JPH07115394A - ダイバーシティ受信装置 - Google Patents
ダイバーシティ受信装置Info
- Publication number
- JPH07115394A JPH07115394A JP5259595A JP25959593A JPH07115394A JP H07115394 A JPH07115394 A JP H07115394A JP 5259595 A JP5259595 A JP 5259595A JP 25959593 A JP25959593 A JP 25959593A JP H07115394 A JPH07115394 A JP H07115394A
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- Japan
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- receiving
- tuners
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/02—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
- H04B7/04—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
- H04B7/08—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
- H04B7/0802—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using antenna selection
- H04B7/0817—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using antenna selection with multiple receivers and antenna path selection
- H04B7/082—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using antenna selection with multiple receivers and antenna path selection selecting best antenna path
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダイバーシティ受信装置に関し、受信感度と
強入力特性という相反し両立しない２つの特性を両立さ
せ、受信性能を向上させることができるダイバーシティ
受信装置を提供する。 【構成】 アンテナとアンテナに接続された受信手段と
から構成される受信系を複数個含み、複数個の受信系の
各々の受信状態を比較し、受信状態の最も良好な受信系
を選択するダイバーシティ受信装置において、複数個の
受信系のうち２つの受信系は、相反する特性を備えるよ
うに構成する。
強入力特性という相反し両立しない２つの特性を両立さ
せ、受信性能を向上させることができるダイバーシティ
受信装置を提供する。 【構成】 アンテナとアンテナに接続された受信手段と
から構成される受信系を複数個含み、複数個の受信系の
各々の受信状態を比較し、受信状態の最も良好な受信系
を選択するダイバーシティ受信装置において、複数個の
受信系のうち２つの受信系は、相反する特性を備えるよ
うに構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイバーシティ受信装
置に関する。
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４には、従来のダイバーシティ受信装
置のプロック回路が示されている。図４において、アン
テナ１０には第１チューナ１２が接続され、同様にし
て、アンテナ１４には第２チューナ１６が接続されてお
り、両チューナ１２，１６は、その特性が同一に設定さ
れている。両チューナ１２，１６からの信号１８，２０
は切換器２２に供給され、該切換器２２で選択された１
つの信号が出力される。チューナ１２，１６からの信号
１８，２０は、また、比較器２４に供給され、比較器２
４は両信号１８，２０を比較してチューナ１２，１６の
うちいずれかのチューナの受信状態が良好であるかを判
定し、切換器２２を切り換えて信号１８，２０のうち受
信状態の良好である信号が切換器２２から出力されるよ
うにする。
置のプロック回路が示されている。図４において、アン
テナ１０には第１チューナ１２が接続され、同様にし
て、アンテナ１４には第２チューナ１６が接続されてお
り、両チューナ１２，１６は、その特性が同一に設定さ
れている。両チューナ１２，１６からの信号１８，２０
は切換器２２に供給され、該切換器２２で選択された１
つの信号が出力される。チューナ１２，１６からの信号
１８，２０は、また、比較器２４に供給され、比較器２
４は両信号１８，２０を比較してチューナ１２，１６の
うちいずれかのチューナの受信状態が良好であるかを判
定し、切換器２２を切り換えて信号１８，２０のうち受
信状態の良好である信号が切換器２２から出力されるよ
うにする。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のダイバシテ
ィ受信装置では、それぞれのチューナが高感度と強入力
特性等の相反する特性を両立しなければならず、結果的
に受信性能に限界があった。
ィ受信装置では、それぞれのチューナが高感度と強入力
特性等の相反する特性を両立しなければならず、結果的
に受信性能に限界があった。
【０００４】すなわち、アンテナ，フロントエンド，中
間周波増幅回路，検出回路から構成されるチューナを複
数系統備え、受信状態の良好な方のチューナを選択する
様に構成されたダイバーシティ受信装置において、従来
例では複数個のチューナとして、同じ性能のチューナを
使用するのが一般的である。
間周波増幅回路，検出回路から構成されるチューナを複
数系統備え、受信状態の良好な方のチューナを選択する
様に構成されたダイバーシティ受信装置において、従来
例では複数個のチューナとして、同じ性能のチューナを
使用するのが一般的である。
【０００５】ところで、フロントエンドにて受信感度と
強入力特性を両立する事が難しい事は一般的に良く知ら
れている。一般的には、受信感度と強入力特性を両立す
る為に、適度な受信感度を確保しつつ強入力特性を確保
するようにＡＧＣ（自動利得制御回路）を用いている。
しかし、ＡＧＣ回路は感度抑圧現象を引き起こし万能で
はない。
強入力特性を両立する事が難しい事は一般的に良く知ら
れている。一般的には、受信感度と強入力特性を両立す
る為に、適度な受信感度を確保しつつ強入力特性を確保
するようにＡＧＣ（自動利得制御回路）を用いている。
しかし、ＡＧＣ回路は感度抑圧現象を引き起こし万能で
はない。
【０００６】チューナのフロントエンドの感度向上（雑
音指数改善、以下ＮＦ改善という）と強入力特性（３信
号相互変調妨害、以下ＩＭという）について、更に述べ
る。チューナの特性には、理論上両立することの無い相
反する特性が存在し、その一例とし、フロントエンドの
特性の中の感度と強入力特性がある。この２つの特性
は、相反する関係にあり両立しない。１つの特性にのみ
着目すれば、現行のチューナと比較して大幅に性能改善
されるが、他方の特性の欠点が無視できなくなり、実用
にならない。そこで、チューナの設計の際には、両得性
を考慮して設計することになるが、設計上、両得性の妥
協点に設定するので非常に制約が多い。
音指数改善、以下ＮＦ改善という）と強入力特性（３信
号相互変調妨害、以下ＩＭという）について、更に述べ
る。チューナの特性には、理論上両立することの無い相
反する特性が存在し、その一例とし、フロントエンドの
特性の中の感度と強入力特性がある。この２つの特性
は、相反する関係にあり両立しない。１つの特性にのみ
着目すれば、現行のチューナと比較して大幅に性能改善
されるが、他方の特性の欠点が無視できなくなり、実用
にならない。そこで、チューナの設計の際には、両得性
を考慮して設計することになるが、設計上、両得性の妥
協点に設定するので非常に制約が多い。
【０００７】現行の１チューナシステム・２チューナダ
イバーシティシステムでは、この２つの特性の妥協点に
設定したフロントエンドを用いる為、理想的な性能を得
られない。即ち、弱電界エリアでは受信感度の不足によ
り受信Ｓ／Ｎの低下を招き易く、一方、強入力エリアで
はＩＭ妨害による受信不能を招き易い。
イバーシティシステムでは、この２つの特性の妥協点に
設定したフロントエンドを用いる為、理想的な性能を得
られない。即ち、弱電界エリアでは受信感度の不足によ
り受信Ｓ／Ｎの低下を招き易く、一方、強入力エリアで
はＩＭ妨害による受信不能を招き易い。
【０００８】なお、各回路ブロックの構成について、相
反する特性を表１に記載しておく。
反する特性を表１に記載しておく。
【０００９】
【表１】 本発明の目的は、受信感度と強入力特性という相反し両
立しない２つの特性を両立させ、受信性能を向上させる
ことができるダイバーシティ受信装置を提供することに
ある。
立しない２つの特性を両立させ、受信性能を向上させる
ことができるダイバーシティ受信装置を提供することに
ある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、アンテナと該
アンテナに接続された受信手段とから構成される受信系
を複数個含み、該複数個の受信系の各々の受信状態を比
較し、受信状態の最も良好な受信系を選択するダイバー
シティ受信装置において、複数個の受信系のうち２つの
受信系は、相反する特性を備えることを特徴とする。
アンテナに接続された受信手段とから構成される受信系
を複数個含み、該複数個の受信系の各々の受信状態を比
較し、受信状態の最も良好な受信系を選択するダイバー
シティ受信装置において、複数個の受信系のうち２つの
受信系は、相反する特性を備えることを特徴とする。
【００１１】
【作用】図１には、本発明の原理によるダイバーシティ
受信装置のプロック回路が示されている。
受信装置のプロック回路が示されている。
【００１２】図１において、図４のブロック回路と同一
部材には同一符号を付して説明を省略する。図１では、
チューナ２６，２８は、それぞれ感度優先の高感度チュ
ーナ、強入力特性優先の高耐入力チューナであり、この
ように、チューナ２６，２８を、相反する特性を補う形
式で構成し、比較器２４により、チューナ２６，２８の
うち受信状態の良い方のチューナを選択するようにして
いる。
部材には同一符号を付して説明を省略する。図１では、
チューナ２６，２８は、それぞれ感度優先の高感度チュ
ーナ、強入力特性優先の高耐入力チューナであり、この
ように、チューナ２６，２８を、相反する特性を補う形
式で構成し、比較器２４により、チューナ２６，２８の
うち受信状態の良い方のチューナを選択するようにして
いる。
【００１３】従って、高感度チューナ２６，高耐入力チ
ューナ２８のうち受信状態の良い方のチューナを選択す
ることにより、受信感度と強入力特性という相反する特
性を両立できる。
ューナ２８のうち受信状態の良い方のチューナを選択す
ることにより、受信感度と強入力特性という相反する特
性を両立できる。
【００１４】前述したように、従来のチューナのフロン
トエンドは相反する特性を両立する必要がある為、性能
面で妥協した設計になり、この為、現状以上の性能向上
を達成するのは難しく、設計上の制約も非常に大きかっ
た。
トエンドは相反する特性を両立する必要がある為、性能
面で妥協した設計になり、この為、現状以上の性能向上
を達成するのは難しく、設計上の制約も非常に大きかっ
た。
【００１５】これ対し、本発明では複数のチューナで構
成する場合、チューナでは相反する特性を妥協点で設計
するのではなく、１つのチューナでは１つの特性につい
て追求した設計を行い、複数のチューナにより相互にカ
バー可能な組み合わせで構成する。
成する場合、チューナでは相反する特性を妥協点で設計
するのではなく、１つのチューナでは１つの特性につい
て追求した設計を行い、複数のチューナにより相互にカ
バー可能な組み合わせで構成する。
【００１６】そして、電界に応じて受信状態の良い方の
フロントエンドを用いたチューナを選択する事により、
弱電界エリアでは、感度の高いチューナで受信する事で
受信Ｓ／Ｎを確保し、一方、強入力エリアではＩＭ妨害
に強いチューナで受信する事で安定した受信音を提供で
き、従来のフロントエンドのチューナでは達成できない
受信特性を提供できる。
フロントエンドを用いたチューナを選択する事により、
弱電界エリアでは、感度の高いチューナで受信する事で
受信Ｓ／Ｎを確保し、一方、強入力エリアではＩＭ妨害
に強いチューナで受信する事で安定した受信音を提供で
き、従来のフロントエンドのチューナでは達成できない
受信特性を提供できる。
【００１７】また、複数のチューナで相互に補い合えば
良いので、１つのチューナでは、他の特性に対する影響
を考慮する必要が無く、設計上の自由度も大きい。
良いので、１つのチューナでは、他の特性に対する影響
を考慮する必要が無く、設計上の自由度も大きい。
【００１８】
【実施例】次に、図面に基づいて本発明の好適な実施例
を説明する。図２には本発明の実施例によるダイバーシ
ティ受信装置のブロック回路が示されている。
を説明する。図２には本発明の実施例によるダイバーシ
ティ受信装置のブロック回路が示されている。
【００１９】図２において、アンテナ３０には、第１チ
ューナ３２が接続され、該チューナ３２はフロントエン
ド３４，ＩＦアンプ３６及び検波器３８を含み、同様に
してアンテナ４０には、第２チューナ４２が接続され、
該チューナ４２はフロントエンド４４，ＩＦアンプ４６
及び検波器４８を含む。ここで、第１チューナ３２は、
感度優先の高感度チューナであり、第２チューナ４２は
強入力特性優先の高耐入力チューナである。両チューナ
３２，４２からの信号５０，５２は、切換器５４に供給
され、該切換器５４で選択された１つの信号が出力され
る。
ューナ３２が接続され、該チューナ３２はフロントエン
ド３４，ＩＦアンプ３６及び検波器３８を含み、同様に
してアンテナ４０には、第２チューナ４２が接続され、
該チューナ４２はフロントエンド４４，ＩＦアンプ４６
及び検波器４８を含む。ここで、第１チューナ３２は、
感度優先の高感度チューナであり、第２チューナ４２は
強入力特性優先の高耐入力チューナである。両チューナ
３２，４２からの信号５０，５２は、切換器５４に供給
され、該切換器５４で選択された１つの信号が出力され
る。
【００２０】符号５６は比較器を示し、比較器５６には
第１チューナ３２内のＩＦアンプ３６からの信号Ｓ1 及
び検波器３８からＨＰＦ５８を経由した信号Ｎ1 が供給
されるとともに、第２チューナ４２内のＩＦアンプ４６
からの信号Ｓ2 及び検波器４８からＨＰＦ６０を経由し
た信号Ｎ2 が供給される。比較器５６は第１チューナ３
２からの信号Ｓ1 ，Ｎ1 と第２チューナ４２からの信号
Ｓ2 ，Ｎ2 とを比較してチューナ３２，４２のうちいず
れかのチューナの受信状態が良好であるかを判定し、切
換器５４を切り換えて信号５０，５２のうち受信状態が
良好である方の信号が切換器５４から出力されるように
する。
第１チューナ３２内のＩＦアンプ３６からの信号Ｓ1 及
び検波器３８からＨＰＦ５８を経由した信号Ｎ1 が供給
されるとともに、第２チューナ４２内のＩＦアンプ４６
からの信号Ｓ2 及び検波器４８からＨＰＦ６０を経由し
た信号Ｎ2 が供給される。比較器５６は第１チューナ３
２からの信号Ｓ1 ，Ｎ1 と第２チューナ４２からの信号
Ｓ2 ，Ｎ2 とを比較してチューナ３２，４２のうちいず
れかのチューナの受信状態が良好であるかを判定し、切
換器５４を切り換えて信号５０，５２のうち受信状態が
良好である方の信号が切換器５４から出力されるように
する。
【００２１】従来のダイバーシティ受信装置では、前述
したように両立しない受信感度を強入力特性の妥協点に
設定された同じ特性のフロントエンドを２個使用してい
た。これに対し、図２のブロック回路では、第１チュー
ナ３２は受信感度を重視し、強入力特性を犠牲にしたフ
ロントエンド３４を含み、第２チューナ４２は強入力特
性を重視し受信感度を犠牲にしたフロントエンド４４を
含む。なお、第１チューナ３２，第２チューナ４２のフ
ロントエンド３４，４４は、パワーゲインが同じになる
手段を備えている。そして、受信状態の良い方のチュー
ナ３２，４２を選択するように構成されている。
したように両立しない受信感度を強入力特性の妥協点に
設定された同じ特性のフロントエンドを２個使用してい
た。これに対し、図２のブロック回路では、第１チュー
ナ３２は受信感度を重視し、強入力特性を犠牲にしたフ
ロントエンド３４を含み、第２チューナ４２は強入力特
性を重視し受信感度を犠牲にしたフロントエンド４４を
含む。なお、第１チューナ３２，第２チューナ４２のフ
ロントエンド３４，４４は、パワーゲインが同じになる
手段を備えている。そして、受信状態の良い方のチュー
ナ３２，４２を選択するように構成されている。
【００２２】次に、本発明の実施例によるダイバーシテ
ィ受信装置の作用を説明する。従来のダイバーシティ受
信装置は弱入力時の切り換えによる違和感を防止する為
に、いずれか一方のチューナに固定する。
ィ受信装置の作用を説明する。従来のダイバーシティ受
信装置は弱入力時の切り換えによる違和感を防止する為
に、いずれか一方のチューナに固定する。
【００２３】これに対し、図２のブロック回路では、弱
電界時には第１チューナ３２側の受信感度重視のフロン
トエイド３４に固定する事により、従来の受信感度と強
入力特性の妥協点に設定されたチューナよりも良好な受
信状態を確保できる。一方、強電界時には、第１チュー
ナ３２側の受信感度重視のフロントエンド３４の受信状
態が悪化し受信不能となるが、第２チューナ４２側の強
入力特性重視のフロントエンド４４は良い受信状態を確
保できるので、該フロントエンド４４に固定する事によ
り、従来の受信感度と強入力特性の妥協点に設定された
チューナよりも良好な受信状態となる。
電界時には第１チューナ３２側の受信感度重視のフロン
トエイド３４に固定する事により、従来の受信感度と強
入力特性の妥協点に設定されたチューナよりも良好な受
信状態を確保できる。一方、強電界時には、第１チュー
ナ３２側の受信感度重視のフロントエンド３４の受信状
態が悪化し受信不能となるが、第２チューナ４２側の強
入力特性重視のフロントエンド４４は良い受信状態を確
保できるので、該フロントエンド４４に固定する事によ
り、従来の受信感度と強入力特性の妥協点に設定された
チューナよりも良好な受信状態となる。
【００２４】なお、中電界時には、フロントエンド３
４，４４のパワーゲインを同じに設定してある為、通常
のダイバーシティ受信装置と同じ動作とする。以上のよ
うに、本発明の実施例によれば、弱電界〜強電界まで良
好な受信状態を得る事ができる。
４，４４のパワーゲインを同じに設定してある為、通常
のダイバーシティ受信装置と同じ動作とする。以上のよ
うに、本発明の実施例によれば、弱電界〜強電界まで良
好な受信状態を得る事ができる。
【００２５】なお、参考として、受信感度と強入力特性
との関係について述べておく。 感度を重視し、ＮＦ（雑音指数）を良くすると、選択
度が悪化し、強入力特性が悪化する。
との関係について述べておく。 感度を重視し、ＮＦ（雑音指数）を良くすると、選択
度が悪化し、強入力特性が悪化する。
【００２６】利得を重視すると、ＮＦが良くなり感度
が上がるが、耐入力特性を無くなり強入力特性が悪化す
る。次に、前述したように、第１チューナ３２，第２チ
ューナ４２のフロントエンド３４，４４は、そのパワー
ゲインが同じに設定されており、以下、この点について
説明する。
が上がるが、耐入力特性を無くなり強入力特性が悪化す
る。次に、前述したように、第１チューナ３２，第２チ
ューナ４２のフロントエンド３４，４４は、そのパワー
ゲインが同じに設定されており、以下、この点について
説明する。
【００２７】図３には、ＲＦ入力レベルとＳメータ電圧
（電界強度出力）との関係が示されており、従来のタイ
バーシティ受信装置では２つのチューナが同じ特性を得
るように構成されており、両チューナのＳメータ特性は
略等しくなっている（図３（Ａ）参照）。
（電界強度出力）との関係が示されており、従来のタイ
バーシティ受信装置では２つのチューナが同じ特性を得
るように構成されており、両チューナのＳメータ特性は
略等しくなっている（図３（Ａ）参照）。
【００２８】これに対し、本発明の実施例のように２つ
のチューナの特性が異なる場合、両チューナのパワーゲ
インを同じに設定しないと、ＲＦ入力レベルが同じであ
っても、Ｓメータのレベルが異なってしまう。例えば、
ＲＦアンプのゲインのみを変えると、後段は図３（Ｂ）
に示されるようになり、正確な比較が困難になる。そこ
で、両チューナのパワーゲインを同じに設定することが
望ましいのである。
のチューナの特性が異なる場合、両チューナのパワーゲ
インを同じに設定しないと、ＲＦ入力レベルが同じであ
っても、Ｓメータのレベルが異なってしまう。例えば、
ＲＦアンプのゲインのみを変えると、後段は図３（Ｂ）
に示されるようになり、正確な比較が困難になる。そこ
で、両チューナのパワーゲインを同じに設定することが
望ましいのである。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数個の受信系のうち２つの受信系は相反する特性を備
え、受信状態の最も良好な受信系を選択するようになっ
ているので、受信感度と強入力特性という相反し両立し
ない２つの特性を両立させ、受信性能を向上させること
ができる。
複数個の受信系のうち２つの受信系は相反する特性を備
え、受信状態の最も良好な受信系を選択するようになっ
ているので、受信感度と強入力特性という相反し両立し
ない２つの特性を両立させ、受信性能を向上させること
ができる。
【図１】本発明の原理によるダイバーシティ受信装置の
ブロック回路図である。
ブロック回路図である。
【図２】本発明の実施例によるダイバーシティ受信装置
のブロック回路図である。
のブロック回路図である。
【図３】ＲＦ入力レベルとＳメータ電圧との関係を示
し、（Ａ）は２つのチューナの特性が同じである場合を
示し、（Ｂ）は２つのチューナの特性が異なる場合を示
す。
し、（Ａ）は２つのチューナの特性が同じである場合を
示し、（Ｂ）は２つのチューナの特性が異なる場合を示
す。
【図４】従来のダイバーシティ受信装置のブロック回路
図である。
図である。
１０，１４…アンテナ ２２…切換器 ２４…比較器 ２６…高感度チューナ ２８…高耐入力チューナ
Claims (1)
- 【請求項１】 アンテナと該アンテナに接続された受信
手段とから構成される受信系を複数個含み、該複数個の
受信系の各々の受信状態を比較し、受信状態の最も良好
な受信系を選択するダイバーシティ受信装置において、 前記複数個の受信系のうち２つの受信系は、相反する特
性を備えることを特徴とするダイバーシティ受信装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5259595A JPH07115394A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | ダイバーシティ受信装置 |
| DE19944437236 DE4437236A1 (de) | 1993-10-18 | 1994-10-18 | Diversity-Empfangsgerät |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5259595A JPH07115394A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | ダイバーシティ受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07115394A true JPH07115394A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17336297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5259595A Pending JPH07115394A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | ダイバーシティ受信装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07115394A (ja) |
| DE (1) | DE4437236A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008022085A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-31 | Sanyo Electric Co Ltd | 地上ディジタル放送受信装置 |
| JP2009260591A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Funai Electric Co Ltd | テレビジョン受信装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10061585B4 (de) * | 2000-12-11 | 2004-01-29 | Siemens Ag | Anordnung und Verfahren zur Datenkommunikation in einem Energieverteilungsnetz |
-
1993
- 1993-10-18 JP JP5259595A patent/JPH07115394A/ja active Pending
-
1994
- 1994-10-18 DE DE19944437236 patent/DE4437236A1/de not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008022085A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-31 | Sanyo Electric Co Ltd | 地上ディジタル放送受信装置 |
| JP2009260591A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Funai Electric Co Ltd | テレビジョン受信装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4437236A1 (de) | 1995-04-20 |
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| US20080299926A1 (en) | Radio receiver for hybrid broadcast systems | |
| US20100284541A1 (en) | Receiving apparatus | |
| JPH07115394A (ja) | ダイバーシティ受信装置 | |
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