール値(TCH)、HDLコレステロール値(HDL−C)、LDLコレステロール値(LDL−C))、血中の尿酸量を測定した。
〔条件〕
前記精製した納豆菌産出物である前記高脂血症乃至高尿酸血症改善剤を4人の被験者(A〜D)に対して、1日当たり0.2gを30日間連続して経口摂取させ、高脂血症乃至高尿酸血症改善剤摂取前と摂取後(30日間摂取した後)の、血中の脂質量(中性脂肪値(TG)、血中の総コレステロール値(TCH)、HDLコレステロール値(HDL−C)、LDLコレステロール値(LDL−C))、血中の尿酸量を測定した。
〔高脂血症改善効果〕
表1に示す通り、前記被験者の全員において、血中の中性脂肪値(TG)及び血中の総コレステロール値(TCH)が減少した。
また、被験者B以外の3人の被験者において、一般に善玉コレステロールと呼ばれるHDLコレステロール値(HDL−C)が上昇し、前記被験者の全員において、一般に悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロール値(LDL−C)が減少した。
表1に示す通り、前記被験者の全員において、血中の中性脂肪値(TG)及び血中の総コレステロール値(TCH)が減少した。
また、被験者B以外の3人の被験者において、一般に善玉コレステロールと呼ばれるHDLコレステロール値(HDL−C)が上昇し、前記被験者の全員において、一般に悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロール値(LDL−C)が減少した。
〔高尿酸血症改善効果〕
表1に示すとおり、被験者D以外の3人の被験者において、血中の尿酸値(UA)が減少した。
表1に示すとおり、被験者D以外の3人の被験者において、血中の尿酸値(UA)が減少した。
〔納豆菌産生物を添加した健康食品の製造〕
(実施例2)
・食パンへの添加
強力粉248.37g、ドライイースト3g、食塩5g、砂糖10g、スキムミルク3g、バター10g、前記納豆菌産出物(精製前、粉体)10g、を用いて、常法により食パンを製造した。
得られた食パンは、黄色味を帯びた食パンであるが食欲を害するものではなく、納豆独特の匂いはなく、香ばしい匂いとなっており、外見、風味及び食感の良いものであった。
(実施例2)
・食パンへの添加
強力粉248.37g、ドライイースト3g、食塩5g、砂糖10g、スキムミルク3g、バター10g、前記納豆菌産出物(精製前、粉体)10g、を用いて、常法により食パンを製造した。
得られた食パンは、黄色味を帯びた食パンであるが食欲を害するものではなく、納豆独特の匂いはなく、香ばしい匂いとなっており、外見、風味及び食感の良いものであった。
(実施例3)
・うどんへの添加
中力粉1000g、打ち粉適当量、塩水(塩50グラム水460g)、前記納豆菌産出物(精製後)30gを用いて、常法により、麺に納豆菌産生物を練り込んだうどん麺を製造した。
前記うどん麺を用いて、常法により、かけうどんを製造した。
得られたうどんは、麺の色は白く、通常のうどんと変わらなかった。また、通常のうどん麺に比べて、風味がよく、麺もすぐに崩れるような状態ではなかった。
・うどんへの添加
中力粉1000g、打ち粉適当量、塩水(塩50グラム水460g)、前記納豆菌産出物(精製後)30gを用いて、常法により、麺に納豆菌産生物を練り込んだうどん麺を製造した。
前記うどん麺を用いて、常法により、かけうどんを製造した。
得られたうどんは、麺の色は白く、通常のうどんと変わらなかった。また、通常のうどん麺に比べて、風味がよく、麺もすぐに崩れるような状態ではなかった。
(実施例4)
・ヨーグルトへの添加
ハチミツ6gに前記納豆菌産出物(精製後)3gを混ぜ、市販のヨーグルト80gにかけた。
得られたヨーグルトは、ざらざら感もほとんどなく、外見もあまり変わらないため、普通に食すことができた。
・ヨーグルトへの添加
ハチミツ6gに前記納豆菌産出物(精製後)3gを混ぜ、市販のヨーグルト80gにかけた。
得られたヨーグルトは、ざらざら感もほとんどなく、外見もあまり変わらないため、普通に食すことができた。
(実施例5)
・お茶への添加
常法により煎じて得た煎茶50ml(70℃)に対し、前記納豆菌産出物(精製前、粉体)2gを添加してかき混ぜた。
添加した前記納豆菌産生物は、全て溶解した。得られたお茶は、烏龍茶よりも薄い茶褐色となったが、お茶の香りは損なわれておらず、普通に飲むことができた。
・お茶への添加
常法により煎じて得た煎茶50ml(70℃)に対し、前記納豆菌産出物(精製前、粉体)2gを添加してかき混ぜた。
添加した前記納豆菌産生物は、全て溶解した。得られたお茶は、烏龍茶よりも薄い茶褐色となったが、お茶の香りは損なわれておらず、普通に飲むことができた。
本発明の高脂血症乃至高尿酸血症改善剤、及び、健康食品は、上述の通り、血中の中性脂肪濃度や尿酸濃度を低下させる改善剤及び健康食品として使用することができる。
Claims (7)
- ナットーキナーゼを有効成分として含むことを特徴とする高脂血症乃至高尿酸血症改善剤。
- 赤血球変形能改善作用を有する請求項1に記載の高脂血症乃至高尿酸血症改善剤。
- リノレン酸を含む請求項1から2のいずれかに記載の高脂血症乃至高尿酸血症改善剤。
- 経口摂取されて使用される請求項1から3のいずれかに記載の高脂血症乃至高尿酸血症改善剤。
- ナットーキナーゼを有効成分として含み、高脂血症乃至高尿酸血症改善効果を有することを特徴とする健康食品。
- リノレン酸を含む請求項5に記載の健康食品。
- パンである請求項5から6のいずれかに記載の健康食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005303147A JP2006151952A (ja) | 2004-11-05 | 2005-10-18 | 高脂血症乃至高尿酸血症改善剤、及び、健康食品 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004322807 | 2004-11-05 | ||
JP2005303147A JP2006151952A (ja) | 2004-11-05 | 2005-10-18 | 高脂血症乃至高尿酸血症改善剤、及び、健康食品 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005303147A Pending JP2006151952A (ja) | 2004-11-05 | 2005-10-18 | 高脂血症乃至高尿酸血症改善剤、及び、健康食品 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006151952A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009173634A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-08-06 | Ajinomoto Co Inc | ポリ−γ−グルタミン酸を含有する脂質吸収阻害剤 |
JP2011046647A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Ajinomoto Co Inc | ポリ−γ−グルタミン酸を含有するコレステロール抑制剤 |
KR101454228B1 (ko) | 2006-08-21 | 2014-10-23 | 칼피스가부시키가이샤 | 지질-대사 개선제 |
WO2020262004A1 (ja) * | 2019-06-24 | 2020-12-30 | 小林製薬株式会社 | ナットウキナーゼを含む経口組成物 |
-
2005
- 2005-10-18 JP JP2005303147A patent/JP2006151952A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101454228B1 (ko) | 2006-08-21 | 2014-10-23 | 칼피스가부시키가이샤 | 지질-대사 개선제 |
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WO2020262004A1 (ja) * | 2019-06-24 | 2020-12-30 | 小林製薬株式会社 | ナットウキナーゼを含む経口組成物 |
JP2021000056A (ja) * | 2019-06-24 | 2021-01-07 | 小林製薬株式会社 | ナットウキナーゼを含む経口組成物 |
JP7429503B2 (ja) | 2019-06-24 | 2024-02-08 | 小林製薬株式会社 | ナットウキナーゼを含む経口組成物 |
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