JPH07115079A - 湿式処理装置 - Google Patents

湿式処理装置

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Publication number
JPH07115079A
JPH07115079A JP25833793A JP25833793A JPH07115079A JP H07115079 A JPH07115079 A JP H07115079A JP 25833793 A JP25833793 A JP 25833793A JP 25833793 A JP25833793 A JP 25833793A JP H07115079 A JPH07115079 A JP H07115079A
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JP
Japan
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tank
circulation filtration
processing
liquid
treatment
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Application number
JP25833793A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Yamamoto
山本  和彦
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Renesas Semiconductor Engineering Corp
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Renesas Semiconductor Engineering Corp
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理液を無駄にすることなく処理槽内の洗浄
が可能な湿式処理装置を得る。 【構成】 一端が内槽1に他端が外槽4にそれぞれ連通
し途中にフィルタ6および循環ポンプ7が接続された循
環濾過経路5と、この循環濾過経路5にフィルタ6およ
び循環ポンプ7と並列になるように接続され途中に処理
液槽18が接続された予備循環濾過経路17と、処理液
槽18に連通し処理液を供給する処理液供給手段8と、
処理槽18に設けられ内槽1の内壁に純水を噴射して洗
浄を行う純水噴射ノズル14とを備え、純水噴射ノズル
14による処理槽10の洗浄時には、処理液が処理槽1
0内を流通するのを閉止して、予備循環濾過経路17内
を循環させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体ウエハの例え
ばウェットエッチング等のような湿式処理に適用される
湿式処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4はこの種の従来の湿式処理装置の概
略構成を示す図である。図において、1は内槽、2はこ
の内槽1内に投入される半導体ウエハで、ウエハキャリ
ア3内に収容されている。4は内槽1を取り囲むように
形成される外槽で、内槽1とで処理槽10を構成してい
る。5は一端が外槽4に、また他端が内槽1にそれぞれ
連結される循環濾過経路で、途中にフィルタ6および循
環ポンプ7が接続されている。8は開閉バルブ9を介し
て循環濾過経路5に接続され、処理液を供給する処理液
供給手段、11は内槽1内の処理液を排出するための開
閉バルブ、12、13は循環濾過経路5内の処理液を排
出するための開閉バルブである。
【0003】次に、上記のように構成される従来の湿式
処理装置の動作について説明する。まず、各開閉バルブ
11、12、13を閉止の状態とし、開閉バルブ9を開
いて処理液供給手段8より循環濾過経路5内に、処理液
を所定の量だけ供給して充満させる。次いで開閉バルブ
9を閉止し循環ポンプ7を駆動させると、処理液は循環
濾過経路5内で循環を開始し、フィルタ6内を通過する
ことにより含まれる塵埃は除去され内槽1内に充満され
る。そして、図中矢印で示すように内槽1からオーバー
フローして外槽4内に排出される。
【0004】外槽4内に排出された処理液は、再び循環
濾過経路5内に導かれて循環濾過経路5内を循環する。
そして、この状態でウエハキャリア3に収容された半導
体ウエハ2を内槽1内に投入し、所定の時間処理を行っ
た後、内槽1から取り出して次工程へ搬送する。又、処
理液供給手段8より循環濾過経路5内に供給された処理
液は、予め設定された回数だけ処理が終了すると循環ポ
ンプ7を停止し、開閉バルブ11を開にして内槽1内の
処理液を排液するとともに、開閉バルブ12、13を開
にして外槽1内および循環濾過経路5内の処理液を排液
する。以下、同様の動作を繰り返して、汚れた処理液は
適当な間隔で排液し、処理液供給手段8から新たに処理
液を供給することにより、各半導体ウエハ2は常に一定
の条件で処理され、安定した品質に保証されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の湿式処理装置は
以上のように構成されているので、ウエハ処理時に半導
体ウエハ2の表面から洗い落とされた洗浄汚物は、循環
によって処理液が内槽1から外槽4へオーバーフローす
る状態にある時でも、拡散して内槽1の内壁に付着す
る。そして、後続のウエハ処理時に、この洗浄汚物は半
導体ウエハ2投入による内槽1内の処理液の振動によ
り、内壁から離脱して投入された半導体ウエハ2に付着
して表面を汚染する。このため、ウエハ処理後に処理槽
10の洗浄を行う必要があるが、洗浄を行うためにはそ
の都度処理槽10内の処理液を排液しなければならず、
処理液の使用量が膨大になるという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、処理液を排液することなく処理
槽の洗浄ができるようにし、洗浄汚物が半導体ウエハ表
面に付着するのを防止することが可能な湿式処理装置を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る湿式処理装置は、一端が内槽に他端が外槽にそれぞれ
連通して接続された循環濾過経路と、この循環濾過経路
に並列になるように接続され途中に処理液槽が接続され
た予備循環濾過経路と、処理液槽に連通し処理液を供給
する処理液供給手段と、処理槽に設けられ内槽の内壁に
純水を噴射して洗浄を行う純水噴射ノズルとを備え、純
水噴射ノズルによる処理槽の洗浄時には、処理液が処理
槽内を流通するのを閉止して、予備循環濾過経路内を循
環させるようにしたものである。
【0008】又、この発明の請求項2に係る湿式処理装
置は、一端が内槽に他端が外槽にそれぞれ連通して接続
された一対の循環濾過経路と、各循環濾過経路に並列に
なるように接続され途中に処理液槽が接続された一対の
予備循環濾過経路と、各循環濾過経路の各予備循環濾過
経路との両接続点間の所定の位置に設けられ循環される
処理液を加熱する処理液加熱手段と、各処理液槽に連通
し上記処理液を供給する処理液供給手段と、処理槽に設
けられ内槽の内壁に純水を噴射して洗浄を行う純水噴射
ノズルとを備え、純水噴射ノズルによる処理槽の洗浄時
には、処理液が処理槽内を流通するのを閉止して、いず
れか一方の予備循環濾過経路内を循環させるようにし、
又、他方の予備循環濾過経路内では予め処理液を加熱し
ながら循環させておき、処理液交換時には一方の循環濾
過経路に代わって、他方の循環濾過経路より処理槽内に
処理液を循環させるようにしたものである。
【0009】又、この発明の請求項3に係る湿式処理装
置は、一端が内槽に他端が外槽にそれぞれ連通して接続
された循環濾過経路と、循環濾過経路に並列になるよう
に接続され途中に処理液槽が接続された予備循環濾過経
路と、処理液槽に連通し処理液を供給する処理液供給手
段と、処理槽に設けられ内槽の内壁に処理液と混合して
も危険性のない液体を噴射して洗浄を行う液体噴射ノズ
ルとを備え、液体噴射ノズルによる処理槽の洗浄時に
は、処理液が処理槽内を流通するのを閉止して、予備循
環濾過経路内を循環させるようにしたものである。
【0010】
【作用】この発明の請求項1における湿式処理装置の予
備循環濾過経路は、純水噴射ノズルによる処理槽の洗浄
時には、処理槽への流通が閉止された処理水を内部に循
環させる。
【0011】又、この発明の請求項2における湿式処理
装置の一方の予備循環濾過経路は、純水噴射ノズルによ
る処理槽の洗浄時には、処理槽への流通が閉止された処
理水を内部に循環させ、他方の予備循環濾過経路は、予
め処理液を加熱しながら循環させておき、他方の循環濾
過経路は、処理液交換時には一方の循環濾過経路に代わ
って、処理槽へ加熱された処理液を循環する。
【0012】又、この発明の請求項3における湿式処理
装置の予備循環濾過経路は、液体噴射ノズルによる処理
槽の洗浄時には、処理槽への流通が閉止された処理水を
内部に循環させる。
【0013】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。図1はこの発明の実施例1における湿式処理装置
の概略構成を示す図である。図において、図4に示す従
来装置と同様な部分は同一符号を付して説明を省略す
る。14は処理槽10の上部に設けられた純水噴射ノズ
ル、15は開閉バルブ16を介して各純水噴射ノズル1
4に接続され純水を供給するための純水供給ラインであ
る。
【0014】17は循環濾過経路5にフィルタ6および
循環ポンプ7と並列になるように接続された予備循環濾
過経路、18はこの予備循環濾過経路17の途中に接続
された処理液槽で、開閉バルブ9を介して接続される処
理液供給手段8から処理液が適宜供給される。19、2
0は循環濾過経路5の、予備循環濾過経路17との各接
続点a、bより内槽1側および外槽4側にそれぞれ接続
された第1および第2の開閉バルブ、21、22は各接
続点a、bと処理液槽18の両側との間にそれぞれ接続
される第3および第4の開閉バルブである。
【0015】次に、上記のように構成される実施例1に
おける湿式処理装置の動作について説明する。まず、開
閉バルブ11、12、16および第3、第4の開閉バル
ブ21、22を閉、又、第1および第2の開閉バルブ1
9、20は開の状態で、開閉バルブ9を開き処理液供給
手段8から所定量の処理液が処理液槽18内に供給され
る。そして、供給が完了すると開閉バルブ9は閉じら
れ、今度は第4の開閉バルブ22が開かれて、処理液槽
18内の処理液は循環ポンプ7の作用により循環濾過経
路5内の循環を開始し、処理槽10内にも処理液が充満
される。処理液槽18内が空になった時点で第4の開閉
バルブ22は閉じられる。
【0016】このように、処理液が循環濾過経路5内を
循環している状態で、半導体ウエハ2を内槽1内に投入
し所望の処理が行われる。そして、この処理が行われて
いる間に半導体ウエハ2の表面から洗い落とされた洗浄
汚物は、内槽1からオーバーフローする処理液と共に外
槽4側に流出されるが、その一部は内槽1内に残留して
内壁に付着する。したがって、所定の間隔をおいて内槽
1内に付着した洗浄汚物の洗浄を行う必要が生じる。
【0017】次いで、この洗浄汚物の洗浄動作について
説明する。まず、第1の開閉バルブ19を閉、第3の開
閉バルブ21を開の状態にそれぞれ切り替える。そうす
ると、処理液は第1の開閉バルブ19が閉じているため
に処理槽10側には流れず、予備循環濾過経路17側に
流れて処理液槽18内に貯溜されて行く。そして、循環
濾過経路5内の処理液の殆どが処理液槽18内に回収さ
れると、第2の開閉バルブ20を閉、第4の開閉バルブ
22を開の状態に切り替え、処理液は処理液槽18→第
4の開閉バルブ22→循環ポンプ7→フィルタ6→第3
の開閉バルブ21の順、すなわち予備循環濾過経路17
内を循環する。なお、この時点で処理槽10内は空の状
態になっている。
【0018】次に、開閉バルブ16を開にして純水供給
ライン15から純水を純水噴射ノズル14に供給し、空
になった内槽1の内壁に純水を噴射して内壁に付着した
洗浄汚物を洗い落とす。そして、全ての洗浄汚物が洗い
落とされると、開閉バルブ16を閉じて純水の噴射を停
止し、今度は開閉バルブ11、12を開にして、内、外
槽1、4の底部に溜まった純水を槽外に排液して、再び
開閉バルブ11、12は閉にする。この時、内壁から洗
い落とされた洗浄汚物も純水と共に槽外に洗い落とさ
れ、処理槽10内は清浄な状態となる。そして、第1お
よび第2の開閉バルブ19、20を開、第3の開閉バル
ブ21を閉の状態に切り替え、処理液の流れを再び予備
循環濾過経路17から循環濾過経路5に移して内槽1内
に処理液を充満させ、次の処理が開始される。
【0019】このように上記実施例1によれば予備循環
濾過経路17を設けて、処理槽10内の洗浄時には、処
理液の流れを循環濾過経路5からこの予備循環濾過経路
17に切り替え、予備循環経路17内を循環させること
によって処理槽10内を空にし、純水噴射ノズル14か
ら純水を噴出させることによって、内槽1の内壁に付着
する洗浄汚物を洗い落とすようにしているので、処理液
を無駄に排液することなく処理槽10内を清浄に保持
し、洗浄汚物が半導体ウエハ2の表面に付着するのを防
止することが可能な湿式処理装置を得ることができる。
【0020】実施例2.図2はこの発明の実施例2にお
ける高温の処理液を必要とする湿式処理装置の概略構成
を示す図である。図において、図1に示す実施例1の場
合と同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。2
3は循環ポンプ7と循環濾過経路5の予備循環濾過経路
17との接続点bの間に接続され、循環濾過経路5内を
循環する処理液を加熱する例えばヒータ等でなる処理液
加熱手段である。そして、本実施例では図2から明らか
なように、実施例1の場合と同様な循環系路30、40
が対で形成されており、処理液供給手段8は各開閉弁9
を介して各処理液槽18にそれぞれ接続されている。
【0021】次に、上記のように構成される実施例2に
おける湿式処理装置の動作について説明する。まず、循
環系路30側は実施例1の場合と同様に、開閉バルブ1
1、12、16および第3、第4の開閉バルブ21、2
2を閉、又、第1および第2の開閉バルブ19、20は
開の状態で、一方、循環系路40側は、開閉バルブ1
1、12、16、第1、第2の開閉バルブ19、20お
よび第3、第4の開閉バルブ21、22を全て閉の状態
で、両開閉バルブ9を開き処理液供給手段8から所定量
の処理液が両処理液槽18内に供給される。
【0022】そして、処理液の供給が完了すると両開閉
バルブ9は閉じられ、まず、循環系路30側では第4の
開閉バルブ22が開かれて、処理液槽18内の処理液は
ポンプ7の作用により循環濾過経路5内の循環を開始
し、処理槽10内にも処理液が充満され、処理液槽18
が空になった時点で第4の開閉バルブ22は閉じられ
る。一方、循環系路40側では上記動作と並行して、第
3および第4のバルブが開かれ、処理液槽18内の処理
液は循環ポンプ7の作用により予備循環濾過経路17内
の循環を開始するとともに、循環している間に処理液加
熱手段23により加熱され昇温する。
【0023】以下、実施例1の場合と同様に、半導体ウ
エハ2を内槽1内に順次投入して所望の処理が行われ、
内槽1の内壁に付着した洗浄汚物は、処理液の流れを予
備循環濾過経路17に取り込み処理槽10内を空にした
状態で、純水噴射ノズル14から噴射される純水によっ
て洗い落とされ、処理槽10内は清浄化される。そし
て、新たに処理槽10内に処理液を供給する場合、今度
は循環系路40側の第4の開閉バルブ22を閉じるとと
もに、第1および第2の開閉バルブ19、20を開き、
それまで予備循環濾過経路17内を循環していた処理液
の流れを循環濾過経路5側に移し、第1の開閉バルブ1
9を介して処理槽10内に循環させる。
【0024】このように上記実施例2によれば、一方の
循環系路30の循環濾過経路5で処理液を循環させて処
理槽10に供給している間に、他方の循環系路40の予
備循環濾過経路17で処理液を循環させながら予備加熱
しておき、処理槽10の清浄後、このようにして加熱さ
れた処理液を処理槽10内に供給するようにしているの
で、上記実施例1の場合と同様の効果が得られることは
勿論のこと、処理液の交換後直ちに処理を開始すること
が可能となりスループットの向上が図れる。又、予備循
環濾過経路17は密閉されているため、予備加熱されて
いる間の処理液の無駄な蒸発も防止することができる。
【0025】実施例3.図3はこの発明の実施例3にお
ける湿式処理装置の概略構成を示す図である。図におい
て、図1に示す実施例1の場合と同様な部分は同一符号
を付して説明を省略する。24は処理槽10の上部に設
けられた洗浄液噴射ノズル、25は開閉バルブ26を介
して各洗浄液噴射ノズル24に接続され、処理液供給手
段8から供給される処理液と同じ洗浄液を供給する洗浄
処理液供給手段である。
【0026】このように上記実施例3によれば、処理液
供給手段8から供給され半導体ウエハ2の処理に供され
る処理液と同様の洗浄液を、洗浄処理液供給手段25か
ら供給し洗浄液噴射ノズル24から噴射して、処理槽1
0内を洗浄するようにしているので、上記実施例1の場
合と同様の効果が得られることは勿論のこと、処理液と
洗浄液とが混合して処理に悪影響を与える等の恐れを防
止することができる。
【0027】実施例4.尚、上記実施例3によれば、洗
浄液として処理液と同様のものを用いた場合について説
明したが、これに限定されるものではなく、処理液と混
合しても処理に悪影響を及ぼさない性質の液体であれ
ば、いずれを用いても上記実施例3の場合と同様の効果
を得ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、一端が内槽に他端が外槽にそれぞれ連通して接続
された循環濾過経路と、この循環濾過経路に並列になる
ように接続され途中に処理液槽が接続された予備循環濾
過経路と、処理液槽に連通し処理液を供給する処理液供
給手段と、処理槽に設けられ内槽の内壁に純水を噴射し
て洗浄を行う純水噴射ノズルとを備え、純水噴射ノズル
による処理槽の洗浄時には、処理液が処理槽内を流通す
るのを閉止して、予備循環濾過経路内を循環させるよう
にしたので、処理液を無駄に排液することなく処理槽内
を清浄に保持し、洗浄汚物が半導体ウエハの表面に付着
するのを防止することが可能な湿式処理装置を提供する
ことができる。
【0029】又、この発明の請求項2によれば、一端が
内槽に他端が外槽にそれぞれ連通して接続された一対の
循環濾過経路と、各循環濾過経路に並列になるように接
続され途中に処理液槽が接続された一対の予備循環濾過
経路と、各循環濾過経路の各予備循環濾過経路との両接
続点間の所定の位置に設けられ循環される処理液を加熱
する処理液加熱手段と、各処理液槽に連通し上記処理液
を供給する処理液供給手段と、処理槽に設けられ内槽の
内壁に純水を噴射して洗浄を行う純水噴射ノズルとを備
え、純水噴射ノズルによる処理槽の洗浄時には、処理液
が処理槽内を流通するのを閉止して、いずれか一方の予
備循環濾過経路内を循環させるようにし、又、他方の予
備循環濾過経路内では予め処理液を加熱しながら循環さ
せておき、処理液交換時には一方の循環濾過経路に代わ
って、他方の循環濾過経路より処理槽内に処理液を循環
させるようにしたので、処理液を無駄に排液することな
く処理槽内を清浄に保持し、洗浄汚物が半導体ウエハの
表面に付着するのを防止することを可能にすることは勿
論のこと、処理液の交換後直ちに処理を開始することを
可能としスループットの向上が図れる湿式処理装置を提
供することができる。
【0030】又、この発明の請求項3によれば、一端が
内槽に他端が外槽にそれぞれ連通して接続された循環濾
過経路と、循環濾過経路に並列になるように接続され途
中に処理液槽が接続された予備循環濾過経路と、処理液
槽に連通し処理液を供給する処理液供給手段と、処理槽
に設けられ内槽の内壁に処理液と混合しても危険性のな
い液体を噴射して洗浄を行う液体噴射ノズルとを備え、
液体噴射ノズルによる処理槽の洗浄時には、処理液が処
理槽内を流通するのを閉止して、予備循環濾過経路内を
循環させるようにしたので、処理液を無駄に排液するこ
とはなく処理槽内を清浄に保持し、洗浄汚物が半導体ウ
エハの表面に付着するのを防止することを可能にするこ
とは勿論のこと、処理液と洗浄液とが混合して処理に悪
影響を与える等の恐れを防止することが可能な湿式処理
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1における湿式処理装置の概
略構成を示す図である。
【図2】この発明の実施例2における湿式処理装置の概
略構成を示す図である。
【図3】この発明の実施例3における湿式処理装置の概
略構成を示す図である。
【図4】従来の湿式処理装置の概略構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 内槽 2 半導体ウエハ 4 外槽 5 循環濾過経路 6 フィルタ 7 循環ポンプ(ポンプ) 8 処理液供給手段 9、11、12、16、26 開閉バルブ 10 処理槽 14 純水噴射ノズル 17 予備循環濾過経路 18 処理液槽 19 第1の開閉バルブ 20 第2の開閉バルブ 21 第3の開閉バルブ 22 第4の開閉バルブ 23 処理液加熱手段 24 洗浄液噴射ノズル 25 洗浄液供給手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハが投入される内槽およびこ
    の内槽を取り囲むように形成される外槽からなる処理槽
    と、一端が上記内槽に他端が上記外槽にそれぞれ連通し
    て接続された循環濾過経路と、上記循環濾過経路に並列
    になるように接続され途中に処理液槽が接続された予備
    循環濾過経路と、上記処理液槽に連通し処理液を供給す
    る処理液供給手段と、上記処理槽に設けられ上記内槽の
    内壁に純水を噴射して洗浄を行う純水噴射ノズルと、上
    記循環濾過経路の上記予備循環濾過経路との両接続点よ
    り上記内槽側および外槽側にそれぞれ接続され上記予備
    循環濾過経路作動中は閉止される第1および第2の開閉
    バルブと、上記予備循環濾過経路の上記循環濾過経路と
    の両接続点と上記処理液槽との間にそれぞれ接続され上
    記循環濾過経路作動中は閉止される第3および第4の開
    閉バルブとを備えたことを特徴とする湿式処理装置。
  2. 【請求項2】 半導体ウエハが投入される内槽およびこ
    の内槽を取り囲むように形成される外槽からなる処理槽
    と、一端が上記内槽に他端が上記外槽にそれぞれ連通し
    て接続された一対の循環濾過経路と、上記各循環濾過経
    路に並列になるように接続され途中に処理液槽が接続さ
    れた一対の予備循環濾過経路と、上記各循環濾過経路の
    上記各予備循環濾過経路との両接続点間の所定の位置に
    設けられ循環される処理液を加熱する処理液加熱手段
    と、上記各処理液槽に連通し上記処理液を供給する処理
    液供給手段と、上記処理槽に設けられ上記内槽の内壁に
    純水を噴射して洗浄を行う純水噴射ノズルと、上記各循
    環濾過経路の上記各予備循環濾過経路との両接続点より
    上記内槽側および外槽側にそれぞれ接続され上記各予備
    循環濾過経路作動中は閉止される第1および第2の開閉
    バルブと、上記各予備循環濾過経路の上記循環濾過経路
    との両接続点と上記各処理液槽との間にそれぞれ接続さ
    れ上記各循環濾過経路作動中は閉止される第3および第
    4の開閉バルブとを備えたことを特徴とする湿式処理装
    置。
  3. 【請求項3】 半導体ウエハが投入される内槽およびこ
    の内槽を取り囲むように形成される外槽からなる処理槽
    と、一端が上記内槽に他端が上記外槽にそれぞれ連通し
    て接続された循環濾過経路と、上記循環濾過経路に並列
    になるように接続され途中に処理液槽が接続された予備
    循環濾過経路と、上記処理液槽に連通し処理液を供給す
    る処理液供給手段と、上記処理槽に設けられ上記内槽の
    内壁に上記処理液と混合しても危険性のない液体を噴射
    して洗浄を行う液体噴射ノズルと、上記循環濾過経路の
    上記予備循環濾過経路との両接続点より上記内槽側およ
    び外槽側にそれぞれ接続され上記予備循環濾過経路作動
    中は閉止される第1および第2の開閉バルブと、上記予
    備循環濾過経路の上記循環濾過経路との両接続点と上記
    処理液槽との間にそれぞれ接続され上記循環濾過経路作
    動中は閉止される第3および第4の開閉バルブとを備え
    たことを特徴とする湿式処理装置。
JP25833793A 1993-10-15 1993-10-15 湿式処理装置 Pending JPH07115079A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100355869B1 (ko) * 1999-12-31 2002-10-12 아남반도체 주식회사 세정장치의 역세척장치
KR100486211B1 (ko) * 1997-09-18 2005-06-16 삼성전자주식회사 웨이퍼세정방법
KR101308276B1 (ko) * 2007-10-16 2013-09-13 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 처리액 공급 유닛, 액처리 장치, 처리액 공급 방법 및 기억매체
JP2018113362A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 株式会社デンソー ウェットエッチング装置
JP2020198352A (ja) * 2019-05-31 2020-12-10 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置、基板処理システム及び基板処理方法

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